JP2005296054A - 給茶機能付き電気ポット - Google Patents
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Abstract
【課題】 給湯機能と給茶機能との整合性を保ちながら湯の温度制御をできるだけ簡単な構成で、かつ安価に実現することが可能な給茶機能付き電気ポットを提供する。
【解決手段】 電気ポット本体2と給茶機本体3とが一体的に結合されるとともに、電気ポット本体2と給茶機本体3の双方の動作を制御する制御手段12、およびお茶を飲むのに適した茶対応温度に湯を保温する茶対応保温モードと、これよりも高温に湯を保温する高温保温モードとをそれぞれ設定する保温モード設定手段16を備え、制御手段12は、保温モード設定手段16で設定された保温モードに基づいて湯の温度制御を行う。
【選択図】 図5
【解決手段】 電気ポット本体2と給茶機本体3とが一体的に結合されるとともに、電気ポット本体2と給茶機本体3の双方の動作を制御する制御手段12、およびお茶を飲むのに適した茶対応温度に湯を保温する茶対応保温モードと、これよりも高温に湯を保温する高温保温モードとをそれぞれ設定する保温モード設定手段16を備え、制御手段12は、保温モード設定手段16で設定された保温モードに基づいて湯の温度制御を行う。
【選択図】 図5
Description
本発明はは、電気ポットに給茶機能を付属させた給茶機能付き電気ポットに関する。
従来より各家庭やオフィスにおいて電気ポットが広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。また、近年では、茶葉を粉状にし、この粉茶をコップ等の容器に入れてそのまま湯を注いで喫茶することも行われている。このような粉茶は、スプーンなどで特に計量しなくても常に一定量を簡単に容器に入れることがてきれば便利である。このため、従来技術では、一定量の粉茶を供給することが可能な給茶機が提供されている。
すなわち、従来の給茶機は、粉茶を入れるホッパの下部にスクリュを設け、このスクリュにモータを接続し、給茶スイッチを押すとモータが一定時間にわたってスクリュを回転し、これによりホッパに貯められている粉茶の一定量が給茶口から排出されるようにしている。
さらに、従来技術では、給茶機に対して給湯機構を接続して、粉茶と湯とを自動的にコップ等の容器に注入できるようにした装置も提供されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、前者のような給茶機単体のものは、喫茶のためには電気ポットを別途準備する必要があるので、両者を揃えることを前提して見た場合には装置全体が高価なものになる。また、電気ポットと給茶機とを別々に設置する必要があるので、設置面積を十分にとれない狭いところでは置き場所に困り、使い勝手が悪い。
さらに、給茶機の動作を制御するコントローラと、電気ポットの動作を制御するコントローラとは別々になるため、両者の制御動作の整合性をとることが難しい。例えば、粉茶に湯を注いで飲むのに適した温度は約80℃前後であるが、従来の電気ポットでは、このようなことは考慮されておらず、保温モードでは98℃や90℃程度の比較的高温に加熱して保温するようにしている。したがって、お茶を飲みたいときには、冷水を注ぎ足したり、湯が自然に冷えるのを待つ必要があるなど、余分な手間と時間がかかる。
また、後者の特許文献2のものは、容器を置いておくだけで一定量の粉茶と適温の湯ととが自動的に注がれるので、容器の移動が不要であり、また湯の温度も適切に設定されている分、使い勝手は良いが、従来のものは装置全体の形状が極めて大きく、家庭やオフィスの片隅に置いて利用するといったことが難しい。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、給湯機能と給茶機能との整合性を保ちながら湯の温度制御を行うことができ、かつ使い勝手が良く、しかも、できるだけ簡単な構成で、かつ安価に実現することが可能な給茶機能付き電気ポットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の給茶機能付き電気ポットは、次の構成を採用している。
すなわち、請求項1記載における給茶機能付き電気ポットは、電気ポット本体と給茶機本体とが一体的に結合されており、前記電気ポット本体には湯を貯める内容器、給湯ポンプ、湯の加熱保温用のヒータ、および湯の吐出口が設けられ、前記給茶機本体にはホッパ、給茶モータ、茶の吐出口がそれぞれ設けられ、また、前記電気ポット本体と給茶機本体の双方の動作を制御する制御手段、およびお茶を飲むのに適した茶対応温度に湯を保温する茶対応保温モードとこれよりも高温に湯を保温する高温保温モードとをそれぞれ設定する保温モード設定手段を備え、前記制御手段は、この保温モード設定手段に設定された保温モードに基づいて湯の温度制御を行うことを特徴とする。
請求項2記載における給茶機能付き電気ポットは、請求項1記載の発明の構成において、前記制御手段は、前記保温モード設定手段による保温モードが未設定の場合には茶対応保温モードに基づいて湯の温度制御を行うものであることを特徴とする。
請求項3記載における給茶機能付き電気ポットは、請求項1または請求項2に記載の発明の構成において、前記制御手段は、前記保温モード設定手段により茶対応保温モードが設定された場合には湯を沸騰させることなく茶対応保温温度まで昇温してから保温する温度制御を行い、高温保温モードが設定された場合には湯を沸騰温度まで昇温してから保温する温度制御を行うものであることを特徴とする。
請求項4記載における給茶機能付き電気ポットは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発明の構成において、前記制御手段は、茶対応保温モードが設定されている状態で、高温保温モードが設定された場合、あるいは沸騰キーがオンされた場合には、茶対応保温モードを解除して湯を沸騰温度まで昇温してから高温保温モードで設定された湯温に保温する温度制御に移行するものであることを特徴とする。
請求項5記載における給茶機能付き電気ポットは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の発明の構成において、前記制御手段は、前記保温モード設定手段により茶対応保温モードが設定された場合には茶対応保温温度以下の所定の温度範囲内において前記給湯ポンプの給湯動作を許容する制御を行うものであることを特徴とする。
請求項6記載における給茶機能付き電気ポットは、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発明の構成において、前記制御手段は、給茶機本体の給茶モータが起動されてから所定時間内は、電気ポット本体の給湯ポンプに対する通電量を給茶モータを起動しない場合の通電量よりも少なくなるように制御するものであることを特徴とする。
請求項7記載における給茶機能付き電気ポットは、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発明の構成において、前記制御手段は、前記給湯ポンプが起動された場合には給茶動作を所定の期間にわたって停止するものであることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、電気ポット本体と給茶機本体とが一体的に結合されていて、お茶を飲むのに適した茶対応保温温度に湯を保温したり、高温に湯を加熱して保温したりすることにより、給茶機能との整合性を保つように湯の温度制御を行うことができる。しかも、湯の温度制御は単一の制御手段によって行われるため、装置全体の制御機能の構成が簡素化されるとともに、安価に実現することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、通常は高温保温モードよりも茶対応保温モードが優先されるので、お茶を飲みたいときに湯が比較的高温に保温されている状態から喫茶に適した温度まで湯が自然に冷えるのを待ったり、冷水を注ぎ足したりするなどの余分な手間と時間が不要となる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、茶対応保温モードが設定された場合には湯を沸騰させることなく茶対応保温温度まで昇温してから保温される。したがって、短時間の内に喫茶に適した温度まで到達させることができ、スピーディにお茶を入れることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、通常は茶対応保温モードが優先されているが、熱い湯が必要なときには直ちに高温保温モードに移行させて湯を沸騰させた後に高温保温モードで設定された湯温に保温することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、湯沸かし中であっても、お茶を飲むのに適した温度範囲内であれば給湯することができる。このため、直ぐにでもお茶を飲みたいという要求に十分に応えることが可能になる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、給茶機本体の給茶モータが起動されてから所定時間内は、電気ポット本体の給湯ポンプに対する通電量を給茶モータを起動しない場合の通電量よりも少なくするので、給湯時の湯の勢いが強くて粉茶が舞い上がって飛散するなどの不具合発生を確実に防止することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、給湯ポンプが起動された場合には給茶動作を所定期間にわたって停止するので、給湯時の蒸気が茶吐出口から給茶機械本体内に侵入して粉茶が湿気て固化するなどの不具合が生じるのを防止することができる。
[実施の形態1]
図1はこの実施の形態1における給茶機能付き電気ポットの全体を示す斜視図、図2は同正面図、図3は図2の縦断面図、図4は図2のA−A線に沿う断面図、図5は同じ給茶機能付き電気ポットの操作パネルの部分を拡大して示す平面図である。
図1はこの実施の形態1における給茶機能付き電気ポットの全体を示す斜視図、図2は同正面図、図3は図2の縦断面図、図4は図2のA−A線に沿う断面図、図5は同じ給茶機能付き電気ポットの操作パネルの部分を拡大して示す平面図である。
この実施の形態1における給茶機能付き電気ポット1は、電気ポット本体2と給茶機本体3とが外装ケース4によって一体的に結合されている。
電気ポット本体2には、湯を貯めるために断熱構造をなすステンレス鋼製の真空二重容器で構成された内容器7、湯の吐出口8、内容器7の湯を吐出口8に給湯する給湯ポンプ9、湯の加熱保温用のヒータ10、給水用の開閉蓋11、湯の温度を検出する図示しない温度センサなどが設けられている。
さらに、電気ポット本体2の上部の開閉蓋11よりも前方の突出部分には、その内部にマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンという)で構成される制御手段12が設けられ、さらにその上部には給湯用操作パネル15が設けられている。
給湯用操作パネル15には、保温モード選択キー16、湯を再沸騰させる場合に操作される再沸騰キー17、給湯ポンプ9を起動するための給湯キー18、この給湯キー18のロック状態を解除するために操作されるロック解除キー19、および液晶表示部20などが設けられている。
そして、上記の保温モード選択キー16は、特許請求の範囲における保温モード設定手段に相当するもので、お茶(ここでは主として粉茶)を飲むのに適した茶対応温度(例えば、ここでは85℃)に湯を保温する茶対応保温モードを設定したり、これよりも高温(例えば、ここでは沸騰温度に近い98℃、あるいは省エネ用の90℃)に湯を保温する高温保温モードを設定できるようになっている。そして、液晶表示部20には、この保温モード選択キー16で選択された保温モードに対応した保温温度(例えば85℃,98℃,90℃)が表示される。
一方、給茶器本体3には、粉茶を貯留するためのホッパ23、ホッパ23への茶投入用の開閉蓋24、粉茶を外部に排出する吐出口25、ホッパ23内の粉茶を吐出口25に送るスクリュ26および給茶モータ27などが設けられている。また、外装ケース4の前方上部には、給茶用操作パネル30が設けられている。
給茶用操作パネル30には、給茶動作を実行する場合に操作される給茶キー31、お茶を追加する場合に操作される追加キー32、茶種として粉茶かコーヒーかを選択する選択キー33、茶種を明示するLEDなどの表示ランプ34などが設けられている。
そして、上記の制御手段12は、マイコンに所定の制御プログラムをインストールすることにより、給湯用操作パネル15および給茶用操作パネル30の各キー操作に応じて電気ポット本体2と給茶機本体3の双方の動作を制御する機能を果たすようになっている。
次に、上記構成の給茶機能付き電気ポットにおける制御手段12による湯温制御動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図中の符号Sは各処理ステップを意味する。
制御手段12は、湯温制御を開始したときには、まず、図示しない温度センサの検出出力に基づいて湯温が80℃以上か否かを判断する(ステップ0)。湯温が80℃を越えている場合には、保温モード選択キー16で設定されている保温モードに基づいて湯温を保温する制御を行う(ステップ9)。例えば、給湯用操作パネル15の保温モード選択キー16で設定されているのが茶対応保温モードであれば、その保温モードに応じた茶対応保温温度(85℃)まで昇温してから保温する温度制御に移行する。また、保温モード選択キー16によって高温保温モードとして98℃保温モードが設定されているときには湯温を98℃まで加熱して保温し、また、保温モード選択キー16によって高温保温モードとして省エネ保温モードが設定されているときには湯温を90℃まで加熱して保温する制御を行う。
一方、ステップ0で、湯温が80℃以下であるときには、茶対応保温モードが既に設定されているか否かを判断する(ステップ1)。茶対応保温モードが設定されていなければ、湯が沸騰加熱するまで加熱し(ステップ10)、その後、目標温度に達したならば、
保温モード選択キー16で設定されている高温保温モード(すなわち、98℃あるいは90℃の加熱保温モード)に保温する温度制御を行う(ステップ11)。
保温モード選択キー16で設定されている高温保温モード(すなわち、98℃あるいは90℃の加熱保温モード)に保温する温度制御を行う(ステップ11)。
また、ステップ1で茶対応保温モードが既に設定されているときには、保温モード選択キー16で高温保温モード(98℃あるいは90℃)が新たに設定されたか否かを判断する(ステップ2)。高温保温モードが新たに設定された場合には、湯が沸騰するまで一旦加熱し(ステップ10)、その後、湯温が低下して目標温度(98℃あるいは90℃)に達したならば、この温度に保温する温度制御を行う(ステップ11)。このように、通常は茶対応保温モードが優先されているが、熱い湯が必要なときには直ちに高温保温モードに移行させて湯を沸騰させた後に高温保温モードで設定された湯温(98℃あるいは90℃)に保温することができるため便利である。
また、ステップ2で高温保温モードが新たに設定されなかった場合には、制御手段12は、次に再沸騰キー17がオンされたか否かを判断する(ステップ3)。再沸騰キー17がオンされた場合には、湯が沸騰加熱するまで加熱し(ステップ10)、その後、目標温度(85℃、98℃、90℃のいずれかの温度)に達したならば、保温モード選択キー16で設定された保温モードに対応した温度に保温する温度制御を実行する(ステップ11)。
さらに、ステップ3で再沸騰キー17がオンされなかった場合、制御手段12は、温度センサの検出出力に基づいて湯温が70℃以上か否かを判断する(ステップ4)。湯温が70℃以上であれば、給湯ロックを解除して給湯可能な状態にする(ステップ5)。一方、湯温が70℃以下であれば、お茶を飲むのに不適な温度であるので給湯用操作パネルの例えば液晶表示部20に警告等を表示して注意を促す(ステップ6)。なお、警告表示の代わりに給湯ロック状態を強制的に維持して給湯キー18を操作しても出湯しないようにしてもよい。
そして、引き続いて茶対応保温温度(85℃)に達するまで加熱し(ステップ7)、その目標温度に達すると(ステップ8)、この茶対応保温温度(85℃)で保温されるように温度制御を行う(ステップ9)。
このように、この実施の形態1では、電気ポット本体2と給茶機本体3とが一体的に結合されていて、お茶を飲むのに適した茶対応保温温度に湯を保温したり、それよりも高温に湯を加熱して保温したりして、給茶機能との整合性を保つように湯の温度制御を行うことができる。しかも、湯の温度制御は単一の制御手段12によって行われるため、装置全体の制御機能の構成が簡素化されるとともに、安価に実現することが可能になる。
また、通常は高温保温モードよりも茶対応保温モードが優先されるので、お茶を飲みたいときに湯が比較的高温に保温されている状態から喫茶に適した温度まで湯が自然に冷えるのを待ったり、冷水を注ぎ足したりするなどの余分な手間と時間が不要となる。
さらに、保温モードが設定されたときには常に湯を沸騰させるようにすると、内容器7が真空二重容器で構成されているためにお茶を飲むのに最適な茶対応保温温度(85℃)まで湯温が低下するまでに時間がかかってしまう。これに対して、この実施の形態1では、茶対応保温モードが設定された場合には湯を沸騰させることなく茶対応保温温度まで昇温するとその温度で保温されるため、短時間の内にお茶が飲めるようになる。
[実施の形態2]
この実施の形態2の給茶機能付き電気ポットの基本的な構成は図1ないし図5に示した実施の形態1の場合と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
この実施の形態2の給茶機能付き電気ポットの基本的な構成は図1ないし図5に示した実施の形態1の場合と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
この実施の形態2の特徴は、制御手段12による湯の温度制御動作にある。したがって、ここでは、制御手段12による湯温制御動作について、図7に示すフローチャート、および図8に示すタイミグチャートを参照して説明する。なお、図中の符号Sは各処理ステップを意味する。
給湯用操作パネル30の保温モード選択キー16によって高温保温モード(98℃あるいは90℃の保温)が設定された場合には(ステップ20)、実施の形態1の場合と同様に、湯が沸騰加熱するまで一旦加熱する(ステップ21)。そして、図示しない温度センサによって沸騰が検知されたならば(ステップ22)、制御手段12が備える内部タイマによる計時を開始した後(ステップ23)、98℃あるいは90℃に保温する温度制御を行う(ステップ24)。
そして、この実施の形態2の特徴として、高温保温モード(98℃または90℃)が選択された場合であっても、所定の時間T0が経過したときには(ステップ25)、高温保温モードから茶対応保温モードに切り替える。すなわち、ヒータ10への通電をオフにして茶対応保温温度(85℃)まで湯温が低下するようにし(ステップ26)、茶対応保温温度(85℃)に湯温が到達すると(ステップ27)、この茶対応保温温度が維持されるようにヒータ10の通電をオン/オフするなどして保温制御を行う(ステップ28)。
このように、この実施の形態2では、高温保温モード(98℃あるいは90℃)を設定した場合でも、所定時間T0が経過した後は自動的に茶対応保温モードに移行してお茶を飲むのに適した温度(85℃)に保温されるため、お茶を飲むために給湯用操作パネル15の保温モード選択キー19を操作するなどの余分な手間が不要となって便利である。
[実施の形態3]
この実施の形態3の給茶機能付き電気ポットの基本的な構成は図1ないし図5に示した実施の形態1の場合と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
この実施の形態3の給茶機能付き電気ポットの基本的な構成は図1ないし図5に示した実施の形態1の場合と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
この実施の形態3の特徴は、制御手段12による給湯および給茶の連携制御動作にある。したがって、ここでは制御手段12による給湯および給茶の制御動作について、図9に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図中の符号Sは各処理ステップを意味する。
例えば、ここでは給茶用操作パネル30の茶種選択キー33によって粉茶を選択した後、給茶キー31を操作すると(ステップ30)、給茶モータ27によりスクリュ26が駆動されてホッパ23に貯められている一定量の粉茶が吐出口25から吐出される。この粉茶が吐出される時点で給湯ロックが解除されて給湯キー17の操作が可能になる(ステップ31)。給茶キー31が操作されたということは引き続いて出湯動作が行われてお茶を飲むことが想定される。したがって、この実施の形態3のように、給茶動作に連動して自動的に給湯ロックが解除されるようにしておけば、その都度、給茶キー31の操作とワンセットでロック解除キー19を押すといった手間を省くことができるので便利である。
次いで、制御手段12が備える第1内部タイマによる計時を開始する(ステップ32)。この第1内部タイマは、給湯ポンプ9の能力を小さくする期間T1を設定するために使用される。そして、この第1内部タイマがタイムアップしたか否かを判断し(ステップ33)、タイムアップしていなければ、給湯キー18がオンされたか否かを判断する(ステップ34)。給湯キー18がオンされなければステップ33に戻る一方、給湯キー18がオンされたならば、給湯ポンプ9の駆動電圧を通常の場合よりも小さく設定してから(ステップ35)、給湯ポンプ9を動作させて給湯を行う(ステップ36)。このときは、給湯ポンプ9からの給湯量は通常の場合よりも少ないので、茶碗などの容器36に入れた粉茶が湯の勢いよって飛び散るなどの不具合を防止することができる。
そして、第2内部タイマによる計時を開始する(ステップ37)。この第2内部タイマは、給湯後に給茶動作を停止させるための期間T2を設定するために使用される。続いて、給茶キー31を操作しても給茶モータ27が動作しないように給茶動作をロックして(ステップ38)、ステップ33に戻る。
時間経過により、第1内部タイマがタイムアップすると(ステップ33)、次に、第2内部タイマがタイムアップしたか否かを判断する(ステップ39)。そして、第2内部タイマがタイムアップすると(ステップ39)、給茶動作が可能なようにロックを解除する(ステップ40)。このように、第2内部タイマがタイムアップするまでの期間T2中は給茶動作がロックされているので、給湯時の蒸気が吐出口25からホッパ23内に侵入して粉茶が湿気るなどの不具合を防止することができる。
ステップ30において給茶キー31がオンされない場合、あるいはステップ40で給茶動作のロックが解除されると、次に、安全性確保のため給湯ロックを行って給湯キー18が押されても給湯されないようにする(ステップ41)。次に、ロック解除キー19が押された場合には(ステップ42)、給湯キー18のロックを解除して給湯可能な状態にする(ステップ43)。
引き続いて、給湯キー18がオンされたか否かを判断し(ステップ44)、給湯キー18がオンされたときには、給湯ポンプ9の駆動電圧をお茶を飲む場合の駆動電圧よりも大きく設定してから(ステップ45)、給湯ポンプ9を動作させて給湯を行う(ステップ46)。この場合、粉茶が飲まれない可能性が高いので、給湯ポンプによる給湯量を多しても何ら不具合は生じない。
このように、この実施の形態3では、給茶機本体3の給茶モータ27が起動されてから所定期間T1内は、電気ポット本体2の給湯ポンプ9に対する通電量を給茶モータ27を起動しない場合の通電量よりも少なくして給湯量を抑えるので、茶碗やコップなどの容器36に入れた粉茶が湯の吐出時の勢いのために飛び散るなどの不具合発生を確実に防止することができる。
また、給湯ポンプ9が起動された場合には給茶動作を所定期間T2にわたって停止するので、給湯時の蒸気が吐出口25からホッパ23に侵入して粉茶が湿気て固化するなどの不具合が生じるのを防止することができる。
なお、この実施の形態3において、給茶動作が行われた後の所定期間T1中は給湯量を少なくするようにしているが、これに限らず、例えば、最初は給湯ポンプ9による給湯量を少なくしておき、時間経過と共に次第に給湯量を増加させるような制御を行うようにしてもよい。
上記の各実施の形態1〜3について、次のような各種の変形例や応用例を考えることができる。
上記の各実施の形態1〜3では、理解を容易にするために茶対応保温モードにおける茶対応温度として85℃を、高温保温モードとして沸騰温度に近い98℃(省エネ用では90℃)をそれぞれ保温温度した場合について説明したが、これらの値に限定されるものでないことは勿論である。
上記の各実施の形態1〜3では、理解を容易にするために茶対応保温モードにおける茶対応温度として85℃を、高温保温モードとして沸騰温度に近い98℃(省エネ用では90℃)をそれぞれ保温温度した場合について説明したが、これらの値に限定されるものでないことは勿論である。
また、上記の各実施の形態1〜3では、粉茶を給茶して喫茶する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、紅茶やコーヒーなど、他の茶種を喫茶する場合についても適用することができる。この場合、茶種に応じて給湯ポンプ9の動作時間を変えて適切な給湯量が自動的に設定される構成とすることも可能である。また、茶種に応じてホッパ23の形状を変えるとともに、各ホッパ23の形状に応じたスイッチを設け、ホッパ23を給茶機本体3にセットすると、茶種に応じたスイッチがオンして自動的に茶種を判別できるようにすることも可能である。
また、粉茶がホッパ23内に長期に放置されたままであると品質が劣化するので、ホッパ23の開閉蓋24に開閉検知センサを設けて、粉茶の賞味期間よりも長く開閉蓋24の開閉が行われなかった場合には報知できるようにしてもよい。
さらにまた、上記の各実施の形態1〜3においては、単一の制御手段12を設け、この制御手段12によって給茶機能と給湯機能とを共に制御している。しかし、既存の電気ポットの給湯機能をそのまま維持して、給茶機能のみを新たに付加する場合には給茶機本体3側に専用の制御手段を設け、電気ポット側の制御手段との連携をとるように構成することも可能である。これにより、新たに制御プログラムを作成する場合に比較して開発費の削減が可能になる。
1 給茶機能付き電気ポット
2 電気ポット本体
3 給茶機本体
7 内容器
8 吐出口
9 給湯ポンプ
10 ヒータ
12 制御手段
16 保温モード選択キー(保温モード設定手段)
23 ホッパ
25 吐出口
27 給茶モータ
2 電気ポット本体
3 給茶機本体
7 内容器
8 吐出口
9 給湯ポンプ
10 ヒータ
12 制御手段
16 保温モード選択キー(保温モード設定手段)
23 ホッパ
25 吐出口
27 給茶モータ
Claims (7)
- 電気ポット本体と給茶機本体とが一体的に結合され、前記電気ポット本体には湯を貯める内容器、給湯ポンプ、湯の加熱保温用のヒータ、および湯の吐出口が設けられ、前記給茶機本体にはホッパ、給茶モータ、茶の吐出口がそれぞれ設けられ、また、前記電気ポット本体と給茶機本体の双方の動作を制御する制御手段、およびお茶を飲むのに適した茶対応温度に湯を保温する茶対応保温モードとこれよりも高温に湯を保温する高温保温モードとをそれぞれ設定する保温モード設定手段を備え、前記制御手段は、この保温モード設定手段に設定された保温モードに基づいて湯の温度制御を行うことを特徴とする給茶機能付き電気ポット。
- 前記制御手段は、前記保温モード設定手段による保温モードが未設定の場合には茶対応保温モードに基づいて湯の温度制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の給茶機能付き電気ポット。
- 前記制御手段は、前記保温モード設定手段により茶対応保温モードが設定された場合には湯を沸騰させることなく茶対応保温温度まで昇温してから保温する温度制御を行い、高温保温モードが設定された場合には湯を沸騰温度まで昇温してから保温する温度制御を行うものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給茶機能付き電気ポット。
- 前記制御手段は、茶対応保温モードが設定されている状態で、高温保温モードが設定された場合、あるいは再沸騰キーがオンされた場合には、茶対応保温モードを解除して湯を沸騰温度まで昇温してから高温保温モードで設定された湯温に保温する温度制御に移行するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の給茶機能付き電気ポット。
- 前記制御手段は、前記保温モード設定手段により茶対応保温モードが設定された場合には茶対応保温温度以下の所定の温度範囲内において前記給湯ポンプの給湯動作を許容する制御を行うものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の給茶機能付き電気ポット。
- 前記制御手段は、給茶機本体の給茶モータが起動されてから所定時間内は、電気ポット本体の給湯ポンプに対する通電量を給茶モータを起動しない場合の通電量よりも少なくなるように制御するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の給茶機能付き電気ポット。
- 前記制御手段は、前記給湯ポンプが起動された場合には給茶動作を所定の期間にわたって停止するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の給茶機能付き電気ポット。
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103251318A (zh) * | 2013-05-10 | 2013-08-21 | 宁波福特恩饮水科技有限公司 | 一种外置式水壶加热饮水机加热出水控制机构 |
| CN106444920A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-22 | 深圳市阳邦电子股份有限公司 | 一种新型的饮水机应用电路 |
| WO2023236467A1 (zh) * | 2022-06-10 | 2023-12-14 | 李辉 | 一种多功能茶吧机 |
-
2004
- 2004-04-06 JP JP2004112274A patent/JP2005296054A/ja active Pending
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