JP2006201327A - 信号生成回路、電気光学装置及びその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電気光学素子を階調値に基づき駆動するためのパルス幅変調信号を生成する信号生成回路において、パルス幅変調信号の基点位置を電気光学素子毎に前方または後方に制御する基点制御信号と階調値から、カウント値を生成する引き算回路610と、カウント開始時点から基準クロック信号がカウント値の数発生した時点でカウント終了信号を生成するカウント回路630と、基点制御信号に基づき、カウント終了信号と、カウント開始時点であるパルス始点と、カウント開始時点から基準クロック信号が階調値の最大階調値の数発生した時点であるパルス終点とから、パルス前方エッジ信号とパルス後方エッジ信号を生成する切換回路650と、パルス前方エッジ信号とパルス後方エッジ信号から、パルス幅変調信号を生成するパルス化回路660とを備える。
【選択図】 図3
Description
そこで、本発明は、所定のルールに基づきパルスの基点を前方または後方に容易に切換えることが可能な信号生成回路、電気光学装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
図1は、本発明の第1実施例としての電気光学装置の構成を概略的に示すブロック図である。この電気光学装置100は、画素領域200と、走査線駆動回路300と、データ線駆動回路400と、制御回路500とを備えている。電気光学装置100は、画素領域200に画像を表示させる画像表示装置である。なお、以下の説明では、図1に示すX方向を行方向とも呼び、Y方向を列方向とも呼ぶものとする。
図2は、i行目j列目の画素回路の一例を示す説明図である。画素回路210は、電気光学素子であるOLED素子212を備えている。この画素回路210は、パルス信号Xjのパルス幅によって発光階調を設定する画素回路である。
次に、データ線駆動回路400を構成する信号生成回路600について説明する。図3に、信号生成回路600の概略構成を示すブロック図を示す。信号生成回路600は、図3に示すように、引き算回路610とパルス生成回路620から構成される。さらにパルス生成回路620は、カウント回路630と、切換回路650と、パルス化回路660から構成される。
次に、引き算回路610について説明する。図4に、引き算回路610の回路図を示す。引き算回路610は図4に示すように、インバータ611、612、613と、トランスミッションゲート614、615、616、617と、から構成される。
次に、カウント回路630について説明する。図5に、カウント回路630の回路図を示す。カウント回路630は図5に示すように、AND631、640と、リセット付D−フリップフロップ(以下、D−FFR)632、633と、インバータ634、635、638、639と、EX−OR636、637と、から構成される。
次に、切換回路650について説明する。図6に、切換回路650の回路図を示す。切換回路650は図6に示すように、インバータ651と、トランスミッションゲート652、653、654、655と、から構成される。
次に、パルス化回路660について説明する。図7に、パルス化回路660の回路図を示す。パルス化回路660は図7に示すように、NOR661、662と、インバータ663、664、665と、から構成される。
なお、インバータ663は図7に示す回路例においては削除できる。
次に、信号生成回路600の動作について説明する。図8に、信号生成回路600のタイミングチャートを示す。なお、本実施例では図1の制御回路500から信号生成回路600に対し、図8のタイミングチャートに示すようなタイミングで、階調信号D0、階調信号D1、基点制御信号BSS、カウント開始信号CSS、基準クロック信号CLK、パルス始点PS、パルス終点PEが与えられた場合について説明する。
まず、図4と図8により、基点制御信号BSSがHレベル、つまり前方基点に設定されている場合の引き算回路610の動作について説明する。
図8の時点t0において、階調信号D1がLレベル、階調信号D0がHレベルに設定されている。このことは階調値が2×0+1×1=1に設定されていることを意味する。図4において、基点制御信号BSSはHレベルなので、トランスミッションゲート615とトランスミッションゲート617がオン状態となり、トランスミッションゲート614とトランスミッションゲート616がオフ状態である。したがってカウント数設定信号C0=D0、C1=D1なので、図8に示すように、C1がLレベル、C0がHレベルとなっている。このことはカウント値が2×0+1×1=1に設定されたことを意味する。
図8の時点t7において、階調信号D1がHレベルからLレベルに遷移し、階調信号D0がHレベルを保ち、階調値は再び1となる。基点制御信号BSSはこの時点ではHレベルなので、カウント数設定信号C1がLレベル、C0がHレベルとなり、カウント値が再び1に設定される。次に、時点t8で基点制御信号BSSがHレベルからLレベルに遷移すると、トランスミッションゲート615とトランスミッションゲート617がオフ状態となり、トランスミッションゲート614とトランスミッションゲート616がオン状態となる。これにより、カウント数設定信号C0には階調信号D0がインバータ612によって反転された信号が出力され、カウント数設定信号C1には階調信号D1がインバータ613によって反転された信号が出力される。したがってカウント数設定信号C0=(D0の反転値)、C1=(D1の反転値)なので、図8に示すように、C1がHレベル、C0がLレベルとなる。このことはカウント値が2×1+1×0=2に設定されたことを意味する。
次に、図5と図8により、カウント回路630の動作について説明する。
図8の時点t0において、カウント開始信号CSSがLレベルからHレベルに遷移すると、AND631の出力から基準クロック信号CLKがD−FFR632のクロックCに入力される。D−FFR632の出力信号Q0は、時点t0でLレベルからHレベルに遷移し、時点t1でHレベルからLレベルに遷移する。D−FFR632の出力信号Q0がD−FFR633のクロックCに入力されるので、D−FFR633の出力信号Q1は、時点t0でLレベルからHレベルに遷移し、時点t2でHレベルからLレベルに遷移する。
次に、図6と図8により、切換回路650の動作について説明する。
図8の時点t0から時点t8までの期間、基点制御信号BSSはHレベルを保持しているので、トランスミッションゲート652とトランスミッションゲート654がオン状態、トランスミッションゲート653とトランスミッションゲート655がオフ状態となる。このため、パルス前方エッジ信号PFEにはパルス始点PS、パルス後方エッジ信号PBEにはカウント終了信号CESが出力される。時点t0でパルス前方エッジ信号PFEが立ち上がり、時点t1でパルス後方エッジ信号PBEが立ち上がる。また、時点t4でパルス前方エッジ信号PFEが立ち上がり、時点t5でパルス後方エッジ信号PBEが立ち上がる。
次に、図7と図8により、パルス化回路660の動作について説明する。
図8に示すように、まず、パルス信号Xjは、パルス前方エッジ信号PFEの立ち上がる時点t0でLレベルからHレベルに遷移し、パルス後方エッジ信号PBEの立ち上がる時点t1でHレベルからLレベルに遷移する。つまり、基点制御信号BSSはHレベルを保持しているので前方基点に設定されており、前方基点であるパルス始点(時点t0)から後方に向かって階調値=1のパルス幅のパルス信号Xjが生成されたことになる。
本発明の第1変形例について説明する。前記実施例では、信号生成回路600は引き算回路610とパルス生成回路620から構成される場合を説明したが、例えば図9に示すように、複数のパルス生成回路620に対し、共通の引き算回路610を有するように構成することも可能である。図9では、画素回路210に対するパルス信号Xjを選択するためのシフトレジスタ700と、シフトレジスタ700によって選択され、引き算回路610のカウント数設定信号C0、C1を記憶する複数のラッチ710と、複数のパルス生成回路620と、複数の画素回路210で構成されている。このような構成にすれば、引き算回路610を複数持つ必要がなく、回路規模を抑えることが可能となる。
また、カウント回路630内のAND631、D−FFR632、D−FFR633のみを分離して、複数のパルス生成回路620で共通使用する構成も可能である。このような構成にすれば、AND631、D−FFR632、D−FFR633を複数持つ必要がなく、回路規模をさらに抑えることができる。
本発明の第2変形例について説明する。前記実施例では、信号生成回路600として図3の回路構成、引き算回路610として図4の回路構成、カウント回路630として図5の回路構成、切換回路650として図6の回路構成、パルス化回路660として図7の回路構成で説明したが、図8のタイミングチャートと同様の動作をするものであれば、どんな回路構成でもよく、特に限定するものではない。
本発明の第3変形例について説明する。前記実施例では、制御回路500から信号生成回路600への制御信号として、パルス始点PSを使って説明したが、パルス始点PSはカウント開始信号CSSで代用することも可能である。また、パルス終点PEもカウント開始信号CSSと基準クロック信号CLKと最大階調値から生成することも可能である。
本発明の第4変形例について説明する。前記実施例では、階調値を0から3までの4値、2ビットの場合について説明したが、ビット数が増える場合、ビット数に応じて図5のカウント回路630のD−FFR632の段数と、インバータ634とEX−OR636とインバータ638の数と、AND640の入力数を増やせばよい。
本発明の第5変形例について説明する。図10に基点制御信号BSSの設定方法の一例を示す。説明の簡略化のために、図10(A)は画素領域としてX方向に4画素、Y方向に4画素の場合を示す。Fはパルスの基点を前方、Bはパルスの基点を後方と設定することを意味する。図10(B)は、データ線単位でパルスの基点を切り換えるパターンを示す。図10(C)は、走査線単位でパルスの基点を切り換えるパターンを示す。図10(D)は、データ線と走査線単位(市松模様)でパルスの基点を切り換えるパターンを示す。図10(E)は、ドット単位でパルスの基点を切り換えるパターンを示す。
次に、上述した実施例及び応用例に係る電気光学装置100を適用した電子機器について説明する。図11に、電気光学装置100を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置100と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。この電気光学装置100はOLED素子212を用いるので、視野角が広く見易い画面を表示できる。
Claims (9)
- 階調値に応じたパルス信号を生成する信号生成回路であって、
前記パルス信号の基点位置を前方または後方に制御する基点制御信号と前記階調値から、カウント値を生成する引き算回路と、
カウント開始時点以降、基準クロック信号が前記カウント値の数発生した時点でカウント終了信号を生成するカウント回路と、
前記基点制御信号に基づき、前記カウント終了信号と、前記カウント開始時点であるパルス始点と、前記カウント開始時点から前記基準クロック信号が前記階調値の最大階調値の数発生した時点であるパルス終点とから、パルス前方エッジ信号とパルス後方エッジ信号を生成する切換回路と、
前記パルス前方エッジ信号と前記パルス後方エッジ信号から、前記パルス信号を生成するパルス化回路と、
を備える、
ことを特徴とする信号生成回路。 - 複数の電気光学素子を備えた電気光学装置において、前記電気光学素子を階調値に基づき駆動するためのパルス幅変調信号を生成する信号生成回路であって、
前記パルス幅変調信号の基点位置を前記電気光学素子毎に前方または後方に制御する基点制御信号と前記階調値から、カウント値を生成する引き算回路と、
カウント開始時点以降、基準クロック信号が前記カウント値の数発生した時点でカウント終了信号を生成するカウント回路と、
前記基点制御信号に基づき、前記カウント終了信号と、前記カウント開始時点であるパルス始点と、前記カウント開始時点から前記基準クロック信号が前記階調値の最大階調値の数発生した時点であるパルス終点とから、パルス前方エッジ信号とパルス後方エッジ信号を生成する切換回路と、
前記パルス前方エッジ信号と前記パルス後方エッジ信号から、前記パルス幅変調信号を生成するパルス化回路と、
を備える、
ことを特徴とする信号生成回路。 - 請求項2に記載の信号生成回路において、
前記引き算回路は、
前記基点制御信号が前方に設定されている場合、前記カウント値は前記階調値に設定され、
前記基点制御信号が後方に設定されている場合、前記カウント値は前記階調値の各ビット値を反転した値に設定される、
ことを特徴とする信号生成回路。 - 請求項2または3に記載の信号生成回路において、
前記切換回路は、
前記基点制御信号が前方に設定されている場合、前記パルス始点を前記パルス前方エッジ信号に、前記カウント終了信号を前記パルス後方エッジ信号にそれぞれ設定され、
前記基点制御信号が後方に設定されている場合、前記カウント終了信号を前記パルス前方エッジ信号に、前記パルス終点を前記パルス後方エッジ信号にそれぞれ設定される、
ことを特徴とする信号生成回路。 - 請求項2から4のいずれか一項に記載の前記信号生成回路と、前記電気光学素子を備えた電気光学装置。
- 請求項5に記載の電気光学装置において、前記カウント回路と前記切換回路と前記パルス化回路から構成される複数のパルス生成回路に対し、前記引き算回路を共通に使用することを特徴とする電気光学装置。
- 請求項5に記載の電気光学装置において、前記電気光学素子は有機発光ダイオード素子であることを特徴とする電気光学装置。
- 複数の電気光学素子を備えた電気光学装置において、前記電気光学素子を階調値に基づき駆動するためのパルス幅変調信号を生成する電気光学装置の駆動方法であって、
前記パルス幅変調信号の基点位置を前記電気光学素子毎に前方または後方に制御する基点制御信号と前記階調値から、カウント値を生成する引き算工程と、
カウント開始時点から基準クロック信号が前記カウント値の数発生した時点でカウント終了信号を生成するカウント工程と、
前記基点制御信号に基づき、前記カウント終了信号と、前記カウント開始時点であるパルス始点と、前記カウント開始時点から前記基準クロック信号が前記階調値の最大階調値の数発生した時点であるパルス終点とから、パルス前方エッジ信号とパルス後方エッジ信号を生成する切換工程と、
前記パルス前方エッジ信号と前記パルス後方エッジ信号から、前記パルス幅変調信号を生成するパルス化工程と、
を備える、
ことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。 - 請求項8に記載の電気光学装置の駆動方法において、前記駆動方法を前記電気光学素子毎に行うことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
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