JP2004267164A - ロータリ耕耘装置 - Google Patents

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JP2004267164A
JP2004267164A JP2003065851A JP2003065851A JP2004267164A JP 2004267164 A JP2004267164 A JP 2004267164A JP 2003065851 A JP2003065851 A JP 2003065851A JP 2003065851 A JP2003065851 A JP 2003065851A JP 2004267164 A JP2004267164 A JP 2004267164A
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Takeshi Wakuta
毅 涌田
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】ロータリ耕耘部の上方及び後方を覆うカバーに耕耘した後の土が付着するのを防止する土付着防止板を取り付けたロータリ耕耘装置に関するものである。
【解決手段】ロータリ耕耘部の上方をメインカバー12で覆うと共に、ロータリ耕耘部の後方をリヤカバー13で覆うロータリ耕耘装置1であって、前記メインカバー12の内面又はリヤカバー13の内面のいずれか一方もしくは両方の内面にポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板14,15を取り付けたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータリ耕耘部の上方及び後方を覆うカバーに耕耘後の土が付着するのを防止する土付着防止板を取り付けたロータリ耕耘装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、トラクタにロータリ耕耘装置を取り付けて圃場の耕耘を行なうが、その際、ロータリ耕耘部の上方及び後方を覆うカバーの内面は塗装してなめらかになっているので耕耘中に泥土等は付着しにくい。しかしながら、長期間使用していると、カバーの内面は耕耘された後の土の衝撃によって塗装が剥がれてしまう。そして、塗装が剥がれてしまうとカバー自体の材質である金属の表面が露出して錆が発生することにより金属の表面が粗雑になってしまう為に、カバーの内面に耕耘作業中の泥土等が付着しやすく、耕耘作業終了後にロータリカバーの内面に付着した泥土等を落す作業が大変面倒であるという問題があった。
また、耕耘中にロータリカバーの内面に泥土等が付着するとロータリ耕耘装置の重量が増大してロータリ耕耘装置を牽引しているトラクタの馬力ロスが大きくなり作業性が悪くなるという問題もあった。
【0003】
そのため、耕耘部を覆うロータリカバーの内面に土の衝撃で振動可能な空間を形成したゴム等からなる弾性体をバネ部材を介して取り付けることにより、ロータリ耕耘部の耕耘爪によって撥ね上げられた土が弾性体に当たると、弾性体はそのときの衝撃でバネ部材の弾性力に抗して空間の内部側に変形し、その後、弾性体自身の弾性力及びバネ部材の弾性力により弾性体は元の形に復元する。このようにして弾性体はバネ部材の弾性力を利用した弾性変形の繰返しにより発生する振動により、耕耘した土が付着するのを防止するもの(例えば、特許文献1参照)や、耕耘部を覆うロータリカバーの内面にゴム板を取り付けて、ゴム板自体の弾性力によって発生する振動により耕耘した土が付着するのを防止するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1のゴム等からなる弾性体は土の衝撃で振動可能な空間を形成し、その弾性体を復元する方向に付勢するバネ部材を介してロータリカバーに取り付けているため構造が複雑になると共に、バネ部材を設けることによってコストが高くなるという問題があった。
また、特許文献2のようにロータリカバーの内面に取り付けるゴム板は厚さが薄いと耕耘中の泥土や石等によってゴム板が破れる恐れがある為に、ゴム板の厚さを厚くする必要があり、そうした場合にはゴム板のコストが高くなり、また、厚さが厚いと重量が重くなってロータリカバーの内面に取り付けるには、カバーに対しての取付箇所を増やさなければゴム板自身の重みでゴム板がカバーから外れて垂れ下がってしまい回転する耕耘爪に接触する恐れがあるという問題があった。
【0004】
また、ロータリカバーの内面に、表面がなめらかなテフロン(登録商標)等の合成樹脂製の土壌附着防止部材を取り付けることによってロータリ耕耘部の耕耘爪によって撥ね上げられた土がロータリカバーの内面に付着するのを防止したものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
このものにおいては、テフロン(登録商標)の重量が重くてロータリカバーの内面に取り付けるには取付箇所を増やして取り付けなければならず、また、コスト的にも他の合成樹脂に比較して高く、なかなか実用的に向かないという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
実開平2−9006号公報
【特許文献2】
特許第3325386号公報
【特許文献3】
実開昭49−144713号公報
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するための本発明のロータリ耕耘装置は、ロータリ耕耘部の上方をメインカバーで覆うと共に、ロータリ耕耘部の後方をリヤカバーで覆うロータリ耕耘装置であって、前記メインカバーの内面又はリヤカバーの内面のいずれか一方もしくは両方の内面に、ポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板を取り付けたことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1,図2は本発明のロータリ耕耘装置1の側面図及び背面図である。該ロータリ耕耘装置1は、トラクタ2に連結され、トラクタ2の走行に伴い圃場の耕耘作業を行う従来公知のものであり、トラクタ2側よりPTO軸3を介して動力が入力されるギヤケース4からパイプフレーム5が左右に突設されており、該パイプフレーム5の一方(左)の外端部にチェーンケース7が、他方(右)の外端部にサイドフレーム8がそれぞれ一体的に取り付けられている。
【0008】
上記チェーンケース7及びサイドフレーム8は、共に下方に延出せしめられており、該チェーンケース7とサイドフレーム8の下部の間には従来同様爪軸9が回転自在に軸支されている。そして該爪軸9に圃場の耕耘作業を行う耕耘爪10が複数取り付けられ、爪軸9及び耕耘爪10等によってロータリ耕耘部を構成している。
【0009】
上記構造により、ギヤケース4に入力される駆動力がチェーンケース7を介して爪軸9に入力され、該爪軸9がダウンカット方向に回転駆動されロータリ耕耘部(耕耘爪10)が圃場の耕耘作業を行う。なおギヤケース4の上部にはトップマスト11が取付けられており、従来同様該トップマスト11の前端部が、ロータリ耕耘装置1とトラクタとの連結点の1つとなっている。
【0010】
上記ロータリ耕耘部は、チェーンケース7とサイドフレーム8との間に設けられたメインカバー12によって上方側が、該メインカバー12の後方に回動自在に配されるリヤカバー13によって後方側がそれぞれ覆われている。
【0011】
そして、メインカバー12は略円弧状の板で構成され、メインカバー12の前部は側面視で上方にL字状12aに折り曲げられると共に、後部はメインカバー12の下面に段差状のプレート12bを溶接してメインカバー12の下面を袋状に形成してある。また、メインカバー12前部のL字状12aに折り曲げられた板の上には、後面にナットを溶接したL字状プレート12cが溶接してある。
そこで、本発明の要旨であるポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板14をメインカバー12の内面に取り付ける点について説明する。
一般的にポリプロピレンは重量がテフロン(登録商標)等の合成樹脂やゴムに比べて軽く、安価に購入出来る特徴がある。
まず最初に、メインカバー12後部と段差状のプレート12bによって形成されて出来た袋状の空間に土付着防止板14の一端を差し込む。次に、該土付着防止板14の他端をメインカバー12の内面に沿わせながらメインカバー12の前部まで持ってきて最後にV字状プレート12eを該土付着防止板14の前下方からL字状プレート12cに挟み込んでボルト12dによってメインカバー12内面の全面にわたって土付着防止板14を取り付ける。
【0012】
また、リヤカバー13にも図3乃至図4のようにポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板15の一端がリヤカバー13の回動支点13a近傍でリヤカバー13の内面にY字状に構成されたプレート13b,13c間に挟持されている。
そして、該土付着防止板15の中程には凸部15aが形成されており、該凸部15aを介して締結具15bによってリヤカバー13の内面に取り付けられている。
【0013】
以上のようにメインカバー12の内面及びリヤカバー13の内面には、表面がなめらかなポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板14,15が取り付けられているので、耕耘作業中に泥土等がメインカバーの内面12及びリヤカバー13の内面に付着するのを極力少なくすることが出来る。したがって、カバーの内面に付着した泥土等によってロータリ耕耘装置の重量が増大して、ロータリ耕耘装置を牽引しているトラクタの馬力がロスして作業性が悪くなることを未然に防止することができる。また、耕耘作業終了後のメインカバー12の内面及びリヤカバー13の内面に付着する泥土等の落とし作業を容易に行なうことが出来る。
また、ポリプロピレン自体の重量がテフロン(登録商標)等の合成樹脂やゴムに比べて軽いため、メインカバー12の内面やリヤカバー13の内面への取り付けも容易に行なうことが出来る。
そして、ポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂はテフロン(登録商標)等の合成樹脂やゴムに比べて安価に購入出来る利点がある。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、前記の如く、ロータリ耕耘部の上方をメインカバーで覆うと共に、ロータリ耕耘部の後方をリヤカバーで覆うロータリ耕耘装置であって、前記メインカバーの内面又はリヤカバーの内面のいずれか一方もしくは両方の内面に、ポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板を取り付けたことにより、耕耘作業中に泥土等がメインカバーの内面やリヤカバーの内面に付着するのを極力少なくすることが出来る。したがって、カバーの内面に付着した泥土等によってロータリ耕耘装置の重量が増大して、ロータリ耕耘装置を牽引しているトラクタの馬力がロスして作業性が悪くなることを未然に防止することができる。また、耕耘作業終了後のメインカバーの内面及びリヤカバーの内面に付着する泥土等の落とし作業を容易に行なうことが出来る。
また、ポリプロピレン自体の重量がテフロン(登録商標)等の合成樹脂やゴムに比べて軽いため、カバー内面への取り付けも容易に行なうことが出来る。
そして、ポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂はテフロン(登録商標)等の合成樹脂やゴムに比べてコスト的にも安い利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリ耕耘装置をトラクタに装着した状態を示す側面図である。
【図2】図1のロータリ耕耘装置の構成を示す背面図である。
【図3】リヤカバーにポリプロピレン等からなる土付着防止板を取り付けた状態を示す平面図である。
【図4】リヤカバーにポリプロピレン等からなる土付着防止板を取り付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
12 メインカバー
13 リヤカバー
14 土付着防止板
15 土付着防止板

Claims (1)

  1. ロータリ耕耘部の上方をメインカバーで覆うと共に、ロータリ耕耘部の後方をリヤカバーで覆うロータリ耕耘装置であって、前記メインカバーの内面又はリヤカバーの内面のいずれか一方もしくは両方の内面に、ポリプロピレン等からなる硬質で熱可塑性樹脂を用いて成形された土付着防止板を取り付けたことを特徴とするロータリ耕耘装置。
JP2003065851A 2003-03-12 2003-03-12 ロータリ耕耘装置 Pending JP2004267164A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008253189A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Yanmar Co Ltd 土付着防止構造
CN103749012A (zh) * 2013-12-20 2014-04-30 西安亚澳农机股份有限公司 一种减粘禁堵高效旋耕机

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