JP2005016520A - ターボマシン用ロータブレード - Google Patents
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Abstract
【課題】プラットフォーム間の漏れを防止するブレードを提供する。
【解決手段】本発明のガスタービンエンジンのコンプレッサのブレードは、コンプレッサのロータの周溝に挿入されるハンマータイプの根元部と、根元部11と一体に形成されエーロフォイル部13を支持するプラットフォーム12とを有し、プラットフォームが、ロータの軸に垂直な2つの端部20、21と、2つの曲線状のフランク22、23とを有する。フランクの曲線は、等式によって定義される少なくとも1つの曲線から成り、曲率半径が最も小さい曲線の点の曲率中心は、バンドB内に位置し、このバンドBは、プラットフォームの中心に位置し、かつ平行する直線状の端部20、21の間で測定されるプラットフォーム12の幅Dの60%を占め、曲線を定義する等式は、数学的関数の意味において、連続的でありかつ連続する一次導関数を有する。
【選択図】 図5
【解決手段】本発明のガスタービンエンジンのコンプレッサのブレードは、コンプレッサのロータの周溝に挿入されるハンマータイプの根元部と、根元部11と一体に形成されエーロフォイル部13を支持するプラットフォーム12とを有し、プラットフォームが、ロータの軸に垂直な2つの端部20、21と、2つの曲線状のフランク22、23とを有する。フランクの曲線は、等式によって定義される少なくとも1つの曲線から成り、曲率半径が最も小さい曲線の点の曲率中心は、バンドB内に位置し、このバンドBは、プラットフォームの中心に位置し、かつ平行する直線状の端部20、21の間で測定されるプラットフォーム12の幅Dの60%を占め、曲線を定義する等式は、数学的関数の意味において、連続的でありかつ連続する一次導関数を有する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ターボマシンのロータへのブレードの固定に関し、特にガスタービンエンジン用の軸流コンプレッサのロータブレードに関する。
ターボジェットエンジンにおいて、コンプレッサの高圧段は、一般的にロータの周溝内に多数のブレードを含む。ブレードは根元部を有し、そこにエーロフォイル(airfoil)部を支持するプラットフォームが取り付けられる。ブレードは、いわゆるハンマー根元部タイプのブレードと言われ、ロータの周溝の形状と合う形状を有し、これが遠心径方向にバックアップ面を形成するフランクを呈する。
図1からわかるように、従来技術のコンプレッサは、プラットフォーム2が矩形で、そのフランク3がロータ軸1と平行であった。
コンプレッサの改善されたスループットは、ブレードのピッチを小さくし、エンジン軸に対する傾斜角を増大させた。従って、図2からわかるように、より多くの数のブレードを収容するためには、プラットフォームのフランクを傾ける必要が生じた。
回転軸1に垂直に印加される、例えば慣性荷重および空力荷重などの荷重により、ブレードは、エーロフォイル部4の長手方向軸の周りを枢動される。プラットフォーム2は、図3に示すような位置を取るために、相互に摺動する。そして、プラットフォーム2は、最も短い周の寸法に従って、すなわち幅l’に沿って、当初の幅lよりも小さいロータ5の面に対して積み重ねられるようになる。言い換えると、プラットフォーム2は、可動中はロータ5の面に対してその最も短い幅になる。
プラットフォーム2のこの摺動は、ブレードの根元部とそのハウジングとの間に存在する隙間、およびプラットフォーム2とそのハウジングとの間に存在する隙間によって可能となる。
しかし、この摺動には様々な欠点がある。
寸法l’は寸法lよりも小さいため、プラットフォームに大きな隙間が生じ、それが漏れの原因となる。
これは、エーロフォイル部4の設定角度が増大する方向へブレードの回転を促すため、コンプレッサのスループットにとって不都合を生じる。
根元部が、正しく収まるよう構成された表面上のハウジング内に正しく収まらず、表面のハンマリング、およびディスクとブレード根元部内の局所的な荷重水準の増加をもたらす。
また、エーロフォイル部の端部2の長さを調整する動作中、遠心荷重は、ブレードを正しい位置に戻すのに十分ではないことにも留意されたい。低速では、ブレードは、枢動し摩擦によって不正な位置にロックされ、高回転速度になっても正しい位置に再び戻ることはできない。
そこで、プラットフォームのフランクに、接線荷重によって各ブレードにもたらされる同じ回転について、互いにスリップして接触荷重が回転と反対になるようなプロファイルを与えようと試みが成されてきた。
米国特許第4,878,811号明細書には、傾斜部によって接続された、回転軸に平行でオフセットされた2つの直線部をフランクが含むプラットフォームが記載されている。この解決方法の目的は、エーロフォイル部の回転を減少させ、プラットフォーム同士のスリップを制限することによってプラットフォーム間の漏れを防止することである。しかし、各フランクは幾つかの機械加工実体を伴うため、これにはプラットフォームの困難な機械加工が必要となる。
米国特許第4,878,811号明細書
本発明は、これらの欠点を改善することを目的とする。
そのため、本発明はターボマシンのロータブレードに関し、ロータブレードは、ロータの長手方向の環状溝に挿入された根元部と、根元部と一体に形成されエーロフォイル部を支持するプラットフォームとを備え、このプラットフォームは、2つの長手方向端部および曲線を形成する2つの曲げられたフランクを有し、曲線は、等式によって定義される少なくとも1つの曲線から成り、曲率半径が最小となる曲線内の点の曲率中心は、バンド内に位置し、このバンドは、プラットフォームの中心に位置し、かつ平行する直線の端部の間で測定されるプラットフォームの幅の60%を占め、曲線を定義する等式は、数学的関数の意味において、連続的でありかつ連続する一次導関数を有することを特徴とする。
プラットフォームの曲がったフランクのこの定義により、ブレードが正しく設置されなくても、ロータが回転するとブレードは自然に正しい位置に戻る。さらに、プラットフォームのフランクは、単一の機械加工実体で機械加工されることができる。
本発明は、特に、ガスタービンエンジンのコンプレッサ用のロータブレードに関するが、出願人は、本出願の権利の範囲を限定することを意図しない。
本発明は、添付の図面を参照し、本発明によるブレードの好適な実施形態に関する以下の説明を用いることによって、より良く理解されるであろう。
図4を参照すると、本発明のブレード10は、上方に向かってテーパー状の長円形の基部を有するため、いわゆるハンマー根元部タイプである根元部11を有し、根元部11はブレード13を支持するプラットフォーム12と一体にされる。
根元部11は、コンプレッサのロータ15の環状溝14内に挿入され、その上面11’は、ロータ15の回転時に遠心力によって溝の内壁に押し当てられる。
ブレード13を支持するプラットフォーム12の上部17よりも幅の狭い下部16は、ロータ15のリム18に対して側方に搭載され、隙間が形成される。隙間によって、溝14内のブレード10のアセンブリが可能となる一方、根元部11の上面11’がロータ15の回転時に溝14の内壁に接触するまで、ブレード10の上昇が可能となる。
ブレード10の根元部11およびエーロフォイル部13の幾何形状を定義するのが、当業者の義務であるが、本発明は、プラットフォーム12の形状にある。
図5を参照すると、本発明のプラットフォーム12は、上方から見た平面図として、ロータ軸に垂直の2つの直線状の横断方向端部20、21を有する。また、両端を連結する曲線状のフランク22、23を含む。
本発明の1つの目的は、フライスの迎角を変えずに、すなわち単一の機械加工実体を用いて、プラットフォーム12のフランク22、23の機械加工を可能にすることである。従って、ブレード12がブレード13の長手方向軸6に沿って枢動すべきでないという背景において、本発明のプラットフォーム12のフランク22、23の輪郭を描く曲線は、一定の条件を満たす。
従って、プラットフォーム12のフランク22、23の輪郭を描く曲線は、以下の条件を満たす、等式によって定義される1つの曲線から、または等式によって定義される一組の曲線から構成されなければならない。この条件とは、曲線の最も曲げられた部分の曲率中心、すなわち最も小さい曲率半径に対応する曲率中心が、直線状の平行する端部20、21の間で測定されるプラットフォーム12の幅Dの60%を占める、プラットフォーム12の中心のバンドB内に含まれなければならないというものである。更に、曲線は、数学的関数の意味において、連続的であり連続する一次導関数を伴う必要がある。
特に、プラットフォームのフランク22、23の輪郭を描く曲線は、接線円(tangent circle)のアセンブリによって定義されてもよく、最も半径の小さい円の中心は、上記したバンドB内にあるべきである。
曲線はまた、例示目的において、螺旋、エピサイクロイド(epicycloid)、またはサークルインボリュート(circle involute)などの曲線を用いて定義されてもよい。
図5の3つのプラットフォーム12が、ブレード13の長手方向軸6の周りを枢動した後をシミュレートする図6を参照すると、ブレードアセンブリ5の面に対するプラットフォーム12によって示される幅L’は、正しく設けられた場合のブレード12によって示される長さLよりも大きく、すなわち隣同士のプラットフォームのフランク22、23が隣接し、その端部20、21が同一直線上にあることが分かる。幅L’は幅Lよりも大きく、前提部分で述べた通り、図5に示すように、プラットフォームはロータ回転時に正しい位置に戻る傾向にある。
図5の3つのプラットフォーム12がシミュレートされる図7を参照すると、隣接するフランク22、23に沿って相互に摺動した後、すなわち隣接するものが互いに同線上を維持することなく端部20、21をオフセットすることによって、ブレードアセンブリ5の面に対するプラットフォーム12によって示される幅L’’は、正しく設けられたブレードによって示される長さLよりも大きいことが分かる。同様に、この場合、ブレードはロータ回転時に正しい位置に戻る傾向がある。
本発明によるブレード10のロータ12の周りの構成は、ブレード10が溝14に1つずつ挿入され、一定数のロックで周囲をブロックされていることから、従来のものである。
本発明のプラットフォーム12の下部16は、フランク22、23で上部17と隣接し、端部20、21では上部17の幅が小さい。
1 ロータ軸
2、12 プラットフォーム
3 フランク
4、13 エーロフォイル部
5、15 ロータ
6 長手方向軸
10 ブレード
11 根元部
11’ 上面
14 周溝
17 上部
16 下部
18 リム
20、21 端部
22、23 フランク
B バンド
D、l、l’、L、L’、L’’ 幅
2、12 プラットフォーム
3 フランク
4、13 エーロフォイル部
5、15 ロータ
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17 上部
16 下部
18 リム
20、21 端部
22、23 フランク
B バンド
D、l、l’、L、L’、L’’ 幅
Claims (4)
- ターボマシンのロータのブレード(10)であって、ロータ(15)の周溝(14)に挿入されるハンマータイプの根元部(11)と、根元部(11)と一体に形成されエーロフォイル部(13)を支持するプラットフォーム(12)とを含み、該プラットフォーム(12)が、ロータの軸に垂直な2つの端部(20、21)と、2つの曲線のフランク(22、23)とを有し、フランクの曲線が、等式によって定義される少なくとも1つの曲線から成り、曲率半径が最も小さい曲線の点の曲率中心が、バンド(B)内に位置し、該バンド(B)が、プラットフォームの中心に位置し、かつ平行する直線状の端部(20、21)の間で測定されるプラットフォーム(12)の幅(D)の60%を占め、曲線を定義する等式が、数学的関数の意味において、連続的でありかつ連続する一次導関数を有することを特徴とする、ブレード。
- 曲線が接線円のアセンブリからなる、請求項1に記載のブレード(10)。
- 曲線が、螺旋、エピサイクロイド、またはサークルインボリュート等の曲線によって定義される、請求項1または2に記載のブレード(10)。
- ガスタービンエンジンのコンプレッサのロータブレードである、請求項1から3のいずれか一項に記載のブレード。
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|---|---|
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