JP2006302992A - 半導体装置の製造方法、及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、及び半導体装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 高性能かつ占有面積の小さいスパイラルインダクタを合理的に形成することができる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 複数の配線層を備える半導体装置の製造方法であって、一主面に複数の半導体素子が形成された半導体基板を準備する準備ステップと、半導体基板上に少なくとも3つの配線層に渡ってスパイラルインダクタを形成する第1形成ステップと、半導体基板上の配線層にスパイラルインダクタ以外の回路配線を形成する第2形成ステップとを含み、第1形成ステップと第2形成ステップとは同時に行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
【選択図】 図4

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、特に、高周波用受動素子であるインダクタを備える半導体装置の製造方法に関する。また、その半導体装置に関する。
一般に、携帯電話に代表される移動体通信などでは、マイクロ波帯を中心とする高い周波数の電波が使用される。このようなマイクロ波帯を扱う半導体装置においては、トランジスタやダイオードなどの能動素子のほか、キャパシタやインダクタなどの受動素子を半導体基板上に一体に形成することが重要となっている。
半導体基板上に形成されるインダクタは、一般にスパイラルインダクタと呼ばれる渦巻形状のインダクタである。インダクタの性能を表す指標にQ(Quality Factor)値がある。このQ値が高いほどインダクタのインダクタンス成分が純粋、すなわち、理想的なインダクタであることを意味する。Q値を高くするには、インダクタを構成する配線を長くしてインダクタンス値を大きくすることに加え、配線を厚膜化して抵抗値を小さくする必要がある。そのため、スパイラルインダクタは、半導体装置の最上層においてAl(アルミニウム)などを材料とする1μm以上の厚膜配線を用いて形成されることが一般的となっている。
スパイラルインダクタを備える半導体装置及びその製造方法に関する発明が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の発明は、半導体基板の一主面上に形成されたスパイラル状の第1導電膜パターンと、スリット状のコンタクトを介して第1導電膜パターンとのみ電気的に接続され且つ第1導電膜パターンに重畳する孤立状の第2導電膜パターンとでインダクタを構成している。これにより、インダクタの配線抵抗を低減してQ値を向上させている。
特開平9−181264号公報(第4−5頁、第1図)
半導体装置の小型化のためには、それに搭載されるスパイラルインダクタの占有面積を小さくしなければならない。しかしながら、Alなどを材料とする厚膜配線でスパイラルインダクタを形成する場合、配線材料の加工上の問題、例えば、ドライエッチング時におけるイオンの散乱による加工精度の低下などから、配線幅や配線間距離の縮小には制約が存在する。そのため、厚膜配線を用いてスパイラルインダクタを形成する方法では、スパイラルインダクタの占有面積を小さくするには限界がある。また、単層で厚膜配線を形成することは製造コストの面でも不利である。従って、厚膜配線を用いることなく、スパイラルインダクタの構造を厚膜化、すなわち、低抵抗化する方法が必要となる。特に、製造工程の合理化を考えると、通常の回路配線の形成と同時に厚膜構造を有するスパイラルインダクタを形成する方法が望まれる。
特許文献1に記載の発明は、スパイラルインダクタ本体となる第1導電膜パターンと、第1導電膜パターンと電気的に接続される孤立状の第2導電膜パターンとの2層構造でスパイラルインダクタを構成している。しかしながら、スパイラルインダクタのさらなる低抵抗化、すなわち、高性能化を考えると、3層以上に渡ってスパイラルインダクタを形成する方法が必要となってくる。特許文献1には、3層以上に渡るスパイラルインダクタの形成に関する記載は特になされていない。また、製造工程の合理化という点では、通常の回路配線の形成と同時にスパイラルインダクタを形成することが望ましいが、特許文献1には、通常の回路配線の形成とスパイラルインダクタの形成との関係についての記載は特になされていない。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、複数の配線層を備える半導体装置の製造方法であって、一主面に複数の半導体素子が形成された半導体基板を準備する準備ステップと、半導体基板上に少なくとも3つの配線層に渡ってスパイラルインダクタを形成する第1形成ステップと、半導体基板上の配線層にスパイラルインダクタ以外の回路配線を形成する第2形成ステップとを含み、第1形成ステップと第2形成ステップとは同時に行われることを特徴とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法によれば、通常の回路配線の形成と同時にスパイラルインダクタを形成することにより、単層の厚膜配線を用いてスパイラルインダクタを形成する場合に問題となった配線幅や配線間距離の制約を緩和し、スパイラルインダクタの占有面積を小さくすることができる。また、通常の回路配線の形成工程を用いてスパイラルインダクタを形成することにより、製造工程を合理化して製造コストを低減することができる。
(1)第1実施形態
〔構造〕
図4は、本発明の第1実施形態に係るスパイラルインダクタ100を備える半導体装置の構造図である。図4(a)は上方からの平面図であり、図4(b)は図4(a)のA−A’における断面図である。ただし、図4(a)の平面図は、便宜上スパイラルインダクタ100の構造部のみを示している。また、本実施形態では、配線層が5層からなる場合を一例として示すが、配線構造が3層以上からなるものであれば本発明を適用することは可能である。
図4(b)において、半導体基板1は、例えば、SOI(Silicon on Insulator)基板やバルクシリコン基板であり、その素子形成面1a側に図示しない複数の半導体素子が形成されている。半導体基板1上には絶縁膜2を介して第1配線層L1、第2配線層L2、第3配線層L3、第4配線層L4及び第5配線層L5が順番に形成されている。
第1配線層L1は、スパイラルインダクタ100の引き出し配線101及びコンタクト102と、通常の回路配線である第1配線M1と、層間絶縁膜3とを備えている。引き出し配線101は、スパイラルインダクタ100とその他の素子とを接続するための配線である。本実施形態では、引き出し配線101及び第1配線M1は同一の配線形成工程で形成される。なお、第1配線M1は、半導体基板1上に形成された複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第1配線層L1において広範囲に形成されるのであるが、図4(b)ではその一部のみを示している。
第2配線層L2は、スパイラルインダクタ100の第1導電パターン103及びコンタクト104と、通常の回路配線である第2配線M2と、層間絶縁膜4とを備えている。第1導電パターン103は、図4(a)に示すようにスパイラル状に形成され、かつコンタクト102によって下層の引き出し配線101と電気的に接続されている。第1導電パターン103上のコンタクト104は、図4(a)において破線で示すように略正方形状をしており、第1導電パターン103上に複数個形成されている。本実施形態では、第1導電パターン103及び第2配線M2は同一の配線形成工程で形成される。なお、第2配線M2は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第2配線層L2において広範囲に形成されるのであるが、図4(b)ではその一部のみを示している。
第3配線層L3は、スパイラルインダクタ100の第2導電パターン105及びコンタクト106と、通常の回路配線である第3配線M3と、層間絶縁膜5とを備えている。第2導電パターン105は、図4(a)に示すように、第1導電パターン103に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト104によって下層の第1導電パターン103と電気的に接続されている。第2導電パターン105上のコンタクト106は、図4(a)において破線で示すように略正方形状をしており、第2導電パターン105上に複数個形成されている。なお、図4(a)及び(b)において、コンタクト106がコンタクト104の直上に位置するように描かれているが、コンタクト106とコンタクト104との位置関係は直上直下に限定されるものではない。本実施形態では、第2導電パターン105及び第3配線M3は同一の配線形成工程で形成される。なお、第3配線M3は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第3配線層L3において広範囲に形成されるのであるが、図4(b)ではその一部のみを示している。
第4配線層L4は、スパイラルインダクタ100の第3導電パターン107及びコンタクト108と、通常の回路配線である第4配線M4と、層間絶縁膜6とを備えている。第3導電パターン107は、図4(a)に示すように、第1導電パターン103及び第2導電パターン105に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト106によって下層の第2導電パターン105と電気的に接続されている。第3導電パターン107上のコンタクト108は、図4(a)において破線で示すように略正方形状をしており、第3導電パターン107上に複数個形成されている。なお、図4(a)及び(b)において、コンタクト108がコンタクト106及びコンタクト104の直上に位置するように描かれているが、コンタクト108とコンタクト106及びコンタクト104との位置関係は直上直下に限定されるものではない。本実施形態では、第3導電パターン107及び第4配線M4は同一の配線形成工程で形成される。なお、第4配線M4は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第4配線層L4において広範囲に形成されるのであるが、図4(b)ではその一部のみを示している。
第5配線層L5は、スパイラルインダクタ100の第4導電パターン109及び引き出し配線110と、通常の回路配線である第5配線M5と、層間絶縁膜7とを備えている。第4導電パターン109は、図4(a)に示すように、第1導電パターン103、第2導電パターン105及び第3導電パターン107に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト108によって下層の第3導電パターン107と電気的に接続されている。引き出し配線110は、スパイラルインダクタ100とその他の素子とを接続するための配線であり、第4導電パターン109の一端部に接続するように形成されている。本実施形態では、第4導電パターン109と、引き出し配線110と、第5配線M5とは同一の配線形成工程で形成される。なお、第5配線M5は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第5配線層L5において広範囲に形成されるのであるが、図4(b)ではその一部のみを示している。
このように、複数のスパイラル状の導電パターン、すなわち、第1導電パターン103、第2導電パターン105、第3導電パターン107及び第4導電パターン109を平面的に重なるように積層し、それぞれの導電パターンを略正方形状のコンタクト、すなわち、コンタクト104、106及び108で接続してスパイラルインダクタ100を構成することにより、厚膜配線を用いることなくスパイラルインダクタの構造を厚膜化することができる。これにより、スパイラルインダクタの抵抗値を低減してQ値を向上させることができる。
〔製造方法〕
図1乃至4は、本発明の第1実施形態に係るスパイラルインダクタ100を備える半導体装置の製造工程図である。図1(a)、図2(a)、図3(a)及び図4(a)は上方からの平面図であり、図1(b)、図2(b)、図3(b)及び図4(b)はそれぞれ図1(a)、図2(a)、図3(a)及び図4(a)のA−A’における断面図である。ただし、図1(a)、図2(a)、図3(a)及び図4(a)の平面図は、便宜上スパイラルインダクタ100の構造部のみを示している。
まず、図1(b)に示すように、半導体基板1上に絶縁膜2を形成する。半導体基板1は、例えば、SOI基板やバルクシリコン基板であり、その素子形成面1a側に図示しない複数の半導体素子が形成されている。絶縁膜2は、例えば、シリコン酸化膜であり、通常のCVD(Chemical Vapor Deposition)法などにより形成される。続いて、スパッタ法などにより絶縁膜2上に導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ100の引き出し配線101と、通常の回路配線である第1配線M1とをパターン加工する。なお、配線材料として、Al合金の代わりにCuやCu合金を使用することも可能である。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化して層間絶縁膜3を形成する。層間絶縁膜3の膜厚は、例えば、1400nmであり、引き出し配線101上及び第1配線M1上においては600nmの膜厚を有する。続いて、ホトリソエッチングにより引き出し配線101の表面の一部を露出するコンタクト孔102’を形成する。このようにして第1配線層L1が形成される。なお、この段階では、コンタクト孔102’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図2(b)に示すように、スパッタ法などにより層間絶縁膜3上、及びコンタクト孔102’の内部を覆うように導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ100の第1導電パターン103と、通常の回路配線である第2配線M2とをパターン加工する。この時、コンタクト孔102’の内部がAl合金で埋め込まれ、コンタクト102が形成される。なお、配線材料として、Al合金の代わりにCuやCu合金を使用することも可能である。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜4を形成する。層間絶縁膜4の膜厚は、例えば、1400nmであり、第1導電パターン103上及び第2配線M2上においては600nmの膜厚を有する。続いて、ホトリソエッチングにより第1導電パターン103の表面を露出するコンタクト孔104’を形成する。コンタクト孔104’は、図2(a)において破線で示すように、スパイラル状に形成された第1導電パターン103上に略正方形状に複数個形成される。このようにして第2配線層L2が形成される。なお、この段階では、コンタクト孔104’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図3(b)に示すように、第2配線層L2を形成する工程(図2)と同一工程を繰り返すことにより、第3配線層L3及び第4配線層L4を形成する。ここで、スパイラルインダクタ100を構成する第3配線層L3の第2導電パターン105と、第4配線層L4の第2導電パターン107とは、第2配線層L2の第1導電パターン103と平面的に重なるように形成される。そして、第2配線層L2の第1導電パターン103と、第3配線層L3の第2導電パターン105とは略正方形状のコンタクト104で接続され、第3配線層L3の第2導電パターン105と、第4配線層L4の第3導電パターン107とは略正方形状のコンタクト106で接続される。なお、この段階では、第4配線層L4の第3導電パターン107上に形成されるコンタクト孔108’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図4(b)に示すように、スパッタ法などにより層間絶縁膜6上、及びコンタクト孔108’の内部を覆うように導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ100の第4導電パターン109及び引き出し配線110と、通常の回路配線である第5配線M5とをパターン加工する。この時、コンタクト孔108’の内部がAl合金で埋め込まれ、コンタクト108が形成される。なお、配線材料として、Al合金の代わりにCuやCu合金を使用することも可能である。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜7を形成する。層間絶縁膜7は、例えば、膜厚1400nmであり、第4導電パターン109上、引き出し配線110上及び第5配線M5上においては600nmの膜厚を有する。このようにして、スパイラルインダクタ100を備える半導体装置が完成する。
ここで、一例としてスパイラルインダクタ100の膜厚dを計算すると、図4(b)に示すように、d=1400nm×3+800nm=5000nmとなり、5μm以上の膜厚を有するスパイラルインダクタを容易に形成することができる。
〔作用効果〕
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、通常の回路配線(第1配線M1〜第5配線M5)の形成と同時に導電パターン(第1導電パターン103〜第4導電パターン109)を形成し、各導電パターンをそれぞれ略正方形状のコンタクト(コンタクト102〜コンタクト108)で接続してスパイラルインダクタを形成することにより、単層の厚膜配線を用いてスパイラルインダクタを形成する場合に問題となった配線幅や配線間距離の制約を緩和し、スパイラルインダクタの占有面積を小さくすることができる。これにより、半導体装置の小型化を実現することができる。また、通常の回路配線の形成工程を用いてスパイラルインダクタを形成することにより、製造工程を合理化して製造コストを低減することができる。また、3層以上に渡る厚膜構造を有するスパイラルインダクタを容易に形成することができるため、スパイラルインダクタのさらなる低抵抗化が可能となり、延いては高性能化を実現することができる。さらに、各導電パターンを複数のコンタクトで接続することにより、スパイラルインダクタの抵抗値を低減して性能を向上させることができる。
本実施形態のように、各層の導電パターン(第1導電パターン103〜第4導電パターン109)ごとに、隣接する導電パターンを接続するコンタクト104〜108を形成する場合には、コンタクト孔104’〜108’のアスペクト比を抑制できるので、コンタクト孔104’〜108’を導電材料で埋め込み易い。
また、本実施形態のように、各層において導電パターンとコンタクトとを同時に形成する場合には、製造工程を簡略化できる。具体的には、第1導電パターン103とコンタクト102、第2導電パターン105とコンタクト104、第3導電パターン107とコンタクト106、第4導電パターン109とコンタクト108とをそれぞれ同時に形成する場合には、各層の導電パターン及びコンタクトの製造工程を簡略化できる。
また、図2乃至図4に示すように、引き出し配線101の一端部にコンタクト孔102’を形成するので、引き出し配線101を必要最小限の長さに形成することができる。なお、コンタクト孔102’を引き出し配線101の一端部に複数形成しても良い。また、引き出し配線110とコンタクト孔108’についても同様である。
また、引き出し配線101、110、第1導電パターン103〜第4導電パターン109、コンタクト102〜108をアルミニウム合金(アルミニウムを主成分とする合金)で形成することにより、一般に用いられる配線層の成膜方法を用いてスパイラルインダクタを形成することができる。
(2)第2実施形態
〔構造〕
図8は、本発明の第2実施形態に係るスパイラルインダクタ200を備える半導体装置の構造図である。図8(a)は上方からの平面図であり、図8(b)は図8(a)のA−A’における断面図である。ただし、図8(a)の平面図は、便宜上スパイラルインダクタ200の構造部のみを示している。また、本実施形態では、配線層が5層からなる場合を一例として示すが、配線構造が3層以上からなるものであれば本発明を適用することは可能である。
図8(b)において、半導体基板1は、例えば、SOI基板やバルクシリコン基板であり、その素子形成面1a側に図示しない複数の半導体素子が形成されている。半導体基板1上には絶縁膜2を介して第1配線層L1、第2配線層L2、第3配線層L3、第4配線層L4及び第5配線層L5が順番に形成されている。
第1配線層L1は、スパイラルインダクタ200の引き出し配線201及びコンタクト202と、通常の回路配線である第1配線M1と、層間絶縁膜3とを備えている。引き出し配線201は、スパイラルインダクタ200とその他の素子とを接続するための配線である。本実施形態では、引き出し配線201及び第1配線M1は同一の配線形成工程で形成される。なお、第1配線M1は、半導体基板1上に形成された複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第1配線層L1において広範囲に形成されるのであるが、図8(b)ではその一部のみを示している。
第2配線層L2は、スパイラルインダクタ200の第1導電パターン203及びコンタクト204と、通常の回路配線である第2配線M2と、層間絶縁膜4とを備えている。第1導電パターン203は、図8(a)に示すようにスパイラル状に形成され、かつコンタクト202によって下層の引き出し配線201と電気的に接続されている。第1導電パターン203上のコンタクト204は、図8(a)において破線で示すように、第1導電パターン203と同一線上にスリット状又は細隙状に形成されている。本実施形態では、第1導電パターン203及び第2配線M2は同一の配線形成工程で形成される。なお、第2配線M2は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第2配線層L2において広範囲に形成されるのであるが、図8(b)ではその一部のみを示している。
第3配線層L3は、スパイラルインダクタ200の第2導電パターン205及びコンタクト206と、通常の回路配線である第3配線M3と、層間絶縁膜5とを備えている。第2導電パターン205は、図8(a)に示すように、第1導電パターン203に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト204によって下層の第1導電パターン203と電気的に接続されている。第2導電パターン205上のコンタクト206は、図8(a)において破線で示すように、第2導電パターン205と同一線上にスリット状又は細隙状に形成されている。本実施形態では、第2導電パターン105及び第3配線M3は同一の配線形成工程で形成される。なお、第3配線M3は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第3配線層L3において広範囲に形成されるのであるが、図8(b)ではその一部のみを示している。
第4配線層L4は、スパイラルインダクタ200の第3導電パターン207及びコンタクト208と、通常の回路配線である第4配線M4と、層間絶縁膜6とを備えている。第3導電パターン207は、図8(a)に示すように、第1導電パターン203及び第2導電パターン205に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト206によって下層の第2導電パターン205と電気的に接続されている。第3導電パターン207上のコンタクト208は、図8(a)において破線で示すように、第3導電パターン207と同一線上にスリット状又は細隙状に形成されている。本実施形態では、第3導電パターン207及び第4配線M4は同一の配線形成工程で形成される。なお、第4配線M4は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第4配線層L4において広範囲に形成されるのであるが、図8(b)ではその一部のみを示している。
第5配線層L5は、スパイラルインダクタ200の第4導電パターン209及び引き出し配線210と、通常の回路配線である第5配線M5と、層間絶縁膜7とを備えている。第4導電パターン209は、図8(a)に示すように、第1導電パターン203、第2導電パターン205及び第3導電パターン207に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト208によって下層の第3導電パターン207と電気的に接続されている。引き出し配線210は、スパイラルインダクタ200とその他の素子とを接続するための配線であり、第4導電パターン209の一端部に接続するように形成されている。本実施形態では、第4導電パターン209と、引き出し配線210と、第5配線M5とは同一の配線形成工程で形成される。なお、第5配線M5は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第5配線層L5において広範囲に形成されるのであるが、図8(b)ではその一部のみを示している。
このように、複数のスパイラル状の導電パターン、すなわち、第1導電パターン203、第2導電パターン205、第3導電パターン207及び第4導電パターン209を平面的に重なるように積層し、それぞれの導電パターンをスリット状又は細隙状のコンタクト、すなわち、コンタクト204、206及び208で接続してスパイラルインダクタ200を構成することにより、厚膜配線を用いることとなくスパイラルインダクタの構造を厚膜化することができる。また、本実施形態では、コンタクトが導電パターンと同一線上にスリット状又は細隙状に形成されることから、第1実施形態のように略正方形状のコンタクトを複数個形成する場合に比べて、さらにスパイラルインダクタの抵抗値を低減してQ値を向上させることができる。
〔製造方法〕
図5乃至8は、本発明の第2実施形態に係るスパイラルインダクタ200を備える半導体装置の製造工程図である。図5(a)、図6(a)、図7(a)及び図8(a)は上方からの平面図であり、図5(b)、図6(b)、図7(b)及び図8(b)はそれぞれ図5(a)、図6(a)、図7(a)及び図8(a)のA−A’における断面図である。ただし、図5(a)、図6(a)、図7(a)及び図8(a)の平面図は、便宜上スパイラルインダクタ200の構造部のみを示している。
まず、図5(b)に示すように、半導体基板1上に絶縁膜2を形成する。半導体基板1は、例えば、SOI基板やバルクシリコン基板であり、その素子形成面1a側に図示しない複数の半導体素子が形成されている。絶縁膜2は、例えば、シリコン酸化膜であり、通常のCVD法などにより形成される。続いて、スパッタ法などにより絶縁膜2上に導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ200の引き出し配線201と、通常の回路配線である第1配線M1とをパターン加工する。なお、配線材料として、Al合金の代わりにCuやCu合金を使用することも可能である。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜3を形成する。層間絶縁膜3の膜厚は、例えば、1400nmであり、引き出し配線201上及び第1配線M1上においては600nmの膜厚を有する。続いて、ホトリソエッチングにより引き出し配線201の表面の一部を露出するコンタクト孔202’を形成する。このようにして第1配線層L1が形成される。なお、この段階では、コンタクト孔202’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図6(b)に示すように、スパッタ法などにより層間絶縁膜3上、及びコンタクト孔202’の内部を覆うように導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ200の第1導電パターン203と、通常の回路配線である第2配線M2とをパターン加工する。この時、コンタクト孔202’の内部がAl合金で埋め込まれ、コンタクト202が形成される。なお、配線材料として、Al合金の代わりにCuやCu合金を使用することも可能である。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜4を形成する。層間絶縁膜4の膜厚は、例えば、1400nmであり、第1導電パターン203上及び第2配線M2上においては600nmの膜厚を有する。続いて、ホトリソエッチングにより第1導電パターン203の表面を露出するコンタクト孔204’を形成する。コンタクト孔204’は、図6(a)において破線で示すように、スパイラル状に形成された第1導電パターン203と同一線上にスリット状又は細隙状に形成される。このようにして第2配線層L2が形成される。なお、この段階では、コンタクト孔204’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図7(b)に示すように、第2配線層L2を形成する工程(図6)と同一工程を繰り返すことにより、第3配線層L3及び第4配線層L4を形成する。ここで、スパイラルインダクタ200を構成する第3配線層L3の第2導電パターン205と、第4配線層L4の第2導電パターン207とは、第2配線層L2の第1導電パターン203と平面的に重なるように形成される。そして、第2配線層L2の第1導電パターン203と、第3配線層L3の第2導電パターン205とはスリット状又は細隙状のコンタクト204で接続され、第3配線層L3の第2導電パターン205と、第4配線層L4の第3導電パターン207とはスリット状又は細隙状のコンタクト206で接続される。なお、この段階では、第4配線層L4の第3導電パターン207上に形成されるコンタクト孔208’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図8(b)に示すように、スパッタ法などにより層間絶縁膜6上、及びコンタクト孔208’の内部を覆うように導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ200の第4導電パターン209及び引き出し配線210と、通常の回路配線である第5配線M5とをパターン加工する。この時、コンタクト孔208’の内部がAl合金で埋め込まれ、コンタクト208が形成される。なお、配線材料として、Al合金の代わりにCuやCu合金を使用することも可能である。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜7を形成する。層間絶縁膜7は、例えば、膜厚1400nmであり、第4導電パターン209上、引き出し配線210上及び第5配線M5上においては600nmの膜厚を有する。このようにして、スパイラルインダクタ200を備える半導体装置が完成する。
ここで、一例としてスパイラルインダクタ200の膜厚dを計算すると、図8(b)に示すように、d=1400nm×3+800nm=5000nmとなり、5μm以上の膜厚を有するスパイラルインダクタを容易に形成することができる。
〔作用効果〕
第2実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、通常の回路配線(第1配線M1〜第5配線M5)の形成と同時に導電パターン(第1導電パターン203〜第4導電パターン209)を形成し、各導電パターンをそれぞれスリット状又は細隙状のコンタクト(コンタクト202〜コンタクト208)で接続してスパイラルインダクタを形成することにより、単層の厚膜配線を用いてスパイラルインダクタを形成する場合に問題となった配線幅や配線間距離の制約を緩和し、スパイラルインダクタの占有面積を小さくすることができる。これにより、半導体装置の小型化を実現することができる。また、通常の回路配線の形成工程を用いてスパイラルインダクタを形成することにより、製造工程を合理化して製造コストを低減することができる。また、3層以上に渡る厚膜構造を有するスパイラルインダクタを容易に形成することができるため、スパイラルインダクタのさらなる低抵抗化が可能となり、延いては高性能化を実現することができる。さらに、コンタクトが導電パターンと同一線上にスリット状又は細隙状に形成されることにより、第1実施形態のように略正方形状のコンタクトを複数個形成する場合に比べて、さらにスパイラルインダクタの抵抗値を低減して性能を向上させることができる。
本実施形態のように、各層の導電パターン(第1導電パターン203〜第4導電パターン209)ごとに、隣接する導電パターンを接続するコンタクト204〜208を形成する場合には、コンタクト孔202’〜208’のアスペクト比を抑制できるので、コンタクト孔202’〜208’を導電材料で埋め込み易い。
また、本実施形態のように、各層において導電パターンとコンタクトとを同時に形成する場合には、製造工程を簡略化できる。具体的には、第1導電パターン203とコンタクト202、第2導電パターン205とコンタクト204、第3導電パターン207とコンタクト206、第4導電パターン209とコンタクト208とをそれぞれ同時に形成する場合には、各層の導電パターン及びコンタクトの製造工程を簡略化できる。
また、図5乃至図8に示すように、引き出し配線201の一端部にコンタクト孔202’を形成するので、引き出し配線201を必要最小限の長さに形成することができる。なお、コンタクト孔202’を引き出し配線201の一端部に複数形成しても良い。また、引き出し配線210とコンタクト孔208’についても同様である。
また、引き出し配線201、210、第1導電パターン203〜第4導電パターン209、コンタクト202〜208をアルミニウム合金(アルミニウムを主成分とする合金)で形成することにより、一般に用いられる配線層の成膜方法を用いてスパイラルインダクタを形成することができる。
(3)第3実施形態
〔構造〕
図12は、本発明の第3実施形態に係るスパイラルインダクタ300を備える半導体装置の構造図である。図12(a)は上方からの平面図であり、図12(b)は図12(a)のA−A’における断面図である。ただし、図12(a)の平面図は、便宜上スパイラルインダクタ300の構造部のみを示している。また、本実施形態では、配線層が5層からなる場合を一例として示すが、配線構造が3層以上からなるものであれば本発明を適用することは可能である。
図12(b)において、半導体基板1は、例えば、SOI基板やバルクシリコン基板であり、その素子形成面1a側に図示しない複数の半導体素子が形成されている。半導体基板1上には絶縁膜2を介して第1配線層L1、第2配線層L2、第3配線層L3、第4配線層L4及び第5配線層L5が順番に形成されている。
第1配線層L1は、スパイラルインダクタ300の引き出し配線301及びコンタクト302と、通常の回路配線である第1配線M1と、層間絶縁膜3とを備えている。引き出し配線301は、スパイラルインダクタ300とその他の素子とを接続するための配線である。本実施形態では、引き出し配線301及び第1配線M1は同一の配線形成工程で形成される。なお、第1配線M1は、半導体基板1上に形成された複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第1配線層L1において広範囲に形成されるのであるが、図12(b)ではその一部のみを示している。
第2配線層L2は、スパイラルインダクタ300の第1導電パターン303と、第2配線層L2〜第4配線層L4に共通なコンタクト304の一部と、通常の回路配線である第2配線M2と、層間絶縁膜4とを備えている。第1導電パターン303は、図12(a)に示すようにスパイラル状に形成され、かつコンタクト302によって下層の引き出し配線301と電気的に接続されている。第1導電パターン303上のコンタクト304は、図12(a)において破線で示すように、第1導電パターン303と同一線上にスリット状又は細隙状に形成されている。本実施形態では、第1導電パターン303及び第2配線M2は同一の配線形成工程で形成される。なお、第2配線M2は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第2配線層L2において広範囲に形成されるのであるが、図12(b)ではその一部のみを示している。
第3配線層L3は、スパイラルインダクタ300の第2配線層L2〜第4配線層L4に共通なコンタクト304の一部と、通常の回路配線である第3配線M3と、層間絶縁膜5とを備えている。なお、第3配線M3は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第3配線層L3において広範囲に形成されるのであるが、図12(b)ではその一部のみを示している。
第4配線層L4は、スパイラルインダクタ300の第2配線層L2〜第4配線層L4に共通なコンタクト304の一部と、通常の回路配線である第4配線M4と、層間絶縁膜6とを備えている。なお、第4配線M4は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第4配線層L4において広範囲に形成されるのであるが、図12(b)ではその一部のみを示している。
第5配線層L5は、スパイラルインダクタ300の第2導電パターン305及び引き出し配線306と、通常の回路配線である第5配線M5と、層間絶縁膜7とを備えている。第2導電パターン305は、図12(a)に示すように、第1導電パターン303に重畳してスパイラル状に形成され、かつコンタクト304によって下層の第1導電パターン303と電気的に接続されている。引き出し配線302は、スパイラルインダクタ300とその他の素子とを接続するための配線であり、第2導電パターン305の一端部に接続するように形成されている。本実施形態では、第2導電パターン305と、引き出し配線306と、第5配線M5とは同一の配線形成工程で形成される。なお、第5配線M5は、複数の半導体素子を電気的に接続して電子回路を構成するため配線であり、通常は第5配線層L5において広範囲に形成されるのであるが、図12(b)ではその一部のみを示している。
このように、2層の導電パターン、すなわち、第1導電パターン303及び第2導電パターン305を平面的に重なるように積層し、両導電パターンをスリット状又は細隙状のコンタクト、すなわち、コンタクト304で接続してスパイラルインダクタ300を構成することにより、厚膜配線を用いることとなくスパイラルインダクタの構造を厚膜化することができる。また、本実施形態では、後述するように、選択アルミニウム化学気相成長法(Selective Al−CVD)による純Alを材料としてスリット状又は細隙状のコンタクトを形成することから、一般的なスパッタ法によるAl合金を使用する場合に比べて、さらにスパイラルインダクタの抵抗値を低減してQ値を向上させることができる。
〔製造方法〕
図9乃至12は、本発明の第3実施形態に係るスパイラルインダクタ300を備える半導体装置の製造工程図である。図9(a)、図10(a)、図11(a)及び図12(a)は上方からの平面図であり、図9(b)、図10(b)、図11(b)及び図12(b)はそれぞれ図9(a)、図10(a)、図11(a)及び図12(a)のA−A’における断面図である。ただし、図9(a)、図10(a)、図11(a)及び図12(a)の平面図は、便宜上スパイラルインダクタ300の構造部のみを示している。
まず、図9(b)に示すように、半導体基板1上に絶縁膜2を形成する。半導体基板1は、例えば、SOI基板やバルクシリコン基板であり、その素子形成面1a側に図示しない複数の半導体素子が形成されている。絶縁膜2は、例えば、シリコン酸化膜であり、通常のCVD法などにより形成される。続いて、スパッタ法などにより絶縁膜2上に導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ300の引き出し配線301と、通常の回路配線である第1配線M1とをパターン加工する。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜3を形成する。層間絶縁膜3の膜厚は、例えば、1400nmであり、引き出し配線301上及び第1配線M1上においては600nmの膜厚を有する。続いて、ホトリソエッチングにより引き出し配線301の表面の一部を露出するコンタクト孔302’を形成する。このようにして第1配線層L1が形成される。なお、この段階では、コンタクト孔302’の内部は導電体、例えば、Al合金で埋め込まれてはいない。
次に、図10(b)に示すように、スパッタ法などにより層間絶縁膜3上、及びコンタクト孔302’の内部を覆うように導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ300の第1導電パターン303と、通常の回路配線である第2配線M2とをパターン加工する。この時、コンタクト孔302’の内部がAl合金で埋め込まれ、コンタクト302が形成される。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜4を形成する。層間絶縁膜4の膜厚は、例えば、1400nmであり、第1導電パターン303上及び第2配線M2上においては600nmの膜厚を有する。このようにして第2配線層L2が形成される。続いて、層間絶縁膜4の形成と同様にして層間絶縁膜5及び6を順次形成する。層間絶縁膜5の膜厚は、例えば、1400nmであり、第3配線M3上においては600nmの膜厚を有する。また、層間絶縁膜6の膜厚は、例えば、1400nmであり、第4配線M4上においては600nmの膜厚を有する。
次に、図11(b)に示すように、ホトリソエッチングにより第1導電パターン303の表面を露出するコンタクト孔304’を形成する。コンタクト孔304’は、図11(a)において破線で示すように、スパイラル状に形成された第1導電パターン303と同一線上にスリット状又は細隙状に形成される。
次に、図12(b)に示すように、選択アルミニウム化学気相成長法によりコンタクト孔304’の内部を純Alで埋め込み、第2配線層L2〜第4配線層L4に共通なコンタクト304を形成する。選択アルミニウム化学気相成長法による純Alの形成は、例えば、材料に液状の有機金属材料であるジメチルアルミハイドライド((CHAlH)を使用し、チャンバー内圧力1.5Torr、成長温度300〜400℃、搬送用Hガス流量40sccmの成膜条件で行う。ここで、成膜レートを800nm/minとすれば、コンタクト孔304’の深さが図11(b)に示すように3400nmである場合、4.25minでコンタクト孔304’の内部を純Alで埋め込むことができる。選択アルミニウム化学気相成長法は、本実施形態におけるコンタクト孔304’のようにアスペクト比の高い、すなわち、開口径に対して開口深さが深いコンタクト孔を確実に埋め込むには最適な方法である。なお、純Alの成膜材料として、ジメチルアルミハイドライド((CHAlH)を使用する代わりにトリイソブチルアルミニウム (TIBA、[(CH3)2CHCH2]3Al)などを使用することも可能である。続いて、スパッタ法などにより層間絶縁膜6上及びコンタクト304上を覆うように導電膜、例えば、Al合金を膜厚800nmで堆積し、ホトリソエッチングによりスパイラルインダクタ300の第2導電パターン305及び引き出し配線306と、通常の回路配線である第5配線M5とをパターン加工する。続いて、CVD法などにより全面に絶縁膜、例えば、シリコン酸化膜を膜厚2000nmで堆積し、CMPにより平坦化して層間絶縁膜7を形成する。層間絶縁膜7は、例えば、膜厚1400nmであり、第2導電パターン305上、引き出し配線306上及び第5配線M5上においては600nmの膜厚を有する。このようにして、スパイラルインダクタ300を備える半導体装置が完成する。
ここで、一例としてスパイラルインダクタ300の膜厚dを計算すると、図12(b)に示すように、d=1400nm×3+800nm=5000nmとなり、5μm以上の膜厚を有するスパイラルインダクタを容易に形成することができる。
〔作用効果〕
第3実施形態に係る半導体装置の製造方法によれば、通常の回路配線(第1配線M1〜第5配線M5)の形成と同時に導電パターン(第1導電パターン301及び第2導電パターン305)を形成し、両導電パターンをスリット状又は細隙状のコンタクト(コンタクト304)で接続してスパイラルインダクタを形成することにより、単層の厚膜配線を用いてスパイラルインダクタを形成する場合に問題となった配線幅や配線間距離の制約を緩和し、スパイラルインダクタの占有面積を小さくすることができる。これにより、半導体装置の小型化を実現することができる。また、通常の回路配線の形成工程を用いてスパイラルインダクタを形成することにより、製造工程を合理化して製造コストを低減することができる。また、3層以上に渡る厚膜構造を有するスパイラルインダクタを容易に形成することができるため、スパイラルインダクタのさらなる低抵抗化が可能となり、延いては高性能化を実現することができる。また、複数の層間絶縁膜4〜6に亘るスリット状又は細隙状のコンタクト孔304’を形成し、そのコンタクト孔304’をAl合金を埋め込むことによってコンタクト304を形成するので、導電パターンが形成されない配線層L3,L4では、導電パターン形成を省略することができ、マスクのパターンが簡易になる。さらに、選択アルミニウム化学気相成長法による純Alを材料としてスリット状又は細隙状のコンタクト304を形成することにより、一般的なスパッタ法によるAl合金を使用する場合に比べて、さらにスパイラルインダクタの抵抗値を低減して性能を向上させることができる。
また、本実施形態のように、コンタクト302を第1導電パターン303と同時に形成することにより、導電パターン及びコンタクトの製造工程を簡略化できる。
また、図9乃至図12に示すように、引き出し配線301の一端部にコンタクト孔302’を形成するので、引き出し配線301を必要最小限の長さに形成することができる。なお、コンタクト孔302’を引き出し配線301の一端部に複数形成しても良い。引き出し配線306とコンタクト孔304’についても同様である。
また、引き出し配線301、310、第1導電パターン303及び第2導電パターン305、コンタクト304をアルミニウム合金(アルミニウムを主成分とする合金)で形成することにより、一般に用いられる配線層の成膜方法を用いてスパイラルインダクタを形成することができる。
第1実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第1実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第1実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第1実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の構造図(製造工程図)。 第2実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第2実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第2実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第2実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の構造図(製造工程図)。 第3実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第3実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第3実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の製造工程図。 第3実施形態に係るスパイラルインダクタを備える半導体装置の構造図(製造工程図)。
符号の説明
100、200、300・・・スパイラルインダクタ
101、110、201、210、301、306・・・引き出し配線
102、104、106、108・・・コンタクト
202、204、206、208・・・コンタクト
302、304・・・コンタクト
102’、104’、108’・・・コンタクト孔
202’、204’、208’・・・コンタクト孔
304’・・・コンタクト孔
103、203、303・・・第1導電パターン
105、205、305・・・第2導電パターン
107、207・・・第3導電パターン
109、209・・・第4導電パターン
1・・・半導体基板
1a・・・素子形成面
2・・・絶縁膜
3、4、5、6、7・・・層間絶縁膜

Claims (48)

  1. 複数の配線層を備える半導体装置の製造方法であって、
    一主面に複数の半導体素子が形成された半導体基板を準備する準備ステップと、
    前記半導体基板上に少なくとも3つの前記配線層に渡ってスパイラルインダクタを形成する第1形成ステップと、
    前記配線層に前記スパイラルインダクタ以外の回路配線を形成する第2形成ステップと、
    を含み、前記第1形成ステップと前記第2形成ステップとは同時に行われることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1形成ステップは、
    第1配線層に第1引き出し配線を形成するステップと、
    前記第1配線層に前記第1引き出し配線を覆う第1層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1層間絶縁膜に前記第1引き出し配線の表面の一部を露出する第1コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第1コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第1コンタクトを形成するステップと、
    前記第1配線層の上層である第2配線層に前記第1コンタクトを介して前記第1引き出し配線と接続するスパイラル状の第1導電パターンを形成するステップと、
    前記第2配線層に前記第1導電パターンを覆う第2層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第2層間絶縁膜に前記第1導電パターンの表面の一部を露出する第2コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第2コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第2コンタクトを形成するステップと、
    前記第2配線層の上層である第3配線層に前記第2コンタクトを介して前記第1導電パターンと接続しかつ前記第1導電パターンに重畳するスパイラル状の第2導電パターンを形成するステップと、
    前記第2導電パターンの一端部に接続する第2引き出し配線を前記第2導電パターンと一体に形成するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第2コンタクト孔は、前記第1導電パターン上に所定の間隔を有して複数個形成されることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2コンタクトの形成は、前記第2導電パターンの形成と同時に行われることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1コンタクト孔は、前記第1引き出し配線の一端部に少なくとも一個形成されることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第1コンタクトの形成は、前記第1導電パターンの形成と同時に行われることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第1引き出し配線、前記第2引き出し配線、前記第1導電パターン、前記第2導電パターン、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトは、アルミニウムを主成分とする合金であることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2コンタクト孔はスリット状の平面形状をしており、前記第1導電パターンの同一線上に形成されることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2コンタクトの形成は、選択アルミニウム化学気相成長法を用いて前記第2導電パターンの形成とは別に行われることを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第2コンタクトの形成は、ジメチルアルミハイドライド((CHAlH)またはトリイソブチルアルミニウム([(CH3)2CHCH2]3Al)を用いて行われることを特徴とする、請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記第1形成ステップは、
    第1配線層に第1引き出し配線を形成するステップと、
    前記第1配線層に前記第1引き出し配線を覆う第1層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1層間絶縁膜に前記第1引き出し配線の表面の一部を露出する第1コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第1コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第1コンタクトを形成するステップと、
    前記第1配線層の上層である第2配線層に前記第1コンタクトを介して前記第1引き出し配線と接続するスパイラル状の第1導電パターンを形成するステップと、
    前記第2配線層に前記第1導電パターンを覆う第2層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第2層間絶縁膜に前記第1導電パターンの表面の一部を露出する第2コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第2コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第2コンタクトを形成するステップと、
    前記第2配線層の上層である第3配線層に前記第2コンタクトを介して前記第1導電パターンと接続しかつ前記第1導電パターンに重畳するスパイラル状の第2導電パターンを形成するステップと、
    前記第3配線層に前記第2導電パターンを覆う第3層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第3層間絶縁膜に前記第2導電パターンの表面の一部を露出する第3コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第3コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第3コンタクトを形成するステップと、
    前記第3配線層の上層である第4配線層に前記第3コンタクトを介して前記第2導電パターンと接続しかつ前記第2導電パターンに重畳するスパイラル状の第3導電パターンを形成するステップと、
    前記第4配線層に前記第3導電パターンを覆う第4層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第4層間絶縁膜に前記第3導電パターンの表面の一部を露出する第4コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第4コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第4コンタクトを形成するステップと、
    前記第4配線層の上層である第5配線層に前記第4コンタクトを介して前記第3導電パターンと接続しかつ前記第3導電パターンに重畳するスパイラル状の第4導電パターンを形成するステップと、
    前記第4導電パターンの一端部に接続する第2引き出し配線を前記第4導電パターンと一体に形成するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第2コンタクト孔、前記第3コンタクト孔及び前記第4コンタクト孔は、それぞれ前記第1導電パターン上、前記第2導電パターン上及び前記第3導電パターン上に所定の間隔を有して複数個形成されることを特徴とする、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第2コンタクト、前記第3コンタクト及び前記第4コンタクトの形成は、それぞれ前記第2導電パターン、前記第3導電パターン及び前記第4導電パターンの形成と同時に行われることを特徴とする、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記第1コンタクト孔は、前記第1引き出し配線の一端部に少なくとも一個形成されることを特徴とする、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第1コンタクトの形成は、前記第1導電パターンの形成と同時に行われることを特徴とする、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記第1引き出し配線、前記第2引き出し配線、前記第1導電パターン、前記第2導電パターン、前記第3導電パターン、前記第4導電パターン、前記第1コンタクト、前記第2コンタクト、前記第3コンタクト及び前記第4コンタクトは、アルミニウムを主成分とする合金であることを特徴とする、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記第2コンタクト孔、前記第3コンタクト孔及び前記第4コンタクト孔はスリット状の平面形状をしており、それぞれ前記第1導電パターン、前記第2導電パターン及び前記第3導電パターンの同一線上に形成されることを特徴とする、請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  18. 前記第1形成ステップは、
    第1配線層に第1引き出し配線を形成するステップと、
    前記第1配線層に前記第1引き出し配線を覆う第1層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1層間絶縁膜に前記第1引き出し配線の表面の一部を露出する第1コンタクト孔を形成するステップと、
    前記第1コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第1コンタクトを形成するステップと、
    前記第1配線層の上層である第2配線層に前記第1コンタクトを介して前記第1引き出し配線と接続するスパイラル状の第1導電パターンを形成するステップと、
    前記第2配線層に前記第1導電パターンを覆う第2層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第2配線層の上層である第3配線層に第3層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第3配線層の上層である第4配線層に第4層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記第2層間絶縁膜と前記第3層間絶縁膜と前記第4層間絶縁膜とに前記第1導電パターンの表面の一部を露出する第2コンタクト孔を一体に形成するステップと、
    前記第2コンタクト孔の内部を導電体で埋め込んで第2コンタクトを形成するステップと、
    前記第4配線層の上層である第5配線層に前記第2コンタクトを介して前記第1導電パターンと接続しかつ前記第1導電パターンに重畳するスパイラル状の第2導電パターンを形成するステップと、
    前記第2導電パターンの一端部に接続する第2引き出し配線を前記第2導電パターンと一体に形成するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記第2コンタクト孔はスリット状の平面形状をしており、前記第1導電パターンの同一線上に形成されることを特徴とする、請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記第2コンタクトの形成は、選択アルミニウム化学気相成長法を用いて前記第2導電パターンの形成とは別に行われることを特徴とする、請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  21. 前記第2コンタクトの形成は、ジメチルアルミハイドライド((CHAlH)またはトリイソブチルアルミニウム([(CH3)2CHCH2]3Al)を用いて行われることを特徴とする、請求項20に記載の半導体装置の製造方法。
  22. 前記第1コンタクト孔は前記第1引き出し配線の一端部に少なくとも一個形成されることを特徴とする、請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  23. 前記第1コンタクトの形成は、前記第1導電パターンの形成と同時に行われることを特徴とする、請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  24. 前記第1引き出し配線、前記第2引き出し配線、前記第1導電パターン、前記第2導電パターン及び前記第1コンタクトは、アルミニウムを主成分とする合金であることを特徴とする、請求項18に記載の半導体装置の製造方法。
  25. 複数の配線層を備える半導体装置であって、
    一主面に複数の半導体素子が形成された半導体基板と、
    前記半導体基板上に少なくとも3つの前記配線層に渡って形成されるスパイラルインダクタと、
    前記配線層に前記スパイラルインダクタと同時に形成される前記スパイラルインダクタ以外の回路配線と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  26. 前記スパイラルインダクタは、
    第1配線層に第1引き出し配線と、前記第1引き出し配線の表面の一部に接続する第1コンタクトとを備え、
    前記第1配線層の上層である第2配線層に前記第1コンタクトを介して前記第1引き出し配線と接続するスパイラル状の第1導電パターンと、前記第1導電パターンの表面の一部に接続する第2コンタクトとを備え、
    前記第2配線層の上層である第3配線層に前記第2コンタクトを介して前記第1導電パターンと接続しかつ前記第1導電パターンに重畳するスパイラル状の第2導電パターンと、前記第2導電パターンの一端部に接続する第2引き出し配線とを備えることを特徴とする、請求項25に記載の半導体装置。
  27. 前記第2コンタクトは、前記第1導電パターン上に所定の間隔を有して複数個具備されることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  28. 前記第2コンタクトは、前記第2導電パターンと同時に形成されることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  29. 前記第1コンタクトは、前記第1引き出し配線の一端部に少なくとも一個具備されることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  30. 前記第1コンタクトは、前記第1導電パターンと同時に形成されることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  31. 前記第1引き出し配線、前記第2引き出し配線、前記第1導電パターン、前記第2導電パターン、前記第1コンタクト及び前記第2コンタクトは、アルミニウムを主成分とする合金であることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  32. 前記第2コンタクトはスリット状の平面形状をしており、前記第1導電パターンの同一線上に具備されることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  33. 前記第2コンタクトは、選択アルミニウム化学気相成長法を用いて前記第2導電パターンとは別に形成されることを特徴とする、請求項26に記載の半導体装置。
  34. 前記第2コンタクトは、ジメチルアルミハイドライド((CHAlH)またはトリイソブチルアルミニウム ([(CH3)2CHCH2]3Al)を用いて形成されることを特徴とする、請求項33に記載の半導体装置。
  35. 前記スパイラルインダクタは、
    第1配線層に第1引き出し配線と、前記第1引き出し配線の表面の一部に接続する第1コンタクトとを備え、
    前記第1配線層の上層である第2配線層に前記第1コンタクトを介して前記第1引き出し配線と接続するスパイラル状の第1導電パターンと、前記第1導電パターンの表面の一部に接続する第2コンタクトとを備え、
    前記第2配線層の上層である第3配線層に前記第2コンタクトを介して前記第1導電パターンと接続するスパイラル状の第2導電パターンと、前記第2導電パターンの表面の一部に接続する第3コンタクトとを備え、
    前記第3配線層の上層である第4配線層に前記第3コンタクトを介して前記第2導電パターンと接続するスパイラル状の第3導電パターンと、前記第3導電パターンの表面の一部に接続する第4コンタクトとを備え、
    前記第4配線層の上層である第5配線層に前記第4コンタクトを介して前記第3導電パターンと接続しかつ前記第3導電パターンに重畳するスパイラル状の第4導電パターンと、前記第4導電パターンの一端部に接続する第2引き出し配線とを備えることを特徴とする、請求項25に記載の半導体装置。
  36. 前記第2コンタクト、前記第3コンタクト及び前記第4コンタクトは、それぞれ前記第1導電パターン上、前記第2導電パターン上及び前記第3導電パターン上に所定の間隔を有して複数個具備されることを特徴とする、請求項35に記載の半導体装置。
  37. 前記第2コンタクト、前記第3コンタクト及び前記第4コンタクトは、それぞれ前記第2導電パターン、前記第3導電パターン及び前記第4導電パターンと同時に形成されることを特徴とする、請求項35に記載の半導体装置。
  38. 前記第1コンタクトは、前記第1引き出し配線の一端部に少なくとも一個具備されることを特徴とする、請求項35に記載の半導体装置。
  39. 前記第1コンタクトは、前記第1導電パターンと同時に形成されることを特徴とする、請求項35に記載の半導体装置。
  40. 前記第1引き出し配線、前記第2引き出し配線、前記第1導電パターン、前記第2導電パターン、前記第3導電パターン、前記第4導電パターン、前記第1コンタクト、前記第2コンタクト、前記第3コンタクト及び前記第4コンタクトは、アルミニウムを主成分とする合金であることを特徴とする、請求項35に記載の半導体装置。
  41. 前記第2コンタクト、前記第3コンタクト及び前記第4コンタクトはスリット状の平面形状をしており、それぞれ前記第1導電パターン、前記第2導電パターン及び前記第3導電パターンの同一線上に具備されることを特徴とする、請求項35に記載の半導体装置。
  42. 前記スパイラルインダクタは、
    第1配線層に第1引き出し配線と、前記第1引き出し配線の表面の一部に接続する第1コンタクトとを備え、
    前記第1配線層の上層である第2配線層に前記第1コンタクトを介して前記第1引き出し配線と接続するスパイラル状の第1導電パターンと、前記第1導電パターンの表面の一部に接続する第2コンタクトの一部とを備え、
    前記第2配線層の上層である第3配線層に前記第2コンタクトの一部を備え、
    前記第3配線層の上層である第4配線層に前記第2コンタクトの一部を備え、
    前記第4配線層の上層である第5配線層に前記第2コンタクトを介して前記第1導電パターンと接続しかつ前記第1導電パターンに重畳するスパイラル状の第2導電パターンと、前記第2導電パターンの一端部に接続する第2引き出し配線とを備えることを特徴とする、請求項25に記載の半導体装置。
  43. 前記第2コンタクトはスリット状の平面形状をしており、前記第1導電パターンの同一線上に具備されることを特徴とする、請求項42に記載の半導体装置。
  44. 前記第2コンタクトは、選択アルミニウム化学気相成長法を用いて前記第2導電パターンとは別に形成されることを特徴とする、請求項42に記載の半導体装置。
  45. 前記第2コンタクトは、ジメチルアルミハイドライド((CHAlH)またはトリイソブチルアルミニウム([(CH3)2CHCH2]3Al)を用いて形成されることを特徴とする、請求項44に記載の半導体装置。
  46. 前記第1コンタクト孔は、前記第1引き出し配線の一端部に少なくとも一個具備されることを特徴とする、請求項42に記載の半導体装置。
  47. 前記第1コンタクトは、前記第1導電パターンと同時に形成されることを特徴とする、請求項42に記載の半導体装置。
  48. 前記第1引き出し配線、前記第2引き出し配線、前記第1導電パターン、前記第2導電パターン及び前記第1コンタクトは、アルミニウムを主成分とする合金であることを特徴とする、請求項42に記載の半導体装置。
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