JP2006178043A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ワニス引きがなされた印刷物に対し、ワニス引き部分の検版ができる色校正を作成できる画像形成方法等を提供する。
【解決手段】 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物43の色校正40を、印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、ワニス引きがなされていない部分に対応する色校正の画像部分に、ワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターン42を設けて、色調がくすんだ印象とノイズ感を付し、ワニス引き部分を特定できるようにする。
【選択図】 図3
【解決手段】 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物43の色校正40を、印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、ワニス引きがなされていない部分に対応する色校正の画像部分に、ワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターン42を設けて、色調がくすんだ印象とノイズ感を付し、ワニス引き部分を特定できるようにする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、印刷物表面の全部または一部にワニス引きがなされている印刷物の、色校正を形成するための画像形成方法、または、そのような色校正を形成するための画像形成装置等に関する。
印刷物は、印刷用紙上に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のプロセスカラーと、必要により用いられる特色等の各種のインクを適宜刷り重ねることにより作成されるのが通常であるが、さらにその上に透明層がコーティング等により設けられる、いわゆる表面ワニスコーティング、ニス引き加工等と呼ばれる処理(以下、ワニス引きという)がなされることがある。これは、印刷物の全部または一部の表面に光沢または半光沢を持たせて図柄等を美しく見せるためや、印刷物に耐水性や耐候性等を持たせるために行われる。
ところで、印刷物の作成にあたっては、印刷物の仕上がりの状態を本印刷に移る前にあらかじめチェック(検版)するため、別途、色校正を作成するのが通常である。最近は、印刷物のデジタルデータから、印刷物のみならず色校正も作成するのが普通となり、このための昇華方式、溶融熱転写方式、電子写真方式やインクジェット方式等の種々の方式の画像形成装置が知られている。
上記のようなワニス引きがなされた印刷物の色校正では、通常の色調や図柄の検版に加え、ワニス引きが適切になされているか否かの検版ができる必要がある。しかし、ワニス引き部分は、無色で透明な層が刷り重ねられているだけであり、刷り重ねにより色調が変化しないため、どのような方式の画像形成装置でも適切な色校正を作成するのが困難なのが実情であった。
ここで、ワニス引きに関するものではないが、像構造シミュレーションにおける閾値マトリクスを印刷用紙に応じて標準偏差が設定された乱数を用いて修正することにより、印刷用紙の表面粗さに起因する印刷物のザラツキ感を、色校正に反映させる技術が開示されている(特許文献1参照)。また、同様にワニス引きに関するものではないが、印刷用紙の種類とPS版の網点面積率とに基づいて、カラープリンタ用のビットマップデータへの展開時の網点面積率を変更する過程を設けることで、紙の「むら感」と「ざらつき感」とが表現でき、印刷用紙の種類ごとにPS版の網点面積率100%で印刷した印刷物の表面に対して測定した濃度分布を得、この測定した濃度分布に基づいて測色濃度を補正する過程を設けることで、紙の「テクスチャー感」を表現できる技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開平08−214157号公報
特開平09−270930号公報
本発明は、ワニス引きがなされた印刷物に対し、ワニス引き部分の検版ができる色校正を作成できる画像形成方法等を提供することを課題とする。
本発明の第1は、表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、前記のワニス引きがなされていない部分に対応する前記色校正の画像部分に、前記のワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターンを設けることを特徴とする画像形成方法である。
発明の第2は、表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、前記色校正の画像の全面に識別可能な識別パターンを付し、前記のワニス引きがなされている部分に対応する画像部分に付された前記識別パターンの色を、当該画像部分の元の色と同じ色に調整することを特徴とする画像形成方法である。
ここで、前記の識別パターンが、微小点がランダムに配置された画像であることは好ましい。また、前記の微小点単独の色が、CIELAB色空間における彩度C*が0〜20の範囲内の色であることは好ましい。また、前記のワニス引きがなされた部分に位置する画像の色を、当該ワニス引きがなされない場合の当該画像の色から変化させることは好ましい。また、前記の変化にあたり、変化させた後の色の明度が、変化させる前の色の明度以下であることは好ましい。また、前記の変化にあたり、前記ワニス層の濃度Onを仮定し、変化させた色の濃度Dnを、下記の式(A)でi=1〜nに従って順次演算して求めることは好ましい。
Di=ai×Oi+bi×Ui (i=1〜nの整数)・・・(A)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキまたはワニスの層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキまたはワニスの層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキまたはワニスの層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキまたはワニスの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキまたはワニスの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキまたはワニスの層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキまたはワニスの層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキまたはワニスの層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキまたはワニスの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキまたはワニスの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
また、前記の識別パターンの識別色のCIELAB色空間における明度L*が、75〜95の範囲内であることは好ましい。また、前記識別パターンが設けられた画像部分の色の濃度を、下記の式(B)でi=1〜nに従って順次演算して求めることは好ましい。
Di=ai×Oi+bi×Ui (i=1〜nの整数)・・・(B)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキ層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキ層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキ層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキ層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
また、前記識別パターンについて仮定された転写率が0.60〜0.80であり、透明度が0.50〜0.80であることは好ましい。また、前記の色校正が、ハロゲン化銀カラー感光材料を用いて形成されることは好ましい。
発明の第3は、表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を形成するための色データを格納したカラーコレクションテーブルの生成方法であって、前記印刷物の基準色の色データが格納され、前記のワニス引きの色データが設定されて格納され、前記のワニス引きの色と前記の基準色との重なり色の色データが演算されて格納され、前記のワニス引きがなされていない部分を前記のワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターンの色データが設定されて格納され、前記識別パターンの色と前記基準色との重なり色が演算されて格納され、前記ワニス引きの色と前記識別パターンの色と前記基準色との重なり色が、前記のワニス引きの色と前記の基準色との重なり色と同じ色に設定されて格納されることを特徴とする生成方法である。
発明の第4は、表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成装置であって、前記のワニス引きがなされていない部分に対応する前記画像データの部分に、前記のワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターンを設ける手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
発明の第5は、表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、前記の画像データから構成される画像の全面に識別可能な識別パターンを付す手段と、前記のワニス引きがなされている部分に対応する画像部分に付された前記識別パターンの色を、当該画像部分の元の色と同じ色に調整する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置である。
印刷物表面の全面または一部にワニス引きされた印刷物に対して、通常印刷部分の検版のみならず、ワニス引きされた部分の検版も容易に行える色校正が得られる。その際、既存の画像形成装置の機能の範囲内で、演算負荷が低い範囲内で処理できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、色校正を作成する画像形成装置として、Y、M、Cの要素色だけを有するハロゲン化銀カラー感光材料を用いて、これを多段階に光量調整可能なLED等を用いて二次元走査しながら露光し、次いで現像して色校正を得る電子写真方式の画像形成装置を例として説明する。このような画像形成装置は、一般に画像を電子的に処理する制御部と、制御部からの出力に基づいて色材を用いて色校正を作成する出力部とからなる。出力部では、白(印刷用紙の色)を除いて印刷物で用いられる複数の色の各々に対して、ハロゲン化銀感光材料の各要素色に対するR、G、Bの各LEDの露光量を多段階に変化させることによりほぼ連続的に濃度変化させることができる。これによって印刷インキや印刷用紙のグレードの違い等に伴う多様な色の違いに対応することができる。
図1は、色校正の目標となる印刷物1の例と、その印刷時の版構成の概要を示した図である。図1の右側に示されている印刷物1は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)の、いわゆるプロセスカラー4色のインキと、ワニスとを用いて印刷された例である。印刷物1の上半分には、プロセスインキであるC、M、Y、Kを用いた画像5等が印刷されており、さらにその上にワニス引き3がなされている。また、印刷物1の下半分はワニス引きがなされずに、印刷用紙の上にプロセスインキのC画像4等が印刷されているだけである。
図1の印刷物1では、例えば、Cインキの上にワニス引きがなされている部分と、Cインキだけでワニス引きされていない部分とでは、ワニス塗膜が透明なのでインキ画像の色そのものは同じになる。しかし、ワニス引きされている部分は、されていない部分より光沢があり、両者は目視で容易に区別できる。なお、図1の例では、印刷物1の作成に際し、プロセスカラーのインキ以外に用いられているのはワニスだけであるが、さらに他の特色インキをプロセスカラーのインキと同様に用いて印刷しても良いことは言うまでもない。以下、このように印刷物で用いられているインキの色を基準色と言う。基準色には、プロセスカラーだけではなく、必要により印刷に用いられる特色インキの色が含まれていても良い。
このような印刷物1は、図1の左側に画像を実線で版を破線で記載したごとき複数の版を用いて、印刷用紙上にあらかじめ定めた順番で印刷が行われることで作成される。図1では、ワニス画像11を印刷するための特色版としてのワニス版10と、プロセスカラーによりC画像16やM画像20を印刷するための、C版15とM版20とが示されている。なお、Y版とK版は、C版やM版と同様なので図示を省略した。
なお、図1の印刷物1では、ワニス引きの形状は長方形の単純なものであるが、実際の印刷物では印刷される図柄や文字に合わせた複雑な形状とされる場合も多い。そのため、ワニス引きした印刷物に対する色校正では、ワニス塗膜が予定通りの形状にコーティングされているか否かを確認できることが求められる。ここでは、このようなワニス引きした印刷物に対して、以下で説明するような色校正を作成する。
図2は、図1のワニス引きした印刷物1に対応して作成された色校正40の模式図である。ワニス引きに対応する色校正40の上半分43では、CMYK画像部分60等の色を、ワニス引きがなされない場合の基準色のままとすることもできるが、ワニス引きされたことを色でも示すために、ワニス引きされていない場合のCMYK画像部分の色に比較して若干異なった色に変更するのが望ましい。この若干異なった色(「C+ワニス引き」等)は後述の方法で特定される。
また、ワニス引きされていない部分に対応する色校正40の下半分42では、ワニス引きがなされていないことを意味する識別パターンが付されている。識別パターンは、画素4個程度が集まった微小な点がランダムに配置されたものであり、その微小点を形成する画素の色を識別色とする。このような識別パターンを付しているのは、ワニス引きがなされた部分は一般に図柄等の鮮やかな色調と光沢感を強調したい部分であるから、それ以外のワニス引きされていない部分に、色調がくすんだ印象とノイズ感を与える識別パターンを付することで、残りのワニス引きされた部分を特定できるようにするためである。従って、識別色は、くすんだ印象を与えられるように明度が高く彩度が低い色とするのが望ましい。これにより、CMYK画像部分でも識別パターンが付されていることが目視で認識可能となり、この部分にワニス引きがなされていないことが判別できるようになる。なお、識別パターンはあらかじめ定めておいても良いし、印刷用紙をスキャンして加工することにより作成しても良い。比較的小さなパターンを作成してこれを繰り返すのでも良い。
具体的には、色校正40の下半分の白地部分に存在する識別色の画素は、上記の明度が高く彩度が低い色のような色とするのがよい。また、下半分でCMYK画像部分に重なった場合は、識別色のままとすることもできるが、本来のCMYK画像の色から、例えば、「基準色C等+識別色」等の色に変更するのが、自然な色校正を得ることができて好ましい。この変更された色(基準色C等+識別色)も後述の方法で特定される。このようにすることで、識別パターンを付しても違和感のない色校正が得られる。なお、色校正40の下半分において、CMYK画像が識別色の画素と重なっていない場合は、本来のCMYK画像の画素の色がそのまま用いらるのがよい。ここで、本来のCMYK画像の画素の色とは、印刷物の網点面積率100%のベタ色の画像部分における色を、そのまま色校正で再現するための画素の色を言う。このような色校正40とすることで、通常印刷部分の検版のみならず、ワニス引きされた部分の検版も容易に行えるようになる。
次に、このような色校正を作成する方法について説明する。まず、図3に示すように、色校正40が、印刷物のCMYK画像50〜53と、特色S1の画像としてのワニス画像43と、特色S2画像としての識別パターン画像42との組み合わせからなっているものと考える。ここで、CMYK画像50〜53は、ワニス引きが無い場合の印刷物の各色版に対応する画像の合計である。また、ワニス画像43は、印刷物のワニス版に対応する画像であり、ここでは、特色S1の画像として取り扱う。また、識別パターン画像42は、色校正40の全面に渡って画素4個程度の微小点をランダムに配置した画像であり、ワニス引きがなされていない部分を表示するためのものである。
なお、図6では、識別パターン画像42は色校正40の全面にわたって付されており、ワニス引きがなされた画像部分を除く処理をしていない。これは、後述のようにカラーコレクションテーブルで指定される色データを調整することにより、ワニス引きがなされていない部分だけに識別パターンが実質的に付されるようにすることが可能なためである。この結果、画像形成装置の演算負荷が比較的軽くて済むメリットがある。もちろん、識別パターン画像42から、ワニス引きがなされた画像部分を除く処理をしてもよいのは言うまでもない。
識別パターンは、色校正においてワニス引きがない部分に識別パターンが付されていることが目視で判別できればよく、CMYK画像の色調を大きく変化させることは好ましくない。そのため、そのような目的の範囲内で、微小点の大きさや密度を適宜定めればよい。例えば、2400dpiの画像では、微小点は画素4個程度の集合体とし、また、微小点は面積の10%〜50%程度の密度とするのが望ましい。また、微小点を構成する画素の識別色も同様に、識別パターンを用いる目的にかなうように適宜定めればよい。このような観点から、識別色は明度が高く彩度が低い色とするのが望ましく、具体的には、CIELAB色空間における彩度C*が、0〜20程度の範囲内の色に設定するのが望ましい。より望ましくは彩度C*が0〜10程度の範囲内である。微小点は、他の版の色と重ならない単独の状態でこのような色を呈することになる。
次に、色校正の目標である印刷物において発色する色と印刷用紙に刷り重ねる版との関係を図4を用いて説明する。図4は、印刷物におけるいわゆるプロセスカラーであるYMCKの4版を用いた場合に、色名の列に示されたベタ色(網点面積率100%)のそれぞれが、同じ行の白丸で示された印刷版の刷り重ねで表現されることを意味している。ここで「+」は、あらかじめ定められた順序で、印刷用紙上にそれぞれのインキを刷り重ねていくことを意味する。印刷物では、このインキの刷り重ねにより種々の色調を表現する。例えば、YMCKの組み合わせでは、それぞれの単独の4色と、複数の版の刷り重ねで11色、これに白地を入れた合計16色が表現される。なお、白は印刷用紙の色である。以下の説明に使用する版の色の表示は、図4の記載に従うものとする。これら4版に、さらに特色版を加えるのは任意である。
図5は、印刷物の印刷に用いられる画像データの例を示した図である。画像は、画素の集合体として構成されており、画像データは、画素ごとに「1」か「0」の2値データが、用いられる版の数だけ貼り付けられている。これら2値データは、印刷版がその画素において刷られる「1」か、刷られないか「0」を規定している。特色を用いる場合は、その特色版のデータ列が1列増えることになる。この例では、プロセスカラーのYMCKの版に加え、ワニス引きを行うためのワニス版の刷り有無のデータも、一種の特色として画素ごとに含めている。
図6は、図4のように印刷版の組み合わせから定まる印刷物の色の各々に対して、画像形成装置において、画素ごとにどのような色を、色校正の色材であるハロゲン化銀カラー感光材料に発色させるかを定めるカラーコレクションテーブルの例である。ここで、カラーコレクションテーブルとは、印刷色の各色に対してプルーフの色材で発色させる要素色の濃度を規定したテーブルである。この例ではプルーフの色材としてY、M、Cの各発色層の積層からなるハロゲン化銀カラー感光材料が使用されているため、カラーコレクションテーブルには、プロセスカラーの各色(基準色)に対して感光材料のY層、M層、C層でそれぞれ発色させる要素色の濃度のデータが格納されている。これらの濃度は、白地支持体を用いることを前提としてあらかじめ定められている。
このようなテーブルは、画像形成装置において、あらかじめY、M、Cの各層の発色を多段階に変えた条件で組み合わせ、それらの条件で露光・現像により作成されたカラーパッチに対して、CIELAB色空間におけるL*、a*、b*座標及びステータスT条件下で測定されたY、M、C濃度を測定することで、印刷物の網点面積率100%のベタ色に対応する適切なYMC濃度のデータが結びつけられて格納されたものである。なお、説明を簡単にするために、印刷条件により決まる印刷物の色は、すでにL*a*b*座標系の値を用いて指定されているものとした。
ところで、図6に示したカラーコレクションテーブルは、ワニス引きのない印刷物で使用できる基準色の色データを格納した通常のカラーコレクションテーブルの例であるが、これをワニス引きされた印刷物の色校正が作成できるようにするために、以下に説明するようにして修正する。この修正フローの概略を図7のフローチャートに示す。
まず、図6に示したカラーコレクションテーブルを、図3に示したようにワニス画像を特色S1、識別パターン画像を特色S2として扱えるようにするために拡張する(S10ステップ)。拡張にあたっては、基準色とS1との重なり色、基準色とS2との重なり色、基準色とS1及びS2との重なり色のそれぞれが指定できるように拡張する。このようにして拡張されたカラーコレクションテーブルの例を図8に示す。図8のテーブルでは、基準色の色データは、すでに説明したようにしてあらかじめ求められたものが格納されているが、特色S1、特色S2、特色S1+特色S2については、未だ色データが無いため空欄になっている。
そこで、これらの色データを以下のようにして求める。まず、特色S1に関する色データを求める。ワニスに対応する仮定の色S1は実際には存在しない色であるが、色校正を目視した場合に、ワニス引きの存在により感じる画像の色の光沢感を擬似的に表現するために用いるのが望ましい。画像部分にワニス引きされている場合の画像部分の色は、その色相が、ワニス引きされていない場合の色の色相と実質的に同じで、その明度が、ワニス引きされていない場合の色の明度以下であって、かつわずかに異なるようにするのが好ましい。これでワニス引きされた場合の光沢感を擬似的に色校正の色で表現できるようになる。
次に、特色S1と各基準色との重なり色の濃度Dnを、ワニス層の濃度をOnと仮定して、以下の式(A)をi=1からnまで順次演算して求める(S20ステップ)。なお、iが途中の値における濃度等の値がわかっている場合は、その値を使用して途中から演算しても良いことは言うまでもない。
Di=ai×Oi+bi×Ui (i=1〜nの整数)・・・(A)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキまたはワニスの層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキまたはワニスの層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキまたはワニスの層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキまたはワニスの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキまたはワニスの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキまたはワニスの層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキまたはワニスの層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキまたはワニスの層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキまたはワニスの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキまたはワニスの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
従って、上記の仮定の色S1は、上記のように求められた濃度Dnにより表現される色の色相が、濃度Unにより表現される色の色相と実質的に同じで、かつ、その明度が、濃度Unにより表現される色の明度以下であって、かつわずかに異なるように設定すればよい。なお、演算の係数ai、biは、別途行う実験であらかじめ求めておけばよい。このようにして得たS1の濃度の値は、図8のカラーコレクションテーブルに格納される。
また、演算により求められた基準色とワニス色S1との重なり色(「C+ワニス引き」等)の濃度のデータは、図8のカラーコレクションテーブルに格納される。これで、ワニス引きを特色S1として取り扱った場合の色データが特定される。このようにすることで、ワニス引きがなされている画像部分の色が、基準色からわずかに明度が変化し、ワニス引きによる色の光沢感を擬似的に表現することが可能となる。
次に、識別パターンを構成する画素の色である識別色S2を特定する。この識別色も実際の印刷物には存在しない色であるが、色校正の作成にあたっては、識別色S2の色データをあらかじめ定めておき、特色の一つとして取り扱う。識別色S2は、識別パターンを用いる目的から、すでに説明したように明度が高く彩度が低い色とするのが望ましく、具体的には、CIELAB色空間における彩度C*が、0〜20程度の範囲内の色に設定するのが望ましい。より望ましくは彩度C*が0〜10程度の範囲内で定めるのが良い。また、識別色のCIELAB色空間における明度L*は、75〜95の範囲内とするのが望ましい。あらかじめ定められたS2の濃度のデータは、図8のカラーコレクションテーブルに格納される。
続いて、特色S2と基準色との重なり色を、下記の式(B)を用いて、式(A)と同様にして演算する(S30ステップ)。
Di=ai×Oi+bi×Ui (i=1〜nの整数)・・・(B)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキ層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキ層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキ層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキ層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。)
その際、式(B)の濃度Onは識別色の濃度となる。特色S2は実際のインキが存在しない色ではあるが、その仮想的なインキの転写率が0.60〜0.80の範囲内であるとして式(B)の演算を行うのが好ましい。同様に、特色S2は半透明であるとして、仮想されたインキの透明度が0.50〜0.80の範囲内として演算するのが好ましい。このようにして特色S2と基準色との重なり色の濃度のデータが、図8のカラーコレクションテーブルに格納される。これにより、ワニス引きがなされていない画像部分に識別パターンが存在することが判別できるようになり、しかも識別パターンの存在に違和感が生じることがない。
次に、特色S1と特色S2と基準色とが重なった場合の色テータを演算する必要があるが、ここでは、この色データを、特色S1と基準色との重なり色と同じものに設定して、カラーコレクションテーブルに格納する(S40ステップ)。このようにして生成されたカラーコレクションテーブルを図9に示す。
このように特色S1と基準色との重なり色と同じ色データにする理由は、次の通りである。特色S1と特色S2と基準色とが重なる画像部分とは、ワニス引きの色と識別パターンの色と基準色とが重なった状態になる。識別パターンは、もともと色校正の全面に付されているが、ワニス引きがなされていない部分を判別できるようにするために用いるのであるから、そのような部分でだけ目視できればよい。そのためには、ワニス引きがなされた部分では、識別パターンが見えないようにする必要がある。
そこで、「基準色+ワニス引き色S1+識別パターン色S2」の色を、「基準色+ワニス引き色S1」の色と同じ色に設定する。このようにすることで、ワニス引きされている部分では、画像データ上は識別パターンが存在するが、色校正を目視した場合には識別パターンが判別できないようになる。つまり、ワニス引きされていない部分だけで識別パターンが判別できることになる。また、識別パターンを付す場合に、識別パターンを画像の形に合わせてデータ処理する必要がなくなり、演算負荷も比較的軽くて済むメリットがある。
これでカラーコレクションテーブルが完成する。カラーコレクションテーブルに格納された色種の数は、印刷物でCMYKのプロセスカラーだけを用いる場合には形式的には64色であるが、実際には、上記のように同じ色に設定される物があることから、実質的には48色となる。プロセスカラーに加え、他の特色を用いた場合にこの数がさらに増加することは言うまでもない。
なお、印刷物において特色等として、識別色と類似の中間色を用いている場合は、識別色はこれとは異なる色にしたほうが良いのは言うまでもない。つまり、識別色は、印刷物で用いられる色から区別できる色であり、しかも彩度が比較的低い色を用いるのが望ましい。識別色は、あらかじめ一定の色に固定しておいても良いが、濃度や色相の異なるものを複数用意しておき、ユーザーが必要により選択できるようにしてもよい
次に、得られたカラーコレクションテーブルを画像形成装置に格納することで、ワニス引きされた印刷物の色校正を出力することが可能になる。具体的な処理フローを図10のフローチャートに示す。図5に示したようなワニス引き部分の画像データを含む2値面積階調画像の画像データが画像形成装置に入力されると(S100ステップ)、印刷条件に基づいて使用されるカラーコレクションテーブルが特定され(S110ステップ)、2値面積階調画像の画素ごとに、版の刷り重ねのデータからカラーコレクションテーブルの色種を特定し、色材であるハロゲン化銀感光材料のY層、M層、C層の発色濃度が読み出される(S120ステップ)。
画素ごとに特定された発色濃度のデータは、図11に示す画像濃度テーブルに格納される。この画像濃度テーブルのデータは、画像形成装置の出力部に出力される。出力部では、図12に示した露光量コードテーブルを介して、画素ごとに濃度値がLEDの駆動電流データに変換され、ハロゲン化銀カラー感光材料が二次元走査されながら露光され、続いて所定の現像処理がなされる。これにより、ワニス引きされた印刷物に対応した、図2に示したごとき色校正が得られる。
このようにして得られた色校正は、識別パターンの存在により、色校正の中のワニス引き部分と非ワニス引き部分とを判別することができ、ワニス引きされた部分の擬似的な光沢感とワニス引きされない部分のくすみ感とノイズ感とを表現できる。さらに、ワニス引きされた画像部分の色を元の色よりわずかに明度を下げる操作を行っているので、ワニス引きの効果を直感的に認識することができる。また、ワニス引きがされない画像部分の識別パターンの色を元の色に基づいて調整しているので、識別パターンの存在による違和感が発生しにくい。また、識別パターンを画像に合わせて加工する必要がないので、演算処理の負荷も比較的軽くて済む。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は以上に説明した発明の具体的態様に限定されるものではない。例えば、画像形成装置はハロゲン化銀感光材料を用いる物には限定されず、種々の色を多段階に表現できるものであれば特に限定されない。例えば、比較的少数の色種の画素を組み合わせることにより様々な色を表現するものであっても良く、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式等の画像形成装置であっても良い。網点形状を的確に再現して検版性を高めるにはハロゲン化銀感光材料を用いたものを用いるのが好ましい。
また、上記の説明では、画像形成装置の制御部において画像データの処理を行う機能は、専用ハードウェアを用いるものでも良いし、汎用コンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムにより実現されるものでも良い。また、そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納しても良い。プログラムを記録媒体に格納する際には、複数の部分に分割し、分割したものをそれぞれに記憶媒体に格納してあってもよい。ここで、記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディクス、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等を言う。
Claims (14)
- 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、前記のワニス引きがなされていない部分に対応する前記色校正の画像部分に、前記のワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターンを設けることを特徴とする画像形成方法。
- 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、前記色校正の画像の全面に識別可能な識別パターンを付し、前記のワニス引きがなされている部分に対応する画像部分に付された前記識別パターンの色を、当該画像部分の元の色と同じ色に調整することを特徴とする画像形成方法。
- 前記の識別パターンが、微小点がランダムに配置された画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成方法。
- 前記の微小点単独の色が、CIELAB色空間における彩度C*が0〜20の範囲内の色であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成方法。
- 前記のワニス引きがなされた部分に位置する画像の色を、当該ワニス引きがなされない場合の当該画像の色から変化させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記の変化にあたり、変化させた後の色の明度が、変化させる前の色の明度以下であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成方法。
- 前記の変化にあたり、前記ワニス層の濃度Onを仮定し、変化させた色の濃度Dnを、下記の式(A)でi=1〜nに従って順次演算して求めることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成方法。
Di=ai×Oi+bi×Ui (i=1〜nの整数)・・・(A)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキまたはワニスの層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキまたはワニスの層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキまたはワニスの層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキまたはワニスの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキまたはワニスの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。) - 前記の識別パターンの識別色のCIELAB色空間における明度L*が、75〜95の範囲内であることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載された画像形成方法。
- 前記識別パターンが設けられた画像部分の色の濃度を、下記の式(B)でi=1〜nに従って順次演算して求めることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の画像形成方法。
Di=ai×Oi+bi×Ui (i=1〜nの整数)・・・(B)
(ここで、nは支持体上に刷り重ねられたインキ層の数を意味する2以上の整数であり、Diはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の色濃度、Uiはi番目のインキ層が刷り重ねられた部分の下色の濃度であって、Ui+1=Diである。また、Oiは下色濃度Uiのインキ層上にi番目に重ねて刷られたインキ層の濃度である。なお、U1は印刷物の支持体の色濃度を意味する。また、aiは下色濃度Uiのインキ層上に重ねられた上色濃度Oiのインキの転写率を意味し、n個のaiのうち、少なくとも1つが0よりも大きくて1よりも小さく、その他は0以上1以下である。biは、上色濃度Oiのインキの透明度を意味し、いずれのbiも0よりも大きく1よりも小さい。) - 前記識別パターンについて仮定された転写率が0.60〜0.80であり、透明度が0.50〜0.80であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
- 前記の色校正が、ハロゲン化銀カラー感光材料を用いて形成されることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像形成方法。
- 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を形成するための色データを格納したカラーコレクションテーブルの生成方法であって、前記印刷物の基準色の色データが格納され、前記のワニス引きの色データが設定されて格納され、前記のワニス引きの色と前記の基準色との重なり色の色データが演算されて格納され、前記のワニス引きがなされていない部分を前記のワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターンの色データが設定されて格納され、前記識別パターンの色と前記基準色との重なり色が演算されて格納され、前記ワニス引きの色と前記識別パターンの色と前記基準色との重なり色が、前記のワニス引きの色と前記の基準色との重なり色と同じ色に設定されて格納されることを特徴とする生成方法。
- 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成装置であって、前記のワニス引きがなされていない部分に対応する前記画像データの部分に、前記のワニス引きがなされている部分から識別可能な識別パターンを設ける手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 表面の全部または一部にワニス引きされた印刷物の色校正を、前記印刷物の画像データから形成する画像形成方法であって、前記の画像データから構成される画像の全面に識別可能な識別パターンを付す手段と、前記のワニス引きがなされている部分に対応する画像部分に付された前記識別パターンの色を、当該画像部分の元の色と同じ色に調整する手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004368974A JP2006178043A (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2006178043A true JP2006178043A (ja) | 2006-07-06 |
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ID=36732224
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| JP (1) | JP2006178043A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006343467A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | 画像表示装置およびその制御方法 |
| JP2014019504A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Sharp Corp | 画像形成装置及び処理ユニット |
| US8964249B2 (en) | 2011-07-14 | 2015-02-24 | Ricoh Company, Limited | Image test apparatus, image test system, and image test method for testing a print image based on master image data |
-
2004
- 2004-12-21 JP JP2004368974A patent/JP2006178043A/ja active Pending
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