JP2004248016A - スピーカとその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は上部プレート21とフレーム22の一方に突起23、他方にそれが嵌合される孔24を形成するとともに、前記突起23の外周には内、外周方向への凹凸23aを形成し、前記孔24の内周には、前記突起23の凹凸23aと嵌合する凸凹24aを形成したものである。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器に使用されるスピーカとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スピーカのフレームと磁気回路の上部プレートとの接合を、図13により説明する。
【0003】
図13に示すごとく上部プレート1の突起2を、フレーム3の孔4に挿入後、突起2をプレスすることで接合している。
【0004】
また突起2の外周に凹凸を設けて孔4に圧入したものもある(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開昭63−70790号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のスピーカは、フレーム3の孔4と上部プレート1の突起2のクリアランスが大きいため、がたつきが生じるものであった。また突起2の外周に凹凸を設けて孔4に圧入すればがたつきは生じなくなるが、突起2の外周にのみ凹凸を設けた場合には、凸部だけが孔4の内周に圧接しているだけの状態になるので、圧接面積が小さく、強度が低くなるという問題があった。
【0007】
そこで本発明はこのプレートとフレームの結合部分の強度を高めることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そしてこの目的を達成するために本発明はプレートとフレームの一方に突起、他方にそれが嵌合される孔を形成するとともに、前記突起の外周には内、外周方向への凹凸を形成し、前記孔の内周には、前記突起の凹凸と嵌合する凸凹を形成したものである。
【0009】
そしてこの様な構成とすれば、突起と孔はそれぞれの一方に設けた凹凸が、他方に設けた凸凹と圧接嵌合することになるので、圧接面積が大きく、強度の強いものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0011】
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0012】
図1に示すスピーカは、突起23を有した上部プレート21と、孔24を有したフレーム22とで構成されている。このうち上部プレート21は磁気回路を構成するもので、図示していないが下方には磁石と下部プレートが位置する。またフレーム22の上面側には図示していないが振動板が設けられている。
【0013】
上部プレート21の突起23の外周と、フレーム22の孔24の内周には、それぞれが嵌合する内、外周方向への凹凸23a、凸凹24aを形成している。そして、突起23をフレーム22の孔24に挿入加圧する際に、突起23の凹凸23aと孔24の凸凹24aとを圧入嵌合させることで位置決めも同時に行い、上部プレート21とフレーム22とを結合している。また、突起23の凹凸23aと、孔24の凸凹24aの嵌合であるので、接合、接触面積を広く設定できるので、フレーム22と上部プレート21間で十分な結合強度を得ることができる。なお、突起23の凹凸23aと、孔24の凸凹24aはそれぞれ歯車のような連続的な形状となっているが、図2のごとく凹凸23bと凸凹24bを断続的にしても良い。
【0014】
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0015】
図3に示すものは、上部プレート21上に段状の突起26を設け、突起26外周に凹凸26aとフレーム22の孔24の内周には、それに圧入嵌合する凸凹24bを形成している。これらの凹凸26aと凸凹24bは歯車のごとくほぼ連続的に形成されているが、図4のごとく凹凸26bと凸凹24bを断続的なものとしても良い。
【0016】
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0017】
図5に示すものは段状の突起26を6個に分断し、各個片の内、外に凹凸26cを設けている。またフレーム22の孔24も内、外の二重とし、そこに凸凹24cを設けている。そしてこれら凹凸26cと凸凹24cを圧入嵌合するようにしている。
【0018】
図6に示すものは図5に比べて凹凸26cと凸凹24cを少なくしたものである。
【0019】
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0020】
図7に示すものは、上部プレート26自体の外形形状を図3の突起26と同じものにしたものである。また図8のものは上部プレート26自体の外形形状を図4の突起26と同じものにしたものである。
【0021】
(実施の形態5)
以下、実施の形態5を用いて、本発明の請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0022】
図9に示すものは図8のものにおいてフレーム22の孔24の凸凹24bを形成するのに、孔24の周縁を断続的に切り起こして折り返し部25を設けたものである。
【0023】
(実施の形態6)
以下、実施の形態6を用いて、本発明の請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0024】
図10に示すものは、図4に示すものにおいて突起26の外周にさらに4個の突起26dを設け、フレーム22にはそれが圧入嵌合される孔24dを設けたものである。
【0025】
(実施の形態7)
以下、実施の形態7を用いて、本発明の請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0026】
図11に示すものは図1に示す突起23を孔24に圧入嵌合後、孔24上方への突出部を、Vポンチで外方に広げ、フレーム22の底部の上面とで挟み込み、結合強度をさらに増大させる。
【0027】
(実施の形態8)
以下、実施の形態8を用いて、本発明の請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0028】
本実施の形態8は、実施の形態1〜7においてフレーム22と上部プレート21を結合させる際に、フレーム22と上部プレート21の間に接着剤を塗布し、結合するものである。
【0029】
(実施の形態9)
以下、実施の形態9を用いて、本発明の請求項1〜4に記載の発明について説明する。
【0030】
図12に示すものは、上部プレート21の下方に、マグネット30および下部プレート31を結合して磁気回路32を構成している。この磁気回路32の上部プレート21に結合されたフレーム22の上面周縁部に振動板36下面周縁部を接着している。この振動板36の下面中央部に結合されたボイスコイル34の下部を、上記磁気回路32の磁気ギャップ33に位置させることで、スピーカ40を構成している。なお35はボイスコイル34の中部を保持したダンパーである。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明はプレートとフレームの一方に突起、他方にそれが嵌合される孔を形成するとともに、前記突起の外周には内、外周方向への凹凸を形成し、前記孔の内周には、前記突起の凹凸と嵌合する凸凹を形成したものである。
【0032】
そしてこの様な構成とすれば、突起と孔はそれぞれの一方に設けた凹凸が、他方に設けた凸凹と圧接嵌合することになるので、圧接面積が大きく、強度の強いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の一実施形態のスピーカの分解斜視図と拡大分解斜視図
【図2】(a)(b)は本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図と拡大分解斜視図
【図3】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図4】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図5】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図6】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図7】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図8】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図9】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図10】本発明の他の実施形態のスピーカの分解斜視図
【図11】(a)(b)は本発明の他の実施形態のスピーカの断面図と拡大断面図
【図12】本発明の他の実施形態のスピーカの断面図
【図13】従来のスピーカの分解斜視図
【符号の説明】
21 上部プレート
22 フレーム
23 突起
24 孔
Claims (4)
- プレートと、このプレートに結合されたフレームと、このフレームに取付けられた振動板とを備え、前記プレートとフレームの結合は、一方の突起を、他方の孔に圧入して結合する構成とし、前記突起の外周には内、外周方向への凹凸を形成し、前記孔の内周には、前記突起の凹凸と嵌合する凸凹を形成したスピーカ。
- 突起の凹凸と、孔の凸凹は連続的、または断続的にした請求項1記載のスピーカ。
- プレートは、磁気回路の上部プレートとした請求項1または2記載のスピーカ。
- 請求項1から請求項3記載のプレートとフレームの一方の突起を他方の孔に圧入してプレートとフレームを一体化するスピーカの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003036437A JP2004248016A (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | スピーカとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003036437A JP2004248016A (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | スピーカとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004248016A true JP2004248016A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33021520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003036437A Pending JP2004248016A (ja) | 2003-02-14 | 2003-02-14 | スピーカとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004248016A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010124091A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Panasonic Corp | スピーカ |
| WO2013190824A1 (ja) * | 2012-06-22 | 2013-12-27 | パナソニック株式会社 | スピーカおよびこのスピーカを用いた電子機器、移動体装置、ならびにスピーカの製造方法 |
-
2003
- 2003-02-14 JP JP2003036437A patent/JP2004248016A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010124091A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Panasonic Corp | スピーカ |
| WO2013190824A1 (ja) * | 2012-06-22 | 2013-12-27 | パナソニック株式会社 | スピーカおよびこのスピーカを用いた電子機器、移動体装置、ならびにスピーカの製造方法 |
| JP5494901B1 (ja) * | 2012-06-22 | 2014-05-21 | パナソニック株式会社 | スピーカおよびこのスピーカを用いた電子機器、移動体装置、ならびにスピーカの製造方法 |
| US9008350B2 (en) | 2012-06-22 | 2015-04-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Loudspeaker, electronic device and mobile device both including the same, and method of producing the same |
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