JP2004361669A - 画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents

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健 吉塚
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Abstract

【課題】画像形成動作の終了後から待機状態までの間、及び、現像装置の取り外し作業の間の所要時間を短縮可能な画像形成装置等を実現する。
【解決手段】移動体に複数備えられた着脱部のうち、一の着脱部のみに現像装置が装着された状態にて潜像を現像可能であり、現像装置の記憶素子にアクセスするためのアクセス部を有する画像形成装置において、移動体がホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能である。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機およびファクシミリ装置などの画像形成装置に関し、特に複数の現像装置が装着可能であり、これら現像装置のうち一の現像装置を選択的に像担持体に対向させて画像を形成する画像形成装置、及び、この画像形成装置を備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】
【背景技術】
この種の画像形成装置としては、例えば感光体上に形成された潜像を、収容された互いに異なる色のトナーによって現像する複数の現像装置を有し、これらの現像装置を、回動軸を中心として放射状に配置したロータリー方式の現像ユニットを備えたカラープリンタが知られている。このようなカラープリンタには、装着される各現像装置に備えられた記憶素子に対し、各種情報を読み出し又は書き込むために当該記憶素子にアクセスするためのアクセス部が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
そして、カラープリンタは、画像形成動作が実行される毎に、装着されている現像装置の記憶素子にアクセスして情報の読み出し又は書き込みを実行し、また現像装置を取り外す際には、取り外しの対象となる現像装置の記憶素子にアクセスして、情報の読み出し又は書き込みを実行した後に現像装置を取り外している。
【0003】
このため、画像形成動作の終了時には、各現像装置を画像形成位置から、プリンタ本体が記憶素子とアクセス可能な位置に移動させた後に、現像ユニットを待機位置に移動する。また、所定の現像装置を取り外すための取り外し指令を受け付けた際には、画像形成動作が実行されていない待機位置から、対象となる現像装置の記憶素子にアクセス可能な位置を経由し、取り外しが可能な位置まで現像ユニットを移動する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−341706号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像形成動作の終了後は、現像ユニットが待機位置に移動し手待機状態になるまで、次の画像形成動作を実行することはできない。このため、画像動作が終了した後には、プリンタが少しでも早く待機状態となることが望ましい。また、現像装置を取り外す際には、作業者は取り外し指令を入力して現像装置を取り外すために、その間プリンタから離れることができない。すなわち、現像装置を取り外す際にも、取り外し指令を入力してから、現像装置を取り外すまでの所要時間をより短くすることが望ましい。
しかしながら、画像形成動作の終了時、および、現像装置の取り外し時には、現像装置の記憶素子にアクセスしなければならず、プリンタと記憶素子とがアクセス可能な位置まで現像ユニットを移動させるために時間を費やさなければならないという課題があった。
【0006】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像形成動作の終了後から待機状態までの間、及び、現像装置の取り外し作業の間の所要時間を短縮可能な画像形成装置、及びこの画像形成装置を備えた画像形成システムを実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、主たる本発明は、潜像を担持するための像担持体と、前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を変更するために移動する移動体と、各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記移動体はホームポジションに位置しており、前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、前記移動体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であることを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び以下の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本明細書における発明の詳細な説明の項の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
潜像を担持するための像担持体と、前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を変更するために移動する移動体と、各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記移動体はホームポジションに位置しており、前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、前記移動体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
このような画像形成装置によれば、移動体がホームポジションに位置するときには、移動体を移動させなくとも、アクセス部が一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子とアクセスすることが可能である。このため、一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子に記憶された情報を読み出すための所要時間、及び、一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子へ情報を書き込むための所要時間を短縮することが可能である。
【0010】
かかる画像形成装置において、前記移動体が前記ホームポジションに位置するときに、前記現像装置を前記着脱部から取り外すための取り外し指令に基づいて動作を開始可能であり、前記取り外し指令に基づいて、前記アクセス部が前記取り外し指令の対象となる前記現像装置の前記記憶素子にアクセスした後に、前記アクセス部が当該記憶素子にアクセス可能な位置から、当該現像装置を取り外し可能な、当該現像装置に対する取外ポジションに、前記移動体が移動することが望ましい。
このような画像形成装置によれば、一の着脱部に装着された現像装置を取り外す場合において、取り外し指令に基づいて、移動体を移動することなくアクセス部は当該現像装置の記憶素子とアクセスすることが可能である。このため、一の着脱部に装着された現像装置を取り外す際には、ユーザ等が取り外し指令を入力してから、当該現像装置を取り外すまでの所要時間をより短縮することが可能である。
【0011】
かかる画像形成装置において、前記画像形成動作を実行させるための画像形成指令に基づいて、前記移動体が移動することにより前記着脱部に装着された前記現像装置を画像形成可能な位置に移動して、画像を形成し、前記画像形成動作が終了した後に、前記移動体を前記ホームポジションに移動させ、前記アクセス部が前記現像装置の前記記憶素子とアクセスすることが望ましい。
このような画像形成装置によれば、一の着脱部に装着された現像装置にて画像形成動作が終了した際には、移動体がそのままホームポジションに移動したとしても、一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子にアクセス部がアクセスすることが可能である。このため、移動体は一の着脱部に装着された現像装置が現像可能な状態から、ホームポジションへ直接移動して、この間の所要時間を短縮することが可能である。このため、画像形成動作終了後、より早く次の画像形成動作に備えて待機することが可能である。
【0012】
かかる画像形成装置において、前記移動体は回転可能に設けられており、前記着脱部に装着された前記現像装置は、前記移動体が回転することにより位置が移動することが望ましい。
このような画像形成装置によれば、現像装置の位置の変更を移動体が回転することにより実現すると、例えば現像装置の取り外しや交換等を複数の現像装置に対して順次実行すると、結果的に移動体がホームポジションに近づき、各現像装置が元の位置に近づくことになる。このため、すべての現像装置を外したり、交換した際には、現像装置が一方向に配置されて往復移動する所謂タンデム方式の場合より、移動体をより早くホームポジションに復帰させることが可能である。
【0013】
かかる画像形成装置において、前記アクセス部は、前記記憶素子と接触してアクセス可能となり、前記記憶素子にアクセスする際には前記移動体は停止することが望ましい。
アクセス部が記憶素子と接触する構成とすると、確実にアクセス可能となる反面、このアクセス動作のためにアクセス可能な位置にて回転体を停止する時間が費やされることになる。このため、ホームポジションにてアクセス部が一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子とアクセスすることを可能とし、記憶素子にアクセスするための所要時間を短縮することは特に有効である。
【0014】
かかる画像形成装置において、前記画像形成装置は、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記単色画像形成装置として使用されているかを示す情報を有することが望ましい。
このような画像形成装置によれば、カラー画像形成装置として使用されているか、又は、単色画像形成装置として使用されているかを示す情報により、その時点にて画像形成装置が、カラー又は単色のいずれの画像形成装置として使用されているかを検出することが可能である。さらに、この情報に基づいて、画像形成装置に装着されている現像装置を検出することも可能となり、装着されていない現像装置の記憶素子へのアクセスを試みるような無用な動作を防止することが可能である。
【0015】
かかる画像形成装置において、前記単色画像形成装置として使用する場合は、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された状態にて、前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成することが望ましい。
このような画像形成装置によれば、単色にて形成される画像としては、モノクロの画像が最も需要が高い。このためモノクロ画像形成装置として使用される場合に、画像形成動作後の復帰動作や現像装置を取り外す作業のために費やされる時間を抑えることは有効である。
【0016】
かかる画像形成装置において、前記一の着脱部は、前記移動体がホームポジションから、当該一の着脱部に装着された現像装置が取り外し可能な当該現像装置に対する取り外しポジションへ移動する際における、前記移動体の移動量が最小となる着脱部であることが望ましい。
このような画像形成装置によれば、一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子にアクセスする際には移動体が移動せず、また、取外ポジションに移動する際の移動量は、他の着脱部に装着された現像装置と比較して最小である。このため、一の着脱部に装着された現像装置の取り外し作業に費やされる時間をより短縮することが可能である。
【0017】
また、潜像を担持するための像担持体と、前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、回転可能に設けられ前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を変更するための回転体と、各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記回転体はホームポジションに位置しており、前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、前記画像形成装置は、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記モノクロ画像形成装置として使用されているかを示す情報を有しており、前記アクセス部は、前記記憶素子と接触してアクセス可能となり、前記記憶素子にアクセスする際には前記回転体は停止し、前記一の着脱部は、前記回転体がホームポジションから、当該一の着脱部に装着された現像装置が取り外し可能な当該現像装置に対する取り外しポジションへ移動する際における、前記回転体の移動量が最小となる着脱部であり、前記回転体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であり、前記回転体が前記ホームポジションに位置するときに、前記現像装置を前記着脱部から取り外すための取り外し指令に基づいて動作を開始可能であり、前記取り外し指令に基づいて、前記アクセス部が前記取り外し指令の対象となる前記現像装置の前記記憶素子にアクセスした後に、前記アクセス部が当該記憶素子にアクセス可能な位置から、当該現像装置を取り外し可能な、当該現像装置に対する取外ポジションに、前記回転体が移動し、前記画像形成動作を実行させるための画像形成指令に基づいて、前記回転体が移動することにより前記着脱部に装着された前記現像装置を画像形成可能な位置に移動して、画像を形成し、前記画像形成動作が終了した後に、前記回転体を前記ホームポジションに移動させ、前記アクセス部が前記現像装置の前記記憶素子とアクセスすることを特徴とする画像形成装置である。
【0018】
このような画像形成装置によれば、移動体がホームポジションに位置するときには、移動体を回転しなくとも、アクセス部は一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子とアクセスすることが可能である。このため、一の着脱部に装着された現像装置を取り外す際には、ユーザ等が取り外し指令を入力してから、当該現像装置を取り外すまでの所要時間を、より短縮することが可能である。また、一の着脱部に装着された現像装置にて画像形成動作が終了した際には、移動体は一の着脱部に装着された現像装置が現像可能な状態から、ホームポジションへ直接移動して、この間の所要時間を短縮することが可能である。さらに、ホームポジションから、取外ポジションに移動する際の移動量も他の現像装置と比較して最小としたので、取り外し作業に費やされる時間をより短縮することが可能である。このため、画像形成動作終了後、より早く次の画像形成動作に備えて待機することが可能である。
【0019】
また、ホームポジションにてアクセス部が一の着脱部に装着された現像装置の記憶素子と接触してアクセスすることにより、確実にアクセスすることが可能であるとともに、アクセスする時間を短縮することが可能である。
【0020】
また、カラー画像形成装置として使用されているか、又は、単色画像形成装置として使用されているかを示す情報により、その時点にて画像形成装置に装着されている現像装置を検出することを可能とし、装着されていない現像装置の記憶素子へのアクセスを試みるような無用な動作を防止することが可能である。
【0021】
そして、移動体が回転することにより現像装置の位置の変更することとしたので、往復動作する所謂タンデム方式の場合より、移動体をより早くホームポジションに復帰させることが可能である。さらに、単色にて形成される画像としては最も需要が高いモノクロ画像を形成するために用いられるブラック用の現像装置を一の着脱部に装着し、ブラックの現像装置の画像形成動作後における復帰動作、及び、ブラックの現像装置を取り外す作業に費やされる時間を抑えることは特に有効である。
【0022】
また、コンピュータ本体、及び、このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体と、前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を移動させるための移動体と、各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記移動体はホームポジションに位置しており、前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置、を有する画像形成システムにおいて、前記移動体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であることを特徴とする画像形成システムも実現可能である。
【0023】
===画像形成装置(レーザビームプリンタ)の概要===
図1を用いて、カラーレーザビームプリンタ(以下、プリンタという)10を例にとって、その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
【0024】
プリンタ10は、図1に示すように、潜像を担持する像担持体としての感光体20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニット40、回転可能に構成された移動体としての回転体50、一次転写ユニット60、中間転写体70、クリーニングユニット75を有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット90、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユニット95、及び、これら各ユニットを制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100を有している。
【0025】
感光体20は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、図1中の矢印で示すように時計回りに回転する。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のコンピュータから入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射する。
回転可能な回転体50には、感光体20上に形成された潜像を現像するための現像装置としてのシアン現像装置51、マゼンタ現像装置52、イエロー現像装置53、およびブラック現像装置54が装着されている。感光体20上に形成された潜像は、各現像装置に収容された現像剤の一例としての各色のトナーにより現像される。
【0026】
以上、カラー画像を形成可能なプリンタ10の概略構成について説明したが、次に、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ10は、一つの現像装置のみが装着されている状態にて、装着された現像装置を用いて単色の画像を媒体に形成するプリンタとして動作する。図2に示した例では、ブラック現像装置54のみが回転体50に装着されており、プリンタ10は、かかる状態にて媒体にモノクロ画像を形成することができる。図2においても図1同様に矢印にて上下方向を示している。
【0027】
従来の画像形成装置は、いつでもカラー画像を形成できるようにしておくために、互いに異なる色のトナーを収容した複数の現像装置が回転体に装着されていないと単色画像であっても形成できないようになっている。
これに対して、本実施の形態に係る画像形成装置は、プリンタ本体に、例えば黒色トナーを収容したブラック現像装置54のみを装着することにより、モノクロプリンタとして使用できるようになっている。
【0028】
以下詳しく説明する。回転体50は、現像装置を着脱可能な着脱部を複数有している。本実施形態では、4つの着脱部50a、50b、50c、50dを有しており、中心軸50eを中心として回転可能となっている。また、これら4つの着脱部のうちの一つである着脱部50d(請求項における一の着脱部)に、ブラック現像装置54が装着されている。そして、画像を形成する際に、回転体50が回転することにより、ブラック現像装置54が感光体20と対向する位置に移動する。感光体20上に形成された潜像は、ブラック現像装置54に収容された黒色トナーにて現像される。ブラック現像装置54の詳細については後述する。
【0029】
一次転写ユニット60は、感光体20に形成された単色トナー像を中間転写体70に転写するための装置である。
中間転写体70は、PETフィルムの表面にアルミ蒸着層を設けさらにその表層に半導電塗料を積層したエンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成された単色トナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写された単色トナー像を紙等の媒体に融着させて永久像とするための装置である。
【0030】
クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。
【0031】
制御ユニット100は、図3に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号及び制御信号が入力され、これら画像信号及び制御信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニットを制御して画像を形成する。
【0032】
次に、このように構成されたプリンタ10の動作について、他の構成要素にも言及しつつ説明する。
まず、不図示のコンピュータからの画像信号及び制御信号がインターフェース(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像装置に設けられたトナー担持体としての現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
【0033】
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、回転体50は回転することにより、黒色のトナーを収容したブラック現像装置54の現像ローラ510(図4)が感光体20と対向する現像位置に位置している。図2にて、ブラック現像装置54の現像ローラと感光体20とが対向する現像位置が示されている。
【0034】
感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像可能な位置に至り、ブラック現像装置54によって現像される。これにより、感光体20上にトナー像が形成される。
感光体20上に形成されたトナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
【0035】
中間転写体70上に形成されたトナー像は、中間転写体70の回動に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって媒体に転写される。なお、媒体としての用紙は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。
用紙に転写されたトナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて用紙に融着される。
【0036】
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75に支持されたクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、クリーニングユニット75が備える残存トナー回収部に回収される。
なお、感光体20は、帯電ユニット30及びクリーニングユニット75と共にユニット化されており、プリンタ10に対して着脱可能である。
【0037】
===ブラック現像装置の概要===
次に、図4を参照しつつブラック現像装置の概要について説明する。
図4は、ブラック現像装置の主要構成要素を示した断面図である。なお、図2と同様に図4も、矢印にて上下方向を示している。また、図2及び図4では、ブラック現像装置54の現像ローラが感光体20と対向する現像位置にブラック現像装置54が位置する状態を示している。
【0038】
ブラック現像装置54は、現像剤担持体としての現像ローラ510、シール部材520、トナー収容部530、ハウジング540、トナーを現像ローラ510に供給するためのトナー供給ローラ550、現像ローラ510のトナー層の層厚を規制するための規制ブレード560、規制ブレードを付勢するためのブレード裏部材570等を有している。
【0039】
現像ローラ510は、中心軸を中心として回転し、トナーTを担持して感光体20と対向する位置に搬送する。このとき、現像ローラ510は、図4に示すように、感光体20の回転方向(図4において時計方向)と逆の方向(図4において反時計方向)に回転する。また、図4に示すように、ブラック現像装置54の現像ローラ510と感光体20とは間隔を隔てて対向している。すなわち、ブラック現像装置54は、感光体20上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界が形成される。
【0040】
シール部材520は、ブラック現像装置54内のトナーTが器外に漏れることを防止するとともに、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTを、掻き落とすことなく現像装置内に回収する。このシール部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシートであり、現像ローラ510側とは逆側に設けられたシール付勢部材524の弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。
トナー収容部530は、トナーTを収容する部分であり、ハウジング540の一部により構成されている。
【0041】
トナー供給ローラ550は、トナー収容部530に収容されたトナーTを現像ローラ510に供給する機能を有するとともに、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーを、現像ローラ510から剥ぎ取る機能をも有している。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に当接している。トナー供給ローラ550は、トナー収容部530の下部に配置されており、トナー収容部530に収容されたトナーTは、該トナー収容部530の下部にてトナー供給部材530によって現像ローラ510に供給される。トナー供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図4において反時計方向)と逆の方向(図4において時計方向)に回転する。
【0042】
規制ブレード560は、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規制し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を付与する。この規制ブレード560は、シリコンゴム、ウレタンゴム等からなるゴム部560aと、リン青銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板でなるゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、ゴム支持部560bに支持されており、ゴム支持部560bは、その一端部が一対のブレード支持板金562に挟まれて支持された状態で、ブレード支持板金562を介してハウジング540に取り付けられている。また、規制ブレード560は現像ローラ510側とは逆側に設けられたブレード裏部材570及びゴム支持部560bの撓みによる弾性力によって、ゴム部560aが現像ローラ510に押しつけられている。
ハウジング540は、一体成型された複数のフレーム(上フレーム、下フレーム等)を接合して製造されたものであり、下部に開口部を有している。この開口部には、現像ローラ510がその一部が露出した状態で配置されている。
【0043】
このように構成されたブラック現像装置54において、トナー供給ローラ550がトナー収容部530に収容されているトナーTを現像ローラ510に供給する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、層厚が規制されるとともに、電荷が付与される。層厚が規制された現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、感光体20と対向する位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTは、シール部材520を通過して、該シール部材520によって掻き落とされることなく現像装置内に回収される。
【0044】
ブラック現像装置54には、収容されているトナーの色情報や、トナーの消費量等の当該現像装置に関する情報がデータとして記憶されたシリアルEEPROM等の記憶素子としての不揮発性記憶メモリ(以下、現像装置側メモリという)54a(図3)を備えている。現像装置側メモリ54aは現像装置の一方端側に設けら、ブラック現像装置54が装着された際、又は取り外し指令が入力された際に、コネクタ54b(図5)及び共通コネクタ34(図5)を介して現像装置側及び本体側のメモリの情報が読み出されたり、書き換えられたりする。例えば、ブラック現像装置54が新たに装着された場合には、現像装置側メモリ54aから現像装置内のトナー残量等の情報が読み出され、本体側のメモリの情報が書き換えられる。また、ユーザが画像データとともに画像を形成するための指令を入力し、この指令に基づく画像形成動作が終了した際にも、画像形成動作にて使用されたトナーの消費量が算出され、ブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aに記憶されているトナー残量などの情報が書き換えられる。
【0045】
以上、ブラック現像装置のみを装着してモノクロプリンタとして使用する際に用いるブラック現像装置を例に説明したが、カラープリンタとして使用する際に用いる、シアン、マゼンタ、イエローのトナーを収容する各現像装置においても構成は同じである。
【0046】
===制御ユニットの概要===
次に、制御ユニット100の構成について図3を参照しつつ説明する。図3はプリンタ10の制御ユニット100を示すブロック図である。制御ユニット100は、メインコントローラ101とユニットコントローラ102とを有している。
【0047】
メインコントローラ101は、CPU111と、図示しないコンピュータと接続するためのインターフェース112と、コンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113と、電気的に書き換え可能なEEPROM114a、RAM114b、各種制御用のプログラムを備えたプログラムROM等からなるメインコントローラ側メモリ114と、を備えている。
【0048】
メインコントローラ101のCPU111は、インターフェースを介して入力される画像データの画像メモリ113への読み込み及び読み出しの制御とともに、コンピュータから入力された制御信号に基づいてユニットコントローラ102のCPU120と同期させて装置全体の制御を司っている。
【0049】
また、EEPROM114aには、プリンタ10がカラープリンタとして使用されるか、モノクロプリンタとして使用されるかを示す装置情報としての機種情報が格納されている。CPU111は、前述した4つの着脱部のどこに現像装置が装着されているかを示す現像装置の装着情報を、所定のタイミングでユニットコントローラ102から受信する。そして、当該装着情報に基づいて、EEPROM114a内の前記機種情報を必要に応じて書き換える。なお、機種情報は、EEPROM114a内に1ビットの情報として書き込まれており、その値が0のときはプリンタ10がカラープリンタとして使用されていることを、その値が1のときはプリンタ10がモノクロプリンタとして使用されていることを示している。この機種情報は、プリンタ10の電源が投入された際にEEPROM114aに基づいてRAM114bの情報が書き換えられる。
【0050】
ユニットコントローラ102は、CPU120と、電気的に書き換え可能なEEPROM116a、RAM、各種制御用のプログラムを備えたプログラムROM等からなるユニットコントローラ側メモリ116と、HP検出部31と接続された入出力ポート123と、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、回転体駆動ユニット35、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)及び各現像装置を駆動制御するための各駆動制御回路131〜139を有している。
【0051】
ユニットコントローラ102のCPU120は、各駆動制御回路と電気的に接続され、メインコントローラ101のCPU111からの制御信号に基づいて各駆動制御回路を制御する。すなわち、各ユニットが備えるセンサ等からの信号を受信することによって、各ユニット及び各現像装置51,52,52,54の状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニット及び各現像装置を制御する。
【0052】
また、CPU120は、前述した機種情報に基づいて、各駆動制御回路を制御する。すなわち、当該機種情報の値が0の場合には、カラープリンタとして、当該プリンタ10の各ユニット及び各現像装置51,52,52,54を制御し、当該機種情報の値が1の場合には、モノクロプリンタとして、当該プリンタ10の各ユニット及び各現像装置51,52,52,54を制御する。
【0053】
また、ユニットコントローラ102が備えるCPU120は、シリアルインターフェース(I/F)121を介して、シリアルEEPROM等の不揮発性記憶素子(以下、本体側メモリとする)122に接続されている。この本体側メモリ122には、装置制御のために必要となるデータが記憶されている。またCPU120には、本体側メモリ122のみならず、各現像装置51、52、53、54に設けられた現像装置側メモリ51a、52a、53a、54aにもシリアルインターフェース121を介して接続されており、本体側メモリ122及び現像装置側メモリ51a、52a、53a、54aとの間でデータ転送可能となるとともに、入出力ポート123を介して各現像装置側メモリ51a、52a、53a、54aにチップセレクト信号CSを入力可能となっている。現像装置側メモリ51a、52a、53a、54aについては後述する。
【0054】
EEPROM116aには、前述した4つの着脱部のどこに現像装置が装着されているかを示す現像装置の装着情報が格納されている。CPU120は、現像装置の着脱後に、着脱された当該現像装置に対応した着脱部に現像装置が装着されているかどうかを判定する。そして、判定された結果に基づいて、EEPROM116a内の前記装着情報を必要に応じて書き換える。なお、装着情報は、EEPROM116a内に、着脱部毎に1ビットの情報、すなわち、計4ビットの情報、として書き込まれており、その値が0のときは現像装置が装着されていないことを、その値が1のときは現像装置が装着されていることを示す。
【0055】
このため、装着情報により、その時点にてプリンタ10に装着されている現像装置を検出することが可能であり、例えば装着されていない現像装置による画像形成動作の試みや、装着されていない現像装置の現像装置側メモリへのアクセスを試みるような無用な動作を防止することが可能である。
また、CPU120は入出力ポート123を介してHP検出部31とも接続されている。
【0056】
===回転体の回転に伴うブラック現像装置の位置===
次に、回転体50の回転に伴うブラック現像装置54の位置について、図5A,図5Bを用いて説明する。
回転体50は、その中心に位置する回転軸50eを有し、この回転軸50eが、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板(図示せず)の間に架け渡されて、その両端部が支持されている。回転体50は、各現像装置を前記回転軸50eを中心として着脱自在に保持する4つの着脱部50a、50b、50c、50dを周方向に90°の間隔で備えている。本実施の形態では、着脱部50dにブラック現像装置54だけが装着されており、プリンタ10は上述したようにモノクロプリンタとして使用する構成とされている。
回転軸50eには回転体駆動ユニット35を構成するが接続されており、このパルスモータを駆動することにより回転体50を一方向に回転させて、ブラック現像装置54を所定の位置に位置決めできるようになっている。
【0057】
図5Aは、回転体50の回転方向の基準位置となるホームポジション(以下「HP」ともいう)、及び、ブラック現像装置54のメモリにアクセス可能なブラック現像装置に対するアクセスポジションを示す図であり、図5Bは、ブラック現像装置に対する取出ポジションを示す図である。
図5A、図5Bにおいて、アクセスポジション、現像装置の取出ポジションとはブラック現像装置54を対象として示したが、カラー画像を形成するようにプリンタ10に4つの現像装置が装着された場合には、回転体50を90°ずつ回転させると順次、他の現像装置に対するアクセスポジション、現像装置の取出ポジションとなる。
【0058】
<<<ホームポジション及びアクセスポジション>>>
図5Aに示すように、回転体50の回転軸50eの一方端側には、ホームポジションを検出するためのHP検出部31が設けられている。このHP検出部31は、回転軸50eの一方端に固着され、所定の位置にスリット313が設けられた信号生成用の円盤311と、発光部、受光部を備えたフォト・インタラプター等からなるHPセンサ312とで構成されている。円盤311の外周部分は、HPセンサ312の発光部と受光部との間に位置し、発光部が発した光を遮るように配置されている。回転体50とともに円盤が回転し、円盤に設けられたスリット313が発光部と受光部との間に到達するとHPセンサ312からの出力信号が「L」から「H」に変化し、回転体50が停止する。この停止位置がホームポジションとなる。すなわち、この信号レベルの変化に基づき回転体50のホームポジションを検出し、このホームポジションを基準とし、パルスモータに所定のパルス数を入力することにより回転体50の回転量を制御して、各現像装置の現像装置側メモリにアクセス可能なアクセスポジション、各々の現像装置にて現像するための各現像ポジション、各現像装置が取り外し可能である各々の現像装置に対する取出ポジションにて回転体50を停止させる。
【0059】
また、このホームポジションは、ブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにアクセスすべく、コネクタ54bと共通コネクタ34とが嵌合可能なブラック現像装置に対するアクセスポジションでもある。従って、回転体50がホームポジションに位置するときには、回転体50が回転することなく、プリンタ10はブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにアクセスすることが可能である。
【0060】
プリンタ本体側には、コネクタ54bと嵌合し、本体側のユニットコントローラ102が現像装置側メモリ54aにアクセスするためのアクセス部としての共通コネクタ34が設けられている。この共通コネクタ34は移動可能に設けられており、回転体50が必要に応じて回転し、コネクタ54bと共通コネクタ34とが対向するアクセスポジションに停止した際に、共通コネクタ34がコネクタ54bの方向に移動し嵌合する。また、アクセスが終了すると共通コネクタ34はコネクタ54bから離れる方向に移動する。即ち、ブラック現像装置54のコネクタ54bと共通コネクタ34とはアクセスポジションにて必要に応じて嵌合され、現像装置側メモリ54aとユニットコントローラ102とが電気的に接続されて、ユニットコントローラ102は現像装置側メモリ54aにアクセスすることが可能となる。また、シアン、マゼンタ、イエローのトナーを収容した現像装置が装着されてカラープリンタとして使用する場合には、前記ホームポジションから90度ずつ回転した位置にて、共通コネクタ34が各現像装置53,52,51に設けられた各現像装置側メモリ53a,52a,51aにアクセスすることが可能となる。
【0061】
<<<ブラック現像装置に対する取外ポジション>>>
前記回転体50を支持し、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板の一方には、1つの現像装置が通過可能な取出口37が設けられている。この取出口37は、回転体50を回転させて、例えばブラック現像装置54を予め設定されている取出ポジションに停止させた際に、図5Bに示すように、ブラック現像装置54のみを、回転軸50eに沿う方向に引き出すことが可能な位置に形成されている。このため、取出口37は、現像装置の外形より僅かに大きく形成されており、取出位置では、この取出口37を通して回転軸50aに沿う方向に新たな現像装置を進入させて回転体50に装着することも可能である。また、現像装置が取出位置以外に位置する間は、その現像装置の取り出しはフレーム側板によって規制されている。
【0062】
なお、回転体50を上述したホームポジション、アクセスポジション、現像ポジション及び取出ポジションにて確実に位置決め固定するために、不図示のロック機構が設けられている。
【0063】
===プリンタの画像形成動作===
ここでは、ブラック現像装置のみを装着してモノクロプリンタとして使用している例について説明する。よって、回転体50には、着脱部50dにブラック現像装置54のみが装着されている。
プリンタ10は回転体50がホームポジションに位置する待機状態にて、不図示のホストコンピュータから、画像信号及び画像を形成するための画像形成指令を受信すると、メインコントローラ101の指令に基づいてユニットコントローラ102が制御され印刷動作が実行される。
【0064】
メインコントローラ101は、画像形成指令を受信するとユニットコントローラ102を制御して、用紙を給紙してレジローラ96まで搬送し、感光体20を回転させてその表面をクリーニングしつつ帯電させ、この感光体20と同期させて中間転写体70を搬送する。そして、回転体50をホームポジションから回転することにより、1色目の現像に用いるブラック現像装置54が感光体20と対向するブラック現像装置54の現像位置まで移動させて停止する。
【0065】
その後画像信号に基づいてレーザを発光し感光体20に潜像を形成する。形成された潜像は感光体20の回転により順次送られてブラック現像装置54の現像ローラと対向する位置にて現像されブラックのトナー像が形成される。トナー像は感光体20の回転により順次送られて中間転写体70に一次転写される。このとき、ユニットコントローラ102では、画像信号からブラックトナーの消費量及びトナー残量が算出されてEEPROM116aに記憶される。
【0066】
ブラック現像装置54にて現像動作が終了すると、回転体50をホームポジションまで回転させて停止させ、共通コネクタ34がコネクタ54bと勘合し、プリンタ10はブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにアクセスし、EEPROM116aに記憶されているトナー残量を現像装置側メモリ54aに書き込む。一方、二次転写ユニット80が中間転写体70に当接され、中間転写体70に形成されたトナー像が二次転写ユニット80にて搬送された用紙に転写され、定着ユニット90にて定着されて、印刷された用紙が排紙トレイ上に排出される。
【0067】
プリンタ10は、回転体50がホームポジションに位置するときには、回転体が回転しなくとも、共通コネクタ34がブラック現像装置54のコネクタ54bと嵌合することが可能であり、プリンタ10は現像装置側メモリ54aとアクセスすることが可能である。このため、ブラック現像装置54にて画像形成動作が終了した際には、回転体50はブラック現像装置54の現像ポジションから、ホームポジションへ直接移動しても、トナー残量等の情報を現像装置側メモリ54aに記憶することが可能である。このため、この間の所要時間を短縮することが可能である。このため、回転体50はトナー残量等の情報を現像装置側メモリ54aに記憶するためだけのポジションまで回転して停止し再び回転する必要がない。よって、より早く次の画像形成動作に備えて待機することが可能である。
【0068】
本実施形態においては、ブラック現像装置54のみが回転体50に装着されてモノクロ画像を形成するモノクロプリンタとして使用される場合における画像形成動作を例に説明したが、4つの現像装置が装着されてカラープリンタとして使用される場合には、各現像ユニットにて上述した現像動作が繰り返される。すなわち、ブラック現像装置54による現像が終了すると、シアン現像装置53、マゼンタ現像装置52、イエロー現像装置51を順次、それぞれの現像装置に対する現像ポジションまで回転体50を回転させて現像し、一次転写ユニット60にて中間転写体70に転写してカラートナー像を形成する。このとき、ユニットコントローラ102では、画像信号から各色のトナー消費量及びトナー残量が算出されてEEPROM116aに記憶される。そして、ユニットコントローラ102は、イエロー現像装置53による現像が終了すると、回転体50をブラック現像装置54に対するアクセスポジションまで回転させブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにEPROM116aに記憶されているブラックトナーの残量を記憶する。その後、回転体50を90°ずつ回転させて、各現像装置の現像装置側メモリに対応する色のトナー残量を記憶する。
【0069】
一方、中間転写体70に形成されたカラートナー像が二次転写ユニット80にて搬送された用紙に転写され、定着ユニット90にて定着されて、印刷された用紙が排紙トレイ上に排出される。
【0070】
カラープリンタとして使用される場合であっても、モノクロ画像を形成する際には、少なくともブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aへのアクセス時間が短縮可能であることは同様である。
【0071】
===ブラック現像装置の取り外し時におけるプリンタ10の動作===
ブラック現像装置の取り外しは、例えばブラック現像装置を交換する際に行われるので、このブラック現像装置54を交換する際におけるプリンタ10の動作について説明する。
ここでは、ブラック現像装置のみを装着してモノクロプリンタとして使用している。このため、回転体50には、着脱部50dにブラック現像装置54のみが装着されている。
【0072】
ブラック現像装置54の交換は、ユーザ等がこの装置が備える入力手段や、この装置に接続されたコンピュータから入力される交換指令に基づいて実行される。交換指令は、いずれのタイミングにおいても入力可能であるが、プリンタ10がこの指令を受け付ける際には、回転体50はホームポジションに位置している。
ブラック現像装置54においては、ホームポジションは、共通コネクタ34とブラック現像装置54のコネクタ54bとが嵌合可能な位置、すなわちブラック現像装置54に対するアクセスポジションである。
このため、ブラック現像装置54の交換指令を受け付けると、回転体50は回転することなく、共通コネクタ34はコネクタ54bに嵌合し、例えば、本体側メモリ122にブラック現像装置54を取り外す事象を示す情報を記憶し、現像装置側メモリ54aには本体側のユニットコントローラ102にて記憶している情報に基づいて算出したトナー残量等の情報を記憶する。
【0073】
ブラック現像装置54に対するアクセスポジションすなわちホームポジションにて現像装置側メモリ54aにアクセスした後、嵌合状態にあった共通コネクタ34をコネクタ54bから解除し、回転体50をアクセスポジションから取外ポジションまで反時計方向に157.5°回転しブラック現像装置54に対する取外ポジションにて停止させる。このときブラック現像装置54は、取出口37の奥に配置されて取り外し可能となる。
【0074】
その後、このプリンタ10が備える表示手段95や、この装置に接続されたコンピュータによって、ブラック現像装置54が交換可能であることをユーザに報知される。
この報知を確認したユーザが、プリンタ10の外装カバーを開くと、このカバーに連動し、高圧側の電力供給ラインが遮断される。ユーザが、装着されているブラック現像装置54を取り外し、新たなブラック現像装置を装着して外装カバーを閉じると、プリンタ10には電力が供給されて初期化処理を実行した後に回転体50はホームポジションに移動する。
【0075】
本実施の形態の画像形成装置としてのプリンタ10は、複数の着脱部を有しているが、ブラック現像装置54のみが回転体50に装着されてモノクロ画像を形成することができるように設定されている。このため、回転体50のホームポジションにて、ブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにプリンタ本体がアクセス可能な構成とすることが特に有効である。これにより、取り外す可能性がある現像装置はブラック現像装置54だけなので、ブラック現像装置54の取り外し時において、ブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにアクセスする際に、回転体50をホームポジションから回転させる必要がない構成としてブラック現像装置54を短時間にて取り外すことが可能である。
【0076】
また、本実施形態のように、コネクタ54bと共通コネクタ34とが接触する構成としたので、現像装置側メモリとアクセスする際には、回転体50を一旦アクセスポジションにて停止し、コネクタ54bと共通コネクタ34とを嵌合するための時間が必要である。このため、ブラック現像装置54を取り外す際に、現像装置側メモリ54aにアクセスするために回転体50を回転する動作を必要としない構成、すなわち、ホームポジションにてブラック現像装置54の現像装置側メモリ54aにアクセス可能な構成として時間を短縮する本実施形態の構成は有効である。
【0077】
本実施形態においては、ブラック現像装置54のみが回転体50に装着されてモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成装置として使用される場合において、現像装置を取り外す例について説明したが、4つの現像装置が装着されてカラー画像形成装置として使用される場合であっても、ブラック現像装置54に対するアクセスポジションが、ホームポジションである場合には、少なくともブラック現像装置54の取り外し作業の時間が短縮可能であることは同様である。
【0078】
また、単色画像形成装置として使用される場合であって、ブラック現像装置以外の現像装置のみが装着されている場合には、その装着された現像装置に対するアクセスポジションをホームポジションとすることにより、装着された現像装置の取り外し作業にかかる所要時間を短縮することが可能である。但し、単色画像形成装置として使用される場合、モノクロ画像を形成する場合がきわめて多いため、回転体50のホームポジションをブラック現像装置54に対するアクセスポジションとすることが特に有効である。
【0079】
また、ブラック現像装置54の取り外しに費やす時間を短縮するための方法として、ホームポジションにおける各現像装置の位置において、ブラック現像装置が、他の現像装置と比較して、最も取出口37に近い位置に配置される構成とする。すなわち、現像装置側メモリとアクセスした後に、回転体50が取外ポジションに移動する際の回転角度が、各現像装置の中でブラック現像装置54の場合が最も小さくなるように取外口37を設けた構成とする。その一例を図6に示す。
【0080】
図6は、ホームポジションから取外ポジションまでの回転角度を45°とした例を示す図である。
図6に示すように、ホームポジションすなわちアクセスポジションから取外ポジションまでの回転体50の回転角度を45°とすると、ブラック現像装置54に対する取り外し指令をユーザが入力した後から、ブラック現像装置54を取り外すまでに回転体50は45°回転するだけである。このため、ブラック現像装置54を取り外す際の回転体50の回転量を小さくすることが可能であり、ブラック現像装置54を取り外すために費やされる時間を短縮することが可能である。このとき、ホームポジションから取外ポジションまで回転体50の回転角度は45°に限らず、回転角度を可及的に小さくすることにより、ブラック現像装置54を取り外すために費やされる時間をさらに短縮することが可能である。また、このプリンタ10が備える4つの着脱部にそれぞれ現像装置が装着されている場合であっても、例えば回転体50がホームポジションから90°以内の回転にて現像装置が取り外し可能となる構成とすると、回転体50が1回転する間に4つの現像装置をすべて取り外すこと、また交換することが可能であり、これら作業を短時間にて終了させることが可能である。
【0081】
本実施の形態においては、回転体にブラック現像装置のみが装着された状態にて、ブラック現像装置を用いて潜像を現像することが可能なプリンタについて説明したが、回転体に唯一装着される現像装置はブラック現像装置に限らずイエロー、マゼンタ、シアン等、他の色のトナーが収容された現像装置であっても構わない。
【0082】
本実施形態においては、移動体を回転体50とした例について説明したが、移動体は、図7に示すような現像装置200を並列に配置した移動体201をスライドさせて現像装置200と感光体20と対向させる移動方式であっても構わない。ただし、すべての現像装置を外したり、交換した際には、現像装置が一方向に配置されてスライドする所謂タンデム方式の場合より、移動体をより早くホームポジションに復帰させることが可能な回転方式の法がより有効である。
【0083】
また、本実施形態においては、現像装置に備える現像装置側メモリとアクセスする際にコネクタと共通コネクタとが嵌合する例について説明したが、必ずしも接触する必要はなく、非接触にてアクセス可能なメモリを用いてもよい。この場合には、回転体50をアクセスの度に停止させたり、コネクタを嵌合、又は解除する必要がないため、短縮可能な時間がきわめて小さくなるが、確実にアクセスし、確実に情報を記憶できるという点で、接触式のメモリの方が優れている。
【0084】
===その他の実施の形態===
以上、一実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
【0085】
前述した実施の形態においては、画像形成装置として中間転写型のレーザビームプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型以外のレーザビームプリンタ複写機、ファクシミリなど、各種の画像形成装置に適用可能である。
また、感光体についても、円筒状の導電性基材の外周面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ローラに限られず、ベルト状の導電性基材の表面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよい。
【0086】
<<<画像形成システム等の構成>>>
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図8は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ本体702と、表示装置704と、プリンタ706と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ706は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
【0087】
図9は、図8に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ本体702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
【0088】
なお、以上の説明においては、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて画像形成システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像形成システムが、コンピュータ702とプリンタ706から構成されても良く、画像形成システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
【0089】
また、例えば、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ706が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
【0090】
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
【0091】
【発明の効果】
本発明によれば、画像形成動作の終了後から待機状態までの間、及び、現像装置の取り外し作業の間の所要時間を短縮可能な画像形成装置、及びこの画像形成装置を備えた画像形成システムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。
【図2】本実施の形態に係る画像形成装置としてブラック現像装置のみが装着されたモノクロプリンタとしてのプリンタの主要構成要素を示した図である。
【図3】画像形成装置の制御ユニットを示すブロック図である。
【図4】ブラック現像装置の主要構成要素を示した断面図である。
【図5】図5Aは、回転体の回転方向の基準位置となるホームポジション、及び、ブラック現像装置のメモリにアクセス可能なブラック現像装置に対するアクセスポジションを示す図であり、図5Bは、ブラック現像装置に対する取出ポジションを示している。
【図6】ホームポジションから取外ポジションまでの回転角度を45°とした例を示す図である。
【図7】スライド式の移動体を説明するための図である。
【図8】画像形成システムの外観構成を示した説明図である。
【図9】図8に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 レーザビームプリンタ(本体) 20 感光体
30 帯電ユニット 31 HP検出部
311 円盤 312 HPセンサ
313 スリット 34 共通コネクタ
35 回転体駆動ユニット 37 取出口
40 露光ユニット 50 回転体(移動体)
50a、50b、50c、50d 着脱部
50e 回転軸 51 シアン現像装置
51a、52a、53a、54a 現像装置側メモリ(記憶素子)
51b、52b、53b、54b コネクタ
52 マゼンタ現像装置 53 イエロー現像装置
54 ブラック現像装置 60 一次転写ユニット
70 中間転写体 75 クリーニングユニット
76 クリーニングブレード 80 二次転写ユニット
90 定着ユニット 92 給紙トレイ
94 給紙ローラ 95 表示ユニット
96 レジローラ 100 制御ユニット
101 メインコントローラ 102 ユニットコントローラ
111 CPU 112 インターフェース
113 画像メモリ 114 メインコントローラ側メモリ
114a EEPROM 114b RAM
116 ユニットコントローラ側メモリ 116a EEPROM
120 CPU 121 シリアルインターフェース
122 本体側メモリ 123 入出力ポート
131 帯電ユニット駆動制御回路 132 露光ユニット駆動制御回路
133 現像装置駆動制御回路 134 回転体駆動制御回路
135 一次転写ユニット駆動制御回路
136 二次転写ユニット駆動制御回路
137 定着ユニット駆動制御回路
138 表示ユニット駆動制御回路
139 クリーニングユニット駆動制御回路
200 現像装置 201 移動体
510 現像ローラ 520 シール部材
530 トナー収容部 540 ハウジング
550 トナー供給ローラ 560 規制ブレード
560a ゴム部 560b ゴム支持部
562 ブレード支持板金 570 ブレード裏部材
700 画像形成システム 702 コンピュータ本体
704 表示装置 706 プリンタ
708 入力装置 708A キーボード
708B マウス 710 読取装置
710A フレキシブルディスクドライブ装置
710B CD−ROMドライブ装置 802 内部メモリ
804 ハードディスクドライブユニット
T トナー

Claims (10)

  1. 潜像を担持するための像担持体と、
    前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を変更するために移動する移動体と、
    各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、
    画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記移動体はホームポジションに位置しており、
    前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、
    前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、
    前記移動体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記移動体が前記ホームポジションに位置するときに、前記現像装置を前記着脱部から取り外すための取り外し指令に基づいて動作を開始可能であり、
    前記取り外し指令に基づいて、前記アクセス部が前記取り外し指令の対象となる前記現像装置の前記記憶素子にアクセスした後に、前記アクセス部が当該記憶素子にアクセス可能な位置から、当該現像装置を取り外し可能な、当該現像装置に対する取外ポジションに、前記移動体が移動することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成動作を実行させるための画像形成指令に基づいて、前記移動体が移動することにより前記着脱部に装着された前記現像装置を画像形成可能な位置に移動して、画像を形成し、
    前記画像形成動作が終了した後に、前記移動体を前記ホームポジションに移動させ、前記アクセス部が前記現像装置の前記記憶素子とアクセスすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記移動体は回転可能に設けられており、前記着脱部に装着された前記現像装置は、前記移動体が回転することにより位置が移動することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記アクセス部は、前記記憶素子と接触してアクセス可能となり、前記記憶素子にアクセスする際には前記移動体は停止することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記単色画像形成装置として使用されているかを示す情報を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記単色画像形成装置として使用する場合は、前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された状態にて、前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記一の着脱部は、前記移動体がホームポジションから、当該一の着脱部に装着された現像装置が取り外し可能な当該現像装置に対する取り外しポジションへ移動する際における、前記移動体の移動量が最小となる着脱部であることを特徴とする画像形成装置。
  9. 潜像を担持するための像担持体と、
    前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を変更するために回転可能な回転体と、
    各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、
    画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記回転体はホームポジションに位置しており、
    前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、
    前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してモノクロ画像を形成するモノクロ画像形成装置として使用可能である画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、前記カラー画像形成装置として使用されているか、又は、前記モノクロ画像形成装置として使用されているかを示す情報を有しており、
    前記アクセス部は、前記記憶素子と接触してアクセス可能となり、前記記憶素子にアクセスする際には前記回転体は停止し、
    前記一の着脱部は、前記回転体がホームポジションから、当該一の着脱部に装着された現像装置が取り外し可能な当該現像装置に対する取り外しポジションへ移動する際における、前記回転体の移動量が最小となる着脱部であり、
    前記回転体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であり、
    前記回転体が前記ホームポジションに位置するときに、前記現像装置を前記着脱部から取り外すための取り外し指令に基づいて動作を開始可能であり、
    前記取り外し指令に基づいて、前記アクセス部が前記取り外し指令の対象となる前記現像装置の前記記憶素子にアクセスした後に、前記回転体が、前記アクセス部が当該記憶素子にアクセス可能な位置から、当該現像装置が取り外し可能な、当該現像装置に対する取外ポジションに移動し、
    前記画像形成動作を実行させるための画像形成指令に基づいて、前記回転体が移動することにより前記着脱部に装着された前記現像装置が画像形成可能な位置に移動して、画像を形成し、
    前記画像形成動作が終了した後に、前記回転体を前記ホームポジションに移動させ、前記アクセス部が前記現像装置の前記記憶素子とアクセスすることを特徴とする画像形成装置。
  10. コンピュータ本体、及び、
    このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体と、前記潜像を現像するための現像装置が着脱可能な着脱部を複数備え、前記着脱部に装着された前記現像装置の位置を移動させるための移動体と、
    各現像装置に設けられた記憶素子にアクセスするためのアクセス部と、を備え、
    画像形成動作の実行に備えて待機しているときに、前記移動体はホームポジションに位置しており、
    前記複数の着脱部のそれぞれに現像装置が装着された場合には、それぞれの現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像してカラー画像を形成するカラー画像形成装置として使用可能であり、
    前記複数の着脱部のうちの一の着脱部のみに現像装置が装着された場合には、該現像装置にて前記像担持体に担持された潜像を現像して単色画像を形成する単色画像形成装置として使用可能である画像形成装置、を有する画像形成システムにおいて、
    前記移動体が前記ホームポジションに位置しているときに、前記アクセス部は、前記一の着脱部に装着された前記現像装置の前記記憶素子とアクセス可能であることを特徴とする画像形成システム。
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