JP2005179727A - 板温制御方法 - Google Patents

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Shoji Suga
章二 菅
Hiromi Kunimori
博巳 国守
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JFE Steel Corp
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JFE Steel Corp
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Abstract

【要 約】
【課 題】 鋼帯の溶融亜鉛鍍金設備における、ポットに侵入する鋼帯の板温制御方法に関する。
【解決手段】 搬送の向きと逆向きに、段付点から所定長さにわたる前記鋼帯の部位は、プリセット制御とし、前記部位を除いてはフィードバック制御とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、溶融亜鉛鍍金設備において鋼帯がポットに侵入するに際しての板温制御に関する。
溶融亜鉛鍍金設備においては、鋼帯はポット内の溶融亜鉛に侵入するに際して、鋼帯全面にわたり均一な温度(板温)に冷却されることが望ましい。その理由は、板温の均一化が溶融亜鉛鍍金付着量をはじめとする品質を鋼帯全面にわたり均一化するからである。
従来から、鋼帯の長手方向(搬送方向)および幅方向、すなわち鋼帯全面にわたり板温を均一化しようとする制御がフィードバック制御方式で行われてきた。図2は、同制御に用いる装置のブロック図であり、長手方向板温制御手段21あるいは幅方向板温制御手段23が、温度計46あるいは幅方向板温測定手段47からの板温等の入力から、送気口45からの送気量を制御するパラメータを出力して、板温を均一化するフィードバック制御を行う。さらに具体的には、長手方向板温制御手段21は、冷却用ファン台数制御手段22、および、冷却用ファン42からの送気量を決定するダンパ42の開度を制御し、長手方向に板温を均一化する制御を行う。なお、板温が入力される温度コントローラ31、および、圧力検知手段43から送気圧力が入力される圧力コントローラにより制御の安定化が図られている。また、幅方向板温制御手段23は、複数の送気口45のそれぞれの送気量を相対的に設定するダンパ44の開度を出力し、幅方向に板温を均一化する制御を行う。なお、長手方向および幅方向の制御とも、鋼帯の成分や寸法で層別した目標板温を記憶しているフィードバック制御条件テーブル11を参照している。
特許文献1は、前記のフィードバック制御の一形態であり、幅方向板温測定手段47として、図2に示すような搬送ロールの一つを温度測定ロールとしている。
特開平8-92712号公報
フィートバック制御は実際の板温を監視しながら制御するので、予め設定する条件が少なく精度が良いが、鋼帯の段付点において板温制御の応答が十分でない。そのため、鋼帯が搬送される向きと逆向きに、段付点から数十mにわたり板温の均一化を達成することは出来なかった。なお、溶融亜鉛鍍金設備においては鋼帯を溶接接合して連続化させて搬送するが、成分や寸法(厚み・幅)が不連続に変化して鋼帯の冷却挙動が変わる接合部を段付点と称している。
本発明は、段付点から所定長さにわたり、板温を均一化できる板温制御方法の提供を課題とする。
本発明は、鋼帯の溶融亜鉛鍍金設備における、ポットに侵入する鋼帯の板温制御方法であって、搬送の向きと逆向きに、段付点から所定長さにわたる前記鋼帯の部位は、プリセット制御とし、前記部位を除いてはフィードバック制御とすることを特徴とする鋼帯の板温制御方法によって前記課題を解決した。
本発明の鋼帯の板温制御方法によって、段付点から所定長さにわたる部位においてはプリセット制御によって応答遅れが解消して、また、それ以外の部位ではフィードバック制御とするので、実際の板温を監視しながら制御できるフィードバック制御の利点をも享受でき、鋼帯全面(全長)にわたり均一な板温とすることが出来た。
本発明の板温制御を実施するための最良の形態について、図1、3に基づき説明する。
なお、図2において既に説明した従来の板温制御と同一の部材、同一の構成要素については、同一の番号を付し、ここでの再度の説明を省略する。
本発明の板温制御方法では、最初に、制御部位が段付点かどうかを判断する。制御部位とは、図1の場合には、鋼帯の送気口45に対面する鋼板の部位を指す。図1のように複数の送気口45を幅方向に配置した場合は長手方向の位置である。この判断は制御フローである図3のステップS1に該当する。制御部位が段付点であれば、段付点から所定長さにわたる部位に対してプリセット制御S12を行う。そうでなければ、フィードバック制御S11を行う。本発明では、制御にかかる部位が段付点であれば、プリセットされた制御条件に直ちに切換えるので、段付点における制御の応答の遅れは解消される。
プリセット制御が開始されてからは、制御部位が、搬送の向きと逆向きに段付点から所定長さを隔てた鋼帯の部位と判断された時点でフィードバック制御に切換える(図3のステップS2)。前記の所定長さは数10mが一般的であるが、段付点の性質、成分や寸法(厚み・幅)の不連続程度により変化するので、予め実験により求めておく。例えば、段付点を有する鋼帯を搬送して操業し、各種の仮の所定長さをもって本発明と同様の制御方法を実施し、板温分布の均一化するに十分な長さを所定長さとして定めるのである。必要な種類の段付点について、それぞれの所定長さを定めてフィードバック制御条件テーブルl1に記憶させるのである。
これらの切換えは、図1に示す制御切換手段52により行う。切換の判断に必要な、段付点あるいは段付点から所定長さの位置は、プロセスコンピュータのトラッキング情報から得る。なお、図1で示す制御切換手段52は、プリセット制御を行っている状態を示しており、制御切換手段52内のスイッチ52bはプリセット制御条件テーブル51側の接続状態にある。段付点の性質により変化する前記の所定長さは、図1ではプリセット制御条件テーブル51に記憶させているのである。一方、フィードバック制御を行う場合は、制御切換手段52内のスイッチ52aおよび52bはフィードバック制御条件テーブル11側に接続する。
本発明では、制御にかかる部位が段付点かどうかを制御方法切換の判断に用いて、プリセットされた適切な制御条件に直ちに切換えるので、段付点における制御の応答遅れの問題は解消する。また、前記の所定長さを経過してからは、フィードバック制御に切換えるので、実際の板温を監視しながら制御できるフィードバック制御の利点をも享受できるのである。
本発明における鋼帯の板温制御について説明するための模式的な構成図である。 従来の鋼帯の板温制御について説明するための模式図である。 本発明における鋼帯の板温制御について説明するための制御フロー図である。
符号の説明
1 鋼帯
11 フィードバック制御条件テーブル
21 板温制御手段
22 (冷却用ファンの)ファン台数制御手段
23 幅方向板温制御手段
31 温度コントローラ
32 圧力コントローラ
41 冷却用ファン
42、44 ダンパ
43 圧力検知手段
45 送気口
46 板温計
47 幅方向板温測定手段(温度測定ロール)
51 プリセット制御条件設定テーブル
52 制御切換手段

Claims (1)

  1. 鋼帯の溶融亜鉛鍍金設備における、ポットに侵入する鋼帯の板温制御方法であって、
    搬送の向きと逆向きに、段付点から所定長さにわたる前記鋼帯の部位は、プリセット制御とし、
    前記部位を除いてはフィードバック制御とすることを特徴とする
    鋼帯の板温制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008255431A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Nippon Steel Corp 連続処理ラインにおける板温制御方法、装置、及びコンピュータプログラム

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