JP2006201751A - 発光装置、画像形成装置、表示装置、及び発光素子の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1つ、あるいは複数の発光素子を有し、前記発光素子を入力データに基づいて発光させる発光装置において、本来の使用に供さない光量検出専用の光量検出用発光素子と、前記発光素子及び前記光量検出用発光素子を所定の駆動方式で駆動する駆動手段と、前記光量検出用発光素子の光量を検出する光量検出手段と、前記光量検出用発光素子の光量に基づいて前記発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動手段による発光素子の駆動条件を補正する補正手段とを具備する。
【選択図】図1
Description
上記画像表示装置において、有機EL素子の発光プロセスで発生する熱によって、有機EL素子の電圧電流特性、及び光量特性に悪影響を及ぼし、表示画像の品質低下を招くという問題がある。このため、例えば以下の特許文献2では、有機EL素子に温度検出素子を設け、検出温度に対応した補正制御データに基づいて、信号処理回路及び駆動回路等を動作させる技術が開示されている。上記のような温度変化による有機EL素子の特性変化は、画像表示装置に限ったことではなく、有機EL素子を用いた装置全てに言えることである。
(1)温度検出素子を必要としない簡単な構成で発光素子の温度変化による光量変化を抑制し、所望の光量を得る。
(2) 温度検出素子を必要としない低コストな発光装置、画像形成装置、表示装置、及
び発光素子の駆動方法を提供する。
この発明によれば、光量検出用発光素子の光量に基づいて発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動手段による発光素子の駆動条件を補正するので、従来のように発光素子の温度を検出するための温度検出素子を各発光素子毎に設けることなく、簡単な構成で発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。また、温度検出素子を必要としないので、低コストな発光装置を提供することができる。
この発明によれば、定電圧駆動方式で駆動される発光素子について、簡単な構成で発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
この発明によれば、定電圧駆動方式で駆動される発光素子を採用した場合に、前記発光素子の温度特性データから導かれる光量と駆動電圧との関係と、前記光量検出手段にて検出される前記光量検出用発光素子の光量とに基づいて、温度変化によって生じる発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動電圧を補正するので、従来のように発光素子の温度を検出するための温度検出素子を各発光素子毎に設けることなく、簡単な構成で発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
この発明によれば、定電流駆動方式で駆動される発光素子について、簡単な構成で発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
この発明によれば、定電流駆動方式で駆動される発光素子を採用した場合に、前記発光素子の温度特性データから導かれる光量と駆動電流との関係と、前記光量検出手段にて検出される前記光量検出用発光素子の光量とに基づいて、温度変化によって生じる発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動電圧を補正するので、従来のように発光素子の温度を検出するための温度検出素子を各発光素子毎に設けることなく、簡単な構成で発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
この発明によれば、発光素子及び光量検出用発光素子を一括して駆動するので、特に発光素子が複数設けられている場合、駆動手段の内部構成を簡略化することができ、装置コストの低減に寄与することができる。
この発明によれば、発光素子及び光量検出用発光素子を個別的に駆動するので、各素子の特性バラツキをも考慮した光量制御を行うことができ、さらに正確に発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
この発明によれば、発光素子及び光量検出用発光素子として有機EL素子を用いた発光装置であっても、発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
この発明によれば、複数の発光素子が1ライン状に配列された発光装置について、発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。また、1ライン状に配列した複数の発光素子について、従来のように各発光素子毎に温度検出素子を設ける必要がないので、低コスト化を実現することができる。
この発明によれば、複数の発光素子が2次元配列された発光装置について、発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。また、2次元配列した複数の発光素子について、従来のように各発光素子毎に温度検出素子を設ける必要がないので、低コスト化を実現することができる。
この発明によれば、露光手段として用いられる発光装置に設けられた各発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。従って、露光ムラを低減することができ、高品質な画像を形成する画像形成装置を提供することができる。
この発明によれば、画素として発光する各発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。従って、輝度ムラのない高品質な画像を表示する表示装置を提供することができる。
この発明によれば、光量検出用発光素子の光量に基づいて発光素子の光量変化を抑制するように発光素子の駆動条件を補正するので、従来のように発光素子の温度を検出するための温度検出素子を各発光素子毎に設けることなく、簡単な構成で発光素子の光量変化を抑制することができ、所望の光量を得ることができる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係わる発光装置の構成図である。なお、本第1実施形態は、発光素子を定電圧駆動するタイプの発光装置に関する。この図において、符号A0は光量検出用発光素子、A1〜Anはn個の発光素子、Bは光量検出部、Cは光量比較部、Dは記憶部、Eはデータ補正部、Fは定電圧駆動部、T0〜Tnはトランジスタである。
図2(c)は、上記の補正テーブルを表したものであり、光量Lを一定にするための駆動電圧VEと光量Lとの関係を示している。
なお、トランジスタT0〜TnはMOS型トランジスタであり、例えばTFT(Thin Film Transistor)である。
(1) 初期ばらつき補正
光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anは同じ製造工程を経て製造されているが、各素子毎に特性がばらつく可能性がある。そこで、初めに以下のような初期ばらつき補正を行う。まず、図3(a)のように光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anを常温での駆動条件である駆動電圧V0で駆動させる。その時の各発光素子の光量は特性のばらつきにより、例えば図3(b)のように常温での光量L0に対して発光素子A2の光量は小さくなり(L2)、発光素子Anの光量は大きくなったとする(Ln)。
次に光量補正動作について説明する。ここでは説明の簡略化のため、光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anを常温での駆動条件(駆動電圧VE0=VE1=VE2=VEn=V0、光量L=L0)にて駆動させた場合について説明する。
図4に示すように、データ補正部Eは光量検出用発光素子A0に対応した入力データDA0が入力されると、その入力データDA0に対して光量補正を行い(駆動電圧V0をV1に下げて補正する)、さらに各発光素子毎の特性ばらつきを補正するための初期補正係数k0を乗じる。この光量補正データは定電圧駆動部Fに送られ、定電圧駆動部Fはその光量補正データに基づき光量検出用発光素子A0を駆動するための駆動電圧VE0=k0・V1を生成する。そして、データ補正部Eはゲート電圧G0を出力してトランジスタT0をオンにし、駆動電圧k0・V1が光量検出用発光素子A0に供給される。光量検出用発光素子A0はこの駆動電圧k0・V1によって駆動されるので、常温での光量L0に保持される。
なお、図5のような構成の場合、初期補正係数を光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anの入力データに応じて個別的に乗算することができないため、各発光素子毎の特性ばらつきは、各トランジスタのスイッチング時間(つまり発光期間)を調整することで補正を行う必要がある。
〔第2実施形態〕
図6は、本発明の第2実施形態に係わる発光装置の構成図である。なお、本第2実施形態は、発光素子を定電流駆動するタイプの発光装置に関する。この図において、符号A0は光量検出用発光素子、A1〜Anはn個の発光素子、Bは光量検出部、Cは光量比較部、Dは記憶部、Eはデータ補正部、Hは定電流駆動部、P0〜Pnはトランジスタである。
図7(c)は、上記の補正テーブルを表したものであり、光量Lを一定にするための駆動電流IEと光量Lとの関係を示している。
なお、トランジスタP0〜PnはMOS型トランジスタであり、例えばTFT(Thin Film Transistor)である。
(1) 初期ばらつき補正
第1実施形態と同様に、以下のような初期ばらつき補正を行う。まず、図8(a)のように光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anを常温での駆動条件である駆動電流I0で駆動させる。その時の各発光素子の光量は特性のばらつきにより、例えば図8(b)のように常温での光量L0に対して発光素子A2の光量は小さくなり(L2)、発光素子Anの光量は大きくなったとする(Ln)。
次に光量補正動作について説明する。ここでは説明の簡略化のため、光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anを常温での駆動条件(駆動電流IE0=IE1=IE2=IEn=I0、光量L=L0)にて駆動させた場合について説明する。
図9に示すように、データ補正部Eは光量検出用発光素子A0に対応した入力データDA0が入力されると、その入力データDA0に対して光量補正を行い(駆動電流I0をI1に下げて補正する)、さらに各発光素子毎の特性ばらつきを補正するための初期補正係数J0を乗じる。この光量補正データは定電流駆動部Hに送られ、定電流駆動部Hはその光量補正データに基づき光量検出用発光素子A0を駆動するための駆動電流IE0=J0・I1を生成する。そして、データ補正部Eはゲート電圧G0を出力してトランジスタP0をオンにし、駆動電流J0・I1が光量検出用発光素子A0に供給される。光量検出用発光素子A0はこの駆動電流J0・I1によって駆動されるので、常温での光量L0に保持される。
なお、カレントミラー回路については公知の技術なので詳細な説明を省略し、本実施形態の特徴的な動作について説明する。
さらに、上記第1及び第2実施形態では、1つの定電圧駆動部Fまたは定電流駆動部Hによって、光量検出用発光素子A0及び発光素子A1〜Anを駆動したが、これに限定されず、各素子毎に個別に定電圧駆動部Fまたは定電流駆動部Hを設けても良い。
画像形成装置80は、4個のラインヘッド101K、101C、101M、101Yを、それらと対応する4個の感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの露光位置に各々配置したもので、タンデム方式の画像形成装置として構成されている。
また、各ラインヘッド101K、101C、101M、101Yの発光エネルギーのピーク波長は、感光体ドラム41K、41C、41M、41Yの感度ピーク波長と一致するように設定されている。なお、各ラインヘッド101K、101C、101M、101Yに付されているK、C、M、Yは、各々に黒、シアン、マゼンタ、イエロー用のラインヘッドであることを示しており、この点は他の構成要件についても同様である。なお、ラインヘッド101K、101C、101M、101Yはそれぞれ複数列からなる構成をとることも可能である。
Claims (13)
- 1つ、あるいは複数の発光素子を有し、前記発光素子を入力データに基づいて発光させる発光装置において、
本来の使用に供さない光量検出専用の光量検出用発光素子と、
前記発光素子及び前記光量検出用発光素子を所定の駆動方式で駆動する駆動手段と、
前記光量検出用発光素子の光量を検出する光量検出手段と、
前記光量検出用発光素子の光量に基づいて、前記発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動手段による発光素子の駆動条件を補正する補正手段と
を具備することを特徴とする発光装置。 - 駆動手段は、定電圧駆動方式で発光素子及び光量検出用発光素子を駆動することを特徴とする請求項1記載の発光装置。
- 補正手段は、前記発光素子の温度特性データから導かれる光量と駆動電圧との関係と、前記光量検出手段にて検出される前記光量検出用発光素子の光量とに基づいて、前記発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動電圧を補正することを特徴とする請求項2記載の発光装置。
- 駆動手段は、定電流駆動方式で発光素子及び光量検出用発光素子を駆動することを特徴とする請求項1記載の発光装置。
- 補正手段は、前記発光素子の温度特性データから導かれる光量と駆動電流との関係と、前記光量検出手段にて検出される前記光量検出用発光素子の光量とに基づいて、前記発光素子の光量変化を抑制するように前記駆動電流を補正することを特徴とする請求項4記載の発光装置。
- 駆動手段は、前記補正手段により補正された駆動条件にて前記発光素子及び光量検出用発光素子を一括して駆動することを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の発光装置。
- 駆動手段は、前記補正手段により補正された駆動条件にて前記発光素子及び光量検出用発光素子を個別的に駆動することを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の発光装置。
- 発光素子及び光量検出用発光素子は有機EL(electroluminescence)素子であることを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の発光装置。
- 複数の発光素子が1ライン状に配列することを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の発光装置。
- 複数の発光素子が2次元配列することを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の発光装置。
- 感光体と、
該感光体を一様に帯電させる帯電手段と、
請求項9または10記載の発光装置を備え、前記感光体を露光することにより形成対象画像の静電潜像を前記感光体上に形成する露光手段と、
前記感光体上の静電潜像をトナー像として現像する現像手段と、
前記感光体上のトナー像を転写材に転写させる転写手段と、
前記転写材上のトナー像を定着させる定着手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10記載の発光装置を備え、該発光装置の各発光素子を画素として発光させて画像を表示することを特徴とする表示装置。
- 1つ、あるいは複数の発光素子を有し、前記発光素子を入力データに基づいて発光させる駆動方法において、
本来の使用に供さない光量検出専用の光量検出用発光素子を備え、前記発光素子及び前記光量検出用発光素子を所定の駆動方式で駆動する過程と、
前記光量検出用発光素子の光量を検出する過程と、
前記光量検出用発光素子の光量に基づいて、前記発光素子の光量変化を抑制するように前記発光素子の駆動条件を補正する過程と
を有することを特徴とする発光素子の駆動方法。
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