JP2005132169A - タイヤ状態監視装置のトリガ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信機から無線送信されたデータを確実に受信することが可能なタイヤ状態監視装置のトリガ装置を提供すること。
【解決手段】アンテナ部110内には、トリガ信号を送信機30に無線送信する送信アンテナと、そのトリガ信号の検出に基づき送信機30から無線送信されるデータを受信する受信アンテナとが一体となって収容されている。アンテナ部110は支持部120に対して回動可能に支持されている。このため、例えばダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RR)の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30であっても、アンテナ部110を近接させることができる。その結果、送信機30はトリガ装置100からのトリガ信号を検出し、その検出に基づきIDコードやタイヤ20に関するデータを無線送信する。従って、トリガ装置100は、受信アンテナを介してIDデータやタイヤ20に関するデータを確実に受信することができる。
【選択図】 図7
【解決手段】アンテナ部110内には、トリガ信号を送信機30に無線送信する送信アンテナと、そのトリガ信号の検出に基づき送信機30から無線送信されるデータを受信する受信アンテナとが一体となって収容されている。アンテナ部110は支持部120に対して回動可能に支持されている。このため、例えばダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RR)の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30であっても、アンテナ部110を近接させることができる。その結果、送信機30はトリガ装置100からのトリガ信号を検出し、その検出に基づきIDコードやタイヤ20に関するデータを無線送信する。従って、トリガ装置100は、受信アンテナを介してIDデータやタイヤ20に関するデータを確実に受信することができる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、タイヤ状態監視装置のトリガ装置に関し、より詳しくはタイヤ空気圧等のタイヤ状態を車室内から確認できる無線方式のタイヤ状態監視装置のトリガ装置に関するものである。
近年、車両に装着された複数のタイヤの状態を車室内で確認するために、無線方式のタイヤ状態監視装置が提案されている。そのタイヤ状態監視装置は、各タイヤのホイールに設けられた送信機と、車両の車体に設けられた受信機とを備えている。各送信機は、対応するタイヤの空気圧や温度等の状態を計測して、その計測された状態を示すデータを無線送信する。一方、受信機は、送信機から無線送信されたデータを受信アンテナで受信して、各タイヤの状態を示すデータを、例えば車両の運転席に設けられた表示器に表示する。
送信機は、タイヤバルブに配設されたケースに収容されている。タイヤバルブは、ホイールのバルブ孔に取り付けられる。その結果、送信機を収容するケースがタイヤ内に配設される(特許文献1参照)。
送信機の内部メモリ、例えばROMには、予め固有のIDコードが登録されている。このIDコードは、4つのタイヤに設けられた4つの送信機を識別するために利用されている(特許文献2参照)。
特開2001−174357号公報
特開2003−272060号公報
ところで、送信機は、トリガ装置からのトリガ信号に基づき、IDコードやタイヤの状態を示すデータを無線送信する。バスやトラック等の大型車は、いわゆるダブルタイヤを後輪に装着している場合がある。このため、ダブルタイヤの一方のタイヤにトリガ装置を近接させた状態でトリガ信号を送信しても、両タイヤに設けられた送信機がトリガ信号に応答する場合がある。その結果、両タイヤの送信機からIDコードやタイヤの状態を示すデータが同時に無線送信されて、両データが混信することとなる。従って、トリガ装置は、近接させたタイヤに設けられた送信機からのデータを受信することができない場合があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、送信機から無線送信されたデータを確実に受信することが可能なタイヤ状態監視装置のトリガ装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、タイヤの状態を示すデータを車両のタイヤに設けられた送信機に無線送信させるためのトリガ信号を無線送信する送信アンテナと、送信機から無線送信されたデータを受信する受信アンテナと、送信アンテナ及び受信アンテナが一体となって収容されるアンテナ部とを備えた。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、アンテナ部を回動可能に支持する支持部を備えた。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、アンテナ部の回動方向のいずれか一方の外面には、鏡が貼付されている。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、アンテナ部の回動方向のいずれか一方の外面には、鏡が貼付されている。
本発明によれば、送信機から無線送信されたデータを確実に受信することができる。
以下に、本発明に係るタイヤ状態監視装置のトリガ装置の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、タイヤ状態監視装置1は、車両10の6つのタイヤ20に設けられた6つの送信機30と、車両10の車体11に設けられた1つの受信機40とを備えている。
図1に示すように、タイヤ状態監視装置1は、車両10の6つのタイヤ20に設けられた6つの送信機30と、車両10の車体11に設けられた1つの受信機40とを備えている。
車両10は、その前部に設けられた左右の前輪のタイヤ20(FL,FR)、及びその後部に設けられた左右の後輪のタイヤ20(RL(RLI,RLO),RR(RRI,RRO))を備えている。左右の後輪は、いわゆるダブルタイヤを装着している。
各送信機30は、それぞれ対応するタイヤ20の内部、例えばタイヤ20のホイール21に固定されている。具体的には、各送信機30は、タイヤバルブ(図示略)の下部に配設されたケース(図示略)に収容されている。タイヤバルブは、ホイール21のバルブ孔(図示略)に取り付けられる。従って、各送信機30は、それぞれ対応するタイヤ20の内部に固定される。そして、各送信機30は、対応するタイヤ20の状態、すなわち対応するタイヤ20内の空気圧及び温度を計測して、その計測によって得られた空気圧データ及び温度データを含むデータを無線送信する。
受信機40は、車体11の所定箇所に設置され、例えば車両10のバッテリ(図示略)からの電力によって動作する。1つの受信アンテナ41は、ケーブル42を介して受信機40に接続されている。受信機40は、各送信機30から無線送信されたデータを受信アンテナ41を介して受信する。表示器50は、車室内等、車両10の運転者の視認範囲に配置される。この表示器50は、ケーブル43を介して受信機40に接続されている。
図2に示すように、各送信機30は、マイクロコンピュータ等よりなる送信コントローラ31を備えている。送信コントローラ31は、例えば、中央処理装置(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)を備えている。送信コントローラ31の内部メモリ、例えばROMには、予め固有のIDコードが登録されている。そして、このIDコードは、6つのタイヤ20に設けられた6つの送信機30を識別するために利用される。
圧力センサ32は、タイヤ20内の空気圧を計測して、その計測によって得られた空気圧データを送信コントローラ31に出力する。温度センサ33は、タイヤ20内の温度を計測して、その計測によって得られた温度データを送信コントローラ31に出力する。
送信コントローラ31は、入力された空気圧データ及び温度データ並びに自身に登録されているIDコードを送信回路34に出力する。送信回路34は、送信コントローラ31から出力されてきたデータを符号化及び変調した後、そのデータを送信アンテナ35を介して無線送信する。
検出回路36は、受信アンテナ37を介して受信したトリガ信号を検出する。そして、検出回路36は、後述するトリガ装置100からのトリガ信号を検出した場合には、その旨を送信コントローラ31に出力する。送信機30は、電池38を備えている。送信機30は、その電池38からの電力によって動作する。
図3に示すように、受信機40は、受信アンテナ41を介して受信されたデータを処理するための受信コントローラ44及び受信回路45を備えている。マイクロコンピュータ等よりなる受信コントローラ44は、例えばCPU、ROM及びRAMを備えている。受信回路45は、各送信機30からの送信データを受信アンテナ41を介して受信する。また、受信回路45は、受信データを復調及び復号した後、受信コントローラ44に送出する。
受信コントローラ44は、受信データに基づいて発信元の送信機30に対応するタイヤ20の空気圧及び温度を把握する。また、受信コントローラ44は、空気圧及び温度に関するデータを表示器50に表示させる。特に、タイヤ20の空気圧や温度が異常である場合には、その旨を表示器50に警告表示する。なお、受信機40は、例えば車両10のキースイッチ(図示略)のオンに伴って起動する。
図4に示すように、トリガ装置100は、アンテナ部110と、支持部120と、本体130とを備えている。
アンテナ部110は、上ケース111と下ケース112とを備えている。上ケース111及び下ケース112の対向する外面には、それぞれ鏡113,114が貼付されている。鏡113,114を含むアンテナ部110は、長さL、幅W、厚さDに形成されている。上ケース111及び下ケース112には、凹部115が形成されている。その結果、上ケース111及び下ケース112には、一対の凸部116が形成されている。一対の凸部116には、それぞれ螺合孔117が透設されている。凹部115の奥面には、ケーブル孔118が透設されている。
アンテナ部110は、上ケース111と下ケース112とを備えている。上ケース111及び下ケース112の対向する外面には、それぞれ鏡113,114が貼付されている。鏡113,114を含むアンテナ部110は、長さL、幅W、厚さDに形成されている。上ケース111及び下ケース112には、凹部115が形成されている。その結果、上ケース111及び下ケース112には、一対の凸部116が形成されている。一対の凸部116には、それぞれ螺合孔117が透設されている。凹部115の奥面には、ケーブル孔118が透設されている。
支持部120は、円筒形状の合成樹脂で構成されている。支持部120は、略長方形に形成された連結部121を備えている。連結部121の側面中央には、螺合孔122が透設されている。連結部121の先端は、円弧状に形成されている。また、その円弧状に形成された先端には、長孔に形成されたケーブル孔123が透設されている。
アンテナ部110と支持部120とを連結させる場合には、まず連結部121を凹部115に挿入して、螺合孔117と螺合孔122との位置を一致させる。そして、ねじ119を螺合孔117,122に螺合すると、アンテナ部110を支持部120に対して回動可能に支持される。その結果、アンテナ部110は、支持部120に対して角度を自由に調整することができる。支持部120は、アンテナ部110をタイヤ20に近接させるときに使用する把持部124を備えている。
本体130は、数字やアルファベット等を入力するためのキーボード131と、そのキーボード131から入力された数字等を表示するための液晶パネル132とを備えている。また、本体130は、トリガ装置100の電源をON/OFF制御するスイッチ133と、外部装置との間でデータの送受信を行うためのRS−232C用のコネクタ134とを備えている。なお、RS−232C用のコネクタ134は、25ピンのD-Sub または9ピンのD-Sub コネクタである(本実施形態では9ピンのD-Sub コネクタ)。また、RS−232Cの正式名称はTIA/EIA−232−Eであるが、現在でも一般的にはRS−232規格と呼ばれることが多い。本体130は、ケーブル135を介してアンテナ部110に接続されている。そのケーブル135は、本体130から円筒形状の支持部120内を経由して、アンテナ部110に接続されている。
図4に示すアンテナ部110内には、図5に示す基板140が配設されている。その基板140の中央には、長波(LF)、例えば125kHzのトリガ信号を無線送信する送信アンテナ141が配設されている。送信アンテナ141は、フェライト142にコイル143を巻回した、いわゆるフェライトバーアンテナである。一方、基板140の周縁には、送信機から無線送信される極長短波(UHF)、例えば315kHzのデータを受信する受信アンテナ144が配設されている。受信アンテナ144は、基板140にエッチングされている。従って、アンテナ部110内には、トリガ信号を送信機30に無線送信する送信アンテナ141と、そのトリガ信号の検出に基づいて送信機30から無線送信されるデータを受信する受信アンテナ144とが一体となって収容されている。
図6に示すように、マイクロコンピュータ等よりなる制御部150は、例えばCPU、ROM及びRAMを備え、トリガ装置100を制御する。スイッチ133がONされると、トリガ装置100が起動する。
キーボード131で所定の操作が行われると、制御部150は、トリガ信号を無線送信する旨の制御信号を送信回路151に送出する。送信回路151は、トリガ信号を生成するとともに、その生成したトリガ信号を符号化及び変調した後、そのトリガ信号を送信アンテナ141を介して無線送信する。受信回路152は、送信機30から無線送信されたデータを受信アンテナ144を介して受信する。また、受信回路152は、受信データを復調及び復号した後、制御部150に送出する。
制御部150は、受信データに含まれるIDコードやタイヤ20に関するデータ、例えば空気圧データ、温度データ、タイヤ20の取付位置を示すデータ等を液晶パネル132に表示するとともに、メモリ153に送出する。メモリ153は、IDコードやタイヤ20に関するデータを記憶する。また、制御部150は、受信データ、例えば空気圧データや温度データが予め設定した許容範囲を越えている場合には、ブザー154に警告音を鳴動させる。
また、キーボード131で所定の操作が行われると、制御部150は、コネクタ134を介して外部装置との間でデータの送受信を行う。本体130は、電池155を備えている。トリガ装置100は、その電池155からの電力で動作する。
次に、トリガ装置100の使用方法について説明する。
まず、アンテナ部110を送信機30に近接させる方法について説明する。
図7に示すように、ダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(例えばRR)では、車両10の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30と、車両10の外側に位置するタイヤ20(RRO)に設けられた送信機30とが、最も離間するように予め両方のタイヤ20(RRI,RRO)を車軸200に装着している。勿論、ダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RL)も同様である。
まず、アンテナ部110を送信機30に近接させる方法について説明する。
図7に示すように、ダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(例えばRR)では、車両10の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30と、車両10の外側に位置するタイヤ20(RRO)に設けられた送信機30とが、最も離間するように予め両方のタイヤ20(RRI,RRO)を車軸200に装着している。勿論、ダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RL)も同様である。
トリガ装置100を使用する場合には、まずアンテナ部110をタイヤ20に設けられた送信機30に近接させる。特に、車両10の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30にアンテナ部110を近接させる場合には、まずアンテナ部110を支持部120に対して直角に折り曲げる。そして、支持部120の把持部124を把持して、アンテナ部110を車両10の内側に向かって移動させる。続いて、アンテナ部110を内側と外側とのタイヤ20(RRI,RRO)の間に位置させる。
具体的には、送信機30はタイヤバルブ(図示略)の下部に配設されたケースに収容されている。このため、車両10の外側に位置するタイヤ20のタイヤバルブを目安すれば、車両10の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30は、外側のタイヤ20(RRO)のタイヤバルブから最も離間した内側のタイヤ20(RRI)の位置に送信機30が存在していることが分かる。そこで、外側のタイヤ20(RRO)のタイヤバルブを目安にすれば、アンテナ部110を内側のタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30に近接させることができる。
ところで、アンテナ部110の対向する外面には、それぞれ鏡113,114が貼付されている。このため、アンテナ部110を内側と外側とのタイヤ20(RRI,RRO)の間に位置する際には、アンテナ部110自身の位置を確認することができるとともに、タイヤ20の損傷等をも同時に確認することができる。従って、トリガ装置100を用いて、IDコードやタイヤ20に関するデータの取得のみならず、同時にタイヤ20の外観を目視でチェックすることもできる。加えて、アンテナ部110に貼付された鏡113,114を用いて、車両10の内側に位置するタイヤ20(RRI)のバルブキャップの有無も確認することができる。
しかしながら、タイヤ20とフェンダ12との間のクリアランス、或いはタイヤ20とタイヤハウス13との間のクリアランスが、アンテナ部110の長さLよりも小さい場合がある。このような場合には、アンテナ部110を支持部120に対して直角に折り曲げた状態で、アンテナ部110を内側と外側とのタイヤ20(RRI,RRO)の間に位置させることはできない。
そこで、このような場合には、アンテナ部110を支持部120に対して直角に折り曲げた状態で、アンテナ部110を車軸200と地面との間に位置させる。続いて、アンテナ部110を車両10の内側に向かって移動させる。そして、アンテナ部110を内側と外側とのタイヤ20(RRI,RRO)の間に位置させる(図7に示す位置「A」)。その後、支持部120をタイヤ20(RRO)の外周に沿って移動させ、アンテナ部110を内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30の位置まで移動すれば、アンテナ部110を送信機30に近接させることができる(図7に示す位置「B」)。
ところで、タイヤ20のホイール21には、ホイール21の軽量化やホイール21の意匠面等から透孔22が透設されている場合がある。そして、透孔22の内径がアンテナ部110の幅W(本実施形態では、幅W>厚さD)よりも大きい場合であって、外側と内側とのホイール21における透孔22の位置が一致している場合には、アンテナ部110を外側と内側のホイール21に透設された透孔22を順次貫通させて、アンテナ部110を送信機30に近接させることもできる。具体的には、図7に示す2点鎖線ように、アンテナ部110を支持部120に対して一直線状にする。そして、支持部120の把持部124を把持して、アンテナ部110を車両10の外側に位置するタイヤ20のホイール21に透設された透孔22に貫通する。続いて、アンテナ部110を車両10の内側に位置するタイヤ20のホイール21に透設された透孔22に貫通させれば、アンテナ部110を送信機30に近接させることができる。
次に、トリガ装置100のアンテナ部110からトリガ信号を送信させて、アンテナ部110を近接させた送信機30から無線送信されるデータを受信するときの動作について説明する。
アンテナ部110を送信機30に近接させた後、キーボード131で所定の操作が行われると、トリガ装置100の送信回路151はトリガ信号を生成し、その生成したトリガ信号を送信アンテナ141を介して無線送信する。アンテナ部110を近接させた送信機30の検出回路36が、受信アンテナ37を介してトリガ信号を検出すると、検出回路36はその旨を送信コントローラ31に出力する。
送信コントローラ31は、圧力センサ32及び温度センサ33にそれぞれ空気圧データ及び温度データを計測させる。圧力センサ32及び温度センサ33は、計測した空気圧データ及び温度データを送信コントローラ31に出力する。
送信コントローラ31は、入力された空気圧データ及び温度データ並びに自身に登録されているIDコードを送信回路34に出力する。送信回路34は、送信コントローラ31から出力されてきたデータを符号化及び変調した後、そのデータを送信アンテナ35を介して無線送信する。
送信機30から無線送信されたデータを、受信アンテナ144を介してトリガ装置100の受信回路152が受信すると、制御部150は、受信データに含まれるIDコードやタイヤ20に関するデータ、例えば空気圧データ、温度データ、タイヤ20の取付位置を示すデータ等を液晶パネル132に表示する。特に、制御部150は、受信データ、例えば空気圧データや温度データが予め設定した許容範囲を越えている場合には、ブザー154に警告音を鳴動させる。また、制御部150は、受信データをメモリ153に送出する。メモリ153は、受信データに含まれるIDコードやタイヤ20に関するデータ、例えば空気圧データ、温度データ、タイヤ20の取付位置を示すデータ等を記憶する。
また、キーボード131で所定の操作が行われると、制御部150は、メモリ153に記憶されているIDコードやタイヤ20に関するデータ、例えば空気圧データ、温度データ、タイヤ20の取付位置を示すデータ等を読み出す。そして、制御部150は、読み出したデータをコネクタ134を介して外部装置、例えばパソコンに送信する。一方、トリガ装置100は、外部装置からタイヤ20に関するデータ、例えばタイヤ20の空気圧や温度の許容範囲を示すデータ等をコネクタ134を介して受信する。
以上、本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)トリガ装置100は、アンテナ部110と、支持部120と、本体130とを備えている。アンテナ部110内には、トリガ信号を送信機30に無線送信する送信アンテナ141と、そのトリガ信号の検出に基づいて送信機30から無線送信されるデータを受信する受信アンテナ144とが一体となって収容されている。そして、ねじ119は螺合孔117,122に螺合して、アンテナ部110を支持部120に対して回動可能に支持している。このため、例えばダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RR)の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30であっても、アンテナ部110を近接させることができる。その結果、送信機30は、送信アンテナ141から無線送信されたトリガ信号を検出し、その検出に基づいてIDコードやタイヤ20に関するデータを無線送信することができる。従って、トリガ装置100は、受信アンテナ144を介してIDデータやタイヤ20に関するデータを確実に受信することができる。なお、例えばダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RR)において、万一トリガ装置100がアンテナ部110を近接させたタイヤ20以外のタイヤ20に設けられた送信機30からのデータを受信する場合には、トリガ装置100における受信回路152の受信感度を調整すれば良い。
(1)トリガ装置100は、アンテナ部110と、支持部120と、本体130とを備えている。アンテナ部110内には、トリガ信号を送信機30に無線送信する送信アンテナ141と、そのトリガ信号の検出に基づいて送信機30から無線送信されるデータを受信する受信アンテナ144とが一体となって収容されている。そして、ねじ119は螺合孔117,122に螺合して、アンテナ部110を支持部120に対して回動可能に支持している。このため、例えばダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RR)の内側に位置するタイヤ20(RRI)に設けられた送信機30であっても、アンテナ部110を近接させることができる。その結果、送信機30は、送信アンテナ141から無線送信されたトリガ信号を検出し、その検出に基づいてIDコードやタイヤ20に関するデータを無線送信することができる。従って、トリガ装置100は、受信アンテナ144を介してIDデータやタイヤ20に関するデータを確実に受信することができる。なお、例えばダブルタイヤを装着する後輪のタイヤ20(RR)において、万一トリガ装置100がアンテナ部110を近接させたタイヤ20以外のタイヤ20に設けられた送信機30からのデータを受信する場合には、トリガ装置100における受信回路152の受信感度を調整すれば良い。
(2)アンテナ部110の対向する外面には、それぞれ鏡113,114が貼付されている。換言すれば、アンテナ部110の回動方向の外面には、それぞれ鏡113,114が貼付されている。このため、アンテナ部110を内側と外側とのタイヤ20(RRI,RRO)の間に位置する際には、アンテナ部110自身の位置を確認することができるとともに、タイヤ20の損傷等をも同時に確認することができる。従って、トリガ装置100を用いて、IDコードやタイヤ20に関するデータの取得のみならず、同時にタイヤ20の外観を目視でチェックすることもできる。加えて、アンテナ部110に貼付された鏡113,114を用いて、車両10の内側に位置するタイヤ20(RRI)のバルブキャップの有無も確認することができる。
(3)トリガ装置100は、送信アンテナ141を介してトリガ信号を無線送信し、そのトリガ信号の検出に基づいて、送信機30は、送信アンテナ35を介してタイヤ20に関するデータを無線送信している。そして、トリガ装置100は、送信機30から無線送信されたタイヤ20に関するデータを受信アンテナ144を介して受信している。このため、送信機30がタイヤ20に設けられる前に、トリガ装置100を用いて送信機30の実験を行うことができる。すなわち、タイヤ20やホイール21或いは車体11等の影響を考慮することのない実験、つまり送信機30単体での実験を行うこともできる。従って、トリガ装置100は、例えば送信機30の基本性能を評価する実験等で極めて簡便な装置であると言える。
(4)送信機30から無線送信されたデータをトリガ装置100が受信すると、制御部150は、受信データに含まれるIDコードやタイヤ20に関するデータ、例えば空気圧データ、温度データ、タイヤ20の取付位置を示すデータ等を液晶パネル132に表示している。特に、制御部150は、受信データ、例えば空気圧データや温度データが予め設定した許容範囲を越えている場合には、ブザー154に警告音を鳴動させている。このため、空気圧データや温度データが許容範囲を越えている場合には、その旨を視覚、聴覚の両方で確認することができる。従って、液晶パネル132を注視していない場合であっても、トリガ装置100の使用者は、空気圧データや温度データが許容範囲を越えていることを認識することができる。
(5)キーボード131で所定の操作が行われると、制御部150は、メモリ153に記憶されているIDコードやタイヤ20に関するデータ、例えば空気圧データ、温度データ、タイヤ20の取付位置を示すデータ等を読み出す。そして、制御部150は、読み出したデータをコネクタ134を介して外部装置、例えばパソコンに送信している。一方、トリガ装置100は、外部装置からタイヤ20に関するデータ、例えばタイヤ20の空気圧や温度の許容範囲を示すデータ等をコネクタ134を介して受信している。このため、外部装置との間の送受信を簡単に行うことができる。従って、トリガ装置100で取得したタイヤ20に関するデータを外部装置で編集、例えば一覧表、グラフ化等することができる。加えて、タイヤ20に関するデータを外部装置からプリンタに転送すれば、紙に印刷することもできる。
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・キーボード131からの入力或いは制御部150からの指示に基づいて、トリガ装置100を使用した年月日や時刻を、タイヤ20に関するデータとともに、液晶パネル132に表示する構成であっても良い。また、入力されたデータをメモリ153に記憶する構成であっても良い。
・キーボード131からの入力或いは制御部150からの指示に基づいて、トリガ装置100を使用した年月日や時刻を、タイヤ20に関するデータとともに、液晶パネル132に表示する構成であっても良い。また、入力されたデータをメモリ153に記憶する構成であっても良い。
・また、キーボード131からの入力に基づいて、ユーザコード(例えばタイヤ20のメーカやサイズを示すコード)、車両ナンバー等も液晶パネル132に表示する構成にしても良い。また、入力されたデータをメモリ153に記憶する構成であっても良い。
・トリガ装置100を、一般的な4輪の車両10(例えば、軽自動車、乗用車)や2輪の自転車やオートバイ、またはタイヤ20を装備する産業車両(例えばフォークリフト)等にも適用しても良い。
・空気圧データや温度データの許容範囲は、キーボード131からの入力或いはコネクタ134を介した外部装置からの入力に基づいて、予め設定できる構成が好ましい。このように構成すれば、車種に応じて許容範囲を任意に設定できるため、トリガ装置100の使用できる車種を広げることができる。
・トリガ装置100の送信アンテナ141を介してトリガ信号を無線送信してから所定時間が経過しても、アンテナ部110を近接した送信機30から無線送信されるデータがトリガ装置100の受信アンテナ144を介して受信できない場合には、制御部150は、ブザー154に警告音を鳴動させる構成にしても良い。または、その旨を液晶パネル132に表示、或いは点滅表示させる構成にしても良い。このように構成すれば、送信アンテナ141から無線送信したトリガ信号が、送信機30で受信できていない可能性があると判断して、アンテナ部110を送信機30に近接した位置を変更して、再度トリガ信号を無線送信することができる。従って、適切な位置にアンテナ部110を近接させたか否かを判断することができる。
・トリガ信号を無線送信させるためのトリガキーをトリガ装置100に設けても良い。
・いずれか一方の鏡113(又は114)を省いた構成にしても良い。
・トリガ装置100は、キーボード131からIDコードが入力された後、トリガ信号とともに入力されたIDコードを無線送信する。一方、送信機30は、トリガ信号とともにIDコードを検出回路36で検出した後、そのIDコードを内部メモリに記憶する構成にしても良い。このように構成すれば、送信機30のIDコードの登録もトリガ装置100で行うことができる。また、前記実施形態より明らかなように、送信機30のIDコードの確認をトリガ装置100で行うことができる。
・いずれか一方の鏡113(又は114)を省いた構成にしても良い。
・トリガ装置100は、キーボード131からIDコードが入力された後、トリガ信号とともに入力されたIDコードを無線送信する。一方、送信機30は、トリガ信号とともにIDコードを検出回路36で検出した後、そのIDコードを内部メモリに記憶する構成にしても良い。このように構成すれば、送信機30のIDコードの登録もトリガ装置100で行うことができる。また、前記実施形態より明らかなように、送信機30のIDコードの確認をトリガ装置100で行うことができる。
・アンテナ部110は、支持部120に対して角度を自由に調整可能な構成であったが、例えば15度毎に角度調整可能な構成にしても良い。
・空気圧データや温度データが許容範囲を越えている場合には、液晶パネル132に表示している数字等を点滅表示させる構成にしても良い。または、空気圧データや温度データが許容範囲を越えている旨を表示或いは点滅表示させる構成にしても良い。
・空気圧データや温度データが許容範囲を越えている場合には、液晶パネル132に表示している数字等を点滅表示させる構成にしても良い。または、空気圧データや温度データが許容範囲を越えている旨を表示或いは点滅表示させる構成にしても良い。
さらに、上記実施形態より把握される技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
〔1〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、送信機から無線送信されたタイヤに関するデータを受信アンテナを介して受信したとき、タイヤに関するデータが許容範囲を越えている場合には、報知動作を行う報知手段を備えたタイヤ状態監視装置のトリガ装置。このように構成すれば、タイヤに関するデータが許容範囲を越えていることを報知することができる。
〔1〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、送信機から無線送信されたタイヤに関するデータを受信アンテナを介して受信したとき、タイヤに関するデータが許容範囲を越えている場合には、報知動作を行う報知手段を備えたタイヤ状態監視装置のトリガ装置。このように構成すれば、タイヤに関するデータが許容範囲を越えていることを報知することができる。
〔2〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、送信アンテナを介してトリガ信号を無線送信してから所定時間が経過しても、送信機から無線送信されるデータが受信アンテナを介して受信できない場合には、報知動作を行う報知手段を備えたタイヤ状態監視装置のトリガ装置。このように構成すれば、適切な位置に送信アンテナを近接させたか否かを判断することができる。
〔3〕請求項1〜請求項3、または前記〔1〕、〔2〕のいずれか1項に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、外部装置との間で送受信する通信手段を備えたタイヤ状態監視装置のトリガ装置。このように構成すれば、送信機から無線送信されたデータを外部装置で編集することができる。
1…タイヤ状態監視装置、10…車両、20…タイヤ、21…ホイール、30…送信機、31…送信コントローラ、32…圧力センサ、33…温度センサ、40…受信機、110…アンテナ部、113,114…鏡、120…支持部、132…報知手段としての液晶パネル、141…送信アンテナ、144…受信アンテナ、154…報知手段としてのブザー、134…通信手段としてのコネクタ。
Claims (3)
- タイヤの状態を示すデータを車両のタイヤに設けられた送信機に無線送信させるためのトリガ信号を無線送信する送信アンテナと、
送信機から無線送信されたデータを受信する受信アンテナと、
送信アンテナ及び受信アンテナが一体となって収容されるアンテナ部とを備えたタイヤ状態監視装置のトリガ装置。 - 請求項1に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、
アンテナ部を回動可能に支持する支持部を備えたタイヤ状態監視装置のトリガ装置。 - 請求項2に記載のタイヤ状態監視装置のトリガ装置において、
アンテナ部の回動方向のいずれか一方の外面には、鏡が貼付されているタイヤ状態監視装置のトリガ装置。
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