JP2005336842A - 間仕切壁体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 所定高さに適応できる強度と表面の十分な取付固定強度とが、パネル厚を増加させずに設定可能で、耐火特性と遮音特性にも優れた間仕切壁体を提供する。
【解決手段】 軽量薄型のパネル1が補強スタッド5により施工性よく堅固に補強された補強パネル7が組み込まれ、パネル1の厚みを増加することなく全体の強度を向上させることが可能で、補強パネルと、ボード材14の内面に対接する柱状体11の周囲に形成される繊維質部材13とが、対向するボード材14間に、互いに重合配設され耐火特性と遮音特性を向上させることが可能で、補強パネルと繊維質部材13の配置位置の制御により、柱状体11と対向する補強パネル間の空気層を調整して遮音特性の制御が可能で、間仕切壁体10の長手方向における補強スタッド5と柱状体11間距離の選択により、規格サイズのボード材14の両端を適確堅固に固定し、別途外部加重体の確実安全な固定に対応することも可能になる。
【選択図】 図1
【解決手段】 軽量薄型のパネル1が補強スタッド5により施工性よく堅固に補強された補強パネル7が組み込まれ、パネル1の厚みを増加することなく全体の強度を向上させることが可能で、補強パネルと、ボード材14の内面に対接する柱状体11の周囲に形成される繊維質部材13とが、対向するボード材14間に、互いに重合配設され耐火特性と遮音特性を向上させることが可能で、補強パネルと繊維質部材13の配置位置の制御により、柱状体11と対向する補強パネル間の空気層を調整して遮音特性の制御が可能で、間仕切壁体10の長手方向における補強スタッド5と柱状体11間距離の選択により、規格サイズのボード材14の両端を適確堅固に固定し、別途外部加重体の確実安全な固定に対応することも可能になる。
【選択図】 図1
Description
本発明は間仕切壁体に係り、特にALCパネルなどの軽量薄型パネルを用いて組立構成され、建築材として使用される間仕切壁体に関する。
ALC(Autoclaved Lightweight Aerated Concret;オートクレーブ発泡コンクリート)は、我が国では軽量薄型パネルに成形されて使用されており、このように成形されたALCパネルは、軽量で作業現場での運搬や保管に便利で、遮音性、耐水性、耐火性に優れているために、一般建築物や高層建築物の外壁、屋根、床、間仕切壁などに施工性よく広く使用されている。
この種の軽量薄型パネルとしては、ALCパネル以外にも、石膏ボードパネルなど各種の製品が製造使用されているが、建築材として使用する場合には、その強度と共に、特に都会地の建築物に使用する場合には、火災に対する耐熱性と遮音性とが重要な特性となる。
例えば、ALCパネルを外壁材に利用する場合に、完成後の外壁の総厚を薄くするために、厚みが75mm以下のALCパネルを使用すると、パネル強度の面で問題が生じ、所定の高さを越える外壁、具体的には3mを越える高さの外壁には使用できないことが知られている。
この種の軽量薄型パネルとしては、ALCパネル以外にも、石膏ボードパネルなど各種の製品が製造使用されているが、建築材として使用する場合には、その強度と共に、特に都会地の建築物に使用する場合には、火災に対する耐熱性と遮音性とが重要な特性となる。
例えば、ALCパネルを外壁材に利用する場合に、完成後の外壁の総厚を薄くするために、厚みが75mm以下のALCパネルを使用すると、パネル強度の面で問題が生じ、所定の高さを越える外壁、具体的には3mを越える高さの外壁には使用できないことが知られている。
この問題を解決するために、後記する特許文献2には、複数の薄い間仕切パネルを所望の長さになるまで隣接配置し、これらの間仕切パネルの両側縁部に、該両側面部に嵌合する嵌合面を備えたスタッドを全長にわたって嵌合配置し、ピンや螺子などの接合材により固定する組立パネルが開示されている。
一方で、強度、遮音性及び耐火性の問題を解決し、ALCパネルを主要な構成素子として構成した間仕切壁が、後記する特許文献1に開示されており、開示に係る間仕切壁は、図9に示すように、ALCパネル17の両端を梁スラブ24と床スラブ25とにそれぞれ固定し、梁スラブ24と床スラブ25間に、複数のALCパネル17を千鳥状に位置をずらして配設し、ALCパネル17の板面に対接して、繊維質材12を板状に充填配設し、ALCパネル17と繊維質材12の外面を挟むようにして、珪酸カルシュウム板などの耐火ボード18、19を配設したものであり、この間仕切壁16は遮音等級D−55を実現している。
一方で、強度、遮音性及び耐火性の問題を解決し、ALCパネルを主要な構成素子として構成した間仕切壁が、後記する特許文献1に開示されており、開示に係る間仕切壁は、図9に示すように、ALCパネル17の両端を梁スラブ24と床スラブ25とにそれぞれ固定し、梁スラブ24と床スラブ25間に、複数のALCパネル17を千鳥状に位置をずらして配設し、ALCパネル17の板面に対接して、繊維質材12を板状に充填配設し、ALCパネル17と繊維質材12の外面を挟むようにして、珪酸カルシュウム板などの耐火ボード18、19を配設したものであり、この間仕切壁16は遮音等級D−55を実現している。
しかし、この間仕切壁16では、ALCパネル17の固定には、断面がコ字状の取付金具21、アンカー22及び取付金具25を使用し、ALCパネル17の両端を固定する方式が採用されているので、取付作業が煩雑で製造コスト上でも問題が生じる。また、強度上の安全性と遮音等級D−45以上を実現するためには、厚みが75mm以上の厚型のALCパネルを使用する必要があり、このようにすると、間仕切壁16の全体の厚みが150mm以上と大型化され、製造コストが上昇すると共に、建築空間の有効利用上で問題が生じる。
さらに、ALCパネル17の面上での強度が十分に得られないことがあり、例えば、ALCパネル17の表面に耐火ボード18、19を螺子やピンなどの固定部材で取り付ける場合に、ALCパネル17表面の取り付け強度の不足で、耐火ボード18、19が完全に取り付けられない事態が発生することがある。
さらに、ALCパネル17の面上での強度が十分に得られないことがあり、例えば、ALCパネル17の表面に耐火ボード18、19を螺子やピンなどの固定部材で取り付ける場合に、ALCパネル17表面の取り付け強度の不足で、耐火ボード18、19が完全に取り付けられない事態が発生することがある。
本発明は、前述したようなこの種の間仕切壁の現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、所定高さの壁体に適応できる強度と、表面の十分な取付固定強度とが、パネル厚を増加させずに簡単に設定可能で、且つ耐火特性と遮音特性に優れた間仕切壁体を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1記載の第1の発明は、ボード材が所定直線方向に互いに対向して延長配設され、前記ボード材の対向空間内に、軽量薄型パネルが補強スタッドで補強された補強パネルの複数個が、前記所定直線方向に配設されて構成される間仕切壁体であり、前記対向空間内において、前記所定直線方向に直角な幅方向に千鳥状に順次位置をずらして、前記所定直線方向に配設される前記複数の補強パネルと、前記対向空間内において、千鳥状に配設される前記複数の補強パネルの側面とそれぞれ対向する前記ボード材の内面位置に対応して、それぞれ配設される複数の柱状体と、前記複数の柱状体が配設される前記対向空間において、前記複数の補強パネルの側面と対応する前記内面位置間の領域に充填配設される繊維質部材とを有することを特徴とするものである。
第1の発明によると、ボード材が所定直線方向に互いに対向して延長配設され、ボード材の対向空間内に、軽量薄型パネルが補強スタッドで補強された補強パネルの複数個が、所定直線方向に配設されて間仕切壁体が構成されているが、複数個の補強パネルが、対向空間内において、所定直線方向に直角な幅方向に千鳥状に順次位置をずらして所定直線方向に配設され、対向空間内において、千鳥状に配設される複数の補強パネルの側面とそれぞれ対向するボード材の内面位置に対応して、複数の柱状体がそれぞれ配設され、複数の柱状体が配設される対向空間において、複数の補強パネルの側面と対応する内面位置間の領域に繊維質部材が充填配設されている。
このために、補強スタッドで補強された補強パネルにより、全体の強度が増大すると共に、ボード材の対向空間内に、補強パネルと繊維質部材とが、所定直線方向に直角に隣接して配置され、補強パネルと合わせて間仕切壁体の耐火特性と遮音特性が向上する。
このために、補強スタッドで補強された補強パネルにより、全体の強度が増大すると共に、ボード材の対向空間内に、補強パネルと繊維質部材とが、所定直線方向に直角に隣接して配置され、補強パネルと合わせて間仕切壁体の耐火特性と遮音特性が向上する。
同様に前記目的を達成するために、請求項2記載の第2の発明は、第1の発明において、補強パネルが、軽量薄型パネルに形成された凹溝部に、補強スタッドに形成された嵌合部が、前記軽量薄型パネルの長手方向または幅方向の全域にわたって嵌合固定されて構成されていることを特徴とするものである。
第2の発明によると、第1の発明において、補強パネルが、軽量薄型パネルに形成された凹溝部に、補強スタッドに形成された嵌合部が、前記軽量薄型パネルの長手方向または幅方向の全域にわたって嵌合固定されているので、軽量薄型パネルの長手方向または幅方向に十分に補強された補強パネルを備え、高強度で堅固な間仕切壁体が、パネル厚みを増加せずに簡単な作業で製造コストを削減して安定に取得される。
同様に前記目的を達成するために、請求項3記載の第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、補強パネルの補強スタッドと柱状体の少なくとも一方が、ボード材の内面に対接配設されていることを特徴とするものである。
第3の発明によると、第1の発明または第2の発明での作用に加えて、補強パネルの補強スタッドと柱状体の少なくとも一方が、ボード材の内面に対接配設されているので、補強パネルと柱状体の少なくとも一方で、ボード材を堅固に安定して固定することにより、ボード材の剥がれがなく耐火特性が向上する。
同様に前記目的を達成するために、請求項4記載の第4の発明は、第2の発明または第3の発明において、軽量薄型パネルの凹溝部に、嵌合部が嵌合される補強スタッドの表面が、前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面に一致するように、前記軽量薄型パネルに前記補強スタッドが嵌合固定されていることを特徴とするものである。
第4の発明によると、第2の発明または第3の発明において、軽量薄型パネルの凹溝部に、嵌合部が嵌合される補強スタッドの表面が、前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面に一致するように、前記軽量薄型パネルに前記補強スタッドが嵌合固定されているので、第2の発明または第3の発明での作用に加えて、補強パネル体の表面が、軽量薄型パネルの表面に一致し、補強パネル体と軽量薄型パネルの外径寸法とが一致するので、施工作業の利便性が向上し、補強パネル体の表面に突起がないので、ボード材による表面仕上げが安定確実に且つ外観美を損なわずに行なわれる。
同様に前記目的を達成するために、請求項5記載の第5の発明は、第2の発明2ないし第4の発明の何れかの発明において、補強スタッドが軽量薄型パネルの凹溝部に固定部材により固定され、該固定部材の固定軸と前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面とのなす角度が、15°ないし75°であることを特徴とするものである。
第5の発明によると、第2の発明2ないし第4の発明の何れかの発明において、補強スタッドが軽量薄型パネルの凹溝部に固定部材により固定され、該固定部材の固定軸と前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面とのなす角度が、15°ないし75°であるので、第2の発明ないし第4の発明の何れかの発明での作用に加えて、15°以下の角度での施工の困難性を避け、75°以上での固定保持力の低下を避けて、補強スタッドの嵌合部の軽量薄型パネルの凹溝部への固定部材による固定が、施工性よく且つ高保持力を維持して行なわれる。
同様に前記目的を達成するために、請求項6記載の第6の発明は、第1の発明ないし第5の発明の何れかの発明において、補強スタッドに、複数の軽量薄型パネルが互いに隣接状態で嵌合固定されていることを特徴とするものである。
第6の発明によると、第1の発明ないし第5の発明の何れかの発明において、補強スタッドに、複数の軽量薄型パネルが互いに隣接状態で嵌合固定されているので、第1の発明ないし第5の発明の何れかの発明での作用に加えて、補強スタッドに嵌合固定される軽量薄型パネルの数を選択することにより、補強パネルの長さが、補強スタッド方向に簡単に延長設定される。
同様に前記目的を達成するために、請求項7記載の第7の発明は、第1の発明ないし第6の発明の何れかの発明において、軽量薄型パネルの外部加重位置に対応して凹溝部が形成され、補強スタッドが嵌合部で前記凹溝部に嵌合固定されていることを特徴とするものである。
第7の発明によると、第1の発明ないし第6の発明の何れかの発明での作用に加えて、軽量薄型パネルの外部加重位置に対応して凹溝部が形成され、補強スタッドが嵌合部で前記凹溝部に嵌合固定されているので、加重位置に対して、補強スタッドによる強度の補強が適確に行なわれる。
同様に前記目的を達成するために、請求項8記載の第8の発明は、第1の発明ないし第7の発明の何れかの発明において、軽量薄型パネルの表面に第1の凹溝部が、前記軽量薄型パネルの裏面に第2の凹溝部がそれぞれ形成され、第1の補強スタッドが第1の凹溝部に、第2の補強スタッドが第2の凹溝部にそれぞれ嵌合固定されていることを特徴とするものである。
第8の発明によると、第1の発明ないし第7の発明での作用に加えて、軽量薄型パネルの表面に第1の凹溝部が、軽量薄型パネルの裏面に第2の凹溝部がそれぞれ形成され、第1の補強スタッドが第1の凹溝部に、第2の補強スタッドが第2の凹溝部にそれぞれ嵌合固定されているので、軽量薄型パネルの補強が表裏両面でより強力に行なわれる。
同様に前記目的を達成するために、請求項9記載の第9の発明は、第1の発明ないし第8の発明の何れかの発明において、軽量薄型パネルが、ALCパネルであり、該ALCパネルの厚さが35mm以上75mm未満であることを特徴とするものであることを特徴とするものである。
第9の発明によると、軽量薄型パネルとしてALCパネルを選択し、該ALCパネルの厚さが35mm以上75mm未満であるものを使用して、第1の発明ないし第8の発明での作用が実行される。
第1の発明によると、ボード材が所定直線方向に互いに対向して延長配設され、ボード材の対向空間内に、軽量薄型パネルが補強スタッドで補強された補強パネルの複数個が、所定直線方向に配設されて間仕切壁体が構成されているが、複数個の補強パネルが、対向空間内において、所定直線方向に直角な幅方向に千鳥状に順次位置をずらして、所定直線方向に配設され、対向空間内において、千鳥状に配設される複数の補強パネルの側面とそれぞれ対向するボード材の内面位置に対応して、複数の柱状体がそれぞれ配設され、複数の柱状体が配設される対向空間において、複数の補強パネルの側面と対応する内面位置間の領域に繊維質部材が充填配設されているので、補強スタッドで補強された補強パネルにより、全体の強度が増大すると共に、ボード材の対向空間内に、補強パネルと繊維質部材とが、所定直線方向に直角に隣接して配置されることにより、補強パネルと合わせて間仕切壁体の耐火特性と遮音特性を向上させることが可能になる。
第2の発明によると、第1の発明で得られる効果に加えて、軽量薄型パネルに形成された凹溝部に、補強スタッドに形成された嵌合部が、軽量薄型パネルの長手方向または幅方向の全域にわたって嵌合固定されて、補強パネルが構成されているので、軽量薄型パネルの長手方向または幅方向に十分に補強された補強パネルによって、高強度で堅固な間仕切壁体が、パネル厚みを増加せずに簡単な作業で製造コストを削減して安定に取得することが可能になる。
第3の発明によると、第1の発明または第2の発明で得られる効果に加えて、補強パネルの補強スタッドと柱状体の少なくとも一方が、ボード材の内面に対接配設されているので、補強パネルと柱状体の少なくとも一方で、ボード材を堅固に安定して固定することが可能になり、ボード材の剥がれを防止し耐火特性を向上させることが可能になる。
第4の発明によると、第2の発明または第3の発明において、軽量薄型パネルの凹溝部に、嵌合部が嵌合される補強スタッドの表面が、前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面に一致するように、前記軽量薄型パネルに前記補強スタッドが嵌合固定されているので、第2の発明または第3の発明で得られる効果に加えて、補強パネル体の表面が、軽量薄型パネルの表面に一致し、補強パネル体と軽量薄型パネルの外径寸法とが一致するので、施工作業の利便性を向上させることが可能になり、補強パネル体の表面に突起がないので、ボード材による表面仕上げを、安定確実に且つ外観美を損なわずに行なうことが可能になる。
第5の発明によると、第2の発明2ないし第4の発明の何れかの発明において、補強スタッドが軽量薄型パネルの凹溝部に固定部材により固定され、該固定部材の固定軸と前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面とのなす角度が、15°ないし75°であるので、第2の発明ないし第4の発明の何れかの発明で得られる効果に加えて、15°以下の角度での施工の困難性を避け、75°以上での固定保持力の低下を避けて、補強スタッドの嵌合部の軽量薄型パネルの凹溝部への固定部材による固定を、施工性よく且つ高保持力を維持して行なうことが可能になる。
第6の発明によると、第1の発明ないし第5の発明の何れかの発明において、補強スタッドに、複数の軽量薄型パネルが互いに隣接状態で嵌合固定されているので、第1の発明ないし第5の発明の何れかの発明で得られる効果に加えて、補強スタッドに嵌合固定される軽量薄型パネルの数を選択することにより、補強パネルの長さを、補強スタッド方向に簡単に延長設定することが可能になる。
第7の発明によると、第1の発明ないし第6の発明の何れかの発明で得られる効果に加えて、軽量薄型パネルの外部加重位置に対応して凹溝部が形成され、補強スタッドが嵌合部で前記凹溝部に嵌合固定されているので、加重位置に対して、補強スタッドによる強度の補強を適確に行なうことが可能になる。
第8の発明によると、第1の発明ないし第7の発明で得られる効果に加えて、軽量薄型パネルの表面に第1の凹溝部が、軽量薄型パネルの裏面に第2の凹溝部がそれぞれ形成され、第1の補強スタッドが第1の凹溝部に、第2の補強スタッドが第2の凹溝部にそれぞれ嵌合固定されているので、軽量薄型パネルの補強を表裏両面でより強力に行なうことが可能になる。
第9の発明によると、軽量薄型パネルとしてALCパネルを選択し、該ALCパネルの厚さが35mm以上75mm未満であるものを使用して、第1の発明ないし第8の発明で得られる効果を実現することが可能になる。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を、図1及び図2と図4ないし図8とを参照して説明する。
図1は本実施の形態の構成を示す一部切開斜視図、図2は本実施の形態の構成を示す断面図、図4は本実施の形態に用いられる柱状体の構成を示す斜視図、図5は本実施の形態に用いられる補強パネルの第1の例を示す斜視説明図、図6は図5の断面説明図、図7は本実施の形態に用いられる補強パネルの第2の例を示す斜視説明図、図8は本実施の形態に用いられる補強パネルの第3の例を示す斜視説明図である
本発明の第1の実施の形態を、図1及び図2と図4ないし図8とを参照して説明する。
図1は本実施の形態の構成を示す一部切開斜視図、図2は本実施の形態の構成を示す断面図、図4は本実施の形態に用いられる柱状体の構成を示す斜視図、図5は本実施の形態に用いられる補強パネルの第1の例を示す斜視説明図、図6は図5の断面説明図、図7は本実施の形態に用いられる補強パネルの第2の例を示す斜視説明図、図8は本実施の形態に用いられる補強パネルの第3の例を示す斜視説明図である
本実施の形態では、図1に示すように、床スラブ15の上面と図示せぬ梁スラブの下面に図示せぬランナが配設されており、長方体状のALCパネルが軽量薄型のパネル1として選択され、このパネル1の厚みは35mm〜75mmに選定され、図5(b)に示すように、パネル1の表面のほぼ中央位置には、パネル1の長手方向に沿って刻設される2本の凹溝2によって、断面が台形波状の凹溝部3が形成されている。 そして、この凹溝部3に嵌合される嵌合部6を備えた補強スタッド5が、細長い金属薄板により形成され、この補強スタッド5には、凹溝部3の台形波状の断面に対接嵌合する嵌合部6が、補強スタッド5の板面を凸状に屈曲させることにより形成されている。
このようにして形成される補強スタッド5の嵌合部6が、図6(b)に示すように、パネル1の凹溝部3に互いに面を対接させて嵌合され、固定ピン8によって、パネル1の凹溝部3以外の表面と、固定ピン8の固定軸が角度θをなすような方向に、パネル1に補強スタッド5がピン止め固定されている。
この場合、θ=15°以下の角度でピン止めが行なわれると施工上の困難性が生じるが、θ>15°とすることにより、施工上の困難性を避けており、また、θ=75°以上の角度でピン止めが行なわれると、固定保持力が低下するが、θ<75°とすることにより固定保持力の低下を避けている。このように、固定ピン8の固定軸と、パネル1の凹溝部3以外の表面とのなす角度θを、75°>θ>15°に設定することにより、補強スタッド5の嵌合部6のパネル1の凹溝部3への固定部材による固定が、施工性よく且つ高保持力を維持して行なわれている。
このようにして形成される補強スタッド5の嵌合部6が、図6(b)に示すように、パネル1の凹溝部3に互いに面を対接させて嵌合され、固定ピン8によって、パネル1の凹溝部3以外の表面と、固定ピン8の固定軸が角度θをなすような方向に、パネル1に補強スタッド5がピン止め固定されている。
この場合、θ=15°以下の角度でピン止めが行なわれると施工上の困難性が生じるが、θ>15°とすることにより、施工上の困難性を避けており、また、θ=75°以上の角度でピン止めが行なわれると、固定保持力が低下するが、θ<75°とすることにより固定保持力の低下を避けている。このように、固定ピン8の固定軸と、パネル1の凹溝部3以外の表面とのなす角度θを、75°>θ>15°に設定することにより、補強スタッド5の嵌合部6のパネル1の凹溝部3への固定部材による固定が、施工性よく且つ高保持力を維持して行なわれている。
このようにして、補強スタッド5が、パネル1の凹溝部3に対して、パネル1の長手方向の全域にわたって、嵌合部6によって嵌合固定されているので、パネル1の長手方向に十分に補強された堅固な補強パネル7が簡単な工程で組立られ、このような補強パネル7の複数個が、図1及び図2に示すように、床スラブ15の長手方向に図示せぬランナに沿って、且つ床スラブ15の幅方向に、隣接する補強パネル7の位置を千鳥状にずらして、図示せぬ固定部材によってランナに固定されている。
このようにして、複数個の補強パネル7が、床スラブ15上の空間内において、床スラブ15の長手方向に直角に千鳥状に順次位置をずらして配設されており、床スラブ15上の空間内において、千鳥状に配設される複数の補強パネル7の側面に対向する床スラブ15上の空間には、金属材の柱状体11がそれぞれ配設され、これら複数の柱状体11が配設される空間において、それぞれの補強パネル7の側面に対向する空間領域には、ロックウールなどの繊維質材12がそれぞれ充填配設されている。
そして、床スラブ15上に対接して配設される補強パネル7と、繊維質材12の充填で形成される繊維質部材13とを挟むようにして、ボード材14が補強パネル7の、補強スタッド5と、繊維質部材13の柱状体11とに、螺子などの固定部材により固定されている。
本実施の形態では、柱状体11としては金属材が使用され、図4(b)に示すように、断面コ字状のもの、同図(a)に示すように、断面コ字状でコ字端部に内屈曲部が形成されたもの、同図(c)に示すように断面がロ字状のものなどが使用され、繊維質材12は必要に応じて柱状体11の中空部にも充填される。
このようにして、複数個の補強パネル7が、床スラブ15上の空間内において、床スラブ15の長手方向に直角に千鳥状に順次位置をずらして配設されており、床スラブ15上の空間内において、千鳥状に配設される複数の補強パネル7の側面に対向する床スラブ15上の空間には、金属材の柱状体11がそれぞれ配設され、これら複数の柱状体11が配設される空間において、それぞれの補強パネル7の側面に対向する空間領域には、ロックウールなどの繊維質材12がそれぞれ充填配設されている。
そして、床スラブ15上に対接して配設される補強パネル7と、繊維質材12の充填で形成される繊維質部材13とを挟むようにして、ボード材14が補強パネル7の、補強スタッド5と、繊維質部材13の柱状体11とに、螺子などの固定部材により固定されている。
本実施の形態では、柱状体11としては金属材が使用され、図4(b)に示すように、断面コ字状のもの、同図(a)に示すように、断面コ字状でコ字端部に内屈曲部が形成されたもの、同図(c)に示すように断面がロ字状のものなどが使用され、繊維質材12は必要に応じて柱状体11の中空部にも充填される。
この場合、補強スタッド7と柱状体11との床スラブ15の長手方向の間隔を、ボード材14の尺貫法に適合する一般的な長さ規格値303mmに設定することにより、ボード材14の両端部が補強スタッド7と柱状体11にそれぞれ適確に固定され、強固な取付強度が得られ、ボード材14の端部の浮きや剥がれが防止される。例えば、尺貫法で2尺×8尺のボード材14は、メートル法では910mm×1820mmとなり、補強スタッド7と柱状体11との間隔が303mmに設定されていると、このボード材14の横方向の両端部は、補強スタッド7または柱状体11の位置に配置される。
また、パネル1の凹溝部3に嵌合固定される補強スタッド5の表面は、パネル1の凹溝部3以外の表面に一致するように、パネル1に補強スタッド5が嵌合固定されているので、補強パネル体7の表面がパネル1の表面に一致し、補強パネル7とパネル1の外径寸法とが一致することになり、施工作業の利便性が高められている。さらに、補強パネル体7の表面には突起がないので、補強パネル7の表面に、ボード材14を固定する場合に、相互の面が密着対接し、固定取り付け作業が効率的に且つ凹凸なく綺麗に行なわれる。
さらに、補強パネル7に外部加重が印加される位置、本実施の形態では前述したように、ボード材14の固定位置に対応して、パネル1に凹溝部3が形成され、この凹溝部3に補強スタッド5の嵌合部6が嵌合固定されているので、本実施の形態ではボード材14が堅固に補強パネル7に固定されている。
さらに、補強パネル7に外部加重が印加される位置、本実施の形態では前述したように、ボード材14の固定位置に対応して、パネル1に凹溝部3が形成され、この凹溝部3に補強スタッド5の嵌合部6が嵌合固定されているので、本実施の形態ではボード材14が堅固に補強パネル7に固定されている。
このようにして、本実施の形態では、補強スタッド5で補強された補強パネル7により、パネル厚を厚くすることなく、全体の強度の増大が行なわれると共に、ボード材14の対向空間内に、補強パネル7と繊維質部材13とが、対接して間仕切壁体10の厚み方向に配置されることにより、間仕切壁体10の耐火特性が向上される。さらに、柱状体11はボード材14のみに接し、柱状体11を中心にする繊維質部材13が対応する補強パネル7に対接配置され、柱状体11と補強パネル7との間には空気間隙が存在するので、音の振動伝播が空気層で減衰され高い遮音特性が得られる。この場合、間仕切壁体10内において、それぞれのボード材14側の補強パネル7と繊維質部材13の交互配列層は互いに独立しており、両者間の配列位置の微調整によって、柱状体11と対向する補強パネル7間での全体的な空気量の調整を行なうことにより遮音特性が高められる。
ところで、間仕切壁体10に、図5に示す第1例の補強パネル7に代えて、図7に示す第2例の補強パネル7Aを使用すると、補強スタッド5にパネル1が2個とパネル1よりも長いパネル1Aが1個の計3個のパネルが、補強スタッド5に隣接して嵌合固定されているので、パネルサイズと個数を選択することにより、補強パネル7Aの長さの選択が行なわれる。
また、間仕切壁体10に、図8に示す第3例の補強パネル7Bを使用すると、第2例の補強パネル7Aの裏面側にも、補強スタッド5が嵌合固定されているので、補強パネル7Bの強度がさらに向上する。
また、間仕切壁体10に、図8に示す第3例の補強パネル7Bを使用すると、第2例の補強パネル7Aの裏面側にも、補強スタッド5が嵌合固定されているので、補強パネル7Bの強度がさらに向上する。
以上に説明したように、本実施の形態に係る間仕切壁体10には、軽量薄型のパネル1が補強スタッド5により施工性よく堅固に補強された補強パネル7、7A、7Bの何れかが組み込まれ、パネル1の厚みを増加することなく全体の強度を向上させることが可能になり、補強パネルと、ボード材14の内面に対接する柱状体11の周囲に形成される繊維質部材13とが、対向するボード材14間に、互いに重合配設定されているために、耐火特性と遮音特性を向上させることが可能になり、さらに、補強パネルと繊維質部材13の配置位置の制御により、柱状体11と対向する補強パネル間の空気層を調整して遮音特性を制御することが可能になる。
さらに、間仕切壁体10の長手方向における補強スタッド5と柱状体11間距離を選択することにより、規格サイズのボード材14の両端を適確堅固に固定したり、別途外部加重体の確実安全な固定に対応することも可能になる。
さらに、間仕切壁体10の長手方向における補強スタッド5と柱状体11間距離を選択することにより、規格サイズのボード材14の両端を適確堅固に固定したり、別途外部加重体の確実安全な固定に対応することも可能になる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態を、図3を参照して説明する。
図3は本実施の形態の構成を示す断面図である。
本発明の第2の実施の形態を、図3を参照して説明する。
図3は本実施の形態の構成を示す断面図である。
本実施の形態は、図3に示すように、対向するボード材14間の空間に、互いに千鳥状に位置をずらして隣接配置される補強パネル7の端部1aが、補強パネル7の長手方向で所定距離互いに重なり合って配置され、両端部1a間に繊維質材12が存在している。
本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態と同一なので、重複する説明は行なわない。
本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明した第1の実施の形態と同一なので、重複する説明は行なわない。
本実施の形態によると、すでに説明した第1の実施の形態で得られる効果に加えて、間仕切壁体10の長手方向の一部において、その幅方向に補強パネル7の端部1aを、繊維質材12を挟んで重合配設することにより、耐火特性と遮音特性とをさらに向上させることが可能になる。
なお、以上に説明した各実施の形態では、パネル体1としてALCパネルを使用し、補強スタッド5として金属板を使用した場合を説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、パネル体1としては、木片セメント板、石膏ボード、珪酸カルシュウム板、さらには、ガラス繊維、カーボン繊維或いはアスベスト繊維入りのボードなどを使用することも可能であり、補強ステッド5としてフッ素樹脂などの耐熱性合成樹脂板を使用することも可能である。
また、各実施の形態では、固定ピン8を固定部材として使用し、凹溝部3の断面形状が台形波状である場合を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、例えば、固定ピン8に代えて螺子を使用することができ、凹溝部3の断面形状も、多角形波形状、正弦波形状など各種の形状を選択することが可能であり、さらに、補強スタッド5により、パネル1を幅方向に補強することも可能である。
また、各実施の形態では、固定ピン8を固定部材として使用し、凹溝部3の断面形状が台形波状である場合を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、例えば、固定ピン8に代えて螺子を使用することができ、凹溝部3の断面形状も、多角形波形状、正弦波形状など各種の形状を選択することが可能であり、さらに、補強スタッド5により、パネル1を幅方向に補強することも可能である。
1 パネル
2 凹溝
3 凹溝部
5 補強スタッド
6 嵌合部
7、7A、7B 補強パネル
8 固定ピン
10 間仕切壁体
11 柱状体
12 繊維質材
13 繊維質部材
14 ボード板
15 床スラブ
2 凹溝
3 凹溝部
5 補強スタッド
6 嵌合部
7、7A、7B 補強パネル
8 固定ピン
10 間仕切壁体
11 柱状体
12 繊維質材
13 繊維質部材
14 ボード板
15 床スラブ
Claims (9)
- ボード材が所定直線方向に互いに対向して延長配設され、前記ボード材の対向空間内に、軽量薄型パネルが補強スタッドで補強された補強パネルの複数個が、前記所定直線方向に配設されて構成される間仕切壁体であり、
前記対向空間内において、前記所定直線方向に直角な幅方向に千鳥状に順次位置をずらして、前記所定直線方向に配設される前記複数の補強パネルと、
前記対向空間内において、千鳥状に配設される前記複数の補強パネルの側面とそれぞれ対向する前記ボード材の内面位置に対応して、それぞれ配設される複数の柱状体と、
前記複数の柱状体が配設される前記対向空間において、前記複数の補強パネルの側面と対応する前記内面位置間の領域に充填配設される繊維質部材と
を有することを特徴とする間仕切壁体。 - 補強パネルは、軽量薄型パネルに形成された凹溝部に、補強スタッドに形成された嵌合部が、前記軽量薄型パネルの長手方向または幅方向の全域にわたって嵌合固定されて構成されていることを特徴とする請求項1記載の間仕切壁体。
- 補強パネルの補強スタッドと柱状体の少なくとも一方が、ボード材の内面に対接配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の間仕切壁体。
- 軽量薄型パネルの凹溝部に、嵌合部が嵌合される補強スタッドの表面が、前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面に一致するように、前記軽量薄型パネルに前記補強スタッドが嵌合固定されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の間仕切壁体。
- 補強スタッドが軽量薄型パネルの凹溝部に固定部材により固定され、該固定部材の固定軸と前記軽量薄型パネルの前記凹溝部以外の表面とのなす角度が、15°ないし75°であることを特徴とする請求項2ないし請求項4の何れかに記載の間仕切壁体。
- 補強スタッドに、複数の軽量薄型パネルが互いに隣接状態で嵌合固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の間仕切壁体。
- 軽量薄型パネルの外部加重位置に対応して凹溝部が形成され、補強ステッドが嵌合部で前記凹溝部に嵌合固定されていることを特徴とする請求2ないし請求項6の何れかに記載の間仕切壁体。
- 軽量薄型パネルの表面に第1の凹溝部が、前記軽量薄型パネルの裏面に第2の凹溝部がそれぞれ形成され、第1の補強スタッドが前記第1の凹溝部に、第2の補強スタッドが前記第2の凹溝部にそれぞれ嵌合固定されていることを特徴とする請求項2ないし請求項7の何れかに記載の間仕切壁体。
- 軽量薄型パネルがALCパネルであり、該ALCパネルの厚みが35mm以上75mm未満であることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の間仕切壁体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004156792A JP2005336842A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 間仕切壁体 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2004156792A JP2005336842A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 間仕切壁体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005336842A true JP2005336842A (ja) | 2005-12-08 |
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Family Applications (1)
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| JP2004156792A Pending JP2005336842A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 間仕切壁体 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005336842A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010059651A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Nippon Steel & Sumikin Coated Sheet Corp | 断熱パネル |
| JP2025123497A (ja) * | 2020-01-29 | 2025-08-22 | 積水ハウス株式会社 | 建物の遮音構造 |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004156792A patent/JP2005336842A/ja active Pending
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