JP2004285694A - マンホール蓋用施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】雨水や泥水に曝される劣悪な使用環境に耐えるとともに、必要充分なセキュリティー機能を有するマンホール蓋用施錠装置を提供する。
【解決手段】筒状ケース3に収容した締付ボルト6の螺子軸部7を固定受枠10側の螺子孔11に捻じ込み、締付ボルト6の頭部8の回転受動部9を隠蔽する錠前ユニット12を筒状ケース3に収容する。キーハンドル13の一方の操作軸14に締付付ボルト6の回転受動部9に嵌合される回転駆動部16を形成し、他方の操作軸15に錠前ユニット12の施錠軸18に嵌合される施錠駆動部17を形成する。施錠駆動部17の使用によって錠前ユニット12を筒状ケース3から抜き取った後、キーハンドル13の回転駆動部16によって締付ボルト6を回転させ、固定受枠10に対する蓋1の固着を解除する。
【選択図】 図11

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は通信ケーブルや送電ケーブル、上下水道管を収容する共同溝等のマンホールの蓋に使用される施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マンホールの蓋を閉鎖位置において固定受枠に対し開放不能に施錠する従来の蓋用施錠装置としては、前記蓋を上下方向に貫通する外筒と、該外筒に回転可能に収容された施錠軸と、該施錠軸の下端部に固着され、固定受枠側の受金部と係合する止め金板とからなり、操作用鍵には、前記施錠軸の上端部に形成した鍵受け凹部に挿入される鍵コード部を先端部に形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このマンホール蓋用施錠装置では、泥水の侵入によって施錠軸の鍵受部が目詰まりして鍵の差し込みが困難または不可能とならないようにするため、該鍵受部の形状を例えば略三角形状などの単純化した形状に形成している。
このような特殊な使用環境を考慮に入れた設計であるため、錠機能としてのセキュリティーにおいて劣る点があり、本来の鍵以外の用具を無理矢理に差し込むことによって施錠軸を回すことも不可能ではなかった。
また、回転する施錠軸の下部に止め金板を連結した上記方式では、蓋を固定受枠に対してガタつきなく強固に締付固定することが困難であった。
【0004】
蓋の周縁部の垂直孔に締付ボルトを収容し、垂直孔の底部の貫通孔から突出させた締付ボルトの螺子軸部を固定受枠側の螺子孔に捻じ込むことによって、蓋を閉鎖位置において固定受枠に対してガタつきなく強固に締付け固定し、締付ボルトの上方空間を簡易錠で閉塞する方式も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
しかしながら、この蓋用施錠装置では、前記簡易錠は錠本体の軸孔に施錠軸を回転可能に嵌合し、施錠軸の下端部に連結した止め金板を締付ボルトの頭部に形成したロック溝に係合させたものであり、施錠軸に形成した割溝に板状鍵を挿入して施錠軸を回転操作するものであるから、錠機能としてのセキュリティーにおいて劣る点があった。また、施錠軸の前記割溝に泥水などが侵入して目詰まりを起し易く、板状鍵の挿入が不可能または非常に困難となることがあった。
【0006】
【特許文献1】特許第3291269号公報
【特許文献2】実公昭59−20435号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目的は、雨水や泥水に曝される劣悪な使用環境に耐えるとともに、必要充分なセキュリティー機能を有するマンホール蓋用施錠装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するためになされた請求項1の発明のマンホール蓋用施錠装置は、蓋1の周縁部の垂直孔2に嵌挿して蓋1に固着された筒状ケース2と、筒状ケース3の下部空間に収容され、筒状ケース3の底壁部4の貫通孔5から突出した螺子軸部7が固定受枠10側の螺子孔11に捻じ込まれ、蓋1を閉鎖位置において固定受枠10に対して固定する締付ボルト6と、筒状ケース3の上部空間に抜差し可能に嵌め込まれ、締付ボルト6の頭部8の回転受動部9を隠蔽した位置において筒状ケース3に対して抜取り不能に錠止される錠前ユニット12と、相交差する2本の操作軸14,15を備えており、締付ボルト6の回転受動部9に嵌合される回転駆動部16を一方の操作軸14の先端部に形成し、錠前ユニット12の施錠軸18に嵌合される施錠駆動部17を他方の操作軸15の先端部に形成したキーハンドル13とから構成されており、施錠駆動部17の使用によって錠前ユニット12を筒状ケース3から抜き取った後、キーハンドル13の回転駆動部16によって締付ボルト6を回転させ、固定受枠10に対する蓋1の固着を解除するようにしたものである。
【0009】
請求項2の発明のマンホール蓋用施錠装置においては、前記錠前ユニット12は、筒状ケース3に挿入される筒状本体19と、筒状本体19に回転不能かつ上下方向に移動可能に収容され、施錠軸18が嵌挿される非円形状の受孔21を中央部に形成した錠止板20と、錠止板20を上昇方向に付勢するバネ部材22と、筒状本体19の下部空間に収容され、施錠軸18の下部が挿入される軸孔24を中央部に形成したサポート体23と、軸孔24と交差するサポート体23の側面孔25に嵌挿され、連動カム機構を介して施錠軸18に接続され、施錠軸18の回転に対応して筒状本体19の下部内側面のロック溝26に係脱するロック体27と、筒状本体19の上部内側面に突設され、筒状本体19に対するキーハンドル13の抜差しを規制する抜差し規制体28とから構成されており、
施錠軸18の上部には、錠止板20の受孔21に係合したとき、施錠軸18を回転不能にする断面非円形状の回転制止部29と、施錠軸18を回転可能にする回転許容部30を上下に形成してあり、キーハンドル13の施錠駆動部17は施錠軸18の回転制止部19に合致した凹部形状に形成してあり、施錠駆動部17に隣接したキーハンドル13の操作軸15の外周面には、抜差し規制体28の規制突起31に当接する環状突起32を形成してあり、環状突起32には規制突起31が通過可能な逃げ溝33を形成してあり、ロック体27が筒状本体19のロック溝26から離脱する位置までキーハンドル13の操作軸15を回転させたとき、規制突起31が環状突起32の下面に係合して、キーハンドル13を抜取り不能になるものである。
【0010】
【発明の作用】請求項1の発明のマンホール蓋用施錠装置では、通信ケーブルの補修交換や点検等の作業のためにマンホールの正当管理者からキーハンドル13を渡された作業員は、図11に示したようにキーハンドル13の片側の操作軸15を錠前ユニット12に挿入し、操作軸15の施錠駆動部17を施錠軸18に嵌合させる。キーハンドル13で施錠軸18を解錠方向に回転させ、蓋1に対する錠前ユニット12の錠止を解除した後、図13に示したように錠前ユニット12を筒状ケース3から抜き取る。
【0011】
次に図14に示したようにキーハンドル13の別の操作軸14を筒状ケース3に挿入し、回転駆動部16を締付ボルト6の回転受動部9に嵌合させる。図15に示したようにキーハンドル13で締付ボルト6を緩み方向に回転させ、締付ボルト6の螺子軸部7の全長を固定受枠10の螺子孔11から脱出させる。これによって固定受枠10に対する蓋1の締付け固定が解除される。この後、蓋1を開放して作業員がマンホールから共同溝等に入り込み、所定の作業に着手する。
【0012】
所要の作業を終了した作業員はマンホールから路上に出て蓋1を閉鎖する。そしてキーハンドル13の操作軸14を筒状ケース3に挿入し、操作軸14の回転駆動部16を締付ボルト6の回転受動部9に嵌合させて、締付ボルト6を締め込み方向に回転させ、締付ボルト6の螺子軸部7を固定受枠10の螺子孔11に深く捻じ込んで、固定受枠10に対して蓋1を締付け固定する。
【0013】
次に錠前ユニット12を筒状ケース3に挿入し、締付ボルト6の上方空間を錠前ユニット12で閉塞する。その後、キーハンドル13の別の操作軸15を錠前ユニット12に挿入し、操作軸15の施錠駆動部17を施錠軸18に嵌合させる。キーハンドル13で施錠軸18を施錠方向に回転させ、錠前ユニット12を蓋1に対して抜取り不能に錠止する。最後に図2に示したように錠前ユニット12からキーハンドル13を抜き取り、作業員は現場を立ち去る。
【0014】
請求項2の発明のマンホール蓋用施錠装置では、蓋1の閉鎖施錠状態においては、錠止板20の受孔21には施錠軸18の回転制止部29が係合しており、施錠軸18は錠止板20を介して筒状本体19に対して回転不能に拘束されている。そのため、施錠軸18に連動装備されているロック体27も先端部が筒状本体19のロック溝26に係合した施錠位置に保持されている。
【0015】
キーハンドル13の片側の操作軸15を錠前ユニット12に挿入し、操作軸15の環状突起32の逃げ溝33を抜差し規制体28の規制突起31と位置合わせをした後、キーハンドル13を押し下げると、操作軸15の施錠駆動部17の先端面が錠止板20に当接する。さらにキーハンドル13を押し下げると、錠止板20がバネ部材22の付勢に抗して下方移動し、図12に示したように施錠駆動部17が施錠軸18の回転制止部29に嵌合する一方、錠止板20の受孔21に施錠軸18の回転許容部30が係合する。そのため、錠止板20を介して成立していた筒状本体19に対する施錠軸18の回転拘束が解除される。
【0016】
この段階でキーハンドル13の操作軸15を解錠方向に回すと、施錠軸18がサポート体23の軸孔24を中心として操作軸15と一体的に回転し、ロック体27が連動カム機構の作用によって没入方向に摺動し、筒状本体19のロック溝26から離脱する。これによって蓋1に対する錠前ユニット12の拘束が解除される。
このようにロック体27がロック溝26から離脱した状態においては、抜差し規制体28の規制突起31が操作軸15の環状突起32の下面側に係合しているため、図13に示したように錠前ユニット12は操作軸15を引き上げることによって、筒状ケース3から抜き取られる。
【0017】
次に図14に示したようにキーハンドル13の別の操作軸14を筒状ケース3に挿入し、操作軸14の回転駆動部16を締付ボルト6の回転受動部9に嵌合させる。そして、キーハンドル13を回して締付ボルト6を緩み方向に回転させ、図15に示したように締付ボルト6の螺子軸部7の全長を固定受枠10の螺子孔11から脱出させる。これによって固定受枠10に対する蓋1の締付け固定が解除される。この後、蓋1を開放して作業員がマンホールから共同溝等に入り込み、所定の作業に着手する。
【0018】
作業終了後に蓋1が閉鎖され、キーハンドル13の操作軸14が筒状ケース3に挿入される。操作軸14の回転駆動部16を締付ボルト6の回転受動部9に嵌合させて、締付ボルト6を締め込み方向に回転させ、締付ボルト6の螺子軸部7を固定受枠10の螺子孔11に深く捻じ込んで、固定受枠10に対して蓋1を締付け固定する。
【0019】
次に錠前ユニット12を筒状ケース3に挿入し、締付ボルト6の上方空間を錠前ユニット12で閉塞する。その後、キーハンドル13の片側の操作軸15を錠前ユニット12に挿入し、操作軸15の環状突起32の逃げ溝33を抜差し規制体28の規制突起31と位置合わせしてから、キーハンドル13を押し下げると、操作軸15の施錠駆動部17の先端面が錠止板20に当接する。さらにキーハンドル13を押し下げると、錠止板20がバネ部材22の付勢に抗して下方移動し、施錠駆動部17が施錠軸18の回転制止部29に嵌合する一方、錠止板20の受孔21に施錠軸18の回転許容部30が係合する。そのため、筒状本体19に対する施錠軸18の回転拘束が解除される。
【0020】
この段階でキーハンドル13の操作軸15を施錠方向に回すと、施錠軸18がサポート体23の軸孔24を中心として回転し、ロック体27が連動カム機構の作用によって突出方向に摺動し、筒状本体19のロック溝26に係合する。これによって蓋1に対して錠前ユニット12が抜取り不能に錠止される。
このように錠前ユニット12が錠止された状態においては、操作軸15の環状突起32の逃げ溝33が抜差し規制体28の規制突起31に対面した位置に来ているため、操作軸15を手前に引くことによって、キーハンドル13が錠前ユニット12から抜き取られる。そのあと、キーハンドル13を携行して作業員は現場を立ち去る。
【0021】
【発明の実施の態様】図示した実施例では、締付ボルト6の頭部8の上面に形成した回転受動部9は、角部を丸めた略三角形状の凹部によって構成されており、これに嵌合する操作軸14の回転駆動部16は同形状の凸部によって形成されている。この回転受動部9と回転駆動部16の断面形状を適宜に変更することによって多数の鍵コードを設定することができる。
締付ボルト6の頭部8には大径部8aが形成されており、錠前ユニット12の筒状本体19の中間部内側面には環状溝34が形成され、環状溝34には適当なO−リング35が挿入保持されている。
【0022】
図15に示したように締付ボルト6の螺子軸部7が固定受枠10の螺子孔11から脱出して頭部8が筒状本体19内に浮上したとき、前記大径部8aの外周面がO−リング35に圧接することによって、締付ボルト6は当該浮上位置に保持され、締付ボルト6が蓋1の開放中に脱落することがない。
キーハンドル13は握り部36を含めればT字状に形成されており、握り部36の先端部にはマグネット37が装備されている。
【0023】
蓋1の垂直孔2は上部が大径孔に形成されており、この大径孔部2aにはゴムやプラスチック製のキャップ38が嵌められている。筒状ケース3の上端部には大径段差部39が形成され、この大径段差部39には錠前ユニット12の筒状本体19の上端部が突出しており、磁性金属製の栓体40が嵌められている。これらのキャップ38と栓体40によって錠前ユニット12の防水と防塵対策がなされ、泥水の侵入による目詰まりなどが防止されている。キャップ38を外した後、栓体40はキーハンドル13のマグネット37で吸着することによって筒状ケース3及び筒状本体19から抜き取られる。
【0024】
操作軸15の先端部の施錠駆動部17の内面形状は、正六角形の隣接二辺を円弧状とした非円形状に形成されており、これが嵌合する施錠軸18の頭部すなわち回転制止部29も同形状に形成されている。錠止板20の受孔21も同じ形状である。回転制止部29の下側に形成される回転許容部30は、受孔21に内接する円形断面に形成されている。施錠駆動部17などの断面形状を多様に変化させることによって、多数の鍵コードを設定することができる。
【0025】
筒状ケース32の中間部に嵌合された定着板40は溶接によって筒状ケース3に固着されている。定着板40の受溝41を通して垂直孔2の底壁部4に固定ビス42を捻じ込むことによって、筒状ケース3は蓋1に対して回転不能に拘束されている。筒状ケース3の下端螺子部43には締付ナット44が螺合され、筒状ケース3は定着板40と締付ナット44の間に蓋1を挟みつけることによって蓋1に固着されている。
【0026】
錠前ユニット12の筒状本体19の内側面には軸線方向に制止溝45が形成されており、錠止板20の外側面には制止突起46が形成されている。制止溝45に制止突起46が係合することによって、錠止板20は筒状本体19に対して上下方向に移動可能であって回転不能に拘束されている。
サポート体23の外側面の環状溝47には、筒状本体19の側壁部を通して抜け止めピン48が挿入されており、サポート体23は筒状本体19に対して回転可能及び抜取り不能に装着されている。
【0027】
施錠軸18の下面には偏心位置に駆動カム突起49が突設されており、板状のロック体27には駆動カム突起49が挿入される受動カム溝50を横断方向に形成してある。施錠軸18を回転させると、駆動カム突起49が受動カム溝50の内側面を押すため、ロック体27が施錠軸28の軸線に対して直角方向に摺動し、筒状ケース3のロック溝26に係脱する。
錠止板20を上昇方向に付勢するバネ部材22は圧縮コイルバネによって構成されており、サポート体23の上面と錠止板20の下面の間に挿入されている。錠止板20の制止突起46の配置間隔と個数及び制止突起46の幅寸法を変更したり、操作軸15の環状突起32の配設個数、環状突起32の軸線方向の厚さ寸法を変更したりすることによっても、鍵コードを多数多様に設定変更することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明のマンホール蓋用施錠装置では、蓋1の垂直孔2に筒状ケース3を挿入固定し、筒状ケース3に収容した締付ボルト6の螺子軸部7を筒状ケース3の底壁部4の貫通孔5から突出させ、螺子軸部7を固定受枠10側の螺子孔11に捻じ込むことによって蓋1を固定受枠10に締付け固定するものであるから、通過車輌との接触によって振動してガタ付き騒音を発生させることがない。
また、筒状ケース3の上部空間に錠前ユニット12を挿入して締付ボルト6の頭部8の回転受動部9を隠蔽し、錠前ユニット12を筒状ケース3に対して抜取り不能に錠止しており、錠前ユニット12の施錠軸18に嵌合する所定の施錠駆動部17を有するキーハンドル13がなければ、この錠止を有効に解除することができないため、必要充分なセキュリティー機能を有するマンホール蓋用施錠装置が提供される。
【0029】
請求項2の発明の蓋用施錠装置では、請求項1の発明の前記効果に加えて、錠前ユニット12の筒状本体19内に錠止板20を回転不能かつ上下方向に移動可能に収容し、錠止板20をバネ部材22によって上昇方向に付勢し、筒状本体19の下部空間に収容したサポート体23の軸孔24に施錠軸18の下部を挿入し、軸孔24と交差するサポート体23の側面孔25にロック体27を嵌挿し、連動カム機構を介して施錠軸18にロック体27を接続し、筒状本体19の上部内側面に突設した抜差し規制体28によって筒状本体19に対するキーハンドル13の抜差しを規制し、とからなり、錠止板20の非円形状の受孔21に係合したとき、施錠軸18を回転不能にする回転制止部29を施錠軸18の上部に形成し、前記受孔21に係合したとき、施錠軸18を回転可能にする回転許容部30を回転制止部29の下側に形成し、キーハンドル13の操作軸15の外周面に抜差し規制体28の規制突起31に当接する環状突起32を形成し、環状突起32に規制突起31が通過可能な逃げ溝33を形成してあるため、雨水や泥水に曝される劣悪な使用環境でも砂泥粒子によって目詰まりを起すことなく、信頼性高く使用され、必要充分なセキュリティー機能を有するものとなる。
また、ロック体27がロック溝26から離脱した状態においては、抜差し規制体28の規制突起31が操作軸15の環状突起32の下面側に係合しているため、錠前ユニット12は操作軸15を引き上げることによって、筒状ケース3から即座に抜き取られ、作業性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマンホール蓋用施錠装置の使用状態の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の蓋用施錠装置に使用するキーハンドルの正面図である。
【図4】図3のキーハンドルにおける施錠駆動部の拡大正面図である。
【図5】図3のキーハンドルにおける施錠駆動部の底面図である。
【図6】図3のキーハンドルにおける回転駆動部の底面図である。
【図7】図1の蓋用施錠装置に使用する施錠軸の平面図である。
【図8】図7の施錠軸の正面図である。
【図9】図1の蓋用施錠装置に使用する錠止板の平面図である。
【図10】図9の錠止板の正面図である。
【図11】図1の蓋用施錠装置においてキーハンドルの施錠駆動部を錠前ユニットに挿入した状態の縦断面図である。
【図12】図11の状態からキーハンドルを押し下げたときの縦断面図である。
【図13】図12の状態からキーハンドルを回して錠前ユニットを筒状ケースから抜き取ったときの縦断面図である。
【図14】図13の状態からキーハンドルの回転駆動部を挿入したときの縦断面図である。
【図15】図14の状態からキーハンドルを回して締付ボルトを浮上させたときの縦断面図である。
【符号の説明】
1 蓋
2 垂直孔
3 筒状ケース
4 底壁部
5 貫通孔
6 締付ボルト
7 螺子軸部
8 頭部
9 回転受動部
10 固定受枠
11 螺子孔
12 錠前ユニット
13 キーハンドル
14 操作軸
15 操作軸
16 回転駆動部
17 施錠駆動部
18 施錠軸
19 筒状本体
20 錠止板
21 受孔
22 バネ部材
23 サポート体
24 軸孔
25 側面孔
26 ロック溝
27 ロック体
28 抜差し規制体
29 回転制止部
30 回転許容部
31 規制突起
32 環状突起
33 逃げ溝

Claims (2)

  1. 蓋1の周縁部の垂直孔2に嵌挿して蓋1に固着された筒状ケース2と、筒状ケース3の下部空間に収容され、筒状ケース3の底壁部4の貫通孔5から突出した螺子軸部7が固定受枠10側の螺子孔11に捻じ込まれ、蓋1を閉鎖位置において固定受枠10に対して固定する締付ボルト6と、筒状ケース3の上部空間に抜差し可能に嵌め込まれ、締付ボルト6の頭部8の回転受動部9を隠蔽した位置において筒状ケース3に対して抜取り不能に錠止される錠前ユニット12と、相交差する2本の操作軸14,15を備えており、締付ボルト6の回転受動部9に嵌合される回転駆動部16を一方の操作軸14の先端部に形成し、錠前ユニット12の施錠軸18に嵌合される施錠駆動部17を他方の操作軸15の先端部に形成したキーハンドル13とからなり、施錠駆動部17の使用によって錠前ユニット12を筒状ケース3から抜き取った後、キーハンドル13の回転駆動部16によって締付ボルト6を回転させ、固定受枠10に対する蓋1の固着を解除するようにしたマンホール蓋用施錠装置。
  2. 錠前ユニット12は、筒状ケース3に挿入される筒状本体19と、筒状本体19に回転不能かつ上下方向に移動可能に収容され、施錠軸18が嵌挿される非円形状の受孔21を中央部に形成した錠止板20と、錠止板20を上昇方向に付勢するバネ部材22と、筒状本体19の下部空間に収容され、施錠軸18の下部が挿入される軸孔24を中央部に形成したサポート体23と、軸孔24と交差するサポート体23の側面孔25に嵌挿され、連動カム機構を介して施錠軸18に接続され、施錠軸18の回転に対応して筒状本体19の下部内側面のロック溝26に係脱するロック体27と、筒状本体19の上部内側面に突設され、筒状本体19に対するキーハンドル13の抜差しを規制する抜差し規制体28とからなり、施錠軸18の上部には、錠止板20の受孔21に係合したとき、施錠軸18を回転不能にする断面非円形状の回転制止部29と、施錠軸18を回転可能にする回転許容部30を上下に形成してあり、キーハンドル13の施錠駆動部17は施錠軸18の回転制止部19に合致した凹部形状に形成してあり、施錠駆動部17に隣接したキーハンドル13の操作軸15の外周面には、抜差し規制体28の規制突起31に当接する環状突起32を形成してあり、環状突起32には規制突起31が通過可能な逃げ溝33を形成してあり、ロック体27が筒状本体19のロック溝26から離脱する位置までキーハンドル13の操作軸15を回転させたとき、規制突起31が環状突起32の下面に係合して、キーハンドル13を抜取り不能にすることを特徴とする請求項1に記載のマンホール蓋用施錠装置。
JP2003079210A 2003-03-20 2003-03-20 マンホール蓋用施錠装置 Expired - Fee Related JP3707786B2 (ja)

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