JP2005230454A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、耐久性および反発性に優れるとともに、耐擦過傷性に優れるゴルフボールを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のゴルフボールは、カバーを有するゴルフボールであって、前記カバーを構成するカバー用組成物が、結晶性熱可塑性樹脂と融点が250℃以上である有機系造核剤とを含有することを特徴とする。

Description

本発明は、カバーを有するゴルフボールに関するものである。
ゴルフボールには、反発性(飛距離)、耐久性、打球感、コントロール性、耐擦過傷性などが要求され、ゴルフボール本体を構成する各部材に様々な添加剤を添加して、上記要求特性を改善することが提案されている。例えば、特許文献1には、反発性を維持しながら、コントロール性及び耐カット性を向上することを目的として、熱可塑性エラストマーを主成分とするポリマー成分に有機短繊維を混合したカバーを有するゴルフボールが開示されている。また特許文献2には、アイオノマー樹脂100質量部に対して結晶核剤を配合したカバーでコアを被覆してなるゴルフボールが開示されている。
特開2002−136618号公報 特開昭60−14878号公報
近年、コントロール性や反発性を向上させるため、コアの大径化/カバーの薄化が進んでおり、カバーに要求される反発性、耐久性、耐擦過傷性などのレベルが一層高まっている。しかしながら、上述したような提案でも、例えば、以下のような問題点が指摘されている。特許文献1に開示されているような有機系短繊維や無機系繊維をカバー用組成物に配合する手法では、かかる繊維をカバー用組成物に均一に分散させることが困難であり、耐久性を向上させるためには、多量に配合する必要がある。しかしながら、カバー用組成物に上記繊維を多量に配合すると、反発性が却って低下する傾向がある。また特許文献2には、有機系結晶核剤としてリン酸トリフェニルをカバー用組成物に配合することが開示されているが、有機系結晶核剤は一般に融点が低くカバー用組成物を配合する際に溶融するため、カバー用組成物中に均一に分散させることが困難である。その結果、得られる向上効果が小さくなるという問題がある。また、リン酸トリフェニルは、神経毒性を呈する有害物質に認定されており、安全衛生上の問題も指摘されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、耐久性および反発性に優れるとともに、耐擦過傷性に優れるカバーを有するゴルフボールを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできた本発明のゴルフボールは、カバーを有するゴルフボールであって、前記カバーを構成するカバー用組成物が、結晶性熱可塑性樹脂と融点が250℃以上の有機系造核剤とを含有することを特徴とする。
本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、カバーを構成するカバー用組成物に、結晶性を有する熱可塑性樹脂と融点が250℃以上の有機系造核剤とを配合すると、耐久性や反発性が向上するとともに、耐擦過傷性にも優れるゴルフボールが得られることを見出した。上記有機系造核剤を使用することによって、耐久性や反発性が向上する理由は明確ではないが、以下のような理由によるものと考えられる。すなわち本発明では、有機系の造核剤を使用しているので、比較的少量の添加量で優れた効果が得られ、無機系造核剤や無機系補強材などの様に多量に配合する必要がなく、カバー用組成物の基材となる結晶性熱可塑性樹脂の特性を十分に活かすことができる。また、カバーを成形する温度より高い温度として、融点が250℃以上の有機系造核剤を使用するので、上記有機系造核剤が溶融することなく、カバー用組成物中に均一に分散させることができるので、結晶性を有する熱可塑性樹脂の結晶性を均一に高めることができる。本発明では、これらの特徴を利用することによって、耐久性や反発性、さらには、耐擦過傷性に優れるゴルフボールが得られるものと考えられる。
本発明で使用する融点が250℃以上の有機系造核剤として好ましいのは、リン酸エステル金属塩である。リン酸エステル金属塩は、融点が250℃以上となる場合が多く、結晶性熱可塑性樹脂に対して造核作用を有することが知られているからである。前記リン酸エステル金属塩としては、リン酸(tert−ブチルフェニル)エステルのナトリウム塩であり、より好ましくは、融点が400℃以上であるリン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリウム、または、融点が300℃以上であるリン酸ビス(4−tert−ブチルフェニル)ナトリウムである。上記リン酸(tert−ブチルフェニル)エステルのナトリウム塩は、優れた造核作用を有しているからである。前記カバー用組成物としては、例えば、結晶性熱可塑性樹脂成分100質量部に対して、0.01〜0.4質量部の前記有機系造核剤とを含有するものを使用することが好ましい。
本発明によれば、反発性、耐久性、及び、耐擦過傷性に優れたゴルフボールが得られる。
本発明のゴルフボールは、カバーを有するゴルフボールであって、前記カバーを構成するカバー用組成物が、結晶性熱可塑性樹脂と融点が250℃以上の有機系造核剤とを含有することを特徴とする。まず、本発明で使用する融点が250℃以上の有機系造核剤について説明する。有機系造核剤とは、例えば、結晶性高分子に添加したときに、結晶化を短時間にする、或は、生成する結晶を微細化するなどの結晶形成過程を規制する作用を有するものであれば、特に限定されない。本発明において、融点が250℃以上の有機系造核剤を使用するのは、以下のような理由による。カバーの成形は、通常、150℃〜240℃程度で行われる。このカバーの成形温度よりも高い融点を有する有機系造核剤を使用すれば、カバーを成形する際に、有機系造核剤が溶融することがなく、カバー用組成物中へ均一に分散させることができる。その結果、カバーの基材となる結晶性熱可塑性樹脂の結晶性を均一に高めることができるからである。
本発明で使用する有機系造核剤の融点は、280℃以上であることが好ましく、より好ましくは300℃以上である。また、前記融点の上限は特に限定されるものではないが、好ましくは1000℃程度であり、より好ましくは900℃、さらに好ましくは800℃である。尚、有機系造核剤の融点は、公知の方法、例えば、JISK6201に準じて測定できる。
また、本発明で使用する有機系造核剤は、粒状であり、その平均粒子径が0.1μm以上、より好ましくは0.5μm以上、さらに好ましくは1.0μm以上のものを使用することが望ましい。平均粒子径を0.1μm以上とすることにより、カバー用組成物中への分散性を高めることができる。また、平均粒子径の上限は、特に限定されるものではないが、100μm、より好ましくは50μm、さらに好ましくは20μmとすることが望ましい。平均粒子径が大きくなりすぎると、耐久性が低下する場合があるからである。尚、有機系造核剤の平均粒子径は、Mie散乱理論を測定原理としたHORIBA製のレーザー回折/散乱式粒度分布測定装置「LA−920」等により、測定することができる。
前記有機系造核剤のカバー用組成物中の含有量は、特に限定されるものではないが、結晶性を有する熱可塑性樹脂成分100質量部に対して、0.01質量部以上であることが好ましく、より好ましくは0.02質量部以上、さらに好ましくは0.04質量部以上である。前記含有量を0.01質量部以上とすることによって、有機系造核剤の添加効果が明確になるからである。また、前記有機系造核剤のゴム組成物中の含有量の上限は、特に限定されるものではないが、0.4質量部であることが好ましく、より好ましくは0.3質量部であり、さらに好ましくは0.2質量部である。0.4質量部以下とすることによって、有機系造核剤の添加効果を大きくすることができるからである。
本発明で使用する融点が250℃以上の有機系造核剤としては、例えば、融点が250℃以上のリン酸エステル金属塩やカルボン酸エステルなどを挙げることができるが、融点が250℃以上のリン酸エステル金属塩を使用することが好ましい。リン酸エステル金属塩は、融点が高く、結晶性熱可塑性樹脂に対して優れた造核作用を示すからである。前記金属塩の金属の種類としては、例えば、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウムなどのアルカリ土類金属の他、アルミニウム、亜鉛などの金属を挙げることができる。
前記リン酸エステル金属塩としては、リン酸(tert−ブチルフェニル)エステルのナトリウム塩が好ましく、例えば、旭電化工業(株)社製の融点が400℃以上であるリン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリウム(アデカスタブ NA−11、分解温度452℃)、融点が300℃以上であるリン酸ビス(4−tert−ブチルフェニル)ナトリウム(アデカスタブ NA−10、分解温度393℃)などを好適に使用することができる。
本発明で使用するカバー用組成物は、上記有機系造核剤の他に、カバーの基材となる結晶性熱可塑性樹脂を含有する。本発明で使用する結晶性熱可塑性樹脂としては、結晶性および熱可塑性を有するものであれば特に限定されない。本発明において、結晶性を有する熱可塑性樹脂とは、規則的に配向した分子鎖構造(結晶構造)を少なくとも一部に有することを意味し、例えば、X線回折、光散乱、X線小角散乱、電子顕微鏡観察などにより結晶構造の有無、形態などを確認することができる。
前記結晶性熱可塑性樹脂としては、例えば、ウレタン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ジエン系ブロック共重合体等、或いは、これらの少なくとも2種以上の混合物を挙げることができ、これらの中でも、アイオノマー樹脂が好適である。アイオノマー樹脂を使用することによって、耐久性に優れるカバーが得られるからである。
前記結晶性熱可塑性アイオノマー樹脂としては、エチレンとα,β−不飽和カルボン酸との共重合体中のカルボキシル基の少なくとも1部を金属イオンで中和したもの、または、エチレンとα,β−不飽和カルボン酸とα,β−不飽和カルボン酸エステルとの三元共重合体中のカルボキシル基の少なくとも一部を金属イオンで中和したもの等を挙げることができる。
前記中和用の金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン等の1価金属イオン;亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、銅イオン、マンガンイオンなどの2価金属イオン;アルミニウムイオン、ネオジムイオンなどの3価金属イオンなどが挙げられるが、特に亜鉛イオンが金属イオンの凝集体の結合力が大きく、架橋ジエン系ゴム粒子の分散に基づく機械的強度の低下が小さいことから好ましい。前記結晶性を有する熱可塑性アイオノマー樹脂の具体例としては、三井デュポンポリケミカル株式会社製のハイミラン1605(ナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、ハイミラン1707(ナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、ハイミラン1706(亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、ハイミランAM7315(亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、ハイミランAM7317(亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、ハイミラン1555(ナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、ハイミラン1557(亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、エクソンケミカル株式会社製のアイオテック8000(ナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、アイオテック7010(亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、デュポン社製のサーリン7930(リチウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、サーリン9945(亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)、サーリン8945(ナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体系アイオノマー樹脂の商品名)などが挙げられる。
本発明で使用できる他の結晶性熱可塑性樹脂としては、東レ(株)から商品名「ペバックス」で市販されている(例えば、「ペバックス2533」)熱可塑性ポリアミド樹脂、東レ・デュポン(株)から商品名「ハイトレル」で市販されている(例えば、「ハイトレル3548」、「ハイトレル4047」)熱可塑性ポリエステル樹脂、BASFジャパン社から商品名「エラストラン」で市販されている(例えば、「エラストランET880」)熱可塑性ポリウレタン樹脂等が挙げられる。
また、結晶性熱可塑性樹脂として使用できる前記ジエン系ブロック共重合体は、ブロック共重合体または部分水素添加ブロック共重合体の共役ジエン化合物に由来する二重結合を有するものである。その基体となるブロック共重合体とは、少なくとも1種のビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックAと少なくとも1種の共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックBとから成るブロック共重合体である。また、部分水素添加ブロック共重合体とは、上記ブロック共重合体を水素添加して得られるものである。ブロック共重合体を構成するビニル芳香族化合物としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−t−ブチルスチレン、1,1−ジフェニルスチレン等の中から1種または2種以上を選択することができ、スチレンが好ましい。また、共役ジエン化合物としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン等の中から1種または2種以上を選択することができ、ブタジエン、イソプレンおよびこれらの組み合わせが好ましい。好ましいジエン系ブロック共重合体の例としては、エポキシ基を含有するポリブタジエンブロックを有するSBS(スチレン−ブタジエン−スチレン)構造のブロック共重合体、または、エポキシ基を有するSIS(スチレン−イソプレン−スチレン)構造のブロック共重合体などが挙げられる。上記ジエン系ブロック共重合体の具体例としては、例えば、ダイセル化学工業(株)製の「エポフレンドA1010」、(株)クラレ製の「セプトンHG−252」などを挙げることができる。
本発明で使用するカバー用組成物は、上述した結晶性熱可塑性樹脂および融点が250℃以上の有機系造核剤の他に、さらに、オイル、亜鉛、酸化チタン、青色顔料などの顔料成分、炭酸カルシウムや硫酸バリウムなどの比重調整剤、分散剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、蛍光材料または蛍光増白剤などを、カバーの性能を損なわない範囲で含有してもよい。
本発明のゴルフボールのカバーの硬度(スラブ硬度)は、ショアD硬度で45以上であることが好ましく、より好ましくは46以上であり、さらに好ましくは47以上である。カバーが軟らかくなり過ぎると、スピン量が多くなり過ぎて飛距離が低下する場合があるからである。また、前記カバー硬度は、ショアD硬度で66以下であることが好ましく、より好ましくは65以下であり、さらに好ましくは64以下である。カバー硬度が硬くなり過ぎると、スピン量が低下して、コントロール性が低下する傾向があるからである。
また、本発明のゴルフボールのカバーの厚みは、特に限定されないが、0.4mm以上であることが好ましく、より好ましくは0.5mm以上であり、さらに好ましくは0.6mm以上である。カバーの厚みを0.4mm以上とすることによって、カバーの成形を容易にすることができる。カバー厚が薄くなりすぎると、カバーの成形性が難しくなり、生産性が低下するからである。また、カバーの厚みは、1.9mm以下であることが好ましく、より好ましくは1.8mm以下であり、さらに好ましくは1.6mm以下である。カバーの厚みが厚くなり過ぎると、スピン量が増加して、ゴルフボールの飛行性能が低下する場合がある。
本発明は、上述した結晶性熱可塑性樹脂および融点が250℃以上の有機系造核剤を含有するカバー用組成物から形成されたカバーを有するゴルフボールであれば、特に限定されず、糸巻きゴルフボール、ツーピースゴルフボール、若しくは、スリーピース以上のマルチピースゴルフボールのいずれの態様にも適用できる。いずれの態様であっても、本発明を適用することにより、耐久性、反発性、耐擦過傷性に優れるカバーを有するゴルフボールが得られるからである。
以下、本発明のゴルフボールを製造する方法について、ツーピースゴルフボールの態様に基づいて説明するが、本発明は、かかる製造方法に限定されるものではない。ツーピースゴルフボールのコアとしては、従来より公知のコアを使用することができ、例えば、基材ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、充填剤を含むコア用ゴム組成物を加熱プレスして成形したものを使用することが好ましい。
前記基材ゴムとしては、天然ゴムおよび/または合成ゴムを使用することができ、例えば、ポリブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)などを使用できる。これらの中でも、特に、反発に有利なシス結合が40%以上、好ましくは70%以上、より好ましくは90%以上のハイシスポリブタジエンを用いることが好ましい。
前記共架橋剤は、ゴム分子鎖にグラフト重合することによって、ゴム分子を架橋する作用を有するものであれば特に限定されず、例えば、α,β−不飽和カルボン酸および/またはその金属塩を挙げることができる。前記α,β−不飽和カルボン酸および/またはその金属塩としては、例えば、炭素数3〜8のα、β−不飽和カルボン酸および/またはその金属塩を挙げることができ、より好ましくはアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸亜鉛、メタクリル酸亜鉛などを挙げることができる。特に、金属塩として、亜鉛塩やマグネシウム塩を使用することも好ましい態様であり、得られるゴルフボールの反発性を高めることができる。コア用ゴム組成物中の前記共架橋剤の含有量は、基材ゴム成分100質量部に対して15質量部以上であることが好ましく、より好ましくは18質量部以上である。15質量部以上とすることによって、得られる成形体の硬度を適度なものとすることができる。成形体が軟らかくなりすぎると打撃時の変形量が大きくなり、塗膜の密着性が低下する場合があるからである。また、ゴム組成物中の前記共架橋剤の含有量は、基材ゴム成分100質量部に対して45質量部以下であることが好ましく、より好ましくは38質量部以下である。45質量部以下とすることによって、好適な打球感が得られる。
前記有機過酸化物は、基材ゴム成分を架橋するために配合されるものであり、基材ゴム成分100質量部に対して0.2質量部以上、より好ましくは0.5質量部以上であって、5質量部以下、より好ましくは3質量部以下配合されることが望ましい。0.2質量部未満では、コアが柔らかくなりすぎて、反発性が低下する傾向があり、5質量部を超えると、適切な硬さにするために、共架橋剤の使用量を増加する必要があり、反発性が不足気味になる。前記有機過酸化物としては、例えば、ジクミルパーオキサイド、1,1―ビス(t―ブチルパーオキシ)―3,5―トリメチルシクロヘキサン、2,5―ジメチルー2,5―ジ(t―ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ−t―ブチルパーオキサイド等が挙げられ、ジクミルパーオキサイドを使用することが好ましい。
コア用ゴム組成物に含有される充填剤としては、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、タングステン粉末、モリブデン粉末などの無機充填剤を挙げることができる。前記充填剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して、2質量部以上、より好ましくは3質量部以上であって、50質量部以下、より好ましくは35質量部以下であることが望ましい。充填剤の配合量が2質量部未満では、重量調整が難しくなり、50質量部を超えるとゴム成分の重量分率が小さくなり反発性が低下する傾向があるからである。
前記コア用ゴム組成物には、基材ゴム、共架橋剤、有機過酸化物、及び、充填剤に加えて、さらに、有機硫黄化合物、老化防止剤、又は、しゃく解剤等を適宜配合することができる。老化防止剤の配合量は、基材ゴム100質量部に対して、0.1質量部以上、1質量部以下であることが好ましい。また、しゃく解剤は、基材ゴム100質量部に対して、0.1質量部以上、5質量部以下であることが好ましい。
前記コア用ゴム組成物の加熱プレス成形条件は、ゴム組成に応じて適宜設定すればよいが、通常、130〜200℃で10〜60分間加熱するか、あるいは130〜150℃で20〜40分間加熱した後、160〜180℃で5〜15分間の2段階で加熱することが好ましい。
本発明では、上記の如く成形したコアを、上述した結晶性熱可塑性樹脂や融点が250℃以上の有機系造核剤などを含有するカバー用組成物で被覆して、ゴルフボール本体を作製する。カバーを成形する方法としては、例えば、まずカバー用組成物を予め半球殻状のハーフシェルに形成し、これを2枚用いてコアを包み、130〜170℃で1〜5分間加圧成形する方法;カバー用組成物をコアを被覆するように射出成形する方法などが適用される。
また、カバーを被覆してゴルフボール本体を作製する際には、通常、表面にディンプルと呼ばれるくぼみが形成される。さらに、ゴルフボール本体表面は、サンドブラスト処理のような研磨処理がなされてもよい。本発明のゴルフボールは、美観および商品価値を高めるために、通常ペイント仕上げ、マーキングスタンプ等を施すことも好ましい。
上記製法では、ツーピースゴルフボールの態様に基づいて説明したが、例えば、糸巻きゴルフボールの場合には、糸巻きコアを使用すればよく、スリーピース以上のマルチピースゴルフボールの場合には、コアとカバーとの間に少なくとも1層以上の中間層を設けることができる。
前記糸巻きコアは、センターとそのセンターの周囲に糸ゴムを延伸状態で巻き付けることによって形成した糸ゴム層とから成り、従来より公知のものを使用することができる。センターとしては液系(リキッドセンター)またはゴム系(ソリッドセンター)のいずれを用いてもよい。また、上記センター上に巻き付ける糸ゴムは、糸巻きゴルフボールの糸巻き層に従来から使用されているものと同様のものを使用することができ、例えば、天然ゴムまたは天然ゴムと合成ポリイソプレンに硫黄、加硫助剤、加硫促進剤、老化防止剤等を配合したゴム組成物を加硫することによって得られたものを用いてもよい。糸ゴムはセンター上に約10倍に引き伸ばして巻きつけて糸巻きコアを作製する。
また、スリーピース以上のマルチピースゴルフボールの中間層としては、カバーを構成する熱可塑性樹脂として使用できるものと同一のものを使用することができ、例えば、上述した熱可塑性アイオノマー樹脂、熱可塑性ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑性ウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂やジエン系ブロック共重合体等を使用することができる。前記中間層には、さらに、硫酸バリウム、タングステン等の比重調整剤、老化防止剤、顔料などが配合されていてもよい。
中間層を形成する方法としては、特に限定されないが、例えば、中間層形成用材料を予め半球殻状のハーフシェルに形成し、それを2枚用いてソリッドセンターを包み、加圧成形する方法、または、前記中間層用材料を直接ソリッドセンターの上に射出成形してソリッドセンターを包み込む方法などを採用できる。
本発明をツーピースゴルフボールもしくはマルチピースゴルフボールに適用する場合、コア(最外層を構成するカバーを除く部分)の直径は、38.0mm以上であることが好ましく、より好ましくは39.5mm以上、さらに好ましくは40.8mm以上である。コアの直径が38.0mm未満では、カバーが相対的に厚くなり過ぎて反発性が低下するからである。また、コアの直径の上限は、特に限定されないが、42.2mmであることが好ましく、より好ましくは42.0mmであり、さらに好ましくは41.8mmである。コアの直径が42.2mmを超えると相対的にカバーが薄くなり過ぎて、カバーによる保護効果が十分に得られないからである。
また、前記コアは、初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときの圧縮変形量が2.50mm以上であることが好ましく、より好ましくは2.60mm以上であり、さらに好ましくは2.70mm以上である。上記変形量が小さすぎると、コアが硬くなって打球感が低下する傾向がある。一方、初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときの圧縮変形量の上限は、特に限定されないが、4.50mmであることが好ましく、より好ましくは4.30mmであり、さらに好ましくは4.00mmである。前記変形量が大きすぎると、柔らかくなりすぎて打球感が重く感じられる場合がある。
また本発明のゴルフボールは、初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときの圧縮変形量が2.1mm以上であることが好ましく、より好ましくは2.3mm以上であり、さらに好ましくは2.5mm以上である。上記変形量が小さすぎると、打球感が硬くなって低下するからである。一方、初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときの圧縮変形量の上限は、特に限定されないが、4.0mmであることが好ましく、より好ましくは3.8mmであり、さらに好ましくは3.5mmである。前記変形量が大きすぎると、柔らかくなりすぎて打球感が重く感じられる場合がある。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明は、下記実施例によって限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の変更、実施の態様は、いずれも本発明の範囲内に含まれる。
[評価方法]
(1)ゴルフボール反発係数
23℃、50%RHの環境下で、各ゴルフボールに200gのアルミニウム製円筒物を45m/秒の速度で衝突させ、衝突前後の前記円筒物およびゴルフボールの速度を測定し、それぞれの速度および質量から各ゴルフボールの反発係数を算出した。測定は各ゴルフボールについて5回ずつ行って、その平均値を各ゴルフボールの反発係数とした。
尚、反発係数は、ゴルフボールNo.7の値を100として、指数化した値で示した。反発係数が大きいほど、反発性に優れたゴルフボールである。
(2)ゴルフボールの耐久性
ツルーテンパー社のスイングロボットにメタルヘッド#1ドライバーを取り付け、ヘッドスピードを45m/sに設定して、各ゴルフボールについて12個のゴルフボールを打撃し、衝突板に衝突させて評価した。評価基準は、ゴルフボールが壊れるまでの繰返打撃回数を測定し、12個のゴルフボールの平均を算出して、各ゴルフボールの評価結果とした。尚、耐久性は、ゴルフボールNo.7の値を100として、指数化した値で示し、値が大きい程、耐久性に優れることを意味する。
(3)ゴルフボール耐擦過傷性
ツルーテンパー社製のスイングロボットに市販のピッチングウエッジ(PW)を取り付け、ヘッドスピード36m/sに設定して、各ゴルフボールの2箇所を各1回打撃し、2箇所の打撃部を目視で観察して、以下の評価基準により評価した。
○:ボール表面に傷が残る場合もあるが、毛羽立ちはない程度
△:ボール表面に傷がはっきり残り、毛羽立ちが少し見られる程度
×:ボール表面がかなり削れ、毛羽立ちが目立つ程度
(4)圧縮変形量(mm)
ゴルフボールまたはコアに初期荷重98Nを負荷した状態から終荷重1275Nを負荷したときまでの圧縮方向の変形量(圧縮方向にゴルフボールが縮む量)を測定した。
(5)カバー硬度(スラブ硬度)
カバー用組成物を熱プレス成形により、厚み約2mmのシートに成形し、23℃で2週間保存した。このシートを、測定基板等の影響が出ないように、3枚以上重ねた状態で、ASTM−D2240に規定するスプリング式硬度計ショアD型を用いて測定した。
[ツーピースゴルフボール本体の作成]
(1)コアの作製
表1に示す配合のコア用ゴム組成物を混練し、半球状キャビティを有する上下金型内で170℃で15分間加熱プレスすることにより直径41.2mmの球状コアを得た。得られた球状コアの圧縮変形量は、2.95mmであった。
Figure 2005230454
ポリブタジエンゴム:JSR製のBR18(シス含有率96%以上)
アクリル酸亜鉛:日本蒸留製のZNDA−90S
酸化亜鉛:東邦亜鉛製の銀嶺R
ジフェニルジスルフィド:住友精化(株)製
ジクミルパーオキサイド:日本油脂製のパークミルD
(2)カバーの作製
表2に示したカバー用材料を、二軸混練型押出機によりミキシングして、ペレット状のカバー用組成物を調製した。押出条件は、スクリュー径45mm、スクリュー回転数200rpm、スクリューL/D=35であり、配合物は、押出機のダイの位置で170〜240℃に加熱された。得られたカバー用組成物を射出成形によりコア上に被覆し、次いで、金型からゴルフボール本体を取り出し、バリ取りをした後、表面にクリアペイントを塗装して、直径42.8mm、重量45.4gのゴルフボールを得た。
Figure 2005230454
ハイミラン1605:三井デュポンポリケミカル(株)製のナトリウムイオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体アイオノマー樹脂
ハイミラン1706:三井デュポンポリケミカル(株)製の亜鉛イオン中和エチレン−メタクリル酸共重合体アイオノマー樹脂
アデカスタブNA−10:融点が300℃以上であるリン酸ビス(4−tert−ブチルフェニル)ナトリウム
アデカスタブNA−11:融点が400℃以上であるリン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリウム
リン酸トリフェニル:融点49℃、富士タルク工業製L−100
有機短繊維:宇部興産社製のナイロン短繊維補強ポリマーLA1060
ホウ酸アルミニウムウィスカー:融点1440℃、四国化成工業製アルボレックスY3A(アミノシラン系カップリング剤で表面処理したもの)
上述のようにして得られたツーピースゴルフボールについて評価した結果を表2に併せて示した。
表2より、結晶性熱可塑性樹脂と融点が250℃以上の有機系造核剤を含有するカバー用組成物で形成したカバーを有するツーピースゴルフボールNo.1〜No.6は、反発性、耐久性、耐擦過傷性に優れることが分かる。特に、ゴルフボールNo.1〜No.4を比較すると、カバー用組成物中の結晶性熱可塑性樹脂成分100質量部に対して、有機系造核剤の含有量を増加させることによって、反発性、耐久性、及び、耐擦過傷性が改善されることが分かる。一方、ゴルフボールNo.5の結果より、有機系造核剤の含有量を多くしすぎても、却って改善効果が小さくなることが分かった。これらの結果より、カバー用組成物中の結晶性熱可塑性樹脂成分100質量部に対して、有機系造核剤の含有量を0.01質量部以上、0.4質量部以下とすることによって、反発性、耐久性、及び、耐擦過傷性に極めて優れたツーピースゴルフボールが得られることが分かる。
ゴルフボールNo.8及びNo.9は、カバー用組成物が融点が49℃のリン酸トリフェニルを結晶核剤として使用する場合であるが、カバー用組成物中への分散性が悪いためか、反発性、耐擦過傷性などが低下した。ゴルフボールNo.10は、カバー用組成物が有機系短繊維を含有する場合であり、反発性、耐久性、耐擦過傷性のいずれも低下する傾向があった。ゴルフボールNo.11は、ホウ酸アルミニウムウィスカーを含有する場合であり、反発性が著しく低下した。
本発明は、カバーを有するゴルフボールに適用であり、例えば、糸巻きゴルフボール、ツーピースゴルフボール、マルチピースゴルフボールなどに好適である。

Claims (5)

  1. カバーを有するゴルフボールであって、前記カバーを構成するカバー用組成物が、結晶性熱可塑性樹脂と融点が250℃以上の有機系造核剤とを含有することを特徴とするゴルフボール。
  2. 前記有機系造核剤は、リン酸エステル金属塩である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 前記有機系造核剤は、リン酸(tert−ブチルフェニル)エステルのナトリウム塩である請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 前記有機系造核剤は、融点が400℃以上であるリン酸2,2−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ナトリウム、または、融点が300℃以上であるリン酸ビス(4−tert−ブチルフェニル)ナトリウムである請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフボール。
  5. 前記カバー用組成物は、前記熱可塑性樹脂100質量部に対して、前記有機系造核剤を0.01〜0.4質量部含有するものである請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフボール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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