JP2004253630A - 固体撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを防止し、集光率の向上を図ること。
【解決手段】複数の画素に対応して複数の光電変換素子を形成した基板1上に、層間絶縁膜4と、前記複数の光電変換素子それぞれに光を入射する複数の開口部5を有した遮光膜6と、前記遮光膜6を覆い且つ前記開口部5を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜7と、シリコン窒化膜8と、カラーフィルタ10と、平坦化膜11と、マイクロレンズ12と、をこの順序で積層したものである。
【選択図】 図2
【解決手段】複数の画素に対応して複数の光電変換素子を形成した基板1上に、層間絶縁膜4と、前記複数の光電変換素子それぞれに光を入射する複数の開口部5を有した遮光膜6と、前記遮光膜6を覆い且つ前記開口部5を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜7と、シリコン窒化膜8と、カラーフィルタ10と、平坦化膜11と、マイクロレンズ12と、をこの順序で積層したものである。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置に関し、特に、隣接画素への光の漏れ込みを防止できるようにした固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CMOSセンサ或いはCCDセンサのような2次元的に画素が配列されたエリア形センサでは、小型化及び高解像度化を図るために、画素の微細化が図られている。これに伴い、各画素の集光率の低下、隣接する画素への光漏れの影響が大きくなる傾向にある。
【0003】
従来の固体撮像装置では、各画素を構成するフォトダイオードの上に開口部を設け、それ以外を遮光する構造を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−189440号公報(第1−3頁、図1−4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CMOSセンサでは、画素の微細化に伴い、信号配線を効率よく行うために、配線層を多層構造とし、その間に層間絶縁膜を配してあり、配線層を遮光膜と兼用し、層間絶縁膜におけるフォトダイオードの上に相当する位置に開口部を形成し、それ以外のところには遮光膜を形成してある。従って、画素が微細化しかつ多層構造となるほど、光を通過させるところが狭くて縦に長い構造となり、光が通りにくく、集光しにくい。
【0006】
また、従来のCMOSプロセスの場合、最上部の配線層(トップメタルと言われる)に上記開口部を設けるためメタルの有無で凸凹が形成され、さらにその表面に腐食防止に必要なパッシベーション層としてのシリコン窒化膜(SiN)を形成しているためにシリコン窒化膜の表面は凸凹になっている。さらに、その凸凹のあるシリコン窒化膜の表面にアクリル樹脂などによる平坦化層を形成した後、カラーフィルタを載せ、該フィルタ上にマイクロレンズを配した構造となっている。
【0007】
ところが、シリコン窒化膜(SiN)は屈折率が2.0とシリコン酸化膜(SiO2)の屈折率1.6に比して高い。このため、フォトダイオードに入射する光線が凸凹のある部分、特に凸凹の肩から谷にかけての部分で異常屈折して意図しない方向に拡散してしまう問題があった。これは、凸凹の肩から谷にかけての部分では垂直方向にはシリコン窒化膜の厚みが厚くなるので、この垂直膜における異常な屈折(反射も含む)が原因であった。
【0008】
また,シリコン窒化膜(SiN)は半導体回路の腐食防止用保護を目的に形成するのであるが,表面の凸凹が大きい場合特に凸凹の肩から谷にかけての部分の厚さを確保するために全ての表面をある一定以上の厚さのシリコン窒化膜(SiN)層を覆う必要がある。このために透過率の低いシリコン窒化膜(SiN)層を厚くする事で入射光線の光量が下がってしまう問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを防止し、集光率の向上を図ることができる固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による固体撮像装置は、複数の画素に対応して複数の光電変換素子を配設した基板上に、層間絶縁膜と、前記複数の光電変換素子に光を導く複数の開口部を有した遮光膜と、前記遮光膜を覆い且つ前記開口部を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜と、シリコン窒化膜と、カラーフィルタと、平坦化膜と、マイクロレンズと、をこの順序で積層したことを特徴とするものである。
【0011】
本発明のこのような構成によれば、シリコン酸化膜で遮光膜を覆い且つその開口部を充填すると共に該シリコン酸化膜の表面を平坦化する構成としたので、遮光膜形成に起因して生成される凸凹がシリコン酸化膜によって平坦化され、その平坦化面に形成される腐食防止用のシリコン窒化膜も平坦化される。また,平坦化された表面を覆う事でシリコン酸化膜の厚さも薄くする事が可能である。
【0012】
その結果、従来の異常屈折の原因となっていたシリコン窒化膜の凸凹が無くなり、異常屈折(反射を含む)が無くなり、隣接画素への光の漏れ込みを防止するとともに透過する光量を確保することができる。
【0013】
また、本発明の固体撮像装置において、さらに、前記シリコン窒化膜と前記カラーフィルタとの間に、平坦化膜を形成したことを特徴とするものである。
【0014】
本発明のこのような構成によれば、前述の発明と同様な効果を得ることができると共に、シリコン窒化膜とカラーフィルタとの間にアクリル樹脂等の平坦化膜を形成した後カラーフィルタを接合するので、シリコン窒化膜とカラーフィルタとの接合性を良好とすることができる。
【0015】
また、本発明において、前記層間絶縁膜は、前記酸化膜と同じ光屈折率を有するシリコン酸化膜であることが好ましい。
【0016】
このような構成によれば、層間絶縁膜をシリコン酸化膜で形成することにより、層間絶縁膜とその上に形成される酸化膜層とが同一の屈折率を有することになり、マイクロレンズを通して入射される光は異常な屈折や反射を受けることが少なくなり、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを少なくして、効率的に光を光電変換素子に到達させることができる。
【0017】
さらに、本発明において、前記層間絶縁膜は、多層構造であることを特徴とするものである。
【0018】
このような構成によれば、多層構造となるほど、開口部を通して光を通過させるところが狭くて縦に長い構造となるが、屈折や反射の少ない光路が形成されているために、光を効率的に光電変換素子に集光させることができる。
【0019】
さらに、本発明において、前記開口部の面積は,フォトダイオードの面積よりも広いことを特徴とするものである。
【0020】
このような構成によれば、開口部の面積をフォトダイオードの面積よりも広くすることにより、斜め方向の光をも捕捉可能となり集光効率が改善できる。また、マイクロレンズをより大きくして集光する場合に、遮光部分によって光が蹴られるのを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の固体撮像装置を示す断面図である。図1は2次元状に配列された複数の画素のうちの1つの画素に相当する部分の断面図となっている。
【0022】
図1において、P形シリコンの基板1のウェル内に、画素に対応する光電変換素子としてのフォトダイオード2と、光電変換で生じた電荷を検出するためのMOSトランジスタ3とが互いに隣接するように形状されている。
【0023】
基板1上には、例えばシリコン酸化膜(SiO2)で形成される層間絶縁膜4と、前記フォトダイオード2に光を入射する開口部5を有した遮光膜6と、前記遮光膜6を覆い且つ前記開口部5を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜7と、腐食防止のためのパッシベーション膜としてのシリコン窒化膜(SiN又はSi3N4)8と、例えばアクリル樹脂で形成される平坦化膜9と、カラーフィルタ10と、平坦化膜9と同様にアクリル樹脂などで形成される平坦化膜11と、フォトダイオード2の受光面に集光するためのマイクロレンズ12と、をこの順序で積層している。
【0024】
遮光膜6の下端面とMOSトランジスタ3のウェル表面の間には開孔が形成され、その開孔に埋め込んだタングステンなどのコンタクト13にて遮光膜6とMOSトランジスタ3とが電気的に接続されている。なお、遮光膜6は配線層を兼用している。
【0025】
層間絶縁膜4は、基板1に形成されたフォトダイオード2の受光面及びMOSトランジスタ3を覆うように例えばシリコン酸化膜にて形成されている。
【0026】
遮光膜6は、フォトダイオード2以外の領域に入射する光を遮蔽する膜であり、MOSトランジスタ3をほぼ被覆し、且つ、フォトダイオード2に対応する部分に開口部5を有している。遮光膜6は、例えばアルミなどの金属膜で形成されていて所謂メタル層を形成しており、配線層と兼用して用いられる。遮光膜6上には、酸化膜7が形成されている。
【0027】
酸化膜7は、例えばシリコン酸化膜にて形成されていて、遮光膜6を覆い、且つ遮光膜6の形成されていない開口部5を充填するもので、その表面がほぼ平坦化される。前記層間絶縁膜4と前記酸化膜7を同じ屈折率のシリコン酸化膜で形成することにより、入射する光の屈折を少なくしてフォトダイオード2への集光性を上げることができる。
【0028】
表面が平坦化された酸化膜7上には、パッシベーション層としてのシリコン窒化膜8が平坦に形成されている。パッシベーション層は腐食等を防ぐための絶縁層である。これまでは、シリコン窒化膜8は、図5の例に示すように最上部の配線層を兼ねる遮光膜6の上に形成され、遮光膜6の開口部分の凸凹に応じて凸凹に形成されていたが,凸凹ゆえに特に凹の側面8aの厚さを確保するためにも、気相成長法による成長を確保するために膜厚を厚くしていた。
【0029】
本実施形態では、酸化膜7で予め開口部を充填し平坦化しているために、その上に形成されるシリコン窒化膜8を薄くすることが可能になった。なお、シリコン窒化膜8は光の透過率が70%程度であり、光量確保の点から出来るだけ薄くすることが好ましい。
【0030】
そして、シリコン窒化膜8の上には平坦化膜9を介してカラーフィルタ10が配置される。フィルタ10はR,G,B色光のいずれかを透過する。フィルタ10には平坦化膜11を介してマイクロレンズ12が形成されており、マイクロレンズ12によって、入射光は、フィルタ10及び開口部5を通してフォトダイオード2に集光するようになっている。
【0031】
平坦化膜9,11は、下地の凸凹を改善して平坦化することが本来の目的である。さらに、カラーフィルタ10やマイクロレンズ12を直接金属化合物の上に形成すると、所謂乗りが悪いために密着性を良くするために実装する目的もある。平坦化膜9,11のそれぞれの厚さは、1.4μmとしてある。平坦化膜9,11を薄くするためには,アクリルなどの樹脂を均一に薄く乗せる装置を用いて行う。
【0032】
各物質の屈折率は、シリコンSiが4.0、シリコン酸化膜SiO2が1.6、シリコン窒化膜SiN(又はSi3N4)が2.0、平坦化膜が約1.6、カラーフィルタが約1.7、平坦化膜が約1.6、マイクロレンスが約1.6である。 なお、シリコン窒化膜8が平坦に形成されることで、カラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を無くした構成とすることが可能である。
【0033】
図2は本発明の第2の実施形態の固体撮像装置を示すものである。密着性の良いカラーフィルタ10を用いることにより、図1の構成からカラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を削除した構成としたものである。それ以外の構成は図1と同様であるので説明を省略する。図2では,密着性の良いカラーフィルタ10を用いることにより、図1の構成からカラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を削除した構成とすることで,マイクロレンズからセンサ面までの層の厚さを薄くする事が可能である。この結果マイクロレンズを通して光を集めるための集光路が確保しやすくなり,結果集光率を高める事を可能としたものである。
【0034】
以上述べた第1,第2の実施形態の構成によれば、酸化膜7で遮光膜6を覆い且つその開口部5を充填すると共に該酸化膜7の表面を平坦化する構成としたので、開口部の存在に起因した凸凹が酸化膜7によって平坦化され、その平坦化面に形成される腐食防止用のシリコン窒化膜8も平坦化される。
【0035】
その結果、これまでの異常屈折の原因となっていたシリコン窒化膜の凸凹が無くなり、異常屈折(反射を含む)が無くなり、隣接画素への光の漏れ込みを防止することができる。また,開口部の存在に起因した凸凹が酸化膜7によって平坦化されたことで,腐食等を防ぐための絶縁層であるシリコン窒化膜8を薄くすることが可能になり,シリコン窒化膜8で減衰される光の透過量を確保することができる。
【0036】
さらに、層間絶縁膜4と酸化膜7をシリコン酸化膜で形成することにより、層間絶縁膜4とその上に形成される酸化膜層7とが同一の屈折率を有することになり、マイクロレンズ12を通して入射される光は異常な屈折や反射を受けることが少なくなり、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを少なくして、効率的に光を光電変換素子であるフォトダイオード2へ到達させることができる。
【0037】
図3は本発明の第3の実施形態の固体撮像装置を示す断面図である。本実施形態は、遮光膜としての機能も有する配線層、及び層間絶縁膜を多層構造とした実施形態である。
【0038】
図3の構造では、図1の構成に加えて、基板1と遮光膜6との間に、遮光膜としての機能も有する配線層14,15を配し、層間絶縁膜として層間絶縁膜4の上に、層間絶縁膜16,17を配した多層構造としている。また、配線層14の下端面と基板1上のMOSトランジスタとの間はコンタクト18で接続され、配線層15の下端面と配線層14の上端面との間はコンタクト19で接続されている。遮光膜6を最上層の配線層とすると、配線層14,15とでメタル3層構造となっている。
【0039】
この第3の実施形態の場合にも、遮光膜6より上層の、酸化膜7、シリコン窒化膜8、平坦化膜9、カラーフィルタ10、平坦化膜11、マイクロレンズ12は図1の実施形態と同様の構成である。また、第2の実施形態と同様に、密着性の良いカラーフィルタ10を用いることにより、図3の構成からカラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を削除した構成としてもよい。
【0040】
図3の構成で、層間絶縁膜4,16,17、酸化膜7の遮光膜開口部分及び酸化膜7の遮光膜被覆部分、遮光膜6、並びにシリコン窒化膜8の各膜厚は、例えば、層間絶縁膜4,16,17の各膜厚a,b,cがそれぞれ800,1500,1500nmであり、酸化膜7の遮光膜開口部分の膜厚dが1300nm、酸化膜7の遮光膜被覆部分の膜厚fが500nm、遮光膜6の膜厚eが800nm、シリコン窒化膜8の膜厚gが200nmである。
【0041】
次に、各画素を構成するフォトダイオード2と開口部5との位置関係について説明する。
固体撮像装置の各フォトダイオード2の上には通常開口部5を用意し、それ以外の領域を遮光する構造となっている。開口部の平面形状としては、円形、正方形、長方形、正多角形(6角形,8角形,12角形など)があるが、8角形は45°の角度の部分ができるので、半導体製造用のフォトマスクが製作し易い。図4に遮光膜6に形成される8角形の開口部5の平面図を示している。
【0042】
そして、集光効率を改善するには、
第1に、開口部5の中心がフォトダイオード2の中心の上に来るようにすることにより、マイクロレンズも含めた集光効率が改善できる。
【0043】
第2に、開口部5の面積をフォトダイオード2の面積よりも広くすることにより、斜め方向の光をも捕捉可能となり集光効率が改善できる。また、マイクロレンズをより大きくして集光する場合に、遮光部分によって光が蹴られるのを防止できる。
【0044】
図5は現在使用されている固体撮像装置の構成を示している。
図5の構成は、最上部の配線層6に設けた開口部5のためメタルの有無で凸凹が形成され、さらにその表面に腐食防止に必要なパッシベーション層としてのシリコン窒化膜(SiN)8を形成している。このために、シリコン窒化膜8の表面は凸凹になっている。さらに、その凸凹のあるシリコン窒化膜8の表面にアクリル樹脂などによる平坦化膜9を形成した後、カラーフィルタ10を載せ、該フィルタ10上に平坦化膜11を介してマイクロレンズ12を配した構造となっている。最上部の配線層6より下の層は、層間絶縁膜4,16,17及びその間の配線層14,15が多層に構成されており、図3の多層構造と同様である。
【0045】
シリコン窒化膜8は、図5に示すように最上部の配線層を兼ねる遮光膜6上に形成されており、遮光膜6の開口部分の凸凹に応じて凸凹に形成されている。凸凹ゆえに特に凹の側面8aの厚さを確保するためにも、気相成長法による成長を確保するために膜厚が全体的に厚くなっている。
【0046】
一方、シリコン窒化膜(SiN)は屈折率が2.0とシリコン酸化膜(SiO2)の屈折率1.6に比して高い。このため、フォトダイオード2に入射する光線が凸凹のある部分、特に凸凹の肩から谷にかけての部分で異常屈折して意図しない方向に拡散してしまい、隣接画素へ侵入するものがある。このように隣接画素への漏れが生ずるのは、凸凹の肩から谷にかけての部分、すなわち、凹の側面8aつまり垂直部分でもシリコン窒化膜8の厚みが厚くなるので、この垂直膜8aにおいて図示矢印の光線に示すように異常な屈折(反射も含む)を生ずることに起因している。実験によると、入射してきた光の量を100%とすると、100%の光に対して10%位の光が隣接画素へ漏れてしまう。従って、隣接画素への光漏れを防ぐことは集光効率を上げるのに大きく寄与するものである。
【0047】
また腐食防止に必要なパッシベーション層としてのシリコン窒化膜(SiN)を形成する場合に凸凹が多いと気相成長法による成長を確保するために膜厚が全体的に厚くしなければならないが,このために透過率の低いシリコン窒化膜(SiN)によって透過する光量が低くなってしまう。この凸凹を平坦化することでシリコン窒化膜(SiN)層を薄くする事で集光効率を上げるのに大きく寄与するものである。
【0048】
尚、本発明は、CMOSセンサに限らずCCDセンサにおいても適用することができる。
【0049】
以上述べたように本発明によれば、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを防止し、集光率の向上を図ることが可能となる。
【0050】
本発明は、以上述べた実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を変えない範囲で各実施の形態を適宜変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の固体撮像装置を示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態の固体撮像装置を示す断面図。
【図3】本発明の第3の実施形態の固体撮像装置を示す断面図。
【図4】遮光膜に形成される開口部の一例を示す平面図。
【図5】固体撮像装置の問題点を説明する断面図。
【符号の説明】
1…基板、2…フォトダイオード(光電変換素子)、3…MOSトランジスタ、4,16,17…層間絶縁膜、5…開口部、6…遮光膜(配線層)、7…酸化膜(シリコン酸化膜)、8…シリコン窒化膜(パッシベーション膜)、9,11…平坦化膜、10…カラーフィルタ、12…マイクロレンズ、14,15…配線層
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置に関し、特に、隣接画素への光の漏れ込みを防止できるようにした固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CMOSセンサ或いはCCDセンサのような2次元的に画素が配列されたエリア形センサでは、小型化及び高解像度化を図るために、画素の微細化が図られている。これに伴い、各画素の集光率の低下、隣接する画素への光漏れの影響が大きくなる傾向にある。
【0003】
従来の固体撮像装置では、各画素を構成するフォトダイオードの上に開口部を設け、それ以外を遮光する構造を有している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−189440号公報(第1−3頁、図1−4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CMOSセンサでは、画素の微細化に伴い、信号配線を効率よく行うために、配線層を多層構造とし、その間に層間絶縁膜を配してあり、配線層を遮光膜と兼用し、層間絶縁膜におけるフォトダイオードの上に相当する位置に開口部を形成し、それ以外のところには遮光膜を形成してある。従って、画素が微細化しかつ多層構造となるほど、光を通過させるところが狭くて縦に長い構造となり、光が通りにくく、集光しにくい。
【0006】
また、従来のCMOSプロセスの場合、最上部の配線層(トップメタルと言われる)に上記開口部を設けるためメタルの有無で凸凹が形成され、さらにその表面に腐食防止に必要なパッシベーション層としてのシリコン窒化膜(SiN)を形成しているためにシリコン窒化膜の表面は凸凹になっている。さらに、その凸凹のあるシリコン窒化膜の表面にアクリル樹脂などによる平坦化層を形成した後、カラーフィルタを載せ、該フィルタ上にマイクロレンズを配した構造となっている。
【0007】
ところが、シリコン窒化膜(SiN)は屈折率が2.0とシリコン酸化膜(SiO2)の屈折率1.6に比して高い。このため、フォトダイオードに入射する光線が凸凹のある部分、特に凸凹の肩から谷にかけての部分で異常屈折して意図しない方向に拡散してしまう問題があった。これは、凸凹の肩から谷にかけての部分では垂直方向にはシリコン窒化膜の厚みが厚くなるので、この垂直膜における異常な屈折(反射も含む)が原因であった。
【0008】
また,シリコン窒化膜(SiN)は半導体回路の腐食防止用保護を目的に形成するのであるが,表面の凸凹が大きい場合特に凸凹の肩から谷にかけての部分の厚さを確保するために全ての表面をある一定以上の厚さのシリコン窒化膜(SiN)層を覆う必要がある。このために透過率の低いシリコン窒化膜(SiN)層を厚くする事で入射光線の光量が下がってしまう問題があった。
【0009】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを防止し、集光率の向上を図ることができる固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による固体撮像装置は、複数の画素に対応して複数の光電変換素子を配設した基板上に、層間絶縁膜と、前記複数の光電変換素子に光を導く複数の開口部を有した遮光膜と、前記遮光膜を覆い且つ前記開口部を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜と、シリコン窒化膜と、カラーフィルタと、平坦化膜と、マイクロレンズと、をこの順序で積層したことを特徴とするものである。
【0011】
本発明のこのような構成によれば、シリコン酸化膜で遮光膜を覆い且つその開口部を充填すると共に該シリコン酸化膜の表面を平坦化する構成としたので、遮光膜形成に起因して生成される凸凹がシリコン酸化膜によって平坦化され、その平坦化面に形成される腐食防止用のシリコン窒化膜も平坦化される。また,平坦化された表面を覆う事でシリコン酸化膜の厚さも薄くする事が可能である。
【0012】
その結果、従来の異常屈折の原因となっていたシリコン窒化膜の凸凹が無くなり、異常屈折(反射を含む)が無くなり、隣接画素への光の漏れ込みを防止するとともに透過する光量を確保することができる。
【0013】
また、本発明の固体撮像装置において、さらに、前記シリコン窒化膜と前記カラーフィルタとの間に、平坦化膜を形成したことを特徴とするものである。
【0014】
本発明のこのような構成によれば、前述の発明と同様な効果を得ることができると共に、シリコン窒化膜とカラーフィルタとの間にアクリル樹脂等の平坦化膜を形成した後カラーフィルタを接合するので、シリコン窒化膜とカラーフィルタとの接合性を良好とすることができる。
【0015】
また、本発明において、前記層間絶縁膜は、前記酸化膜と同じ光屈折率を有するシリコン酸化膜であることが好ましい。
【0016】
このような構成によれば、層間絶縁膜をシリコン酸化膜で形成することにより、層間絶縁膜とその上に形成される酸化膜層とが同一の屈折率を有することになり、マイクロレンズを通して入射される光は異常な屈折や反射を受けることが少なくなり、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを少なくして、効率的に光を光電変換素子に到達させることができる。
【0017】
さらに、本発明において、前記層間絶縁膜は、多層構造であることを特徴とするものである。
【0018】
このような構成によれば、多層構造となるほど、開口部を通して光を通過させるところが狭くて縦に長い構造となるが、屈折や反射の少ない光路が形成されているために、光を効率的に光電変換素子に集光させることができる。
【0019】
さらに、本発明において、前記開口部の面積は,フォトダイオードの面積よりも広いことを特徴とするものである。
【0020】
このような構成によれば、開口部の面積をフォトダイオードの面積よりも広くすることにより、斜め方向の光をも捕捉可能となり集光効率が改善できる。また、マイクロレンズをより大きくして集光する場合に、遮光部分によって光が蹴られるのを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の固体撮像装置を示す断面図である。図1は2次元状に配列された複数の画素のうちの1つの画素に相当する部分の断面図となっている。
【0022】
図1において、P形シリコンの基板1のウェル内に、画素に対応する光電変換素子としてのフォトダイオード2と、光電変換で生じた電荷を検出するためのMOSトランジスタ3とが互いに隣接するように形状されている。
【0023】
基板1上には、例えばシリコン酸化膜(SiO2)で形成される層間絶縁膜4と、前記フォトダイオード2に光を入射する開口部5を有した遮光膜6と、前記遮光膜6を覆い且つ前記開口部5を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜7と、腐食防止のためのパッシベーション膜としてのシリコン窒化膜(SiN又はSi3N4)8と、例えばアクリル樹脂で形成される平坦化膜9と、カラーフィルタ10と、平坦化膜9と同様にアクリル樹脂などで形成される平坦化膜11と、フォトダイオード2の受光面に集光するためのマイクロレンズ12と、をこの順序で積層している。
【0024】
遮光膜6の下端面とMOSトランジスタ3のウェル表面の間には開孔が形成され、その開孔に埋め込んだタングステンなどのコンタクト13にて遮光膜6とMOSトランジスタ3とが電気的に接続されている。なお、遮光膜6は配線層を兼用している。
【0025】
層間絶縁膜4は、基板1に形成されたフォトダイオード2の受光面及びMOSトランジスタ3を覆うように例えばシリコン酸化膜にて形成されている。
【0026】
遮光膜6は、フォトダイオード2以外の領域に入射する光を遮蔽する膜であり、MOSトランジスタ3をほぼ被覆し、且つ、フォトダイオード2に対応する部分に開口部5を有している。遮光膜6は、例えばアルミなどの金属膜で形成されていて所謂メタル層を形成しており、配線層と兼用して用いられる。遮光膜6上には、酸化膜7が形成されている。
【0027】
酸化膜7は、例えばシリコン酸化膜にて形成されていて、遮光膜6を覆い、且つ遮光膜6の形成されていない開口部5を充填するもので、その表面がほぼ平坦化される。前記層間絶縁膜4と前記酸化膜7を同じ屈折率のシリコン酸化膜で形成することにより、入射する光の屈折を少なくしてフォトダイオード2への集光性を上げることができる。
【0028】
表面が平坦化された酸化膜7上には、パッシベーション層としてのシリコン窒化膜8が平坦に形成されている。パッシベーション層は腐食等を防ぐための絶縁層である。これまでは、シリコン窒化膜8は、図5の例に示すように最上部の配線層を兼ねる遮光膜6の上に形成され、遮光膜6の開口部分の凸凹に応じて凸凹に形成されていたが,凸凹ゆえに特に凹の側面8aの厚さを確保するためにも、気相成長法による成長を確保するために膜厚を厚くしていた。
【0029】
本実施形態では、酸化膜7で予め開口部を充填し平坦化しているために、その上に形成されるシリコン窒化膜8を薄くすることが可能になった。なお、シリコン窒化膜8は光の透過率が70%程度であり、光量確保の点から出来るだけ薄くすることが好ましい。
【0030】
そして、シリコン窒化膜8の上には平坦化膜9を介してカラーフィルタ10が配置される。フィルタ10はR,G,B色光のいずれかを透過する。フィルタ10には平坦化膜11を介してマイクロレンズ12が形成されており、マイクロレンズ12によって、入射光は、フィルタ10及び開口部5を通してフォトダイオード2に集光するようになっている。
【0031】
平坦化膜9,11は、下地の凸凹を改善して平坦化することが本来の目的である。さらに、カラーフィルタ10やマイクロレンズ12を直接金属化合物の上に形成すると、所謂乗りが悪いために密着性を良くするために実装する目的もある。平坦化膜9,11のそれぞれの厚さは、1.4μmとしてある。平坦化膜9,11を薄くするためには,アクリルなどの樹脂を均一に薄く乗せる装置を用いて行う。
【0032】
各物質の屈折率は、シリコンSiが4.0、シリコン酸化膜SiO2が1.6、シリコン窒化膜SiN(又はSi3N4)が2.0、平坦化膜が約1.6、カラーフィルタが約1.7、平坦化膜が約1.6、マイクロレンスが約1.6である。 なお、シリコン窒化膜8が平坦に形成されることで、カラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を無くした構成とすることが可能である。
【0033】
図2は本発明の第2の実施形態の固体撮像装置を示すものである。密着性の良いカラーフィルタ10を用いることにより、図1の構成からカラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を削除した構成としたものである。それ以外の構成は図1と同様であるので説明を省略する。図2では,密着性の良いカラーフィルタ10を用いることにより、図1の構成からカラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を削除した構成とすることで,マイクロレンズからセンサ面までの層の厚さを薄くする事が可能である。この結果マイクロレンズを通して光を集めるための集光路が確保しやすくなり,結果集光率を高める事を可能としたものである。
【0034】
以上述べた第1,第2の実施形態の構成によれば、酸化膜7で遮光膜6を覆い且つその開口部5を充填すると共に該酸化膜7の表面を平坦化する構成としたので、開口部の存在に起因した凸凹が酸化膜7によって平坦化され、その平坦化面に形成される腐食防止用のシリコン窒化膜8も平坦化される。
【0035】
その結果、これまでの異常屈折の原因となっていたシリコン窒化膜の凸凹が無くなり、異常屈折(反射を含む)が無くなり、隣接画素への光の漏れ込みを防止することができる。また,開口部の存在に起因した凸凹が酸化膜7によって平坦化されたことで,腐食等を防ぐための絶縁層であるシリコン窒化膜8を薄くすることが可能になり,シリコン窒化膜8で減衰される光の透過量を確保することができる。
【0036】
さらに、層間絶縁膜4と酸化膜7をシリコン酸化膜で形成することにより、層間絶縁膜4とその上に形成される酸化膜層7とが同一の屈折率を有することになり、マイクロレンズ12を通して入射される光は異常な屈折や反射を受けることが少なくなり、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを少なくして、効率的に光を光電変換素子であるフォトダイオード2へ到達させることができる。
【0037】
図3は本発明の第3の実施形態の固体撮像装置を示す断面図である。本実施形態は、遮光膜としての機能も有する配線層、及び層間絶縁膜を多層構造とした実施形態である。
【0038】
図3の構造では、図1の構成に加えて、基板1と遮光膜6との間に、遮光膜としての機能も有する配線層14,15を配し、層間絶縁膜として層間絶縁膜4の上に、層間絶縁膜16,17を配した多層構造としている。また、配線層14の下端面と基板1上のMOSトランジスタとの間はコンタクト18で接続され、配線層15の下端面と配線層14の上端面との間はコンタクト19で接続されている。遮光膜6を最上層の配線層とすると、配線層14,15とでメタル3層構造となっている。
【0039】
この第3の実施形態の場合にも、遮光膜6より上層の、酸化膜7、シリコン窒化膜8、平坦化膜9、カラーフィルタ10、平坦化膜11、マイクロレンズ12は図1の実施形態と同様の構成である。また、第2の実施形態と同様に、密着性の良いカラーフィルタ10を用いることにより、図3の構成からカラーフィルタ10の下地となる平坦化膜9を削除した構成としてもよい。
【0040】
図3の構成で、層間絶縁膜4,16,17、酸化膜7の遮光膜開口部分及び酸化膜7の遮光膜被覆部分、遮光膜6、並びにシリコン窒化膜8の各膜厚は、例えば、層間絶縁膜4,16,17の各膜厚a,b,cがそれぞれ800,1500,1500nmであり、酸化膜7の遮光膜開口部分の膜厚dが1300nm、酸化膜7の遮光膜被覆部分の膜厚fが500nm、遮光膜6の膜厚eが800nm、シリコン窒化膜8の膜厚gが200nmである。
【0041】
次に、各画素を構成するフォトダイオード2と開口部5との位置関係について説明する。
固体撮像装置の各フォトダイオード2の上には通常開口部5を用意し、それ以外の領域を遮光する構造となっている。開口部の平面形状としては、円形、正方形、長方形、正多角形(6角形,8角形,12角形など)があるが、8角形は45°の角度の部分ができるので、半導体製造用のフォトマスクが製作し易い。図4に遮光膜6に形成される8角形の開口部5の平面図を示している。
【0042】
そして、集光効率を改善するには、
第1に、開口部5の中心がフォトダイオード2の中心の上に来るようにすることにより、マイクロレンズも含めた集光効率が改善できる。
【0043】
第2に、開口部5の面積をフォトダイオード2の面積よりも広くすることにより、斜め方向の光をも捕捉可能となり集光効率が改善できる。また、マイクロレンズをより大きくして集光する場合に、遮光部分によって光が蹴られるのを防止できる。
【0044】
図5は現在使用されている固体撮像装置の構成を示している。
図5の構成は、最上部の配線層6に設けた開口部5のためメタルの有無で凸凹が形成され、さらにその表面に腐食防止に必要なパッシベーション層としてのシリコン窒化膜(SiN)8を形成している。このために、シリコン窒化膜8の表面は凸凹になっている。さらに、その凸凹のあるシリコン窒化膜8の表面にアクリル樹脂などによる平坦化膜9を形成した後、カラーフィルタ10を載せ、該フィルタ10上に平坦化膜11を介してマイクロレンズ12を配した構造となっている。最上部の配線層6より下の層は、層間絶縁膜4,16,17及びその間の配線層14,15が多層に構成されており、図3の多層構造と同様である。
【0045】
シリコン窒化膜8は、図5に示すように最上部の配線層を兼ねる遮光膜6上に形成されており、遮光膜6の開口部分の凸凹に応じて凸凹に形成されている。凸凹ゆえに特に凹の側面8aの厚さを確保するためにも、気相成長法による成長を確保するために膜厚が全体的に厚くなっている。
【0046】
一方、シリコン窒化膜(SiN)は屈折率が2.0とシリコン酸化膜(SiO2)の屈折率1.6に比して高い。このため、フォトダイオード2に入射する光線が凸凹のある部分、特に凸凹の肩から谷にかけての部分で異常屈折して意図しない方向に拡散してしまい、隣接画素へ侵入するものがある。このように隣接画素への漏れが生ずるのは、凸凹の肩から谷にかけての部分、すなわち、凹の側面8aつまり垂直部分でもシリコン窒化膜8の厚みが厚くなるので、この垂直膜8aにおいて図示矢印の光線に示すように異常な屈折(反射も含む)を生ずることに起因している。実験によると、入射してきた光の量を100%とすると、100%の光に対して10%位の光が隣接画素へ漏れてしまう。従って、隣接画素への光漏れを防ぐことは集光効率を上げるのに大きく寄与するものである。
【0047】
また腐食防止に必要なパッシベーション層としてのシリコン窒化膜(SiN)を形成する場合に凸凹が多いと気相成長法による成長を確保するために膜厚が全体的に厚くしなければならないが,このために透過率の低いシリコン窒化膜(SiN)によって透過する光量が低くなってしまう。この凸凹を平坦化することでシリコン窒化膜(SiN)層を薄くする事で集光効率を上げるのに大きく寄与するものである。
【0048】
尚、本発明は、CMOSセンサに限らずCCDセンサにおいても適用することができる。
【0049】
以上述べたように本発明によれば、異常屈折による隣接画素への光の漏れ込みを防止し、集光率の向上を図ることが可能となる。
【0050】
本発明は、以上述べた実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を変えない範囲で各実施の形態を適宜変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の固体撮像装置を示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態の固体撮像装置を示す断面図。
【図3】本発明の第3の実施形態の固体撮像装置を示す断面図。
【図4】遮光膜に形成される開口部の一例を示す平面図。
【図5】固体撮像装置の問題点を説明する断面図。
【符号の説明】
1…基板、2…フォトダイオード(光電変換素子)、3…MOSトランジスタ、4,16,17…層間絶縁膜、5…開口部、6…遮光膜(配線層)、7…酸化膜(シリコン酸化膜)、8…シリコン窒化膜(パッシベーション膜)、9,11…平坦化膜、10…カラーフィルタ、12…マイクロレンズ、14,15…配線層
Claims (5)
- 複数の画素に対応して複数の光電変換素子を形成した基板上に、層間絶縁膜と、前記複数の光電変換素子それぞれに光を入射する複数の開口部を有した遮光膜と、前記遮光膜を覆い且つ前記開口部を充填するシリコン酸化膜であってその表面がほぼ平坦化された酸化膜と、シリコン窒化膜と、カラーフィルタと、平坦化膜と、マイクロレンズと、をこの順序で積層したことを特徴とする固体撮像装置。
- さらに、前記シリコン窒化膜と前記カラーフィルタとの間に、平坦化膜を形成したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
- 前記層間絶縁膜は、前記酸化膜と同じ光屈折率を有するシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像装置。
- 前記層間絶縁膜は、多層構造であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
- 前記開口部の面積は,フォトダイオードの面積よりも広いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の固体撮像装置。
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