JP2005296038A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者によって傷を付けられることなく、遊技を途中で一旦停止しても、停止前と同じ状態で遊技を継続できるようにする。
【解決手段】 遊技機は、遊技物を有する遊技盤と、遊技盤に遊技球を発射する発射装置と、発射装置が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な発射ハンドル41と、を備え、発射ハンドル41が、発射装置が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な回転部材45と、回転部材45がスラスト方向へ移動するのを回転部材45のスラスト方向の両側から規制する1対の規制部材43,44とを備え、1対の規制部材43,44の少なくとも一方の規制部材43,44と回転部材45との隙間に、該隙間を埋める隙間埋め部材52,51を設け、隙間埋め部材52,51が、回転部材45が回転させられた位置に回転部材45を保持する表面を有している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、特に、遊技を途中で一旦停止しても、停止前と同じ状態で遊技を継続できる遊技機に関する。
従来、遊技機は、遊技部材を設けてある遊技盤に遊技球を発射する発射装置を操作する発射ハンドルを備えている。発射ハンドルは、主として、発射装置が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な回転部材と、この回転部材がスラスト方向へ移動するのを回転部材のスラスト方向の両側から規制する1対の規制部材等で構成されている(特許文献1参照)。そして、回転部材が円滑に回転できるように、規制部材と回転部材との間に10円、100円等のコインを差し込めそうな僅かな隙間を設けてある。
また、発射ハンドルは、遊技者によって回転部材が復帰ばねに抗して回転されると、その回転角に応じて、発射装置の発射力を変えるようになっている。復帰ばねは、回転部材を回転開始位置に復帰回転させるようになっている。
このため、遊技者は、遊技を開始して間もない間、遊技部材の入賞口に入賞する遊技球の割合が最も大きい発射ハンドルの最適な回転位置を探し出し、その後、その最適な回転位置を微調整しながら発射ハンドルを保持し続けて、遊技を継続することが多い。
特開平9−22865号公報
ところで、遊技者が、遊戯中、遊技機から離れて、タバコを購入したり、休憩したりすることがある。このようなとき、遊技者が発射ハンドルから手を離すため、回転部材は復帰ばねによって、回転開始位置に復帰回転することになる。このため、遊技者によっては、遊技機に戻ったとき、再度、最適な回転位置を探し出す手間を省く目的で、回転部材と規制部材との隙間にコイン等の挿入物を無理に押し込んで回転部材を最適な回転位置に仮固定してから、遊戯機を離れることがある。
なお、遊技機は、遊技者が発射ハンドルから手を離すと、発射装置を自動的に停止させるようになっている。すなわち、遊技機の発射装置は、発射ハンドルに人体の一部が触れて発射ハンドルがアースされていないと、作動しないようになっている。
このように、従来の遊技機は、回転部材と規制部材との間に挿入物をこじるようにして無理に挿入されることがあり、発射ハンドルに損傷を受けるという問題があった。
本発明は、遊技を途中で一旦停止しても、停止前と同じ状態で遊技を継続できる遊技機を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、遊技物を有する遊技盤(16)と、前記遊技盤(16)に遊技球を発射する発射装置(31)と、前記発射装置(31)が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な発射ハンドル(41)と、を備えた遊技機(11)において、前記発射ハンドル(41)が、前記発射装置(31)が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な回転部材(45)と、前記回転部材(45)がスラスト方向へ移動するのを前記回転部材(45)の前記スラスト方向の両側から規制する1対の規制部材(43,44)とを備え、前記1対の規制部材(43,44)の少なくとも一方の規制部材(43,44)と前記回転部材(45)との隙間に、該隙間を埋める隙間埋め部材(52,51)を設け、前記隙間埋め部材(52,51)が、前記回転部材(45)が回転させられた位置に前記回転部材(45)を保持する表面を有していることを特徴とする遊技機(11)である。
請求項2に係る発明は、前記回転部材(45)を回転開始位置に復帰回転させる付勢手段(46)を備え、前記隙間埋め部材(52,51)が、前記回転部材(45)が回転させられた位置に該付勢手段(46)の付勢力に抗して前記回転部材(45)を保持する表面を有していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機(11)である。
請求項3に係る発明は、前記隙間埋め部材(52,51)が、ゴム材料によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機(11)である。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、実施の形態との対応を容易にして、発明の理解を助ける便宜的なものであり、本願特許請求の範囲の記載に何ら影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明は、規制部材と回転部材との隙間を回転部材の回転を規制する摩擦係数を備えた隙間埋め部材で埋めてあるので、遊技者が回転部材から手を離しても、最適な回転位置を保持しておくことができて、隙間に挿入物を無理に押し込まれることがなくなり、発射ハンドルが損傷を受けることがなくなる。
請求項2に係る発明は、回転部材を回転開始位置に復帰回転させる付勢手段を備えていても、遊技者が回転部材から手を離しても、回転部材を最適回転位置に保持しておくことができる。
請求項3に係る発明は、隙間埋め部材がゴム材料によって形成されているので、隙間埋め部材が安価であり、隙間部材を設けたことによって、発射ハンドルのコストが高くならないようにすることができる。
以下、本発明の実施形態の遊技機としてのパチンコ機を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の遊技機としてのパチンコ機の正面図である。図2は、図1の背面図である。図3は、発射装置と発射ハンドルを設けてある受け皿ユニットを手前側斜め上方から見た皿ユニットの外観斜視図である。図4は、発射ハンドルの側面図である。図5は、発射ハンドルの分解側面図である。
図1に示すように、遊技機としてのパチンコ機11は、枠状の筐体12、遊技盤保持枠13、及び前面パネル14等で構成されている。遊技盤保持枠13は、遊技盤16を有して、筐体12に回転自在に設けてある。前面パネル14は、遊技盤保持枠13を開閉できるように、筐体12に回転自在に設けてある。前面パネル14は、遊技盤16を覆うガラスを有して遊技盤16を開閉するガラス枠18と、遊技球としてのパチンコ球を発射する発射装置31及びこの発射装置31を操作する発射ハンドル41を設けてある皿ユニット19とを有している。
遊技盤16の前面には、液晶からなる特別図柄表示画面22を有するエスカッション20と、複数の入賞口15と、特別入賞口17と、どの入賞口にも入らなかったパチンコ球が遊技盤16から排出されるアウト口21と、不図示の障害釘等を設けてある。特別図柄表示画面22は、遊技盤16のほぼ中央に位置してエスカッション20の開口20aから露出するように設けてある。
図2に示すように、パチンコ機1の背面側には、島に設置してある貯留装置から一度に多数のパチンコ球が送り込まれても受け止めることのできる賞球タンク23と、賞球タンク23から流出する賞球を案内する横案内路24及び不図示の縦案内路と、表側に特別図柄表示画面22を備えた液晶ユニット25と、サブ制御基板26と、パチンコ機全体を制御する主制御基板27と、パチンコ機全体の電源となる電源ユニット28と、賞球の払い出し制御を行う払い出し制御基板29と、発射装置31を発射制御する発射制御基板30等を備えてある。
主制御基板27は、パチンコ機全体を制御するため、パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部と、これらのプログラムを実行するマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。
次に、図3乃至図5に基づいて、発射ハンドル41を説明する。なお、図4、図5において左側から遊技者が発射ハンドル41を把持するので、図4、図5の左側を手前側、右側を奥側とする。
発射ハンドル41は、皿ユニット19に固定された本体42と、本体42に取り付けられた指先接触片44と、指先接触片44に取り付けられた掌接片43と、指先接触片44と掌接片43とに両側から回転自在に支持された回転部材45と、指先接触片44と回転部材45との間に位置する隙間埋め部材としての第1隙間埋めリング51と、回転部材45と掌接片43との間に位置する隙間埋め部材としての第2隙間埋めリング52と、回転部材45と掌接片43との間に設けた付勢手段としての復帰ばね46等を備えている。
指先接触片44の手前側端部には、環状突部53を手前側に向けて突設してある。回転部材45の奥側端部には、環状突部53を受け入れる環状凹部54を形成してある。また、掌接片43の奥側端部には、環状突部55を奥側に向けて突設してある。回転部材45の手前側端部には、環状突部55を受け入れる環状凹部56を形成してある。なお、環状突部53と環状凹部54は、第1隙間埋めリング51を回転支持する回転支持部63を構成している。同様に、環状突部55と環状凹部56は、第1隙間埋めリング52を回転支持する回転支持部64を構成している。
第1隙間埋めリング51は、環状突部53の外周に装着されるようにリング状に形成されている。また、第2隙間埋めリング52も、環状突部55の外周に装着されるようにリング状に形成されている。
以上の発射ハンドル41の各部品は、図5に示す位置関係において、ねじ57を、指先接触片44に形成した貫通孔58に挿入し、第1隙間埋めリング51、回転部材45の貫通孔59、第2隙間埋めリング52を貫通させて、掌接片43に突設してあるボス軸60にねじ込んで締め付けると、図4に示すように組み立てられる。
発射ハンドル41が組み立てられると、ボス軸60の先端が指先接触片44のボス部61の凹部62に挿入されて凹部62の底に当接して、指先接触片44の手前側面44aと掌接片43の奥側面43aとの間隔が、第1隙間埋めリング51の厚みT1、回転部材45の厚みT2、第2隙間埋めリング52の厚みT3の合計寸法とほぼ同一になるようにしてあるので、回転部材45は1対の規制部材としての指先接触片44と掌接片43とにスラスト方向の移動を規制されて遊技者によって回転できるようになっている。
回転部材45は、環状突部53と環状凹部54との嵌合と、環状突部55と環状凹部56との嵌合とによって、指先接触片44と掌接片43とに支持されて回転するようになっている。回転部材45は、遊技者が回転しやすくするため、3つの第1乃至第3指掛け突起47,48,49を、指を受け入れ可能な間隔に回転外周面45aに設けてある。本体42、指先接触片44、回転部材45及び掌接片43はプラスチック成型品であるが、回転部材45は導電性材料、例えば金属材料で形成されている。回転部材45は、樹脂成型品の表面をクロームメッキしてある場合が多い。
掌接片43及び回転部材45が金属材料で形成されているのは、発射ハンドル41に遊技者の手(体の一部)が触れたとき、発射ハンドル41がアースされて発射装置31が作動し、遊技者が発射ハンドル41から手を離したとき、発射装置31が自動的に停止するようにするためである。
第1隙間埋めリング51は、指先接触片44と回転部材45との隙間を埋めており、復帰ばね46の復帰回転力を受けている回転部材45が復帰回転しないだけの摩擦係数を備えた材料、例えばゴム材料、あるいは摩擦係数の大きい樹脂材料等で形成されている。第2隙間埋めリング52も、掌接片43と回転部材45との隙間を埋めて、復帰ばね46の復帰回転力を受けている回転部材45が復帰回転しないだけの摩擦係数を備えた材料、例えばゴム材料、あるいは摩擦係数の大きい樹脂材料等で形成されている。
なお、第1隙間埋めリング51が指先接触片44と回転部材45に接触する表面である面51aの摩擦係数と、第2隙間埋めリング52が掌接片43と回転部材45に接触する表面である面52aの摩擦係数は、約0.4乃至約1.2であるのが好ましい。
復帰ばね46は、図1、図3において、回転部材45を左方向に回転付勢するようになっている。
以上の構成において、遊技者が皿ユニット19にパチンコ球を供給して、例えば、図3に示す発射ハンドル41の第1指掛け突起47の左側に右手の親指を掛け、第2、第3指掛け突起47,48の間に人差し指を掛け、第2、第3指掛け突起48,49の間に中指を掛け、第3指掛け突起49の右側に薬指、小指を掛けて、回転部材45を図3に示す矢印方向に回転させると、発射装置31が発射制御基板30の制御によってパチンコ球を遊技盤16に発射する。発射されたパチンコ球は、遊技盤16を転動落下して、いずれかの入賞口15,17に入球すると、パチンコ機11の背面に貯留してあるパチンコ球が、入賞口15,17に応じた数だけ皿ユニット19に賞球として供給される。パチンコ球が、どこの入賞口15,17にも入球しない場合、アウト口21からアウト球として排出される。
本実施形態のパチンコ機11は、指先接触片44と回転部材45との隙間、掌接片43と回転部材45との隙間を第1、第2隙間埋めリング51,52で埋め、かつ第1、第2隙間埋めリング51,52の摩擦係数を、回転部材45の復帰回転を阻止する摩擦係数に設定してあるので、遊技者が発射ハンドル41から手を離しても、回転部材45を最適な回転位置に保持しておくことができて、従来と異なって、上記隙間にコイン等の挿入物を無理に押し込まれることがなくなる。
したがって、本実施形態のパチンコ機11は、発射ハンドル41に傷を付けられたり,発射ハンドル41の一部分を破損されたりすることがなくなる。
なお、以上の実施形態のパチンコ機11は、既に製作されていた遊技機の発射ハンドル41に第1、第2隙間埋めリング51,52を設けたため、復帰ばね46を有しているが、第1、第2隙間埋めリング51,52の摩擦抵抗によって回転部材45を回転規制するようになっているので、復帰ばね46は、必ずしも必要としない。復帰ばね46を設けていないときの第1、第2隙間埋めリング51,52の摩擦係数は、回転部材45の微調整回転を行えるとともに、パチンコ機11に人がぶつかったときの振動等によって回転部材45の位置がずれない程度の摩擦係数に設定されているのが好ましい。すなわち、前述した約0.4乃至約1.2よりも小さくてよい。
また、指先接触片44と回転部材45との隙間と、指先接触片44と掌接片43との隙間とに隙間埋めリング51,52を設けてあるが、必ずしも、両方の隙間に設ける必要はない。いずれか一方の隙間に設けてあってもよい。
本発明の実施形態の遊技機としてのパチンコ機の正面図である。 図1の背面図である。 発射装置と発射ハンドルを設けてある受け皿ユニットを手前側斜め上方から見た皿ユニットの外観斜視図である。 発射ハンドルの側面図である。 発射ハンドルの分解側面図である。
符号の説明
11 パチンコ機(遊技機)
16 遊技盤
30 発射制御基板
31 発射装置
41 発射ハンドル
42 本体
43 掌接片(規制部材)
43a 奥側面
44 指先接触片(規制部材)
44a 手前側面
45 回転部材
45a 回転外周面
46 復帰ばね(付勢手段)
51 第1隙間埋めリング(隙間埋め部材)
52 第2隙間埋めリング(隙間埋め部材)
52a 面(表面)
53 環状突部
53a 面(表面)
54 環状凹部
55 環状突部
56 環状凹部

Claims (3)

  1. 遊技物を有する遊技盤と、
    前記遊技盤に遊技球を発射する発射装置と、
    前記発射装置が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な発射ハンドルと、を備えた遊技機において、
    前記発射ハンドルが、前記発射装置が遊技球を発射する勢いを回転角に基づいて制御可能な回転部材と、前記回転部材がスラスト方向へ移動するのを前記回転部材の前記スラスト方向の両側から規制する1対の規制部材とを備え、
    前記1対の規制部材の少なくとも一方の規制部材と前記回転部材との隙間に、該隙間を埋める隙間埋め部材を設け、
    前記隙間埋め部材が、前記回転部材が回転させられた位置に前記回転部材を保持する表面を有していることを特徴とする遊技機。
  2. 前記回転部材を回転開始位置に復帰回転させる付勢手段を備え、前記隙間埋め部材が、前記回転部材が回転させられた位置に該付勢手段の付勢力に抗して前記回転部材を保持する表面を有していることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記隙間埋め部材が、ゴム材料によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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