JP2004273077A - スイッチ誤動作防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定キーを押して、キーロックのモードの切り替えを行う場合に、特定キー自身が、押されてもキーロックモードが誤切り替えしない、スイッチ誤動作防止装置が要求される。
【解決手段】特定キーを操作する時間範囲で、物が当たったのか、ユーザーが操作したのかを判断し、キーをロックするもしくはロックを解除する制御を行うスイッチ誤動作防止装置。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ誤動作防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ポータブルAV機器等を、カバンやポケットに入れておいた場合、操作キーに物が当たり、知らないうちに動作し、バッテリーが消費されることがある。この対策として、キーをロックできるスイッチを設け、カバンやポケットに入れた場合に操作キーに物が当たっても動作しないように予めロックし、使用する場合はロックを解除し操作できるようにしたものが提案されている。
【0003】
このスイッチには、スライド式のようなメカニカルスイッチで人が動かさなければ切り替わらない方式のものと、操作キー内の特定キーを押すことで、電気的にキー操作を検知させる、もしくは検知させない様にする制御を行って、キーのロックとロック解除を切り替える方式がある。
【0004】
一方、メカニカルスイッチ方式において、正転及び反転方向に回動する円盤形の操作つまみと共に回動するレバーを設け、レバーの回動移動によってスライドスイッチを切り替え、ホールドオン状態とホールドオフ状態とに切り替える誤動作防止機構が特許文献1で提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開1993―342826号公報(第3―6項、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のメカニカルスイッチは小型ポータブルAV機器等では配置できる場所が少なく苦慮している。また、操作キー内の特定キーによるキーのロック、ロック解除を切り替える方式は、その特定キー自身が、物に当たると、キーのロックの状態を切り替えてしまうという欠点がある。
【0007】
本発明は、上記の問題点に鑑み、物に当たることによりキーのロック、ロック解除の誤切り替えが起こることを防止し、ポータブルAV機器等を誤って動作させてしまうことを回避できるスイッチ誤動作防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、特定キーが操作されている時間の長さに基づいて、使用者が操作しているのか、物が当たっているのかを判断する手段を有し、その判断に基づいて特定キー以外のキーを例えばロックする状態もしくはロックを解除する状態を継続するか、他方の状態に変更するか、変更前の状態に戻すかを行うようになっている。
【0009】
具体的には、所定キーが操作されたことを検知する第1検知手段と、所定キー以外のキーが操作されたことを検知する第2検知手段と、所定キーが操作を開始されてから第1検知手段により検知されている時間を検出する検出手段と、第1検知手段が検知する動作と検出手段が検出する動作を制御するとともに、第2検知手段に対して、所定キー以外のキーが操作されたことを検知する第1のモードと、操作されたことを検知しない第2のモードになる様に制御を行う制御手段とを設ける。
【0010】
そして、検出手段が検出した時間が、第1所定時間未満の範囲であれば、第2検知手段に対して第1のモードか第2のモードを継続するように制御する。第1所定時間以上、第2所定時間未満の範囲であれば、第2検知手段に対して第1所定時間未満の範囲でのモードから他方のモードへ変更するように制御する。第2所定時間以上の範囲であれば、第2検知手段に対して、第1所定時間未満の範囲でのモードへ戻る様に制御する。
【0011】
この構成によると、所定キーが操作されている時間の範囲により、使用者が操作しているのか、物が当たっているのかを判断でき、キーのロック、ロック解除の誤切り替えを防止でき、知らないうちにポータブルAV機器等の操作キーが押されて誤って動作させてしまうことを回避することができる。
【0012】
また本発明は、制御手段のみに電源電圧が与えられる電源OFF状態において、所定キーを第2所定時間以上操作することにより、制御手段が制御動作を停止する低消費モード(スリープモード)に移行する。
【0013】
この構成によると、電源OFF状態において、さらに消費電力を低減することができ、電池消費を少なくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態であるスイッチ誤動作防止装置を内蔵したポータブルMD再生機器のブロック構成図である。
【0015】
ポータブルMD再生機器7は、処理用LSI2と、マイコン5と、操作タクトキー4と、表示部6等とで構成されている。処理用LSI2は、ディスク1の駆動、ディスク1から読み出した音声信号の再生処理、表示部6の表示駆動等を行う。再生処理された信号は、ヘッドフォン3から音声出力される。操作タクトキー4は、ユーザーが操作したキーの信号をマイコン5に伝える。マイコン5は、操作タクトキー4から入力された操作信号に基づいて処理用LSI2の制御等を行う。表示部6は、ポータブルMD再生機器7の処理状態等を表示する。なおスイッチ誤動作防止装置は、操作タクトキー4内の特定キー4j(図2参照)とマイコン5等により構成される。
【0016】
次に、図2を用いて操作タクトキー4の構成の一例について説明する。操作タクトキー4は、キー4a〜4dと特定キー4jと抵抗4e〜4i等から構成されている。キー4a〜4dの両側の接点端子をそれぞれ(T1、T2)、(T3、T4)、(T5、T6)、(T7、T8)とする。キーの一方の接点端子T1、T3、T5、T7は、マイコン5内のADコンバータ5bの入力端子に直接もしくは抵抗を介して接続されている。そして、他方の接点端子T2、T4、T6、T8は、GNDに接続されている。また、キー4aと接点端子T1、T2で1つのスイッチを構成しており、キー4aが操作される(押される)ことでスイッチがONし、操作を解除される(離される)ことで自動的にスイッチがOFFに戻る。キー4b〜4dと接点端子T3〜T8においても同様である。
【0017】
抵抗4f〜4hは、キーの一方の接点端子T1、T3、T5、T7の間に接続されている。すなわち、抵抗4fは、接点端子T1とT3の間に、抵抗4gは、接点端子T3とT5の間に、抵抗4hは、接点端子T5とT7の間に接続されている。抵抗4eは、接点端子T1と電源との間に接続されている。なお、抵抗4e〜4hは、電源電圧を等分割するために抵抗値は同じ値にされている。
【0018】
もし、キー4a〜4dのうちのどれか一つのキーが操作されると、操作されている間は、電源電圧を抵抗で分割した電圧が、ADコンバータ5bに入力される。操作を解除されるとADコンバータ5bには電源電圧が入力される。各キーが操作された場合に、電源電圧を等分割する抵抗の数が異なるために、ADコンバータ5bに入力される電圧レベルが異なり、マイコン5は、どのキーが操作されたかを認識する。
【0019】
例えばキー4bを操作すると電源電圧を抵抗4e、4fで2等分割し、電源電圧の2分の1の電圧がADコンバータ5bに入力される。またキー4cを操作すると電源電圧を抵抗4e、4f、4gで3等分割し、電源電圧の3分の2の電圧がADコンバータ5bに入力される。そしてマイコン5は、デジタル変換された電圧値情報を参照して、キー4bとキー4cが操作されたことを認識する。
【0020】
ポータブルMD再生機器7のSTOPキーにあたる特定キー4jの両側の接点端子はT9とT10であり、接点端子T9は、マイコン5内のI/Oポート5aに接続され、接点端子T10はGNDに接続されている。また、特定キー4jと接点端子T9とT10で1つのスイッチを構成しており、特定キー4jが操作される(押される)ことでスイッチがONし、操作を解除される(離される)ことで自動的にスイッチがOFFに戻る。抵抗4iは電源とI/Oポート5aもしくは接点端子T9との間に接続されている。特定キー4jが操作されると、I/Oポート5aはスイッチを介してGNDとつながり、0Vの電圧が入力され、マイコン5はLOWレベルを認識する。操作を解除された時は、抵抗4iを介して電源とつながり、電源電圧が入力され、マイコン5はHIGHレベルを認識する。
【0021】
次に、図3を用いてスイッチ誤動作防止装置の制御部であるマイコン5の動作について説明する。図3は、マイコン5の構成を示した概略図である。マイコン5は、CPU5g、RAM5f、ROM5e、ADコンバータ5b、タイマー5d、I/Oポート5a等から構成されている。ROM5eは64KBのメモリ容量を持ち、制御プログラム等を保持する。RAM5fは2KBのメモリ容量を持ち、処理データ等を記憶する。ADコンバータ5bは、キー4a〜4dを操作することにより生じた電圧レベルを、デジタル数値情報に変換して、CPU5gに伝える。
【0022】
I/Oポート5aには、STOPキーである特定キー4jの接点端子T9の電圧が入力され、電圧レベルがHIGHレベルかLOWレベルかをCPU5gに伝える。また、外部割り込み要求信号を受け付け、マイコン5に割り込みを発生させる。割り込みとは、マイコン5が現在処理中の命令を中断して、別の処理を挿入することである。タイマー5dは、STOPキーが操作されていることをI/Oポート5aを介してCPU5gが検知している時間をカウントする。CPU5gは8bitのCPUであり、I/Oポート5aから伝えられた電圧レベルを参照してSTOPキーの操作を検知し、タイマー5dがカウントしている時間に基づいて、STOPキー以外のキーをロックする、もしくはロックを解除する等の制御を行う。また、ADコンバータ5bから伝えられたSTOPキー以外のキーの操作により生じた電圧レベルを参照して、どのキーが操作されたかを検知し処理用LSI2に処理を指示する。バスライン5cは各機能ブロック間をつなぎデータ転送等に用いられる。
【0023】
ポータブルMD再生機器7の各部に電源電圧として2.5V、1.6V等の電圧が与えられ、ディスクの駆動、音声信号再生処理等の動作を行う電源ON状態と、マイコン5と操作タクトキー4のみに電源電圧として2.5Vの電圧が与えられ、キーの操作のみを受け付ける電源OFF状態がある。電源OFF状態へは、STOPキーを所定の回数連続して押すことで電源ON状態から移動することができる。逆に電源OFF状態から電源ON状態に戻る場合も同様な方法が用いられる。電源ON状態と電源OFF状態における、キーをロックする、もしくはロックを解除する制御について、同じく図3を用いて説明する。
【0024】
電源ON状態では、STOPキーである特定キー4jが押されると、I/Oポート5aに、0Vの電圧が入力される。それを受けて、CPU5gは、STOPキーの操作を検知し、タイマー5dにカウントを開始させる。CPU5gは、20msecに1回、I/Oポート5aに入力されたSTOPキーの電圧レベルとタイマー5dのカウント値を読み、STOPキーが操作されてからの時間を確認する。STOPキーが操作を解除されると、抵抗4iを介してI/Oポート5aに、電源電圧2.5Vが入力される。CPU5gはSTOPキーの操作の解除を認識し、タイマー5dにカウントを終了させる。
【0025】
ユーザーがキーを普通より長く押した場合、2秒以上が多いとされている。また、物がキーに当たった場合は、5秒以上押されている場合が多いとされている。そのため、本実施例では、2秒未満、2秒以上5秒未満、5秒以上の3つの範囲に分けて、STOPキーが操作されている時間がどの範囲になるかを参照して、ユーザーが操作しているのか、物が当たっているのかを判断し、キーをロックする、もしくはロックを解除する制御を行っている。
【0026】
まず、STOPキーが操作されている時間が2秒未満の範囲について説明する。操作されている時間が2秒未満であれば、マイコン5はユーザーが操作していないと判断し、特定キー4j以外の他のキー4a〜4dをロックする、もしくはロックを解除する状態を継続する。キーをロックする状態というのは、例えば、キー4aを操作しても、入力された電圧をADコンバータ5bがデジタル数値情報に変換しない、もしくはADコンバータ5bがデジタル数値情報に変換しても、CPU5gに伝わらず、キー4aが操作されたことをマイコン5が認識しない状態のことである。キーのロックを解除する状態というのは、その逆で、マイコン5が、キー4aが操作されたことを認識する状態のことである。
【0027】
次に、STOPキーが操作されている時間が2秒以上、5秒未満の範囲について説明する。操作されている時間が2秒以上、5秒未満の範囲であれば、マイコン5は、ユーザーが操作していると判断し、特定キー4j以外の他のキー4a〜4dをロックする、もしくはロックを解除する状態を、2秒未満の範囲での状態とは逆の状態に変更する。すなわち、2秒未満の範囲での状態が、キーをロックする状態であれば、キーのロックを解除する状態に変更する。また、2秒未満の範囲での状態が、キーのロックを解除する状態であれば、キーをロックする状態に変更する。
【0028】
なお、STOPキーが操作されている時間が、2秒以上経つと、キーがロックされている場合、“HOLD ON”という文字が表示部6上に表示され、ユーザーはキーのロック状態を目視できる。もし、設定したい状態と異なれば、再度2秒以上STOPキーを押して状態を変えれば良い。
【0029】
次に、STOPキーが操作されている時間が5秒以上の範囲について説明する。操作されている時間が、5秒以上の範囲であれば、マイコン5は、ユーザーが操作しているのでなく物が当たっていると判断し、2秒未満の範囲での状態に戻す。すなわち、2秒未満の範囲での状態がキーをロックする状態であれば、キーをロックする状態に戻す。2秒未満の範囲での状態がキーをロックしない状態であれば、キーをロックしない状態に戻す。
【0030】
次に、電源OFF状態について説明する。電源OFF状態の場合は、電源ON状態の場合と比べて、STOPキーが操作されている時間を参照してキーをロックするもしくはロックを解除する制御を行うことは同じだが、STOPキーを、5秒以上操作した場合に、マイコン5が低消費モードであるスリープモードに移行することが異なっている。スリープモードとは、I/Oポート5a等の周辺の機能ブロックは動作しているが、CPU5gのみが動作を停止しているモードであり、電池消費を極力なくすためである。なお、CPU5gも含めて全ての機能ブロックが動作するモードを通常モードとする。
【0031】
STOPキーを5秒以上操作すると、マイコン5は、キーをロックする、もしくはロックを解除する状態を、2秒未満の範囲での状態に戻す。そして、スリープモード中にSTOPキーが操作を解除された場合に、マイコン5がスリープモードから通常モードに復帰する手段を設ける。復帰する手段とは、I/Oポート5aが、STOPキーが操作を解除された場合に発生するLOWレベルからHIGHレベルに立ち上がるエッジを持った信号を割り込み要求信号として受けて、マイコン5が割り込みを発生し、通常モードへ復帰する様に設定することである。割り込み設定を行った後で、スリープモードに入る設定を行い、マイコン5は、スリープモードに入る。
【0032】
スリープモード中に、STOPキーが操作を解除されると、発生する立ち上がり信号をI/Oポート5aが受けて、マイコン5が割り込みを発生し、通常モードに復帰する。STOPキーが操作を解除されたままだと、I/Oポート5aには、電源電圧2.5Vが入力されており、マイコン5はSTOPキーが操作を解除されたと認識する。次に、先程とは逆に、I/Oポート5aが、STOPキーが操作された場合に発生するHIGHレベルからLOWレベルに立ち下がるエッジを持った信号を割り込み要求信号として受けて、マイコン5が割り込みを発生し、通常モードへ復帰するように設定する。そして、スリープモードに入る設定を行い、マイコン5は、スリープモードに入る。
【0033】
スリープモード中に、STOPキーが操作されると、発生する立ち上がり信号をI/Oポート5aが受けて、マイコン5が割り込みを発生し、通常モードに復帰する。STOPキーが操作されたままだと、I/Oポート5aには、0Vが入力されており、マイコン5はSTOPキーが操作されたと認識する。次に、タイマー5dに、STOPキーが操作されている時間をカウントさせ、カウントした時間に基づいて、電源ON状態と同様に、キーをロックする、もしくはロックを解除する制御を行う。そして、STOPキーが5秒以上操作されていると再び、I/Oポート5aが立ち上がるエッジを持った信号を受けて、マイコン5が割り込みを発生し、通常モードへ復帰する様に設定する。そして、スリープモードに入る設定を行い、マイコン5は、スリープモードに入る。
【0034】
すなわち、電源OFF状態では、I/Oポート5aが受ける割り込み要求信号のエッジの仕様を、立ち上がり、立ち下がり、立ち上がりと交互に替えて設定変更することで、マイコン5がスリープモードに入っていてもSTOPキーに操作/操作の解除の変化があれば通常モードに復帰でき、また、その後STOPキーに操作/操作の解除の変化がなければ、再度スリープモードの設定をすることで、自動的にスリープモードに入るように制御されており、低消費電力化が図られている。
【0035】
なお、STOPキーに操作/操作の解除の変化があった場合に発生するエッジを持った信号を割り込み要求信号として受け付ける設定は、割り込みが発生した時点でリセットされる。その為、スリープモードから復帰後、操作/操作の解除を行われても要求信号として受け付けず、マイコン5に割り込みは発生しない。
【0036】
なお、本実施例では、STOPキーを、キーをロックする、もしくはロックを解除する制御およびスリープモードからの復帰させる制御のためのコントロールキーとして兼用したが、PLAYキー等の他のキーをコントロールキーに兼用しても良い。また、単一のキーだけでなく複数のキー、例えば、STOPキーとPLAYキーの両方のキーから制御できるようにしても良い。
【0037】
また、本実施例では、STOPキーが操作されている時間の範囲を、2秒未満、2秒以上5秒未満、5秒以上の範囲に分けて、キーをロックする、もしくはロックを解除する制御を行ったが、時間の範囲は、固定したものでなく、マイコン5のプログラム等を変更することにより、時間の範囲を変えることも可能である。
【0038】
また、本実施例では、表示部6はポータブルMD再生機器7本体上に配置された構造で図示されているが、例えばリモコン等の付属部品上に設けた構造にしても良い。
【0039】
また、本実施例では、CPU5gのバス幅を8bitと記載しているが、バス幅は固定ではなく、さらに広くすることも可能である。バス幅を広くすることで、マイコン5の処理能力を上げ、例えばSTOPキーを5秒以上押してスリープモードに入るまでの処理時間等を短縮することも可能である。
【0040】
次に、図4を用いて電源ON状態におけるマイコン5のキーのロックもしくはロック解除の制御処理フローについて説明する。まず、ステップS11で、キー操作時間TON=0を設定する。次に、ステップS12で、STOPキーが操作されたかどうかをI/Oポート5aに入力された電圧レベルを参照して判断する。HIGHレベルなら、STOPキーが操作を解除されていると判断し、ステップS11に戻り、キー操作時間TON=0を設定する。STOPキーが操作されるまで、この処理を繰り返す。LOWレベルなら、STOPキーが操作されたとして、ステップS13に進む。
【0041】
ステップS13では、タイマー5dで、キー操作時間TONをカウントする。次に、ステップS14では、キー操作時間TONを参照し、第1所定時間T1(2秒)以上であるかどうかを確認する。2秒未満であれば、ステップS12に戻り、STOPキーが操作されたままかどうかを確認し、操作されていたらステップS13においてキー操作時間TONをカウントする。2秒以上になるまで、以上の処理を繰り返す。2秒以上になる前に、ステップS12で、STOPキーが操作を解除されていると判断されたならば、ステップS11に戻り、キー操作時間TON=0を設定する。
【0042】
ステップS14で、キー操作時間TONが2秒以上と判断されたならば、次に、ステップS15で、第2所定時間T2(5秒)以上であるかどうか確認する。5秒未満であれば、ステップS16に進む。5秒以上であれば、ステップS18に進む。
【0043】
ステップS16では、キーをロックするもしくはロックを解除するモード(以下、KLモードと記載)を変更するかどうかを確認する。未だ変更していなければ、ステップS17に進み、KLモードを逆のモードに変更し、ステップS12に戻る。KLモードが変更済みであれば、そのままステップS12に戻る。
【0044】
ステップS18では、KLモードの変更を解除する。すなわち、第1所定時間T1(2秒)未満の範囲でのKLモードに戻す。そして、STOPキーの操作が続くとステップS12〜S15、S18の処理を繰り返す。もし、STOPキーが操作を解除されていれば、ステップS11に戻り、キー操作時間TON=0にリセットし、STOPキーの操作に備える。
【0045】
次に、図5を用いて電源OFF状態におけるマイコン5のキーのロックもしくはロック解除の制御処理フローについて説明する。電源OFF状態の処理フローは、電源ON状態の処理フローと、ステップS11〜ステップS18まで同じ処理であるため、ステップS18までの説明を省略し、ステップS19以降について説明する。ステップS19では、STOPキーが操作を解除された場合に発生する立ち上がりエッジを持った信号を、I/Oポート5aが割り込み要求信号として受け付け、マイコン5が割り込みを発生する設定を行う。設定後、ステップS20に進む。
【0046】
ステップS20では、スリープモードに入る設定を行い、スリープモードに入る。スリープモード中に、STOPキーが操作を解除されれば、割り込みが発生する(ステップS22)。マイコン5は、スリープモードから通常モードに復帰し、ステップS12へ進む。
【0047】
ステップS12では、STOPキーが操作されているかどうかを確認する。STOPキーが操作されていれば、電源ON時と同じように、STOPキーが操作されている時間をカウントし、その時間に基づいて、KLモードを制御する。STOPキーが操作を解除されていれば、ステップS21に進む。ステップS21では、スリープモードにおいてSTOPキーが操作された場合に発生する立ち下がりエッジを持った信号をI/Oポート5aが割り込み要求信号として受け付け、マイコン5が割り込みを発生する設定を行う。
【0048】
そして、ステップS20に進みスリープモードの設定を行い、スリープモードに入る。スリープモード中に、STOPキーが操作されれば、割り込みが発生する(ステップS22)。マイコン5は、スリープモードから通常モードに復帰し、ステップS12へ進む。以降、STOPキーによる操作がなく、電源OFF状態のままであれば上記の処理を繰り返す。
【0049】
【発明の効果】
本発明によると、STOPキーを操作している時間の範囲により、ユーザーの操作によるものか、物が当たったものかを判断でき、キーのロック、もしくはロック解除の誤切り替えを防止でき、知らないうちに操作キーが押され、ポータブルAV機器等が誤って動作することを回避することができる。
【0050】
また本発明によると、電源OFF状態時においてSTOPキーを操作しつづけることによりスリープモードに移行し、消費電力を低減させ、電池消費を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるスイッチ誤動作防止装置を内蔵したポータブルMD再生機器のブロック構成図。
【図2】本発明の実施形態であるスイッチ誤動作防止装置を内蔵したポータブルMD再生機器内の操作タクトキーの構成図。
【図3】本発明の実施形態であるスイッチ誤動作防止装置の制御部であるマイコンの概略図。
【図4】本発明の実施形態であるスイッチ誤動作防止装置のキーのロックもしくはロック解除の制御のフローチャート(電源ON状態)。
【図5】本発明の実施形態であるスイッチ誤動作制御装置のキーのロックもしくはロック解除の制御のフローチャート(電源OFF状態)。
【符号の説明】
1 ディスク
2 処理用LSI
3 ヘッドフォン
4 操作タクトキー
4j 特定キー(STOPキー)
4a、4b、4c、4d その他キー
4e、4f、4g、4h、4i 抵抗
5 マイコン
5a I/Oポート
5b ADコンバータ
5c バスライン
5d タイマー
5e ROM
5f RAM
5g CPU
6 表示部
7 ポータブルMD再生機器
T1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8 接点端子
T9、T10 接点端子(特定キー)

Claims (5)

  1. キー操作の検知を行う第1のモードと行わない第2のモードを有するスイッチ誤動作防止装置において、
    複数キーの内の所定キーが操作されたことを検知する第1検知手段と、
    前記所定キー以外のキーが操作されたことを検知する第2検知手段と、
    前記所定キーが操作を開始されてから前記第1検知手段により検知されている時間を検出する検出手段と、
    前記第1検知手段が検知する動作と前記検出手段が検出する動作を制御するとともに、前記検出手段が検出した時間に基づいて、前記第2検知手段に対して、前記第1のモードを行わせるか、前記第2のモードを行わせるかを制御する制御手段とを備えたことを特徴とするスイッチ誤動作防止装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段が検出した時間が第1所定時間未満の範囲であれば前記第1のモードか前記第2のモードを継続し、前記第1所定時間以上、第2所定時間未満の範囲であれば、前記第1所定時間未満の範囲でのモードから他方のモードへ変更し、前記第2所定時間以上の範囲であれば、前記第1所定時間未満の範囲でのモードに戻すように制御することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ誤動作防止装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定のキーが前記第2所定時間以上操作されると、制御動作を行う通常モードから制御動作を停止する低消費モードへ移行することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ誤動作防止装置。
  4. 前記制御手段は、前記低消費モードへ移行する前に、前記所定キーの操作が解除されることにより生ずる第1の信号を用いて、前記低消費モードから前記通常モードへ復帰する手段を設けておき、前記低消費モードから復帰した後、次に前記所定キーが操作されることにより生ずる第2の信号を用いて前記低消費モードから前記通常モードへ復帰する手段を設けておき、前記低消費モードへ移行することを特徴とする請求項3に記載のスイッチ誤動作防止装置。
  5. 前記第1の信号は、前記所定キーが操作される状態から操作を解除される状態に変わったことにより発生するエッジをもった信号であり、前記第2の信号は、前記所定キーが操作を解除される状態から操作される状態に変わったことにより発生する、前記第1の信号と逆のエッジをもった信号であることを特徴とする請求項4に記載のスイッチ誤動作防止装置。
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KR20160116290A (ko) * 2015-03-02 2016-10-07 시아오미 아이엔씨. 상태 전환 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체

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