JP2005291407A - 逆流防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆流防止装置は正常に作動しているかどうか外部から確認できない問題があり、定期的に点検をして、逆流防止装置が正常に作動するか否かを確認する事が検討されている。逆流防止装置の機能が作動するか否か、簡単な方法で確認可能にし、誰にでも定期点検が出来るようにする事である。
【解決手段】逆流防止装置の第1逆止弁により区画された1次側流路と中間室を導通する導路を第1逆止弁をバイパスして形成し、その導路に外部より開閉可能な開閉装置を設けて、常時は閉弁とし、作動確認の際に開弁し1次側流路と中間室を導通して、擬似的に第1逆止弁が漏洩し、1次側流路と中間室の圧力差が小さくなり逃し弁が作動する状態として、逃し弁が作動し中間室の流体が排出口より排出されることで、逃し弁の作動を確認する事が出来るようにする。開閉装置を開弁し排出口からの排水を確認することで、逃し弁の作動が確認できるので誰でも確認出来る。
【選択図】 図1
【解決手段】逆流防止装置の第1逆止弁により区画された1次側流路と中間室を導通する導路を第1逆止弁をバイパスして形成し、その導路に外部より開閉可能な開閉装置を設けて、常時は閉弁とし、作動確認の際に開弁し1次側流路と中間室を導通して、擬似的に第1逆止弁が漏洩し、1次側流路と中間室の圧力差が小さくなり逃し弁が作動する状態として、逃し弁が作動し中間室の流体が排出口より排出されることで、逃し弁の作動を確認する事が出来るようにする。開閉装置を開弁し排出口からの排水を確認することで、逃し弁の作動が確認できるので誰でも確認出来る。
【選択図】 図1
Description
本発明は上流から下流に流れる流れの逆流を防止する逆流防止装置に関する。特に水道設備における水道水の流れの逆流を防止する減圧式逆流防止装置に関する。
従来、減圧式逆流防止装置は主に直結式加圧給水装置等に組込み水道本管への逆流を防止する装置として使用される最も信頼性の高い逆流防止装置であり、流路に一次側流路から中間室への流れを許容し、中間室から一次側流路への流れを阻止する第1逆止弁を設け、その第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室の圧力差が設定より大きいと閉弁し、設定より小さいと開弁して中間室を大気に開放する逃し弁を装設した構造になっている。最近、家庭用の設備機器の自動化が進み、水道に直結する設備機器が増加し、減圧式逆流防止装置も家庭用設備機器に組込まれる様になり、減圧式逆流防止装置を組込みしやすくする発明もなされている。
水道に直結する設備機器の増加に伴い逆流事故も増加し、家庭用設備機器に組込まれる逆流防止装置の安全性が検討され、機器に組込まれている逆流防止装置であっても定期的に作動確認の必要性が認識され、逆流防止装置に作動確認が簡単に出来る点検装置の付与が望まれている。
直結式加圧給水装置等に使用する減圧式逆流防止弁の点検は、減圧式逆流防止装置に点検するための点検口が設けられていて、専門家が点検装置を用いて点検する。しかし、使用者が定期的に点検しなければならない家庭用設備機器に組込まれる逆流防止装置の確認装置には不適切であり、その他殆どの逆流防止装置は取り外して分解し点検しなければならない。
特開2003−240146号公報
特開2003−239334号公報
日本水道協会「給水器具の維持管理指針2004」
解決しようとする問題点は、簡単な方法により使用者が定期的に作動を確認できる逆流防止装置が無いことである。
前述した課題を解決するために、本発明は流路に一次側流路から中間室への流れを許容し、中間室から一次側流路への流れを阻止する第1逆止弁を設け、その第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室の圧力差が設定より大きいと閉弁し、設定より小さいと開弁して中間室を大気に開放する逃し弁を装設した逆流防止装置の第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室を導通する導路を第1逆止弁をバイパスして形成し、その導路を開閉する開閉装置を設けて、常時は閉弁し遮断しておき、作動確認の際に開弁して1次側流路と中間室を導通し、擬似的に第一逆止弁が漏洩し一次側流路と中間室の圧力差が小さくなった状態にして、逃し弁が作動するか否かを確認することで、逆流防止装置の安全性を確認することを特徴とする。
流路に一次側流路から中間室への流れを許容し、中間室から一次側流路への流れを阻止する第1逆止弁を設け、その第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室の圧力差が設定より大きいと閉弁し、設定より小さいと開弁して中間室を大気に開放する逃し弁を装設した逆流防止装置は第1逆止弁の漏れの有無に関係なく、1次側流路と中間室の圧力差が小さくなると逃し弁が開弁して、中間室を大気に開放して、1次側流路への逆流を防止するのであるから、逃し弁が開弁すれば逆流は阻止され安全性が確保される。本発明は逆流防止装置の1次側流路と中間室を導通する導路を第1逆止弁をバイパスして形成し、その導路を開閉する開閉装置を設けて、常時は閉弁状態とし作動確認時に開弁して1次側流路と中間室を導通し1次側流路と中間室の圧力差を小さくし、擬似的に第1逆止弁が漏洩した状態にして、逃し弁が作動するか否かを確認し、第1逆止弁が異常を来し中間室の圧力が1次側流路の圧力に近づいた際、逃し弁が正常に作動し逆流を防止することを確認するのであるから、開閉装置を手動若しくは電気的に簡単に開閉出来るようにすれば、誰でも逆流防止装置の作動点検が出来る様になる。
本発明では流路に一次側流路から中間室への流れを許容し、中間室から一次側流路への流れを阻止する第1逆止弁を設け、その第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室の圧力差が設定より大きいと閉弁し、設定より小さいと開弁して中間室を大気に開放する逃し弁を装設した逆流防止装置について実施したが、流路に逆止弁の代わりにバルブ等の抵抗を設け、その抵抗の圧力差により逃し弁を開閉し、流路を大気に開放して、逆流を防止する逆流防止装置であっても抵抗をバイパスする導路を設け、導路を開閉する開閉装置を設けることにより同様の効果を得ることが出来る。
図1は本発明に係る逆流防止装置の一実施例の縦断面図である。1次側流路1と2次側流路2の間には、中間室3が設けられている。1次側流路1と中間室3の間には、1次側流路1から中間室3への流れを許容し、中間室3から1次側流路1への流れを阻止するように、第1逆止弁4が取り付けられ1次側流路1と中間室3を区画している。同様に中間室3と2次側流路2との間には、中間室3から2次側流路2への流れは許容し、2次側流路2から中間室3への流れは阻止するように、第2逆止弁5が取り付けられ中間室3と2次側流路2を区画している。
中間室3と中間室導路9により連通するDP下室8には、中間室3を大気に開放する逃し弁6を設けている。その逃し弁6は1次側流路1と1次導路12により連通するDP上室11とDP下室8との間に介装したダイアフラム7に取り付けら1次側流路1の圧力が閉弁方向の力、中間室3の圧力が開弁方向の力となり、その圧力差により開閉するように構成されている。又逃し弁6は、逃しバネ6aによって開弁方向に押圧されている。排出口10は逃し弁6より排出された流体を外部に排出する口である。
中間室側と1次側流路側を仕切る隔壁13に連通孔14を穿ち、その連通孔14を外部より水密に開閉可能にする開閉装置Aが設けられている。
図2は開閉装置A部の拡大図である。中間室側と1次側流路側を仕切る隔壁13のDP下室8と1次導路12を仕切る部位に連通孔14を穿ち、1次導路側に連通孔14を囲む弁座15を形成し、弁座15に対向する端面に弁16を形成した弁棒17を1次側流路1の外壁21に設けた穴に、弁16が弁座15に対向し水密に摺動可能に挿入して押えバネ19で弁16を弁座15に圧接し常態で連通孔14を閉弁状態としている。弁棒17を外部に突出させ開閉リング18を取り付けて、 開閉リング18を引くことで弁棒17を押えバネ19に対向して引き、弁16を弁座15から離し、連通孔14を開弁可能にする。押え板20は押えバネ19の押さえと弁棒17の抜け止めである。
1次側流路1を加圧すると、1次側流路1内の流体は、第1逆止弁4の第1バネ4aに抗して第1逆止弁4を開弁して、中間室3に流入し、さらに第2逆止弁5の第2バネ5aに抗して第2逆止弁5を開弁し2次側流路2に流入する。1次側流路1の流体が中間室3に流れ始めたときには、中間室3の圧力P2は、第1逆止弁4を第1バネ4aに抗して開弁する分だけ、1次側流路1の圧力P1よりもΔP低くなる。従って逃し弁6はダイアフラム7の受圧面積と圧力差ΔPの積の力と逃しバネ6aの力の差力により閉弁方向に押し圧され閉弁している。
第1逆止弁4、第2逆止弁5が閉弁した後、1次側流路1の圧力が降圧又は中間室3の圧力が昇圧して圧力差ΔPが小さくなり、ダイアフラム7の受圧面積と圧力差ΔPの積の力が逃しバネ6aの力より小さくなると逃し弁6は開弁し、中間室3内の流体を排出口10より排出し中間室3を大気に開放する。
従って、第1逆止弁4、第2逆止弁5、ダイアフラム7等の漏れの有無に関係なく、1次側流路1と中間室3の圧力差ΔPと逃しバネ6aの力関係により、逃し弁6が開弁し中間室3を大気に開放して1次側流路1と2次側流路2を分離することで、1次側流路1への流体の逆流が防止されるのであるから、逃し弁6の作動が最も重要であって、逃し弁6が作動していれば逆流は防止される。又逃し弁6が開弁し、排出口10より流体が流出することで、第1逆止弁4、第2逆止弁5等の異常を知ることも出来る。
1次側流路1を加圧した状態で2次側流路2の下流で閉弁すると、第1逆止弁4が第1バネ4aの力に相当する1次側流路1と中間室3との圧力差ΔPを保持して閉弁するので、逃し弁6は閉弁状態を維持する。開閉装置Aの開閉リング18を引き開閉装置Aを開弁して連通孔14を導通状態にすると、1次側流路1と中間室3を導通し、第1逆止弁4の漏れと同様となって1次側流路1と中間室3との圧力差ΔPが小さくなり、逃しバネ6aの力で、逃し弁6が開弁して中間室3の流体が排出口10より流出する。逃し弁6が固着等の異常の場合には開閉装置Aの開閉リング18を引き開閉装置Aを開弁して連通孔14を導通状態にしても、逃し弁6が開弁しないので、流体は排出口10より流出せず、逃し弁6の故障を知ることが出来る。
図3は本発明に係る逆流防止装置の一実施例の縦断面図であって開閉装置Aをダイアフラム7を介装する為の挟持部に装設した実施例である。図4はその開閉機構A部の拡大図である。DP上室11の挟持部22にDP上室11と連通する導路24を設け、その導路24のダイアフラム7を挟持する側壁に連通孔14を穿ち、内壁に連通孔14を囲む弁座15を形成し、弁座15に弁16を対向させ外部に水密で摺動可能に貫通する弁棒17を組み付けて開閉装置Aを前述の実施例と同様形成する。DP下室8の挟持部23の挟持面に、挟持部22の連通孔14に対向しDP下室8に連なる溝25を掘削する。ダイアフラム7の連通孔14に当たる部位は穴27を開け、溝25と連通孔14が連通するようにする。
DP上室側に開閉機構Aを形成し、連通孔14とダイアフラム7の穴27、DP下室8の溝25を照合して組み付けるだけでDP上室11とDP下室8を導通する導通路が開閉機構Aを介して形成され、開閉機構Aを開弁することでDP上室11とDP下室8が導通する。作動については前述の実施例1と同様である。
図5は本発明に係る別の型式の逆流防止装置の一実施例の縦断面図でダイアフラム7を介装する為の挟持部に開閉装置Aを装設した実施例である。図6はその開閉機構A部の拡大図である。この逆流防止装置は第一逆止弁4と逃し弁6が連動して作動する構造である。1次側流路1を加圧すると、1次側流路1内の流体は、Aバネ28とBバネ29に抗してダイアフラム7を押し下げて、第1逆止弁4を開弁して、中間室3に流入し、さらに第2逆止弁5の第2バネ5aに抗して第2逆止弁5を開弁し2次側流路2に流入する。1次側流路1の流体が中間室3に流れ始めたときには、中間室3の圧力P2は、第1逆止弁4をAバネ28とBバネ29に抗してダイアフラム7を押し下げて、開弁する分だけ、1次側流路1の圧力P1よりもΔP低くなる。従って逃し弁6はダイアフラム7の受圧面積と圧力差ΔPの積の力とAバネ28とBバネ29の力の差力により閉弁方向に押し圧され閉弁している。Aバネ28は逃し弁6を開弁する側に押し圧し、Bバネ29は第1逆止弁4を閉弁するように附勢されている。
第1逆止弁4、第2逆止弁5が閉弁した後、1次側流路1の圧力が降圧又は中間室3の圧力が昇圧して圧力差ΔPが小さくなり、ダイアフラム7の受圧面積と圧力差ΔPの積の力がAバネ28の力より小さくなると逃し弁6は開弁し、中間室3内の流体を排出口10より排出し中間室3を大気に開放する。従って第1逆止弁4と逃し弁6の開弁する圧力差にはBバネ29の力に相当する分の差が保持され、逃し弁6の誤作動がない構造となっている。それ以外の作動は前述の逆流防止装置と同じである。
本実施例はプラスチック成型により制作することを想定し、導路24を溝を掘削しダイアフラム挟持面側から連通孔14と弁座15設けた弁座板26を突き合わせすることで形成したこと以外は前述の実施例と同じである。図7は導路24を前述と同様の方法でDP下室側に設けた実施例であり、それ以外は前述の実施例と変わらない。
図8は本発明に係る逆流防止装置の一実施例の縦断面図であって開閉装置Aを単独で形成し、開閉装置Aを逆流防止装置から離れた位置に取り付け出来るようにした実施例である。1次側流路1,中間室3にそれぞれ接続口30,31を装設し、開閉装置Aの接続口34,35と管32,33で接続して、1次側流路1と中間室3を導通する導路を形成して開閉装置Aを開弁することにより1次側流路1と中間室3を導通状態になるように構築されている。その他作動等は前述の実施例と同じである。
1―――1次側流路 2―――2次側流路 3―――中間室
4―――第1逆止弁 5―――第2逆止弁 6―――逃し弁
7―――ダイアフラム A―――開閉装置 14――連通孔
15――弁座 16――弁 17――弁棒
26――弁座板 28――Aバネ 29――Bバネ
32――管 33――管
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Claims (2)
- 流路に一次側流路から中間室への流れを許容し、中間室から一次側流路への流れを阻止する第1逆止弁を設け、その第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室の圧力差が設定より大きいと閉弁し、設定より小さいと開弁して中間室を大気に開放する逃し弁を装設した逆流防止装置において、中間室と一次側流路を導通する導路を第一逆止弁をバイパスして形成し、その導路を開閉する開閉装置を設けて、開閉装置を開弁することで一次側流路と中間室を導通状態に出来るようにした逆流防止装置
- 流路に一次側流路から中間室への流れを許容し、中間室から一次側流路への流れを阻止する第1逆止弁を設け、その第1逆止弁により区画された一次側流路と中間室の圧力差が設定より大きいと閉弁し、設定より小さいと開弁して中間室を大気に開放する逃し弁を装設した逆流防止装置において、第1逆止弁により区画された一次側流路側と中間室側を区画する隔壁に一次側流路と中間室を導通する連通孔を穿ち、その連通孔を開閉する開閉装置を設けて、開閉装置を開弁することで一次側流路と中間室を導通状態に出来るようにした逆流防止装置
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2004108638A JP2005291407A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 逆流防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2004108638A JP2005291407A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 逆流防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2005291407A true JP2005291407A (ja) | 2005-10-20 |
Family
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Family Applications (1)
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| JP2004108638A Pending JP2005291407A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 逆流防止装置 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2005291407A (ja) |
-
2004
- 2004-04-01 JP JP2004108638A patent/JP2005291407A/ja active Pending
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