JP2005293053A - テスト支援装置及びテスト支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本番系システムの既設計算機をテスト系システムの新設計算機に置き換える老朽更新を行なうための並行運転テストを行なった場合に、新設計算機で発生した不具合を確実に検出し、その不具合の原因解析を効率よく行なうことができるようにする。
【解決手段】 既設計算機11から出力された動作結果と、新設計算機22から出力された動作結果とを比較する比較手段213と、上記比較手段213による比較の結果、既設計算機11から出力された動作結果と新設計算機22から出力された動作結果とが異なっていた場合に、新設計算機11における動作履歴を保存するように制御する動作履歴保存手段214とを設け、上記新設計算機22に不具合が発生した際にこの不具合を自動的に検出できるようにする。
【選択図】 図1


Description

本発明は、テスト支援装置及びテスト支援方法に関し、特に、アプリケーションプログラムの開発工程におけるシステムテストを行なうものに用いて好適なものである。
アプリケーションプログラムの開発工程におけるシステムテストの1つに、開発したプログラムを実際の業務環境と同じ条件下で動作させたときに、開発プログラム自身が正常に動作して、しかも他のプログラムに何ら問題が発生しないことを検証する運転テストがある。そして、上記運転テストを行った結果、特に問題が発生しないと判断されると、上記開発プログラムを、既に稼動している実際の業務システム(以下、本番系システムと称する)に組み込んだり、上記本番系システムと置き替えたりするようにしていた。
近年、業務において扱われる電子情報の重要性が高まっていることから、企業等では時間に関係なく上記電子情報の送受信が行われている。しかしながら、日常の企業活動を支える基本的な業務を処理する基幹系システムの本番系システムにおいては、一時的な中断や送受信の誤りがあってはならない。このため、上記本番系システムは、各部門または各部署との間で電子情報のやり取りが常時円滑に行なわれるように構成されているのが一般的である。
そのため、開発プログラムの運転テストを行なう際には、上記本番系システムに及ぼす様々な影響を最小限に抑えることが要求される。このような要求に応えるようにするために、上記本番系システムの正常な稼動を停止することなく、上記運転テストを行なうようにしていた。
すなわち、本番系システムの稼動を前提にして、開発したプログラムが正常に動作することを検証するシステム(以下、テスト系システムと称する)を動作させて、いわゆる本番系システムとテスト系システムとの並行運転テスト(パララン)を実施するようにしていた。
上記並行運転テストを行なう場合、本番系システムの既設計算機から相手側の通信機器に送信される伝文と同一内容の伝文をテスト系システムにも送り、テスト系システムにおける新設計算機と擬似相手機器との間で、上記伝文が正常に送受信されることを確認するようにしている。
これにより、テスト系システムにおいて、本番系システムで実際に用いられるデータを使用した送受信テストを実施することでき、本番系システムでの実業務の運用状況を考慮した確認テストをテスト系システムで行なうことを可能にしている。
図4は、従来のテスト支援システムの概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、従来のテスト支援システムは、既設計算機41及び相手側の通信機器42より構成された本番系システム40と、新設計算機51及び擬似相手機器52より構成されたテスト系システム50により構成されている。
このように構成された従来のテスト支援システムにおいて、上記本番系システム40とテスト系システム50とを並行運転させて、上記老朽更新するための動作テストを行なおうとする場合、例えば、既設計算機41の送信手段411を改造して、テスト系システム50に対して送信するための第1のテスト系システム用送信手段413を設けている。また、既設計算機41の受信手段412を改造して、テスト系システム50に対して送信するための第2のテスト系システム用送信手段414を設けている。
第1のテスト系システム用送信手段413は、送信手段411より相手側の通信機器42へ送信される伝文(以下、通信パケットと称する)を複製し、この複製した通信パケットを通信回線53経由でテスト系システム50へ送信する。
また、第2のテスト系システム用送信手段414は、相手側の通信機器42の送信手段422から送信された通信パケットが既設計算機41の受信手段412により受信されると、その通信パケットを複製して、テスト系システム50へ送信する。
一方、テスト系システム50には、新規計算機51及び擬似相手機器52が設けられており、新規計算機51には通信パケットを受信する受信手段511、上記通信パケットを擬似相手機器52へ送信するための擬似相手用送信手段512が設けられている。また、擬似相手機器52には、通信パケットを受信する受信手段521が設けられている。
受信手段511は、第1のテスト系システム用送信手段413及び第2のテスト系システム用送信手段414から夫々送信される通信パケットを受信する。また、擬似相手用送信手段512は、受信手段511で受信した通信パケットを、擬似相手機器52の受信手段521へ送信する。このような構成を構築して並行運転を実行することにより、新規計算機51における受信手段511及び擬似相手用送信手段512は、既設計算機41における送信手段411及び受信手段412と、同等の機能を有していることの確認が行なわれる。
また、ネットワークに接続されたマルチキャストグループに参加している全ての機器(ノード)に対して、マルチキャストグループ宛ての伝文(通信パケット)を複製したり転送したりする技術については、種々の技術が開示されている(例えば、特許文献1または特許文献2)。
特開2002−314605号公報 特開2002−118570号公報
しかしながら、本番系システムとテスト系システムとの並行運転テストにおいては、本番系システムで送受信されている伝文(通信パケット)をテスト系システムにも受け渡すようにしなければならないことから、本番系システムの構成を改造しなければならないという問題があった。
特に、データの送受信が複数の送受信機器間で正しく行われることを検証する場合、各送受信機器間に対応するデータをテスト系システムへ受け渡して並行運転テストを行なえるように改造しなければならないために、本番系システムにおける改造工数が大幅に増加してしまうという問題があった。
また、本番系システムを改造する際にミスが発生した場合、本番系システムでやり取りする伝文が正常に送受信されなくなる等の不具合が生じてしまい、実業務の遂行に重大な影響を及ぼしてしまうという問題があった。
さらに、本番系システムの既設計算機をテスト系システムの新設計算機に置き換える老朽更新を行なうための並行運転テストを行なう場合、人員を配置しておかないと、上記新設計算機に不具合が発生した際にそれを確実に検出することができないという問題があった。すなわち、多くの人手を投入しないと新設計算機で発生した不具合の原因解析を効率よく行なうことができない問題点があった。
そこで、本発明は上述した問題点にかんがみ、本番系システムの既設計算機をテスト系システムの新設計算機に置き換える老朽更新を行なうための並行運転テストを、多くの人手をかけることなく行なうことができるようにすることを第1の目的とする。
また、上記並行運転テストを行なう際に、上記本番系システムを変更することなく実施できるようにすることを第2の目的とする。
本発明のテスト支援装置は、本番系システムで稼動している既設計算機と、上記既設計算機に置き換えて稼動させる新設計算機との平行運転テストを支援するテスト支援装置であって、
上記既設計算機から出力された動作結果と、上記新設計算機から出力された動作結果とを比較する比較手段と、上記比較手段による比較の結果、上記既設計算機から出力された動作結果と上記新設計算機から出力された動作結果とが異なっていた場合に、上記新設計算機における動作履歴を保存する動作履歴保存手段とを有することを特徴としている。
本発明のテスト支援方法は、本番系システムで稼動している既設計算機と、上記既設計算機に置き換えて稼動させる新設計算機との平行運転テストを支援するテスト支援方法であって、
上記既設計算機から出力された動作結果と、上記新設計算機から出力された動作結果とを比較する比較ステップと、上記比較ステップによる比較の結果、上記既設計算機から出力された動作結果と上記新設計算機から出力された動作結果とが異なっていた場合に、上記新設計算機における動作履歴を保存する動作履歴保存ステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、本番系システムで稼動している既設計算機から出力された動作結果と、新設計算機から出力された動作結果とを比較した結果、各計算機から出力された動作結果が一致せずに異なっていた場合に、新設計算機の動作履歴を保存するようにしたので、並行運転テストを人手によって常に監視していなくても、新設計算機の不具合を確実に検出することができる。これにより、不具合が発生した場合には、その全てについて原因を追求することができるようになり、従来、人員を配置して行なっていた本番系システムとテスト系システムとの並行運転テスト(パララン)を無人で行なうことが可能となる。
また、本番系システム内で送受信される情報をキャプチャーするキャプチャー手段を設けたので、本番系システムで用いられるものと同一の情報を用いて、新設計算機の運転テストを行なうことができる。これにより、テスト系システムにおけるテストデータを準備する手間を不要にすることができる。また、実業務の稼動環境と同じ条件下で運転テストを行なうことができるので、機器に対する動作(機能)確認を高精度に行なうことが可能となる。
また、本番系システムの構成を何ら改造することなく、新設計算機の運転テストを行なうことが可能であるため、本番系システムを常に安定的に稼動させることができるとともに、時間に制限されずに実行可能な並行運転テストを実現できる。
次に、本発明のテスト支援装置及びテスト支援方法の諸実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明は、例えば、図1に示すようなテスト支援装置21に適用される。本発明に係るテスト支援装置21は、本番系システム10とテスト系システム20との平行運転テストを支援し、本番系システム10の既設計算機11をテスト系システム20の新設計算機22に置き換えて老朽更新を行なうためのものである。以下に詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態におけるテスト支援装置21を含むテスト支援システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、テスト支援システムは、本番系システム10と、テスト系システム20とを備え構成されている。以下に、その内容を説明する。
<本番系システム10の全体構成>
まず、本番系システム10について説明する。
図1に示すように、本番系システム10は、イーサネット(R)等の通信回線13を介して接続される既設計算機11及び相手側の通信機器12を備えている。また、既設計算機11は、第1の送信手段111及び第1の受信手段112を有し、相手側の通信機器12は、第2の受信手段121及び第2の送信手段122を有していて、通信パケットを相互にやり取りするように構成されている。
既設計算機11で生成された通信パケットは、第1の送信手段111より送出されて、通信回線13を介して相手側の通信機器12における第2の受信手段121へ送られる。一方、相手側の通信機器12で生成された通信パケット(例えば、受信応答通知等)は、第2の送信手段122より送出されて、通信回線13を介して既設計算機11の受信手段112へ送られる。
<テスト系システム20の全体構成>
続いて、テスト系システム20について説明する。
図1に示すように、テスト系システム20は、本実施の形態に係るテスト支援装置21及び新設計算機22を備えており、これらは通信回線を介して相互に通信可能に接続されている。また、テスト支援装置21は、本番系システム10とイーサネット(R)等の通信回線23により接続されている。
−テスト支援装置21の構成−
テスト支援装置21は、本番系システム10内の通信回線13から分岐した通信回線23を介して、既設計算機11と相手側の通信機器12との間で送受信されている通信パケットをキャプチャーするキャプチャー手段211と、既設計算機11から相手側の通信機器12に出力された通信パケット(送信パケット)を記憶する送信パケット記憶部212と、既設計算機11から出力された通信パケット(送信パケット)と新設計算機22から出力された通信パケットとを比較する出力比較手段213と、出力比較手段213での比較の結果、各計算機から出力された通信パケットが異なっていた場合に、新設計算機22における動作履歴を保存するよう制御する動作履歴保存手段214とを備え構成されている。ここで、具体的な動作履歴としては、通信ログやタスク起動ログ/ファイル入出力ログ、アプリケーションファイルの内容などが挙げられる。
また、キャプチャー手段211は、既設計算機11から相手側の通信機器12に出力された通信パケット(送信パケット)をキャプチャーする送信パケットキャプチャー部2111と、このキャプチャーした通信パケットを送信パケット記憶部212に転送する送信パケット転送部2113と、相手側の通信機器12から既設計算機11に入力される通信パケット(受信パケット)をキャプチャーする受信パケットキャプチャー部2112と、このキャプチャーした通信パケットを新設計算機22に転送する受信パケット転送部2114とを有している。
−新設計算機22の構成−
新設計算機22は、通信回線を介してテスト支援装置21の受信パケット転送部2114から転送された通信パケット(受信パケット)を受信する受信パケット受信手段221と、受信した通信パケット(受信パケット)を処理するアプリケーション222と、アプリケーション222で新たに生成された通信パケットをテスト支援装置21に出力する処理結果出力手段223と、テスト支援装置21から動作履歴の保存の指示を受けた場合に、自機器の動作履歴を取得する動作履歴取得手段224と、取得した動作履歴を記憶する動作履歴記憶部225とを備え構成されている。
<テスト支援装置21の動作>
次に、本実施の形態に係るテスト支援装置21の動作について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るテスト支援装置21を含むテスト系システム20の動作手順を示すフローチャートである。以下の説明では、図1に示したテスト支援システムの各構成と対応させて、図2に示した動作手順を説明する。
まず、図2に示すように、最初のステップS201では、通信回線23を介して接続された本番系システム10の既設計算機11と相手側の通信機器12との間で、所定の通信プロトコルに従って送受信された通信パケットをキャプチャー手段211でキャプチャーする。
続いて、ステップS202では、キャプチャー手段211でキャプチャーした通信パケットが、既設計算機11から相手側の通信機器12に出力された通信パケット(送信パケット)であるか、または、相手側の通信機器12から既設計算機11に入力される通信パケット(受信パケット)であるかを判定する。この判定の結果、ステップS201でキャプチャーした通信パケットが送信パケットであった場合には、ステップS203に進む。一方、ステップS202での判定の結果、ステップS201でキャプチャーした通信パケットが受信パケットであった場合には、ステップS205に進む。
続いて、ステップS203では、既設計算機11から出力された通信パケット(送信パケット)を送信パケットキャプチャー手段2111でキャプチャーする。続いて、ステップS204では、ステップS203でキャプチャーした通信パケット(送信パケット)を、送信パケット転送部2113を介して送信パケット記憶部212に記憶保持する。
一方、ステップS205では、既設計算機11に入力される通信パケット(受信パケット)を受信パケットキャプチャー手段2112でキャプチャーする。続いて、ステップS206では、ステップS205でキャプチャーした通信パケット(受信パケット)を、受信パケット転送部2114を介して新設計算機22に転送する。
ここで、通信パケットのキャプチャー方法について簡単に説明する。
通信回線を経由して、ある機器(例えば、コンピュータA)から他の機器(例えば、コンピュータB)へ伝送される通信パケットは、先ず、所定の通信プロトコルに従った通信しやすい形態に整えられる。すなわち、送信するデータを適当な大きさに分割し、いわゆる小包用荷札に相当する通信用のヘッダ情報を付加することによって通信パケットが生成される。
このとき、実際にやり取りするデータに先行する形で、プロトコル階層ごとのヘッダ情報が上記分割された通信パケットに付加される。具体的には、例えば、アプリケーションプログラムが、TCP/IPプロトコルを利用してデータ(通信パケット)をやり取りする場合、ヘッダ情報として、TCPヘッダ、IPヘッダ、さらにデータリンク層のヘッダ(例えば、イーサネット(R)ヘッダ)が付加される。
通常、通信回線13上の通信パケットが、上記ヘッダ情報で特定される宛て先へ伝送される際に、通信回線13に接続する全てのコンピュータに対して上記通信パケットが送信される。そして、その宛て先以外のコンピュータは、自分宛てのアドレスでない不必要な通信パケットが送られてきたとみなして、受け取った通信パケットを破棄し、宛て先のコンピュータのみがその通信パケットを最終的に受け取る。このように、ヘッダ情報の比較に基づいて、宛て先のコンピュータのみに、通信パケットが受信されるようになっている。
このような方法で通信パケットが送受信されるので、通信パケットに付加されたヘッダ情報の比較によって宛て先アドレスの照合を行なわないようにすれば、各コンピュータは通信回線13に流れる通信パケットを全て受け取ることが可能である。また、通信パケットのヘッダ情報を入手していれば、通信回線13上を流れる通信パケットがどのような通信をしているのかを調べることや、その通信パケットの内容を知ることが可能になる。
キャプチャー手段211は、上述した通信パケットのヘッダ情報を入手する場合の伝送方法を利用している。
例えば、本実施の形態では、本番系システム10における既設計算機11から相手側の通信機器12へ通信パケットを送信する際のヘッダ情報(送信元アドレス及び宛て先アドレス)、及び相手側の通信機器12から既設計算機11へ通信パケットを送信するためのヘッダ情報(送信元アドレス及び宛て先アドレス)を、キャプチャー手段211に予め知らせておく。
本実施の形態のキャプチャー手段211は、受信した通信パケットのヘッダ情報から、本番系システム10でやり取りされている通信パケットであることを確認すると、この通信パケットをキャプチャーする。次に、キャプチャー手段211は、キャプチャーした通信パケットを複製するとともに、宛て先アドレスをテスト支援装置21及び新設計算機22に再設定して、上記複製した通信パケットを転送するようにする。
具体的には、送信パケット転送部2113は、送信パケットキャプチャー部2111がキャプチャーした送信パケットに対して、送信パケット記憶部212を宛て先アドレスとするヘッダ情報を付加して転送する。また、これと同様に、受信パケット転送部2114は、受信パケットキャプチャー部2112がキャプチャーした受信パケットに対して、受信パケット受信手段221を宛て先アドレスとするヘッダ情報を付加して転送する。
ここで再び、図2のフローチャートに戻って説明を行なう。
ステップS206において、受信パケット転送部2114から転送された通信パケット(受信パケット)を、受信パケット受信手段221で受信した新設計算機22は、続いて、ステップS207において、受信した通信パケット(受信パケット)をアプリケーション222で処理する。続いて、新設計算機22は、ステップS208において、アプリケーション222で処理した結果、新たに生成された通信パケットを、処理結果出力手段223を介してテスト支援装置21に出力する。
続いて、ステップS209では、出力比較手段213において、送信パケット記憶部212に記憶保持されている、既設計算機11から出力された通信パケット(送信パケット)と、新設計算機22のアプリケーション222で新たに生成された通信パケットとを比較する。
続いて、ステップS210では、出力比較手段213による比較の結果、既設計算機11から出力された通信パケット(送信パケット)と、新設計算機22から出力された通信パケットとが一致するか否かを判定する。この判定の結果、各計算機から出力された通信パケットが一致した場合には、本フローチャートの処理を終了する。一方、ステップS210での判定の結果、各計算機から出力された通信パケットが一致せずに異なっていた場合には、ステップS211に進む。
続いて、ステップS211では、動作履歴保存手段214において、新設計算機22における動作履歴を保存するように制御する。
具体的には、動作履歴保存手段214において、新設計算機22に対して動作履歴を保存するように指示を出す。これを受けた新設計算機22は、動作履歴取得手段224において、自機器の動作履歴を取得し、取得した動作履歴を動作履歴記憶部225に記憶保持する。
本実施の形態のテスト支援装置21によれば、本番系システム10で稼動している既設計算機11から出力された通信パケットと、新設計算機22から出力された通信パケットとを比較した結果、各計算機11、22から出力された通信パケットが一致せずに異なっていた場合に、新設計算機22の動作履歴を自動的に保存するようにしたので、新設計算機22内のアプリケーション222の不具合を確実に検出するとともに、その不具合の原因までも追求することができる。これにより、従来、人員を配置しておかなければ高精度のテストを行なうことができなかった、本番系システムとテスト系システムとの並行運転テスト(パララン)を無人で行なうことが可能となる。
また、本番系システム10で送受信される通信パケットを、通信回線23を介してキャプチャー手段211でキャプチャーするようにしたので、本番系システム10で用いられるものと同一の通信パケット(データ)を用いて、新設計算機22の運転テストを行なうことができる。これにより、テスト系システム20におけるテストデータを準備する手間を不要にすることができる。また、実業務の稼動環境と同じ条件下で運転テストを行なうことができるので、機器に対する動作(機能)確認を高精度に行なうことが可能となる。
また、本番系システム10の構成を何ら改造することなく、新設計算機22の運転テストを行なうことが可能であるため、本番系システム10を常に安定的に稼動させることができるとともに、時間に制限されずに実行可能な並行運転テストを実現できる。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態におけるテスト支援装置31を含むテスト支援システムの概略構成を示すブロック図である。なお、第1の実施の形態におけるテスト支援装置21に対して共通する構成部分については同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
本実施の形態のテスト支援システムは、新設計算機32の動作履歴を記憶する動作履歴記憶部215をテスト支援装置31側に設けたものである。また、本実施の形態におけるテスト支援システムの動作については、図2のステップS201〜ステップS210までの処理は第1の実施の形態におけるテスト支援システムの処理を同様であるが、ステップS211の処理の流れが異なる。
具体的には、テスト支援装置31の動作履歴保存手段214から自機器の動作履歴を保存するように指示を受けた新設計算機32は、動作履歴取得手段224において、自機器の動作履歴を取得する。そして、取得した動作履歴をテスト支援装置31に送信する。これを受けたテスト支援装置31は、受信した動作履歴を動作履歴記憶部215に記憶保持する。
本実施の形態のテスト支援装置31によれば、自機器内に新設計算機32の動作履歴を記憶保持するようにしたので、上述した第1の実施の形態におけるテスト支援装置の効果に加え、さらに、新設計算機32に当該動作履歴が記憶保持されることによる記憶容量の負荷を軽減させることができる。
第1及び第2の実施の形態におけるテスト系システム20、30の構成では、通信回線23は通信回線13から分岐した別回線として構成されているが、本発明の実施の形態ではこれに限らず、同一の通信回線13により構成されていてもよい。
(本発明に係る他の実施の形態)
上述した第1の実施の形態及び第2の実施の形態におけるテスト支援装置を構成する各手段、並びにテスト系システムにおけるテスト支援方法の各ステップ(図2のステップS201〜ステップS211)は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
具体的に、上記プログラムは、例えばCD−ROMのような記録媒体に記録し、或いは各種伝送媒体を介し、コンピュータに提供される。上記プログラムを記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができる。他方、上記プログラムの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネットの等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムを実行することにより上述した第1及び第2の実施の形態における各機能が実現されるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述した第1及び第2の実施の形態における各機能が実現される場合や、供給されたプログラムの処理の全て或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述した第1及び第2の実施の形態における各機能が実現される場合も、かかるプログラムは本発明に含まれる。
第1の実施の形態におけるテスト支援装置を含むテスト支援システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るテスト支援装置を含むテスト系システムの動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるテスト支援装置を含むテスト支援システムの概略構成を示すブロック図である。 従来のテスト支援システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 本番系システム
11 既設計算機
111 第1の送信手段
112 第1の受信手段
12 相手側の通信機器
121 第2の受信手段
122 第2の送信手段
13 通信回線
20、30 テスト系システム
21、31 テスト支援装置
211 キャプチャー手段
2111 送信パケットキャプチャー部
2112 受信パケットキャプチャー部
2113 送信パケット転送部
2114 受信パケット転送部
212 送信パケット記憶部
213 出力比較手段
214 動作履歴保存手段
22、32 新設計算機
221 受信パケット受信手段
222 アプリケーション
223 処理結果出力手段
224 動作履歴取得手段
215、225 動作履歴記憶部
23 通信回線






Claims (8)

  1. 本番系システムで稼動している既設計算機と、上記既設計算機に置き換えて稼動させる新設計算機との平行運転テストを支援するテスト支援装置であって、
    上記既設計算機から出力された動作結果と、上記新設計算機から出力された動作結果とを比較する比較手段と、
    上記比較手段による比較の結果、上記既設計算機から出力された動作結果と上記新設計算機から出力された動作結果とが異なっていた場合に、上記新設計算機における動作履歴を保存する動作履歴保存手段とを有することを特徴とするテスト支援装置。
  2. 上記動作履歴保存手段は、上記新設計算機に設けられた記憶媒体に上記動作履歴を保存するようにすることを特徴とする請求項1に記載のテスト支援装置。
  3. 上記動作履歴保存手段は、自機器に設けられた記憶媒体に上記動作履歴を保存するようにすることを特徴とする請求項1に記載のテスト支援装置。
  4. 上記本番系システム内で送受信される情報をキャプチャーするキャプチャー手段と、
    上記キャプチャー手段によってキャプチャーされた情報を情報記憶媒体に転送する第1の情報転送手段と、
    上記キャプチャー手段によってキャプチャーされた情報を上記新設計算機に転送する第2の情報転送手段とを更に有し、
    上記比較手段は、上記キャプチャー手段でキャプチャーされ上記情報記憶媒体に記憶されていた情報と、上記新設計算機から出力された情報とを比較処理することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のテスト支援装置。
  5. 本番系システムで稼動している既設計算機と、上記既設計算機に置き換えて稼動させる新設計算機との平行運転テストを支援するテスト支援方法であって、
    上記既設計算機から出力された動作結果と、上記新設計算機から出力された動作結果とを比較する比較ステップと、
    上記比較ステップによる比較の結果、上記既設計算機から出力された動作結果と上記新設計算機から出力された動作結果とが異なっていた場合に、上記新設計算機における動作履歴を保存する動作履歴保存ステップとを有することを特徴とするテスト支援方法。
  6. 上記動作履歴保存ステップは、上記新設計算機に設けられた記憶媒体に上記動作履歴を保存するようにすることを特徴とする請求項5に記載のテスト支援方法。
  7. 上記動作履歴保存ステップは、自機器に設けられた記憶媒体に上記動作履歴を保存するようにすることを特徴とする請求項5に記載のテスト支援方法。
  8. 上記本番系システム内で送受信される情報をキャプチャーするキャプチャーステップと、
    上記キャプチャーステップによってキャプチャーされた情報を情報記憶媒体に転送する第1の情報転送ステップと、
    上記キャプチャーステップによってキャプチャーされた情報を上記新設計算機に転送する第2の情報転送ステップとを更に有し、
    上記比較ステップは、上記キャプチャーステップでキャプチャーされ上記情報記憶媒体に記憶されていた情報と、上記新設計算機から出力された情報とを比較処理することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のテスト支援方法。

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