JP2004238062A - 副容器を備えた容器蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】副容器(6)を備えた容器蓋(2)を改良して、衛生性等の特性を低下せしめることなく、従来の容器蓋に比べて相当安価に製造することができ、そしてまた副容器の一部を充分容易に且つ円滑に破断することができるようになす。
【解決手段】蓋本体(4)、内容物(5)を収容する副容器(6)、及び副容器(6)内に収容されている内容物(50)を流下せしめるために副容器(6)の一部を破断するための駆動器(8)を夫々別個に形成し、所要とおりに組み合わせることによって容器蓋(2)を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容物を収容した副容器を備えた容器蓋、更に詳しくは、容器本体に収容された内容物を消費する際に、容器蓋に装備された副容器に収容されている内容物を容器本体内に流下せしめて容器本体内に収容されている内容物に混合することができる容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、容器本体内に収容されている内容物が焼酎等のアルコール飲料である場合、かかる内容物を消費する際にレモン果汁の如き添加物を混合する、或いは容器本体内に収容されている内容物がコーヒである場合、かかる内容物を消費する際にミルクの如き添加物を混合する、ことが望まれることが少なくない。かような要望に鑑み、従来から、添加すべき内容物を収容した副容器を容器蓋に装備し、容器本体内に収容されている内容物を消費する際には、副容器の一部を破断せしめ副容器内に収容されている内容物を容器本体内に流下せしめて容器本体内に収容されている内容物に混合することができるように構成することが提案されている。かような副容器を備えた容器蓋を開示した先行文献としては下記特許文献1及び特許文献2を挙げることができる。
【0003】
下記特許文献1に開示されている容器蓋は、全体として有底円筒形状である器体とこの器体に装着されその上面を閉じる上蓋部材とから構成されている。器体と上蓋部材とは協働して副容器を規定している。器体の底壁には破断可能ラインが形成されている。上蓋部材の中央部には下方に逆円錐形状に突出せしられた突出部が形成されている。容器の口頸部に容器蓋を装着した状態において、上蓋部材の中央部を押圧して下降せしめると、上蓋部材の突出部が器体の底壁に作用してそこに形成されている破断可能ラインを破断せしめ、かくして副容器内に収容されている内容物が容器内に流下せしめられる。
【0004】
下記特許文献2に開示されている容器蓋も、有底円筒形状である器体とこの器体に装着されその上面を閉じる上蓋部材とを含んでおり、器体と上蓋部材とは協働して副容器を規定している。器体の底壁には破断可能ラインが形成されている。上蓋部材の内面中央部には下方に延びる棒状部材が固定されている。容器の口頸部に容器蓋を装着した状態において、上蓋部材の中央部を押圧せしめると、上蓋部材の内面に固定されている棒状部材が下降せしめられ、器体の底壁に作用してそこに形成されている破断可能ラインを破断せしめ、かくして副容器内に収容されている内容物が容器内に流下せしめられる。
【0005】
【特許文献1】
実公平2−1266号公報
【特許文献2】
特公平5−85416号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
而して、上記特許文献1に開示されている容器蓋には、副容器の上面を規定している上蓋部材の一部から規定されている突出部、従って必然的に比較的肉薄である中空の逆円錐形状の突出部を、器体の底壁に作用せしめて底壁の破断可能ラインを破断せしめんとしている故に、器体の底壁の破断が必ずしも容易且つ円滑に遂行され得ない、という問題がある。
【0007】
一方、上記特許文献2に開示された容器蓋においては、上蓋部材の内面中央部に、上蓋部材とは別個の形成した棒状部材を固定し、この棒状部材を器体の底壁に作用せしめている。従って、器体の底壁を充分容易に且つ円滑に破断せしめることができる。しかしながら、棒状部材が副容器内に位置し、従って副容器名に収容される内容物に棒状部材が直接浸漬せしめられ、棒状部材についても殺菌処理等の衛生上の注意を払うことが必要であり、副容器への内容物の充填及び密封工程が比較的煩雑であり、これに起因して製造コストが比較的高価になる、という問題がある。
【0008】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、衛生性等の特性を低下せしめることなく、従来の容器蓋に比べて相当安価に製造することができ、そしてまた副容器の一部を充分容易且つ円滑に破断することができる、新規且つ改良された副容器を備えた容器蓋を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、鋭意検討の結果、蓋本体、内容物を収容する副容器、及び副容器内に収容されている内容物を流下せしめるために副容器の一部を破断するための駆動器を夫々別個に形成し、所要とおりに組み合わせることによって上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
【0010】
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成することができる容器蓋として、蓋本体、副容器及び駆動器から構成され、
該蓋本体は環状天面壁と、該天面壁の外周縁から垂下する筒状スカート壁と、該環状天面壁の内周縁から垂下する筒状内筒壁と、該内筒壁の下端を閉じる底壁とを有し、該底壁の少なくとも一部は破断可能であり、
該副容器は上壁及び該上壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する器体と、該器体の該筒状側壁の下端に固定され、該器体の下面を閉じる閉鎖部材とから構成されており、該蓋本体の該内筒壁と該底壁とによって規定される凹所内に収容され、該器体と該閉鎖部材とによって規定される空間には内容物が収容され、該器体の該上壁には下方に逆錘形状に突出せしめられた逆錘形状突出部が形成されており、これによって該上壁の上面には逆錘形状凹部が規定されており、該閉鎖部材の少なくとも一部は破断可能であり、
該駆動器は、該副容器の該器体の該上壁の上面に規定されている該逆錘形状凹部内に進入せしめられた突起を有し、
該突起を下降せしめると、これに付随して該副容器の該器体の該上壁に形成されている該逆錘形状突出部が下降され、該逆錘形状突出部が該副容器の該閉鎖部材に作用して該閉鎖部材を破断せしめると共に、該蓋本体の該底壁に作用して該底壁を破断し、該副容器に収容されている内容物が該閉鎖部材の破断によって形成された開口及び該底壁の破断によって形成された開口を通して流下せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
【0011】
好ましくは、該蓋本体の該内筒壁の内周面下端部には半径方向内方に突出する係止突条が形成されており、該副容器の該器体の該側壁の外周面下端には半径方向外方に突出する環状フランジが形成されており、該係止突条を弾性的に乗り越えて該フランジを下方に移動せしめることによって、該凹所内に該副容器が係止せしめられる。該副容器の該器体の該上壁には環状溝が形成されており、該環状溝が弾性的に変形されることによって該逆錘形状突出部の下降が助長されるのが好適である。好適実施形態においては、該駆動器は平板壁を有し、該平板壁には環状破断可能ラインが形成されており、該突起は該平板壁の下面における該環状破断可能ライン内から下方に突出せしめられており、該突起を下降せしめる際には該環状破断可能ラインが破断せしめられる。該蓋本体の該内筒壁の内周面上端部には係止突条が形成されており、該駆動器の該平板壁の外周面には被係止突条が形成されており、該係止突条を弾性的に乗り越えて該被係止突条を下方に移動せしめることによって、該蓋本体の該天面壁の内周縁内に該駆動器が係止せしめられるのが好適である。好ましくは、該駆動器には該平板壁の下面から垂下する垂下筒が形成されており、該垂下筒の下端は該副容器の該側壁の外周面下端から半径方向外方に突出する環状フランジに当接乃至近接せしめられる。該副容器の該逆錘形状突出部と該駆動器の該突起とは円錐形状でよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0013】
図1を参照して説明すると、本発明に従って構成された、全体を番号2で示す容器蓋は、夫々別個に形成された蓋本体4、副容器6及び駆動器8から構成されている。
【0014】
ポリプロピレン及びポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出成形或いは圧縮成形することができる蓋本体4は、環状天面壁10と、この天面壁10の外周縁から垂下する略円筒形状のスカート壁12と、天面壁10の内周縁から垂下する略円筒形状の内筒壁14と、内筒壁14の下端を閉じる円形底壁16とを有する。天面壁10の下面には下方に垂下する円筒形状のシール片18とこのシール片18の外側に位置する環状シール突条20が形成されている。スカート壁12の内周面における軸線方向中間部には下方を向いた環状肩面22が形成されており、かかる肩面22の下方には雌螺条24が形成されている。内筒壁14は天面壁10の内周縁から略鉛直に若干だけ下方に垂下し、次いで略水平に若干だけ半径方向内方に延び、しかる後に略鉛直に下方に垂下している。従って、内筒壁14の内周面上端部には上方を向いた環状肩面26が形成されている。内筒壁14の内周面には、更に、肩面26の上方に位置する環状係止突条28が形成されている。周方向に連続して延在する環状係止突条28に代えて、所望ならば周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の係止突条を形成することもできる。内筒壁14の内周面下端部には周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個の弧状係止突条30が形成されている。係止突条30の各々は内筒壁14の内周面から半径方向に突出せしめられている。所望ならば、周方向に連続して延びる環状係止突条を形成することもできる。内筒壁14の下端を閉じている底壁16は、その少なくとも一部が破断可能であることが重要である。図示の実施形態においては、底壁16の円形中央領域は肉厚が相当薄くせしめられており、後述するとおりにして充分容易に破断され得る破断領域32にせしめられている。底壁16の一部の肉厚を低減せしめることに代えて或いはこれに加えて、底壁16に適宜の形状の薄肉破断ライン、例えば中央円形部とこの中央円形部から半径方向に延びる付加部とを含む鍵穴形状の破断領域を規定する形態、更に上記鍵穴形状における中央円形部から放射状に延びる複数個の薄肉破断ラインを含む形態、或いは中心で交差する放射状に延びる複数個の薄肉破断ラインを含む形態、の薄肉破断ラインを形成することもできる。また、所望ならば、底壁16の少なくとも一部を、蓋本体4の主部とは別個に形成され蓋本体4の主部に接着或いは溶着せしめられる、容易に破断することができる薄いフィルム又はシート、例えばアルミニウム箔に合成樹脂フィルムを積層せしめた積層フィルム又はシートから形成することもできる。この場合、例えば底壁16の中央部に開口を形成し、底壁16の上面又は下面にフィルム又はシートを接着或いは溶着して上記開口を塞ぐことができる。
【0015】
図1を参照して説明を続けると、副容器6は器体34と閉鎖部材36とから構成されている。器体34は上壁38とこの上壁38の周縁から垂下する円筒形状の側壁40とを有する。上壁38の周縁部には環状溝42が形成されている。環状溝42よりも幾分半径方向内側において、上壁38は略鉛直に若干下方に垂下し、次いで実質上水平に延びており、上方に向いた環状肩面44が形成されている。肩面44よりも半径方向内側においては、上壁38は下方に逆錐形状に突出せしめられていて逆錐形状突出部46が形成されている。副容器6の上面には逆錘形状凹部が規定されている。逆錘形状突出部46は略逆多角錘形状でもよいが略逆円錐形状であるのが好都合である。側壁40の下端には半径方向外方に突出する環状フランジ48が形成されている。少なくとも一部は破断可能であることが重要である閉鎖部材36は円形状であり、器体34の環状フランジ48の下面に接着或いは溶着され、器体34の下面を閉じる。器体34と閉鎖部材36とによって規定される閉じられた空間内には、例えばレモン汁の如き添加物である内容物50が収容されている。かような副容器6は次のとおりにして好都合に製造することができる。最初に、ポリプロピレン及びポリエチレンの如き適宜の合成樹脂シートに圧空成形或いは圧空及び真空成形を加えて、器体34を図示の状態に対して倒立せしめた状態に対応する器体形状部を所定間隔をおいて多数形成する。次いで、形成した器体形状部の各々に内容物50を充填する。しかる後に、多数の器体形状部に跨がって延在するフィルム又はシートを多数の器体形状部が形成されている合成樹脂シートの上面に接着或いは融着する。フィルム又はシートは、例えばアルミニウム箔に合成樹脂フィルムを積層せしめたフィルム又はシートでよい。次いで、器体形状部の各々の周囲において合成樹脂シート及びこれに接着又は溶着されたフィルム乃至シートを切断し、かくして副容器6を製造する。
【0016】
ポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂から射出成形或いは圧縮成形することができる駆動器8は、略円形状の平板壁52を有する。平板壁52の中央領域は周縁領域に対して幾分下方に変位せしめられており、両者間には肉厚が低減せしめられた環状破断可能ライン54が形成されている。平板壁52の中央領域の下面には、下方に突出する突起56が形成されている。かかる突起56は、副容器6の上壁38に形成されている逆錐形状突出部46と実質上同一である略逆円錐形状でよい。所望ならば、略逆円錐形状の突起56に代えて、横断面形状が十字状であり下端部が漸次先細にせしめられた形状等の突起を形成することもできる。平板壁52の中央領域の上面には皿状凹部58が形成されている。平板壁52の外周面には環状被係止突条60が形成されている。更に、平板壁52の周縁領域の下面には、略鉛直に垂下する円筒形状の垂下筒62が形成されている。
【0017】
図1と共に図2を参照して説明を続けると、蓋本体4における内筒壁14と底壁16とによって規定されている断面形状が略円形の凹所内に副容器6が収容される。副容器6の器体34の下端に形成されている環状フランジ48は、蓋本体4の内筒壁14の内周面下端部に形成されている係止突条30を弾性的に乗り越えて下方に移動せしめられ、これによって上記凹所内に副容器6が係止せしめられる。駆動器8は副容器6に被嵌される。更に詳しくは、駆動器8の突起56は副容器6の上壁38の上面に規定されている逆錐形状凹部内に進入せしめられ、突起56の先端は逆錘形状突出部46の下端に近接乃至接触せしめられる。駆動器8の垂下筒62は、蓋本体4の内筒壁14と副容器6の器体34の側壁40との間に挿入され、垂下筒62の下端は器体34の環状フランジ48の上面に当接乃至近接せしめられる。駆動器8の平板壁52の外周面に形成されている環状被係止突条60は蓋本体4の内筒壁14の内周面上端部に形成されている係止突条28を弾性的に乗り越えて下方に移動せしめられ、これによって蓋本体4の天面壁10の内周縁内に駆動器8が係止せしめられる。駆動器8の平板壁52の下面外周縁部は蓋本体4の内筒壁14の内周面上端部に規定されている肩面26に当接せしめられる。駆動器8の平板壁52における環状破断可能ライン54よりも内側の領域の下面と、副容器6の上壁38の上面に規定されている肩面44との間には、若干の間隙が存在するのが好適である。蓋本体4の天面壁10の上面と駆動器8の平板壁52の上面外周部(即ち環状破断可能ライン54よりも外側の領域の上面)とは実質上同一平面をなすのが好適である。
【0018】
図2を参照して説明すると、蓋本体4、副容器6及び駆動器8を上述したとおりに組み合わせて構成される容器蓋2は、ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂或いはガラスから形成することができる容器本体64の口頸部66に装着される。口頸部66は上面が開口された円筒形状であり、その外周面には雄螺条68とその下方に位置する係止リング70が形成されている。容器蓋2は、口頸部66に被嵌して閉方向(即ち図2において上方から見て時計方向)に回転せしめ、蓋本体4のスカート壁12に形成されている雌螺条24を口頸部66に形成されている雄螺条68に螺合せしめることによって、口頸部66に装着される。口頸部66に容器蓋2を所要とおりに装着すると、蓋本体4の天面壁10の下面に配設されているシール片18及びシール突条20が夫々口頸部66の内周面及び上面に密接せしめられ、かくして口頸部66が密封される。図示の実施形態においては、口頸部66に容器蓋2を装着した後に、更に、円形天面壁とこの天面部の周縁から垂下する円筒形スカート壁とを有するカバーフィルム72が、口頸部66及びこれに装着された容器蓋2に被嵌され、そしてかかるカバーフィルム72が加熱され収縮され、そのスカート壁の下端部が口頸部66の係止リング70に係止せしめられる。
【0019】
容器本体64内に収容されている内容物、例えばアルコール飲料(図示していない)、を消費する際には、最初に、カバーフィルム72を破断して除去し、容器蓋2を露呈せしめる。次いで、駆動器8の平板壁52の上面に指を当接せしめて下方に押圧する。かくすると、図3に図示する如く、平板壁52に配設されている環状破断可能ライン54が破断され、駆動器8における環状破断可能ライン54よりも半径方向内側の部分が下降せしめられる。そして、駆動器8の突起56及び平板壁52の内側領域(即ち環状破断可能ライン54よりも内側の領域)が下降されると、これらが副容器6における逆錘形状突出部46及び上壁38に作用することによって副容器6の逆錘形状突出部46も下降される。この際には、上壁38に形成されている環状溝42が延ばされ、これによって逆錘形状突出部46の下降が助長される。下降される逆錘形状突出部46は、副容器6の閉鎖部材36の中央部に作用してこれを破断し、そしてまた蓋本体4の底壁16の破断領域32に作用してこれを破断する。かくして、副容器6に収容されていた内容物が破断された閉鎖部材36及び底壁14の破断領域32を通して容器本体64内に流下せしめられ、容器本体64内に収容されている内容物に混入される。閉鎖部材36及び底壁14の破断領域32の破断は、駆動器8の突起56によって直接的に遂行されるのではなくて、副容器6の上壁38に形成されている逆錘形状突出部46を介して遂行され、副容器6に収容されている内容物50に駆動器8が接触せしめられることはない。従って、完全に密封されていない駆動器8に幾分かの埃等が付着したとしても、これによって衛生上の問題が発生することはない。副容器6内に収容されていた内容物50を容器本体64内の内容物に混合せしめた後においては、蓋本体4を開方向、即ち図3において上方から見て半時方向、に回転せしめて容器蓋2の全体を容器本体64の口頸部66から離脱して口頸部66を開封し、容器本体64内の内容物を消費すればよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明に従って構成された、副容器を備えた容器蓋は、衛生性等の特性を低下せしめることなく、従来の容器蓋に比べて相当安価に製造することができ、そしてまた副容器の一部を充分容易且つ円滑に破断して副容器内に収容されている内容物を容器内に流下せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された容器蓋の好適実施形態を、分解した状態で一部を断面で示す正面図。
【図2】図1の容器蓋を容器本体の口頸部に装着した状態を、一部を断面で示す正面図。
【図3】図2に示す容器本体及びこれに装着された容器蓋を、容器蓋を操作して副容器に収容されていた内容物を容器本体内に流下せしめた状態で、一部を断面で示す正面図。
【符号の説明】
2:容器蓋
4:蓋本体
6:副容器
8:駆動器
10:蓋本体の天面壁
12:蓋本体のスカート壁
14:蓋本体の内筒壁
16:蓋本体の底壁
28:蓋本体の係止突条
30:蓋本体の係止突条
34:副容器の器体
36:副容器の閉鎖部材
38:器体の上壁
40:器体の側壁
46:器体の逆錘形状突出部
48:器体のフランジ
50:副容器の内容物
52:駆動器の平板壁
54:駆動器の破断可能ライン
56:駆動器の突起
60:駆動器の被係止突条
62:駆動器の垂下筒
64:容器本体
66:容器本体の口頸部

Claims (7)

  1. 蓋本体、副容器及び駆動器から構成され、
    該蓋本体は環状天面壁と、該天面壁の外周縁から垂下する筒状スカート壁と、該環状天面壁の内周縁から垂下する筒状内筒壁と、該内筒壁の下端を閉じる底壁とを有し、該底壁の少なくとも一部は破断可能であり、
    該副容器は上壁及び該上壁の周縁から垂下する筒状側壁を有する器体と、該器体の該筒状側壁の下端に固定され、該器体の下面を閉じる閉鎖部材とから構成されており、該蓋本体の該内筒壁と該底壁とによって規定される凹所内に収容され、該器体と該閉鎖部材とによって規定される空間には内容物が収容され、該器体の該上壁には下方に逆錘形状に突出せしめられた逆錘形状突出部が形成されており、これによって該上壁の上面には逆錘形状凹部が規定されており、該閉鎖部材の少なくとも一部は破断可能であり、
    該駆動器は、該副容器の該器体の該上壁の上面に規定されている該逆錘形状凹部内に進入せしめられた突起を有し、
    該突起を下降せしめると、これに付随して該副容器の該器体の該上壁に形成されている該逆錘形状突出部が下降され、該逆錘形状突出部が該副容器の該閉鎖部材に作用して該閉鎖部材を破断せしめると共に、該蓋本体の該底壁に作用して該底壁を破断し、該副容器に収容されている内容物が該閉鎖部材の破断によって形成された開口及び該底壁の破断によって形成された開口を通して流下せしめられる、
    ことを特徴とする容器蓋。
  2. 該蓋本体の該内筒壁の内周面下端部には半径方向内方に突出する係止突条が形成されており、該副容器の該器体の該側壁の外周面下端には半径方向外方に突出する環状フランジが形成されており、該係止突条を弾性的に乗り越えて該フランジを下方に移動せしめることによって、該凹所内に該副容器が係止せしめられる、請求項1記載の容器蓋。
  3. 該副容器の該器体の該上壁には環状溝が形成されており、該環状溝が弾性的に変形されることによって該逆錘形状突出部の下降が助長される、請求項1又は2記載の容器蓋。
  4. 該駆動器は平板壁を有し、該平板壁には環状破断可能ラインが形成されており、該突起は該平板壁の下面における該環状破断可能ライン内から下方に突出せしめられており、該突起を下降せしめる際には該環状破断可能ラインが破断せしめられる、請求項1から3までのいずれかに記載の容器蓋。
  5. 該蓋本体の該内筒壁の内周面上端部には係止突条が形成されており、該駆動器の該平板壁の外周面には被係止突条が形成されており、該係止突条を弾性的に乗り越えて該被係止突条を下方に移動せしめることによって、該蓋本体の該天面壁の内周縁内に該駆動器が係止せしめられる、請求項4記載の容器蓋。
  6. 該駆動器には該平板壁の下面から垂下する垂下筒が形成されており、該垂下筒の下端は該副容器の該側壁の外周面下端から半径方向外方に突出する環状フランジに当接乃至近接せしめられる、請求項4又は5記載の容器蓋。
  7. 該副容器の該逆錘形状突出部と該駆動器の該突起とは円錐形状である、請求項1から6までのいずれかに記載の容器蓋。
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JP2014530792A (ja) * 2011-06-21 2014-11-20 ベヴァスイスアーゲー 放出用の押しボタンを備える充填可能な栓

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