JP2005263308A - 冷凍麺及び冷凍麺弁当及びその容器 - Google Patents

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Abstract

【目的】 冷麺は一旦煮沸して再び冷して食するのが通常である。加熱手段等の固定的な調理場所を用いないで、水道水さえあれば冷麺を食することのできる冷凍弁当。
【構成】 容器本体1にざる状で冷凍麺4の入った冷凍麺入れ3とつゆ6、具7を入れるつゆ入れ5を一体とした中子8を設ける。上記を蓋2で密封した冷凍麺弁当となっている。冷凍した状態で流通し、コンビニ等で販売される。蓋2を開けて水道水を注ぐ、流し放しにするか、水換えをして冷凍麺4が戻されて冷麺となる。水を捨て、解凍されたつゆ6、具7を破袋してつゆ入れ5に入れる。冷凍麺4は麺条間に無数の隙間を有する。
【選択図】 図1


Description

本発明は煮沸又は電子レンジにより加熱することなく解凍して食するコンビニ等で販売するのに適する冷凍麺及び冷凍麺弁当の形態及びその容器の構成に関するものである。
冷凍麺は殆どのものが、煮沸解凍又は電子レンジによる加熱によっている。何故そうしているかというと、麺の成分である澱粉の性状によるためでそのようにしなければ糊化して食に適する性状にならないためである。一般にこれを戻すといっている。また、注湯により解凍することも行われている。常温に戻すことにより食するに耐える味覚が生ずる冷凍麺が提案されている。冷凍麺は通常の麺玉を冷凍したものであり、麺条の間は殆ど通水しない。
特開平9−200704号公報 特公平11−9210号公報
冷凍麺の一般的な販売方法は単にラップ包装又は容器に入れたまま冷凍状態として店頭に置いている。そして、冷凍麺の購入者は家庭に帰り戻して後、調味すべきものは調味して食している。
夏期になると冷し麺が賞用される。ところが冷し麺も冷凍麺を加熱して戻した後に、再び冷して食している。また、常温で戻すことにより食するに耐える味覚が生ずる冷凍麺の場合であっても家庭に戻り一旦湯で戻したりしている。
本発明は常温で戻すことにより食するに耐える味覚が生ずる冷凍麺であって、水道水さえあれば、何処でも簡易に冷麺とすることができる冷凍麺及び冷凍弁当及びこの冷凍弁当に用いられる食品容器を提供することを目的とする。
本出願に係る第1の発明は容器本体を密閉可能で開閉可能な蓋を有する食品容器において、
容器本体内に設けられ冷凍状態の冷凍麺を収容可能であると共に容器本体との間に通水可能な多数の小開口を有するざる状の冷凍麺入れと、
解凍した冷凍麺につけるつゆを冷凍した冷凍つゆを入れることのできるつゆ入れと、
冷凍麺入れと、つゆ入れとの間に空間をあけて冷凍麺入れと、つゆ入れとを収容する容器本体と、
容器本体を密閉可能で容器本体を開閉可能な蓋と、
を有することを特徴とする食品容器である。
本出願に係る第2の発明は冷凍麺入れとつゆ入れを一体成形して容器本体に丁度嵌まり込むようにしたことを特徴とする第1の発明に記載の食品容器である。
本出願に係る第3の発明は容器本体を密閉可能で開閉可能な蓋を有する食品容器に冷凍麺を収容した冷凍弁当であって、
容器本体内に設けられ冷凍状態の冷凍麺を収容可能であると共に容器本体との間に通水可能な多数の小開口を有するざる状の冷凍麺入れと、
冷凍麺入れに収納された冷凍麺と、
解凍した冷凍麺につけるつゆを冷凍した冷凍つゆを入れることのできるつゆ入れと、
つゆ入れに入れられる冷凍つゆと、
冷凍麺入れと、つゆ入れとの間に空間をあけて冷凍麺入れと、つゆ入れとを収容した容器本体と、
容器本体を密閉可能で容器本体を開閉可能な蓋と、
を有することを特徴とする冷凍麺弁当である。
本出願に係る第4の発明は冷凍麺は冷凍状態において無数の通水可能な隙間を設けてからませたものであることを特徴とする第3の発明に記載の冷凍麺である。
本出願に係る第5の発明はうどん、そば、中華麺等の麺類において、冷凍状態において無数の通水可能な隙間を生ずるように麺条をからませてあることを特徴とする冷凍麺である。
解決しようとする問題点は冷凍麺を水で如何に解凍し、解凍したその場で冷麺として食することのできる食品容器の形態である。そしてこの食品容器は冷凍麺と冷凍つゆを収納した状態で賞用される冷凍弁当を得ることができるということである。このため、解凍時間の短い冷凍麺を提供することである。
本発明は容器本体に対して密閉可能で開閉蓋を備えた食品容器を前提としている。この食品容器は容器本体との間に通水可能な開口を有する冷凍麺入れを備えている。この冷凍麺入れは冷凍麺を他へ移し変えたりしないで容器本体へ水道水を入れることにより解凍できる。そしてそのまま解凍された冷凍麺の食器となる。
つゆ入れが容器本体に設けてあるため、濃縮されたつゆは解凍して水でうすめるか、冷凍のままの袋を取り除いてつゆ入れに入れ加水して解凍する。
上記冷凍麺の最良の実施の形態は冷凍状態において無数の通水可能な隙間を生ずるように麺条をからませてある冷凍麺である。
図1は食品容器の長手方向に沿う縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は食品容器の平面図である。
容器本体1は方形で上縁は囲繞するようにフランジ1a−1付の嵌合部1aが設けてある。嵌合部1aに嵌合するフランジ2a−1付の嵌合部2aを有する蓋2を有する。容器本体1に対して蓋2は取り外し可能に密閉して装着して開閉可能又は取り外さないで開閉可能である。蓋2を容器本体1に対して取り外さないで開閉可能とするには嵌合部1a,2aの一辺のフランジ1a−1,2a−1の縁に沿って一体成形とする。即ち、図2に示すように容器本体1、蓋2の1つの縁において嵌合部1a,2aの外側を一体としてヒンジ12を設ける。ヒンジ12を設けないことにより蓋2は容器本体1に取り外し可能に密閉して装着される。
容器本体1内には多数の穴3aを設けたざる状の冷凍麺入れ3が設けてある。冷凍麺入れ3と容器本体1の外周部1cとの間には空間1dが設けてある。また容器本体1の底1eと冷凍麺入れ3の底3bとの間にも空間1fを設けてある。このような構成であるので空間1d,1fと冷凍麺入れ3内との間は穴3aを通じて通水可能となっている。冷凍麺入れ3はざる状であれば穴3aに限らない。冷凍麺入れ3は下縁のフランジ3dが容器本体1の底1eに着座し、上縁3cは蓋2に接近又は接触している。フランジ3dはまた、容器本体1の外周部1cに接近又は接触している。
冷凍麺入れ3内には水道水で戻しただけで食味が出る冷凍麺4が収容されている。通常の麺類は煮沸しないと賞味に耐えない。また、即席麺は湯で戻さないと賞味できない。ここでの冷凍麺4は例えば特許文献2に示した麺である。
ここで、冷凍麺4は冷凍する前の麺条をからませる段階で麺状間に無数の隙間が生ずるように、ばらけさせ乍絡ませる。この隙間は冷凍により麺条表面に生ずる霜上の結氷によりふさがれない程度でなるべく小さく通水可能であればよい。ここで、無数の隙間とは麺玉全体にわたり広く小隙間が分布していることをいう。
つゆ入れ5は冷凍麺入れ3と一体成形されている。つゆ入れ5にはパックになった濃縮つゆ6及び冷凍された具7が収容されている。具7はパックでもよくパックなしでもよく解凍すればそのまま食することができる生わかめ、ハム等である。
つゆ入れ5の底5aは容器本体1の底1eに載置され、上縁5bは蓋2に接近又は接触している。つゆ入れ5の下縁のフランジ5cは容器本体の底1e及び外周部1cに接近又は接触している。
冷凍麺入れ3とつゆ入れ5は別々に作って容器本体1につめ合わせてもよいが、これらは一体成形の方が製造上、取扱上よい。冷凍麺入れ3とつゆ入れ5と一体になったものを中子8と称するものとする。中子8は下部に容器本体1の底部に丁度嵌合するようにフランジ3d,5cを有する。フランジ3d,5cは中子全周わたってもよいし、中子8が容器本体1内で動かなければ部分的に設けてもよい。容器本体1の外周部1cは底すぼみであり上部に行くに従って容器断面が広くなっている。
蓋2と中子8の上縁3c,5bは接近又は接触しており、中子8を動かないようにしてある。
上記において、容器本体1の嵌合部1aのフランジ1a−1よりも中子8の上縁3c,5bは高い位置としてある。
容器本体1、蓋2、中子8、冷凍麺4、つゆ6、具7を一体としたものを冷凍して冷凍弁当としてコンビンエンスストアで販売する。
夏期、例えば建築現場で働く人がいる。
昼食の際には、これらを買って来て蓋2を開いて冷凍麺4に向って水道水をそそぐこの直接の水道水のそそぎで冷凍麺4は解凍して行く。冷凍麺4にそそがれた水は冷凍麺4の麺条間の隙間を通って次に穴3aを通じて空間1d,1f内へ流れ容器本体1のフランジ1a−1を越えて容器本体1から排出される。そして、数分待つと、冷凍麺4は氷が一部付着した状態で解凍される。ここで容器本体1から容器本体1を傾けて排水するつゆ6はつゆ入れ5に水道水を注いで半解凍になるのを待って破袋する、つゆ6を破袋して中身をつゆ入れに入れて後に水道水を入れて解凍するか何れでもよい。即ち、つゆは濃縮つゆであるから水で薄める必要がある。
なお、水道水を冷凍麺4に注水だけで解凍するのではなく、容器本体1に水を充満させ水換えをくり返して冷凍麺4の解凍を待ってもよい。なお、容器本体1に水が入るとつゆ入れ5に浮力が働くので、中子8は容器本体から浮上しないように設ける。このためフランジ3d,5cは容器本体1の外周1cにやや強く嵌合するように設けるとよい。
容器本体1、蓋2、中子8等は例えばポリスチレンPS製により製作している。解凍のみで食味のある冷凍麺の製法は提案されている。麺玉を作る際に麺条間に隙間を広い範囲にわたって多く設けることは押出ダイスの麺条を押し出す穴の間隔を大きくする等が一つの解決方法である。容器毎冷凍する技術は確立している。
コンビニエンスストアは広く展開している。
したがって本発明の冷凍弁当は広く賞用される可能性が大である。
冷凍麺の種類としては、冷麺に適する麺であれば、うどん、そば、中華等何れであっても適用できる。
夏期の水道水の温度は需要者の末端水栓において、出し始めは気温との差が小さく出し放しとした定常状態において、例えば大略19度C〜21度Cである。そして、末端水栓近くの水道管は気温近くになっており熱容量が大であり、水温が定常になるまではかなりの時間がかかる。従って、麺条間隙間の多い冷凍麺は短時間で解凍される。
図面は何れも実施の形態を示し、
冷凍弁当の長手方向に沿う縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1の平面図である。
符号の説明
1…容器本体 1a…嵌合部 1a−1フランジ 1c…外周部 1d…空間 1e…容器本体の底 1f…空間
2…蓋 2a…嵌合部 2a−1…フランジ
3…冷凍麺入れ 3a…穴 3b…冷凍麺入れの底 3c…上縁 3d…下縁のフランジ
4…冷凍麺
5…つゆ入れ 5a…つゆ入れの底 5b…上縁 5c…下縁のフランジ
6…濃縮つゆ
7…冷凍された具
8…中子
12…ヒンジ

Claims (5)

  1. 容器本体を密閉可能で開閉可能な蓋を有する食品容器において、
    容器本体内に設けられ冷凍状態の冷凍麺を収容可能であると共に容器本体との間に通水可能な多数の小開口を有するざる状の冷凍麺入れと、
    解凍した冷凍麺につけるつゆを冷凍した冷凍つゆを入れることのできるつゆ入れと、
    冷凍麺入れと、つゆ入れとの間に空間をあけて冷凍麺入れと、つゆ入れとを収容する容器本体と、
    容器本体を密閉可能で容器本体を開閉可能な蓋と、
    を有することを特徴とする食品容器。
  2. 冷凍麺入れとつゆ入れを一体成形して容器本体に丁度嵌まり込むようにしたことを特徴とする請求項1に記載の食品容器。
  3. 容器本体を密閉可能で開閉可能な蓋を有する食品容器に冷凍麺を収容した冷凍弁当であって、
    容器本体内に設けられ冷凍状態の冷凍麺を収容可能であると共に容器本体との間に通水可能な多数の小開口を有するざる状の冷凍麺入れと、
    冷凍麺入れに収納された冷凍麺と、
    解凍した冷凍麺につけるつゆを冷凍した冷凍つゆを入れることのできるつゆ入れと、
    つゆ入れに入れられる冷凍つゆと、
    冷凍麺入れと、つゆ入れとの間に空間をあけて冷凍麺入れと、つゆ入れとを収容した容器本体と、
    容器本体を密閉可能で容器本体を開閉可能な蓋と、
    を有することを特徴とする冷凍麺弁当。
  4. 冷凍麺は冷凍状態において無数の通水可能な隙間を設けてからませたものであることを特徴とする請求項3に記載の冷凍麺。
  5. うどん、そば、中華麺等の麺類において、冷凍状態において無数の通水可能な隙間を生ずるように麺条をからませてあることを特徴とする冷凍麺。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6313877U (ja) * 1986-05-31 1988-01-29
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