JP2004351976A - 自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造 - Google Patents
自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ハーネスクリップを使用しないで、電装用ハーネスを内装部品に取付けることができるように構成するとともに、内装部品からの突出をできる限り抑えて、電装用ハーネスを取付けられるようにした。
【解決手段】アッパートリム2とロアトリム3とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部2a、3aを突き合わせ接合することによって構成されたドアトリム1に、電装用ハーネス6を固定する場合、アッパートリム2側の棚状フランジ部2aの先端部にロアトリム3側の棚状フランジ部3aを跨ぐとともにロアトリム3に対面するように延在するハーネス取付け片4を形成し、ハーネス取付け片4におけるロアトリム3に対面する側に電装用ハーネス6を抱持するハーネス抱持部5を形成して、ハーネス抱持部5により電装用ハーネス6を抱持固定した。
【選択図】 図1
【解決手段】アッパートリム2とロアトリム3とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部2a、3aを突き合わせ接合することによって構成されたドアトリム1に、電装用ハーネス6を固定する場合、アッパートリム2側の棚状フランジ部2aの先端部にロアトリム3側の棚状フランジ部3aを跨ぐとともにロアトリム3に対面するように延在するハーネス取付け片4を形成し、ハーネス取付け片4におけるロアトリム3に対面する側に電装用ハーネス6を抱持するハーネス抱持部5を形成して、ハーネス抱持部5により電装用ハーネス6を抱持固定した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突合せ接合することによって構成された内装部品に、電装用ハーネスを固定する自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造に関する。
【0002】
この種の内装部品は、例えば、アッパートリム及びロアトリムを互いに接合して構成するドアトリム、フロント側トリム及びリア側トリムを互いに接合して構成するリアサイドトリム或いはトランクルームトリム等である。
【0003】
【従来の技術】
従来のこの種の内装部品例えばドアトリム31は、図6乃至図8に示すように、ドアパネル40の車室側を美装するものであり、アッパートリム32とロアトリム33とに二分割されて構成しており、アッパートリム32の下端及びロアトリムの上端にそれぞれ設けた棚状フランジ部32a、33a同士を突合せ接合することにより単一部材として構成している。
【0004】
このように、棚状フランジ部32a、33a同士を接合して単一部材としてのドアトリム31を構成することにより、アッパートリム32とロアトリム33との車室側接合部が面一に形成されて、車室内側からの美観を損なわないようにしているのである。
【0005】
更に、アッパートリム32側の棚状フランジ部32aの先端には、ロアトリム33a側の棚状フランジ部33aを跨ぐとともにロアトリム33aの裏面側に対面するように延在するように、ハーネス取付け片34を垂下形成している。
【0006】
そして、ハーネス取付け片34には、クリップ取付け孔が設けられていて、クリップ取付け孔にドアトリム31の裏面側すなわちドアパネル40側からハーネスクリップ35の取付け脚部35aを嵌合し、ハーネスクリップ35におけるドアパネル40側に突出するハーネスクランプ部35bにより電装用ハーネス36をクランプすることにより、電装用ハーネス36をドアトリム31に這設固定するように構成している(類似の技術として、特許文献1を参照)。
【0007】
【特許文献1】
実願平5−38720号(実開平7−8102号)のマイクロフィルム(段落0017乃至0032、図1)
【0008】
なお、アッパートリム32は、中接部32bを有し、中接部32bにはインサイドドアハンドル37が取付けられており、またロアトリム33には、アームレスト部38及びスピーカグリル39等が設けられている。
【0009】
また、電装ハーネス36の一端側は、例えばアームレスト部38に設けられたドアスイッチ38a等に接続され、他端側がドアパネル40に設けた挿通孔40aを挿通した後、車両の電源側に接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成する従来技術においては、電装用ハーネス36をドアトリム31に取付ける場合に、ハーネスクリップ35を使用しているために、ハーネスクリップ35の取付け工数を必要とするとともに、ハーネスクリップ35自体が高さ方向に相当の寸法を有して構成するために、ドアトリム31とドアパネル40との間のスペース(図8中、「a1」で示す。)を占有することになって、他の取付け部品との間に干渉を起し、取付け難かったり、電装用ハーネス36の這設位置が限定されてしまうことがあった。
【0011】
また、電装用ハーネス36は、アッパートリム32側の棚状フランジ部32aに形成されたハーネス取付け片34のドアパネル40側に突出して取付けられるために、ドアパネル40側に相当張り出した状態で取付けられることになって、この点からも、ドアトリム30とドアパネル40との間のスペースa1を占有することになって、他の取付け部品との間に干渉を起し、取付け難かったり、電装用ハーネス36の這設位置が限定されてしまうことがあった。
【0012】
本発明は、かかる点に鑑み、第1に、ハーネスクリップを使用しないで、電装用ハーネスを内装部品に取付けることができるように構成するとともに、第2に、内装部品からの突出寸法をできる限り抑えて、電装用ハーネスを取付けられるようにした自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1及び第2の目的を達成するために、本発明に係る自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造は、一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突き合わせ接合することによって構成された単一部材としての内装部品に、電装用ハーネスを固定する場合、一方の部材の棚状フランジ部の先端部に他方の部材の棚状フランジ部を跨ぐとともに他方の部材に対面するように延在するハーネス取付け片を形成し、ハーネス取付け片における他方の部材に対面する側に電装用ハーネスを抱持するハーネス抱持部を形成して、ハーネス抱持部により電装用ハーネスを抱持固定したことを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、電装用ハーネスが一方の部材の棚状フランジ部の先端部に設けたハーネス取付け片と他方の部材との間に形成されるスペースに配置されることになって、当該スペースをデッドスペースにすることなく利用し、また電装用ハーネスをハーネス取付け片に形成したハーネス抱持部により取付け固定して、従来のようなハーネスクリップを用いないことから、電装用ハーネスの取付けスペースを小さくして、他の取付け部品との間の干渉を避けしかも電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0015】
また本発明は、前記ハーネス取付け片が、その先端側に他方の部材に対面する側を凹状に形成してハーネス抱持部を形成していることから、電装用ハーネスが、ハーネスクリップを用いず、しかも、ハーネス取付け片と他方の部材との間に形成されるスペースに配置されることになって、当該スペースをデッドスペースにすることなく有効に利用することができる。
【0016】
また本発明は、前記ハーネス抱持部の先端部が、他方の部材側の棚状フランジ部側に傾斜延在する鉤状片部に形成されていることから、電装用ハーネスを鉤状片部で受けながらハーネス抱持部により固定保持していることになり、電装用ハーネスの固定構造をより確実なものとしていると共に、鉤状片部が電装用ハーネスを取付ける際のガイド面となり、電装用ハーネスの挿入性を良くしている。
【0017】
また本発明は、前記ハーネス取付け片が、ハーネス抱持部より基端側に位置するように、ハーネス抱持部に電装用ハーネスを挿入抱持する際にハーネス抱持部を弾性的に拡開させる弾性変形部を形成していることから、ハーネス抱持部を弾性変形部の弾性変形によって拡開することができ、電装用ハーネスの挿入を容易にしている。
【0018】
また、上記第1の目的を達成するために、本発明に係る自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造は、一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突き合わせ接合することによって構成された単一部材としての内装部品に、電装用ハーネスを固定する場合、一方の部材の棚状フランジ部の先端部に他方の部材の棚状フランジ部を跨ぐとともに他方の部材に対面するように延在するハーネス取付け片を形成し、ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して折曲可能に構成し、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に係合突起が係合する係合部を形成して、係合部に前記係合突起を係合することによって両折曲片部による電装用ハーネスの挟着状態を保持するように構成したことを特徴とするものである。
【0019】
かかる構成により、ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に係合突起が係合する係合部を形成して、係合部に係合突起を係合することによって両折曲片部による電装用ハーネスの挟着状態を保持するようにしたことから、従来使用していたハーネスクリップを廃止することができ、内装部品とこの内装部品を取付ける側の車体パネルとの間の占有スペースを小さくすることができ、他の取付け部品との間に干渉を起しにくくして、電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を用いて、本発明における第1の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は本発明に係る第1の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図、図2は図1のA−A断面図である。
【0022】
図1及び図2によれば、内装部品を構成するドアトリム1は、二分割構成された一方の部材であるアッパートリム2と他方の部材であるロアトリム3とを接合することにより単一部材として構成している。
【0023】
したがって、アッパートリム2の下端には、ドアトリム1の裏側に突出するように、棚状フランジ部2aが形成され、ロアトリム3の上端には、やはりドアトリム1の裏側に突出するように、棚状フランジ部3aが形成されており、両棚状フランジ部2a、3a同士を図示しない締着方法により突合せ接合することによって、単一部材のドアトリム1を構成している。
【0024】
アッパートリム2側の棚状フランジ部2aには、その先端部がロアトリム3側の棚状フランジ部3aを跨ぐとともにロアトリム3に対面するように延在するように、ハーネス取付け片4が形成されている。
【0025】
ハーネス取付け片4の先端部には、ロアトリム3に対面する側を凹状に形成して略コ字状のハーネス抱持部5が形成されているとともに、ハーネス抱持部5より基端側に位置するように、ハーネス抱持部5を弾性的に拡開可能に構成する弾性変形部5aが形成されている。
【0026】
弾性変形部5aは、ロアトリム3に対面する側を凹湾曲状に形成してあり、上下方向に傾動することにより、ハーネス抱持部5を拡開可能にしている。
【0027】
従って、弾性変形部5aは、凹湾曲状に形成することによりハーネス抱持部5を拡開可能に構成する他に、図5(1)に示すように、ハーネス取付け片4の一部を折曲対向するようにして弾性変形部5aを形成しても良く、また、図5(2)に示すように、弾性変形部5aを複数箇所設けても良い。
【0028】
更に、ハーネス抱持部5の先端部が、ロアトリム3の棚状フランジ部3a側に傾斜延在する鉤状片部5bに形成して、電装用ハーネス6を鉤状片部5bで受け止めながらハーネス抱持部5により固定保持していることになり、電装用ハーネス6の固定構造をより確実なものとしている。
【0029】
また、鉤状片部5bが電装用ハーネス6を取付ける際のガイド面となり、電装用ハーネスの挿入性をよくしている。
【0030】
上記のように構成する本発明にかかる第1の実施の形態において、電装用ハーネス6をドアトリム1に取付ける場合、弾性変形部5aの弾性変形により、ハーネス抱持部5を図2の二点鎖線視のように拡開して、電装ハーネス6をハーネス抱持部5とロアトリム3との間に形成されるスペースS内に挿入した後、電装用ハーネス6をハーネス抱持部5内に挿入し、その後、弾性変形部5aによる復元力によって、ハーネス抱持部5を図2の実線状態に戻して、電装用ハーネス6を挟着固定することになる。
【0031】
したがって、本実施の形態によれば、電装用ハーネス6がアッパートリム2の棚状フランジ部2aの先端部に設けたハーネス取付け片4とロアトリム3との間に形成されるスペースSに配置されることになって、スペースSをデッドスペースにすることなく利用することができる。
【0032】
また、電装用ハーネス6をハーネス取付け片4に形成したハーネス抱持部5により取付け固定して、従来のようなハーネスクリップを用いないことから、電装用ハーネス6の取付けスペースを小さくして、他の取付け部品との間の干渉を避けしかも電装用ハーネス6の這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネス6の取付け工数を削減することができる。
【0033】
また、ドアトリム1とドアパネル40との間のスペース(図2中「a」で示す(a<<a1)。)が狭い場合でも、電装用ハーネス6を保持でき、電装用ハーネス6の這設位置の設計自由度を増すと共に、ドアトリム1をドアパネル40に近づけて、室内スペースを拡大させることもできる。
【0034】
また、ハーネス取付け片4が、ハーネス抱持部5より基端側に位置するように、ハーネス抱持部5に電装用ハーネス6を挿入抱持する際に、ハーネス抱持部5を弾性的に拡開させる弾性変形部5aを形成していることから、ハーネス抱持部5を弾性変形部5aの弾性変形によって拡開することができ、電装用ハーネス6の挿入を容易にしている。
【0035】
なお、電装用ハーネス6について、太径のものを使用する場合には、例えば、図5(3)に示すように、棚状フランジ部2a、3aの幅寸法bをドアパネル40側により大きく張出し延長するか、図5(4)に示すように、ハーネス抱持部5の巾寸法cをドアパネル40側により大きく突出させて対応することもできる。
【0036】
次に、本発明にかかる第2の実施の形態について、図3及び図4を用いて説明する。
【0037】
図3は本発明に係る第2の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図、図4は図3のB−B断面図である。
【0038】
図3及び図4によれば、第2の実施の形態は、アッパートリム2の棚状フランジ部2aの先端部にロアトリム3の棚状フランジ部3aを跨ぐとともにロアトリム3に対面するように延在するハーネス取付け片4を形成した点、上記第1の実施の形態と同じであるが、ハーネス取付け片4の電装用ハーネス6の固定構成を異にしている。
【0039】
すなわち、ハーネス取付け片4は、その中途部にヒンジ部4aを形成して折曲可能に構成し、互いに折曲して形成された一対の折曲片部4b、4c間に電装用ハーネス6を挟着するように構成した点異にしている。
【0040】
このために、両折曲片部4b、4cのうち、内側の折曲片部4bに係合突起4dを形成し、外側の折曲片部4cに係合突起4dが係合する孔状の係合部4eを形成して、係合部4eに係合突起4dを係合することによって両折曲片部4b、4cによる電装用ハーネス6の挟着状態を保持するように構成している。
【0041】
そして、電装ハーネス6を挟着保持するために、外側の折曲片部4cには、電装用ハーネス6の挟着固定時にロアトリム3に対面する側に凹状のハーネス抱持部5が形成されている。
【0042】
かかる構成により、ハーネス取付け片4の中途部にヒンジ部4aを形成して、互いに折曲して形成された一対の折曲片部4b、4c間に電装用ハーネス6を挟着するとともに、係合突起4dを係合部4eに係合することによって両折曲片部4b、4cによる電装用ハーネス6の挟着状態を保持するようにしたことから、従来使用していたハーネスクリップを廃止することができ、ドアトリム1とこれを取付ける側の車体パネルとの間の占有スペースを小さくすることができ、他の取付け部品との間に干渉を起しにくくして、電装用ハーネス6の這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち第1の発明によれば、電装用ハーネスが一方の部材の棚状フランジ部の先端部に設けたハーネス取付け片と他方の部材との間に形成されるスペースに配置されることになって、当該スペースをデッドスペースにすることなく利用し、また電装用ハーネスをハーネス取付け片に形成したハーネス抱持部により取付け固定して、従来のようなハーネスクリップを用いないことから、電装用ハーネスの取付けスペースを小さくして、他の取付け部品との間の干渉を避けしかも電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0044】
また本発明のうち第2の発明によれば、ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に係合突起が係合する係合部を形成して、係合部に係合突起を係合することによって両折曲片部による電装用ハーネスの挟着状態を保持するようにしたことから、従来使用していたハーネスクリップを廃止することができ、内装部品とこの内装部品を取付ける側の車体パネルとの間の占有スペースを小さくすることができ、他の取付け部品との間に干渉を起しにくくして、電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】(1)〜(4)は、何れも本発明に係る更に他の実施の形態による図2と同様な断面図である。
【図6】従来の電装用ハーネス固定構造を採用した自動車用ドアトリムを車室側から描画した斜視図である。
【図7】図6のドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム(内装部品)
2 アッパートリム(一方の部材)
3 ロアトリム(他方の部材)
4 ハーネス取付け片
4a ヒンジ部
4b、4c 折曲片部
5 ハーネス抱持部
5a 弾性変形部
5b 鉤状片部
6 電装用ハーネス
【発明の属する技術分野】
本発明は、一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突合せ接合することによって構成された内装部品に、電装用ハーネスを固定する自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造に関する。
【0002】
この種の内装部品は、例えば、アッパートリム及びロアトリムを互いに接合して構成するドアトリム、フロント側トリム及びリア側トリムを互いに接合して構成するリアサイドトリム或いはトランクルームトリム等である。
【0003】
【従来の技術】
従来のこの種の内装部品例えばドアトリム31は、図6乃至図8に示すように、ドアパネル40の車室側を美装するものであり、アッパートリム32とロアトリム33とに二分割されて構成しており、アッパートリム32の下端及びロアトリムの上端にそれぞれ設けた棚状フランジ部32a、33a同士を突合せ接合することにより単一部材として構成している。
【0004】
このように、棚状フランジ部32a、33a同士を接合して単一部材としてのドアトリム31を構成することにより、アッパートリム32とロアトリム33との車室側接合部が面一に形成されて、車室内側からの美観を損なわないようにしているのである。
【0005】
更に、アッパートリム32側の棚状フランジ部32aの先端には、ロアトリム33a側の棚状フランジ部33aを跨ぐとともにロアトリム33aの裏面側に対面するように延在するように、ハーネス取付け片34を垂下形成している。
【0006】
そして、ハーネス取付け片34には、クリップ取付け孔が設けられていて、クリップ取付け孔にドアトリム31の裏面側すなわちドアパネル40側からハーネスクリップ35の取付け脚部35aを嵌合し、ハーネスクリップ35におけるドアパネル40側に突出するハーネスクランプ部35bにより電装用ハーネス36をクランプすることにより、電装用ハーネス36をドアトリム31に這設固定するように構成している(類似の技術として、特許文献1を参照)。
【0007】
【特許文献1】
実願平5−38720号(実開平7−8102号)のマイクロフィルム(段落0017乃至0032、図1)
【0008】
なお、アッパートリム32は、中接部32bを有し、中接部32bにはインサイドドアハンドル37が取付けられており、またロアトリム33には、アームレスト部38及びスピーカグリル39等が設けられている。
【0009】
また、電装ハーネス36の一端側は、例えばアームレスト部38に設けられたドアスイッチ38a等に接続され、他端側がドアパネル40に設けた挿通孔40aを挿通した後、車両の電源側に接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成する従来技術においては、電装用ハーネス36をドアトリム31に取付ける場合に、ハーネスクリップ35を使用しているために、ハーネスクリップ35の取付け工数を必要とするとともに、ハーネスクリップ35自体が高さ方向に相当の寸法を有して構成するために、ドアトリム31とドアパネル40との間のスペース(図8中、「a1」で示す。)を占有することになって、他の取付け部品との間に干渉を起し、取付け難かったり、電装用ハーネス36の這設位置が限定されてしまうことがあった。
【0011】
また、電装用ハーネス36は、アッパートリム32側の棚状フランジ部32aに形成されたハーネス取付け片34のドアパネル40側に突出して取付けられるために、ドアパネル40側に相当張り出した状態で取付けられることになって、この点からも、ドアトリム30とドアパネル40との間のスペースa1を占有することになって、他の取付け部品との間に干渉を起し、取付け難かったり、電装用ハーネス36の這設位置が限定されてしまうことがあった。
【0012】
本発明は、かかる点に鑑み、第1に、ハーネスクリップを使用しないで、電装用ハーネスを内装部品に取付けることができるように構成するとともに、第2に、内装部品からの突出寸法をできる限り抑えて、電装用ハーネスを取付けられるようにした自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1及び第2の目的を達成するために、本発明に係る自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造は、一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突き合わせ接合することによって構成された単一部材としての内装部品に、電装用ハーネスを固定する場合、一方の部材の棚状フランジ部の先端部に他方の部材の棚状フランジ部を跨ぐとともに他方の部材に対面するように延在するハーネス取付け片を形成し、ハーネス取付け片における他方の部材に対面する側に電装用ハーネスを抱持するハーネス抱持部を形成して、ハーネス抱持部により電装用ハーネスを抱持固定したことを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、電装用ハーネスが一方の部材の棚状フランジ部の先端部に設けたハーネス取付け片と他方の部材との間に形成されるスペースに配置されることになって、当該スペースをデッドスペースにすることなく利用し、また電装用ハーネスをハーネス取付け片に形成したハーネス抱持部により取付け固定して、従来のようなハーネスクリップを用いないことから、電装用ハーネスの取付けスペースを小さくして、他の取付け部品との間の干渉を避けしかも電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0015】
また本発明は、前記ハーネス取付け片が、その先端側に他方の部材に対面する側を凹状に形成してハーネス抱持部を形成していることから、電装用ハーネスが、ハーネスクリップを用いず、しかも、ハーネス取付け片と他方の部材との間に形成されるスペースに配置されることになって、当該スペースをデッドスペースにすることなく有効に利用することができる。
【0016】
また本発明は、前記ハーネス抱持部の先端部が、他方の部材側の棚状フランジ部側に傾斜延在する鉤状片部に形成されていることから、電装用ハーネスを鉤状片部で受けながらハーネス抱持部により固定保持していることになり、電装用ハーネスの固定構造をより確実なものとしていると共に、鉤状片部が電装用ハーネスを取付ける際のガイド面となり、電装用ハーネスの挿入性を良くしている。
【0017】
また本発明は、前記ハーネス取付け片が、ハーネス抱持部より基端側に位置するように、ハーネス抱持部に電装用ハーネスを挿入抱持する際にハーネス抱持部を弾性的に拡開させる弾性変形部を形成していることから、ハーネス抱持部を弾性変形部の弾性変形によって拡開することができ、電装用ハーネスの挿入を容易にしている。
【0018】
また、上記第1の目的を達成するために、本発明に係る自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造は、一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突き合わせ接合することによって構成された単一部材としての内装部品に、電装用ハーネスを固定する場合、一方の部材の棚状フランジ部の先端部に他方の部材の棚状フランジ部を跨ぐとともに他方の部材に対面するように延在するハーネス取付け片を形成し、ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して折曲可能に構成し、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に係合突起が係合する係合部を形成して、係合部に前記係合突起を係合することによって両折曲片部による電装用ハーネスの挟着状態を保持するように構成したことを特徴とするものである。
【0019】
かかる構成により、ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に係合突起が係合する係合部を形成して、係合部に係合突起を係合することによって両折曲片部による電装用ハーネスの挟着状態を保持するようにしたことから、従来使用していたハーネスクリップを廃止することができ、内装部品とこの内装部品を取付ける側の車体パネルとの間の占有スペースを小さくすることができ、他の取付け部品との間に干渉を起しにくくして、電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を用いて、本発明における第1の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は本発明に係る第1の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図、図2は図1のA−A断面図である。
【0022】
図1及び図2によれば、内装部品を構成するドアトリム1は、二分割構成された一方の部材であるアッパートリム2と他方の部材であるロアトリム3とを接合することにより単一部材として構成している。
【0023】
したがって、アッパートリム2の下端には、ドアトリム1の裏側に突出するように、棚状フランジ部2aが形成され、ロアトリム3の上端には、やはりドアトリム1の裏側に突出するように、棚状フランジ部3aが形成されており、両棚状フランジ部2a、3a同士を図示しない締着方法により突合せ接合することによって、単一部材のドアトリム1を構成している。
【0024】
アッパートリム2側の棚状フランジ部2aには、その先端部がロアトリム3側の棚状フランジ部3aを跨ぐとともにロアトリム3に対面するように延在するように、ハーネス取付け片4が形成されている。
【0025】
ハーネス取付け片4の先端部には、ロアトリム3に対面する側を凹状に形成して略コ字状のハーネス抱持部5が形成されているとともに、ハーネス抱持部5より基端側に位置するように、ハーネス抱持部5を弾性的に拡開可能に構成する弾性変形部5aが形成されている。
【0026】
弾性変形部5aは、ロアトリム3に対面する側を凹湾曲状に形成してあり、上下方向に傾動することにより、ハーネス抱持部5を拡開可能にしている。
【0027】
従って、弾性変形部5aは、凹湾曲状に形成することによりハーネス抱持部5を拡開可能に構成する他に、図5(1)に示すように、ハーネス取付け片4の一部を折曲対向するようにして弾性変形部5aを形成しても良く、また、図5(2)に示すように、弾性変形部5aを複数箇所設けても良い。
【0028】
更に、ハーネス抱持部5の先端部が、ロアトリム3の棚状フランジ部3a側に傾斜延在する鉤状片部5bに形成して、電装用ハーネス6を鉤状片部5bで受け止めながらハーネス抱持部5により固定保持していることになり、電装用ハーネス6の固定構造をより確実なものとしている。
【0029】
また、鉤状片部5bが電装用ハーネス6を取付ける際のガイド面となり、電装用ハーネスの挿入性をよくしている。
【0030】
上記のように構成する本発明にかかる第1の実施の形態において、電装用ハーネス6をドアトリム1に取付ける場合、弾性変形部5aの弾性変形により、ハーネス抱持部5を図2の二点鎖線視のように拡開して、電装ハーネス6をハーネス抱持部5とロアトリム3との間に形成されるスペースS内に挿入した後、電装用ハーネス6をハーネス抱持部5内に挿入し、その後、弾性変形部5aによる復元力によって、ハーネス抱持部5を図2の実線状態に戻して、電装用ハーネス6を挟着固定することになる。
【0031】
したがって、本実施の形態によれば、電装用ハーネス6がアッパートリム2の棚状フランジ部2aの先端部に設けたハーネス取付け片4とロアトリム3との間に形成されるスペースSに配置されることになって、スペースSをデッドスペースにすることなく利用することができる。
【0032】
また、電装用ハーネス6をハーネス取付け片4に形成したハーネス抱持部5により取付け固定して、従来のようなハーネスクリップを用いないことから、電装用ハーネス6の取付けスペースを小さくして、他の取付け部品との間の干渉を避けしかも電装用ハーネス6の這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネス6の取付け工数を削減することができる。
【0033】
また、ドアトリム1とドアパネル40との間のスペース(図2中「a」で示す(a<<a1)。)が狭い場合でも、電装用ハーネス6を保持でき、電装用ハーネス6の這設位置の設計自由度を増すと共に、ドアトリム1をドアパネル40に近づけて、室内スペースを拡大させることもできる。
【0034】
また、ハーネス取付け片4が、ハーネス抱持部5より基端側に位置するように、ハーネス抱持部5に電装用ハーネス6を挿入抱持する際に、ハーネス抱持部5を弾性的に拡開させる弾性変形部5aを形成していることから、ハーネス抱持部5を弾性変形部5aの弾性変形によって拡開することができ、電装用ハーネス6の挿入を容易にしている。
【0035】
なお、電装用ハーネス6について、太径のものを使用する場合には、例えば、図5(3)に示すように、棚状フランジ部2a、3aの幅寸法bをドアパネル40側により大きく張出し延長するか、図5(4)に示すように、ハーネス抱持部5の巾寸法cをドアパネル40側により大きく突出させて対応することもできる。
【0036】
次に、本発明にかかる第2の実施の形態について、図3及び図4を用いて説明する。
【0037】
図3は本発明に係る第2の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図、図4は図3のB−B断面図である。
【0038】
図3及び図4によれば、第2の実施の形態は、アッパートリム2の棚状フランジ部2aの先端部にロアトリム3の棚状フランジ部3aを跨ぐとともにロアトリム3に対面するように延在するハーネス取付け片4を形成した点、上記第1の実施の形態と同じであるが、ハーネス取付け片4の電装用ハーネス6の固定構成を異にしている。
【0039】
すなわち、ハーネス取付け片4は、その中途部にヒンジ部4aを形成して折曲可能に構成し、互いに折曲して形成された一対の折曲片部4b、4c間に電装用ハーネス6を挟着するように構成した点異にしている。
【0040】
このために、両折曲片部4b、4cのうち、内側の折曲片部4bに係合突起4dを形成し、外側の折曲片部4cに係合突起4dが係合する孔状の係合部4eを形成して、係合部4eに係合突起4dを係合することによって両折曲片部4b、4cによる電装用ハーネス6の挟着状態を保持するように構成している。
【0041】
そして、電装ハーネス6を挟着保持するために、外側の折曲片部4cには、電装用ハーネス6の挟着固定時にロアトリム3に対面する側に凹状のハーネス抱持部5が形成されている。
【0042】
かかる構成により、ハーネス取付け片4の中途部にヒンジ部4aを形成して、互いに折曲して形成された一対の折曲片部4b、4c間に電装用ハーネス6を挟着するとともに、係合突起4dを係合部4eに係合することによって両折曲片部4b、4cによる電装用ハーネス6の挟着状態を保持するようにしたことから、従来使用していたハーネスクリップを廃止することができ、ドアトリム1とこれを取付ける側の車体パネルとの間の占有スペースを小さくすることができ、他の取付け部品との間に干渉を起しにくくして、電装用ハーネス6の這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち第1の発明によれば、電装用ハーネスが一方の部材の棚状フランジ部の先端部に設けたハーネス取付け片と他方の部材との間に形成されるスペースに配置されることになって、当該スペースをデッドスペースにすることなく利用し、また電装用ハーネスをハーネス取付け片に形成したハーネス抱持部により取付け固定して、従来のようなハーネスクリップを用いないことから、電装用ハーネスの取付けスペースを小さくして、他の取付け部品との間の干渉を避けしかも電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【0044】
また本発明のうち第2の発明によれば、ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に係合突起が係合する係合部を形成して、係合部に係合突起を係合することによって両折曲片部による電装用ハーネスの挟着状態を保持するようにしたことから、従来使用していたハーネスクリップを廃止することができ、内装部品とこの内装部品を取付ける側の車体パネルとの間の占有スペースを小さくすることができ、他の取付け部品との間に干渉を起しにくくして、電装用ハーネスの這設位置を限定することなく設計自由度を増し、電装用ハーネスの取付け工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明に係る第2の実施の形態によるドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
【図5】(1)〜(4)は、何れも本発明に係る更に他の実施の形態による図2と同様な断面図である。
【図6】従来の電装用ハーネス固定構造を採用した自動車用ドアトリムを車室側から描画した斜視図である。
【図7】図6のドアトリムにおけるアッパートリムとロアトリムとの接合部付近を拡大して描画した斜視図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム(内装部品)
2 アッパートリム(一方の部材)
3 ロアトリム(他方の部材)
4 ハーネス取付け片
4a ヒンジ部
4b、4c 折曲片部
5 ハーネス抱持部
5a 弾性変形部
5b 鉤状片部
6 電装用ハーネス
Claims (5)
- 一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突き合わせ接合することによって構成された単一部材としての内装部品に、電装用ハーネスを固定する場合、前記一方の部材の棚状フランジ部の先端部に前記他方の部材の棚状フランジ部を跨ぐとともに前記他方の部材に対面するように延在するハーネス取付け片を形成し、該ハーネス取付け片における前記他方の部材に対面する側に前記電装用ハーネスを抱持するハーネス抱持部を形成して、該ハーネス抱持部により前記電装用ハーネスを抱持固定したことを特徴とする自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造。
- 前記ハーネス取付け片は、その先端側に前記他方の部材に対面する側を凹状に形成して前記ハーネス抱持部を形成したことを特徴とする請求項1記載の自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造。
- 前記ハーネス抱持部の先端部が、前記他方の部材側の棚状フランジ部側に傾斜延在する鉤状片部に形成したことを特徴とする請求項2記載の自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造。
- 前記ハーネス取付け片は、前記ハーネス抱持部より基端側に位置するように、前記ハーネス抱持部に前記電装用ハーネスを挿入抱持する際に前記ハーネス抱持部を弾性的に拡開させる弾性変形部を形成したことを特徴とする請求項2または3記載の自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造。
- 一方の部材と他方の部材とを互いの先端部に形成した棚状フランジ部を突き合わせ接合することによって構成された単一部材としての内装部品に、電装用ハーネスを固定する場合、前記一方の部材の棚状フランジ部の先端部に前記他方の部材の棚状フランジ部を跨ぐとともに前記他方の部材に対面するように延在するハーネス取付け片を形成し、該ハーネス取付け片の中途部にヒンジ部を形成して折曲可能に構成し、互いに折曲して形成された一対の折曲片部間に前記電装用ハーネスを挟着するとともに、両折曲片部の一方に係合突起を形成し、他方に該係合突起が係合する係合部を形成して、該係合部に前記係合突起を係合することによって前記両折曲片部による前記電装用ハーネスの挟着状態を保持するように構成したことを特徴とする自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003149225A JP2004351976A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造 |
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| JP2003149225A Pending JP2004351976A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 自動車用内装部品における電装用ハーネス固定構造 |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017137889A (ja) * | 2016-02-01 | 2017-08-10 | トヨタ自動車九州株式会社 | 部品保持構造 |
| JP2022070527A (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
2003
- 2003-05-27 JP JP2003149225A patent/JP2004351976A/ja active Pending
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