JP2005170431A - 携帯飲料容器 - Google Patents

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Shigehiro Yamanaka
茂弘 山中
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Abstract

【課題】
直飲み式の利点を有しつつも複数人で飲料を共用できるような携帯飲料容器の提供。
【解決手段】
上端部に設けた飲み口から貯液部内の飲料を直に飲む携帯飲料容器であって、上記貯液部12aの上方に、貯液部12aから出る飲料が第1に通る第1飲み口14aを設け、該第1飲み口14aの上に、該第1飲み口14aに直接又は間接的に接続される別の飲み口15aを有した着脱式の着脱飲み口部材15を少なくともひとつ設けた携帯飲料容器11。
【選択図】 図1

Description

この発明は、水やお茶など各種の飲料を入れておく携帯型の携帯飲料容器に関する。
このような携帯飲料容器には、大きく2つのタイプがある。ひとつは、内部の飲料を飲むコップや、コップとして利用できる蓋を備えたもので、容器を傾けてコップや蓋に飲料を注いでから飲むものである。他のひとつは、容器の上端部に形成したひとつの飲み口に直接口を付けて飲む直飲み式のものである。
前者の容器では、液体を注ぎ出してから間接的に飲むので、ピクニックやハイキング等に出かけた時にひとつの容器の飲料を複数人で飲むことにさしたる抵抗はない。このため、飲料を共用できることによる利点があった。
しかし、後者の容器では、飲料を飲むのに唯一の飲み口に直接口を付けて飲むので、複数人で飲むことに大きな抵抗がある。このため、ピクニックやハイキング等で誰かが飲料を忘れたり、飲み干してしまって足りなかったりした時に対応できないなど、不便なことがあった。
従来、注ぎ出し式と直飲み式とを選択できるようにしたもの(特許文献1参照)が提案されていた。しかしこれは、上述のような不便な点を解消する一助にはなるものの、コップや蓋を設けなければならないので、部品点数は多く、飲むための手順も多いという難点がある。いわば、直飲み式の利点を減殺してしまうものであった。
特開平9−313363号公報
そこでこの発明は、直飲み式の利点を有しつつも複数人で飲料を共用できるようにすることを主たる課題とする。
そのための手段は、上端部に設けた飲み口から貯液部内の飲料を直に飲む携帯飲料容器であって、上記貯液部の上方に、貯液部から出る飲料が通る第1飲み口を設け、該第1飲み口の上に、該第1飲み口に直接又は間接的に接続される別の飲み口を有した着脱式の着脱飲み口部材を少なくともひとつ設けた携帯飲料容器であることを特徴とする。
すなわち、着脱飲み口部材をひとつ設けた場合においては、その着脱飲み口部材を外すことで、第1飲み口から飲料を飲むことができるとともに、着脱飲み口部材にとって蓋体となる部材を外すことで、着脱飲み口部材の飲み口から飲料を飲むことができる。
着脱飲み口部材を複数設けた場合においては、第1飲み口から飲料を飲むことができる以外に、複数の着脱飲み口部材にとって蓋体となる着脱飲み口部材や蓋体を外すことで、複数の着脱飲み口部材の飲み口から飲料を飲むことができる。
上記各飲み口にとって蓋体となる部材には、これらを外観上識別する識別手段を設けるとよい。いずれの飲み口から飲料を飲んだのか、飲むのかを容易に識別できる。識別手段は、例えば形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合で構成するとよい。
別の手段は、上端部に設けた飲み口から貯液部内の飲料を直に飲む携帯飲料容器であって、上記貯液部の上方に、貯液部から出る飲料が通る第1飲み口を設け、該第1飲み口の上に、該第1飲み口に接続される第2飲み口を有した着脱式の着脱飲み口部材を設け、該着脱飲み口部材の少なくとも外側に現れる部分を、透光性を有する材料で形成した携帯飲料容器であることを特徴とする。
この構成によれば、第1飲み口と着脱飲み口部材の飲み口とのいずれかから飲料を飲むか選択可能である。また、着脱飲み口部材の少なくとも外側に現れる部分が透光性を有するので、内部が視認可能であり、第1飲み口の存在が見た目にわかるので、飲み口を選択して使用できるという使い方が一目でわかる。
また、上記飲み口のうちの少なくともひとつに、飲み口部分から貯液部内への、又はその逆の、固体の流入を防止する固体流入防止手段を設けるとよい。固体流入防止手段には、その目の細かさによって、固体として、例えば、氷や食べカスなどの固体流入防止が可能である。
上記貯液部を、金属製魔法瓶で形成すると、貯液部内の飲料を保温できるうえに、軽量で携帯に便利で、直飲みにふさわしい携帯飲料容器となる。
以上のように、この発明によれば、第1飲み口のほかに、着脱飲み口部材を設けて別の飲み口を設けているので、ひとつの飲み口を共用せずとも複数人で同一の飲料を飲むことができる。このため、飲料の共用が可能で、例えば飲料を忘れた人や足りなくなった人に分け与えることができて、便利である。
しかも、飲み口を複数設けた直飲み式であるので、コップやそれに類する蓋を設ける必要はなく、また飲料を飲むための操作が簡単であるという、直飲み式飲料容器の利点を有する。
また、着脱飲み口部材やそれに取付ける蓋体に、色などからなる識別手段を設けて、飲み口を外観上識別できるようにすると、飲み口を間違えることはなく便利である。また、色で識別手段を構成すると、飲み口がひとつである場合よりも外観上カラフルにすることができ、意匠観を増すことができる。
さらに飲み口に、飲み口部分から貯液部内へ固体が流入するのを防止する固体流入防止手段を設けると、飲料を飲んだ時に食べカスなどが口についていた場合でもその食べカスなどが貯液部に入ることを防止できる。このため、貯液部内の液体をきれいに保つことができ、飲料を共用することの抵抗感を完全に無くすことができる。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、携帯飲料容器11(以下、容器という)の一部破断正面図、図2は正面図であり、この容器11は、ステンレス製真空二重瓶からなり内部を飲料貯留用の貯液部12aとする容器本体12と、該容器本体12の上端部外周に嵌着される肩部材13と、上記貯液部12aから出る飲料が第1に通る第1飲み口14aを有する第1飲み口部材14と、該第1飲み口部材14の上に着脱可能に取付けられ第2飲み口15aを有する着脱飲み口部材15と、該着脱飲み口部材15の第2飲み口15aを着脱可能に閉塞する蓋部材16とを有する(図3参照)。
上記肩部材13は、合成樹脂製で、固定されることにより容器本体12上端部の外周を化粧する。また外周面の一部には、紐取付け用の留め部13aが突出形成されている。
上記第1飲み口部材14も合成樹脂製で、筒状をなす上記第1飲み口14aを上側に有し、下側には同じく筒状をなし上記容器本体12の上端開口部の内周面に螺合する接続部14bを有した本体部材17と、該本体部材17の下側部分の外周に一体化されて、外に現れる部分を化粧する袴状の上肩部材18とからなる。この第1飲み口部材14は、容器本体12に対して着脱可能であり、外した時には容器本体12の上端開口部が全開するので、氷を入れることもできる。
また、上記第1飲み口14aの外周面には、雄ねじ19が形成されている。
さらに、第1飲み口14aの内部には、飲み口の開口面積を細分化する氷止め部20を一体形成している。氷止め部20は、図4(a)に示したように十文字に形成するも、図4(b)に示したように十文字の中心部にリング状部分を形成したものであるも、その他の形状であるもよい。この氷止め部20は、保冷のために貯液部12a内に氷を入れた場合でも、飲料を飲む時に人体に口に対して不測に氷が流入することを防止して、安全性を確保する。
上記着脱飲み口部材15は、合成樹脂製のひとつの部材からなり、上側に上記第1飲み口14aと同径の筒状をなす上記第2飲み口15aを有し、下側には、上記第1飲み口14aの外周面に螺合する雌ねじ21を持つ筒状の螺合筒部15bを有するとともに、該螺合筒部15b対応部分の外周側には、外に現れる部分を化粧する袴状の化粧部15cを有する。
上記第2飲み口15aは、第1飲み口14aに対して直接接続され、第1飲み口14aを通った飲料が次に通る部位である。また、この第2飲み口15aの外周面にも、上記第1飲み口14aの場合と同様に雄ねじ22が形成されている。
上記蓋部材16は、上記第2飲み口15aの外周面の雄ねじ22に螺合する雌ねじ23を有した筒状の螺合筒部16aを内部に有する。
この蓋部材16の上端には、回転自在のリング状体24が取付けられ、該リング状体24の一部に、紐取付け用の留め部24aが設けられている。該留め部24aは、上記肩部材13の留め部13aに紐部材25(図2参照)で連結され、蓋部材16等の紛失が防止される。
また、上記第1飲み口部材14、着脱飲み口部材15及び蓋部材16は、それらの表面が斜めの一直線上に並ぶように形成されて、外観上一体感が付与されている。
上述のように第1飲み口部材14、着脱飲み口部材15及び蓋部材16を有することにより、第1飲み口14aと第2飲み口15aの二つの飲み口を有することになるが、いずれの飲み口から飲料を飲むか、又は飲んだかを明確にするため、少なくとも第1飲み口14aと第2飲み口15aにとって蓋体となる部材、すなわち上記着脱飲み口部材15と蓋部材16は、第1飲み口部材14とは色を違えている。着脱飲み口部材15のみを異色に設定するもよい。
このような、飲み口を区別するための部材の識別は、形状、模様、若しくは色彩又はこれらの結合で行えばよく、上述のように色(色彩)のみで行わずともよい。
図5は、着脱飲み口部材15のみを透明の樹脂で形成した例を示す正面図で、このように形成すると、第1飲み口14aと第2飲み口15aとを区別できる上さらに、複数の飲み口が存在するということを明示し、飲み口が選択できるという機能を使用者に知らせることができる。
なお、図中26、27、28は、シール用のゴムである。
このように構成した容器11では、第1飲み口14aからでも、第2飲み口15aからでも飲料を飲むことができる。
図6が第1飲み口14aから飲料を飲む時の作用状態の説明図で、着脱飲み口部材15を蓋部材16ごと外せば、第1飲み口14aを開けることができる。
図7は第2飲み口15aから飲料を飲む時の作用状態の説明図で、蓋部材16のみを外せば、第2飲み口15aを開けることができる。
この容器11は、1人で使用することもできるが、2人で飲料を共有する場合には、誰がいずれの飲み口を使用するかをあらかじめ決めておく。上記識別手段を設けておけば、飲み口は、その識別手段で識別できるので間違えることはなく、2人で飲料を共有しても抵抗感はない。たとえ識別手段を設けずとも、飲み口は2つであるので、例えば「上の蓋」、「下の蓋」という区別だけでも充分に識別が可能である。
また、一人で使用する場合でも、一方の飲み口のみを使用して、他方の飲み口を使用しないでおけば、飲料を忘れて困った人や飲み干してしまって足りなくなった人に分けることも、さしたる抵抗感なしにできる。
しかも、飲料を飲むのに際しては、蓋部材16又は着脱飲み口部材15をひねって開けるだけであるので、簡単である。コップ等が不要である分、部品点数を抑えることができるなどの利点も有する。
なお、図8に示したように、第1飲み口14aに、又は図示しないが第2飲み口15aにも、飲み口部分から貯液部12a内へ固体が流入するのを防止する固体流入防止部材29を設けるとよい。この固体流入防止部材29は、飲み口の先端部内に着脱可能に納まる短い筒状で、上端に外側に張り出す係止縁29aを有し、下端には、その開口部を覆う網目状のろ過部29bを形成している。このろ過部29bは、貯液部12a内からの飲料は通すが、飲み口につける人体の口に付着した食べカスなどは通さない目合いに形成している。
このような固体流入防止部材29を設けると、飲料を飲んだ時に食べカスなどが口についていた場合でもその食べカスなどが貯液部12aに入ることを防止できるため、貯液部12a内の液体をきれいに保つことができ、飲料を共用することの抵抗感を無くすことができる。
固体流入防止部材29は、飲み口に対して着脱可能であるので、不要であれば外すことができ、また、きれいに洗浄することも容易に行える利点を有する。
また貯液部12aを形成する容器本体12は、ステンレス製真空二重瓶すなわち金属製魔法瓶で構成されているので、貯液部12a内の飲料を保温できるうえに、軽量で携帯に便利で、直のみにふさわしい容器11である。
以上の一形態における構成と、この発明の構成との対応において、
上記一形態の容器本体12は、この発明の金属製魔法瓶に対応し、
以下同様に、
蓋部材16及び着脱飲み口部材15は、各飲み口にとって蓋体となる部材に対応し、
透明の合成樹脂で形成した着脱飲み口部材15自体は、識別手段に対応し、
氷止め20及び固体流入防止部材29は、固体流入防止手段に対応するも、
この発明は上記一形態の構成のみに限定されるものではない。
例えば、容器本体12は保温性を有する容器以外の、例えばPP、PE、PETなど適宜の合成樹脂製容器等であるも、飲料販売用の包装容器であるもよい。貯液部12aを形成する内容器と該内容器を収納する外容器で構成するもよい。
また貯液部12aを複数設けるもよい。
固体流入防止手段は、飲み口に対して一体に設けるもよい。
さらに、蓋部材16と着脱飲み口部材15の開閉の操作性を向上するには、第1飲み口部材14と蓋部材16との間に位置する着脱飲み口部材15の回転方向を、他の部材の回転方向と逆にするとよい。すなわち、第1飲み口部材14に形成する雄ねじ19と、これに螺合する着脱飲み口部材15の雌ねじ21の傾きをその他のねじとは逆の傾きをもつ逆ねじにする。
このような構成によって、例えば蓋部材16のみを開ける時に着脱飲み口部材15を回転しないように押えておく必要がなくなり、操作性がよくなる。
さらにまた、上記着脱飲み口部材を、2段、3段と、複数設けるもよい。第1飲み口から飲料を飲むことができる以外に、複数の着脱飲み口部材にとって蓋体となる着脱飲み口部材や蓋体を外すことで、複数の着脱飲み口部材の飲み口から飲料を飲むことができる。
携帯飲料容器の一部破断正面図。 携帯飲料容器の正面図。 要部を示す分解断面図。 第1飲み口の断面図。 他の例に係る携帯飲料容器の部分正面図。 作用状態の説明図。 作用状態の説明図。 第1飲み口の断面図。
符号の説明
11…携帯飲料容器
12…容器本体
12a…貯液部
14a…第1飲み口
15…着脱飲み口部材
15a…第2飲み口
16…蓋部材
20…氷止め部
29…固体流入防止部材

Claims (5)

  1. 上端部に設けた飲み口から貯液部内の飲料を直に飲む携帯飲料容器であって、
    上記貯液部の上方に、貯液部から出る飲料が通る第1飲み口を設け、
    該第1飲み口の上に、該第1飲み口に直接又は間接的に接続される別の飲み口を有した着脱式の着脱飲み口部材を少なくともひとつ設けた
    携帯飲料容器。
  2. 前記各飲み口にとって蓋体となる部材に、これらを外観上識別する識別手段を設けた
    請求項1に記載の携帯飲料容器。
  3. 上端部に設けた飲み口から貯液部内の飲料を直に飲む携帯飲料容器であって、
    上記貯液部の上方に、貯液部から出る飲料が通る第1飲み口を設け、
    該第1飲み口の上に、該第1飲み口に接続される第2飲み口を有した着脱式の着脱飲み口部材を設け、
    該着脱飲み口部材の少なくとも外側に現れる部分を、透光性を有する材料で形成した
    携帯飲料容器。
  4. 前記飲み口のうちの少なくともひとつに、飲み口部分から貯液部内への、又はその逆の、固体の流入を防止する固体流入防止手段を設けた
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の携帯飲料容器。
  5. 前記貯液部を、金属製魔法瓶で形成した
    請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の携帯飲料容器。

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JP2019077491A (ja) * 2017-10-27 2019-05-23 タケヤ化学工業株式会社 携帯用飲料容器

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