JP2005307731A - 高剛性サンドイッチボードを含んでなる、騒音遮断のための住宅用アクセスフロアーシステム - Google Patents

高剛性サンドイッチボードを含んでなる、騒音遮断のための住宅用アクセスフロアーシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 支持脚間の間隔を広げても、支持脚間の間隔の長さにより生じるアクセスフロアー部材の撓みを解消し得る、住宅用アクセスフロアーシステムの提供、及び吸音又は断熱性能、及び歩行時の撓み現象を改善し、快適な生活環境を実現できる住宅用アクセスフロアーシステムの提供。
【解決手段】 一定間隔に配置された複数の支持脚と、該支持脚上に載置された、上部板と下部板及び該上部板と下部板との間に配置された四角の補強枠を有する床板とを含んでなるアクセスフロアーシステム。
【選択図】 図2

Description

本発明は乾式の遮音アクセスフロアーに関する。更に詳しくは、アクセスフロアー取り付けのための時間と経費が低減された、床衝撃音の少ない、高剛性サンドイッチボードを有する、乾式の遮音アクセスフロアーに関する。
韓国においては、オフィス、電算室、電子情報技術製品工場などの室内に配線を施したり、コンジットシステムを導入するために、図1Aに示されるように、支持脚10’が一定間隔に配置されていて、アクセスフロアーの床板20’が支持脚10’上に載置されており、支持脚の高さと同じ空間を有し、且つ支持脚10の間隔が定められた、一般的なアクセスフロアーシステムが基本的に採用されている。このようなアクセスフロアーは比較的重い荷重にも耐えられるよう設計されるべきなので、鋼製の支持脚10’や無機材料の床板20’と言った剛性の材料が用いられ、比較的高重量の材料であることが要求される。そして支持脚10’間の間隔は500×500mm又は600×600mm程度である。このように、アクセスフロアーの施工は効率的ではなく、アクセスフロアーの施工に要する時間は、施工者の熟練度に依存している。
また、日本では、共同住宅にアクセスフロアーが施工されているが、下部にコンジットシステムを導入することと、軽量床の衝撃音を低減することが主な目的である。日本において施工されているアクセスフロアーでは、韓国において関心事である高重量床の衝撃音はごく僅かしか低減されないが、種々の建造物における施工能力によっては、かえって低減性能が悪化する場合もある。更に、床衝撃音低減性能を極大化するために非弾性ゴムを使用しているが、これはアクセスフロアー上を歩く時揺れを感じるので、通常の硬いセメントモルタル床に慣れている人々に不安感を与える。
従来の日本における乾式の遮音アクセスフロアーは、図1Bに示されように、コンクリート床上に複数の支持脚10”が一定間隔に配置され、該支持脚10”上に複数の床板20”が載置されている。
支持脚10”間の間隔が離れるほど、即ち支持脚10”の個数が少ないほど床の水平調節回数が短縮され、その結果、アクセスフロアーが速やかに施工され、支持脚10”の費用が減ずる。しかしながら、支持脚10”間の間隔が増大するるほど、床は強度低下によって歩行時揺れと撓みが生じるので、従来のアクセスフロアーにおける支持脚10”間の間隔は最大600×455mmとなっている。
更に、従来の床板20”は未改質のパーティクルボードからなっているため、床衝撃音を低減するのが難しく、且つ、床板20”自体の高重量によって支持脚10”に大きな荷重を与える。
それ故、本発明は上記問題点に鑑み、軽量床の衝撃音並びに高重量床の衝撃音を顕著に低減させることが出来、且つ優れた耐荷重性能を有する、床板間の騒音防止システムを提供するためになされたものであり、本発明の目的は、支持脚間の間隔を広げても、支持脚間の間隔の長さにより生じるアクセスフロアー部材の撓みを解消し得る、住宅用アクセスフロアーシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は吸音又は断熱性能、及び歩行時の撓み現象を改善し、快適な生活環境を実現できる住宅用アクセスフロアーシステムを提供することにある。
本発明の局面によれば、上記目的及び他の目的は、一定間隔に配置された複数の支持脚と、該支持脚上に載置された、上部板と下部板及び該上部板と下部板との間に配置された四角の補強枠を有する床板とを含んでなるアクセスフロアーシステムを提供することにより達成することが出来る。
前記上部板、下部板及び補強部材は、木材、無機材料、合成樹脂、鋼材、及びアルミニウムから選ばれた少なくとも二種の材料を用いた単一又は複合材料を用いて造られるが、価格に対する剛性及び加工容易性を考慮すると木材が望ましい。特に、補強部材は多層構造の木材であることが望ましい。
上部板、下部板及び補強部材を含んでなる各床板のトータルの厚さは20〜70mmであることが望ましい。床板の厚さが薄すぎると所望の強度が得られないし、厚すぎると床板それ自体の荷重と材料費が増加する。
本発明の好ましい実施態様によれば、吸音又は断熱性能及び床板の高剛性を図るため、前記補強部材間に吸音材又は断熱材を挿入することが出来る。
吸音材又は断熱材としては、ガラスウール、ロックウール、及びポリエチレンテレフタレートから成る群より選ばれた合成繊維、又は発泡ポリスチレン、ウレタンフォーム、発泡ポリ塩化ビニル(PVC)から成る群より選ばれたプラスチックフォームが挙げられる。
本発明においては、高剛性サンドイッチ床板を使用することによって、支持脚間の間隔は、少なくとも400×400mm、好ましくは600×600mm以上、より好ましくは600×600mm〜1,200×1,800mmとなる。 本発明に係るアクセスフロアーシステムは、床衝撃音の低減に有利であり、床板の軽量化を達成することができる。
以上述べたように、本発明によれば、高剛性サンドイッチ床板を使用することにより床板の軽量化を達成することが出来、また、従来のアクセスフロアーシステムのそれよりも支持脚間の間隔を広くすることによりアクセスフロアーの施工速度を速め、費用の節減を図ることが出来る。更に、床衝撃音の低減も達成でき、床板に配置された補強部材間に吸音材及び断熱材を挿入することにより吸音及び断熱性能を増進させることが出来る。
以下、添付した図面に基づき本発明に係る住宅用アクセスフロアーシステムについて詳述する。
図2は本発明に係る住宅用アクセスフロアーシステムを示した図であり、該システムは一定間隔に配置された複数の支持脚10と支持脚10上に載置された複数の床板20を含んでなっている。
本発明においては、床板20として高剛性サンドイッチ床板を使用しており、支持脚間の間隔は、少なくとも400×400mm以上、例えば600×600mm、900×900mm、800×1,200mm、1,200×1,200mm、1,200×1,800mmになるように調節されている。従って、住宅用アクセスフロアーの施工時間は短縮されると共に、支持脚10の数量減少により費用が節減できる。
図3は本発明の好ましい実施態様による床板20の断面図及び部分分解平面図を示す。図3に示されるように、前記床板は、上部板21と下部板22及び上部板21と下部板22の間に配置された補強枠23を含んでなっている。補強枠23は上部板21及び下部板22と縁部を一にする四角の枠形状を有し、1以上の補強部材を含有している。一つのその中心部には高剛性のために補強部材が少なくとも一つ以上配置される。該補強部材は補強枠の中心部に配置されていて、補強枠23の高剛性を確保している。
図4は本発明の他の好ましい実施態様による床板20の断面図及び部分分解平面図である。前記床板20は、上部板21、下部板22、補強枠23及び補強部材の間に配置されたコア24を含んでなっている。前記コア24はガラスウール、発泡ポリスチレン(EPS)等のような吸音−防音材料で造られており、吸音と防音効果を供与する。
本発明において用いられる支持脚10は、大まかには、ヘッド、高さ調節ボルト及び支持ゴムに分けられる。より具体的には、支持脚10は、床板を支持するためにその中心部にナットが挿入された板状のヘッドと、一字又は十字溝が形成された、前記ナットと合体して前記ヘッドの高さを調節するボルト、及びその上部に形成された、前記ボルトを回転自在に支持するボルト支持溝を有する支持ゴムを含んでなる。
床に伝達される衝撃を吸収し、振動伝達を低減するために、支持ゴムとしては非弾性ゴムを用いるのが好ましい。支持ゴムの形状は荷重に対して有利な円筒形、安定性を与える逆梯形、床衝撃音低減性能を得るためのエンボス構造から選ぶことが出来る。
図4に示されるような構造を有する、厚さが40mmの床板を、上部板21及び下部板22としてパーティクルボードを、補強部材23として合板を、コア24として発泡ポリスチレンを使用して製造した後、床板の撓みを測定した。
表1の記載から明らかなように、本発明の好ましい実施態様による住宅用アクセスフロアーは、従来の床板を採用した比較例1及び比較例2と比べて優れており、本発明の好ましい実施態様による床板の撓みは、比較例1及び比較例2の撓みよりも約4mm少ない。図5に示されるように、当該撓みの測定は、φ80の加圧面積を有する100kgの荷重を床板の上部表面の中心部に加え、床板の下部に設けられた測定ゲージの目盛を読む方法により行った。
Figure 2005307731
更にまた、高剛性床板20を使用することにより、支持脚10の間の間隔を800×1,200mmまで広げることが出来、床衝撃音も満足し得る程度に低減させることが出来る。
図6及び表2は、上述したようにして製作された本発明に係る(好ましい実施態様の)床板の衝撃音低減性能と図1A(比較例3)及び図1B(比較例4)に示された従来の支持脚及び床板を使用した従来の住宅用アクセスフロアーのそれとを比較したものである。図6及び表2に示されるように、高剛性床板を使用した本発明に係る住宅用アクセスフロアーの衝撃音低減性能は、従来の床板を使用した比較例3及び比較例4のそれよりも6dB(A)〜11dB(A)大きいことが確認される。床衝撃音低減性能試験はKSF2810−2により実施し、結果はKSF2863−2により比較評価した。詳述すると、音響室内に床板を施工し、高重量の衝撃源を加えて床衝撃音を発生させた後、受音室で発生音をマイクロフォンを通して受信して分析評価した。
Figure 2005307731
本発明の好ましい実施態様は、例示として挙げられたものであり、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲と発明思想を逸脱しない限りにおいて、種々の改変、付加、及び置き換えが可能であることは理解できるであろう。
本発明は軽量床衝撃音は勿論のこと、高重量床衝撃音低減性能にも優れ、且つ優れた耐荷重性能を有する、床板間の騒音防止システムを提供するものである。
韓国で使用されている従来の商業住宅用アクセスフロアーの構造図である。 日本で使用されている商業住宅用アクセスフロアーの構造図である。 本発明に係るアクセスフロアーの構造図である。 本発明の好ましい一実施態様による床板の断面図及び部分分解平面図である。 本発明の他の好ましい実施態様による床板の断面図及び部分分解平面図である。 床板の撓みの測定方法を示した参考図である。 従来のオフィス用上部パネルと従来の住宅用上部パネル、及び本発明に係る高剛性床板をそれぞれアクセスフロアーに使用した場合の高重量床衝撃音低減性能を比較したグラフである。
符号の説明
10、10’、10” 支持脚
20、20’、20” 床板
21 上部板
22 下部板
23 補強枠
24 コア

Claims (8)

  1. 一定間隔に配置された複数の支持脚と、前記支持脚の上に載置された、上部板と下部板及び該上部板と下部板との間に配置された四角の補強枠を有する床板とを含んでなるアクセスフロアーシステム。
  2. 補強枠が、剛性を高めるためにその中心部に配置された一以上の補強部材を含んでなる、請求項1に記載のアクセスフロアーシステム。
  3. 上部板、下部板、及び補強部材が、木材、無機材料、合成樹脂、鋼材、及びアルミニウムから選ばれた単一又は複合材料から造られたものである、請求項1に記載のアクセスフロアーシステム。
  4. 補強枠が、補強部材の間に挿入された吸音材又は断熱材を更に含んでなる、請求項2又は3に記載のアクセスフロアーシステム。
  5. 吸音材又は断熱材が、ガラスウール、ロックウール、及びポリエチレンテレフタレートから成る群より選ばれた合成繊維、又は発泡ポリスチレン、ウレタンフォーム、発泡ポリ塩化ビニル(PVC)から成る群より選ばれたプラスチックフォームである、請求項4に記載のアクセスフロアーシステム。
  6. 床板の厚さが20〜70mmである、請求項1に記載のアクセスフロアーシステム。
  7. 支持脚間の間隔が600×600mm〜1,200×1,800mmある、請求項1に記載のアクセスフロアーシステム。
  8. 補強部材が多層構造の木材である、請求項2又は3に記載のアクセスフロアーシステム。
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