JP2004237900A - ウエザストリップ - Google Patents

ウエザストリップ Download PDF

Info

Publication number
JP2004237900A
JP2004237900A JP2003030422A JP2003030422A JP2004237900A JP 2004237900 A JP2004237900 A JP 2004237900A JP 2003030422 A JP2003030422 A JP 2003030422A JP 2003030422 A JP2003030422 A JP 2003030422A JP 2004237900 A JP2004237900 A JP 2004237900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
weather strip
door
side wall
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003030422A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4360483B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kuzutani
弘志 葛谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2003030422A priority Critical patent/JP4360483B2/ja
Priority to DE102004064021A priority patent/DE102004064021B4/de
Priority to DE102004005257A priority patent/DE102004005257B4/de
Priority to US10/771,627 priority patent/US7097180B2/en
Publication of JP2004237900A publication Critical patent/JP2004237900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360483B2 publication Critical patent/JP4360483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】ウエザストリップのコーナー部におけるシール部のつぶれ変形を抑制し、生産性の向上を図ることのできるウエザストリップを提供する。
【解決手段】自動車用ドアのドア開口周縁のコーナー部分を含む全周にわたってウエザストリップ4が装着されている。ウエザストリップ4は、押出成形法によって成形され、断面略U字形のトリム部5及び中空状のシール部6を備える。トリム部5の車外側側壁部12の車外側面には、第1突出部24及び第2突出部25が車外側へ向けて延出形成され、シール部6の一方が第1突出部24の先端部に連接され、他方が第2突出部25の先端部に連接されている。そして、ウエザストリップ4の外周側、すなわちウエザストリップ4のコーナー部を成形する際において曲げ変形量がより大きくなる側にある第2突出部25は、その車外側側壁部12に沿った厚みW1及びその突出長hがシール部6の一般部の厚みTより大きくなっている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドア開口周縁に設けられるウエザストリップであって、特に中空状のシール部を有するウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等の車両のドア開口周縁にはウエザストリップが設けられる。図4に示すように、ウエザストリップ70は、ドア開口周縁のフランジ71に対し嵌め込まれることによって保持される断面略U字状のトリム部72と、該トリム部72から突出して設けられた中空状のシール部73とを備えている。そして、ドア閉時には、ドアの縁部にシール部73が圧接されることによって、ドアとボディとの間がシールされる。かかるウエザストリップ70は、ドア開口周縁に沿って形成されており、その多くの部分又は全周がいわゆる押出成形法によって成形されている。
【0003】
ところが、前記ドア開口周縁のコーナー部、特に曲がり角度がきつい箇所(角度がより小さく、鋭角状に曲げられる箇所)に対応して、ウエザストリップ70のコーナー部を成形する際、シール部73がつぶれ変形し、見切り線(シール部の外周縁線とトリム部の外周縁線)が2重に現れてしまう等といった不具合の発生するおそれがある。そのため、例えばシール部73の内部にパッドを挿入しつぶれ変形を防止したり(例えば、特許文献1参照。)、シール部73のコーナー部分を切り欠いてその部分を型成形したり、ウエザストリップ70のコーナー部分すべてを型成形したりするといった手段が講じられている。
【0004】
【特許文献1】
実用新案登録第2604441号公報 (第2、3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記パッドを利用する場合には、別途、パッドといった別部材が必要となり、生産コストの増大や製造工程の複雑化等といった不具合を生じるおそれがある。また、型成形する場合には、別工程が必要となり上記同様の不具合が生じるとともに、押出成形部分と型成形部分との品質的な差異が生じるため、見栄えが悪くなり外観品質の低下を招くおそれがある。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ウエザストリップのコーナー部におけるシール部のつぶれ変形を抑制し、生産性の向上を図ることのできるウエザストリップを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその効果】
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0008】
手段1.車両のドア開口周縁に装着され、車外側側壁部と車内側側壁部と、両側壁部を連結する連結部とからなる断面略U字状のトリム部と、
前記連結部と前記車外側側壁部の略境界部に位置する第1連接部、並びに、当該第1連接部よりも前記車外側側壁部の先端側に位置する第2連接部において連接され、前記トリム部より柔軟性を有するとともに、ドア閉時にドアの周縁に圧接される中空状のシール部とを備えたウエザストリップであって、
前記第2連接部において、前記トリム部の車外側側壁部から車外側へ向けて延出する突出部を設け、前記車外側側壁部の延出方向に沿った前記突出部の厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みより大きくしたことを特徴とするウエザストリップ。
【0009】
上記手段1によれば、ウエザストリップのコーナー部を成形する際に曲げ変形量がより大きくなる側のシール部の付け根部において、シール部より剛性を有するトリム部から上記突出部を延出形成し、その厚みを比較的厚くすることにより、コーナー部を成形する際におけるシール部のつぶれ変形を防止することができる。結果として、シール部内へのパッドの挿入やシール部の型成形等が不要となり、生産コストの削減や製造工程の簡素化等を図ることができる。さらに、押出成形部分と型成形部分との品質的な差異が生じず、又、シール部の変形度合いが低減されることに起因して外観品質の向上といった効果を奏する。また、上記構成では、ドア閉時にシール部が撓み変形した場合でも見切り線が2重に現れるといった不具合が起こりにくい。加えて、上記構成では、パッドの挿入に起因したドア閉時における撓み荷重の増加、すなわちシール部における反力の増加がなく、ドアの閉まり性に与える影響が少ない。なお、本願の突出部の基端部とは、車外側側壁の外面に対応する位置(図3におけるBの位置)、すなわち、側壁のトリム部における内面から側壁の肉厚分だけ離れた位置での部位を示す。また、後述する基端部の厚みは図3においてW1で表わすものであり、突出長はhで表わし、突出部の先端部の厚みはW2で表わす。また、シール部の厚みはTで表わす。
【0010】
手段2.前記突出部の基端部における厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上としたことを特徴とする手段1に記載のウエザストリップ。
【0011】
上記手段2によれば、手段1の作用効果がより高められる。なお、上記手段2において、「2倍以上とした」との記載を「2倍以上6倍以下とした」との記載に置き換えることも可能である。ウエザストリップのコーナー部を成形する際における曲げ変形量を小さくするには、シール部や上記突出部の剛性をより高くすればよいが、このようにするとドア閉時におけるシール部の撓み荷重が増加してしまう。すなわち、シール部の反力が大きくなり、ドアの閉まり性が低下するおそれがある。これに鑑み、前記突出部の基端部における厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上6倍以下の範囲内のものとすることにより、上記曲げ変形量、撓み荷重、シール性、及び、ドアの閉まり性等の関連性を考慮したバランスのとれたウエザストリップとなる。また、例えば前記突出部における内外両側面のうちの少なくとも一側面と、前記車外側側壁部の側面とが略直角に交わっている場合等には、前記突出部の基端部における厚みが前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上4倍以下となることがより好ましい。なお、2倍未満とした場合には、前記突出部に上記不具合を解消するための所望の剛性を与えることができなくなるおそれがある。また、あまりにも基部の厚みを厚くした場合(例えば6倍より大きくした場合)には、過度に剛性が高くなり、上記撓み荷重の増加等といった不具合が生じるおそれがある。
【0012】
手段3.前記突出部の基端部における厚みを、前記車外側側壁部における当該車外側側壁部の先端部から前記連結部との境界部までの長さの4分の1以上としたことを特徴とする手段1又は手段2に記載のウエザストリップ。
【0013】
上記手段3によれば、上記手段1、手段2の効果がさらに高められる。なお、上記手段2の効果において述べた理由で、上記手段3において「4分の1以上とした」との記載を「4分の1以上2分の1以下とした」との記載に置き換えることも可能である。また、例えば前記突出部における内外両側面のうちの少なくとも一側面と、前記車外側側壁部の側面とが略直角に交わっている場合等には、前記突出部の基端部における厚みが前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの4分の1以上3分の1以下となることがより好ましい。
【0014】
手段4.前記突出部の先端部における厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上としたことを特徴とする手段1乃至手段3のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0015】
上記手段4によれば、上記手段1乃至手段3の効果がさらに高められる。なお、上記手段2の効果において述べた理由で、上記手段4において「2倍以上とした」との記載を「2倍以上3倍以下とした」との記載に置き換えることも可能である。
【0016】
手段5.前記突出部の基端部から先端部までの突出長を、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みより大きくしたことを特徴とする手段1乃至手段4のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0017】
上記手段5によれば、上記手段1乃至手段4の効果がさらに高められる。
【0018】
手段6.前記突出長を、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上としたことを特徴とする手段5に記載のウエザストリップ。
【0019】
上記手段6によれば、上記手段5の効果がさらに高められる。なお、上記手段2の効果において述べた理由で、上記手段6において「2倍以上とした」との記載を「2倍以上4倍以下とした」との記載に置き換えることも可能である。
【0020】
手段7.前記突出部の断面積を、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みを2乗した面積の4倍以上としたことを特徴とする手段1乃至手段6のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0021】
上記手段7によれば、上記手段1乃至手段6の効果がさらに高められる。なお、上記手段2の効果において述べた理由で、上記手段7において「4倍以上とした」との記載を「4倍以上14倍以下とした」との記載に置き換えることも可能である。また、例えば前記突出部の内外両側面のうち少なくとも一側面と、前記車外側側壁部の側面とが略直角に交わっている場合等には、前記突出部の断面積が、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みを2乗した面積の4倍以上10倍以下となることがより好ましい。
【0022】
手段8.前記シール部の全体が、前記車外側側壁部の延出方向に対して、少なくとも前記第2連接部より前記第1連接部側に位置するように形成されていることを特徴とする手段1乃至手段7のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0023】
上記手段8によれば、曲げ変形量がより大きくなるウエザストリップのコーナー部の外周方向へシール部全体が第2連接部より突出しない構成、つまりシール部全体が第2連接部よりコーナー部の内周側に設けられている。従って、コーナー部に対応するシール部のつぶれ変形をより効果的に防止することができる。さらに、ドア閉時にシール部が撓み変形した場合でも見切り線が2重に現れるといった不具合がさらに起こりにくくなる。結果として、手段1乃至手段7の効果がさらに高められる。なお、上記手段8において、「前記シール部の全体が、前記車外側側壁部の延出方向に対して、少なくとも前記第2連接部より前記第1連接部側に位置するように形成されている」とあるのには、少なくとも、前記シール部のうちの第2連接部側すなわち前記ウエザストリップのコーナー部を成形する際に曲げ変形量がより大きくなる側の部位が、前記突出部の先端部から該突出部と連続するように延出し、かつ、車外側に向かうにつれ前記ドア開口周縁に装着されたウエザストリップの内周側へ向かうように傾斜した形状となることが含まれる。
【0024】
手段9.前記突出部の厚みが、基端部に向かうにつれ厚くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0025】
上記手段9によれば、上記手段2の効果でも述べたように、上記曲げ変形量、撓み荷重、シール性、及び、ドアの閉まり性の関連性を考慮したバランスのとれたウエザストリップとなる。
【0026】
手段10.前記トリム部はソリッドゴム製であることを特徴とする手段1乃至手段9のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0027】
手段11.前記シール部はスポンジゴム製であることを特徴とする手段1乃至手段10のいずれかに記載のウエザストリップ。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0029】
図1に示すように、車両としての自動車1の側方にはドア2が開閉可能に設けられ、ドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁にはウエザストリップ4が装着されている。図2に示すように、本実施の形態のウエザストリップ4は、全体として環状に形成され、全て押出成形法によって成形されている。
【0030】
図3に示すように、ウエザストリップ4はトリム部5及びシール部6を備えている。
【0031】
トリム部5は、車内側側壁部11、車外側側壁部12及び両側壁11,12を連結する断面湾曲形状をなす連結部13を備えており、全体として断面略U字状をなす。トリム部5は、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ソリッドゴムによって構成されており、その内部には金属製のインサート14が埋設されている。
【0032】
車外側側壁部12の内面(車内側面)にはトリム部5の内側(車内側)に向かって延びる複数の保持リップ部15が一体形成され、車内側側壁部11の内面(車外側面)にはトリム部5の内側(車外側)に向かって延びる保持リップ部16が一体形成されている。連結部13にはガーニッシュ等の内装品17の端部を覆うカバーリップ18が一体形成されている。
【0033】
また、ドア開口3周縁には、前記ボディのインナパネル21及びアウタパネル22が接合されることによりフランジ23が形成されており、このフランジ23にトリム部5が嵌め込まれることにより、ウエザストリップ4がドア開口3周縁に保持される。
【0034】
一方、シール部6は、前記車外側側壁部12の車外側に設けられ、EPDMスポンジゴムによって中空状に構成されている。そして、ドア2閉時には、シール部6にドア2の周縁が圧接されることで、ドア2と自動車1のボディとの間がシールされる。
【0035】
ここでシール部6及び車外側側壁部12の構成についてより詳しく説明する。車外側側壁部12の車外側面(図3のB及びその延長線参照)には、前記連結部13と車外側側壁部12の境界部近傍において第1突出部24が車外側に向けて延出形成され、車外側側壁部12の先端部において第2突出部25が車外側へ向けて延出形成されている。なお、第2突出部25が本実施の形態における突出部に相当する。
【0036】
シール部6は、断面略D字状に構成され、一方が第1突出部24の先端部に連接され、他方が第2突出部25の先端部に連接されている。そして、シール部6全体が、車外側側壁部12に沿った方向に対して、第2突出部25の位置より第1突出部24側すなわちウエザストリップ4の内周側に位置している。従って、第1突出部24との連接部が本実施の形態における第1連接部に相当し、第2突出部25との連接部が第2連接部に相当する。
【0037】
第2突出部25は、全体としてその基端部Bの厚みW1が先端部の厚みW2より厚くなった断面略台形状をなし、その外側面が車外側側壁部12の先端部から車外側に向かうにつれウエザストリップ4の内周側へ向かうように傾斜した断面略円弧状に形成され、シール部6の中空部26に面した側面が車外側側壁部12の車外側表面より連続するように断面略円弧状に形成されている。また、第2突出部25近傍におけるシール部6の外側面は、第2突出部25の外側面と連続するように、車外側に向かうにつれウエザストリップ4の内周側へ向かうように傾斜している。
【0038】
なお、本実施の形態では、車外側側壁部12に沿った第2突出部25の厚みW1,W2は、その基端部Bにおいて厚みW1が約7mm、先端部において厚みW2が約3mmとなっている。また、第2突出部25の基端部から先端部までの突出長hは約3.5mmとなっている。また、第2突出部25の断面積は約17.5平方ミリメートルとなっている。なお、前記基端部Bの厚みW1は、車外側側壁部12におけるその先端部から連結部13との境界部までの長さ約14mmの約2分の1の大きさとなっている。
【0039】
また、シール部6の厚みTは、一般部すなわち第1突出部24から第2突出部25やや手前付近までの範囲(ドア2の周縁と圧接する部分及びその近傍を含む)において、約1.2mmとなっている。
【0040】
なお、上記第2突出部25の厚み、突出長及び断面積は、ウエザストリップ4のコーナー部における曲げ変形量、ドア2閉時におけるシール部6の撓み荷重、シール性、及び、ドア2の閉まり性等の関連性を考慮した値となっている。もちろん、シール部6の厚み(T)との関連性や、第2突出部25の各部の厚み(W1,W2)、突出長(h)及び断面積の関連性も考慮されており、例えばシール部6の厚みが変われば第2突出部25の厚みもより適切な値に変化させ、突出長(h)が変われば第2突出部25の各部の厚み(W1,W2)をより適切な値に変化させる。
【0041】
以上詳述したように、ウエザストリップ4の外周側、すなわちウエザストリップ4のコーナー部を成形する際において曲げ変形量がより大きくなる側におけるシール部6と車外側側壁部12との連接部において、シール部6よりも剛性を持つトリム部5から上記第2突出部25が延出形成されるとともに、車外側側壁部12に沿った第2突出部25の厚みW1及びその突出長hがシール部6の一般部の厚みTより大きくなっている。具体的には、第2突出部25の厚みが、その基端部(W1)においてシール部6の一般部の厚みTの約6倍、その先端部(W2)において約3倍弱となっている。また、第2突出部25の突出長(h)がシール部6の一般部の厚み(T)の約3倍の大きさとなっている。
【0042】
このため、特に曲がり角度がきついドア開口3周縁のコーナー部(本実施の形態ではセンターピラー部とルーフサイド部とによって形成されるコーナー部)に対応したウエザストリップ4のコーナー部4a(図2参照)を成形する際でも、シール部6のつぶれ変形を防止することができる。結果として、シール部内へのパッドの挿入やシール部の型成形等が不要となり、生産コストの削減や製造工程の簡素化等を図ることができる。さらに、押出成形部分と型成形部分との品質的な差異が生じず、又、シール部6の変形度合いが低減されることに起因して外観品質の向上といった効果を奏する。また、上記構成では、シール部6が撓み変形した場合でも見切り線が2重に現れるといった不具合が起こりにくい。加えて、上記構成では、パッドの挿入に起因したドア2閉時における撓み荷重の増加、すなわちシール部6における反力の増加がなく、ドア2の閉まり性に与える影響が少ない。
【0043】
また、シール部6は、断面略D字状に構成され、その全体が車外側側壁部12に沿った方向に対して、第2突出部25の位置よりウエザストリップ4の内周側に位置している。すなわち、曲げ変形量がより大きくなるウエザストリップ4の外周方向へシール部6全体が第2突出部25より突出しないような構成となっている。この構成により、ウエザストリップ4のコーナー部を成形する際におけるシール部6のつぶれ変形をより効果的に防止することができる。さらに、シール部6が撓み変形した場合でも見切り線が2重に現れるといった不具合がさらに起こりにくくなる。なお、上記つぶれ変形を防止する手段としては、中空状のシール部内にブリッジを設けることが考えられるが、ブリッジを設ける場合、シール部内に中空部が複数できるため成形作業が難しくかつ手間がかかる。また、ブリッジを設けることで、シール部の表面には見切り線が現れ見栄えが悪くなるとともに、シール部の反力が強まりドアの閉まり性が低下するといった問題が生じる。このような不具合の発生を、本実施の形態におけるウエザストリップ4では極力防止することができ、かつ、生産性の向上が図られている。
【0044】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0045】
(a)上記実施の形態では、(サイドフロント)ドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁に設けられるウエザストリップ4について具体化しているが、リヤドア、バックドア、ラッゲージドア(トランクリッド)、ルーフドア(スライディングルーフパネル)等の他のドアの開口周縁に設けられるウエザストリップについて適用することも可能である。
【0046】
(b)第2突出部25の基端部Bにおける厚みW1は、上記実施の形態に限られるものではなく、少なくともシール部6の一般部の厚みTより大きければよい。但し、第2突出部25に所定の剛性を持たせ、ウエザストリップ4のコーナー部を成形する際におけるシール部6の曲げ変形量を小さくすることを考慮すると、第2突出部25の基端部Bにおける厚みW1が、シール部6の一般部の厚みTの2倍以上となることが望ましい。さらに、ウエザストリップ4のコーナー部における曲げ変形量、ドア2閉時におけるシール部6の撓み荷重、シール性、及び、ドア2の閉まり性等の関連性、シール部6の厚みTとの関連性や、第2突出部25の各部の厚みW1,W2、突出長h及び断面積の関連性を考慮すると、第2突出部25の基端部Bにおける厚みW1を、シール部6の一般部の厚みTの2倍以上6倍以下とすることがより望ましい。また、例えば第2突出部25の車外側の側面及び中空部26側の側面のうち少なくとも一側面と、車外側側壁部12の側面とが略直角に交わるように構成した場合には、第2突出部25の基端部Bにおける厚みW1がシール部6の一般部の厚みTの2倍以上4倍以下となることがより好ましい。
【0047】
また、上記同様の理由で、第2突出部25の基端部Bにおける厚みW1を、車外側側壁部12におけるその先端部から連結部13との境界部までの長さの4分の1以上とすることが望ましく、さらには前記長さの4分の1以上2分の1以下とすることがより望ましい。また、上記同様に第2突出部25の側面と、車外側側壁部12の側面とが略直角に交わっている場合には、シール部6の一般部の厚みTの4分の1以上3分の1以下となることがより好ましい。
【0048】
(c)第2突出部25の先端部における厚みW2は、上記実施の形態に限られるものではなく、少なくともシール部6の一般部の厚みTより大きければよい。さらに、上記(b)で述べた同様の理由から、第2突出部25の先端部における厚みW2を、シール部6の一般部の厚みTの2倍以上とすることが望ましく、さらにはシール部6の一般部の厚みTの2倍以上3倍以下とすることがより望ましい。
【0049】
(d)第2突出部25の基端部Bから先端部までの突出長hは、上記実施の形態に限られるものではなく、少なくともシール部6の一般部の厚みTより大きければよい。さらに、上記(b)で述べた同様の理由から、第2突出部25の突出長hを、シール部6の一般部の厚みTの2倍以上とすることが望ましく、さらにはシール部6の一般部の厚みTの2倍以上4倍以下とすることがより望ましい。
【0050】
(e)第2突出部25の断面積は、上記実施の形態に限られるものではなく、上記(b)で述べた同様の理由から、少なくともシール部6の一般部の厚みTを2乗した面積の4倍以上となることが望ましく、さらにはシール部6の一般部の厚みTを2乗した面積の4倍以上14倍以下となることがより望ましい。また、上述したように第2突出部25の側面と、車外側側壁部12の側面とが略直角に交わっている場合には、シール部6の一般部の厚みを2乗した面積の4倍以上10倍以下となることがより好ましい。
【0051】
(f)上記実施の形態では、ウエザストリップ4を構成する素材としてEPDMを例示しているが、IR(イソプレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよい。また、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、或いは軟質のポリ塩化ビニル等のゴム状弾性を有する他の弾性材料により構成してもよい。
【0052】
(g)上記実施の形態では、ウエザストリップ4がドア開口3周縁の全周にわたって取付けられているが、必ずしも全周でなくてもよく、例えば部分的に取付けられるウエザストリップであってもよい。また、直線状部分において、型成形部によって連結して環状にしてもよい。すなわち、部分的に型成形部を備えていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車を示す斜視図である。
【図2】一実施の形態におけるウエザストリップを示す正面図である。
【図3】ウエザストリップを示す図2のJ−J線断面図である。
【図4】従来のウエザストリップを示す断面図である。
【符号の説明】
1…車両としての自動車、2…ドア、3…ドア開口、4…ウエザストリップ、5…トリム部、6…シール部、11…車内側側壁部、12…車外側側壁部、13…連結部、24…第1突出部、25…突出部としての第2突出部。

Claims (8)

  1. 車両のドア開口周縁に装着され、車外側側壁部と車内側側壁部と、両側壁部を連結する連結部とからなる断面略U字状のトリム部と、
    前記連結部と前記車外側側壁部の略境界部に位置する第1連接部、並びに、当該第1連接部よりも前記車外側側壁部の先端側に位置する第2連接部において連接され、前記トリム部より柔軟性を有するとともに、ドア閉時にドアの周縁に圧接される中空状のシール部とを備えたウエザストリップであって、
    前記第2連接部において、前記トリム部の車外側側壁部から車外側へ向けて延出する突出部を設け、前記車外側側壁部の延出方向に沿った前記突出部の厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みより大きくしたことを特徴とするウエザストリップ。
  2. 前記突出部の基端部における厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上としたことを特徴とする請求項1に記載のウエザストリップ。
  3. 前記突出部の基端部における厚みを、前記車外側側壁部における当該車外側側壁部の先端部から前記連結部との境界部までの長さの4分の1以上としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウエザストリップ。
  4. 前記突出部の先端部における厚みを、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のウエザストリップ。
  5. 前記突出部の基端部から先端部までの突出長を、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みより大きくしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のウエザストリップ。
  6. 前記突出長を、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みの2倍以上としたことを特徴とする請求項5に記載のウエザストリップ。
  7. 前記突出部の断面積を、前記ドア周縁と圧接する部分における前記シール部の厚みを2乗した面積の4倍以上としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のウエザストリップ。
  8. 前記シール部の全体が、前記車外側側壁部の延出方向に対して、少なくとも前記第2連接部より前記第1連接部側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のウエザストリップ。
JP2003030422A 2003-02-07 2003-02-07 ウエザストリップ Expired - Fee Related JP4360483B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003030422A JP4360483B2 (ja) 2003-02-07 2003-02-07 ウエザストリップ
DE102004064021A DE102004064021B4 (de) 2003-02-07 2004-02-03 Dichtungsstreifen
DE102004005257A DE102004005257B4 (de) 2003-02-07 2004-02-03 Dichtungsstreifen
US10/771,627 US7097180B2 (en) 2003-02-07 2004-02-05 Weather strip

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003030422A JP4360483B2 (ja) 2003-02-07 2003-02-07 ウエザストリップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004237900A true JP2004237900A (ja) 2004-08-26
JP4360483B2 JP4360483B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=32957315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003030422A Expired - Fee Related JP4360483B2 (ja) 2003-02-07 2003-02-07 ウエザストリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4360483B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012081854A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Nishikawa Rubber Co Ltd オープニングシール
US8402696B2 (en) 2007-03-15 2013-03-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8402696B2 (en) 2007-03-15 2013-03-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Weather strip
JP2012081854A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Nishikawa Rubber Co Ltd オープニングシール

Also Published As

Publication number Publication date
JP4360483B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7685777B2 (en) Weather strip for motor vehicle
US8646214B2 (en) Weather strip
US8745927B2 (en) Weatherstrip attachable to edge of opening portion in vehicle body
US7097180B2 (en) Weather strip
JP2008254720A (ja) ウエザストリップ
JP2004237900A (ja) ウエザストリップ
JP4228711B2 (ja) ウエザストリップ
JP4224764B2 (ja) オープニングトリムウエザストリップ
JP2008207692A (ja) ウエザストリップ
JP3876866B2 (ja) オープニングトリム
JP3551730B2 (ja) オープニングトリム
JP3680508B2 (ja) オープニングトリム
JP5239790B2 (ja) ウエザストリップ
JP2010228723A (ja) ウエザストリップ
JP3707344B2 (ja) トリム及びシール部品
JP2004098888A (ja) ウエザストリップの取付構造
JP3132639B2 (ja) 車両用ドアガラスラン
JP4110574B2 (ja) 自動車用オープニングトリムウエザストリップ
JP2004322948A (ja) 自動車用オープニングトリムウエザストリップ
JP3810649B2 (ja) 自動車用オープニングウエザストリップ
JP2004322952A (ja) 自動車用オープニングトリムウエザストリップ
JP2005088809A (ja) 自動車用オープニングトリムウエザストリップ
JP2023146745A (ja) 自動車用シール材
JP3931864B2 (ja) オープニングトリムの製造方法
JP2006143158A (ja) ウエザストリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071017

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071026

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090609

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4360483

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees