JP2005014543A - 射出成形用金型装置及びその装置を使用した射出成形品仕様変更方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】入れ子の交換という工程を必要とせず、手間と時間とが省け、コストアップとはならない射出成形用金型装置を提供する。
【解決手段】少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を成形する為に共通して使用する射出成形用金型装置8であって、固定側金型1と、前記固定側金型1に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型2と、前記固定側金型1と可動側金型2とで形成される成形品成形部であるキャビティ10と、前記可動側金型2に収納され、少なくとも一つの制御ピン12を有する制御ブロック4と、前記制御ブロック4を前記可動側金型2内の空間7の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネ5と、を有することを特徴とする射出成形用金型装置8である。
【選択図】 図2
【解決手段】少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を成形する為に共通して使用する射出成形用金型装置8であって、固定側金型1と、前記固定側金型1に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型2と、前記固定側金型1と可動側金型2とで形成される成形品成形部であるキャビティ10と、前記可動側金型2に収納され、少なくとも一つの制御ピン12を有する制御ブロック4と、前記制御ブロック4を前記可動側金型2内の空間7の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネ5と、を有することを特徴とする射出成形用金型装置8である。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定側金型と可動側金型と、固定側金型と可動側金型で形成されるキャビティ内に樹脂が充填され成形品が成形される射出成形用金型装置であって、特に入れ子を取り替えること無しに成形品の仕様変更ができる射出成形用金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アンダーカットを有する射出成形品の突き出しに関して、制御ブロックやバネ等を利用してアンダーカットを有する射出成形品を突き出すことが行われていた。(例えば、実用新案登録文献1参照)
【0003】
【実用新案登録文献1】
実登録第2600593号
【0004】
ところが、例えば、樹脂製の射出成形品で孔を二つ有するものを製造した後、孔を三つ有するものの製造を行おうと思えば、入れ子を二つ用意し、入れ子の交換をする必要があった。このように入れ子を交換すると、入れ子取り外しから取り付け迄に手間と時間とが掛かり、余分な費用が発生しコストアップとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、入れ子の交換という工程を必要とせず、手間と時間とが省け、コストアップとはならない射出成形用金型装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する為の本発明の請求項1に記載の射出成形用金型装置は、少なくとも一つの孔を有する樹脂成形品を成形する為の射出成形用金型装置であって、固定側金型と、前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、前記可動側金型に収納され、制御ピンを有する制御ブロックと、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネと、を有する射出成形用金型装置にある。
【0007】
請求項1に記載の発明によると、少なくとも一つの孔を有する樹脂成形品を成形する為の射出成形用金型装置であって、固定側金型と、前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、前記可動側金型に収納され、制御ピンを有する制御ブロックと、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネとを有する射出成形用金型装置であることから、制御ピンを有する制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させることで、射出成形品に少なくとも一つ孔を増やすことができ、入れ子の交換をする必要が無くなる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置にある。
【0009】
請求項2に記載の発明によると、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置であることから、入れ子の交換無しに確実に射出成形品に孔を増やすことができると同時に射出成形品に精度の良い孔を増やすことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させる又はキャビティの途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができる射出成形品仕様変更方法にある。
【0011】
請求項3に記載の発明によると、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させる又はキャビティの途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができる射出成形品仕様変更方法であることから、特に入れ子を取り替えること無しに成形品の仕様変更ができ、部品点数、工数が削減できコストダウンができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る射出成形用金型装置の実施形態の一例を図面を参照しつつ説明する。
【0013】
(実施形態例1)
図1は、図3に示す二つの孔を有する射出成形品を製造する射出成形用金型装置8を示している。図2は、図4に示す三つの孔を有する射出成形品を製造する射出成形用金型装置を示している。図3と図4の射出成形品はどちらも同じ射出成形用金型装置8で製造されたものである。
【0014】
まず、図1のように、キャビティ10で二つの孔を有する射出成形品(A仕様品)を製造し、製品を離型して取り出した後、次の製品仕様として三つの孔9を有する射出成形品13を製造する。図1から図2に移る段階で、位置決めボルト3を締め込むことにより、バネ5を縮めながら制御ブロック4を固定側金型1側へ移動させる。位置決めボルト3の締め込みが終了した状態を図2は示している。
【0015】
図2では、制御ブロック4の制御ピン12の先端が固定側金型1のキャビティ面14と当接しており、又バネ5は空間7に収納されている。この状態で樹脂の射出成形を行うと、孔を三つ有する樹脂製成形品(B仕様品)となる。
【0016】
また、図2のB仕様品から図1のA仕様品への製造に戻すときは、位置決めボルト3を緩めればバネ5の力で制御ブロック4が戻されA仕様品を製造するキャビティ構造となる。また、制御ブロック4の移動方法はボルト等の締め付けによるものだけではなく、シリンダー等の作動機構にての移動も可能であるし、特にこれらの移動方法には限定されない。
【0017】
本発明で使用する制御ブロックは、例えば、制御ピンが円柱形状ではなく、多角形形状であっても良いし、制御ブロックを途中で止めて成形品に貫通孔では無く、窪みを成形するようにしても良いし、さらには、金型内に複数個の制御ブロックを設置すれば、仕様変更時に複数の孔を増やす成形品の仕様変更とすることもできる。本発明は、上記実施の形態に留まらず、孔の形状を変えたり、一気に複数個の孔を増やす成形品の仕様変更も含むものである。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を成形する為に共通して使用する射出成形用金型装置であって、固定側金型と、前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、前記可動側金型に収納され、少なくとも一つの制御ピンを有する制御ブロックと、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネと、を有する射出成形用金型装置であることから、制御ピンを有する制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させることで、射出成形品に少なくとも一つ孔を増やすことができ、入れ子の交換をする必要が無くなるという効果がある。
【0019】
請求項2に記載の発明によると、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置であることから、入れ子の交換無しに確実に射出成形品に孔を増やすことができると同時に射出成形品に精度の良い孔を増やすことができるという効果がある。
【0020】
請求項3の発明によると、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させる又はキャビティの途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができる射出成形品仕様変更方法であることから、特に入れ子を取り替えること無しに成形品の仕様変更ができ、部品点数、工数が削減できコストダウンができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形用金型装置であり、A仕様の射出成形品を製造する為の一実施形態例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る射出成形用金型装置であり、B仕様の射出成形品を製造することに変更する為に制御ブロックをキャビティ内に突き出した状態を示した図である。
【図3】図1の射出成形用金型装置の状態で製造した射出成形品の例である。
【図4】図2の射出成形用金型装置の状態で製造した射出成形品の例である。
【符号の説明】
1 固定側金型
2 可動側金型
3 位置決めボルト
4 制御ブロック
5 バネ
7 空間
8 射出成形用金型装置
9 孔
10 キャビティ
11 二つの孔を有する射出成形品
12 制御ピン
13 三つの孔を有する射出成形品
14 固定側金型のキャビティ面
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定側金型と可動側金型と、固定側金型と可動側金型で形成されるキャビティ内に樹脂が充填され成形品が成形される射出成形用金型装置であって、特に入れ子を取り替えること無しに成形品の仕様変更ができる射出成形用金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アンダーカットを有する射出成形品の突き出しに関して、制御ブロックやバネ等を利用してアンダーカットを有する射出成形品を突き出すことが行われていた。(例えば、実用新案登録文献1参照)
【0003】
【実用新案登録文献1】
実登録第2600593号
【0004】
ところが、例えば、樹脂製の射出成形品で孔を二つ有するものを製造した後、孔を三つ有するものの製造を行おうと思えば、入れ子を二つ用意し、入れ子の交換をする必要があった。このように入れ子を交換すると、入れ子取り外しから取り付け迄に手間と時間とが掛かり、余分な費用が発生しコストアップとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、入れ子の交換という工程を必要とせず、手間と時間とが省け、コストアップとはならない射出成形用金型装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する為の本発明の請求項1に記載の射出成形用金型装置は、少なくとも一つの孔を有する樹脂成形品を成形する為の射出成形用金型装置であって、固定側金型と、前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、前記可動側金型に収納され、制御ピンを有する制御ブロックと、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネと、を有する射出成形用金型装置にある。
【0007】
請求項1に記載の発明によると、少なくとも一つの孔を有する樹脂成形品を成形する為の射出成形用金型装置であって、固定側金型と、前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、前記可動側金型に収納され、制御ピンを有する制御ブロックと、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネとを有する射出成形用金型装置であることから、制御ピンを有する制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させることで、射出成形品に少なくとも一つ孔を増やすことができ、入れ子の交換をする必要が無くなる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置にある。
【0009】
請求項2に記載の発明によると、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置であることから、入れ子の交換無しに確実に射出成形品に孔を増やすことができると同時に射出成形品に精度の良い孔を増やすことができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させる又はキャビティの途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができる射出成形品仕様変更方法にある。
【0011】
請求項3に記載の発明によると、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させる又はキャビティの途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができる射出成形品仕様変更方法であることから、特に入れ子を取り替えること無しに成形品の仕様変更ができ、部品点数、工数が削減できコストダウンができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る射出成形用金型装置の実施形態の一例を図面を参照しつつ説明する。
【0013】
(実施形態例1)
図1は、図3に示す二つの孔を有する射出成形品を製造する射出成形用金型装置8を示している。図2は、図4に示す三つの孔を有する射出成形品を製造する射出成形用金型装置を示している。図3と図4の射出成形品はどちらも同じ射出成形用金型装置8で製造されたものである。
【0014】
まず、図1のように、キャビティ10で二つの孔を有する射出成形品(A仕様品)を製造し、製品を離型して取り出した後、次の製品仕様として三つの孔9を有する射出成形品13を製造する。図1から図2に移る段階で、位置決めボルト3を締め込むことにより、バネ5を縮めながら制御ブロック4を固定側金型1側へ移動させる。位置決めボルト3の締め込みが終了した状態を図2は示している。
【0015】
図2では、制御ブロック4の制御ピン12の先端が固定側金型1のキャビティ面14と当接しており、又バネ5は空間7に収納されている。この状態で樹脂の射出成形を行うと、孔を三つ有する樹脂製成形品(B仕様品)となる。
【0016】
また、図2のB仕様品から図1のA仕様品への製造に戻すときは、位置決めボルト3を緩めればバネ5の力で制御ブロック4が戻されA仕様品を製造するキャビティ構造となる。また、制御ブロック4の移動方法はボルト等の締め付けによるものだけではなく、シリンダー等の作動機構にての移動も可能であるし、特にこれらの移動方法には限定されない。
【0017】
本発明で使用する制御ブロックは、例えば、制御ピンが円柱形状ではなく、多角形形状であっても良いし、制御ブロックを途中で止めて成形品に貫通孔では無く、窪みを成形するようにしても良いし、さらには、金型内に複数個の制御ブロックを設置すれば、仕様変更時に複数の孔を増やす成形品の仕様変更とすることもできる。本発明は、上記実施の形態に留まらず、孔の形状を変えたり、一気に複数個の孔を増やす成形品の仕様変更も含むものである。
【0018】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を成形する為に共通して使用する射出成形用金型装置であって、固定側金型と、前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、前記可動側金型に収納され、少なくとも一つの制御ピンを有する制御ブロックと、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネと、を有する射出成形用金型装置であることから、制御ピンを有する制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させることで、射出成形品に少なくとも一つ孔を増やすことができ、入れ子の交換をする必要が無くなるという効果がある。
【0019】
請求項2に記載の発明によると、前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置であることから、入れ子の交換無しに確実に射出成形品に孔を増やすことができると同時に射出成形品に精度の良い孔を増やすことができるという効果がある。
【0020】
請求項3の発明によると、少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型のキャビティ面に当接させる又はキャビティの途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができる射出成形品仕様変更方法であることから、特に入れ子を取り替えること無しに成形品の仕様変更ができ、部品点数、工数が削減できコストダウンができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形用金型装置であり、A仕様の射出成形品を製造する為の一実施形態例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る射出成形用金型装置であり、B仕様の射出成形品を製造することに変更する為に制御ブロックをキャビティ内に突き出した状態を示した図である。
【図3】図1の射出成形用金型装置の状態で製造した射出成形品の例である。
【図4】図2の射出成形用金型装置の状態で製造した射出成形品の例である。
【符号の説明】
1 固定側金型
2 可動側金型
3 位置決めボルト
4 制御ブロック
5 バネ
7 空間
8 射出成形用金型装置
9 孔
10 キャビティ
11 二つの孔を有する射出成形品
12 制御ピン
13 三つの孔を有する射出成形品
14 固定側金型のキャビティ面
Claims (3)
- 少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を成形する為に共通して使用する射出成形用金型装置であって、
固定側金型と、
前記固定側金型に対して可動でありその内部に空間を有する可動側金型と、
前記固定側金型と可動側金型とで形成される成形品成形部であるキャビティと、
前記可動側金型に収納され、少なくとも一つの制御ピンを有する制御ブロックと、
前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくともひとつのバネと、
を有することを特徴とする射出成形用金型装置。 - 前記制御ブロックを前記可動側金型内の空間の固定側面に押し付ける少なくとも二つのバネと、前記制御ブロックの位置を制御する位置決めボルトを有する請求項1に記載の射出成形用金型装置。
- 少なくとも孔の数が異なる複数の樹脂成形品を金型装置や金型部品を交換すること無しに共通して同じ金型装置で製造する方法であって、固定側金型と可動側金型と、前記可動側金型内に空間を有し該空間内に制御ブロックを設置し、制御ブロックの固定側金型側に少なくともひとつの制御ピンを有し、該制御ブロックを固定側金型方向へ移動させ、制御ピンの先端を固定側金型の成形品成形部面(キャビティ面)に当接させる又は成形品成形部(以下、キャビティと記す)の途中迄突き出すことで、射出成形品に少なくとも一つの貫通孔を或いは窪みや未貫通孔を増やし、射出成形品の仕様変更ができることを特徴とする射出成形品仕様変更方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003185988A JP2005014543A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 射出成形用金型装置及びその装置を使用した射出成形品仕様変更方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003185988A JP2005014543A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 射出成形用金型装置及びその装置を使用した射出成形品仕様変更方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005014543A true JP2005014543A (ja) | 2005-01-20 |
Family
ID=34185234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003185988A Pending JP2005014543A (ja) | 2003-06-30 | 2003-06-30 | 射出成形用金型装置及びその装置を使用した射出成形品仕様変更方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005014543A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009061687A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Bridgestone Corp | 成形用金型及び樹脂発泡成形体の成形方法 |
| US7642931B2 (en) | 2006-03-17 | 2010-01-05 | Denso Corporation | Driving support image-display apparatus and program therefor |
| JP2013133139A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | ロールオンチューブ容器 |
| CN107457968A (zh) * | 2017-09-21 | 2017-12-12 | 江苏安全技术职业学院 | 一种机械工程铸件注射成型模具 |
-
2003
- 2003-06-30 JP JP2003185988A patent/JP2005014543A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7642931B2 (en) | 2006-03-17 | 2010-01-05 | Denso Corporation | Driving support image-display apparatus and program therefor |
| JP2009061687A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Bridgestone Corp | 成形用金型及び樹脂発泡成形体の成形方法 |
| JP2013133139A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | ロールオンチューブ容器 |
| CN107457968A (zh) * | 2017-09-21 | 2017-12-12 | 江苏安全技术职业学院 | 一种机械工程铸件注射成型模具 |
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