JP2006103209A - インクジェット記録装置及び記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャリッジ504をホームポジションに移動して予備吐出した後、画像形成開始位置まで距離L1移動してから画像の記録動作を開始する。このとき、画像記録に先だって、予備吐出後、不吐出のまま所定時間経過する吐出口があるか判定し、ある場合には、その吐出口を記録に使用せずに往路の記録を行う。ない場合には、全吐出口を用いて記録を行う。前者の場合、記録終了後にキャリッジを予備吐出位置502に移動して予備吐出を行い、往路で使用しなかった吐出口を用いて復路の記録を行う。
【選択図】図5
Description
前記主走査方向について、前記記録ヘッドによる記録媒体に対する記録領域の両端外部において前記記録ヘッドによるインクの予備吐出が可能な予備吐出部と、 前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定する判定手段と、
第1の記録走査では、前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、第1の記録走査終了後、近傍に位置する前記予備吐出部において予備吐出を実施し、続く第2の記録走査では、前記第1の記録走査とは反対方向に走査して、前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行う記録制御手段とを備えることを特徴とする。
前記主走査方向について、前記記録ヘッドによる記録媒体に対する記録領域の両端外部において前記記録ヘッドによるインクの予備吐出が可能な予備吐出部と、
前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定する判定手段と、
第1の記録走査では、前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、第1の記録走査終了後、前記予備吐出部において予備吐出を実施し、第2の記録走査では、前記記録ヘッドを前記第1の記録走査よりも高速に移動させてから、前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行う記録制御手段とを備えることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。以下に説明する実施形態では、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用いた記録装置を例に挙げて説明する。
図10は本発明の代表的な実施形態であるインクジェット記録装置1の構成の概要を示す外観斜視図である。図10に示すように、インクジェット記録装置(以下、記録装置という)は、インクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なう記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2にキャリッジモータM1によって発生する駆動力を伝達機構4より伝え、キャリッジ2を矢印A方向に往復移動させるとともに、例えば、記録紙などの記録媒体Pを給紙機構5を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド3から記録媒体Pにインクを吐出することで記録を行なう。
図3は、本発明の一実施形態に係る図1及び図10のインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。図3の構成は、メインバスライン305に対して夫々アクセスする画像入力部303、それに対応する画像信号処理部304、中央制御部CPU300といったソフト系処理手段と、操作部306、回復系制御回路307、ヘッド温度制御回路314、ヘッド駆動制御回路315、主走査方向へのキャリッジ駆動制御回路316、副走査方向への紙送り制御回路317といったハード系処理手段とに大別される。
<本発明の記録動作>
以上の装置構成に基づく、本発明の第1の実施形態について以下に説明する。本発明の第1の実施形態では、図2に示したインク吐出口列が一列で構成された記録ヘッドを4つ備え、各記録ヘッドはブラック、シアン、マゼンタ、イエローのインクを吐出する。各記録ヘッドは、吐出口数L=256個で、吐出口の間隔が1/600インチ(約1/240センチメートル)として記録画素密度が600dpi(約240ドット/センチメートル)になるように構成されている。また、各記録ヘッドからの吐出量は、1滴あたり約2plのインク滴が吐出可能なように構成されており、このインク滴を安定して吐出するための吐出周波数は、24KHzとなっている。この記録ヘッドを搭載したキャリッジの主走査方向への速度は、主走査方向にインク滴を1200dpi(約480ドット/センチメートル)の密度で記録すると、20インチ/秒(約50センチメートル/秒)となる。
また、本実施形態では、図7のステップS702の実行による時間のロスをなくすために、画像の記録開始前にステップS702をまず実行しておき、その後、記録走査を行う際にステップS701をそれぞれ実行するように構成することもできる。こうすることで、予備吐出後、記録開始までの間において、ステップS702による時間の浪費を低減できる。このように、ステップS702の処理を画像の記録開始前にあらかじめ実行しておくことにより、記録装置の記録時のCPUの負荷を低減させることができる。さらには、記録装置に搭載するCPUを低価格のものとすることができるため、コスト削減が可能となる。
本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の図2に示したインク吐出口列が一列で構成された記録ヘッドを使用する。また、第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、図1のホームポジション(h)の位置と主走査方向に対して記録媒体を挟んだ反対の位置に記録に使用しないインク滴を受ける予備吐出位置を設けており、記録媒体の主走査方向への長さが、8インチの幅の記録媒体とする。本実施形態と第1の実施形態との差異は、第1の実施形態においては、吐出間隔を時間で管理したのに対して、本実施形態では距離で管理する。以下、本実施形態について説明するが、第1の実施形態との差異はこれが本質的なものである。この本質的な差異以外にも、説明上第1の実施形態にあって本実施形態にない記載もある。しかしそれは本実施形態にも第1実施形態と同様に適用されるべきものである。なお記録装置の構成は、図1〜図3,図10の通りであり、第1実施形態と共通する。
また、図8のステップS802では画像形成前にあらかじめ判定を行っているが、画像形成中に実時間で判定を行う構成とすることもできる。その場合には、吐出口毎に不吐出フラグを用意しあらかじめセットしておく。そして往路の記録を開始し、吐出口ごとに、最初の吐出が行われたなら不吐出フラグをリセットする。ただし予備吐出は除外する。あわせて予備吐出からの記録ヘッドの移動距離をCPUにより測定する。距離の測定は、たとえばキャリッジ駆動制御回路304において駆動モータに印加されるパルス数を計数したり、あるいは、予備吐出位置を基点として吐出許容間隔に相当する位置にセンサを配設し、キャリッジがその位置に達したことを検出するように構成しても良い。キャリッジの移動距離が吐出許容間隔を経過したなら、それ以降の記録動作については不吐出フラグをテストして、対応する不吐出フラグがセットされている吐出口については、往路では吐出を行わない。そして、復路では、不吐出フラグがセットされている吐出口について、図8のステップS806,S807の要領で記録動作を行う。
本発明の第3の実施形態では、記録媒体の横幅が8インチより大きい12インチの記録媒体を記録する場合について説明を行う。記録装置の構成は第1実施形態や第2実施系と同様である。本発明の第3の実施形態では、第1、2の実施形態と同様の図2に示したインク吐出口列が一列で構成された記録ヘッドを使用する。ただし、本実施形態の記録装置は、記録媒体の幅が吐出許容間隔を越える12インチ(約30センチメートル)であっても、高品質の画像形成を行える。
第1乃至第2の実施形態では吐出口毎に不吐出時間(あるいは距離)を測定し、不吐出時間がインク特性の変化の許容時間(あるいは距離)を越える吐出口あるいは越えた吐出口と、不吐出時間が許容時間を越えない吐出口とで、画像形成時の走査方向を互いに逆方向とすることで、不吐出時間が許容時間を越えないように構成している。また、第3実施形態では、さらに、記録位置までの高速移動を第1又は第2実施形態の装置に組み合わせることで、前記許容時間以内に記録媒体の半分まで画像形成できない場合にも、不吐出時間が許容時間を越えないように構成している。
102 記録ヘッド
103 紙送りローラ
104 補助ローラ
105 給紙ローラ
106 キャリッジ
201 吐出口
300 中央制御部(CPU)
301 ROM
302 RAM
303 画像入力部
304 画像信号処理部
305 バスライン
306 操作部
307 回復系制御部
308 回復系モータ
309 ブレード
310 キャップ
311 ポンプ
312 ダイオードセンサ
313 記録ヘッド
314 ヘッド温度制御回路
315 ヘッド駆動制御回路
316 キャリッジ駆動制御回路
317 紙送り制御回路
Claims (15)
- 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行うインクジェット記録装置であって、
前記主走査方向について、前記記録ヘッドによる記録媒体に対する記録領域の両端外部において前記記録ヘッドによるインクの予備吐出が可能な予備吐出部と、
前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定する判定手段と、
第1の記録走査では、前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、第1の記録走査終了後、近傍に位置する前記予備吐出部において予備吐出を実施し、続く第2の記録走査では、前記第1の記録走査とは反対方向に走査して、前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行う記録制御手段と
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インク吐出間隔は、記録走査開始前の予備吐出と記録走査において記録媒体に記録する最初のインク吐出との間隔であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吐出間隔は時間間隔または距離間隔であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記判定手段は、記録走査の開始前に、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに、インク吐出間隔がすべて所定値以内であるか判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記判定手段は、記録走査を行いつつ、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに、インク吐出間隔がすべて所定値以内であるか判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吐出間隔は、前記記録ヘッド内のインク特性が変化するまでの時間に応じて与えられ、一方の予備吐出部にインクを吐出してから他方の予備吐出部にインクを吐出するインク吐出間隔以下であり、かつ、当該両予備吐出部にインクを吐出するインク吐出間隔の2分の1以上となる関係にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記判定手段により、前記第1、および第2の記録走査において前記インク吐出間隔が所定時間以内ではないと判定されたとき、前記記録制御手段は、第3の記録走査において、前記記録ヘッドの走査速度を変更して前記第1、および第2の記録走査において所定時間以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行うインクジェット記録装置であって、
前記主走査方向について、前記記録ヘッドによる記録媒体に対する記録領域の両端外部において前記記録ヘッドによるインクの予備吐出が可能な予備吐出部と、
前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定する判定手段と、
第1の記録走査では、前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、第1の記録走査終了後、前記予備吐出部において予備吐出を実施し、第2の記録走査では、前記記録ヘッドを前記第1の記録走査よりも高速に移動させてから、前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行う記録制御手段と
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記第1の記録走査と前記第2の記録走査を、同一方向に走査させることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第1の記録走査と前記第2の記録走査を、異なる方向に走査させることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吐出間隔は、記録走査開始前の予備吐出と記録走査において記録媒体に記録する最初のインク吐出との間隔であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2の記録走査では、前記記録ヘッドを記録媒体に記録する最初の記録位置まで高速に移動させてから、前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記第2の記録走査では、前記記録ヘッドを予備吐出位置からの間隔が前記所定値に相当する位置まで前記記録走査よりも高速に移動させてから、前記判定手段により前記間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行い、前記主走査方向について、前記記録ヘッドによる記録媒体に対する記録領域の両端外部において前記記録ヘッドによるインクの予備吐出が可能な予備吐出部を有するインクジェット記録装置による記録方法であって、
前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの吐出口ごとに判定し、
第1の記録走査では、前記判定によりインク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、
第1の記録走査終了後、近傍に位置する前記予備吐出部において予備吐出を実施し、
続く第2の記録走査では、前記第1の主走査方向とは反対方向に走査して、前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うことを特徴とする記録方法。 - 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行い、前記主走査方向について、前記記録ヘッドによる記録媒体に対する記録領域の両端外部において前記記録ヘッドによるインクの予備吐出が可能な予備吐出部を有するインクジェット記録装置による記録方法であって、
前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定し、
第1の記録走査では、前記インク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、
第1の記録走査終了後、前記予備吐出部において予備吐出を実施し、
第2の記録走査では、前記記録ヘッドを前記第1の記録走査よりも高速に移動させてから、前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うことを特徴とする記録方法。
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