JP2017109346A - 光書込み装置及び画像形成装置 - Google Patents

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昂紀 植村
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成幸 飯島
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隆宏 松尾
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Abstract

【課題】LTPS TFTを用いたOLED−PHの大型化やコスト上昇を招くことなく、OLEDの連続発光に起因する副走査方向の濃度ムラを低減することができる光書込み装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置の制御部は、画像データの各ラインについてOLED毎に、連続発光時間を計時しS1004、積算発光時間を計時しS1005、積算発光時間から劣化度を算出するS1006。更に、環境温度を読み出しS1007、目標光量を取得してS1008。連続発光時間、劣化度、環境温度及び目標光量に対応する光量データを生成するS1009。ここで、光量データは、ドループ現象による濃度ムラを防止するために、連続発光時間が長くなるほど駆動電流量が多くなるように生成される。制御部から受け付けた画像データ及び光量データに従って、光書込み装置は感光体ドラムの外周面を露光する。【選択図】図10

Description

本発明は、光書込み装置及び画像形成装置に関し、特に、発光素子を電流駆動する薄膜トランジスターに生じたドループ現象に起因する光量変動を抑制する技術に関する。
近年、画像形成装置の小型化と低コスト化とを目的として、OLED(Organic Light Emitting Diode)を発光源としてライン状に配置したライン光学型の光書込み装置(OLED-PH: OLED Print Head)の開発が進められている。OLED−PHは、OLEDと薄膜トランジスター(TFT: Thin Film Transistor)とを同一基板上に形成することによって、発光素子とその駆動回路を同一基板上に形成することができるので、小型かつ低コスト化することができる。
薄膜トランジスターに低温多結晶シリコン(LTPS: Low-Temperature Polycrystalline Silicon)を用いた場合、閾値電圧Vthよりも大きいゲート‐ソース間電圧Vgsを印加し続けると、連続印加時間が長くなるにつれてソース−ドレイン電流が減少することが知られている(ドループ現象)。
このため、LTPS TFTをOLED−PHに適用すると、OLEDの連続発光時間が長くなるにつれてOLEDの発光量が低下してしまい(図12(a))、副走査方向の濃度ムラが発生する。例えば、ベタ画像では副走査方向に画像形成が進むにつれて濃度が低下する(図12(b))。
このような問題に対して、例えば、OLED毎に光量センサーを設けて当該OLEDの発光量を計測し、フィードバック制御を行うことにより濃度ムラを解消する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−144634号公報
しかしながら、上記の従来技術では、OLED毎に光量センサーを設けるためOLED−PHの大型化や部品コストの上昇を避けることができない。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、薄膜トランジスターを用いた光書込み装置における発光素子の連続発光に起因する副走査方向の濃度ムラを低減することができる光書込み装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る光書込み装置は、画像データに基づいて感光体を露光してライン毎に静電潜像を形成する光書込み装置であって、電流駆動型の発光素子と、輝度信号に応じた駆動電流を前記発光素子に供給して発光させる薄膜トランジスターと、1ページ内のライン毎に、先頭ラインから当該ラインまでの間において前記発光素子が連続して点灯または消灯された点消灯履歴に応じた前記発光素子の発光量の変動を補償するように前記薄膜トランジスターに供給すべき輝度信号を補正し、補正後の輝度信号に応じた駆動電流を前記発光素子に供給するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、薄膜トランジスターを用いた光書込み装置における発光素子の連続発光に起因する副走査方向の濃度ムラを低減することができる。
なお、前記制御手段は、前記画像データを参照して前記点消灯履歴を特定してもよい。また、前記点消灯履歴は、当該発光素子を当該ラインまで連続点灯させた場合の点灯期間の長さを表してもよいし、前記先頭ラインから当該ラインまでの前記発光素子の連続点灯期間及び連続消灯期間の時期及び長さを表してもよい。
また、前記発光素子の環境温度を検出する温度検出手段と、前記発光素子の積算発光時間に応じた劣化度を検出する劣化度検出手段を備え、前記制御手段は、更に、前記環境温度と前記劣化度とに応じた前記前記発光素子の発光量の変動を補償するように前記薄膜トランジスターに供給すべき輝度信号を補正してもよい。
この場合において、前記点消灯履歴、前記環境温度及び前記劣化度の組み合わせ毎に前記輝度信号を補正するための補正データを記憶するテーブルを備え、前記制御手段は、前記点消灯履歴、前記環境温度及び前記劣化度の組み合わせ毎に対応する前記補正データを用いて前記輝度信号を補正してもよい。
また、前記発光素子の環境温度を検出する温度検出手段と、前記発光素子の積算発光時間に応じた劣化度を検出する劣化度検出手段と、初期状態の前記発光素子から目標光量を得るための輝度信号値を、目標光量毎に記憶する第1の記憶手段と、前記点消灯光履歴、前記環境温度及び前記劣化度の組み合わせ毎に前記目標光量を得るための輝度信号値を、前記初期状態において目標光量を得るための輝度信号値から算出するための補正係数を記憶する第2の記憶手段と、を備え、前記制御手段は、前記初期状態において目標光量を得るための輝度信号値を前記第1の記憶手段から取得すると共に、前記点消灯履歴、前記環境温度及び前記劣化度に応じた前記補正係数を前記第2の記憶手段から取得して、当該補正係数を用いて前記初期状態において目標光量を得るための輝度信号値から算出された輝度信号値になるように前記輝度信号を補正してもよい。
また、前記薄膜トランジスターは、低温多結晶シリコンを用いたLTPS(Low-Temperature Polycrystalline Silicon)トランジスターであるのが望ましい。
また、本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る光書込み装置を備えることを特徴とする。このようにすれば、上記の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す図である。 光書込み装置100の主要な構成を示す図である。 OLEDパネル200の概略平面図であり、併せてB−B´線における断面図とC−C´線における断面図が示されている。 TFT基板300の主要な構成を示すブロック図である。 1対の選択回路401と発光ブロック402とを示す回路図である。 アクティブ駆動方式を説明するタイミングチャートである。 OLED201の温度特性を例示するグラフである。 OLED201の劣化特性を例示するグラフである。 制御部101の主要な構成を示すブロック図である。 制御部101による輝度信号の制御動作を表すフローチャートである。 制御部101による輝度信号の制御に用いるテーブルであって、(a)は連続発光時間テーブル、(b)は積算発光時間テーブル、(c)は劣化度テーブル、(d)は目標光量テーブル、(e)は入力値テーブルである。 駆動用TFT522におけるドループ現象の影響を説明する図であって、(a)はOLED201の連続発光時間と初期光量に対する光量比の関係を示すグラフであり、(b)はベタ画像における濃度ムラの出方を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る制御部101による輝度信号の制御動作を表すフローチャートである。 制御部101による輝度信号の制御に用いるテーブルであって、(a)は連続画素数テーブル、(b)は状態指数テーブル、(c)は変動幅テーブル、(d)は入力値テーブルである。 OLED201毎の状態指数Kを算出する処理(S1306)の処理内容を示すフローチャートである。 駆動用TFT522におけるドループ現象の影響を説明する図であって、(a)はOLED201の連続点灯時における光量比の変化を示すグラフであり、(b)はOLED201の連続消灯時における光量比の変化を示すグラフであり、(c)は光量比の変動を例示するグラフである。 本発明の第3の実施の形態に係る制御部101による輝度信号の制御動作を表すフローチャートである。 制御部101による輝度信号の制御に用いるテーブルであって、(a)は基準入力テーブル、(b)は係数テーブルである。
以下、本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[1]第1の実施の形態
まず、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、OLED毎に連続発光する画像数(以下、「連続発光数」という。)を計数し輝度信号を補正することによって発光量を適正化することを特徴とする。
(1−1)画像形成装置の構成
まず、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成について説明する。
図1に示されるように、画像形成装置1は、所謂タンデム型のカラープリンターである。画像形成装置1が備える画像形成ステーション110Y、110M、110C及び110Kは、制御部101の制御の下、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)各色のトナー像を形成する。
例えば、画像形成ステーション110Yにおいて、帯電装置112は感光体ドラム111の外周面を一様に帯電させる。光書込み装置100は、感光体ドラム111の外周面を露光して、静電潜像を形成する。
現像装置113は、感光体ドラム111の外周面にトナーを供給して、静電潜像を現像(顕像化)してY色のトナー像を形成する。1次転写ローラー114は、感光体ドラム111の外周面上から中間転写ベルト102の外周面上へトナー像を静電転写(1次転写)する。1次転写後に感光体ドラム111の外周面上に残留するトナーはクリーナー115によって除去され、廃棄される。
中間転写ベルト102は、2次転写ローラー対103と従動ローラー104に張架されており、トナー像を担持した状態で矢印A方向に回転走行する。
同様にして、画像形成ステーション110M、110C及び110Kが形成したMCK各色のトナー像が、Y色のトナー像に重なるようにタイミングを合わせて中間転写ベルト102の外周面上に1次転写され、カラートナー像となる。中間転写ベルト102はカラートナー像を2次転写ローラー対103まで搬送する。
給紙カセット120には記録シートSの束が収容されており、ピックアップローラー121は、記録シートSを1枚ずつ送り出す。記録シートSは、タイミングローラー122に達すると搬送が一旦停止された後、中間転写ベルト102によるカラートナー像の搬送にタイミングを合せて、2次転写ローラー対103まで搬送される。
2次転写ローラー対103は、中間転写ベルト102上のトナー像を記録シートS上に静電転写(2次転写)する。トナー像を転写された記録シートSは、定着装置105でトナー像を熱定着された後、排紙ローラー106によって排紙トレイ107上に排出される。
なお、制御部101には不図示の操作パネルが接続されており、画像形成装置1のユーザーに対する情報提示を行ったり、ユーザーから指示入力を受け付けたりする。
(1−2)光書込み装置100の構成
次に、光書込み装置100の構成について説明する。
(1−2−1)全体構成
図2に示されるように、光書込み装置100は、OLEDパネル200とロッドレンズアレイ202をホルダー203に収容したものであって、OLEDパネル200においては多数のOLED201がライン状に配設されている。OLED201が出射した光ビームLは、ロッドレンズアレイ202によって感光体ドラム111の外周面上に集光される。ロッドレンズアレイ202は、多数のロッドレンズを集積した光学素子であって、SLA(SELFOC Lens Array。SELFOCは日本板硝子株式会社の登録商標。)を用いてもよいし、MLA(Micro Lens Array)を用いてもよい。
ロッドレンズアレイ202を構成する個々のロッドレンズと個々のOLED201と位置関係はさまざまであり、OLED201毎の集光率が一定しないため、すべてのOLED201を同一の発光量で発光させると、感光体ドラム111の外周面上でのOLED201毎の露光量にムラが生じる。このようなムラが生じないようにするために、本実施の形態においてはOLED201毎に発光量が調整される。
(1−2−2)OLEDパネル200の概略構成
図3は、OLEDパネル200の概略平面図であり、併せてB−B´線における断面図とC−C´線における断面図も示されている。また、概略平面図部分は後述する封止板301を取り外した状態を示している。
図3に示されるように、OLEDパネル200は、TFT基板300、封止板301及びドライバーIC(Integrated Circuit)302等を備えている。TFT基板300には、15,000個のOLED201が主走査方向に沿って配列されている。これらのOLED201は、感光体ドラム111の外周面上で集光点が21.2μmピッチ(1200dpi)になっている。
TFT基板300に実装されているTFTは、低温多結晶シリコンを用いたLTPS TFTである。
TFT基板300のOLED201が配設された基板面には、スペーサー枠体303を挟んで封止板301が取着されている。これによって、TFT基板300上に実装されたOLED201等が、外気に触れないように乾燥窒素等を封入した状態で封止される。なお、吸湿剤を併せて封入してもよい。また、封止板301は、封止ガラスであってもよいし、ガラス以外の材料からなっていてもよい。
TFT基板300の封止領域外にはドライバーIC302が実装されている。制御部101はカード電線(FFC: Flexible Flat Card)310を介してドライバーIC302に画像データを入力する。ドライバーIC302は画像データを変換して輝度信号を出力する。OLED201には輝度信号に応じた駆動電流が供給され、発光量が制御される。輝度信号は、電流信号であってもよいし電圧信号であってもよい。
ドライバーIC302には、温度センサー304が内蔵されている。OLED201の環境温度として、温度センサー304が検出するドライバーIC302の内部温度は、OLED201自体の温度に相関している。
このように、OLED−PHではOLEDとTFTとを同一基板上に形成することができるので、発光部(LEDアレイ)と制御回路部(駆動IC等)とを別基板にせざるを得ないLED−PHよりも低コスト化することができる。
(1−2−3)TFT基板300の構成
OLED201は、環境温度の変化に伴って発光効率が変化する光量温度特性を有しており、環境温度の高低により画像全体の濃度が変化する。また、OLED201は積算発光時間が長くなるにつれて発光量が低下する劣化特性を有する一方、OLED201毎の積算発光時間には画像データに応じて様々であるため、OLED201毎に光量劣化度が異なり輝度がばらついてしまう。
このような問題に対して、印刷画像をムラ無く、かつ画像品位を一定に保つためには、OLED201毎に発光量を調整する必要がある。このため、ドライバーIC302がDACを用いてOLED201毎に生成した輝度信号を駆動回路に書き込むことによって、OLED201毎の発光量が調整される。
また、本実施の形態においては、複数のOLED201がDACを共用し、これらのOLED201を順次切り替えながらDACから輝度信号を書き込むアクティブ駆動方式を採用し、回路規模を削減している。アクティブ駆動方式では、DACが書き込んだ輝度信号は、主走査期間(1H期間)経過後の次の書込みが実施されるまで保持される(例えば、発光データが書き込まれた場合、約1H期間発光し続ける)。
図4に示されるように、TFT基板300においては、15,000個のOLED201が100個ずつ、150個の発光ブロック402に組分けされている。また、ドライバーIC302には150個のDAC400が内蔵されており、それぞれ発光ブロック402と1対1に対応している。ドライバーIC302に内蔵された温度センサー304が検出した温度は、制御部101から参照することができる。
ドライバーIC302は、制御部101から画像データを入力されると、当該入力を100画素分ずつ1走査期間毎に各DAC400に分配する。DAC400から発光ブロックに向かう回路上には何れも選択回路401が配設されている。各DAC400は、画像データを輝度信号に変換し、配下の100個のOLED201に対して順次、輝度信号を出力する。
図5は、1対の選択回路401と発光ブロック402とを示す回路図である。図5に示されるように、発光ブロック402は100個の発光画素回路からなっており、各発光画素回路は、キャパシター521、駆動用TFT522及びOLED201を1つずつ有している。また、選択回路401はシフトレジスター511と100個の選択用TFT512とを備えている。
シフトレジスター511は、100個の選択用TFT512それぞれのゲート端子に接続されており、選択用TFT512を順番にオンする。選択用TFT512のソース端子は、書き込み配線530を経由して、DAC400に接続されており、ドレイン端子はキャパシター521の第1の端子並びに駆動用TFT522のゲート端子に接続されている。
シフトレジスター511が選択用TFT512をオンした状態で、DAC400からの輝度信号がキャパシター521の第1の端子に入力され(チャージ)、リセットされるまで保持される(ホールド)。
キャパシター521の第1の端子は、駆動用TFT522のゲート端子にも接続されており、キャパシター521の第2の端子は駆動用TFT522のソース端子並びに電源線531に接続されている。
駆動用TFT522のドレイン端子にはOLED201のアノード端子が接続されており、直列回路になっている。OLED201のカソード端子は接地配線532に接続されている。また、電源線531は、電源部612から受電した定電圧源AVDDに接続されており、接地配線532は接地端子GNDに接続されている。
定電圧源AVDDは、OLED201に供給される駆動電流の供給源となっており、駆動用TFT522は、キャパシター521の第1、第2の端子間に保持されている電圧、言い換えると駆動用TFT522のソース−ゲート電圧に応じたドレイン電流を駆動電流としてOLED201に供給する。言うまでもなく、ソース−ゲート電圧が高いほど、駆動用TFT522は多くの駆動電流を供給し、OLED201の発光量が増大する。
例えば、キャパシター521にHiに相当する輝度信号が書き込まれると、駆動用TFT522がオンして、駆動電流に応じた光量でOLED201が発光する。また、キャパシター521にLowに相当する輝度信号が書き込まれると、駆動用TFT522はオフして、OLED201は発光しない。このように、DAC400が出力する起動信号を変更することによって、OLED201の発光量を制御することができる。
書き込み配線530にはリセット回路540が接続されている。リセット回路540をオンすると電流DAC400から選択用TFT512までの配線が所定電圧にリセットされる。リセット回路540は、ドライバーIC302に内蔵されていてもよい。
このような構成を備えることによって、次のように輝度信号が書き込まれる。図6に示されるように、シフトレジスター511が、まず1番目の選択用TFT512をオンすると、当該オン期間をチャージ期間として、DAC400からの輝度信号が1番目のキャパシター521に入力される。
次に、シフトレジスター511が1番目の選択用TFT512をオフすると、1番目のキャパシター521が保持している電圧に応じた駆動電流が1番目のOLED201に供給され、OLED201が点灯する(ホールド期間)。
1番目の選択用TFT512のオフと共に、2番目の選択用TFT512がオンされ、2番目のキャパシター521に輝度信号が入力される。このような動作を100番目の選択用TFT512まで実行すると、また、1番目の選択用TFT512に戻って上記の動作を繰り返す。
なお、本実施の形態においては、駆動用TFT522がpチャンネルである場合を例にとって説明しているが、nチャンネルの駆動用TFT522を用いても良いことは言うまでも無い。また、書き込み配線530、電源線531及び接地配線532は何れも薄膜配線である。
(1−3)輝度信号の制御
次に、ドライバーIC302が出力する輝度信号の制御部101による制御について説明する。
駆動用TFT522は、LTPS TFTであるため、同一の輝度信号でOLED201を連続発光させるとOLED201に供給される駆動電流量が減少して、OLED201の発光量が低下する。本実施の形態においては、OLED201の連続発光時間に応じて駆動電流量を増加させることによって、OLED201の発光量の低下を防止して、形成される画像の濃度低下を防止する。
なお、制御部101は、連続発光による発光量の低下防止に併せて、環境温度の変化による発光量の変動や(図7においては、摂氏10度での発光量に対する光量比を例示した)、経時劣化による発光量の変動も(図8においては、初期の発光量に対する光量比を例示した)、輝度信号を制御することによって防止する。
また、LTPS TFTは、所定の期間、ゲート−ソース間電圧Vgsが閾値電圧Vthを下回るとドループ現象が解消される。ドループ現象の解消に要する期間はLTPS TFTのサイズによって異なる。本実施の形態においては、ドループ現象の解消に要する期間が1主走査期間(1H期間)以下である場合について説明する。
(1−3−1)制御部101の構成
まずは制御部101の主要な構成について説明する。
図9に示されるように、制御部101は、CPU(Central Processing Unit)900やROM(Read Only Memory)901等を備えており、画像形成装置1に電源が投入されると、CPU900がリセットされる。その後、CPU900はROM901からブートプログラムを読み出して起動し、RAM(Random Access Memory)902を作業用記憶領域として、HDD(Hard Disk Drive)903から読み出して制御プログラムを実行する。
CPU900は、光書込み装置100のドライバーIC302に画像データと光量データを入力して輝度信号を制御する。HDD903は、上記制御プログラムの他、印刷ジョブや画像データ、制御部101が輝度信号を制御するために参照する入力値テーブル等を記憶する。
NIC(Network Interface Card)904は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを経由して他の装置から印刷ジョブを受け付けるための通信処理を実行する。操作パネル910は、画像形成装置1のユーザーに情報提示を行ったり、ユーザーからの指示入力を受け付けたりする。
(1−3−2)輝度信号の制御
次に、輝度信号の制御について説明する。
図10に示されるように、制御部101は、ページ記述言語(PDL: Page Description Language)で記述された印刷ジョブを受け付けると(S1001:YES)、当該印刷ジョブを言語解析して中間データに変換し、ラスタライズ処理によってページ毎の画像データを生成した後(S1002)、OLED201毎の連続発光時間をすべて0に初期化する(S1003)。
本実施の形態において、OLED201毎の連続発光時間とは、副走査方向に連続するラインの本数であって、当該OLED201を連続して点灯するラインの本数をOLED201毎に計数したものであり、いわば当該OLED201の点灯履歴である。なお、連続発光時間は、ページ毎に計数するものとし、前ページ以前の発光の有無については計数の対象とはしない。
制御部101は、更に画像データの1ライン毎にステップS1004からS1011までの処理を実行する。
まず、制御部101は、OLED201毎の連続発光時間を更新する(S1004)。この処理において、制御部101は、当該ラインにおいて発光させるOLED201の連続発光時間を1だけ増加させる一方、当該ラインにおいて消灯させるOLED201については連続発光時間を0に初期化する。OLED201毎の連続発光時間は、例えば、図11(a)に示されるような連続発光時間テーブルに記録される。連続発光時間テーブルは、RAM902上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。
次に、制御部101は、OLED201毎の積算発光時間を更新する(S1005)。この処理において、制御部101は、当該ラインにおいて発光させるOLED201の積算発光時間を1だけ増加させる一方、当該ラインにおいて消灯させるOLED201については何もしない。OLED201毎の連続発光時間は、例えば、図11(b)に示されるような連続発光時間テーブルに記録される。連続発光時間テーブルは、不揮発性の記憶装置であるHDD903上に設けられており、画像形成装置1の工場出荷時にすべてOLED201について連続発光時間が0に初期化される。
ステップS1006において、制御部101は、OLED201毎に劣化度を算出する。OLED201毎の劣化度は、OLED201毎の積算発光時間と劣化度テーブルとを用いて算出される。劣化度テーブルには、図11(c)に例示されるように、積算発光時間毎の劣化度が記録されている。図11(c)の劣化度は、図8に例示されるような、初期の発光量に対する積算発光時間経過後の発光量の比で表されている。劣化度テーブルは、ROM901上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。
なお、OLED201毎の積算発光時間に一致する積算発光時間が劣化度テーブルにない場合には、OLED201毎の積算発光時間に最も近い積算発光時間と当該積算発光時間に対応付けられた劣化度とを劣化度テーブルから読み出して、線形補間などを用いて、OLED201毎の積算発光時間に対応する劣化度を求めてもよい。
また、劣化度テーブルに代えて、積算発光時間と劣化度との関係を表す計算式を用いて、積算発光時間から劣化度を算出してもよい。
次に、制御部101は、温度センサー304を参照してOLED201の環境温度を読み出すと共に(S1007)、目標光量テーブルを参照してOLED201毎の目標光量を取得する(S1008)。目標光量テーブルには、図11(d)に例示されるように、OLED201毎の目標光量が記録されている。目標光量テーブルは、ROM901上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。
ステップS1009において、制御部101は、入力値テーブルを参照してOLED201毎の光量データを生成する。入力値テーブルは、図11(e)に例示されるように、連続発光時間、劣化度、環境温度及び目標光量の組み合わせ毎に輝度信号値を記録したテーブルであって、ROM901上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。
なお、言うまでもなく、入力値テーブルに代えて、連続発光時間、劣化度、環境温度及び目標光量から輝度信号値を算出することができる計算式を用いてもよい。
その後、制御部101は、ドライバーIC302に画像データを入力すると共に(S1010)、光量データを入力する(S1011)。これらのデータを入力されたドライバーIC302は、画像データを参照して発光させるOLED201を特定し、光量データを参照して当該OLED201の輝度信号値を決定した後、当該OLED201を含む発光ブロック402に対応するDAC400に当該輝度信号を出力させる。
当該画像データのすべてのラインについて上記の処理を実行したら、制御部101は、ステップS1001に進んで次の印刷ジョブを待つ。
図12(a)のグラフは、ドループ現象による影響が十分解消される程度に長い期間、OLED201を消灯した後、OLED201を点灯した場合の初期発光量に対する、連続発光後の発光量の比と連続発光時間との関係を例示している。図12(a)に例示されるように、OLED201の連続発光時間が長くなるほど、駆動用TFT522におけるドループ現象に起因する当該OLED201の光量低下が大きくなる。
従って、当該光量低下分を補うに足りるだけ駆動電流量を増加させるように、輝度信号値を制御すれば、当該OLED201の発光量を安定化することができる。
本実施の形態においては、OLED201毎の連続発光時間が長くなっても当該OLED201の発光量が低下しないように、上記入力値テーブルにおいて当該連続発光時間が輝度信号値に対応付けられている。従って、OLED201の連続発光に伴って当該OLED201に駆動電流を供給する駆動用TFT522にドループ現象が発生しても、OLED201を所望の発光量で発光させることができるので、優れた印刷画質を達成することができる。
また、ドループ現象に起因する濃度ムラを抑制するために、光書込み装置100に専用の回路構成を追加する必要がないので、部品コストを増大させることなく、様々な構成を備えた光書込み装置に適用することができる。
[2]第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は上記第1の実施の形態に係る画像形成装置と概ね共通の構成を備える一方、駆動用TFT522のサイズが、ドループ現象の解消に要する期間が1主走査期間(1H期間)以上になるサイズである点において相違している。以下、専ら相違点に着目して説明する。なお、本明細書においては、実施の形態どうしで共通する要素がある場合には共通の符号が付与される。
上記第1の実施の形態においては、ドループ現象によるOLED201毎の発光量の低下を当該OLED201の連続発光時間と対応付けて光量データを生成したが、本実施の形態においてはOLED201毎に連続発光状態を指標する指数(以下、「状態指数」という。)Kを用いて光量データを生成する。ここで、連続発光状態とは、OLED201毎の点灯期間の長さのみならず消灯時間の長さも包含した点消灯履歴である。
図13に示されるように、本実施の形態に係る制御部101は、印刷ジョブを受け付けると(S1001:YES)、画像データを生成した後(S1002)、OLED201毎の連続画素数をすべて0に初期化すると共に(S1301)、OLED201毎の状態指数Kとその初期値K0を0に初期化する(S1302)。ここで、OLED201毎の連続画素数とは、当該OLED201が点灯または消灯し続けた画素数である。
例えば、画像データ中の最初のラインから3番目のラインまで当該OLED201を点灯し続けた場合には、連続画素数は3となる。また、最初のラインから5番目のラインまで当該OLED201を消灯し続けた場合には連続画素数は5となり、その後6番目のラインで当該OLED201を点灯した場合には連続画素数は1になる。
制御部101は、更に画像データの1ライン毎にステップS1303からS1011までの処理を実行する。
まず、制御部101は、OLED201毎の連続画素数を更新する(S1303)。OLED201毎の連続画素数は、例えば、図14(a)に示されるような連続画素数テーブルにおいて、点灯数は正値で、消灯数は負値で記録される。すなわち、10回連続して点灯した場合は正値10が記録され、17回連続して消灯した場合には負値−17が当該OLED201の番号に対応する連続画素数の欄に記録される。連続画素数テーブルは、RAM902上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。
次に、前のラインと現在のラインとで点灯状態が変化したOLED201がある場合には(S1304:YES)、状態指数テーブルを参照して、当該OLED201の状態指数Kの値を初期値K0の欄に記録する(S1305)。状態指数テーブルは、図14(b)に例示されるように、OLED201の番号ごとに状態指数Kと初期値K0を記録するテーブルであって、RAM902上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。
ステップS1306においては、OLED201毎の状態指数Kを算出する。この算出に当たっては、図15に示されるように、画像データを参照して当該OLED201の点灯状態を確認する(S1501)。当該OLED201を点灯する場合には(S1502:YES)、変動幅テーブルにおいて連続画素数に対応する点灯時変動幅Konの欄を参照して点灯時変動幅Konを読み出す(S1503)。
図14(c)に例示されるように、変動幅テーブルは連続画素数に対応する点灯時変動幅Konと消灯時変動幅Koffとを記録したテーブルであって、ROM901上に設けてもよいし、HDD903上に設けてもよい。点灯時変動幅Konは、図16(a)に示されるように、OLED201を連続点灯した場合における光量比の低下幅を表している。
消灯時変動幅Koffは、図16(b)に示されるように、OLED201の連続消灯した直後に点灯した場合における光量比の上昇幅を表している。更に、初期値K0は、OLED201の点灯期間や消灯期間の初期の光量比を表している。
図16(c)に示されるように、画像形成時には図16(a)、(b)に示されるような特性に従って、光量比が上下する。なお、図16(c)においても消灯期間に示されている光量比は、消灯期間内の各時点で当該OLED201を点灯した場合の光量比である。
次に、下記の式(1)を用いて初期値K0と点灯時変動幅Konとから状態指数Kを算出する(S1505)。
(状態指数K)=(初期値K0)+(点灯時変動幅Kon) …(1)
当該OLED201を消灯する場合には(S1502:NO)、変動幅テーブルにおいて連続画素数に対応する消灯時変動幅Koffの欄を参照して消灯時変動幅Koffを読み出して(S1504)、下記の式(2)を用いて状態指数Kを算出する(S1505)。
(状態指数K)=(初期値K0)−(点灯時変動幅Koff) …(2)
なお、式(2)を用いて負の値が算出された場合には、状態指数Kの値を強制的に0にする。OLED201の消灯期間が長くなったからといってOLED201の発光量が画像形成開始時よりも多くなることはないからである。状態指数Kを算出したら、上位のルーチンに復帰する。
その後、上記第1の実施の形態と同様に、ステップS1005からステップS1008の処理を実行した後、入力値テーブルを参照して輝度信号を決定する(S1009)。本実施の形態に係る入力値テーブルは、図14(d)に例示されるように、上記第1の実施の形態における連続発光時間に代えて、状態指数Kを用いる。
その後、制御部101は、ドライバーIC302に画像データを入力すると共に(S1010)、光量データを入力する(S1011)。このようにすれば、OLED201の消灯期間でのドループ現象の解消過程においても所望の発光量でOLED201を発光させることができる。
[3]第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は上記第1並びに第2の実施の形態に係る画像形成装置と概ね共通の構成を備える一方、光量データを生成する方法において相違している。以下、専ら相違点に着目して説明する。
図17に示されるように、本実施の形態に係る制御部101は、基準入力テーブルと係数テーブルとを参照して、光量データを生成することを特徴としている(S1701)。基準入力テーブルは、図18(a)に例示されるように、OLED201の目標光量毎に輝度信号の基準値を対応付けるテーブルであり、係数テーブルは、図18(b)に例示されるように、OLED201の連続発光時間、環境温度及び劣化度の組み合わせに対して計数値を対応付けるテーブルである。
光量データを生成する際に、制御部101は、まず当該OLED201の連続発光時間、温度センサー304にて取得した環境温度及びステップS1006で取得した当該OLED201の劣化度の組み合わせに対応する係数値を係数テーブルから読み出すと共に、ステップS1008で取得した当該OLED201の目標光量に対応する輝度信号の基準値を基準入力テーブルから読み出す。
次に、制御部101は、読み出した輝度信号の基準値に係数を乗算して、得られた輝度信号値を光量データとする。
このようにすれば、光量データを生成するために参照するテーブルのデータ量を削減することができる。
[4]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては、制御部101がライン毎に連続発光時間を更新する場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、これに代えて次のようにしてもよい。
すなわち、制御部101は、ラスタライズ処理によって生成したページ毎の画像データを参照して、主走査方向において同一の位置にある画素のうちOLED201を点灯すべき画素を副走査方向に順に計数することによって、OLED201毎の連続発光時間を取得してもよい。
(2)上記実施の形態においては、OLED201を発光素子として用いる場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、OLEDに代えて他の電流駆動型の発光素子を用いてもよい。LTPS TFTによって電流駆動される発光素子であれば、LTPS TFTにおけるドループ現象に起因して濃度ムラが発生し得るが、この発光素子の如何に関わらず本発明の効果を得ることができる。
(3)上記実施の形態においては、駆動用TFT522がLTPS TFTである場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、OLED201を連続発光させるとドループ現象が発生する駆動回路によってOLED201の電流駆動する光書込み装置であれば、本発明を適用して同様の効果を得ることができる。
(4)上記実施の形態においては、画像形成装置1がタンデム型のカラープリンターである場合を例にとって説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、タンデム型以外のカラープリンターやモノクロプリンターに本発明を適用してもよい。また、スキャナーを備えた複写装置や、更に通信機能を備えたファクシミリ装置、或いはこれらの機能を兼ね備えた複合機(MFP: Multi-function Peripheral)に本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
本発明に係る光書込み装置及び画像形成装置は、発光素子を電流駆動する薄膜トランジスターに生じたドループ現象に起因する光量変動を抑制する装置として有用である。
1………画像形成装置
100…光書込み装置
201…制御部
201…OLED
304…温度センサー
522…駆動用TFT

Claims (9)

  1. 画像データに基づいて感光体を露光してライン毎に静電潜像を形成する光書込み装置であって、
    電流駆動型の発光素子と、
    輝度信号に応じた駆動電流を前記発光素子に供給して発光させる薄膜トランジスターと、
    1ページ内のライン毎に、先頭ラインから当該ラインまでの間において前記発光素子が連続して点灯または消灯された点消灯履歴に応じた前記発光素子の発光量の変動を補償するように前記薄膜ランジスターに供給すべき輝度信号を補正し、補正後の輝度信号に応じた駆動電流を前記発光素子に供給するよう制御する制御手段と、を備える
    ことを特徴とする光書込み装置。
  2. 前記制御手段は、前記画像データを参照して前記点消灯履歴を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
  3. 前記点消灯履歴は、当該発光素子を当該ラインまで連続点灯させた場合の点灯期間の長さを表す
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光書込み装置。
  4. 前記点消灯履歴は、前記先頭ラインから当該ラインまでの前記発光素子の連続点灯期間及び連続消灯期間の時期及び長さを表す
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光書込み装置。
  5. 前記発光素子の環境温度を検出する温度検出手段と、
    前記発光素子の積算発光時間に応じた劣化度を検出する劣化度検出手段を備え、
    前記制御手段は、更に、前記環境温度と前記劣化度とに応じた前記前記発光素子の発光量の変動を補償するように前記薄膜トランジスターに供給すべき輝度信号を補正する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の光書込み装置。
  6. 前記点消灯履歴、前記環境温度及び前記劣化度の組み合わせ毎に前記輝度信号を補正するための補正データを記憶するテーブルを備え、
    前記制御手段は、前記点消灯履歴、前記環境温度及び前記劣化度の組み合わせ毎に対応する前記補正データを用いて前記輝度信号を補正する
    ことを特徴とする請求項5に記載の光書込み装置。
  7. 前記発光素子の環境温度を検出する温度検出手段と、
    前記発光素子の積算発光時間に応じた劣化度を検出する劣化度検出手段と、
    初期状態の前記発光素子から目標光量を得るための輝度信号値を、目標光量毎に記憶する第1の記憶手段と、
    前記点消灯光履歴、前記環境温度及び前記劣化度の組み合わせ毎に前記目標光量を得るための輝度信号値を、前記初期状態において目標光量を得るための輝度信号値から算出するための補正係数を記憶する第2の記憶手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記初期状態において目標光量を得るための輝度信号値を前記第1の記憶手段から取得すると共に、
    前記点消灯履歴、前記環境温度及び前記劣化度に応じた前記補正係数を前記第2の記憶手段から取得して、
    当該補正係数を用いて前記初期状態において目標光量を得るための輝度信号値から算出された輝度信号値になるように前記輝度信号を補正する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の光書込み装置。
  8. 前記薄膜トランジスターは、低温多結晶シリコンを用いたLTPS(Low-Temperature Polycrystalline Silicon)トランジスターである
    ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の光書込み装置。
  9. 請求項1から8の何れかに記載の光書込み装置を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
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