JP2005014101A - 産業用ロボットの手首機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】幅寸法が小さく、構成部材の形状が簡単な産業用ロボットの手首機構を提供することである。
【解決手段】産業用ロボットの手首機構(1)は、固定アーム(11)に回動自在に取り付けられ、該機構に対して揺動自在に設けた回動フランジ(4)を有する。減速機構を一体に備えた、揺動用の減速機一体型モータ(61)が手首機構に設置され、フランジの回動用モータ(71)を直接に、あるいはこの回動用モータを一端に固定した揺動用の支持部材(3a)を介して、揺動用の減速機一体型モータの出力軸(62)に取り付けて揺動させる。
【選択図】 図1
【解決手段】産業用ロボットの手首機構(1)は、固定アーム(11)に回動自在に取り付けられ、該機構に対して揺動自在に設けた回動フランジ(4)を有する。減速機構を一体に備えた、揺動用の減速機一体型モータ(61)が手首機構に設置され、フランジの回動用モータ(71)を直接に、あるいはこの回動用モータを一端に固定した揺動用の支持部材(3a)を介して、揺動用の減速機一体型モータの出力軸(62)に取り付けて揺動させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業用ロボットのアーム先端に取り付けられる手首機構に係り、特に、手首機構の先端に設ける回動フランジの揺動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ロボットの手首機構として、図2に示す構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−141968号公報
【0003】
図2において、手首機構101は、産業用ロボットの固定アーム111の先端に支持されている。手首機構101は、アーム111に対して矢印aのように回動自在な回動アーム102と、この回動アームに対して揺動自在な揺動アーム103と、この揺動アームに対して回動自在なフランジ104の3つの部分からなっている。
【0004】
回動アーム102は根元部分15が円筒状であるが、根元部分から先はコの字状に形成して、左右のハウジング部16a,16bを設けている。ハウジング部16aには軸受18aが、また、ハウジング部16bには軸受18bがそれぞれ嵌められている。アーム103は、軸受18a,18bによって揺動自在に支持され、内部にモータ収納空間を形成している。フランジ104は、揺動アーム103に嵌められた軸受27によって回動自在に支持される。
【0005】
揺動用モータ31が、揺動アーム103のモータ収納空間内に取り付けられ、減速機構34を介してアーム103を駆動する。揺動用モータ31と減速機構34は、アーム103の揺動軸線38と同軸に取り付けられている。
一方、揺動アーム103のモータ収納空間内には、回動用モータ32が取り付けられ、減速機構44を介してフランジ104を駆動する。
【0006】
しかし、この手首機構は、揺動アーム103がモータ収納空間を内蔵しているので大きく、これを支承するために、回動アームのハウジング部がさらに大きくなり、それに伴って、手首機構101全体の幅寸法bが大きくなる。また、揺動アーム103は、モータ収納空間を設けているので、形状が複雑である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて、幅寸法が小さく、構成部材の形状が簡単な産業用ロボットの手首機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本発明は、揺動アームの構造を簡略化し、もって手首機構の全体幅を減少させんとするものである。
本発明による、産業用ロボットの固定アームに回動自在に取り付けられる手首機構は、該機構に対して揺動自在に設けた回動フランジを有する。この手首機構は、減速機構を一体に備えた、揺動用の減速機一体型モータを手首機構に設置し、フランジの回動用モータを直接に、あるいはこの回動用モータを一端に固定した揺動用の支持部材を介して、揺動用の減速機一体型モータの出力軸に取り付けて揺動させることを特徴とする。
このように、フランジの回動用モータと揺動用のモータとを直接に、あるいは回動用モータを把持した揺動用支持部材を介して、連結することによって、フランジ回動用モータを収容するケーシングは不要であり、揺動アームを小さく簡単に形成し、これに伴って、手首機構全体も小さく構成することができる。
【0009】
揺動用の支持部材は略L字状断面で、固定アームの軸線の片側のみにおいて揺動用の減速機一体型モータに連結することが好ましい。このような構成により、揺動アームと回動アームの連結に要する領域を少なくして、手首機構をさらに小さくすることができる。
さらに、好適には、減速機構を一体に備えた、回動用の減速機一体型モータを固定アームに設置し、揺動用の減速機一体型モータを直接に、あるいはこの揺動用の減速機一体型モータを一端に固定した回動用の支持部材を介して、回動用の減速機一体型モータの出力軸に取り付けて回動させる。これによって、固定アームと回動アームとの連結構造をも簡略化して、手首機構をさらに小型化することができる。
また、揺動用と回動用の減速機一体型モータは、それぞれモータ部と、減速機構と、主軸受とを防滴構造とすることが好ましい。これによって、従来、回動アームと揺動アームに設けていた防滴構造を廃して、手首機構の構造をさらに簡略化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を、図面に基づいて説明する。
図1を参照すると、本例による手首機構1は、前述の従来例と同様に、ロボットの固定アーム11に対して矢印aのように回動自在なアーム2と、この回動アームに対して揺動自在なアーム3と、この揺動アームに対して回動自在なフランジ4を有している。
【0011】
固定アーム11は、その先端に、減速機構を一体状に備えた減速機一体型のモータ51を設けており、このモータは、該モータのケース53をアーム11に固定して取り付けられている。
回動アーム2は、略T字状断面の支持部材2aと、この支持部材に取り付けた、モータ51と同様な減速機一体型のモータ61から成る。回動アーム2は、支持部材2aのT字横棒部分をモータ51の減速機構出力軸52に固定して、モータ51に連結している。
また、モータ61は、支持部材2aのT字縦棒部分に、該モータのケース63を固定している。モータ61は、その回転軸線がモータ51の回転軸線と直交するように、配置されている。
【0012】
揺動アーム3は、略L字状断面の支持部材3aから成り、この支持部材に、モータ51と同様な構成の減速機一体型のモータ71を取り付けている。モータ71は、その回転軸線がモータ61の回転軸線と直交するように配向して、該モータのケース73を揺動アーム支持部材3aのL字横棒部分に固定している。揺動アーム3は、支持部材3aのL字縦棒部分をモータ61の減速機構出力軸62に固定して、モータ61に連結している。
フランジ4は、モータ71の減速機構出力軸72に取り付けられている。
【0013】
かくして、回動アーム2が、モータ51の駆動によって固定アーム11に対して回動し、揺動アーム3がモータ71と共に、モータ61の駆動によって、回動アーム2に対して揺動し、さらに、フランジ4がモータ71の駆動によって回転することができる。
【0014】
上述のモータ51,61および71は、図3に示す構造である。
図3の減速機一体型モータは、モータ部81と、ハーモニックドライブ減速機構82と、鍔付き円筒状のケース93とを主要部品としている。
モータ部81は、従来のACモータ要部と同様の構成であり、ケース93内に配設されている。減速機構82も、モータ部81と同心となるように、ケース93内に設けている。
【0015】
減速機構82は、ウェーブジェネレータ84と、出力軸92を含んでいる。ウェーブジェネレータ84は、モータ部81の出力軸に連結されている。ケース93の内周壁には、ウェーブジェネレータ84の外周に対向して、サーキュラスプライン85が形成されている。また、出力軸92には、ウェーブジェネレータ84とサーキュラスプライン85の間に入るフレクスプライン86を設けている。出力軸92は、主軸受83によりケース93に対して回転可能に支承され、モータ部81により、ウェーブジェネレータ84とサーキュラスプライン85とフレクスプライン86とを介して駆動される。
【0016】
主軸受83はクロスローラ軸受であり、ラジアル荷重とスラスト荷重とモーメント荷重を同時に支持することができる。減速機一体型モータは、オイルシール88によって内部が密封され、その他の接合面もOリングで密閉されていて、防滴構造となっている。
【0017】
本例では、揺動アーム3は、モータ収納空間を要さず、形状が簡単で、安価に容易に製作可能である。また、揺動アーム3を小さくできるため、手首機構1の全体幅寸法bも小さくなる。さらに、揺動アーム3を略L字断面形状の支持部材3aで構成することによって、揺動アームと回動アームとの連結部を固定アームの軸線に関して片側のみに配置できるので、手首機構1の全体幅寸法bがさらに小さくなる。
また、減速機一体型モータがそれ自体で防滴構造であるので、従来は揺動アームと回動アームに設けていた、減速機構、モータおよび主軸受に対する防滴構造が不要となり、手首機構1の構造がさらに簡単になる。
【0018】
上述した手首機構は一例であって、本発明の実施の形態はこれに限定されるものではない。
例えば、上述の例では、モータ51,61の連結ならびにモータ61,71の連結に、それぞれ別個の支持部材を介在させているが、これらの支持部材を廃して、モータ61,71のケース93を相手側のモータの出力軸に直接取り付ける構造とすることもできる。
【0019】
また、ハーモニックドライブ減速機のかわりに、RV減速機、サイクロ減速機、遊星歯車減速機など、その他の減速手段を用いても良い。主軸受は、クロスローラ軸受のかわりに、アンギュラ玉軸受、テーパコロ軸受など、その他の軸受を用いることができ、減速機一体型モータの外部に補助の軸受を追加しても良い。また、減速機一体型モータは、モータ部と減速機を個別のケースに収納して、これらケース同士を連結する構造でも良い。減速機一体型モータ61は取付方法を逆にして、出力軸62を回動アーム2に固定し、ケース63を揺動アーム3に固定することもできる。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によると、揺動アームを小さく簡単に形成し、手首機構全体も小さく構成することができるので、製造が容易であり、手先が小型で汎用性に優れた産業用ロボットの安価な提供を可能にすると云う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である産業用ロボット手首機構の概略断面図である。
【図2】従来の産業用ロボット手首機構を示す概略図である。
【図3】図1の手首機構に用いる減速機一体型モータの一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 手首機構
2 回動アーム
2a (回動用)支持部材
3 揺動アーム
3a (揺動用)アーム
4 フランジ
11 固定アーム
51 (回動アーム用)減速機一体型モータ
52 出力軸
61 (揺動アーム用)減速機一体型モータ
62 出力軸
71 (フランジ用)減速機一体型モータ
72 出力軸
81 モータ部
82 ハーモニックドライブ減速機構
83 主軸受
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業用ロボットのアーム先端に取り付けられる手首機構に係り、特に、手首機構の先端に設ける回動フランジの揺動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ロボットの手首機構として、図2に示す構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−141968号公報
【0003】
図2において、手首機構101は、産業用ロボットの固定アーム111の先端に支持されている。手首機構101は、アーム111に対して矢印aのように回動自在な回動アーム102と、この回動アームに対して揺動自在な揺動アーム103と、この揺動アームに対して回動自在なフランジ104の3つの部分からなっている。
【0004】
回動アーム102は根元部分15が円筒状であるが、根元部分から先はコの字状に形成して、左右のハウジング部16a,16bを設けている。ハウジング部16aには軸受18aが、また、ハウジング部16bには軸受18bがそれぞれ嵌められている。アーム103は、軸受18a,18bによって揺動自在に支持され、内部にモータ収納空間を形成している。フランジ104は、揺動アーム103に嵌められた軸受27によって回動自在に支持される。
【0005】
揺動用モータ31が、揺動アーム103のモータ収納空間内に取り付けられ、減速機構34を介してアーム103を駆動する。揺動用モータ31と減速機構34は、アーム103の揺動軸線38と同軸に取り付けられている。
一方、揺動アーム103のモータ収納空間内には、回動用モータ32が取り付けられ、減速機構44を介してフランジ104を駆動する。
【0006】
しかし、この手首機構は、揺動アーム103がモータ収納空間を内蔵しているので大きく、これを支承するために、回動アームのハウジング部がさらに大きくなり、それに伴って、手首機構101全体の幅寸法bが大きくなる。また、揺動アーム103は、モータ収納空間を設けているので、形状が複雑である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて、幅寸法が小さく、構成部材の形状が簡単な産業用ロボットの手首機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、本発明は、揺動アームの構造を簡略化し、もって手首機構の全体幅を減少させんとするものである。
本発明による、産業用ロボットの固定アームに回動自在に取り付けられる手首機構は、該機構に対して揺動自在に設けた回動フランジを有する。この手首機構は、減速機構を一体に備えた、揺動用の減速機一体型モータを手首機構に設置し、フランジの回動用モータを直接に、あるいはこの回動用モータを一端に固定した揺動用の支持部材を介して、揺動用の減速機一体型モータの出力軸に取り付けて揺動させることを特徴とする。
このように、フランジの回動用モータと揺動用のモータとを直接に、あるいは回動用モータを把持した揺動用支持部材を介して、連結することによって、フランジ回動用モータを収容するケーシングは不要であり、揺動アームを小さく簡単に形成し、これに伴って、手首機構全体も小さく構成することができる。
【0009】
揺動用の支持部材は略L字状断面で、固定アームの軸線の片側のみにおいて揺動用の減速機一体型モータに連結することが好ましい。このような構成により、揺動アームと回動アームの連結に要する領域を少なくして、手首機構をさらに小さくすることができる。
さらに、好適には、減速機構を一体に備えた、回動用の減速機一体型モータを固定アームに設置し、揺動用の減速機一体型モータを直接に、あるいはこの揺動用の減速機一体型モータを一端に固定した回動用の支持部材を介して、回動用の減速機一体型モータの出力軸に取り付けて回動させる。これによって、固定アームと回動アームとの連結構造をも簡略化して、手首機構をさらに小型化することができる。
また、揺動用と回動用の減速機一体型モータは、それぞれモータ部と、減速機構と、主軸受とを防滴構造とすることが好ましい。これによって、従来、回動アームと揺動アームに設けていた防滴構造を廃して、手首機構の構造をさらに簡略化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を、図面に基づいて説明する。
図1を参照すると、本例による手首機構1は、前述の従来例と同様に、ロボットの固定アーム11に対して矢印aのように回動自在なアーム2と、この回動アームに対して揺動自在なアーム3と、この揺動アームに対して回動自在なフランジ4を有している。
【0011】
固定アーム11は、その先端に、減速機構を一体状に備えた減速機一体型のモータ51を設けており、このモータは、該モータのケース53をアーム11に固定して取り付けられている。
回動アーム2は、略T字状断面の支持部材2aと、この支持部材に取り付けた、モータ51と同様な減速機一体型のモータ61から成る。回動アーム2は、支持部材2aのT字横棒部分をモータ51の減速機構出力軸52に固定して、モータ51に連結している。
また、モータ61は、支持部材2aのT字縦棒部分に、該モータのケース63を固定している。モータ61は、その回転軸線がモータ51の回転軸線と直交するように、配置されている。
【0012】
揺動アーム3は、略L字状断面の支持部材3aから成り、この支持部材に、モータ51と同様な構成の減速機一体型のモータ71を取り付けている。モータ71は、その回転軸線がモータ61の回転軸線と直交するように配向して、該モータのケース73を揺動アーム支持部材3aのL字横棒部分に固定している。揺動アーム3は、支持部材3aのL字縦棒部分をモータ61の減速機構出力軸62に固定して、モータ61に連結している。
フランジ4は、モータ71の減速機構出力軸72に取り付けられている。
【0013】
かくして、回動アーム2が、モータ51の駆動によって固定アーム11に対して回動し、揺動アーム3がモータ71と共に、モータ61の駆動によって、回動アーム2に対して揺動し、さらに、フランジ4がモータ71の駆動によって回転することができる。
【0014】
上述のモータ51,61および71は、図3に示す構造である。
図3の減速機一体型モータは、モータ部81と、ハーモニックドライブ減速機構82と、鍔付き円筒状のケース93とを主要部品としている。
モータ部81は、従来のACモータ要部と同様の構成であり、ケース93内に配設されている。減速機構82も、モータ部81と同心となるように、ケース93内に設けている。
【0015】
減速機構82は、ウェーブジェネレータ84と、出力軸92を含んでいる。ウェーブジェネレータ84は、モータ部81の出力軸に連結されている。ケース93の内周壁には、ウェーブジェネレータ84の外周に対向して、サーキュラスプライン85が形成されている。また、出力軸92には、ウェーブジェネレータ84とサーキュラスプライン85の間に入るフレクスプライン86を設けている。出力軸92は、主軸受83によりケース93に対して回転可能に支承され、モータ部81により、ウェーブジェネレータ84とサーキュラスプライン85とフレクスプライン86とを介して駆動される。
【0016】
主軸受83はクロスローラ軸受であり、ラジアル荷重とスラスト荷重とモーメント荷重を同時に支持することができる。減速機一体型モータは、オイルシール88によって内部が密封され、その他の接合面もOリングで密閉されていて、防滴構造となっている。
【0017】
本例では、揺動アーム3は、モータ収納空間を要さず、形状が簡単で、安価に容易に製作可能である。また、揺動アーム3を小さくできるため、手首機構1の全体幅寸法bも小さくなる。さらに、揺動アーム3を略L字断面形状の支持部材3aで構成することによって、揺動アームと回動アームとの連結部を固定アームの軸線に関して片側のみに配置できるので、手首機構1の全体幅寸法bがさらに小さくなる。
また、減速機一体型モータがそれ自体で防滴構造であるので、従来は揺動アームと回動アームに設けていた、減速機構、モータおよび主軸受に対する防滴構造が不要となり、手首機構1の構造がさらに簡単になる。
【0018】
上述した手首機構は一例であって、本発明の実施の形態はこれに限定されるものではない。
例えば、上述の例では、モータ51,61の連結ならびにモータ61,71の連結に、それぞれ別個の支持部材を介在させているが、これらの支持部材を廃して、モータ61,71のケース93を相手側のモータの出力軸に直接取り付ける構造とすることもできる。
【0019】
また、ハーモニックドライブ減速機のかわりに、RV減速機、サイクロ減速機、遊星歯車減速機など、その他の減速手段を用いても良い。主軸受は、クロスローラ軸受のかわりに、アンギュラ玉軸受、テーパコロ軸受など、その他の軸受を用いることができ、減速機一体型モータの外部に補助の軸受を追加しても良い。また、減速機一体型モータは、モータ部と減速機を個別のケースに収納して、これらケース同士を連結する構造でも良い。減速機一体型モータ61は取付方法を逆にして、出力軸62を回動アーム2に固定し、ケース63を揺動アーム3に固定することもできる。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によると、揺動アームを小さく簡単に形成し、手首機構全体も小さく構成することができるので、製造が容易であり、手先が小型で汎用性に優れた産業用ロボットの安価な提供を可能にすると云う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である産業用ロボット手首機構の概略断面図である。
【図2】従来の産業用ロボット手首機構を示す概略図である。
【図3】図1の手首機構に用いる減速機一体型モータの一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 手首機構
2 回動アーム
2a (回動用)支持部材
3 揺動アーム
3a (揺動用)アーム
4 フランジ
11 固定アーム
51 (回動アーム用)減速機一体型モータ
52 出力軸
61 (揺動アーム用)減速機一体型モータ
62 出力軸
71 (フランジ用)減速機一体型モータ
72 出力軸
81 モータ部
82 ハーモニックドライブ減速機構
83 主軸受
Claims (4)
- 産業用ロボットの固定アームに回動自在に取り付けられ、回動フランジを揺動自在に設けた手首機構において、
減速機構を一体に備えた、揺動用の減速機一体型モータを手首機構に設置し、前記フランジの回動用モータを直接に、あるいはこの回動用モータを一端に固定した揺動用の支持部材を介して、前記揺動用の減速機一体型モータの出力軸に取り付けて揺動させることを特徴とする手首機構。 - 請求項1記載の手首機構において、前記揺動用の支持部材は略L字状断面で、前記固定アームの軸線の片側のみにおいて前記揺動用の減速機一体型モータに連結する、手首機構。
- 請求項1または2記載の手首機構であって、さらに、減速機構を一体に備えた、回動用の減速機一体型モータを前記固定アームに設置し、前記揺動用の減速機一体型モータを直接に、あるいはこの揺動用の減速機一体型モータを一端に固定した回動用の支持部材を介して、前記回動用の減速機一体型モータの出力軸に取り付けて回動させる、手首機構。
- 請求項1から3のいずれかに記載の手首機構において、前記揺動用と回動用の減速機一体型モータはそれぞれモータ部と、減速機構と、主軸受とを有し、これらモータ部、減速機構および主軸受は防滴構造である、手首機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003177901A JP2005014101A (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 産業用ロボットの手首機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003177901A JP2005014101A (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 産業用ロボットの手首機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005014101A true JP2005014101A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34179686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003177901A Pending JP2005014101A (ja) | 2003-06-23 | 2003-06-23 | 産業用ロボットの手首機構 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2005014101A (ja) |
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