JP2004348152A - 電子写真方法および電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 長期に亘って繰り返し使用した時に、帯電性が低下せず、残留電位が上昇しない、高感度の感光体を使用する電子写真方法を提供することにある。また本発明の第二の目的は、長期に亘って繰り返し使用した時に、帯電性が低下せず、残留電位が上昇しない、高感度の感光体を使用する電子写真装置を提供すること。
【解決手段】 少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材料で構成されてなる電子写真感光体に、少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電を繰り返し行う電子写真方法において、該電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用い、かつ該感光体への一種ないしは複数の照射光のうち少なくともひとつの発光波長域が該電荷輸送材料の荷電状態の吸収ピーク波長と異なる波長であることを特徴とする電子写真方法。
【選択図】 なし
【解決手段】 少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材料で構成されてなる電子写真感光体に、少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電を繰り返し行う電子写真方法において、該電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用い、かつ該感光体への一種ないしは複数の照射光のうち少なくともひとつの発光波長域が該電荷輸送材料の荷電状態の吸収ピーク波長と異なる波長であることを特徴とする電子写真方法。
【選択図】 なし
Description
本発明は、電子写真方法及び電子写真装置に関し、特に繰り返し使用によっても感光体の帯電性が低下せず、残留電位が上昇しない、安定性に優れた電子写真方法及び電子写真装置に関する。
電子写真方法としては、カールソンプロセスやその他種々の変形プロセスなどが知られており、複写機やプリンターなどの電子写真装置に広く使用されている。これらの電子写真方法では、価格、大量生産性、無公害性の観点から、有機系の感光材料を用いた有機感光体が、近年使用されている。
有機系の感光材料としては、例えばポリビニルカルバゾール(PVK)に代表される光導電性樹脂、PVK−TNF(2,4,7−トリニトロフルオレノン)に代表される電荷移動錯体型、フタロシアニン−バインダーに代表される顔料分散型、電荷発生材料と電荷輸送材料とを組み合わせて用いた機能分離型が知られており、特に機能分離型の有機感光体は、無機感光体に匹敵する高感度かつ高速応答性を有することから、実用化の中心にあり、主として可視部から近赤外部に吸収を持つ電荷発生材料と、主として紫外部に吸収を持つ電荷輸送材料とを組み合わせた有機感光体が、知られておりかつ有用である。
機能分離型の有機感光体においては、表面を帯電した感光体が露光された時、光は透明な電荷輸送層を透過し、電荷発生層中の電荷発生材料に吸収される。電荷発生材料は、光を吸収して電荷担体を発生する。発生した電荷担体は電荷輸送層に注入され、帯電によって生じている電界に沿って電荷輸送層を移動して、感光体の表面電荷を中和する。その結果感光体の表面に静電潜像が形成される。
しかしながら機能分離型の有機感光体は、高感度かつ高速応答性を有するものの、繰り返し連続使用した場合に、帯電性が低下し、残留電位が上昇することから、耐久性に問題があった。
一方特開昭55−67778号公報(特許文献1)には、画像露光処理時および除電露光処理時の照射として、電荷輸送層に吸収される波長域を除いた光を使用すると、繰り返し使用した場合にも、帯電性の低下が抑制され、また残留電位上昇が少なくなり、感光特性の経時疲労が若干改善されることが記載されている。さらに特開昭63−4264号公報(特許文献2)には、画像露光処理時の感光体への照射として、電荷発生材料が吸収する最も長波長側にピーク波長を有する光よりさらに長波長の光を使用することにより、帯電性の低下や残留電位の上昇を防止して、感光体の耐久性が改善されることが開示されている。しかしこれらの方法でも、感光体特性の経時変化を十分に抑えることができず、依然として耐久性に問題があった。
また特開昭57−8550号公報(特許文献3)には、特定のジスアゾ顔料を用いた感光体において、波長域が460〜700nmである光を、露光処理のすべてまたは一部の露光として使用することにより、感光体の静電疲労が低減し、良質の画像が得られることが記載されている。しかし上記の技術によっても、感光体の耐久性は不充分であった。
上述のような感光体の静電的な疲労現象については、その原因が明らかでなく、またそれに対しての決定的な対策が講じられることもなかった。繰り返し使用時の感光体の疲労現象が、感光体の高耐久化を妨げる要因の一つとして残る限り、繰り返し使用によっても帯電性低下と残留電位の変動を生じない高耐久性かつ高感度の感光体の使用方法は完成するにいたらない。したがって、この点に関するより一層の改善が強く望まれていた。
本発明の第一の目的は、長期に亘って繰り返し使用した時に、帯電性が低下せず、残留電位が上昇しない、高感度の感光体を使用する電子写真方法を提供することにある。また本発明の第二の目的は、長期に亘って繰り返し使用した時に、帯電性が低下せず、残留電位が上昇しない、高感度の感光体を使用する電子写真装置を提供することにある。
本発明者は、繰り返し使用によって生ずる感光体の帯電性の低下と露光の際の残留電位の上昇について、電荷輸送材料の光化学反応および劣化の観点から鋭意検討を進めたところ、機能分離型の有機感光体において、荷電状態における電荷輸送材料の光吸収が、感光体の静電疲労(帯電性の低下および残留電位の上昇)と密接に関係していることを見いだし、本発明を完成するにいたった。
すなわち、これまで機能分離型の有機感光体の静電疲労は、現象的には不可逆な反応として捉えられてきたが、これを解析的に調べた研究例は非常に少なかった。かかる静電現象については、本発明者は、感光体に使用する材料が有機物である以上、有機材料が関与する不可逆反応からアプローチすることが妥当であると考えた。
前述したように機能分離型の有機感光体においては、表面を帯電した感光体が露光された時、照射された光は、電荷輸送層の電荷輸送材料には吸収されず、電荷発生層の電荷発生材料に吸収される。光を吸収した電荷発生材料は電荷担体を発生し、この電荷担体は電荷輸送層に注入され、帯電によって生じている電界に沿って電荷輸送材料間を移動して、感光体の表面電荷を中和する。その結果感光体の表面に静電潜像が形成される。
電荷輸送層を電荷が移動する現象は、荷電状態の電荷輸送物質の分子から近接の非荷電状態(中性状態)の電荷輸送材料の分子に電荷を渡すホッピング電導機構に基づいている。さらにこの荷電状態では、電荷輸送材料が正孔輸送材料であるときはカチオンラジカル状態であり、電荷輸送材料が電子輸送材料であるときは、アニオンラジカル状態である。
非荷電状態の電荷輸送材料は、通常可視光域に光吸収を持たないが、これが荷電状態になった時、可視光域から近赤外光域にかけて光吸収性を有するようになる。カチオンラジカル状態あるいはアニオンラジカル状態の荷電状態は、非荷電状態に比べて、単離できないくらいに不安定である。不安定な荷電状態の電荷輸送材料は、可視光域から近赤外光域にかけて光の吸収を有することから、繰り返し露光された時に光を吸収して、電子遷移を起し、徐々に不可逆的に分解反応し、電荷を輸送する機能が低下する可能性が非常に大きい。
このような見地から、電荷輸送材料の荷電状態の光吸収と、電荷輸送材料を用いた機能分離型感光体の繰り返し使用による帯電性と残留電位の関係について検討を重ね、帯電電位の低下や残留電位の上昇などを有効に防止することができるという本発明に到達した。
したがって、本発明は、(1)「少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材料で構成されてなる電子写真感光体に、少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電を繰り返し行う電子写真方法において、該電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用い、かつ該感光体への一種ないしは複数の照射光のうち少なくともひとつの発光波長域が該電荷輸送材料の荷電状態の吸収ピーク波長と異なる波長であることを特徴とする電子写真方法。」、(2)「感光体への照射光の一種ないしは複数が、該電荷輸送材料の荷電状態における吸収光を実質的に含まないことを特徴とする前記(1)に記載の電子写真方法。」、(3)「感光体への照射光の一種ないしは複数が可干渉性光であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の電子写真方法。」、(4)「前記照射光が画像露光、除電露光の少なくとも一方であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の電子写真方法。」を提供する。
また、本発明は、(5)「少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材料で構成されてなる電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段を具備してなる電子写真装置において、該電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用いたものであり、かつ該感光体への一種ないしは複数の照射光のうち少なくともひとつの発光波長域が該電荷輸送材料の荷電状態の吸収ピーク波長と異なる波長であることを特徴とする電子写真装置。」、(6)「感光体への照射光の一種ないしは複数が、該電荷輸送材料の荷電状態における吸収光を実質的に含まないことを特徴とする前記(5)に記載の電子写真装置。」、(7)「露光手段の一種ないしは複数が可干渉性光であることを特徴とする前記(5)又は(6)に記載の電子写真装置。」を提供する。
本発明の電子写真方法および電子写真装置によれば、感光体への露光の波長域が、荷電状態の電荷輸送物質が吸収する波長域を有しないか、または低減させることで、長期に亘って繰り返し使用した時、感光体の静電疲労、すなわち帯電電位の低下や残留電位の上昇などを有効に防止することができる。
以下に、図面を用いて本発明を詳しく説明する。図1は、本発明の電子写真方法の1例および電子写真装置の1例を説明する概略図である。この電子写真装置は、ドラム状の感光体(1)の上面に、近接しかつ円周に沿って、反時計方向に、除電露光部(2)、帯電チャージャ(3)、イレ−サ(4)、画像露光部(5)、現像ユニット(6)、転写前チャージャ(7)、転写チャージャ(10)、分離チャージャ(11)、分離爪(12)、クリーニング前チャージャ(13)、ファ−ブラシ(14)、クリーニンブラシ(15)を順次付設してなる。さらに転写紙(9)を、感光体(1)と転写チャージャ(10)および分離チャージャ(11)の間に送りこむための、レジストロ−ラ(8)を付設している。感光体(1)は、ドラム状の導電性支持体とその上面に密着した感光層からなり、反時計方向に回転する。
上記の電子写真装置を使用した電子写真方法においては、感光体(1)は、反時計方向に回転して、帯電チャージャ(3)で正または負に帯電され、さらにイレ−サ(4)によって、残留トナーが清掃された後、画像露光部(5)からの露光によって、静電潜像を感光体(1)上に形成する。
現像ユニット(6)において、感光体(1)上にトナ−を付着させて静電潜像を現像し、転写前チャージャ(7)によって、トナー像の帯電状態を調整した後、転写チャージャ(10)により転写紙(9)にトナー像を転写し分離チャージャ(11)によって感光体(1)と転写紙(9)との静電的付着状態を解消し、分離爪(12)によって転写紙(9)を感光体(1)から分離する。転写紙(9)の分離後、クリーニング前チャージャ(13)ファーブラシ(14)およびクリーニンブラシ(15)により感光体(1)表面を清掃する。このクリーニングは、クリーニングブラシ(15)だけで、残存するトナーを除去することにより行うこともできる。
感光体に正または負の帯電を施して画像露光を行った場合、感光体上には正または負の静電潜像が形成される。これを、負または正に帯電した極性のトナーで現像すれば、ポジ画像が得られるし、逆に正または負に帯電した極性のトナーで現像すれば、ネガ画像が得られる。かかる現像には、公知の方法を適用することができる。また除電も、公知の方法を適用することによって行うことができる。
この例においては導電性支持体はドラム状のものとして示されているが、シート状、エンドレスベルト状のものを使用することができる。クリーニング前チャージャとしては、コロトロン、スコロトロン、固体帯電器(ソリッドステートチャージャ)、帯電ローラなどをはじめとする公知の帯電手段を用いることができる。また転写チャージャおよび分離チャージャには、通常上記の帯電手段を、使用することができるが、図1に示すように、転写チャージャと分離チャージャを一体化した帯電器は、効率的で好ましい。クリーニングブラシには、ファーブラシ、マグファーブラシなどをはじめとする公知のものを使用することができる。
また画像露光部および除電露光部で使用する光源としては、蛍光灯、タングステンランプ、ハロゲンランプ、水銀灯、ナトリウム灯、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)、エレクトロルミネッセンス(EL)などを使用することができる。本発明においては、通常の光源からの光を、シャープカットフィルター、バンドパスフィルター、近赤外カットフィルター、ダイクロイックフィルター、干渉フィルター、色温度変換フィルターなどの各種フィルターを透過させて、所望の波長域の光のみを照射することができる。かかる光源等は、図1に図示した前画像露光部、転写前露光部、クリーニング前露光部などの露光部で使用することができる。
上記のように本発明の電子写真装置で使用する感光体は、複数種の露光を受ける。つまり画像露光部で照射光を受けた電荷輸送材料は、その後例えば除電露光部で光照射される。すなわち感光体に照射される光が、荷電状態の該電荷輸送材料が吸収する波長スペクトルを含まないか、または荷電状態の該電荷輸送材料が吸収する波長スペクトルを含まない光の光量が多い程、感光体の帯電性は低下せず、残留電位も上昇せず、耐久性が改善されることになる。したがって本発明では、少なくとも一種の露光部でそのような光が採用され、好ましくは画像露光部及び/または除電露光部で採用される。
図2は、本発明の別の電子写真方法例および別の電子写真装置例を説明する概略図を示す。この例においてベルト状の感光体(21)は、駆動ローラ(22a)、(22b)により駆動され、帯電チャ−ジャ(23)による帯電、画像露光部(24)による画像露光、現像(図示せず)、転写チャ−ジャ(25)による転写、クリーニング前露光部(26)によるクリーニング前露光、クリーニングブラシ(27)によるクリーニング、除電露光部(28)による除電露光からなる一連の画像操作が順次繰り返し行われる。なおこの場合クリーニング前露光部の露光は、感光体(21)の導電性支持体側より行われる。勿論この場合導電性支持体は、透光性である。
以上に図示した電子写真方法および電子写真装置は、本発明の実施態様を例示するものであって、もちろん他の実施形態も可能である。例えば図2においてクリーニング前露光は、感光層側から行うことができるし、また画像露光部および除電露光部の露光を、導電性支持体側から行うこともできる。
さらに本発明で採用される照射光は、少なくとも一種の露光部で用いられる。例えば、この図2の例においては光照射工程としては画像露光、クリーニング前露光、除電露光が図示されているが、他に、転写前露光、像露光のプレ露光およびその他公知の光照射工程又は装置を設けて、少なくとも1つの工程で感光体に本発明の光照射を行えばよい。特に、画像露光部または除電露光部でそのような光照射をすることが好ましい。
以上に示すような本発明の電子写真手段は、複写装置、ファクシミリ、プリンターなどの装置内に固定して組み込まれていてもよいが、プロセスカートリッジの形でそれら装置内に組み込まれてもよい。プロセスカートリッジとは、感光体を内蔵し、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段などからなる一連の電子写真方法あるいは電子写真装置を含んだ一つの装置(部品)で、他の装置に組み込むことができるものである。
本発明で使用する荷電発生材料と電荷輸送材料で構成される電子写真感光体の概念を示す断面図を、図3に示す。これは、導電性支持体(31)上に、電荷発生物質と電荷輸送物質を主成分とする単層の感光層(33)が設けられてなる。図4および図5は、本発明で使用する別の電子写真感光体の概念を示す断面図である。ここでは導電性支持体(31)上に、電荷発生物質を主成分とする電荷発生層(35)と電荷輸送物質を主成分とする電荷輸送層(37)が積層されて感光体が構成される。
導電性支持体(31)としては、体積抵抗1010Ωcm以下の導電性を示すもの、例えば、アルミニウム、ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの金属、酸化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物を、蒸着またはスパッタリングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラスチック、紙に被覆したもの、あるいは、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、ステンレス等の板およびそれらを素管化後、切削、超仕上げ、研磨等で表面処理した管等を使用することができる。
次に感光層について説明する。感光層は単層でも積層でもよいが、説明の都合上、先ず電荷発生層(35)と電荷輸送層(37)で構成される場合について述べる。
電荷発生層(35)は、電荷発生材料を主成分とする層である。電荷発生材料には、無機および有機材料が用いられ、その代表例として、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系染料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素合金、アモルファス・シリコン等が挙げられ用いられる。
電荷発生層(35)は、電荷発生材料を主成分とする層である。電荷発生材料には、無機および有機材料が用いられ、その代表例として、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、キノン系縮合多環化合物、スクアリック酸系染料、フタロシアニン系顔料、アズレニウム塩系染料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素合金、アモルファス・シリコン等が挙げられ用いられる。
電荷発生材料は、単独であるいは、2種以上混合して用いられる。
本発明の電荷発生層(35)には、バインダー樹脂が併用されることもある。このバインダー樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリアクリルアミドなどが用いられる。
本発明の電荷発生層(35)には、バインダー樹脂が併用されることもある。このバインダー樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、ポリスチレン、ポリアクリルアミドなどが用いられる。
電荷発生層(35)は、電荷発生材料を適宜バインダー樹脂とともに、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノン、ジオキサン、2−ブタノン、ジクロルエタン等の適当な溶媒を用いてボールミル、アトライター、サンドミルなどにより分散し、分散液を塗布することにより形成できる。
電荷発生層(35)の膜厚は、0.01〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.1〜2μmである。
電荷発生層(35)の膜厚は、0.01〜5μm程度が適当であり、好ましくは0.1〜2μmである。
電荷輸送層(37)は電荷輸送材料と必要に応じてバインダー樹脂とから構成される。電荷輸送層(37)は、電荷輸送材料及び適宜バインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することにより形成できる。また、必要により可塑剤やレベリング剤等を添加することもできる。
本発明においては、電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用いる。
本発明においては、電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用いる。
電荷輸送材料には、正孔輸送材料と電子輸送材料とがある。
電子輸送材料としては、例えば、クロルアニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−トリニトロ−4H−インデノ[1,2−b]チオフェン−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェン−5,5−ジオキサイド、3,5−ジメチル−3’,5’−ジターシャリーブチル−4,4’−ジフェノキノンなど公知の電子受容性物質が挙げられる。
電子輸送材料としては、例えば、クロルアニル、ブロムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノジメタン、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロキサントン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、2,6,8−トリニトロ−4H−インデノ[1,2−b]チオフェン−4−オン、1,3,7−トリニトロジベンゾチオフェン−5,5−ジオキサイド、3,5−ジメチル−3’,5’−ジターシャリーブチル−4,4’−ジフェノキノンなど公知の電子受容性物質が挙げられる。
正孔輸送材料としては、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン誘導体、ジアリールアミン誘導体、トリアリールアミン誘導体、スチルベン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、9−スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、インデン誘導体、ブタジエン誘導体などその他公知の材料が挙げられ用いられる。
これらの電荷輸送材料は、単独または2種以上混合して用いられる。
これらの電荷輸送材料は、単独または2種以上混合して用いられる。
必要に応じて使用されるバインダー樹脂としては、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアリレート、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性、または熱硬化性樹脂が挙げられる。
溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、2−ブタノン、モノクロルベンゼン、ジクロルエタン、塩化メチレンなどが用いられる。
電荷輸送層(37)の厚さは、5〜100μmが適当である。
本発明において、電荷輸送層(37)中に可塑剤やレベリング剤を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレートなど一般の樹脂の可塑剤として使用されているものがそのまま使用できる。レベリング剤としては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイルなどのシリコーンオイル類や、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するポリマーあるいはオリゴマーが使用される。
電荷輸送層(37)の厚さは、5〜100μmが適当である。
本発明において、電荷輸送層(37)中に可塑剤やレベリング剤を添加してもよい。可塑剤としては、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレートなど一般の樹脂の可塑剤として使用されているものがそのまま使用できる。レベリング剤としては、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイルなどのシリコーンオイル類や、側鎖にパーフルオロアルキル基を有するポリマーあるいはオリゴマーが使用される。
次に感光層が単層構成(33)の場合について説明する。この場合も、電荷発生材料と電荷輸送材料よりなる機能分離型のものが用いられる。
すなわち、電荷発生材料および電荷輸送材料を、必要ならばバインダー樹脂とともに適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要により、可塑剤やレベリング剤等を添加することもできる。
また、ピリリウム系染料、ビスフェノールA系ポリカーボネートから形成される共晶錯体に正孔輸送材料を添加した感光層も単層感光層として用いることができる。
すなわち、電荷発生材料および電荷輸送材料を、必要ならばバインダー樹脂とともに適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥することによって形成できる。また、必要により、可塑剤やレベリング剤等を添加することもできる。
また、ピリリウム系染料、ビスフェノールA系ポリカーボネートから形成される共晶錯体に正孔輸送材料を添加した感光層も単層感光層として用いることができる。
本発明の電子写真感光体には、導電性支持体(31)と感光層との間に下引き層を設けることができる。下引き層には公知のものを用いることができる。下引き層の膜厚は0〜5μmが適当である。
本発明の電子写真感光体には、感光層保護の目的で、保護層が感光層の上に設けられることもある。保護層には公知のものが公知の方法で設けられる。保護層の厚さは、0.5〜10μm程度が適当である。
本発明の電子写真感光体には、感光層保護の目的で、保護層が感光層の上に設けられることもある。保護層には公知のものが公知の方法で設けられる。保護層の厚さは、0.5〜10μm程度が適当である。
次に、感光体への照射光と電荷輸送材料の荷電状態における吸収光との関係について述べる。
上述したように、感光体への光照射工程は、像露光、クリーニング前露光、除電露光の他に転写前露光、像露光のプレ露光、およびその他公知の工程が知られており、本発明においても用いることができる。
本発明において使用する感光体への照射光は、基本的に感光層中の電荷発生材料が吸収する波長域の光成分を含んでいなければならない(さもなければ、光キャリアが発生しない)。従来は、電荷発生材料が吸収する波長域の光を、いかに効率よく光照射するかという点に主眼をおいて研究開発がされてきた。
しかしながら、電荷輸送材料は荷電状態においては多くの場合、可視光から近赤外領域に光吸収を持ち、電荷発生材料の光吸収波長と部分的にオーバーラップを生ずる場合がでてくる。したがって、荷電状態の電荷輸送材料に全く光吸収させずして、電荷発生材料にのみ光吸収させることは、実質上不可能に近い。そこで本発明においては、電荷輸送材料の荷電状態に吸収させる光量を低減ないしは極力光吸収させない光照射方法を提供するものである。言うまでもなく、オーバーラップ部分がない場合は、その波長域で光照射するのが最良となる。
以下、本発明における電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料で構成される感光体への照射光について、図6〜9に基づいて詳細に説明する。
図6は、電荷輸送材料の荷電状態の吸収スペクトルを模式的に示す図である。2つの吸収ピークが波長λAとλBにある。
図7は、感光体に照射する光のスペクトル域を模式的に示している。照射強度のピーク値(Imax)の半値(Imax/2)波長のうち、短波長側をλ1、長波長側をλ2とする。本発明の電子写真方法においては、図7に示される光を用いて、図6に示される電荷輸送材料を使用した感光体に光照射を行う場合に、(1)λ2≦λA、(2)λ1≧λAかつλ2≦λB、(3)λ1≧λB、のいずれかの関係において光照射すると良好な結果が得られる。
図8は感光体に照射する光で閾波長を持つ照射光スペクトル域を模式的に示している。光強度の閾値(IS)の半値(IS/2)波長をλ3とする。図8の光を用いて、図6に示される電荷輸送材料を使用した感光体に光照射を行う場合、本発明の電子写真方法においてはλ3≧λBの関係を保持して光照射すると良好な結果が得られる。なお、同様な連続光であって、図8とは逆に閾値よりも短波長側に発光成分を有する場合は、λ3≦λAの関係において光照射する方法が本発明であり、良好な結果が得られる。
一方上述したように、荷電状態の電荷輸送材料には、電荷発生材料への照射光量を低下させずに、極力光吸収させない方が更に良好な結果が得られる。このような光照射方法は照射光の光半値巾(λ2−λ1)が小さい場合例えば可干渉性光の場合に、容易に実現できる。
図9は、図6と同様の電荷輸送材料の荷電状態の吸収スペクトルを示しているが、2つの吸収ピークの半値λa、λb及びλc、λdが定義されている。
図7に示される光を、図9に示される感光体に照射する場合(1)λ2≦λa、(2)λ1≧λbかつλ2≦λc、(3)λ1≧λd、のいずれかの関係において光照射すると、上述の場合よりもさらに良好な結果が得られる。
また図8の光を図9に示される感光体に照射する場合は、λ3≧λdの関係において光照射すると、上述の場合よりも更に良好な結果が得られる。なお、同様な連続光であって、図8とは逆に閾値よりも短波長側に発光成分を有する場合は、λ3≦λaの関係において光照射する方法が本発明であり、良好な結果が得られる。また、本発明の吸収光を実質的に含まないとは、電荷輸送材料の荷電状態に上述した図7、図8の条件よりもさらに光吸収させないような露光条件(例えば図9のλbとλcの間の吸収極小の波長に可干渉性光を照射する)を選ぶことを言い、この状態であれば、さらに良好な結果を得ることができる。
上述したように、感光体への光照射工程は、像露光、クリーニング前露光、除電露光の他に転写前露光、像露光のプレ露光、およびその他公知の工程が知られており、本発明においても用いることができる。
本発明において使用する感光体への照射光は、基本的に感光層中の電荷発生材料が吸収する波長域の光成分を含んでいなければならない(さもなければ、光キャリアが発生しない)。従来は、電荷発生材料が吸収する波長域の光を、いかに効率よく光照射するかという点に主眼をおいて研究開発がされてきた。
しかしながら、電荷輸送材料は荷電状態においては多くの場合、可視光から近赤外領域に光吸収を持ち、電荷発生材料の光吸収波長と部分的にオーバーラップを生ずる場合がでてくる。したがって、荷電状態の電荷輸送材料に全く光吸収させずして、電荷発生材料にのみ光吸収させることは、実質上不可能に近い。そこで本発明においては、電荷輸送材料の荷電状態に吸収させる光量を低減ないしは極力光吸収させない光照射方法を提供するものである。言うまでもなく、オーバーラップ部分がない場合は、その波長域で光照射するのが最良となる。
以下、本発明における電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料で構成される感光体への照射光について、図6〜9に基づいて詳細に説明する。
図6は、電荷輸送材料の荷電状態の吸収スペクトルを模式的に示す図である。2つの吸収ピークが波長λAとλBにある。
図7は、感光体に照射する光のスペクトル域を模式的に示している。照射強度のピーク値(Imax)の半値(Imax/2)波長のうち、短波長側をλ1、長波長側をλ2とする。本発明の電子写真方法においては、図7に示される光を用いて、図6に示される電荷輸送材料を使用した感光体に光照射を行う場合に、(1)λ2≦λA、(2)λ1≧λAかつλ2≦λB、(3)λ1≧λB、のいずれかの関係において光照射すると良好な結果が得られる。
図8は感光体に照射する光で閾波長を持つ照射光スペクトル域を模式的に示している。光強度の閾値(IS)の半値(IS/2)波長をλ3とする。図8の光を用いて、図6に示される電荷輸送材料を使用した感光体に光照射を行う場合、本発明の電子写真方法においてはλ3≧λBの関係を保持して光照射すると良好な結果が得られる。なお、同様な連続光であって、図8とは逆に閾値よりも短波長側に発光成分を有する場合は、λ3≦λAの関係において光照射する方法が本発明であり、良好な結果が得られる。
一方上述したように、荷電状態の電荷輸送材料には、電荷発生材料への照射光量を低下させずに、極力光吸収させない方が更に良好な結果が得られる。このような光照射方法は照射光の光半値巾(λ2−λ1)が小さい場合例えば可干渉性光の場合に、容易に実現できる。
図9は、図6と同様の電荷輸送材料の荷電状態の吸収スペクトルを示しているが、2つの吸収ピークの半値λa、λb及びλc、λdが定義されている。
図7に示される光を、図9に示される感光体に照射する場合(1)λ2≦λa、(2)λ1≧λbかつλ2≦λc、(3)λ1≧λd、のいずれかの関係において光照射すると、上述の場合よりもさらに良好な結果が得られる。
また図8の光を図9に示される感光体に照射する場合は、λ3≧λdの関係において光照射すると、上述の場合よりも更に良好な結果が得られる。なお、同様な連続光であって、図8とは逆に閾値よりも短波長側に発光成分を有する場合は、λ3≦λaの関係において光照射する方法が本発明であり、良好な結果が得られる。また、本発明の吸収光を実質的に含まないとは、電荷輸送材料の荷電状態に上述した図7、図8の条件よりもさらに光吸収させないような露光条件(例えば図9のλbとλcの間の吸収極小の波長に可干渉性光を照射する)を選ぶことを言い、この状態であれば、さらに良好な結果を得ることができる。
前記荷電状態の電荷輸送物質の光吸収スペクトルの測定方法について説明する。感光層または電荷輸送層の上下面を2つの電極で挾み、電極間に電圧を印加して暗電流または光電流を流しながら、通常の分光光度計を使用して透過光吸収あるいは反射光を測定する。
また、別の簡便なスペクトル測定方法も適用できる。すなわち、電荷輸送材料を、過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸テトラブチルアンモニウムなどの無関係塩(支持電解質)とともに、アセトニトリル、塩化メチレン、ジメチルフォルムアミドなどの有機溶媒に溶解した後電気分解して、カチオンラジカル状態あるいはアニオンラジカル状態とする。この場合、電荷輸送材料が、正孔輸送材料の場合は、陽極で酸化してカチオンラジカル状態とし、電子輸送材料の場合は、陰極で還元してアニオンラジカル状態とする。この方法は、溶液状態のカチオンラジカル状態あるいはアニオンラジカル状態の電子輸送材料について、通常の分光光度計を使用して透過光吸収を測定するものである。
以下に、実施例および比較例を挙げて、本発明を更に詳しく説明する。なお本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。また実施例でいう「部」は、「重量部」を意味する。
(実施例1)
アルミニウム製のシリンダーの表面上に、次に示す成分からなる下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布した後乾燥して、感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
アルコール可溶性ナイロン 5部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷発生物質 5部
アルミニウム製のシリンダーの表面上に、次に示す成分からなる下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布した後乾燥して、感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
アルコール可溶性ナイロン 5部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷発生物質 5部
実施例1の電荷発生材料および荷電状態の電荷輸送材料について、上記した方法にしたがって光の吸収スペクトルを測定したところ、電荷発生材料の光吸収の波長域は、400nm〜680nmであった。また荷電状態(カチオンラジカル状態)の電荷輸送材料の吸収スペクトルは、図10に示される通りであった。図10において、λA=474nm、λB=952nm、λa=425nm、λb=554nm、λc=840nm、λd=1025nmであった。したがって使用した電荷発生物質の光吸収の波長域から、感光体への照射光は、少なくとも400nm〜680nmの波長域を含むものであることが必要である。
画像露光部の光源として、タングステンランプ(白色光)および除電露光部の光源として、タングステンランプを使用して、図1に示す電子写真装置を作製した。さらにそれぞれの光源に波長カット用のフィルタを組み合わせて、画像露光および除電露光の半値波長を、λ1=480nm、λ2=940nmとした。また電子写真装置において、感光体が回転して、画像の電子潜像が現像ユニットの直前に回転してきたとき、感光体の表面電位を測定できるよう、感光体の表面に表面電位計のプローブを挿入した。
(実施例2〜5および比較例1〜4)
実施例1において、除電露光部の光源に対する、波長カット用のフィルタを変えたこと以外は、実施例1と同様にして電子写真装置を作製した。また電子写真装置において、感光体が回転して、画像の電子潜像が現像ユニットの直前にきたとき、感光体の露光部分および非露光部分の表面電位を測定した。これらの結果は表1に、除電露光の半値波長、1枚複写後の表面電位および10,000枚複写後の表面電位として示される。
実施例1において、除電露光部の光源に対する、波長カット用のフィルタを変えたこと以外は、実施例1と同様にして電子写真装置を作製した。また電子写真装置において、感光体が回転して、画像の電子潜像が現像ユニットの直前にきたとき、感光体の露光部分および非露光部分の表面電位を測定した。これらの結果は表1に、除電露光の半値波長、1枚複写後の表面電位および10,000枚複写後の表面電位として示される。
(実施例6〜11)
実施例4において、画像露光部の光源に対して、波長カット用のフィルタを加えたこと以外は、実施例4と同様にして電子写真装置を作製し、露光部分及び非露光部分の表面電位を測定した。これらの結果は表2に、画像露光の半値波長、除電露光の半値波長、1枚複写後の表面電位および10,000枚複写後の表面電位として示される。
実施例4において、画像露光部の光源に対して、波長カット用のフィルタを加えたこと以外は、実施例4と同様にして電子写真装置を作製し、露光部分及び非露光部分の表面電位を測定した。これらの結果は表2に、画像露光の半値波長、除電露光の半値波長、1枚複写後の表面電位および10,000枚複写後の表面電位として示される。
(実施例12)
実施例10において、除電露光部の光源を、発光ダイオードに変えたこと以外は、実施例10と同様にして電子写真装置を作製した。発光ダイオードはその発光スペクトルとしては、630nmのピーク波長をもち、半値波長は、610nmおよび645nmのものである。表3に、実施例12で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
実施例10において、除電露光部の光源を、発光ダイオードに変えたこと以外は、実施例10と同様にして電子写真装置を作製した。発光ダイオードはその発光スペクトルとしては、630nmのピーク波長をもち、半値波長は、610nmおよび645nmのものである。表3に、実施例12で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
(実施例13)
実施例12において、画像露光部の光源を、ヘリウム・ネオンレーザに変え、ポリゴン・ミラーを用いて画像露光を行ったこと以外は、実施例12と同様にして電子写真装置を作製した。ヘリウム・ネオンレーザの発光波長は、632.8nmである。表3に、実施例13で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
実施例12において、画像露光部の光源を、ヘリウム・ネオンレーザに変え、ポリゴン・ミラーを用いて画像露光を行ったこと以外は、実施例12と同様にして電子写真装置を作製した。ヘリウム・ネオンレーザの発光波長は、632.8nmである。表3に、実施例13で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
(実施例14)
電鋳ニッケル製のベルトの表面上に、次に示す成分からなる下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布した後乾燥して、感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
二酸化チタン粉末 5部
アルコール可溶性ナイロン 4部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
オキシチタニウムフタロシアニン 4部
ポリビニルブチラール 1部
シクロヘキサノン 150部
テトラヒドロフラン 100部
(3)電荷輸送層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷輸送物質 9部
電鋳ニッケル製のベルトの表面上に、次に示す成分からなる下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布した後乾燥して、感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
二酸化チタン粉末 5部
アルコール可溶性ナイロン 4部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
オキシチタニウムフタロシアニン 4部
ポリビニルブチラール 1部
シクロヘキサノン 150部
テトラヒドロフラン 100部
(3)電荷輸送層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷輸送物質 9部
実施例14の電荷発生物質および荷電状態の電荷輸送物質について、前記した方法に従って光の吸収スペクトルを測定したところ、電荷発生物質の光吸収の波長域は、540nm〜880nmであった。また荷電状態(カチオンラジカル状態)の電荷輸送物質の吸収スペクトルは、図11の通りであった。図11において、λA=497nm、λB=1022nm、λb=555nm、λc=826nmである。λaは表示不可であり、λdは測定不能である。したがって使用した電荷発生物質の光吸収の波長域から、感光体への露光は、少なくとも540nm〜880nmの波長域を含むことが必要である。
画像露光部の光源として、光の吸収波長が780nmの半導体レーザー(ポリゴン・ミラーを用いて画像露光を行った)を使用し、除電露光部の光源として、タングステンランプを使用して、図2に示す電子写真装置を作製した。ただしクリーニング前露光は付設しなかった。さらに除電露光部の光源に、波長カット用のフィルタを組み合わせて、除電露光の半値波長を、λ1=510nm、λ2=810nmとした。また電子写真装置において、感光体が回転して、画像の電子潜像が現像ユニットの直前にきたとき、感光体の表面電位を測定できるよう、感光体の表面に表面電位計のプローブを挿入した。
(実施例15〜18及び比較例5〜8)
実施例14において、除電露光部の光源に対する、波長カット用のフィルタを変えたこと以外は、実施例14と同様にして電子写真装置を作製した。また電子写真装置において、感光体が回転して、画像の電子潜像が現像ユニット(図2に、表示せず)の直前にきたとき、感光体の露光部分および非露光部分の表面電位を測定した。表4に、除電露光の半値波長、1枚複写後の表面電位および10,000枚複写後の表面電位を示した。
実施例14において、除電露光部の光源に対する、波長カット用のフィルタを変えたこと以外は、実施例14と同様にして電子写真装置を作製した。また電子写真装置において、感光体が回転して、画像の電子潜像が現像ユニット(図2に、表示せず)の直前にきたとき、感光体の露光部分および非露光部分の表面電位を測定した。表4に、除電露光の半値波長、1枚複写後の表面電位および10,000枚複写後の表面電位を示した。
(実施例19)
実施例14において、除電露光部の光源を、発光ダイオードに変えたこと以外は、実施例14と同様にして電子写真装置を作製した。発光ダイオードの発光スペクトルは、840nmのピーク波長をもち、半値波長は、820nmおよび860nmである。表5に、実施例19で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
(実施例20)
実施例14において、除電露光部の光源を、発光ダイオードに変えたこと以外は、実施例14と同様にして電子写真装置を作製した。発光ダイオードの発光スペクトルは、630nmのピーク波長をもち、半値波長は、620nmおよび645nmである。表5に、実施例20で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
実施例14において、除電露光部の光源を、発光ダイオードに変えたこと以外は、実施例14と同様にして電子写真装置を作製した。発光ダイオードの発光スペクトルは、840nmのピーク波長をもち、半値波長は、820nmおよび860nmである。表5に、実施例19で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
(実施例20)
実施例14において、除電露光部の光源を、発光ダイオードに変えたこと以外は、実施例14と同様にして電子写真装置を作製した。発光ダイオードの発光スペクトルは、630nmのピーク波長をもち、半値波長は、620nmおよび645nmである。表5に、実施例20で測定した1枚複写後および10,000枚複写後の感光体の表面電位を示した。
(実施例21)
アルミニウム・シリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布・乾燥して、積層感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
アルコール可溶性ナイロン 5部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷発生物質 5部
アルミニウム・シリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布・乾燥して、積層感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
アルコール可溶性ナイロン 5部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷発生物質 5部
この感光体に用いた電荷発生材料は、400nm〜780nmの光を吸収する。また、この感光体に使用した電荷輸送材料の荷電状態(カチオンラジカル)の吸収スペクトルを、図12に示す。
図12より、λA=480nm、λB=1264nm、λa=432nm、λb=522nm、λD=1039nm、λd=1560nmであることが判る。一方、使用した電荷発生材料の吸収光波長範囲を考慮に入れると、本積層感光体への照射光は、少なくとも400nm〜780nmの波長の光を含んでいる必要がある。なお、図12より明らかなように、使用した電荷輸送材料の荷電状態は550〜780nmの間の吸収が非常に弱く、この範囲の光照射は電荷輸送層材料の荷電状態に極力、光を当てずにすむことができる。
図12より、λA=480nm、λB=1264nm、λa=432nm、λb=522nm、λD=1039nm、λd=1560nmであることが判る。一方、使用した電荷発生材料の吸収光波長範囲を考慮に入れると、本積層感光体への照射光は、少なくとも400nm〜780nmの波長の光を含んでいる必要がある。なお、図12より明らかなように、使用した電荷輸送材料の荷電状態は550〜780nmの間の吸収が非常に弱く、この範囲の光照射は電荷輸送層材料の荷電状態に極力、光を当てずにすむことができる。
上記の電子写真感光体を図1に示す電子写真装置に装着し、画像露光光源を460〜640nmの光(タングステンランプとフィルターの組合せによる)、除電光としてタングステンランプと波長カットフィルターを組み合わせて波長域が半値でλ1=530nm、λ2=1020nmの光が照射できるようにしたプロセスとして、また、現像直前の感光体の表面電位が測定できるように表面電位計のプローブを挿入した。
(実施例22〜25および比較例9〜12)
実施例21における除電光波長域を、波長カットフィルターを変えることにより、表6に示されるものに変更した以外は、実施例21と同様な電子写真プロセスとした。
実施例21〜25および比較例9〜12の各電子写真プロセスを用いて、繰り返し複写試験を行い、現像直前の感光体上の画像露光部と非露光部の表面電位を測定し、その結果を表6に示した。
実施例21における除電光波長域を、波長カットフィルターを変えることにより、表6に示されるものに変更した以外は、実施例21と同様な電子写真プロセスとした。
実施例21〜25および比較例9〜12の各電子写真プロセスを用いて、繰り返し複写試験を行い、現像直前の感光体上の画像露光部と非露光部の表面電位を測定し、その結果を表6に示した。
(実施例26)
電鋳ニッケル・ベルト上に、次に示す成分からなる下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布・乾燥して、積層感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
二酸化チタン粉末 5部
アルコール可溶性ナイロン 4部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
オキシチタニウムフタロシアニン(Y型結晶形) 4部
ポリビニルブチラール 1部
シクロヘキサノン 150部
テトラヒドロフラン 100部
(3)電荷輸送層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷輸送物質 8部
電鋳ニッケル・ベルト上に、次に示す成分からなる下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布・乾燥して、積層感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
二酸化チタン粉末 5部
アルコール可溶性ナイロン 4部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
オキシチタニウムフタロシアニン(Y型結晶形) 4部
ポリビニルブチラール 1部
シクロヘキサノン 150部
テトラヒドロフラン 100部
(3)電荷輸送層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷輸送物質 8部
この感光体に用いた電荷発生材料は、540nm〜880nmの光を吸収する。またこの感光体に使用した電荷輸送材料の荷電状態(カチオンラジカル)の吸収スペクトルを、図13に示す。
図13において、λA1=534nm、λA2=579nm、λB=1138nmであることがわかる。図12の場合と同様な取り扱いにより、λa=483nm、λb=597nm、λc=1026nm、λd=1248nmが定義される。一方、使用した電荷発生材料の吸収光波長範囲を考慮に入れると、本積層感光体への照射光は少なくとも540nm〜880nmの波長の光を含んでいる必要がある。
図13において、λA1=534nm、λA2=579nm、λB=1138nmであることがわかる。図12の場合と同様な取り扱いにより、λa=483nm、λb=597nm、λc=1026nm、λd=1248nmが定義される。一方、使用した電荷発生材料の吸収光波長範囲を考慮に入れると、本積層感光体への照射光は少なくとも540nm〜880nmの波長の光を含んでいる必要がある。
このようにしてなる電子写真感光体を図2に示す電子写真装置(ただし、クリーニング前露光は無し)に装着し、画像露光光源を780nmの半導体レーザー(ポリゴン・ミラーによる画像書き込み)、除電光として810nmに発光ピークをもつ発光ダイオード(発光半値は790〜830nmの範囲)を用いたプロセスとし、また、現像直前の感光体の表面電位が測定できるように表面電位計のプローブを挿入した。
(実施例27)
実施例26において、除電光を630nmに発光ピークをもつ発光ダイオード(発光半値は610〜645nmの範囲)に変えた以外は、実施例26と同様な電子写真プロセスとした。
実施例26において、除電光を630nmに発光ピークをもつ発光ダイオード(発光半値は610〜645nmの範囲)に変えた以外は、実施例26と同様な電子写真プロセスとした。
(比較例13)
実施例26において、除電光をタングステンランプ(白色光)に変えた以外は、実施例26と同様な電子写真プロセスとした。
実施例26、27および比較例13の各電子写真プロセスを用いて、繰り返し複写試験を行い、現像直前の感光体上の画像露光部と非露光部の表面電位を測定し、その結果を表7に示した。
実施例26において、除電光をタングステンランプ(白色光)に変えた以外は、実施例26と同様な電子写真プロセスとした。
実施例26、27および比較例13の各電子写真プロセスを用いて、繰り返し複写試験を行い、現像直前の感光体上の画像露光部と非露光部の表面電位を測定し、その結果を表7に示した。
(実施例28)
アルミニウム・シリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布・乾燥して、積層感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
アルコール可溶性ナイロン 5部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷発生物質 5部
アルミニウム・シリンダー上に、下記組成の下引き層用塗工液、電荷発生層用塗工液、および電荷輸送層用塗工液を、順次塗布・乾燥して、積層感光体を作製した。
(1)下引き層用塗工液
アルコール可溶性ナイロン 5部
メタノール 50部
イソプロパノール 20部
(2)電荷発生層用塗工液
次の化学構造式で表す電荷発生物質 5部
この感光体に用いた電荷発生材料は、400nm〜680nmの光を吸収する。また、この感光体に使用した電荷輸送材料の荷電状態(カチオンラジカル)の吸収スペクトルを、図14に示す。
図14よりピーク波長、λA=403nm、λB=624nm、λc=819nmが定義される。図からλAに対応する半値波長λb=442nm(λaは測定におよばず)、λBに対応する半値波長λc=527nm、λd=680nm、λcに対応する半値波長λe=771nm、λf=826nmが得られる。一方、使用した電荷発生材料の吸収光波長範囲を考慮に入れると、本積層感光体への照射光は、少なくとも400nm〜680nmの波長の光を含んでいる必要がある。
図14よりピーク波長、λA=403nm、λB=624nm、λc=819nmが定義される。図からλAに対応する半値波長λb=442nm(λaは測定におよばず)、λBに対応する半値波長λc=527nm、λd=680nm、λcに対応する半値波長λe=771nm、λf=826nmが得られる。一方、使用した電荷発生材料の吸収光波長範囲を考慮に入れると、本積層感光体への照射光は、少なくとも400nm〜680nmの波長の光を含んでいる必要がある。
上記の電子写真感光体を図1に示す電子写真装置に装着し、画像露光光源をタングステンランプ(白色光)、除電光として670nmに発光ピークを持つ発光ダイオード(発光半値は650〜690nmの範囲)を用いたプロセスとし、また、現像直前の感光体の表面電位が測定できるように表面電位計のプローブを挿入した。
(実施例29)
実施例28において、除電光をアルゴンイオンレーザー(発光波長は514.5nm)に変えた以外は、実施例28と同様な電子写真プロセスとした。
(比較例14)
実施例28において、除電光を810nmに発光ピークをもつ発光ダイオード(発光半値は610〜645nmの範囲)に変えた以外は、実施例28と同様な電子写真プロセスとした。
実施例28、29および比較例14の各電子写真プロセスを用いて、繰り返し複写試験を行い、現像直前の感光体上の画像露光部と非露光部の表面電位を測定し、その結果を表8に示した。
実施例28において、除電光をアルゴンイオンレーザー(発光波長は514.5nm)に変えた以外は、実施例28と同様な電子写真プロセスとした。
(比較例14)
実施例28において、除電光を810nmに発光ピークをもつ発光ダイオード(発光半値は610〜645nmの範囲)に変えた以外は、実施例28と同様な電子写真プロセスとした。
実施例28、29および比較例14の各電子写真プロセスを用いて、繰り返し複写試験を行い、現像直前の感光体上の画像露光部と非露光部の表面電位を測定し、その結果を表8に示した。
Claims (7)
- 少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材料で構成されてなる電子写真感光体に、少なくとも帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電を繰り返し行う電子写真方法において、該電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用い、かつ該感光体への一種ないしは複数の照射光のうち少なくともひとつの発光波長域が該電荷輸送材料の荷電状態の吸収ピーク波長と異なる波長であることを特徴とする電子写真方法。
- 感光体への照射光の一種ないしは複数が、該電荷輸送材料の荷電状態における吸収光を実質的に含まないことを特徴とする請求項1に記載の電子写真方法。
- 感光体への照射光の一種ないしは複数が可干渉性光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真方法。
- 前記照射光が画像露光、除電露光の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真方法。
- 少なくとも電荷発生材料と電荷輸送材料で構成されてなる電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段、除電手段を具備してなる電子写真装置において、該電荷輸送材料として荷電状態の吸収スペクトルが近赤外域にある電荷輸送材料を用いたものであり、かつ該感光体への一種ないしは複数の照射光のうち少なくともひとつの発光波長域が該電荷輸送材料の荷電状態の吸収ピーク波長と異なる波長であることを特徴とする電子写真装置。
- 感光体への照射光の一種ないしは複数が、該電荷輸送材料の荷電状態における吸収光を実質的に含まないことを特徴とする請求項5に記載の電子写真装置。
- 露光手段の一種ないしは複数が可干渉性光であることを特徴とする請求項5又は6に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2004205005A JP2004348152A (ja) | 1995-11-06 | 2004-07-12 | 電子写真方法および電子写真装置 |
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|---|---|---|---|
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| JP2004205005A JP2004348152A (ja) | 1995-11-06 | 2004-07-12 | 電子写真方法および電子写真装置 |
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| JP29924396A Division JP3672138B2 (ja) | 1995-11-06 | 1996-10-24 | 電子写真方法および電子写真装置 |
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| JP2004205005A Pending JP2004348152A (ja) | 1995-11-06 | 2004-07-12 | 電子写真方法および電子写真装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2004348152A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007322845A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
-
2004
- 2004-07-12 JP JP2004205005A patent/JP2004348152A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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