JP2005201841A - 酸素濃度検出素子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ベース部材と固体電解質層の焼成収縮率差や焼成後の熱収縮率差に起因する固体電解質層のクラック等の発生を防止できる酸素濃度検出素子を提供する。
【解決手段】 絶縁性材料により形成された芯ロッド2と、この芯ロッド2の円周面2aに設けられ、外部からの通電によって発熱するヒータパターン3と、芯ロッド2の円周面2aで、且つ、ヒータパターン3とは別の位置に設けられ、ヒータパターン3からの熱により活性化される酸素イオン伝導性の固体電解質層5を有し、この固体電解質層5の内外面に配置された参照電極6及び検出電極7より酸素濃度に応じた電気信号を取り出す検出部15とを備え、この検出部15の厚さを芯ロッド2の厚みである直径に対して11%以下に形成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 絶縁性材料により形成された芯ロッド2と、この芯ロッド2の円周面2aに設けられ、外部からの通電によって発熱するヒータパターン3と、芯ロッド2の円周面2aで、且つ、ヒータパターン3とは別の位置に設けられ、ヒータパターン3からの熱により活性化される酸素イオン伝導性の固体電解質層5を有し、この固体電解質層5の内外面に配置された参照電極6及び検出電極7より酸素濃度に応じた電気信号を取り出す検出部15とを備え、この検出部15の厚さを芯ロッド2の厚みである直径に対して11%以下に形成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサに用いられる酸素濃度検出素子及びその製造方法に関する。
一般に、自動車用エンジン等では、排気管の途中に酸素センサを配置し、酸素センサで排気ガス中に含まれる酸素濃度を検出し、燃料と空気との混合比率である空燃比A/Fを所定の理論空燃比(A/F=14.7)とするように吸引空気量をフィードバック制御する。
上記酸素センサに使用される従来の酸素濃度検出素子として、図6に示すものがある。
この酸素濃度検出素子100は、図6に示すように、中実円柱のベース部材である芯ロッド110と、この外周に形成されたヒータパターン111と、このヒータパターン111を被覆するよう芯ロッド110の外周に形成された絶縁性材料のヒータ絶縁層112と、このヒータ絶縁層112の外周側に形成された酸素イオン伝導性の固体電解質層102と、ヒータ絶縁層112の外周面に形成された多孔質層103と、固体電解質層102の内面に形成された参照電極104と、固体電解質層102の外面に形成された検出電極105と、この検出電極105及び固体電解質層102の外面の全域に形成され、検出電極105の外面に酸素導入窓部106aを有する緻密層106と、この緻密層106の外面及び酸素導入窓部106aより露出された検出電極105の外面に形成された保護層107とから構成されている。そして、緻密層106及び保護層107の外側に測定ガス(例えば、排気管内の排気ガス)が導かれる状態で配置される。
参照電極104及び検出電極105は、共に導電性で、且つ、酸素が通過できる材料より形成されている。また、参照電極104及び検出電極105にはそれぞれリード線部113(参照電極104側は図示せず)が一体的に延設されており、これらリード線部113を用いて参照電極104と検出電極105との間に現れる出力電圧を検出できるようになっている。つまり、固体電解質層102とこれの内外面の参照電極104及び検出電極105とから検出部120が構成されている。
緻密層106は、測定ガス中の酸素が内面側に通過できない材料で形成されている。保護層107は、測定ガス中の有害ガスは内面側に通過できないが、測定ガス中の酸素は通過できる材料で形成されている。
次に、酸素濃度検出素子100による酸素濃度の検出動作を説明する。ヒータパターン111に通電されると、ヒータパターン111の発熱がヒータ絶縁層112を介して検出部120に伝達され、固体電解質層102が活性化される。そして、測定ガス中の酸素は保護層107を透過し、検出電極105を通過して固体電解質層102の外面に導入され、基準となる大気ガス中の酸素は多孔質層103を介して参照電極104に達する。固体電解質層102の内外面で酸素濃度に差があると、酸素イオンが固体電解質層102内を輸送されることによって酸素濃度差に応じて参照電極104と検出電極105との間に起電力が発生し、酸素濃度差に応じた出力電圧が得られる。
特開平7−27737号公報
ところで、上記酸素濃度検出素子100は、芯ロッド110の外面にヒータパターン111、ヒータ被覆層112、参照電極104、固体電解質層102、検出電極105等の各層を厚膜印刷により形成し、この厚膜印刷後に1400〜1500℃にて焼成することにより製造される。そして、ベース部材である芯ロッド110は電気的絶縁材料(一般的にアルミナを主材料とした材料)より形成され、固体電解質層102は酸素イオン伝導性の材料(一般的にジルコニアを主材料とした材料)により形成されるため、双方には焼成収縮率や焼成後の熱収縮率に差違がある。すると、これらの差違によって応力が発生し、この応力によって固体電解質層102にクラックが発生する等の問題があった。
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ベース部材と固体電解質層の焼成収縮率差や焼成後の熱収縮率差に起因する固体電解質層のクラック等の発生を防止できる酸素濃度検出素子及び酸素濃度検出素子の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の酸素濃度検出素子の発明は、絶縁性材料により形成されたベース部材と、このベース部材に設けられ、外部からの通電によって発熱するヒータ部と、前記ベース部材に設けられ、前記ヒータ部からの熱により活性化される酸素イオン伝導性の固体電解質層を有し、この固体電解質層の内外面に配置された一対の電極より酸素濃度に応じた電気信号を取り出す検出部とを備え、この検出部の厚さを前記ベース部材の厚さに対して11%以下に形成したことを趣旨とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の酸素濃度検出素子において、ベース部材は、外面が円周面のロッド状に形成された構成としている。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の酸素濃度検出素子において、ベース部材の直径が5.0mm以下であり、前記検出部の厚さが前記ベース部材の直径の11%以下の値に形成した構成としている。
また、請求項4に記載の酸素濃度検出素子の製造方法の発明は、アルミナを主材料としたベース部材と、このベース部材に設けられ、白金を主材料としたヒータ部と、前記ベース部材に設けられ、ジルコニアを主材料とした酸素イオン伝導性の固体電解質層、及び、この内外面に配置された白金を主材料とした一対の電極から成る検出部とを備え、この検出部の厚さを前記ベース部材の厚さに対して11%以下に曲面厚膜印刷によって形成した構成としている。
請求項1の発明によれば、焼成工程において、ベース部材と検出部の熱収縮率差によって作用する応力は、ベース部材の厚さに対する検出部の厚さ割合が大きくなる程大きくなるが、検出部の厚さがベース部材の厚さの11%以下しかないために熱収縮差に伴って生じる応力を固体電解質層の強度以下に抑えることができる。また、検出部の厚みがベース部材の厚みの11%以下であるので、ベース部材の収縮応力が支配的となり、検出部が厚さ方向の直交方向にのみ収縮するため、固体電解質層に剥離やクラックが発生しない。以上より、ベース部材と固体電解質層の焼成収縮率差や焼成後の熱収縮率差に起因する固体電解質層のクラック等の発生を防止でき、製造歩留まりや信頼性が向上する。
請求項2の発明によれば、取付け時の方向やガスの流れ方向等に影響されることなく酸素濃度を安定した精度で検出できる。
請求項3の発明によれば、熱収縮差に伴って生じる応力を固体電解質層の強度以下に確実に抑えることができる。従って、ベース部材と固体電解質層の焼成収縮率差や焼成後の熱収縮率差に起因する固体電解質層のクラック等の発生を防止でき、製造歩留まりや信頼性が更に向上する。
請求項4の発明によれば、請求項1の発明と同様の効果が得られる。
以下、本発明を具現化した一実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の一実施形態を示し、図1は酸素濃度検出素子の断面図、図2は酸素濃度検出素子の製造手順を説明するための図、図3は酸素濃度検出素子を展開し、且つ、展開状態での各層の輪郭線を示した図、図4は芯ロッドの直径が5mm、雰囲気温度25〜600℃の場合において、検出部の印刷膜厚に対して膜厚方向に発生する応力の大きさを示す特性線図である。
図1において、酸素濃度検出素子1Aは、ベース部材である芯ロッド2と、この芯ロッド2の円周面(外面)2aに形成されたヒータ部であるヒータパターン3と、このヒータパターン3の外周面の全域を覆うヒータ絶縁層4と、ベース部材2の円周面2a側で、且つ、ヒータパターン3との別の位置に形成された酸素イオン伝導性の固体電解質層5と、この固体電解質層5の内面に形成された電極である参照電極6と、固体電解質層5の外面に形成された電極である検出電極7と、参照電極6の内面とベース部材2の円周面2aとの間に設けられた応力緩和層8と、固体電解質層5の外面全体及び検出電極7の一部外面に形成され、電極用窓部9aを有する緻密層9と、この緻密層9やヒータ絶縁層4の外面を全体的に覆う印刷保護層10と、この印刷保護層10の外面を含めた領域を被うスピネル保護層11とから構成されている。
芯ロッド2は、絶縁材料、この実施形態ではアルミナを主材料とするセラミック材料より形成されている。芯ロッド2は中実円柱のロッド状を有し、外面が円周面2aに形成されている。ヒータパターン3は、タングステンや白金等の発熱性導体材料より形成されている。このヒータパターン3には、リード線部3aが一体に延設されている。そして、外部からの通電で発熱することによって固体電解質層5を昇温して活性化させる。ヒータ絶縁層4は、絶縁性材料より形成され、ヒータパターン3の電気的絶縁を確保する。
固体電解質層5は、ジルコニアを主材料とする材料、例えば、ジルコニアの粉体中に所定重量%のイットリアの粉体を混合してペースト状物より形成される。そして、固体電解質層5は、参照電極6と検出電極7との間で、周囲の酸素濃度差に応じた起電力を発生させ、その厚さ方向に酸素イオンを輸送する。つまり、固体電解質層5と参照電極6及び検出電極7とによって酸素濃度を電気信号として取り出す検出部15が形成されている。そして、検出部15の厚みは、芯ロッド2の厚み(直径)に対して11%以下に設定されている。この実施形態では、芯ロッド2の直径が5mmであり、検出部15の厚みは560μm(5mmの11%)以下に設定されている。
参照電極6及び検出電極7は、共に白金を主材料とする導電性で、且つ、酸素が透過できる材料より形成されている。そして、参照電極6及び検出電極7にはそれぞれリード線部6a,7aが一体的に延設されており、リード線部6a,7aを用いて参照電極6と検出電極7との間に現れる出力電圧を検出できるようになっている。
応力緩和層8は、例えば、ジルコニアとアルミニュームの混合材料より形成されている。そして、応力緩和層8は、固体電解質層5の焼結時における固体電解質層5とベース部材2との間の応力差を緩和すると共に、固体電解質層5を通じて参照電極6へ輸送されてくる酸素を、図示しない経路によって逃散させるガス逃散路を構成している。
緻密層9は、測定ガス中の酸素が内面側に透過できない材料、例えば、アルミナ等のセラミック材料より形成されている。緻密層9は、固体電解質層5の外面の全域を全て覆い、電極用窓部9a内からは検出電極7が露出されている。つまり、測定ガス中の酸素が電極用窓部9aのみから検出電極7に入り込むことができるようになっている。
印刷保護層10は、緻密層9の電極用窓部9aを介して外部に露出される検出電極7を外側から覆い、測定ガス中の有害ガス、ダスト等は内面側に通過できないが、測定ガス中の酸素は通過できる材質、例えば、アルミナと酸化マグネシウムの混合物の多孔質構造体にて形成されている。
スピネル保護層11は、測定ガス中の酸素を通過でき、印刷保護層10よりも粗い多孔質体にて形成されている。
次に、酸素濃度検出素子1Aの製造方法を図2に基づいて説明する。先ず、アルミナを主材料とするセラミック材料を射出成型して中実円柱の芯ロッド2を製造する。この芯ロッド2を回転させつつ、芯ロッド2の円周面2aの略半分領域に、例えば、白金又はタングステン等の発熱性材料を曲面厚膜スクリーン印刷してヒータパターン3を形成する。
次に、芯ロッド2の円周面2aの略半分領域に、アルミナ等を曲面厚膜スクリーン印刷してヒータ絶縁層4を形成する。
次に、芯ロッド2の円周面2aで、且つ、ヒータパターン3の領域とは逆の半分領域に、曲面厚膜スクリーン印刷によって応力緩和層8を形成する。
次に、芯ロッド2の円周面2aに、応力緩和層8の上から白金を主材料とする導電性ペーストを曲面厚膜スクリーン印刷して参照電極6及びそのリード線部6aを一体に形成する。次に、参照電極6及び応力緩和層8等の上面に、例えば、ジルコニアを主材料とするペースト状物を曲面厚膜スクリーン印刷して酸素イオン伝導性の固体電解質層5を形成する。
次に、固体電解質層5の上面等に、白金等からなる導電性ペーストを曲面厚膜スクリーン印刷して検出電極7及びそのリード線部7aを一体に形成する。
次に、検出電極7及び固体電解質層5の上面に、例えば、アルミナ等のセラミック材料を曲面厚膜スクリーン印刷して電極用窓部9aを有する緻密層9を形成する。緻密層9の電極用窓部9aからは検出電極7の中央部分が露出され、この露出された検出電極7の部分が電極としての有効部分となる。
次に、検出電極7及び固体電解質層5の外面のみならずヒータ絶縁層4の外面、つまり、芯ロッド2の円周面2aの円周方向の全領域に亘って、例えば、アルミナと酸化マグネシウムからなるペースト状物を曲面厚膜スクリーン印刷して印刷保護層10を形成する。同様にして、スピネル保護層11を形成する。これで曲面スクリーン印刷工程を終了する。
次に、曲面スクリーン印刷等を終えた円柱状作成物を高熱(1400〜1500℃)で焼成することにより一体的に焼結させる。これにより、酸素濃度検出素子1Aの製造が完了する。完成した酸素濃度検出素子1Aは図示しない酸素センサに組み込まれる。
次に、酸素濃度検出素子1Aによる酸素濃度の検出動作を説明する。例えば、エンジンの排気管内に酸素センサが設置される場合には、測定ガスである排気ガスが酸素濃度検出素子1Aの外周面を通過し、基準となる大気が応力緩和層8より導入されるように設置される。そして、ヒータパターン3に通電され、酸素濃度検出素子1A全体を所定状態に加熱すると、固体電解質層5が活性化される。これで、検出可能状態となる。
排気ガスが排気管内に排出されると、排気ガス中の酸素はスピネル保護層11、印刷保護層10及び検出電極7を通過して固体電解質層5に導入され、大気ガス中の酸素は参照電極6の周囲に溜め込まれる。そして、固体電解質層5の内外面で酸素濃度に差が発生すると、従来例で説明したように、酸素イオンが固体電解質層5内を輸送されることによって酸素濃度差に応じて参照電極6と検出電極7との間に起電力が発生し、酸素濃度差に応じた出力電圧が得られる。
上記酸素濃度検出素子1Aでは、焼成工程において、芯ロッド2と検出部15の熱収縮率差によって作用する応力は、芯ロッド2の厚さに対する検出部15の厚さ割合が大きくなる程大きくなるが、図4に示すように、検出部15の厚さが芯ロッド2の厚さの11%以下しかないために熱収縮差に伴って生じる応力を固体電解質層5の強度(900MPa)以下に抑えることができる。
また、検出部15の厚みが芯ロッド2の直径(厚み)の11%以下であるので、芯ロッド2の収縮応力が支配的となり、検出部15が厚さ方向の直交方向にのみ収縮するため、固体電解質層5に剥離やクラックが発生しない。これにより、芯ロッド2と固体電解質層5の焼成収縮率差や焼成後の熱収縮率差に起因する固体電解質層5のクラック等の発生を防止でき、製造歩留まりや信頼性が向上する。
上記実施形態では、芯ロッド2は、外面が円周面2aのロッド状に形成されたので、取付け時の方向やガスの流れ方向等に影響されることなく酸素濃度を安定した精度で検出できる。
また、上記実施形態では、芯ロッド2と検出部15との間に応力緩和層8を介在させたので、固体電解質層5の焼結時における固体電解質層5と芯ロッド2との間の応力差を緩和できる。
図5は、前記実施形態の変形例を示し、酸素濃度検出素子を展開し、且つ、展開状態での各層の輪郭線を示した図である。
図5において、前記実施形態の酸素濃度検出素子1Aは、ヒータパターン3と検出部15が芯ロッド2の円周面2aの径方向の対向位置に設けられたが、この変形例の酸素濃度検出素子1Bは、芯ロッド2の円周面2a上にヒータパターン3と検出部15が積層状態で設けられている点が相違する。そして、検出部15の厚みは、前記実施形態と同様に、芯ロッド2の厚み(直径)に対して11%以下に設定されている。この変形例では、前記実施形態と同様に、芯ロッド2の直径が5mmであり、検出部15の厚みは560μm(5mmの11%)以下に設定されている。
ヒータパターン3と検出部15の配置構造以外の他の構成(各層の構造など)は、前記実施形態と同様であるため、同一構成部分には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この変形例でも、焼成工程において、芯ロッド2と検出部15の熱収縮率差によって作用する応力は、芯ロッド2の厚さに対する検出部15の厚さ割合が大きくなる程大きくなるが、図4に示すように、検出部15の厚さが芯ロッド2の厚さの11%以下しかないために熱収縮差に伴って生じる応力を固体電解質層5の強度(900MPa)以下に抑えることができる。また、検出部15の厚みが芯ロッド2の直径(厚み)の11%以下であるので、芯ロッド2の収縮応力が支配的となり、検出部15が厚さ方向の直交方向にのみ収縮するため、固体電解質層5に剥離やクラックが発生しない。これにより、芯ロッド2と固体電解質層5の焼成収縮率差や焼成後の熱収縮率差に起因する固体電解質層5のクラック等の発生を防止でき、製造歩留まりや信頼性が向上する。
尚、この発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態において上記実施形態と同様な作用及び効果を得ることができる。
(1)上記実施形態において、緻密層9の電極用窓部9aの形状を方形状としたが、電極用窓部9aを円形状、楕円形状、三角形状、五角形以上の多角形状等のような形状にしても良い。
(2)上記実施形態において、ベース部材は、円柱形状の芯ロッド2にて形成されているが、円柱形状以外の形状、例えば、外面がフラットな形状であっても本発明は同様に適用できる。
さらに、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜請求項3に記載の酸素濃度検出素子において、前記ベース部材と前記検出部との間には、応力緩和層を介在させたことを特徴とする酸素濃度検出素子。
この構成によれば、固体電解質層の焼結時における固体電解質とベース部材との間の応力差を緩和できる。
1A,1B 酸素濃度検出素子
2 芯ロッド(ベース部材)
2a 円周面
3 ヒータパターン(ヒータ部)
5 固体電解質層
6 参照電極(電極)
7 検出電極(電極)
15 検出部
2 芯ロッド(ベース部材)
2a 円周面
3 ヒータパターン(ヒータ部)
5 固体電解質層
6 参照電極(電極)
7 検出電極(電極)
15 検出部
Claims (4)
- 絶縁性材料により形成されたベース部材と、このベース部材に設けられ、外部からの通電によって発熱するヒータ部と、前記ベース部材に設けられ、前記ヒータ部からの熱により活性化される酸素イオン伝導性の固体電解質層を有し、この固体電解質層の内外面に配置された一対の電極より酸素濃度に応じた電気信号を取り出す検出部とを備え、この検出部の厚さを前記ベース部材の厚さに対して11%以下に形成したことを特徴とする酸素濃度検出素子。
- 前記ベース部材は、外面が円周面のロッド状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の酸素濃度検出素子。
- 前記ベース部材の直径が5.0mm以下であり、前記検出部の厚さが前記ベース部材の直径の11%以下の値に形成したことを特徴とする請求項2に記載の酸素濃度検出素子。
- アルミナを主材料としたベース部材と、このベース部材に設けられ、白金を主材料としたヒータ部と、前記ベース部材に設けられ、ジルコニアを主材料とした酸素イオン伝導性の固体電解質層、及び、この内外面に配置された白金を主材料とした一対の電極から成る検出部とを備え、この検出部の厚さを前記ベース部材の厚さに対して11%以下に曲面厚膜印刷によって形成したことを特徴とする酸素濃度検出素子の製造方法。
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