JPH11288247A - 電子源駆動装置及び方法およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
電子源駆動装置及び方法およびそれを用いた画像形成装置Info
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- JPH11288247A JPH11288247A JP10091865A JP9186598A JPH11288247A JP H11288247 A JPH11288247 A JP H11288247A JP 10091865 A JP10091865 A JP 10091865A JP 9186598 A JP9186598 A JP 9186598A JP H11288247 A JPH11288247 A JP H11288247A
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Abstract
通電される素子数を減らすことを可能とし、選択した行
方向配線に流れる電流量を減らして、配線抵抗による電
圧降下による影響を軽減する。 【解決手段】平面上に行列状に配置された表面伝導型放
出素子が複数の行方向配線と列方向配線によって接続さ
れた単純マトリクス構造の電子源の駆動装置において、
選択された行方向配線上の素子の夫々について、画像情
報に基づいて印加すべき変調信号の時間幅を決定する。
ここで、あらかじめ決められた複数種類の時間幅のパル
ス印加期間の組み合わせによって前記決定手段で決定さ
れた時間幅分のパルス列を形成し、これら、複数種類の
時間幅のパルスの出現順序を複数の列方向配線毎に異な
らせる。
Description
よび方法と、その応用である画像形成装置に関する。
盛んに行われている。本発明者は、薄型大画面表示装置
として、冷陰極素子を電子源に用いた研究を行ってい
る。
と冷陰極素子の2種類が知られている。このうち冷陰極
素子では、たとえば表面伝導型放出素子や、電界放出型
素子(以下FE型と記す)や、金属/絶縁層/金属型放
出素子(以下MIM型と記す)、などが知られている。
M.I.Elinson,Radio Eng.Ele
ctron Phys.,10,1290,(196
5)や、後述する他の例が知られている。
た小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すことにより
電子放出が生ずる現象を利用するものである。この表面
伝導型放出素子としては、前記エリンソン等によるSn
O2 薄膜を用いたものの他に、Au薄膜によるもの
[G.Dittmer:”Thin Solid Fi
lms”,9,317(1972)]や、In2 O3 /
SnO2 薄膜によるもの[M.Hartwell an
d C.G.Fonstad:”IEEE Tran
s.ED Conf.”,519(1975)]や、カ
ーボン薄膜によるもの[荒木久 他:真空、第26巻、
第1号、22(1983)]等が報告されている。
典型的な例として、図47に前述のM.Hartwel
lらによる素子の平面図を示す。同図において、300
1は基板で、3004はスパッタで形成された金属酸化
物よりなる導電性薄膜である。導電性薄膜3004は図
示のようにH字形の平面形状に形成されている。該導電
性薄膜3004に後述の通電フォーミングと呼ばれる通
電処理を施すことにより、電子放出部3005が形成さ
れる。図中の間隔Lは、0.5〜1[mm],Wは、
0.1[mm]で設定されている。尚、図示の便宜か
ら、電子放出部3005は導電性薄膜3004の中央に
矩形の形状で示したが、これは模式的なものであり、実
際の電子放出部の位置や形状を忠実に表現しているわけ
ではない。
めとして上述の表面伝導型放出素子においては、電子放
出を行う前に導電性薄膜3004に通電フォーミングと
呼ばれる通電処理を施すことにより電子放出部3005
を形成するのが一般的であった。すなわち、通電フォー
ミングとは、通電により電子放出部を形成するものであ
り、例えば、前記導電性薄膜3004の両端に一定の直
流電圧、もしくは、例えば1V/分程度の非常にゆっく
りとしたレートで昇圧する直流電圧を印加して通電し、
導電性薄膜3004を局所的に破壊もしくは変形もしく
は変質せしめ、電気的に高抵抗な状態の電子放出部30
05を形成することである。尚、局所的に破壊もしくは
変形もしくは変質した導電性薄膜3004の一部には、
亀裂が発生する。前記通電フォーミング後に導電性薄膜
3004に適宜の電圧を印加した場合には、前記亀裂付
近において電子放出が行われる。
Dyke&W.W.Dolan,”Field emi
ssion”,Advance in Electro
nPhysics,8,89(1956)や、あるい
は、 C.A.Spindt,”Physicalpr
operties of thin−film fie
ld emissioncathodes with
molybdenium cones”,J.App
l.Phys.,47,5248(1976)などが知
られている。
48に前述のC.A.Spindtらによる素子の断面
図を示す。同図において、3010は基板で、3011
は導電材料よりなるエミッタ配線、3012はエミッタ
コーン、3013は絶縁層、3014はゲート電極であ
る。本素子は、エミッタコーン3012とゲート電極3
014の間に適宜の電圧を印加することにより、エミッ
タコーン3012の先端部より電界放出を起こさせるも
のである。
8のような積層構造ではなく、基板上に基板平面とほぼ
平行にエミッタとゲート電極を配置した例もある。
C.A.Mead,”Operationof tun
nel−emission Devices,J.Ap
pl.Phys.,32,646(1961)などが知
られている。MIM型の素子構成の典型的な例を図49
に示す。同図は断面図であり、図において、3020は
基板で、3021は金属よりなる下電極、3022は厚
さ100オングストローム程度の薄い絶縁層、3023
は厚さ80〜300オングストローム程度の金属よりな
る上電極である。MIM型においては、上電極3023
と下電極3021の間に適宜の電圧を印加することによ
り、上電極3023の表面より電子放出を起こさせるも
のである。
て低温で電子放出を得ることができるため、加熱用ヒー
ターを必要としない。したがって、熱陰極素子よりも構
造が単純であり、微細な素子を作成可能である。また、
基板上に多数の素子を高い密度で配置しても、基板の熱
溶融などの問題が発生しにくい。また、熱陰極素子がヒ
ーターの加熱により動作するため応答速度が遅いのとは
異なり、冷陰極素子の場合には応答速度が速いという利
点もある。
究が盛んに行われてきている。
素子のなかでも特に構造が単純で製造も容易であること
から、大面積にわたり多数の素子を形成できる利点があ
る。そこで、たとえば本出願人による特開昭64−31
332において開示されるように、多数の素子を配列し
て駆動するための方法が研究されている。
は、たとえば、画像表示装置、画像記録装置などの画像
形成装置や、荷電ビーム源、等が研究されている。
とえば本出願人によるUSP5,066,883や特開
平2−257551や特開平4−28137において開
示されているように、表面伝導型放出素子と電子ビーム
の照射により発光する蛍光体とを組み合わせて用いた画
像表示装置が研究されている。表面伝導型放出素子と蛍
光体とを組み合わせて用いた画像表示装置は、従来の他
の方式の画像表示装置よりも優れた特性が期待されてい
る。たとえば、近年普及してきた液晶表示装置と比較し
ても、自発光型であるためバックライトを必要としない
点や、視野角が広い点が優れていると言える。
法は、たとえば本出願人によるUSP4,904,89
5に開示されている。また、FE型を画像表示装置に応
用した例として、たとえば、R.Meyerらにより報
告された平板型表示装置が知られている[R.Meye
r:”Recent Developmenton M
icrotipsDisplay at LETI”,
Tech.Digest of 4th Int. V
acuum Microele−ctronics C
onf.,Nagahama,pp.6〜9(199
1)]。
置に応用した例は、たとえば本出願人による特開平3−
55738に開示されている。
技術に記載したものをはじめとして、さまざまな材料、
製法、構造の冷陰極素子を試みてきた。さらに、多数の
冷陰極素子を配列したマルチ電子ビーム源、ならびにこ
のマルチ電子ビーム源を応用した画像表示装置について
研究を行ってきた。
な配線方法によるマルチ電子ビーム源を試みてきた。す
なわち、冷陰極素子を2次元的に多数個配列し、これら
の素子を図示のようにマトリクス状に配線したマルチ電
子ビーム源である。
したもの、4002は行方向配線、4003は列方向配
線である。行方向配線4002および列方向配線400
3は、実際には有限の電気抵抗を有するものであるが、
図においては配線抵抗4004および4005として示
されている。上述のような配線方法を、単純マトリクス
配線と呼ぶ。
で示しているが、マトリクスの規模はむろんこれに限っ
たわけではなく、たとえば画像表示装置用のマルチ電子
ビーム源の場合には、所望の画像表示を行うのに足りる
だけの素子を配列し配線するものである。
チ電子ビーム源においては、所望の電子ビームを出力さ
せるため、行方向配線4002および列方向配線400
3に適宜の電気信号を印加する。たとえば、マトリクス
の中の任意の1行の冷陰極素子を駆動するには、選択す
る行の行方向配線4002には選択電圧Vsを印加し、
同時に非選択の行の行方向配線4002には非選択電圧
Vnsを印加する。これと同期して列方向配線4003
に電子ビームを出力するための駆動電圧Veを印加す
る。この方法によれば、配線抵抗4004および400
5による電圧降下を無視すれば、選択する行の冷陰極素
子には、Ve−Vsの電圧が印加され、また非選択行の
冷陰極素子にはVe−Vnsの電圧が印加される。V
e,Vs,Vnsを適宜の大きさの電圧にすれば選択す
る行の冷陰極素子だけから所望の強度の電子ビームが出
力されるはずであり、また列方向配線の各々に異なる駆
動電圧Veを印加すれば、選択する行の素子の各々から
異なる強度の電子ビームが出力されるはずである。ま
た、駆動電圧Veを印加する時間の長さを変えれば、電
子ビームが出力される時間の長さも変えることができる
はずである。
Vsなる素子印加電圧Vfを印加するようにして電子放
出をせしめるが、単純マトリクス配線したマルチ電子ビ
ーム源から電子ビームを得る別の手法として、列方向配
線に駆動電圧Veを印加するための電圧源を接続するの
ではなく、所望の電子ビームを出力するのに必要な電流
を供給するための電流源を接続して駆動する方法もあ
る。この場合、電子ビーム源に流れる電流を以下素子電
流Ifと呼び、放出される電子ビーム量を放出電流Ie
と呼ぶ。
配線したマルチ電子ビーム源はいろいろな応用可能性が
あり、たとえば画像情報に応じた電気信号を適宜印加す
れば、画像表示装置用の電子源として好適に用いること
ができる。
ス配線したマルチ電子ビーム源には、実際には以下に述
べるような問題が発生していた。
原因は、配線の有する電気抵抗4004,4005のた
めに電圧降下が発生し、各表面伝導型放出素子に本来意
図した駆動信号よりも小さな電圧しか印加されていない
ことによるものであることが判明した。以下詳細に説明
する。なお、行方向配線4002に印加する信号を走査
信号、列方向配線4003に印加する信号を変調信号と
呼ぶことにする。
一般に、前述の駆動電圧Veを印加する時間の長さを変
えることにより、電子ビームが出力される時間の長さを
変え、画像表示を行うことを基本としている。まず、こ
の画像表示駆動について、マルチ電子ビーム源の一般的
な駆動形態を示す図51及び図52を参照して説明す
る。
給端子、Dx1〜DxMは走査信号供給端子を表している。
また、全ての表面伝導型放出素子4001は、ほぼ等し
い抵抗値Rdを各々有するものとする。走査信号供給端
子Dx1〜Dxmは順次選択されて、走査信号であると
ころの負のパルス(電圧Vs)が印加される。各変調信
号供給端子Dy1〜Dynには所望の長さの正のパルス
(電圧Ve)が印加される。
における走査信号、変調信号について説明するためのタ
イムチャートである。図52にあるように、期間Kでは
図51の1行目の冷陰極素子が駆動され、期間K+1で
は2行目の冷陰極素子が駆動され、期間K+2では3行
目の冷陰極素子が駆動されており、行方向配線4002
には走査信号、列方向配線4003には変調信号が印加
される。変調信号としては、例えば図52に示すよう
に、立ち上がりがそろった時間幅の異なるパルスを印加
する。ここで、変調信号のパルス幅を画像信号に対応し
て変調して、長くしたり短くすることにより、電子の放
出される量を制御して画像を表示する。選択する行の行
方向配線4002には、上述の変調信号とは逆の極性を
もつパルスを印加し、選択しない行の行方向配線はグラ
ンド電位に接地する。図52にあるように、行方向配線
側の駆動回路は1水平走査期間ごとにその選択する行を
切り替えてこの電圧を印加していく。
陰極素子は、一般に次のような特性を有する。すなわ
ち、第一に、ある電圧(これを閾値電圧Vthと呼ぶ)
以上の大きさの電圧を素子に印加すると急激に放出電流
Ieが増加するが、一方、閾値電圧Vth未満の電圧で
は放出電流Ieはほとんど検出されない。
閾値電圧Vthを持った非線形素子である。
圧Vf(Ve−Vs)に依存して変化するため、電圧V
fで放出電流Ieの大きさを制御できる。
素子から放出される電流Ieの応答速度が速いため、電
圧Vfを印加する時間の長さによって素子から放出され
る電子の電荷量を制御できる。
素子に印加すると、素子電流Ifが急激に増加するが、
一方、閾値電圧以下で流れる素子電流は非常に小さい。
素子にVthを印加した場合には、素子電流Ifにして
も、放出電流Ieにしてもほとんど流れないが、冷陰極
素子に(2×Vth)を印加した場合にはIf,Ieの
量は急激に増加する。
及び変調信号の波高値をそれぞれ−Vth,+Vthに
設定することで、選択されている行に配置されている冷
陰極素子から変調信号の時間幅に対応して、電子を放出
させ一行ごと画像を表示させることができ、選択行を一
水平期間ごとに切り替えていくことにより画面全体の画
像を表示させることができる。
を上記の如く行単位で駆動する場合、即ち、行方向配線
4002の内1つを選択したときを考える。このとき、
行方向及び列方向配線自体の配線抵抗4004及び40
05がある為に、そこでの電圧降下を生じる。一方、列
方向配線4003から注入されたライン上のそれぞれの
表面伝導型放出素子を流れた駆動電流は、選択した行方
向配線4002を通して流れる。従って、特に行方向配
線4002における電圧降下が無視できない大きさとな
り、選択した行方向配線4002に接続された表面伝導
型放出素子に印加される電圧に分布を生じてしまい、電
子放出特性に差が生じて均一な電子放出が得られないと
ういう問題点が生じる。
は、素子の両端に印加される電圧によりその大きさが変
わる。即ち、単純マトリクス駆動における半選択駆動を
受けている状態では選択駆動を受けている場合に比べ抵
抗成分が大きい値を示す。従って、半選択駆動を受けて
いる素子は解放状態と見なすことができ、図51を参考
にM行N列の表面伝導型放出素子を有するマルチビーム
電子源の等価回路は、選択駆動しているライン上の素子
のみを用いた図53の等価回路で示すことができる。同
図において、配線抵抗4006はそれぞれの列方向配線
4003の駆動端から駆動する素子までの累積抵抗を示
す。各行方向配線4003を通り、それぞれの素子に流
れた駆動電流は、行方向配線4002に合流して流れ
る。
4004による電圧降下を生じることになる。従って、
ある行に着目し、各表面伝導型放出素子の走査信号線側
の電位をプロットすると図54のようになる。ここで、
電位の変化が一様でないのは、走査信号線を流れる電流
が走査信号供給端子Dx1〜Dxmに近いほど多くなる
ため、電圧降下も大きくなるからである。変調信号線側
の電位は等しいので、結局、各表面伝導型放出素子にか
かる電圧は図55のようになる。その結果、各表面伝導
型放出素子から放出される電子ビームのビーム電流は、
走査信号供給端子Dx1〜Dxmに近い側で大きく、遠
い側で小さくなる。
表示装置に応用した場合、輝度ばらつきとなってあらわ
れるので、極めて不都合である。特に、画素数の多い大
容量表示装置を実現しようとする場合には、上記ばらつ
きの割合は顕著となり、画像表示を行った際における表
示輝度の分布の均一性が劣化し、大きな問題となるので
ある。
決するための一方法として、行方向配線の両端に走査信
号を印加することが提案されている。
加して駆動する方法を説明する図である。この図では1
行目の冷陰極素子を駆動していて、1行目の行方向配線
の両端に走査信号(波高値−Vth)、各列方向配線に
変調信号(波高値+Vth)を印加している。従って、
1行目の冷陰極素子には、2×Vth、他の行の冷陰極
素子にはVth以下の電圧がかかることが理想である
が、実際には図57に示すように、配線抵抗での電圧降
下のため1行目の行方向配線上では、その両端では−V
thであっても、中心部では電位が上昇している。この
ため一行目の各冷陰極素子に印加される電圧は行方向配
線の端部に近い素子には2×Vthの電圧が印加される
が、中心部の冷陰極素子には印加電圧が2×Vthより
も低くなってしまっていた。
電流Ieも、印加電圧の影響をうけて、中心部では小さ
くなるという問題が発生していた。この様に、両端に走
査信号を印加するというような形態を採用しても、やは
り電圧降下の影響があらわれてしまい、輝度むら等の問
題が発生していた。
子を用いて画像形成を行う場合には、その総和としての
消費電力も大きな問題となる。すなわち放出された電子
ビームは高圧アノード電圧(以下Vaと呼ぶ)により加
速され蛍光体に衝突するわけだが電子放出素子の数が増
加するほど装置の消費電力が大きくなってしまう。電子
放出素子の数が(m×n)とすると高圧部で発生する消
費電力Wは W=(m×n)×Ie×Va となる。さらに、駆動している時間成分を考慮すると消
費電力Wは W={(m×n)×Ie×Va}dt となり、例えばTv信号やコンピュータ信号を表示する
画像装置に応用する場合の電子放出素子の数ともなる
と、この消費電力が大きな問題となる。また電子ビーム
が衝突する蛍光板の発熱が大きくなるという問題もあ
る。
であり、行方向配線の抵抗分に起因する表示パネルの発
光輝度の分布を改善し、輝度を均一化し、画像表示装置
全体での輝度の不均一性を低減する電子源駆動装置及び
方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
らが生じてしまうという課題を解消し、薄型で大面積の
大容量画像形成装置の実用性能を大幅に向上することに
ある。
線を選択している期間内で同時に通電される素子数を減
らすことを可能とし、選択した行方向配線に流れる電流
量を減らして、配線抵抗による電圧降下による影響を軽
減させることにある。
出量がある値以上にならないように入力信号の大きさを
抑制し、平均入力信号レベルが大きくなっても、電圧降
下によって各素子への印加電圧が非一様となってしまう
ことを軽減させるとともに、消費電力の増大やターゲッ
トの発熱を抑えることにある。
の平均輝度をある基準値以下に抑制することにより、さ
らに効率的に輝度むらを解消し、加えて画像形成装置の
消費電力や蛍光板での発熱を抑えることにある。
幅に応じた長さの信号に変換する変調駆動における変換
比率を変えることにより、配線での電圧降下による輝度
分布を抑制し、均一性の良い高画質な画像を形成可能と
することにある。
度を検出もしくは予測して得られる評価値に基づいて、
発光画面全体の平均輝度がある値以上にならないように
制御することを可能とし、消費電力の増大や蛍光板の発
熱を抑えることにある。
の平均輝度をある基準値以下に抑制し、画像形成装置の
消費電力や蛍光板での発熱を押さえることにある。
御することにより、例えば画像中心部の主要対象の輝度
が高くその周辺は低いような画像入力信号についても、
主要対象の輝度を落とすことなく良好な表示を行うこと
にある。
発明の一態様による電子源駆動装置は、たとえば、以下
の構成を備える。すなわち、複数の電子放出素子を有
し、前記複数の電子放出素子が共通の行配線と別々の列
配線に接続された電子源の駆動装置であって、画像情報
に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに印加する
変調信号の時間幅を決定する決定手段と、あらかじめ決
められた複数種類の時間幅のパルス印加期間の組み合わ
せによって前記決定手段で決定された時間幅分のパルス
列を形成して前記複数の列方向配線のそれぞれに当該パ
ルス列に基づく駆動信号を印加する列駆動手段とを備
え、前記列駆動手段において、前記複数種類の時間幅の
パルスの出現順序を前記複数の列方向配線毎に異ならせ
る。
明の好適な実施形態の幾つかを説明する。
による画像表示装置の構成例を示すブロック図である。
また、図2、図3は第1の実施形態における幾つかの信
号のタイミングを説明するタイミングチャートである。
り、ここでは仮に水平480、垂直240の蛍光体が、
R,G,B縦ストライプ状に配列され、各蛍光体に対応
する表面伝導型放出素子が行方向配線電極と列方向配線
電極により単純マトリクス状に配線されているものとす
る。以下、この画像表示パネル1を線順次駆動する場合
を例として本実施形態の説明を行う。
アナログR,G,B信号にデコードされアナログプリプ
ロセス部3に入力される。アナログプリプロセス部3
は、同期分離回路、色調整回路、コントラスト制御回
路、直流再生回路、ブライトネス制御回路、マトリクス
回路、ローパスフィルターなどからなり、信号レベル制
御、直流再生、帯域制限されたR,G,B信号を各色の
A/Dコンバータ4へ出力する。また、アナログプリプ
ロセス部3は、PLLのための同期信号(sync)をタイ
ミング制御部5へ送るほか、R,G,B信号をマトリク
ス部で混合して得た輝度信号s20をビデオ検出部13
へ送る。
5からのサンプリングクロックs2により、アナログ
R,G,B信号を必要な階調数、本実施形態では8諧調
でデジタイズする。A/Dコンバータ4からのデジタル
画像信号s9を受けたデジタルプロセス部6は、ガンマ
処理や、輪郭強調やノイズ抑制のためのデジタルフィル
タ処理を行い、タイミング制御部5からのクロック信号
s3に同期して、データ並び変え部7ヘデジタル画像信
号を出力する(図3参照)。また、ディジタルプロセス
部6は、システム制御部14からの係数データs15に
より輪郭強調の制御やコントラスト制御も行う(図3参
照)。
G,B各160個のデータ(s9)をクロックs4に同
期して時間軸圧縮し、かつ蛍光体の色配列に対応した順
にデータを並び変えたデータ列信号s10を生成し、シ
フトレジスタ8に1ライン480個のシリアル画像デー
タとして転送する。従って、クロックs4はクロックs
3の3倍の周波数を有する(図3参照)。
s10をシフトクロックs6により読み込み、1ライン
480個のシリアル画像データをパラレルデータに変換
して水平ブランキング期間に変調信号発生部9に送る。
って駆動信号を形成するものであり、1行の表面伝導型
放出素子数に対応する480個のパルス幅変調器から構
成される。そして各々のパルス幅変調器に読み込まれた
画像データの大きさに比例した時間幅を持つパルス信号
を、1水平期間中に、パルス幅変調信号s7及び場合に
よりパルス並べ替え用信号s22、s23により発生
し、水平駆動ドライバ10へ送る。
からの信号s17により表面伝導型放出素子に印加する
パルス信号の電圧振幅Veを制御された駆動信号を、画
像表示パネル1に出力する。
タイミング信号s8(V_START,H_CLK)を受けるシフト
レジスタ11は、走査のための行選択信号を垂直駆動ド
ライバ12に送る。垂直駆動ドライバ12は240行分
のトランジスタなどのスイッチ素子からなり、選択時に
導通してVf制御部15から送られるバイアスVsを画
像表示パネル1に印加する(図2参照)。
イバ10からの画像変調データ出力を垂直駆動ドライバ
12が順次走査選択していることにより、画像表示パネ
ル1に画像信号が表示される。
システム制御部14は、CPU21、ROM22、RA
M23、EEPROM24、A/Dコンバータ25、D
/Aコンバータ26、I/Oポート27からなり、RO
M22に格納されたプログラムにより、装置の制御が行
われる。D/Aコンバータ26の出力信号s13,s1
4はコントラスト制御、ブライトネス制御信号であり、
アナログプリプロセス部3に伝達され、R,G,B信号
のレベルや直流再生量をコントロールする。s16は、
選択時の素子印加電圧Vfの制御信号で、Vf制御部1
5に伝達される。s18は、電子ビーム加速のための高
圧電圧Va(s19)を出力する高圧発生部17に伝達
され高圧電圧Va(s19)を制御する。
整などのユーザ要求のシステム制御部14への伝達や、
システム制御部14からの諸情報の表示などを信号s1
2により行う。
施形態の画像表示装置における、変調信号の発生方法
(変調信号発生部9の動作)について説明する。
力タイミング例を示すタイムチャートである。変調信号
発生部9は480本の各列方向配線X1からX480に対し
て、図5に示すようなタイミングでパルスを発生させ
る。
間1Hを8等分(2^3等分(ここで、X^Yは、XのY乗
を表す。なお、べき乗については、以下同様の表記を用
いる))した長さを基本パルス期間t0とする。そし
て、8階調即ち3bitで表された画像データの各bi
tに対応するパルス期間を設定しておき、値が1となっ
ているビットに対応するパルス期間において駆動信号を
印加する。すなわち、2^0のビットには2^0×t0の長
さのパルス期間、2^1のビットには2^1×t0の長さの
パルス期間、2^2のビットには2^2×t0の長さのパル
ス期間が割り当てられており、値が1となっているビッ
トに対応するパルス期間をオンにする。
は、2^0のビットにはT7が、2^1のビットにはT5,T
6が、2^2のビットにはT1〜T4が割り当てられてい
る。そして、X1の行に「3」という値が印加される
と、2^0と2^1のビットが1となるので、これらに対応
する期間(T5、T6及びT7)において駆動信号が印加
される。
るパルスの発生期間を列方向配線毎に分散させる。例え
ば、X2の列方向配線では、2^0のビットにはT3が、2
^1のビットにはT1,T2が、2^2のビットにはT5〜T8
が割り当てられている。そして、X2の行に「5」が印
加されると、2^0と2^2のビットが1となるので、これ
らに対応する期間(T3及びT5〜T8)において駆動信
号が印加される。
3,X4,…に対して画像データが3,5,7,1,0,
2,2,2,2,2,2,2,…であった場合、図5で
黒く塗り潰した期間にパルスを発生させることになる。
る期間1H間でパルスの位置を分散させることにより、
配線抵抗による電圧降下を低減でき、画像の輝度むらを
低減することができる。
パルス位置の分散は例えば図6に示すような回路で実現
できるであろう。図6は、変調信号発生部9における、
1つのパルス幅変調器の回路構成例を示す図である。図
において、31はカウンタであり、1水平期間(図5の
1H)を8等分した周期を有するクロックを計数してそ
の計数値を出力する。なお、本例では、カウンタ31は
計数値として0〜7(3ビット)を出力する。32はデ
コーダであり、カウンタ31より入力された計数値に対
応するビットをオンとして出力する。例えば、カウンタ
31よりの入力値が6である間は、6番の出力ビットが
オンとなる。33は8個のアンドゲートであり、それぞ
れ、一方の入力がデコーダ32の出力ビットと接続さ
れ、他方が画像データ値の各ビットと接続される。
上から順に図5の期間T1〜T8に対応しており、接続さ
れている画像データの各ビットの値に応じてその出力が
オン、オフされる。図6では、図5におけるX1の列方
向配線に対応する回路構成が示されているが、他の列方
向配線に対応させるためには、アンドゲート33と画素
データの各ビットとの接続を変更すればよいことは明ら
かである。
してTV信号を用いたがこれに限定されるものではな
く、NTSC,PAL,SECAMやハイビジョンのM
USEでも同一の考え方で実現できる。さらにTV信号
以外の例えばコンピュータの信号についても同様に適用
できることは明らかであろう。
合には、各列方向配線に印加されるパルスの時間的な重
なりが増大し、上述のごとき駆動パルスの分散による効
果が低下してしまう。従って、1行中の画像データの輝
度が所定値よりも高い場合には、当該行における画像デ
ータの値を低下させて、駆動パルスの分散性を向上する
ようにしても良い。この点については第3の実施形態に
おいて後述する。
として、変調信号発生部9から発生される信号の別の形
態を説明する。図7は、第2の実施形態による変調信号
の出力タイミング例を示すタイムチャートである。第2
の実施形態では、480本の各列方向配線X1からX480
に対して図7に示したタイミングでパルスを発生させ
る。即ち、ある行方向配線を選択している期間1Hを7
等分(2^3−1等分)した長さの期間を基本パルス期間
t0とする。そして、上記第1の実施形態と同様に、8
階調即ち3bitで表された画像データの各bitに対
応する長さ、即ち2^0×t0,2^1×t0,2^2×t0の
長さのパルスを印加する。このとき、図7に示したよう
に、各bitに対応するパルスの発生期間を列方向配線
毎に分散させる。例えば列方向配線X1,X2,X3,X
4,…に対して画像データが3,5,4,1,0,2,
2,2,2,2,2,…であった場合、図2で黒く塗り
潰した期間にパルスを発生させる。
る期間1H間でパルスの位置を分散させることにより、
配線抵抗による電圧降下を低減できる。なお、第1の実
施形態同様、1行中の画像データの輝度が所定値よりも
高い場合には、当該行における画像データの値を低下さ
せて、駆動パルスの分散性を向上するようにしても良
い。
の実施形態を比較すると、第2の実施形態の方が単位時
間t0が長くなるので、同じ放出電流Ieで同じ高電圧
Vaでも、第1の実施形態よりも相対的に輝度が上が
る。一方、第1の実施形態の方が、第2の実施形態より
もパルスの立ち上がり位置の種類が多い分、全体に輝度
値が低い画面で特に同時に点灯する素子数を減らすこと
が可能であり、配線抵抗による電圧効果の低減をより良
好に達成できる。
として、変調信号発生部9から発生させる信号の更に別
の形態を説明する。図8は、第3の実施形態による変調
信号の出力タイミング例を示すタイムチャートである。
第3の実施形態では、480本の各列方向配線X1から
X480に対して図8に示したタイミングでパルスを発生
させる。即ち、ある行方向配線を選択している期間1H
を8等分(2^3等分)した長さの期間を基本パルス期間
t0とし、基本時間幅t0の時間幅を持つ基本パルス印加
を期間P0とする。そして、2^0個の基本パルス印加期
間P0を含む期間を第1グループ、2^1個の基本パルス
印加期間P0を含む期間を第2グループ、2^2個の基本
パルス印加期間P0を含む期間を第3グループ、基本時
間幅t0の時間幅を持つパルスを印加しない期間を第4
グループとしてグループ分けする。
のビットに、第2グループは画像データの2^1のビット
に、第3グループは画像データの2^2のビットにそれぞ
れ対応する。そして、これら4種類のグループの組み合
わせによりパルス幅変調を行う。このとき、4種類のグ
ループの何れかに属する2^3個の基本パルス印加期間P
0の出現順番を列毎に変える。例えば、第1グループに
属する基本パルス印加期間をP0-1、第2グループに属
する基本パルス印加期間をP0-2、第3グループに属す
る基本パルス印加期間をP0-3とすると、1個のP0-1、
2個のP0-2、4個のP0-3が存在し、これら7個の基本
パルス印加期間の出現順序を、図8に示すように、列配
線毎に入れ替える。そして上記実施形態1と同様に、8
階調即ち3bitで表された画像データの各bitが1
であれば対応するグループに割り当てられた期間にパル
スを発生する。
検出部13で、アナログプリプロセス部3からの輝度信
号s20をタイミング制御部5からの水平ブランキング
が付加された1フィールド毎のゲート信号s5(図2参
照)により積分し、輝度信号の平均値をフィールド毎に
検出し、輝度信号s11としてシステム制御部14に伝
達する。
度信号s11は、A/Dコンバータ25によってCPU
21に取り込まれ(図4)、システム制御部14内部で
持っている基準値と比較される。検出平均輝度信号s1
1がその基準値、第3の実施形態ではレベル4、よりも
大きい場合に、D/Aコンバータ26の出力信号s13
によりコントラスト制御を行い、結果として水平駆動ド
ライバ10からの出力パルス幅を抑制することにより、
パネル1の発光輝度を所定の基準値以下に制御する。本
実施形態では全体の輝度レベルを1/2にする。この輝
度レベルの制御は第8の実施形態で詳述する。
するパルスの基本パルス印加期間P0を列方向配線毎に
ほぼ乱数的に分散させる。ここで例えば列方向配線X
1,X2,X3,X4,…に対する画像データが6,
5,7,2,0,7,7,7,7,7,7,7…であっ
た場合、検出平均輝度信号s11は基準値レベル4より
も大きいので、全体の輝度信号を1/2として3,3,
4,1,0,4,4,4,4,4,4,4,…とし、図
8で黒く塗り潰した期間にパルスを発生させる。
る期間1H間でパルスの位置を分散させただけでは、全
体の輝度レベルが大きいときには同時に通電されている
素子数が増え、パルス位置を分散させた効果が弱くなる
が、第3の実施形態のようにその場合に全体の輝度レベ
ルを下げることにより、配線抵抗による電圧降下を低減
する効果が保たれる。さらに輝度の増加に伴って放出さ
れた電子ビーム量が増大し、装置の消費電力が大きくな
ってしまうという課題も解決される。
の、アナログプリプロセス部3からの輝度信号s20を
用いた輝度評価値で発光輝度を制御する例を記した。こ
の場合、輝度信号s20はR,G,B信号が同等の割合
で混合されているが(例;s20=1/3(R+G+
B))市松配列のようにR,G,Bの蛍光体の数が異な
る場合には、その割合で輝度信号s20を生成する。
を説明する。図9は第4の実施形態による画像形成装置
の一部である駆動回路部分の構成を示したブロック図で
ある。同図において、101はマルチ電子ビーム源を用
いた表示パネル、102は線順次による表示の為の選択
ラインの走査駆動を行うための走査側駆動回路、103
は画像に基づいたパルス信号を駆動信号として出力する
変調側駆動回路、104は画像データ信号を所定の駆動
パルスに変換する電圧−パルス変換回路、105は放出
電子を加速するための高圧電源である。
上のマトリクス配線での電圧降下により、各電子放出素
子に印加される電圧に分布を生じる。この分布は、配線
抵抗を小さくするか駆動電流を小さくすることにより抑
制することができる。
れた駆動回路部分の動作を説明する。まず、走査制御信
号により走査側駆動回路102から所定の選択ラインに
選択電圧が出力される。次に、電圧−パルス変換回路1
04により、選択ラインに対応した画像データ信号を信
号の振幅に応じたパルス幅に相当するパルス列に変換
し、そのパルス信号を変調側駆動回路103により駆動
信号としてパネルに印加させる。以上の動作を、走査側
駆動回路102によって順次選択されるラインについて
行うことにより表示を行わせる。
ルス変換回路104の動作について説明する。図10は
第4の実施形態による電圧−パルス変換回路の詳細な構
成を示すブロック図である。図10において、141
は、画像データ信号の振幅に応じた幅に相当するパルス
列に変換する電圧−パルス列変換回路である。また、1
42乃至144は、電圧−パルス列変換回路141によ
り変換されたパルス列を以下に説明するような規則に従
って並べ替えるパルス列並べ替え回路である。
とした場合(パルス列並べ替え回路の数も少なくとも3
個となる)を例にとって、電圧−パルス変換回路104
の動作について説明する。図11は任意の隣接する3つ
変調側端子m−1、m、m+1に対応する画像信号の例
を示す図である。表示画像に応じ、各隣接する3つの素
子には異なる振幅の画像信号入力されている。
1、m、m+1の画像信号を振幅に応じたパルス幅に変
換した信号を示す図である。図12において、1ライン
走査期間とは、1画面を走査する場合に線順次でライン
駆動しているときの特定ラインについて割り当てられる
時間(1H、1水平期間)をさす。
並べ替え回路142、143、144のブロック図であ
る。パルス列並べ替え回路142では各パルス信号ライ
ンに1ライン走査期間1H分だけ信号を遅延させる1H
ディレイラインが挿入されている。これによりパルス信
号x1、x4、…m−1…は1Hだけ遅延した信号x
1’、x4’…mー1’…として出力される。すなわち
図14に示したように、素子番号m−1に対応する電圧
−パルス列変換回路141の出力信号は信号m−1’に
変換される。
号ラインは(4/3)・Hディレイラインを挿入したラ
インと(1/3)・Hディレイラインを挿入したライン
とに分岐され、Gate-1で合成される。Gate-1では、タイ
ミング制御部5で発生されたゲートタイミング信号s2
2に従って、信号s22が1のときは4/3ディレイラ
インが挿入されたラインを選択し、0のときはH/3デ
ィレイラインが挿入されたラインを選択する。これによ
りパルス信号x2、x5…は一部パルス並べ替え処理が
施された信号x2’、x5’、…として出力される。す
なわち図14に示したように、素子番号mに対応する電
圧−パルス列変換回路141の出力信号はパルス幅が
(2/3)・H以上の場合は一部パルスが並べ替えられ
た信号m’に変換される。
ルス信号ラインは(5/3)・Hディレイラインを挿入
したラインと(2/3)・Hディレイラインを挿入した
ラインとに分岐され、Gate-2で合成される。Gate-2では
ゲートタイミング信号s23に従って、1のときは(5
/3)・Hディレイラインが挿入されたラインを選択
し、0のときは(2/3)・Hディレイラインが挿入さ
れたラインを選択する。これによりパルス信号x3、x
6…m+1…は一部パルス並べ替え処理が施された信号
x3’、x6’、…m+1…として出力される。すなわ
ち図14に示したように、素子番号m+1に対応する電
圧−パルス列変換回路141の出力信号は、パルス幅が
H/3以上の場合は一部パルスが並べ替えられた信号m
+1’に変換される。
44において、パルス幅bあるいはdのパルスを1番目
のH/3の期間に配置したのは、異なるパルス列並べ替
え回路毎にパルスを配置する最初の位置を変えていった
とき1Hの期間に収まらないパルスが出てきたので最初
の位置にずらして配置したものである。実際の表示パネ
ルの駆動においては、以上説明したような動作をすべて
の素子番号について行えばよい。
をすべての素子番号に対応する変調信号について行え
ば、画像表示を行う場合に、素子番号によって異なる時
間に立ち上がるような駆動信号を印加させることが可能
となる。従って、同時に駆動される電子放出素子の数が
減少し、走査側配線を流れる駆動電流の瞬時値が小さく
なる。このため、図15の実線によって示したように行
方向配線での電圧降下を抑制することが可能となる。な
お、図15において破線で示したのは、上述のようなパ
ルスの立ち上がりタイミングを分散させない従来の手法
によって電子源を駆動した場合の電圧降下を示す。
場合について説明したが、これに限られるものではな
く、他の分割数を採用した場合でも、上記と同様に行方
向配線での電圧効果が抑制され、輝度分布の均一な高画
質の画像表示を行うことができる。
形態による画像形成装置の駆動回路部分の構成を示すブ
ロック図である。同図において、図9と同様の動作を行
うものについては同一の番号を付した。図16におい
て、106は画像データ信号を所定の駆動パルスに変換
する電圧−パルス変換回路である。第4の実施形態にお
ける電圧−パルス変換回路104と比して、輝度評価回
路108の評価値に基づいてパルス幅を制御する構成が
追加されている。107は表示パネル101における放
出電流を測定する為の電流計、108は放出電流から輝
度を予測する輝度評価回路である。
上のマトリクス配線での電圧降下により、各電子放出素
子に印加される電圧に分布を生じる。この分布は、配線
抵抗を小さくするか駆動電流を小さくすることにより抑
制することができる。
た駆動回路部分の動作を説明する。まず、走査制御信号
により走査側駆動回路102から所定の選択ラインに選
択電圧が出力される。一方、電圧−パルス変換回路10
6により、選択ラインに対応した画像データ信号の振幅
と、輝度評価回路108で予測した輝度とに基づいてパ
ルス列を生成し、そのパルス信号を変調側駆動回路10
3により駆動信号として表示パネル101に印加させ
る。以上の動作を順次走査する選択ラインについて行う
ことにより表示を行わせる。
回路108の動作について説明する。図17は、画像を
表示したときの電流計107の出力を複数画面分示した
ものである。図中の表示期間内で線順次に電子放出素子
が駆動され1画面分の表示がなされる。帰線期間は例え
ばテレビ信号に見られる画面間の画像を表示しない期間
である。また、図18は、電流計107の出力を輝度評
価回路108に含まれる図示されないローパスフィルタ
(LPF)に入力した際の、LPFの出力信号を示した
ものである。この出力信号は画面間の1画面分の平均電
子放出量の緩やかな変化を示す信号となる。即ち、電子
放出量に輝度が比例するものとすると、この信号は輝度
予測した信号となる。
ス変換回路の詳細な構成を示すブロック図である。以
下、図19を用いて電圧−パルス変換回路106の動作
について説明する。この場合も、領域分割数を3とした
場合を例にとって説明する。
変換回路であり、画像データ信号の振幅及び輝度評価回
路108の出力に応じて電圧−パルス幅変換の変換係数
を決定し、入力された画像データ信号をこれらに応じた
幅のパルス列に変換する。162乃至164は、図10
で説明したパルス列並べ替え回路142乃至144と同
様の動作をなすパルス列並べ替え回路である。電圧−パ
ルス変換回路161は、変調信号のレベルに輝度評価回
路108で予測した輝度信号に応じた変換係数を乗じた
長さのパルスに変換する動作をなすものである。
3つ変調側端子s−1、s、s+1に対応する画像信号
を電圧−パルス列変換回路161によりパルスに変換し
た信号を示した図である。1ライン走査期間(1水平期
間)のほぼ全期間内のパルス長さの場合の輝度を最大輝
度Bmとし、輝度評価回路108より得られる輝度評価
値をBとする。このBm値を、B値に分割数である3を
掛けた値で割った値をr(r=Bm÷(B×3))とす
る。図12におけるパルス長さに、輝度に応じた信号で
あるrを掛けた信号が図20のパルス信号である。但
し、rが1以上のとき(すなわち、B値がBm値の1/
3以下のとき)には、rは掛けないものとする。以上の
処理の結果、パルスa、b、cの幅は必ず1ライン走査
期間1Hの1/3(1/q)の値以下になる。
替え回路162〜164により、1ライン走査期間であ
る1Hを3つに区切った時間のそれぞれの期間に、変換
されたパルスを位置を変えて再配置させる。仮に、素子
番号s−1に対応するパルス列を並べ替える為の回路を
パルス列並べ替え回路162とする。同様に、素子番号
sにはパルス列並べ替え回路163が、素子番号s+1
にはパルス列並べ替え回路164が対応するものとす
る。即ち、パルス列並べ替え回路162は、1番目のH
/3の期間にパルス幅aのパルスを、パルス列並べ替え
回路163は、1番目のH/3の期間にはパルスを配置
せず、2番目のH/3の期間にパルス幅bのパルスを配
置し、パルス列並べ替え回路164は、3番目のH/3
の期間にパルス幅cのパルスを配置し、1番目及び2番
目のH/3の期間にはパルスを配置しない。実際の表示
パネルの駆動においては、以上説明したような動作をす
べての素子番号について行えばよい。
をすべての素子番号に対応する変調信号について行え
ば、画像表示を行う場合に、素子番号によって3種類の
期間のいずれかにおいて立ち上がるような駆動信号を印
加させることが可能となる。この結果、同時に駆動され
る電子放出素子の数が減って走査側配線を流れる駆動電
流の瞬時値が小さくなり、図15で説明したように配線
での電圧降下を抑制することが可能となる。また、全画
面が明るい画面となった場合にも輝度が制限されるため
に、高圧電源の実効電流が下がり、消費電力を抑える効
果も得られる。
流れる電子放出電流を測定することにより輝度を評価す
る例を説明したが、実際の表示面の輝度を輝度計を用い
たり、変調信号を評価して輝度を予測しても同様に配線
での電圧降下を抑制することができる。
場合について説明したが、これに限られるものではな
く、他の場合にも同様に配線での電圧効果が抑制するこ
とができる。
を説明する。本実施形態においても、走査方法を線順次
走査とし、表示画像に階調をつけるために、一水平走査
時間(1H)内の電子放出期間を変調信号の時間幅で制
御することにより、蛍光体の発光総量を制御し、階調表
現することを基本とする。第6の実施形態では、以下に
説明する手法により、特に配線の抵抗分によって生じる
電子放出量及び輝度の分布(ばらつき)を改善する。
図22は第6の実施形態におけるマルチ電子源および画
像表示装置の駆動方法を説明するための図である。第6
の実施形態では行方向素子数M=1000、列方向素子
数N=3000の例について説明する。
行方向配線202、N本の列方向配線203、N×M個
の冷陰極素子204を有する。各配線の端部にかかれて
いるVx1〜VxMはそれぞれ1行目からM行目までの
行方向配線202の端部に印加する電圧、Vy1〜Vy
Nはそれぞれ1列目からN列目までの列方向配線203
の端部に印加する電圧を表わしている。
及び列方向配線への電圧印加(Vx1〜VxM,Vy1
〜VyN)のタイミングを表すタイムチャートである。
図23では、期間Kにおいて1行目の冷陰極素子、期間
K+1では2行目、期間K+2では3行目、期間K+3
では4行目の冷陰極素子にしきい値電圧Vth以上の電
圧を印加して、1行毎に冷陰極素子から電子を放出させ
ている。
るため、走査信号Vx1を−Vth(本実施形態ではV
th=7Vとなるように冷陰極素子を設計した)とし、
各列方向配線に画像信号に対応した時間幅を有する変調
信号(波高値+Vth)を印加する。第6の実施形態で
は、図23のタイムチャートに示されるように、各列方
向配線に印加される変調信号は、一水平走査期間の始ま
りに同期して立ち上がるグループと、終わりに同期して
立ち下がるグループに分けて作成される。このグループ
分けの方法については、いろいろな方法が適用可能であ
るがその方法については後述する。
位置を分散させて表示パネルを駆動することにより、変
調信号側から選択している行の冷陰極素子を通って選択
行の行方向配線へと流れ出る電流を時間的に分散させる
ことができる。この結果、選択行の行方向配線上での電
圧降下を低減させることができる。よって、行方向配線
上での電圧降下に起因する輝度の分布が低減し、輝度の
均一性を向上させることができた。
プ分けについて詳細に説明する。
せ方の一例として、奇数番目の列方向配線には立ち上が
りを一水平走査期間の始めに同期させたパルスを、偶数
番目の列方向配線には立ち下がりを一水平走査期間の終
わりに同期させたパルスを印加する。
装置を説明するための図である。図24に沿って信号の
流れを説明する。
ダ221に入力される。図25はデコーダ221の詳細
な構成を示すブロック図である。デコーダ221は、図
25に示すように、デコーダ部250、アナログプリプ
ロセス部251、A/Dコンバータ252、ディジタル
プロセス部253などから構成されている。デコーダ部
250は、映像中間周波数回路や、映像検波回路から成
り立っており、入力されるNTSC信号などの映像信号
をアナログR,G,B信号にデコードする。アナログプ
リプロセス部251は、同期分離回路、色調整回路、コ
ントラスト制御回路、直流再生回路、ブライトネス制御
回路、ローパスフィルタなどからなり、信号レベル制
御、直流再生、帯域制限されたR,G,B信号を各色の
A/Dコンバータ252に出力する。また、PLLのた
めの同期信号(sync)をタイミング制御回路223
(図24)へ送る。
回路からのサンプリングクロックによリアナログR,
G,B信号を必要な階調数でディジタイズする。A/D
コンバータ252からのディジタル画像信号をうけたデ
ィジタルプロセス部253はガンマ処理や、輪郭強調
や、ノイズ抑制のためのディジタルフィルタ処理を行
い、データ配列変換回路222(図24)ヘディジタル
画像信号を出力する。なお、同期信号Syncは、垂直
同期信号と水平同期信号とを含む。またR,G,Bは
赤、緑、青の各色についての輝度データを含んでいる。
はデコーダ221より供給される同期信号syncに基
づいて各部の動作タイミングを調整するためのタイミン
グ制御信号を発生する。タイミング制御回路223から
各部へのタイミング信号の流れは図24中、点線矢印で
表わした。
1から供給される3原色の輝度データR、G、Bを表示
パネルの画素配列に合わせて配列し、シリアルなディジ
タル画像信号Dataとして出力する。第6の実施形態
では、1つの例としてこのディジタル画像信号Data
を8bitのデータとした。
ディジタル画像信号Dataは、タイミング制御回路か
ら供給されるタイミング信号に基づいてS/P変換回路
224に順次蓄えられる。S/P変換回路224は1水
平期間分のディジタル映像信号を蓄積すると、タイミン
グ制御回路223から送られるタイミング信号に従っ
て、ディジタル映像信号を1ラインメモリ225に転送
する。1ラインメモリ225の出力はパルス幅変調回路
226の入力に接続されている。
やラッチによって構成されていて、タイミング制御回路
から供給されるタイミングに合わせてカウントを行い1
ラインメモリから供給されるディジタル映像信号に対応
した時間幅を持つパルス幅変調信号に変換する回路であ
る。
調回路226の構成を示すブロック図である。第6の実
施形態のパルス幅変調回路226では、図26に示すよ
うに、奇数番目の列にはアップカウンタ240、偶数番
目の列にはダウンカウンタ241が配置されている。各
カウンタは、タイミング制御回路223から送られてく
るタイミング信号Load,CLKに基づいて動作す
る。
対応するアップカウンタ240は、Load信号に同期
して出力をHighとするとともに1ラインメモリ22
5からデータをロードし、タイミング信号CLKによっ
てアップカウントを行い、Carryとなるとともにそ
の出力をLowとする仕組となっている。この結果、ア
ップカウンタ240では、1水平期間の開始に同期して
立ち上がり、設定された期間(パルス幅)が経過した後
に立ち下がるパルスが出力される。
の列に対応するダウンカウンタ241は、Load信号
に同期して出力をLowとするとともに1ラインメモリ
225からデータをロードし、タイミング信号CLKに
従ってダウンカウントを行い、Borrowとなるとと
もにその出力をHighとし、1水平期間の終了時に出
力をLowとする仕組となっている。この結果、ダウン
カウンタ241では、1水平期間の終了時に同期して立
ち下がるパルスが出力される。
トに表わすと図27のようになる。図27は第6の実施
形態によるパルス幅変調回路226の動作を説明するタ
イミングチャートである。奇数列にはアップカウンタ2
40が配置されているので、1水平期間の開始(データ
ロード)に同期してパルス信号が立ち上がり、ロードさ
れたデータ分だけCLK信号をカウントした後に当該信
号を立ち下げる。一方、偶数列においてはダウンカウン
タ241が配置され、CLK信号によって255からダ
ウンカウントを行う。そして、ロードされたデータより
もカウント値が小さくなった時点でパルス信号を立ち上
げ、ダウンカウンタが0となった時点でパルス信号を立
ち下げる。
路227ではパルス幅変調回路226から供給されるパ
ルス幅変調信号Dy1〜DyNを表示パネルを駆動する
のに最適な電圧レベルに変換する回路である。表示パネ
ル201には図中に示すようにHv端子があり、高圧電
源Vaが印加されている。
フトレジスタ、ラッチ、トランジスタによって構成され
る回路で、一水平走査期間ごとに、その時選択している
行方向配線の端部に選択電圧を印加し、非選択の行方向
配線の端部を接地する。さらに、一水平走査期間が終了
すると、その選択している行を切り替えて同様に電圧を
印加する仕組を有する。走査信号発生回路のM個の出力
は図24には図示しなかったが、各行方向配線の両端に
接続されていて、その両端に同じ電圧を印加するような
仕組をとっている。
印加される電圧のタイムチャートを表わすと前述の図2
3のようになる。選択信号はほぼ一水平走査期間の時間
幅をもった、波高値−Vthの矩形波であり、各列方向
配線に印加される変調信号はそれぞれ表示する行の画像
に対応したパルス幅を有する、波高値+Vthの矩形波
で、奇数番目の列方向配線には立ち上がり位置が一水平
走査期間の始めに同期したパルスが、偶数番目の列方向
配線には立ち下がり位置が一水平走査期間の終わりに同
期したパルスが印加される。
するタイミングを分散させたことにより、列方向配線か
ら選択している行方向配線に流れ込む素子電流を分散さ
せることができ、それによって選択している行方向配線
上の配線抵抗による電圧降下を減少させることができ
た。これにより、課題で説明した、配線抵抗の抵抗分に
よる電圧降下に起因する輝度の分布を低減することがで
き、従来よりも均一な輝度を得ることができた。具体的
には、一般的な駆動方法で動画を表示した際にも、人間
の目で見ても明らかに分布があったが、第6の実施形態
の駆動回路で駆動した際にはほとんど肉眼では確認でき
なくなった。
ように変調信号の立ち上がり位置及び立ち下がり位置を
制御してやることにより、配線抵抗の影響を低減し、輝
度の均一性を上昇させることができた。
第6の実施形態で述べた変調信号の分散のさせ方の変形
例について説明する。第7の実施形態では、変調信号の
分散方法として、映像信号に応じて分散をさせる方法を
採用する。すなわち、各列方向配線に印加するパルス幅
変調信号の時間幅に対応したディジタル画像信号が25
6段階(8bit)であるとした場合に、0から127
までの信号値の列方向配線には立ち上がり期間が一水平
走査期間の始めに同期したその信号値に対応した時間幅
を持つパルスを、128から255までの信号値の列方
向配線には立ち下がり期間が一水平走査期間の終わりに
同期したその信号値に対応した時間幅を持つパルスを印
加する。
の概略図はおおむね図24(第6の実施形態)と同じで
あるので図示は省略する。第6の実施形態と異なる点
は、パルス幅変調回路226の構成である。
調回路226の構成を説明するブロック図である。パル
ス幅変調回路226はおもにカウンタやラッチによって
構成されており、タイミング制御回路223から供給さ
れるタイミングに合わせてカウントを行い、1ラインメ
モリ225から供給されるディジタル映像信号に対応し
た時間幅を持つパルス幅変調信号に変換する。具体的に
は、図28に示すように各列に対応してアップダウンカ
ウンタ242が配置されている。各アップダウンカウン
タ242は、タイミング制御回路から送られてくるLo
ad信号の値によってアップカウンタ、ダウンカウンタ
のいずれかに切り替わり、CLK信号をアップカウント
或いはダウンカウントをする仕組となっている。
てくるディジタル画像信号が0〜127(8bit)の
範囲である場合には、アップダウンカウンタ242はア
ップカウンタとして動作し、ディジタル画像信号が12
8〜255の範囲である場合には、アップダウンカウン
タ242はダウンカウンタとして動作する。例えば、1
ラインメモリ225からロードされたディジタル画像信
号の値が「100」であった場合は、アップダウンカウ
ンタ242はCLK信号に従ってダウンカウントをおこ
なう。
調回路226の動作を説明するタイミングチャートであ
る。上述したパルス幅変調回路226の構成により、1
水平期間の半分未満のパルス幅の矩形信号はその立ち上
がりが水平期間の開始に同期する。また、1水平期間の
半分以上のパルス幅を有する矩形信号はその立ち下がり
が水平期間の終了に同期するようになる。
から供給されるディジタル画像信号が0〜127までの
信号値の列方向配線には、立ち上がり期間が一水平走査
期間の始めに同期した、その信号値に対応した時間幅を
持つパルスを、128〜255までの信号値の列方向配
線には立ち下がり期間が一水平走査期間の終わりに同期
した、その信号値に対応した時間幅を持つパルスを印加
する。第7の実施形態の駆動装置によって表示パネルの
各配線に印加される電圧のタイムチャートを図30に示
す。
を分散させて表示パネルを駆動したところ、従来の場合
と比較して表示パネルの中心部での輝度が上昇し、表示
パネル全体で見ると輝度の分布が改善した。具体的には
人間の目で見ても明らかに分布があったが、本実施形態
の画像表示装置で動画を表示した際にはほとんど肉眼で
は確認できなくなった。
調信号の立ち上がり位置及び立ち下がり位置を制御して
やることにより、配線抵抗の影響を低減し、輝度の均一
性を向上させることができた。
の実施形態で述べたパルス信号分散の方法では、特に変
調信号の時間幅が長い場合或いは、輝度信号が高いほ
と、変調信号を分散した効果が滅少する傾向がある。こ
れは変調信号の時間幅が長くなることにより、同時に点
灯する列が多くなり、その影響として素子電流を分散さ
せた効果が減少するためであることを本発明者らは確認
している。
い場合には、表示パネル内の輝度の相対関係を残して、
全体的に輝度を低下させても人間の目には輝度の低下は
ほとんど認識されないという現象がある。そこで、第8
の実施形態では、第6の実施形態で述べた画像表示装置
において、前述したデコーダ221の内部に、表示画面
の輝度が平均して高い場合に表示画面全体として輝度を
抑制するための回路を設け、さらに輝度の均一性を向上
する。
ルの発光輝度が全体として高い場合には、各列方向配線
に印加する変調信号の時間幅を抑制し、表示パネル全体
の輝度を抑制する構成を上述の第6の実施形態の駆動回
路に追加する。この回路の効果としては、人間の目には
輝度の低下を認識されない一方で各列方向配線に印加す
る変調信号パルスが時間的に重なる期間を減少させるこ
とである。この結果、素子電流を分散させる効果があ
り、これにより配線の抵抗分に起因する行方向配線上で
の電圧降下を減少させ、表示パネル全体での輝度の均一
化を実現する効果がある。更に、発光輝度が抑制される
ので、消費電力の低減も図れる。
に示した第6の実施形態の実施形態の駆動回路とおおむ
ね同じである。第8の実施形態の特徴となるのは、すな
わち第6の実施形態と相違するのは、デコーダ221で
ある。図31は第8の実施形態によるデコーダ221の
構成を説明するブロック図である。
21に入力される。デコーダ221は、図31に示すよ
うに、デコーダ部250、アナログプリプロセス部26
1、A/Dコンバータ252、ディジタルプロセス部2
53、ビデオ検出部262、コントローラ263によっ
て構成される。ここで、アナログプリプロセス部261
は、第6の実施形態で説明したアナログプリプロセス部
251の機能に加えて、コントローラ263から入力さ
れる輝度抑制信号に従って、その輝度値を抑制する機能
を備える。
中間周波数回路や、映像検波回路から成り立っていて、
入力されるNTSC信号などの映像信号をアナログR,
G,B信号にデコードする。アナログプリプロセス部2
61は、同期分離回路、色調整回路、コントラスト制御
回路、直流再生回路、ブライトネス制御回路、ローパス
フィルタとマトリックス回路などからなり、信号レベル
制御、直流再生、帯域制限されたR,G,B信号を各色
のA/Dコンバータ252へ出力する。また、PLLの
ための同期信号(sync)をタイミング制御部223
へ送るとともに、R,G,B信号をマトリックス回路で
混合して得た輝度信号をビデオ検出部262へ送る。A
/Dコンバータ252はタイミング制御回路223から
のサンプリングクロックによリアナログR,G,B信号
を必要な階調数でディジタイズする。A/Dコンバータ
252からのディジタル画像信号をうけたディジタルプ
ロセス部253はガンマ処理や、輪郭強調や、ノイズ抑
制のためのディジタルフィルタ処理を行い、データ配列
変換回路222ヘディジタル画像信号を出力する。
ス部からの輝度信号を一水平走査期間ごとに積分して、
一水平走査期間ごとに検出した輝度信号の平均値をコン
トローラ263に伝達する。コントローラ263では、
平均輝度信号がある基準値よりも大きい場合に、アナロ
グプリプロセス部261に輝度抑制信号を出力してコン
トラスト制御を行う。第8の実施形態では、コントロー
ラ263は、平均輝度信号に対して、アナログR,G,
B信号を図32に示すような倍率で抑制するように、輝
度抑制信号を出力している。
信号のパルス幅が抑制されることになり、表示パネルの
発光輝度がある基準値以下に制御される。
プ配列とした場合にはマトリックス回路で演算させる混
合輝度信号は、R,G,B信号が同等の割合で混合され
るが(例:S0=1/3(R+G+B))、市松配列の
ようにR,G,Bの蛍光体の数が異なる場合にはその割
合で混合輝度信号を生成する。
ためにアナログプリプロセス部261のコントラスト制
御を用いたが、これに限らない。例えば、ディジタルプ
ロセス部253でのディジタルデータR,G,Bの抑制
によって輝度を制御してもよい。
aに平均高圧アノード電流を検出する回路あるいは高圧
電源Vaへ電力供給するラインの供給平均電流を検出す
る回路を設け、その検出信号をコントローラ263に送
るようにしてもよい。
結果として変調信号の時間幅を制限することで、各列方
向配線に印加する変調信号がより分散する効果がある。
それによって各列方向配線から、選択行の冷陰極素子を
介して選択している行方向配線に流れ込む素子電流を分
散させることができ、配線抵抗上での電圧降下をさらに
低減することができた。結果として配線抵抗に起因する
表示パネルの輝度の均一性をさらに向上することが可能
となった。
を分散させて表示パネルを駆動したところ、従来の場合
と比較して表示パネルの中心部での輝度が上昇し、表示
パネル全体で見ると輝度の分布が改善した。具体的には
人間の目で見ても明らかに分布があったが、本実施形態
の画像表示装置で動画を表示した際には全く肉眼では確
認できなくなった。
変調信号の立ち上がり位置及び立ち下がり位置を制御し
てやることにより、配線抵抗の影響を低減し、輝度の均
一性を上昇させることができた。
態による画像表示装置の構成を示すブロック図である。
同図において、第1の実施形態(図1)と同様の構成に
は同一の参照番号を付してある。図33において、1は
画像表示パネルであり、ここでは仮に水平480、垂直
240の蛍光体が、R,G,B縦ストライプ状に配列さ
れ、各蛍光体に対応する電子放出素子が行方向配線電極
と列方向配線電極により単純マトリクス状に配線されて
いることとし、このパネルを線順次駆動する例で説明す
る。
アナログR,G,B信号にデコードされアナログプリプ
ロセス部3に入力される。アナログプリプロセス部3
は、同期分離回路、色調整回路、コントラスト制御回
路、直流再生回路、ブライトネス制御回路、マトリクス
回路、ローパスフィルタなどからなり、信号レベル制
御、直流再生、帯域制限されたR,G,B信号を各色の
A/Dコンバーター4へ出力する。またPLLのための
同期信号(sync)をタイミング制御部5へ送るほ
か、R,G,B信号をマトリクス部で混合して得た輝度
信号をビデオ検出部3へ送る。
部305からのサンプリングクロックにより、アナログ
R,G,B信号を必要な階調数でデジタイズする。A/
Dコンバーター4からのデジタル画像信号s9を受けた
デジタルプロセス部6は、ガンマ処理や、輪郭強調やノ
イズ抑制のためのデジタルフィルター処理を行い、デー
タ並び変え部7へデジタル画像信号を出力する。またシ
ステム制御部14からの係数データs15により論郭強
調の制御やコントラスト制御も行う。
ング概要に示すように1水平期間R,G,B各160個
のデータ(s9)をs10のように時間軸圧縮し、かつ
蛍光体の色配列に対応した順にデータを並び変えて、シ
フトレジスタ8に1ライン480個のシリアル画像デー
タとして転送する。
s10をシフトクロックs7により読み込み、1ライン
480個のシリアル画像データをパラレルデータに変換
して水平ブランキング期間に変調信号発生部309に送
る。
部309は電圧変調方式を使用しており、1行の電子放
出素子に対応する480個の電圧変調器から構成され
る。そして各々の電圧変調器に読み込まれた画像データ
の大きさに応じた電圧振幅を持つパルス信号を1水平期
間中に変調信号s7により発生し、水平駆動ドライバー
10へ送る。
御部315からの信号s317により電子放出素子に印
加するパルス信号(画像表示パネル1に出力するパルス
信号)のパルス幅を制御する。
タイミング制御部5からの行走査のためのタイミング信
号s8(V_START,H_CLK)を受けるシフト
レジスタ11は、走査のための行選択信号を垂直駆動ド
ライバー12に送る。
トランジスターなどのスイッチ素子からなり、選択時に
導通してVs電圧発生部318から送られるバイアスV
sを画像表示パネル1に印加する。このように1水平ラ
イン毎の水平駆動ドライバー310からの画像変調デー
タ出力を垂直駆動ドライバー12が順次走査選択してい
くことにより、画像表示パネル1に画像信号が表示され
る。
て上述したとおりであり、CPU21、ROM22、R
AM23、EEPROM24、A/Dコンバーター2
5、D/Aコンバーター26、I/Oポート27からな
る。そして、ROM22に格納されたプログラムによ
り、装置の制御が行われる。D/Aコンバーター26の
出力信号s13、s14はコントラスト制御、ブライト
ネス制御信号であり、アナログプリプロセス部3に伝達
されR,G,B信号のレベルや直流再生量をコントロー
ルする。s16は、選択時の素子印加パルスのパルス幅
の制御信号でパルス幅制御部15に伝達される。s18
は、電子ビーム加速のための高圧電圧Va(s19)を
出力する高圧発生部17に伝達され高圧電圧Va(s1
9)を制御する。
調整などのユーザー要求のシステム制御部14への伝達
や、システム制御部14からの諸情報の表示などを信号
s12により行う。
ス部3からの輝度信号s20をタイミング制御部5から
の水平ブランキングが付加された1フィールド毎のゲー
ト信号s5(図2参照)により積分し、輝度信号の平均
値をフィールド毎に検出した信号s11をシステム制御
部14に伝達する。
コンバーター25によってCPU21に取り込まれ、シ
ステム制御部14内部で持つ基準値と比較され検出平均
輝度信号s11がその基準値よりも大きい場合に、D/
Aコンバーター26の出力信号s13によりコントラス
ト制御を行い、結果として水平駆動ドライバー310か
らの出力パルス幅を抑制することにより、パネル1の発
光輝度をある基準値以下に制御する。基準値は、システ
ム制御部14に於いて計算された、数フィールドもしく
は数画面分の平均輝度値が用いられる。
説明する図である。図34の(a)は変調信号発生部3
09からの変調信号(電圧変調)を示している。この信
号の輝度値が上述の基準値を上回っている場合、システ
ム制御部14からの指示(s316)により、パルス幅
制御部315によってパルス幅が制限される。その結
果、図34の(b)に示すような駆動信号が水平ドライ
バ310から出力されることになる。すなわち、各駆動
パルスの時間幅がhだけ短くなり、結果として輝度値が
抑制される。このhの時間幅が、輝度値の大きさに応じ
て制御されることは言うまでもない。hは例えば本実施
形態では、最大電圧パルスを印加した場合に得られる最
大輝度値をBmとし、検出平均輝度s11を輝度評価値
Bとしたとき、 h={1−Bm/(3×B)}H (B>Bm/3のとき) h=0 (B≦Bm/3のとき) とした。また、図34の(b)では、パルスの立ち下が
りを早めているが、パルスの立ち上がりタイミングを遅
くするようにしてもよいことは明らかであろう。
の、アナログプリプロセス部3からの輝度信号s20を
用いた輝度評価値で発光輝度を制御する例を記した。な
お、上記実施形態の場合、輝度信号s20はR,G,B
信号が同等の割合で混合されているが、(例;s20=
1/3(R+G+B))市松配列のようにR,G,Bの
蛍光体の数が異なる場合には、その割合で輝度信号s2
0を生成する。
17に平均高圧アノード電流を検出する回路あるいは高
圧発生部17へ電力供給するラインの供給平均電流を検
出する回路を設け、検出信号s20をシステム制御部1
4に送ってもよい。
が、とくに限定するものでなく、NTSC,PAL,S
ECAMやハイビジョンのMUSEでも同一の考え方で
実現できる。さらにTV信号以外の例えばコンピュータ
ーの信号でも同様である。
は、パルスの立ち上がりを遅くするか、パルスの立ち下
がりを早めるかのいずれかによって輝度を抑制してい
た。第10の実施形態では、パルスの立ち上がりを遅ら
す列方向配線と、パルスの立ち下がりを早める列方向配
線を混在させることにより、パルスの分散化を図り、よ
り効果的に輝度むらを低減する。、図35は第10の実
施形態による駆動信号のタイミングを説明するタイミン
グチャートである。第9の実施形態における水平駆動ド
ライバー310からの出力パルス信号において、検出平
均輝度信号s11がシステム制御部14内部で持つ基準
値と比較され、検出平均輝度信号s11がその基準値よ
りも大きい場合に、奇数列(2n−1;n=1〜24
0)の出力パルス信号は基本パルスの立ち下がり部の時
間が制御(早められ)され、偶数列(2n;n=1〜2
40)の出力パルス信号は基本パルスの立ち上がり部の
時間が制御(遅延)されることにより発光画面全体の平
均輝度がある値以上にならないように制御するものであ
る。
11は、A/Dコンバーター25によってCPU21に
取り込まれ、システム制御部14内部で持つ基準値と比
較される。そして、検出平均輝度信号s11がその基準
値よりも大きい場合には、D/Aコンバーター26の出
力信号s13により奇数番目(2n−1;n=1〜24
0)の出力パルス信号は基本パルスの立ち下がり部の時
間が制御され、偶数番目(2n;n=1〜240)の出
力パルス信号は基本パルスの立ち上がり部の時間が制御
されるようにコントラスト制御を行う。この結果、水平
駆動ドライバー310からの出力パルス幅が図5のよう
に抑制されることになり、画像表示パネル1の発光輝度
がある基準値以下に制御される。
は、システム制御部14に於いて計算された、数フィー
ルドもしくは数画面分の平均輝度値が用いられる。
ためにアナログプリプロセス部3のコントラスト制御す
る例を記したが、デジタルプロセス部6での係数データ
s15によるコントラスト制御や、s16によるパルス
幅制御部15のコントロールを用いてもよい。
奇数番目(2n−1;n=1〜240)の出力パルス信
号と偶数番目(2n;n=1〜240)の出力パルス信
号のパルスをずらすことにより、1フィールド上で全て
の素子に電圧がかかる時間を減らすことにより、配線抵
抗により電圧降下の影響を軽減できる。
発明の好ましい実施形態を説明した。以下では、上記実
施形態による電子源駆動を適用するのに好適な画像表示
パネルについて詳細に説明する。
明を適用した画像表示装置の表示パネルの構成と製造法
について、具体的な例を示して説明する。
斜視図であり、内部構造を示すためにパネルの1部を切
り欠いて示している。
は側壁、1007はフェースプレートであり、1005
〜1007により表示パネルの内部を真空に維持するた
めの気密容器を形成している。気密容器を組み立てるに
あたっては、各部材の接合部に十分な強度と気密性を保
持させるため封着する必要があるが、たとえばフリット
ガラスを接合部に塗布し、大気中あるいは窒素雰囲気中
で、摂氏400〜500度で10分以上焼成することに
より封着を達成した。気密容器内部を真空に排気する方
法については後述する。
が固定されているが、該基板上には冷陰極素子1002
がNxM個形成されている。(N,Mは2以上の正の整
数であり、目的とする表示画素数に応じて適宜設定され
る。たとえば、高品位テレビジョンの表示を目的とした
表示装置においては、N=3000,M=1000以上
の数を設定することが望ましい。本実施形態において
は、N=3072,M=1024とした。)前記NxM
個の冷陰極素子は、M本の行方向配線1003とN本の
列方向配線1004により単純マトリクス配線されてい
る。前記、1001〜1004によって構成される部分
をマルチ電子ビーム源と呼ぶ。なお、マルチ電子ビーム
源の製造方法や構造については、後で詳しく述べる。
レート1005にマルチ電子ビーム源の基板1001を
固定する構成としたが、マルチ電子ビーム源の基板10
01が十分な強度を有するものである場合には、気密容
器のリアプレートとしてマルチ電子ビーム源の基板10
01自体を用いてもよい。
は、蛍光膜1008が形成されている。本実施形態はカ
ラー表示装置であるため、蛍光膜1008の部分にはC
RTの分野で用いられる赤、緑、青、の3原色の蛍光体
が塗り分けられている。各色の蛍光体は、たとえば図3
7の(A)に示すようにストライプ状に塗り分けられ、
蛍光体のストライプの間には黒色の導電体1010が設
けてある。黒色の導電体1010を設ける目的は、電子
ビームの照射位置に多少のずれがあっても表示色にずれ
が生じないようにする事や、外光の反射を防止して表示
コントラストの低下を防ぐ事、電子ビームによる蛍光膜
のチャージアップを防止する事などである。黒色の導電
体1010には、黒鉛を主成分として用いたが、上記の
目的に適するものであればこれ以外の材料を用いても良
い。
図37(A)に示したストライプ状の配列に限られるも
のではなく、たとえば図37(B)に示すようなデルタ
状配列や、それ以外の配列であってもよい。
る場合には、単色の蛍光体材料を蛍光膜1008に用い
ればよく、また黒色導電材料は必ずしも用いなくともよ
い。
面には、CRTの分野では公知のメタルバック1009
を設けてある。メタルバック1009を設けた目的は、
蛍光膜1008が発する光の一部を鏡面反射して光利用
率を向上させる事や、負イオンの衝突から蛍光膜100
8を保護する事や、電子ビーム加速電圧を印加するため
の電極として作用させる事や、蛍光膜1008を励起し
た電子の導電路として作用させる事などである。メタル
バック1009は、蛍光膜1008をフェースプレート
基板1007上に形成した後、蛍光膜表面を平滑化処理
し、その上にAlを真空蒸着する方法により形成した。
なお、蛍光膜1008に低電圧用の蛍光体材料を用いた
場合には、メタルバック1009は用いない。
速電圧の印加用や蛍光膜の導電性向上を目的として、フ
ェースプレート基板1007と蛍光膜1008との間
に、たとえばITOを材料とする透明電極を設けてもよ
い。
Hvは、当該表示パネルと不図示の電気回路とを電気的
に接続するために設けた気密構造の電気接続用端子であ
る。Dx1〜Dxmはマルチ電子ビーム源の行方向配線10
03と、Dy1〜Dynはマルチ電子ビーム源の列方向配線
1004と、Hvはフェースプレートのメタルバック1
009と電気的に接続している。
は、気密容器を組み立てた後、不図示の排気管と真空ポ
ンプとを接続し、気密容器内を10のマイナス7乗[T
orr]程度の真空度まで排気する。その後、排気管を
封止するが、気密容器内の真空度を維持するために、封
止の直前あるいは封止後に気密容器内の所定の位置にゲ
ッター膜(不図示)を形成する。ゲッター膜とは、たと
えばBaを主成分とするゲッター材料をヒーターもしく
は高周波加熱により加熱し蒸着して形成した膜であり、
該ゲッター膜の吸着作用により気密容器内は1x10マ
イナス5乗ないしは1x10マイナス7乗[Torr]
の真空度に維持される。
構成と製法を説明した。
マルチ電子ビーム源の製造方法について説明する。本発
明の画像表示装置に用いるマルチ電子ビーム源は、冷陰
極素子を単純マトリクス配線した電子源であれば、冷陰
極素子の材料や形状あるいは製法に制限はない。したが
って、たとえば表面伝導型放出素子やFE型、あるいは
MIM型などの冷陰極素子を用いることができる。
表示装置が求められる状況のもとでは、これらの冷陰極
素子の中でも、表面伝導型放出素子が特に好ましい。す
なわち、FE型ではエミッタコーンとゲート電極の相対
位置や形状が電子放出特性を大きく左右するため、極め
て高精度の製造技術を必要とするが、これは大面積化や
製造コストの低減を達成するには不利な要因となる。ま
た、MIM型では、絶縁層と上電極の膜厚を薄くてしか
も均一にする必要があるが、これも大面積化や製造コス
トの低減を達成するには不利な要因となる。その点、表
面伝導型放出素子は、比較的製造方法が単純なため、大
面積化や製造コストの低減が容易である。また、発明者
らは、表面伝導型放出素子の中でも、電子放出部もしく
はその周辺部を微粒子膜から形成したものがとりわけ電
子放出特性に優れ、しかも製造が容易に行えることを見
いだしている。したがって、高輝度で大画面の画像表示
装置のマルチ電子ビーム源に用いるには、最も好適であ
ると言える。そこで、上記実施形態の表示パネルにおい
ては、電子放出部もしくはその周辺部を微粒子膜から形
成した表面伝導型放出素子を用いた。
ついて基本的な構成と製法および特性を説明し、その後
で多数の素子を単純マトリクス配線したマルチ電子ビー
ム源の構造について述べる。
製法)電子放出部もしくはその周辺部を微粒子膜から形
成する表面伝導型放出素子の代表的な構成には、平面型
と垂直型の2種類があげられる。
に、平面型の表面伝導型放出素子の素子構成と製法につ
いて説明する。図38に示すのは、平面型の表面伝導型
放出素子の構成を説明するための平面図(a)および断
面図(b)である。図中、1101は基板、1102と
1103は素子電極、1104は導電性薄膜、1105
は通電フォーミング処理により形成した電子放出部、1
113は通電活性化処理により形成した薄膜である。
ラスや青板ガラスをはじめとする各種ガラス基板や、ア
ルミナをはじめとする各種セラミクス基板、あるいは上
述の各種基板上にたとえばSiO2 を材料とする絶縁層
を積層した基板、などを用いることができる。
向して設けられた素子電極1102と1103は、導電
性を有する材料によって形成されている。たとえば、N
i,Cr,Au,Mo,W,Pt,Ti,Cu,Pd,
Ag等をはじめとする金属、あるいはこれらの金属の合
金、あるいはIn2 O3 −SnO2 をはじめとする金属
酸化物、ポリシリコンなどの半導体、などの中から適宜
材料を選択して用いればよい。電極を形成するには、た
とえば真空蒸着などの製膜技術とフォトリソグラフィ
ー、エッチングなどのパターニング技術を組み合わせて
用いれば容易に形成できるが、それ以外の方法(たとえ
ば印刷技術)を用いて形成してもさしつかえない。
該電子放出素子の応用目的に合わせて適宜設計される。
一般的には、電極間隔Lは通常は数百オングストローム
から数百マイクロメーターの範囲から適当な数値を選ん
で設計されるが、なかでも表示装置に応用するために好
ましいのは数マイクロメーターより数十マイクロメータ
ーの範囲である。また、素子電極の厚さdについては、
通常は数百オングストロームから数マイクロメーターの
範囲から適当な数値が選ばれる。
粒子膜を用いる。ここで述べた微粒子膜とは、構成要素
として多数の微粒子を含んだ膜(島状の集合体も含む)
のことをさす。微粒子膜を微視的に調べれば、通常は、
個々の微粒子が離間して配置された構造か、あるいは微
粒子が互いに隣接した構造か、あるいは微粒子が互いに
重なり合った構造が観測される。
グストロームから数千オングストロームの範囲に含まれ
るものであるが、なかでも好ましいのは10オングスト
ロームから200オングストロームの範囲のものであ
る。また、微粒子膜の膜厚は、以下に述べるような諸条
件を考慮して適宜設定される。すなわち、素子電極11
02あるいは1103と電気的に良好に接続するのに必
要な条件、後述する通電フォーミングを良好に行うのに
必要な条件、微粒子膜自身の電気抵抗を後述する適宜の
値にするために必要な条件、などである。
オングストロームの範囲のなかで設定するが、なかでも
好ましいのは10オングストロームから500オングス
トロームの間である。
る材料としては、たとえば、Pd,Pt,Ru,Ag,
Au,Ti,In,Cu,Cr,Fe,Zn,Sn,T
a,W,Pb,などをはじめとする金属や、PdO,S
nO2 ,In2 O3 ,PbO,Sb2 O3 ,などをはじ
めとする酸化物や、HfB2 ,ZrB2 ,LaB6 ,C
eB6 ,YB4 ,GdB4 ,などをはじめとする硼化物
や、TiC,ZrC,HfC,TaC,SiC,WC,
などをはじめとする炭化物や、TiN,ZrN,Hf
N,などをはじめとする窒化物や、Si,Ge,などを
はじめとする半導体や、カーボン、などがあげられ、こ
れらの中から適宜選択される。
微粒子膜で形成したが、そのシート抵抗値については、
10の3乗から10の7乗[オーム/sq]の範囲に含
まれるよう設定した。
02および1103とは、電気的に良好に接続されるの
が望ましいため、互いの一部が重なりあうような構造を
とっている。その重なり方は、図38の例においては、
下から、基板、素子電極、導電性薄膜の順序で積層した
が、場合によっては下から基板、導電性薄膜、素子電
極、の順序で積層してもさしつかえない。
1104の一部に形成された亀裂状の部分であり、電気
的には周囲の導電性薄膜よりも高抵抗な性質を有してい
る。亀裂は、導電性薄膜1104に対して、後述する通
電フォーミングの処理を行うことにより形成する。亀裂
内には、数オングストロームから数百オングストローム
の粒径の微粒子を配置する場合がある。なお、実際の電
子放出部の位置や形状を精密かつ正確に図示するのは困
難なため、図38においては模式的に示した。
化合物よりなる薄膜で、電子放出部1105およびその
近傍を被覆している。薄膜1113は、通電フォーミン
グ処理後に、後述する通電活性化の処理を行うことによ
り形成する。
結晶グラファイト、非晶質カーボン、のいずれかか、も
しくはその混合物であり、膜厚は500[オングストロ
ーム]以下とするが、300[オングストローム]以下
とするのがさらに好ましい。
精密に図示するのは困難なため、図38においては模式
的に示した。また、平面図(a)においては、薄膜11
13の一部を除去した素子を図示した。
が、実施形態においては以下のような素子を用いた。
用い、素子電極1102と1103にはNi薄膜を用い
た。素子電極の厚さdは1000[オングストロー
ム]、電極間隔Lは2[マイクロメーター]とした。
dOを用い、微粒子膜の厚さは約100[オングストロ
ーム]、幅Wは100[マイクロメータ]とした。
の製造方法について説明する。図39の(a)〜(d)
は、表面伝導型放出素子の製造工程を説明するための断
面図で、各部材の表記は前記図38と同一である。
板1101上に素子電極1102および1103を形成
する。
101を洗剤、純水、有機溶剤を用いて十分に洗浄後、
素子電極の材料を堆積させる。(堆積する方法として
は、たとえば、蒸着法やスパッタ法などの真空成膜技術
を用ればよい。)その後、堆積した電極材料を、フォト
リソグラフィー・エッチング技術を用いてパターニング
し、(a)に示した一対の素子電極(1102と110
3)を形成する。
性薄膜1104を形成する。
基板に有機金属溶液を塗布して乾燥し、加熱焼成処理し
て微粒子膜を成膜した後、フォトリソグラフィー・エッ
チングにより所定の形状にパターニングする。ここで、
有機金属溶液とは、導電性薄膜に用いる微粒子の材料を
主要元素とする有機金属化合物の溶液である。(具体的
には、本実施形態では主要元素としてPdを用いた。ま
た、実施形態では塗布方法として、ディッピング法を用
いたが、それ以外のたとえばスピンナー法やスプレー法
を用いてもよい)。
膜方法としては、本実施形態で用いた有機金属溶液の塗
布による方法以外の、たとえば真空蒸着法やスパッタ
法、あるいは化学的気相堆積法などを用いる場合もあ
る。
ーミング用電源1110から素子電極1102と110
3の間に適宜の電圧を印加し、通電フォーミング処理を
行って、電子放出部1105を形成する。
られた導電性薄膜1104に通電を行って、その一部を
適宜に破壊、変形、もしくは変質せしめ、電子放出を行
うのに好適な構造に変化させる処理のことである。微粒
子膜で作られた導電性薄膜のうち電子放出を行うのに好
適な構造に変化した部分(すなわち電子放出部110
5)においては、薄膜に適当な亀裂が形成されている。
なお、電子放出部1105が形成される前と比較する
と、形成された後は素子電極1102と1103の間で
計測される電気抵抗は大幅に増加する。
40に、フォーミング用電源1110から印加する適宜
の電圧波形の一例を示す。微粒子膜で作られた導電性薄
膜をフォーミングする場合には、パルス状の電圧が好ま
しく、本実施形態の場合には同図に示したようにパルス
幅T1の三角波パルスをパルス間隔T2で連続的に印加
した。その際には、三角波パルスの波高値Vpfを、順
次昇圧した。また、電子放出部1105の形成状況をモ
ニターするためのモニターパルスPmを適宜の間隔で三
角波パルスの間に挿入し、その際に流れる電流を電流計
1111で計測した。
ナス5乗[torr]程度の真空雰囲気下において、た
とえばパルス幅T1を1[ミリ秒]、パルス間隔T2を
10[ミリ秒]とし、波高値Vpfを1パルスごとに
0.1[V]ずつ昇圧した。そして、三角波を5パルス
印加するたびに1回の割りで、モニターパルスPmを挿
入した。フォーミング処理に悪影響を及ぼすことがない
ように、モニターパルスの電圧Vpmは0.1[V]に
設定した。そして、素子電極1102と1103の間の
電気抵抗が1x10の6乗[オーム]になった段階、す
なわちモニターパルス印加時に電流計1111で計測さ
れる電流が1x10のマイナス7乗[A]以下になった
段階で、フォーミング処理にかかわる通電を終了した。
導型放出素子に関する好ましい方法であり、たとえば微
粒子膜の材料や膜厚、あるいは素子電極間隔Lなど表面
伝導型放出素子の設計を変更した場合には、それに応じ
て通電の条件を適宜変更するのが望ましい。
活性化用電源1112から素子電極1102と1103
の間に適宜の電圧を印加し、通電活性化処理を行って、
電子放出特性の改善を行う。
グ処理により形成された電子放出部1105に適宜の条
件で通電を行って、その近傍に炭素もしくは炭素化合物
を堆積せしめる処理のことである。(図においては、炭
素もしくは炭素化合物よりなる堆積物を部材1113と
して模式的に示した。)なお、通電活性化処理を行うこ
とにより、行う前と比較して、同じ印加電圧における放
出電流を典型的には100倍以上に増加させることがで
きる。
0のマイナス5乗[torr]の範囲内の真空雰囲気中
で、電圧パルスを定期的に印加することにより、真空雰
囲気中に存在する有機化合物を起源とする炭素もしくは
炭素化合物を堆積させる。堆積物1113は、単結晶グ
ラファイト、多結晶グラファイト、非晶質カーボン、の
いずれかか、もしくはその混合物であり、膜厚は500
[オングストローム]以下、より好ましくは300[オ
ングストローム]以下である。
41の(a)に、活性化用電源1112から印加する適
宜の電圧波形の一例を示す。本実施形態においては、一
定電圧の矩形波を定期的に印加して通電活性化処理を行
ったが、具体的には,矩形波の電圧Vacは14
[V],パルス幅T3は1[ミリ秒],パルス間隔T4
は10[ミリ秒]とした。なお、上述の通電条件は、本
実施形態の表面伝導型放出素子に関する好ましい条件で
あり、表面伝導型放出素子の設計を変更した場合には、
それに応じて条件を適宜変更するのが望ましい。
導型放出素子から放出される放出電流Ieを捕捉するた
めのアノード電極で、直流高電圧電源1115および電
流計1116が接続されている。(なお、基板1101
を、表示パネルの中に組み込んでから活性化処理を行う
場合には、表示パネルの蛍光面をアノード電極1114
として用いる。)活性化用電源1112から電圧を印加
する間、電流計1116で放出電流Ieを計測して通電
活性化処理の進行状況をモニターし、活性化用電源11
12の動作を制御する。電流計1116で計測された放
出電流Ieの一例を図41(b)に示すが、活性化電源
1112からパルス電圧を印加しはじめると、時間の経
過とともに放出電流Ieは増加するが、やがて飽和して
ほとんど増加しなくなる。このように、放出電流Ieが
ほぼ飽和した時点で活性化用電源1112からの電圧印
加を停止し、通電活性化処理を終了する。
面伝導型放出素子に関する好ましい条件であり、表面伝
導型放出素子の設計を変更した場合には、それに応じて
条件を適宜変更するのが望ましい。
面型の表面伝導型放出素子を製造した。
子放出部もしくはその周辺を微粒子膜から形成した表面
伝導型放出素子のもうひとつの代表的な構成、すなわち
垂直型の表面伝導型放出素子の構成について説明する。
めの模式的な断面図であり、図中の1201は基板、1
202と1203は素子電極、1206は段差形成部
材、1204は微粒子膜を用いた導電性薄膜、1205
は通電フォーミング処理により形成した電子放出部、1
213は通電活性化処理により形成した薄膜、である。
は、素子電極のうちの片方(1202)が段差形成部材
1206上に設けられており、導電性薄膜1204が段
差形成部材1206の側面を被覆している点にある。し
たがって、前記図38の平面型における素子電極間隔L
は、垂直型においては段差形成部材1206の段差高L
sとして設定される。なお、基板1201、素子電極1
202および1203、微粒子膜を用いた導電性薄膜1
204、については、前記平面型の説明中に列挙した材
料を同様に用いることが可能である。また、段差形成部
材1206には、たとえばSiO2 のような電気的に絶
縁性の材料を用いる。
について説明する。図43の(a)〜(f)は、製造工
程を説明するための断面図で、各部材の表記は前記図4
2と同一である。
板1201上に素子電極1203を形成する。
形成部材を形成するための絶縁層を積層する。絶縁層
は、たとえばSiO2 をスパッタ法で積層すればよい
が、たとえば真空蒸着法や印刷法などの他の成膜方法を
用いてもよい。
層の上に素子電極1202を形成する。
層の一部を、たとえばエッチング法を用いて除去し、素
子電極1203を露出させる。
子膜を用いた導電性薄膜1204を形成する。形成する
には、前記平面型の場合と同じく、たとえば塗布法など
の成膜技術を用いればよい。
電フォーミング処理を行い、電子放出部を形成する(図
39(c)を用いて説明した平面型の通電フォーミング
処理と同様の処理を行えばよい)。
電活性化処理を行い、電子放出部近傍に炭素もしくは炭
素化合物を堆積させる。(図39(d)を用いて説明し
た平面型の通電活性化処理と同様の処理を行えばよ
い)。
直型の表面伝導型放出素子を製造した。
特性)以上、平面型と垂直型の表面伝導型放出素子につ
いて素子構成と製法を説明したが、次に表示装置に用い
た素子の特性について述べる。
出電流Ie)対(素子印加電圧Vf)特性、および(素
子電流If)対(素子印加電圧Vf)特性の典型的な例
を示す。なお、放出電流Ieは素子電流Ifに比べて著
しく小さく、同一尺度で図示するのが困難であるうえ、
これらの特性は素子の大きさや形状等の設計パラメータ
を変更することにより変化するものであるため、2本の
グラフは各々任意単位で図示した。
関して以下に述べる3つの特性を有している。
と呼ぶ)以上の大きさの電圧を素子に印加すると急激に
放出電流Ieが増加するが、一方、閾値電圧Vth未満
の電圧では放出電流Ieはほとんど検出されない。
閾値電圧Vthを持った非線形素子である。
圧Vfに依存して変化するため、電圧Vfで放出電流I
eの大きさを制御できる。
素子から放出される電流Ieの応答速度が速いため、電
圧Vfを印加する時間の長さによって素子から放出され
る電子の電荷量を制御できる。
型放出素子を表示装置に好適に用いることができた。た
とえば多数の素子を表示画面の画素に対応して設けた表
示装置において、第一の特性を利用すれば、表示画面を
順次走査して表示を行うことが可能である。すなわち、
駆動中の素子には所望の発光輝度に応じて閾値電圧Vt
h以上の電圧を適宜印加し、非選択状態の素子には閾値
電圧Vth未満の電圧を印加する。駆動する素子を順次
切り替えてゆくことにより、表示画面を順次走査して表
示を行うことが可能である。
用することにより、発光輝度を制御することができるた
め、諧調表示を行うことが可能である。
チ電子ビーム源の構造)次に、上述の表面伝導型放出素
子を基板上に配列して単純マトリクス配線したマルチ電
子ビーム源の構造について述べる。
ルに用いたマルチ電子ビーム源の平面図である。基板上
には、前記図38で示したものと同様な表面伝導型放出
素子が配列され、これらの素子は行方向配線電極100
3と列方向配線電極1004により単純マトリクス状に
配線されている。行方向配線電極1003と列方向配線
電極1004の交差する部分には、電極間に絶縁層(不
図示)が形成されており、電気的な絶縁が保たれてい
る。
に示す。
あらかじめ基板上に行方向配線電極1003、列方向配
線電極1004、電極間絶縁層(不図示)、および表面
伝導型放出素子の素子電極と導電性薄膜を形成した後、
行方向配線電極1003および列方向配線電極1004
を介して各素子に給電して通電フォーミング処理と通電
活性化処理を行うことにより製造した。
は、前記説明の表面伝導型放出素子を電子ビーム源とし
て用いたディスプレイパネルに、たとえばテレビジョン
放送をはじめとする種々の画像情報源より提供される画
像情報を表示できるように構成した多機能表示装置の一
例を示すための図である。図中、2100はディスプレ
イパネル、2101はディスプレイパネルの駆動回路、
2102はディスプレイコントローラ、2103はマル
チプレクサ、2104はデコーダ、2105は入出力イ
ンターフェース回路、2106はCPU、2107は画
像生成回路、2108および2109および2110は
画像メモリインターフェース回路、2111は画像入力
インターフェース回路、2112および2113はTV
信号受信回路、2114は入力部である(なお、本表示
装置は、たとえばテレビジョン信号のように映像情報と
音声情報の両方を含む信号を受信する場合には、当然映
像の表示と同時に音声を再生するものであるが、本発明
の特徴と直接関係しない音声情報の受信,分離,再生,
処理,記憶などに関する回路やスピーカなどについては
説明を省略する)。以下、画像信号の流れに沿って各部
の機能を説明してゆく。
えば電波や空間光通信などのような無線伝送系を用いて
伝送されるTV画像信号を受信するための回路である。
受信するTV信号の方式は特に限られるものではなく、
たとえば、NTSC方式、PAL方式、SECAM方式
などの諸方式でもよい。また、これらよりさらに多数の
走査線よりなるTV信号(たとえばMUSE方式をはじ
めとするいわゆる高品位TV)は、大面積化や大画素数
化に適した前記ディスプレイパネルの利点を生かすのに
好適な信号源である。TV信号受信回路2113で受信
されたTV信号は、デコーダ2104に出力される。
えば同軸ケーブルや光ファイバーなどのような有線伝送
系を用いて伝送されるTV画像信号を受信するための回
路である。前記TV信号受信回路2113と同様に、受
信するTV信号の方式は特に限られるものではなく、ま
た本回路で受信されたTV信号もデコーダ2104に出
力される。
11は、たとえばTVカメラや画像読み取りスキャナな
どの画像入力装置から供給される画像信号を取り込むた
めの回路で、取り込まれた画像信号はデコーダ2104
に出力される。
110は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)
に記憶されている画像信号を取り込むための回路で、取
り込まれた画像信号はデコーダ2104に出力される。
109は、ビデオディスクに記憶されている画像信号を
取り込むための回路で、取り込まれた画像信号はデコー
ダ2104に出力される。
108は、いわゆる静止画ディスクのように、静止画像
データを記憶している装置から画像信号を取り込むため
の回路で、取り込まれた静止画像データはデコーダ21
04に出力される。
5は、本表示装置と、外部のコンピュータもしくはコン
ピュータネットワークもしくはプリンタなどの出力装置
とを接続するための回路である。画像データや文字デー
タ・図形情報の入出力を行うのはもちろんのこと、場合
によっては本表示装置の備えるCPU2106と外部と
の間で制御信号や数値データの入出力などを行うことも
可能である。
力インターフェース回路2105を介して外部から入力
される画像データや文字・図形情報や、あるいはCPU
2106より出力される画像データや文字・図形情報に
基づき表示用画像データを生成するための回路である。
本回路の内部には、たとえば画像データや文字・図形情
報を蓄積するための書き換え可能メモリや、文字コード
に対応する画像パターンが記憶されている読みだし専用
メモリや、画像処理を行うためのプロセッサなどをはじ
めとして画像の生成に必要な回路が組み込まれている。
本回路により生成された表示用画像データは、デコーダ
2104に出力されるが、場合によっては前記入出力イ
ンターフェース回路2105を介して外部のコンピュー
タネットワークやプリンタ入出力することも可能であ
る。
装置の動作制御や、表示画像の生成や選択や編集に関わ
る作業を行う。たとえば、マルチプレクサ2103に制
御信号を出力し、ディスプレイパネルに表示する画像信
号を適宜選択したり組み合わせたりする。また、その際
には表示する画像信号に応じてディスプレイパネルコン
トローラ2102に対して制御信号を発生し、画面表示
周波数や走査方法(たとえばインターレースかノンイン
ターレースか)や一画面の走査線の数など表示装置の動
作を適宜制御する。
画像データや文字・図形情報を直接出力したり、あるい
は前記入出力インターフェース回路2105を介して外
部のコンピュータやメモリをアクセスして画像データや
文字・図形情報を入力する。なお、CPU2106は、
むろんこれ以外の目的の作業にも関わるものであっても
良い。たとえば、パーソナルコンピュータやワードプロ
セッサなどのように、情報を生成したり処理する機能に
直接関わっても良い。あるいは、前述したように入出力
インターフェース回路2105を介して外部のコンピュ
ータネットワークと接続し、たとえば数値計算などの作
業を外部機器と協同して行っても良い。
06に使用者が命令やプログラム、あるいはデータなど
を入力するためのものであり、たとえばキーボードやマ
ウスのほか、ジョイスティック,バーコードリーダー,
音声認識装置など多様な入力機器を用いる事が可能であ
る。
ないし2113より入力される種々の画像信号を3原色
信号、または輝度信号とI信号,Q信号に逆変換するた
めの回路である。なお、同図中に点線で示すように、デ
コーダ2104は内部に画像メモリを備えるのが望まし
い。これは、たとえばMUSE方式をはじめとして、逆
変換するに際して画像メモリを必要とするようなテレビ
信号を扱うためである。また、画像メモリを備えること
により、静止画の表示が容易になる、あるいは前記画像
生成回路2107およびCPU2106と協同して画像
の間引き,補間,拡大,縮小,合成をはじめとする画像
処理や編集が容易に行えるようになるという利点が生ま
れるからである。
PU2106より入力される制御信号に基づき表示画像
を適宜選択するものである。すなわち、マルチプレクサ
2103はデコーダ2104から入力される逆変換され
た画像信号のうちから所望の画像信号を選択して駆動回
路2101に出力する。その場合には、一画面表示時間
内で画像信号を切り替えて選択することにより、いわゆ
る多画面テレビのように、一画面を複数の領域に分けて
領域によって異なる画像を表示することも可能である。
102は、前記CPU2106より入力される制御信号
に基づき駆動回路2101の動作を制御するための回路
である。
にかかわるものとして、たとえばディスプレイパネルの
駆動用電源(図示せず)の動作シーケンスを制御するた
めの信号を駆動回路2101に対して出力する。また、
ディスプレイパネルの駆動方法に関わるものとして、た
とえば画面表示周波数や走査方法(たとえばインターレ
ースかノンインターレースか)を制御するための信号を
駆動回路2101に対して出力する。
ントラストや色調やシャープネスといった画質の調整に
関わる制御信号を駆動回路2101に対して出力する場
合もある。
パネル2100に印加する駆動信号を発生するための回
路であり、前記マルチプレクサ2103から入力される
画像信号と、前記ディスプレイパネルコントローラ21
02より入力される制御信号に基づいて動作するもので
ある。
例示した構成により、本表示装置においては多様な画像
情報源より入力される画像情報をディスプレイパネル2
100に表示する事が可能である。すなわち、テレビジ
ョン放送をはじめとする各種の画像信号はデコーダ21
04において逆変換された後、マルチプレクサ2103
において適宜選択され、駆動回路2101に入力され
る。一方、ディスプレイコントローラ2102は、表示
する画像信号に応じて駆動回路2101の動作を制御す
るための制御信号を発生する。駆動回路2101は、上
記画像信号と制御信号に基づいてディスプレイパネル2
100に駆動信号を印加する。これにより、ディスプレ
イパネル2100において画像が表示される。これらの
一連の動作は、CPU2106により統括的に制御され
る。
ダ2104に内蔵する画像メモリや、画像生成回路21
07およびCPU2106が関与することにより、単に
複数の画像情報の中から選択したものを表示するだけで
なく、表示する画像情報に対して、たとえば拡大,縮
小,回転,移動,エッジ強調,間引き,補間,色変換,
画像の縦横比変換などをはじめとする画像処理や、合
成,消去,接続,入れ換え,はめ込みなどをはじめとす
る画像編集を行う事も可能である。また、本実施形態の
説明では特に触れなかったが、上記画像処理や画像編集
と同様に、音声情報に関しても処理や編集を行うための
専用回路を設けても良い。
放送の表示機器,テレビ会議の端末機器,静止画像およ
び動画像を扱う画像編集機器,コンピュータの端末機
器,ワードプロセッサをはじめとする事務用端末機器,
ゲーム機などの機能を一台で兼ね備える事が可能で、産
業用あるいは民生用として極めて応用範囲が広い。
を電子ビーム源とするディスプレイパネルを用いた表示
装置の構成の一例を示したにすぎず、これのみに限定さ
れるものではない事は言うまでもない。たとえば、図5
8の構成要素のうち使用目的上必要のない機能に関わる
回路は省いても差し支えない。またこれとは逆に、使用
目的によってはさらに構成要素を追加しても良い。たと
えば、本表示装置をテレビ電話機として応用する場合に
は、テレビカメラ,音声マイク,照明機,モデムを含む
送受信回路などを構成要素に追加するのが好適である。
型放出素子を電子ビーム源とするディスプレイパネルが
容易に薄形化できるため、表示装置全体の奥行きを小さ
くすることが可能である。それに加えて、表面伝導型放
出素子を電子ビーム源とするディスプレイパネルは大画
面化が容易で輝度が高く視野角特性にも優れるため、本
表示装置は臨場感あふれ迫力に富んだ画像を視認性良く
表示する事が可能である。
ような平板型画像形成装置以外に、電子放出素子を多数
個並列接続した電子源部を有する画像形成装置のほとん
どに適用が可能で、例えば電子ビーム描画装置や画像記
録装置の分野にも極めて有効なものである。
る行方向配線を選択している期間内で同時に通電される
素子数を減らすことが可能となり、選択した行方向配線
に流れる電流量を減らして、配線抵抗による電圧降下に
よる影響が軽減される。この結果、行方向配線の抵抗分
に起因する表示パネルの発光輝度の分布が改善され、輝
度の均一化、画像表示装置全体での輝度の不均一性の低
減が図られる。
生じてしまうという課題が解消され、薄型で大面積の大
容量画像形成装置の実用性能が大幅に向上される。
がある値以上にならないように入力信号の大きさが抑制
され、平均入力信号レベルが大きくなっても、電圧降下
によって各素子への印加電圧が非一様となってしまうこ
とが軽減されるとともに、消費電力の増大やターゲット
の発熱が抑えられる。
均輝度がある基準値以下に抑制されるので、さらに効率
的に輝度むらを解消し、加えて画像表示装置の消費電力
や蛍光板での発熱も抑えられる。
基づいて得られる評価値に基づいて、発光画面全体の平
均輝度がある値以上にならないように制御することが可
能となり、消費電力の増大や蛍光板の発熱が抑えられ
る。
示すブロック図である。
ングを説明するタイミングチャートである。
ングを説明するタイミングチャートである。
グ例を示すタイムチャートである。
調器の回路構成例を示す図である。
グ例を示すタイムチャートである。
グ例を示すタイムチャートである。
る駆動回路部分の構成を示したブロック図である。
の詳細な構成を示すブロック図である。
m+1に対応する画像信号の例を示す図である。
の画像信号を振幅に応じたパルス幅に変換した信号を示
す図である。
るパルス列並べ替え回路142、143、144の詳細
を説明するブロック図である。
によるパルス列の並べ替えの一例を説明する図である。
である。
路部分の構成を示すブロック図である。
複数画面分示したものである。
含まれる図示されないローパスフィルタ(LPF)に入
力した際の、LPFの出力信号を示したものである。
の詳細な構成を示すブロック図である。
子s−1、s、s+1に対応する画像信号を電圧−パル
ス列変換回路161によりパルスに変換した信号を示し
た図である。
路によるパルス列の並べ替えの一例を説明する図であ
る。
画像表示装置の駆動方法を説明するための図である。
配線への電圧印加(Vx1〜VxM,Vy1〜VyN)
のタイミングを表すタイムチャートである。
るための図である。
図である。
6の構成を示すブロック図である。
6の動作を説明するタイミングチャートである。
6の構成を説明するブロック図である。
6の動作を説明するタイミングチャートである。
ルの各配線に印加される電圧のタイムチャートを示す図
である。
を説明するブロック図である。
信号倍率値を示す図である。
示すブロック図である。
である。
グを説明するタイミングチャートである。
示パネルの一部を切り欠いて示した斜視図である。
を例示した平面図である。
子の平面図(a),断面図(b)である。
す断面図である。
示す図である。
放電電流Ieの変化(b)を示す図である。
子の断面図である。
す断面図である。
的な特性を示すグラフである。
の平面図である。
の一部断面図である。
す図である。
る。
ある。
一例を示す図である。
信号、変調信号について説明するためのタイムチャート
である。
ビーム源の簡略化した等価回路を示す図である。
査信号線側の電位を示す図である。
出素子にかかる電圧を示す図である。
する方法を説明する図である。
した場合の、ある行方向配線上の電位分布を示す図であ
る。
た多機能画像表示装置のブロック図である。
Claims (77)
- 【請求項1】 複数の電子放出素子を有し、前記複数の
電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続され
た電子源駆動装置であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加する変調信号の時間幅を決定する決定手段と、 あらかじめ決められた複数種類の時間幅のパルス印加期
間の組み合わせによって前記決定手段で決定された時間
幅分のパルス列を形成して前記複数の列方向配線のそれ
ぞれに当該パルス列に基づく駆動信号を印加する列駆動
手段とを備え、 前記列駆動手段において、前記複数種類の時間幅のパル
スの出現順序を前記複数の列方向配線毎に異ならせてい
ることを特徴とする電子源駆動装置。 - 【請求項2】 前記決定手段は、各列方向配線に対し
て、前記画像情報に基づいて2のn乗通りの時間幅の変
調信号のいずれかに決定し、 前記列駆動手段は、X^yがXのy乗を表すものとして、
2^0から2^(n-1)の、2のべき乗で表されるn通りの時
間幅のパルス印加期間の組み合わせによって前記決定手
段で決定された変調信号の時間幅分のパルス列を形成す
ることを特徴とする請求項1に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項3】 前記列駆動手段は、基本時間幅をt0と
した場合に、2^0×t0,2^1×t0,…,2^(n-1)×t
0のn種類の時間幅を持つパルス印加期間の組み合わせ
により前記決定手段で決定された変調信号の時間幅分の
パルス列を形成することを特徴とする請求項2に記載の
電子源駆動装置。 - 【請求項4】 前記列駆動手段において、前記n通りの
時間幅のパルスの出現順序がnの階乗通りあることを特
徴とする請求項2または3に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項5】 前記基本時間幅t0は、画像表示におけ
る1水平走査期間を2^n−1で割った値とほぼ等しいこ
とを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の電子
源駆動装置。 - 【請求項6】 前記列駆動手段は、2^0から2^(n-1)乗
の、2のべき乗で表されるn通りの時間幅のパルスと、
パルスの存在しない所定時間幅との組み合わせによって
前記決定手段で決定された変調信号の時間幅分のパルス
列を形成することを特徴とする請求項2に記載の電子源
駆動装置。 - 【請求項7】 前記列駆動手段は、基本時間幅をt0と
した場合に、2^0×t0,2^1×t0,…,2^(n-1)×t
0のn種類の時間幅を持つパルス印加期間と、時間幅t0
のパルスを印加しない期間との組み合わせにより前記決
定手段で決定された変調信号の時間幅分のパルス列を形
成することを特徴とする請求項6に記載の電子源駆動装
置。 - 【請求項8】 列毎に変えたn種類の時間幅を持つパル
ス印加期間と1つの非パルス印加期間との出現順番の種
類が(n+1)の階乗種類であることを特徴とする請求
項7に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項9】 前記基本時間幅t0は、画像表示におけ
る1水平走査期間を2^nで割った値とほぼ等しいことを
特徴とする請求項7または8に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項10】 前記決定手段は、各列方向配線に対し
て、前記画像情報に基づいて2のn乗通りの時間幅の変
調信号のいずれかに決定し、 前記列駆動手段は、基本時間幅を有するパルス印加期間
Pを、2^0個有する第1グループから2^(n-1)個有する
第nグループまでのn種類のグループのパルス印加期間
の組み合わせにより前記決定手段で決定された変調信号
の時間幅分のパルス列を形成し、 前記列駆動手段において、各グループに属するパルス印
加期間Pの出現順序を列配線毎に異ならせてあることを
特徴とする請求項2に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項11】 列毎に変えた2^n−1個の基本パルス
印加期間Pの出現順番の種類が ((2^n−1)!)/(1!×2!×…×(2^(n-1))
!) 種類であることを特徴とする請求項10記載の電子源駆
動装置。 - 【請求項12】 前記列駆動手段は、基本時間幅を有す
るパルス印加期間Pを、2^0個有する第1グループから
2^(n-1)個有する第nグループまでのn種類のグループ
のパルス印加期間と該基本時間幅を有する非パルス印加
期間との組み合わせにより前記決定手段で決定された変
調信号の時間幅分のパルス列を形成し、 前記列駆動手段において、各グループに属するパルス印
加期間Pと前記非パルス印加期間の出現順序を列配線毎
に異ならせてあることを特徴とする請求項10に記載の
電子原駆動装置。 - 【請求項13】 前記列駆動手段において、列毎に変え
た2^n−1個の基本パルス印加期間Pと1つの非パルス
印加期間の出現順番が ((2^n)!)/(1!×1!×2!×…×(2^(n-
1))!) 種類であることを特徴とする請求項12に記載の電子源
駆動装置。 - 【請求項14】 前記電子源の電子放出量に基づく評価
値を出力する評価手段と、 前記評価手段によって得られた評価値に基づいて、前記
電子源の電子放出量を制御するべく前記決定手段によっ
て決定される変調信号の時間幅を調整する調整手段とを
更に備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれ
かに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項15】 前記調整手段は、前記評価手段によっ
て得られた評価値と所定の基準値を比較し、該評価値が
該基準値を越えた場合に、前記電子源による電子放出量
を抑制すべく前記画像情報を調整することを特徴とする
請求項14に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項16】 前記評価手段は、前記画像情報によっ
て示される信号レベルの平均値を検出し、検出された信
号レベルの平均値を評価値とすることを特徴とする請求
項14または15に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項17】 前記評価手段は、前記電子源からの放
出電子による電流の平均値を検出し、該電流の平均値を
評価値とすることを特徴とする請求項14または15に
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項18】 前記評価手段は、前記電子源のターゲ
ットに高電圧を印加するための高電圧発生部へ電力供給
するラインの平均電流値を検出することを特徴とする請
求項17に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項19】 前記調整手段は、前記評価値に基づい
て当該装置へ入力される画像入力信号の信号レベルを調
整することにより、該評価値によるターゲットへの電子
到達量を調整することを特徴とする請求項14乃至18
のいずれかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項20】 前記電子放出素子は、表面伝導型放出
素子であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれ
かに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項21】 前記電子放出素子は、FE型放出素子
であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項22】 前記電子放出素子は、MIM型放出素
子であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか
に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項23】 前記複数の行方向配線から、1つの行
方向配線に接続された電子放出素子を駆動するために当
該行方向配線に選択信号を印加する行選択手段を更に備
えることを特徴とする請求項1乃至19のいずれかに記
載の電子源駆動装置。 - 【請求項24】 前記電子源は、平面上に行列状に配置
された複数の電子放出素子が複数の行方向配線と列方向
配線によって接続された単純マトリクス構造を有するこ
とを特徴とする請求項1乃至23のいずれかに記載の電
子源駆動装置。 - 【請求項25】 平面上に行列状に配置された表面伝導
型放出素子が複数の行方向配線と列方向配線によって接
続された単純マトリクス構造の電子源と、 請求項1乃至23のいずれかに記載の電子源駆動装置
と、 電子源に対向して配置され、該電子源より放出された電
子を照射することによって可視画像を形成するターゲッ
トとを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項26】 前記ターゲットに蛍光体を用いたこと
を特徴とする請求項25に記載の画像形成装置。 - 【請求項27】 複数の電子放出素子を有し、前記複数
の電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続さ
れた電子源駆動方法であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加する変調信号の時間幅を決定する決定工程と、 あらかじめ決められた複数種類の時間幅のパルス印加期
間の組み合わせによって前記決定工程で決定された時間
幅分のパルス列を形成して前記複数の列方向配線のそれ
ぞれに当該パルス列に基づく駆動信号を印加する列駆動
工程とを備え、 前記列駆動工程において、前記複数種類の時間幅のパル
スの出現順序を前記複数の列方向配線毎に異ならせてい
ることを特徴とする電子源駆動方法。 - 【請求項28】 複数の電子放出素子を有し、前記複数
の電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続さ
れた電子源駆動装置であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加する変調信号の印加期間を決定する決定手段と、 前記決定手段で決定された印加期間を有するパルスを、
画像形成における一走査期間をP個に分割してえられる
P個の領域によって分割し、その順序を組み替えて前記
複数の列方向配線のそれぞれに駆動信号として印加する
列駆動手段とを備えることを特徴とする電子源駆動装
置。 - 【請求項29】 前記P個の領域はほぼ等しい期間を有
することを特徴とする請求項28に記載の電子源駆動装
置。 - 【請求項30】 前記電子源の電子放出量に基づく輝度
評価値を出力する評価手段を更に備え、 前記決定手段は、前記画像情報と、前記評価手段によっ
て得られた輝度評価値とに基づいて、前記複数の列方向
配線のそれぞれに印加する変調信号の印加期間を決定す
ることを特徴とする請求項28または29に記載の電子
源駆動装置。 - 【請求項31】 前記決定手段は、1水平期間のほぼ全
期間にわたる印加期間を有するパルスを印加した際の輝
度値を最大輝度値とした場合に、前記評価手段によって
得られた輝度評価値と該最大輝度値との大きさの関係に
基づいて、前記変調信号の印加期間を調整することを特
徴とする請求項30に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項32】 前記輝度評価値をB、前記最大輝度値
をBmとした場合、前記決定手段は、B>Bm/Pであ
るとき、前記画像情報に基づいて決定された変調信号の
印加期間にBm/(P×B)を掛けて該変調信号の印加
期間を調整することを特徴とする請求項31に記載の電
子源駆動装置。 - 【請求項33】 前記評価手段は、前記画像情報によっ
て示される信号レベルの平均値を検出し、検出された信
号レベルの平均値を評価値とすることを特徴とする請求
項30乃至32のいずれかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項34】 前記評価手段は、前記電子源からの放
出電子による電流の平均値を検出し、該電流の平均値を
評価値とすることを特徴とする請求項30乃至32のい
ずれかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項35】 前記評価手段は、前記電子源のターゲ
ットに高電圧を印加するための高電圧発生部へ電力供給
するラインの平均電流値を検出することを特徴とする請
求項34に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項36】 前記決定手段は、前記評価値に基づい
て当該装置へ入力される画像入力信号の信号レベルを調
整することにより、前記変調信号の印加期間を調整する
ことを特徴とする請求項30乃至35のいずれかに記載
の電子源駆動装置。 - 【請求項37】 前記電子放出素子は、表面伝導型放出
素子であることを特徴とする請求項28乃至36のいず
れかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項38】 前記電子放出素子は、FE型放出素子
であることを特徴とする請求項28乃至36のいずれか
に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項39】 前記電子放出素子は、MIM型放出素
子であることを特徴とする請求項28乃至36のいずれ
かに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項40】 前記複数の行方向配線から、1つの行
方向配線に接続された電子放出素子を駆動するために当
該行方向配線に選択信号を印加する行選択手段を更に備
えることを特徴とする請求項28乃至36のいずれかに
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項41】 前記電子源は、平面上に行列状に配置
された複数の電子放出素子が複数の行方向配線と列方向
配線によって接続された単純マトリクス構造を有するこ
とを特徴とする請求項28乃至40のいずれかに記載の
電子源駆動装置。 - 【請求項42】 平面上に行列状に配置された表面伝導
型放出素子が複数の行方向配線と列方向配線によって接
続された単純マトリクス構造の電子源と、 請求項28乃至41のいずれかに記載の電子源駆動装置
と、 電子源に対向して配置され、該電子源より放出された電
子を照射することによって可視画像を形成するターゲッ
トとを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項43】 前記ターゲットに蛍光体を用いたこと
を特徴とする請求項42に記載の画像形成装置。 - 【請求項44】 複数の電子放出素子を有し、前記複数
の電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続さ
れた電子源駆動方法であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加する変調信号の印加期間を決定する決定工程と、 前記決定工程で決定された印加期間を有するパルスを、
画像形成における一走査期間をP個に分割してえられる
P個の領域によって分割し、その順序を組み替えて前記
複数の列方向配線のそれぞれに駆動信号として印加する
列駆動工程とを備えることを特徴とする電子源駆動方
法。 - 【請求項45】複数の電子放出素子を有し、前記複数の
電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続され
た電子源駆動装置であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加するパルス信号の時間幅を決定する決定手段と、 画像形成における一水平走査期間の開始に同期して立ち
上がる前記決定手段で決定された時間幅を有する第1形
態のパルス信号と、該一水平走査期間の終わりに同期し
て立ち下がる前記決定手段で決定された時間幅を有する
第2形態のパルス信号とを混在させて前記複数の列方向
配線の各々に印加する列駆動手段とを備えることを特徴
とする電子源駆動装置。 - 【請求項46】 前記列駆動手段は、前記複数の列方向
配線の各々に前記第1形態のパルスもしくは前記第2形
態のパルスを印加する際に、当該列方向配線の列番に基
づいて該第1もしくは第2形態のパルスのいずれを印加
するかを決定することを特徴とする請求項45に記載の
電子源駆動装置。 - 【請求項47】 前記列駆動手段は、前記複数の列方向
配線の各々に前記第1形態のパルスもしくは前記第2形
態のパルスを印加する際に、当該列方向配線に対応する
画像情報に基づいて該第1もしくは第2形態のパルスの
いずれを印加するかを決定することを特徴とする請求項
45に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項48】 前記列駆動手段は、前記複数の列方向
配線の各々に前記第1形態のパルスもしくは前記第2形
態のパルスを印加する際に、当該列方向配線に対応する
パルス信号の前記決定手段で決定された時間幅に基づい
て該第1もしくは第2形態のパルスのいずれを印加する
かを決定することを特徴とする請求項45に記載の電子
源駆動装置。 - 【請求項49】 前記電子源の電子放出量に基づく評価
値を出力する評価手段と、 前記評価手段によって得られた評価値に基づいて、前記
電子源の電子放出量を制御するべく前記決定手段によっ
て決定されるパルス信号の時間幅を調整する調整手段と
を更に備えることを特徴とする請求項45乃至48のい
ずれかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項50】 前記調整手段は、前記評価手段によっ
て得られた評価値と所定の基準値を比較し、該評価値が
該基準値を越えた場合に、前記電子源による電子放出量
を抑制すべく前記画像情報を調整することを特徴とする
請求項49に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項51】 前記評価手段は、前記画像情報によっ
て示される信号レベルの平均値を検出し、検出された信
号レベルの平均値を評価値とすることを特徴とする請求
項49または50に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項52】 前記評価手段は、前記電子源からの放
出電子による電流の平均値を検出し、該電流の平均値を
評価値とすることを特徴とする請求項49または50に
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項53】 前記評価手段は、前記電子源のターゲ
ットに高電圧を印加するための高電圧発生部へ電力供給
するラインの平均電流値を検出することを特徴とする請
求項52に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項54】 前記調整手段は、前記評価値に基づい
て当該装置へ入力される画像入力信号の信号レベルを調
整することにより、該評価値によるターゲットへの電子
到達量を調整することを特徴とする請求項49に記載の
電子源駆動装置。 - 【請求項55】 前記電子放出素子は、表面伝導型放出
素子であることを特徴とする請求項45乃至54のいず
れかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項56】 前記電子放出素子は、FE型放出素子
であることを特徴とする請求項45乃至54のいずれか
に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項57】 前記電子放出素子は、MIM型放出素
子であることを特徴とする請求項45乃至54のいずれ
かに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項58】 前記複数の行方向配線から、1つの行
方向配線に接続された電子放出素子を駆動するために当
該行方向配線に選択信号を印加する行選択手段を更に備
えることを特徴とする請求項45乃至54のいずれかに
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項59】 前記電子源は、平面上に行列状に配置
された複数の電子放出素子が複数の行方向配線と列方向
配線によって接続された単純マトリクス構造を有するこ
とを特徴とする請求項45乃至58のいずれかに記載の
電子源駆動装置。 - 【請求項60】 平面上に行列状に配置された表面伝導
型放出素子が複数の行方向配線と列方向配線によって接
続された単純マトリクス構造の電子源と、請求項45乃
至59のいずれかに記載の電子源駆動装置と、電子源に
対向して配置され、該電子源より放出された電子を照射
することによって可視画像を形成するターゲットとを備
えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項61】 前記ターゲットに蛍光体を用いたこと
を特徴とする請求項60に記載の画像形成装置。 - 【請求項62】 複数の電子放出素子を有し、前記複数
の電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続さ
れた電子源駆動方法であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加するパルス信号の時間幅を決定する決定工程と、 画像形成における一水平走査期間の開始に同期して立ち
上がる前記決定工程で決定された時間幅を有する第1形
態のパルス信号と、該一水平走査期間の終わりに同期し
て立ち下がる前記決定工程で決定された時間幅を有する
第2形態のパルス信号とを混在させて前記複数の列方向
配線の各々に印加する列駆動工程とを備えることを特徴
とする電子源駆動方法。 - 【請求項63】 複数の電子放出素子を有し、前記複数
の電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続さ
れた電子源駆動装置であって、 前記複数の行方向配線から、1つの行方向配線に接続さ
れた表面伝導型放出素子を駆動するために当該行方向配
線に選択信号を印加する行選択手段と、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加するパルス信号の振幅を決定する決定手段と、 前記電子源の電子放出量に基づく評価値を出力する評価
手段と、 前記評価手段によって得られた評価値に基づいて、前記
電子源の電子放出量を制御するべく前記パルス信号の時
間幅を調整する調整手段と、 前記決定手段で決定された振幅と前記調整手段で調整さ
れた時間幅を有するパルス信号を前記複数の列方向配線
の各々に印加する列駆動手段とを備えることを特徴とす
る電子源駆動装置。 - 【請求項64】 前記列駆動手段は、パルス信号の立ち
上がりタイミングを変更することで前記調整手段で調整
された時間幅のパルス信号を形成することを特徴とする
請求項63に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項65】 前記列駆動手段は、パルス信号の立ち
下がりタイミングを変更することで前記調整手段で調整
された時間幅のパルス信号を形成することを特徴とする
請求項63に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項66】 前記列駆動手段は、前記複数の列方向
配線を第1グループと第2グループに分け、該第1グル
ープに属する列方向配線にはパルス信号の立ち上がりタ
イミングを変更することで時間幅を調整されたパルス信
号を印加し、 該第2グループに属する列方向配線にはパルス信号の立
ち下がりタイミングを変更することで時間幅を調整され
たパルス信号を印加することを特徴とする請求項63に
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項67】 前記評価手段は、前記画像情報によっ
て示される信号レベルの平均値を検出し、検出された信
号レベルの平均値を評価値とすることを特徴とする請求
項63乃至66のいずれかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項68】 前記評価手段は、前記電子源からの放
出電子による電流の平均値を検出し、該電流の平均値を
評価値とすることを特徴とする請求項63乃至66のい
ずれかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項69】 前記評価手段は、前記電子源のターゲ
ットに高電圧を印加するための高電圧発生部へ電力供給
するラインの平均電流値を検出することを特徴とする請
求項68に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項70】 前記電子放出素子は、表面伝導型放出
素子であることを特徴とする請求項63乃至69のいず
れかに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項71】 前記電子放出素子は、FE型放出素子
であることを特徴とする請求項63乃至69のいずれか
に記載の電子源駆動装置。 - 【請求項72】 前記電子放出素子は、MIM型放出素
子であることを特徴とする請求項63乃至69のいずれ
かに記載の電子源駆動装置。 - 【請求項73】 前記複数の行方向配線から、1つの行
方向配線に接続された電子放出素子を駆動するために当
該行方向配線に選択信号を印加する行選択手段を更に備
えることを特徴とする請求項63乃至69のいずれかに
記載の電子源駆動装置。 - 【請求項74】 前記電子源は、平面上に行列状に配置
された複数の電子放出素子が複数の行方向配線と列方向
配線によって接続された単純マトリクス構造を有するこ
とを特徴とする請求項63乃至73のいずれかに記載の
電子源駆動装置。 - 【請求項75】 平面上に行列状に配置された表面伝導
型放出素子が複数の行方向配線と列方向配線によって接
続された単純マトリクス構造の電子源と、 請求項63乃至74のいずれかに記載の電子源駆動装置
と、 電子源に対向して配置され、該電子源より放出された電
子を照射することによって可視画像を形成するターゲッ
トとを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項76】 前記ターゲットに蛍光体を用いたこと
を特徴とする請求項75に記載の画像形成装置。 - 【請求項77】 複数の電子放出素子を有し、前記複数
の電子放出素子が共通の行配線と別々の列配線に接続さ
れた電子源駆動方法であって、 画像情報に基づいて前記複数の列方向配線のそれぞれに
印加するパルス信号の振幅を決定する決定工程と、 前記電子源の電子放出量に基づく評価値を出力する評価
工程と、 前記評価工程によって得られた評価値に基づいて、前記
電子源の電子放出量を制御するべく前記パルス信号の時
間幅を調整する調整工程と、 前記決定工程で決定された振幅と前記調整工程で調整さ
れた時間幅を有するパルス信号を前記複数の列方向配線
の各々に印加する列駆動工程とを備えることを特徴とす
る電子源駆動方法。
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|---|---|---|---|
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