JP2006352829A - 超音波センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース内に発泡性樹脂を均一に充填することができ、良好な特性を得ることができる構造の超音波センサを得る。
【解決手段】超音波センサ10は、有底筒状のケース12を含む。ケース12内の底面12aに、圧電素子18を接着し、さらに圧電素子18上にフェルト22を接着する。ケース12の開口部に、固定部26と、固定部26より硬質の基板28とで構成される蓋部材24を嵌め込む。基板28に圧入した端子36a,36bにワイヤ38a,38bを接続し、端子36a,36bを圧電素子18に電気的に接続する。固定部26に貫通孔40を形成し、貫通孔40から発泡前の樹脂を注入して発泡させることにより、貫通孔40から余分な発泡性樹脂42を外部に押し出しながら、ケース12内に発泡性樹脂42を充填する。
【選択図】図2

Description

この発明は、超音波センサに関し、特にたとえば、自動車のバックソナーなどに用いられる超音波センサに関する。
図6は、従来の超音波センサの一例を示す図解図である。超音波センサ1は、アルミニウムなどで形成された有底筒状のケース2を含む。ケース2内部の底面には、圧電素子3の一方面が接合される。この圧電素子3を覆うようにして、ケース2内部のほぼ全体に、発泡性シリコンなどの発泡性樹脂4が充填されている。さらに、発泡性樹脂4を覆うようにして、ケース2の開口部に、端子5a,5bを有する基板6が取り付けられる。基板6の両面には、それぞれ端子5a,5bに接続される電極7a,7bが形成される。一方の端子5aは、基板6の内側に形成された電極7aおよびワイヤ8によって圧電素子3の他方面に接続される。また、他方の端子5bは、基板6の外側に形成された電極7bおよび半田9によって、ケース2を介して圧電素子2の一方面に接続される。
この超音波センサ1を用いて被検出物までの距離を測定する場合、端子5a,5bに駆動電圧を印加することにより、圧電素子3が励振される。圧電素子3の振動により、ケース2の底面も振動し、図5に矢印で示すように、底面に直交する向きに超音波が発せられる。超音波センサ1から発せられた超音波が被検出物で反射し、超音波センサ1に到達すると、圧電素子3が振動して電気信号に変換され、端子5a,5bから電気信号が出力される。したがって、駆動電圧を印加してから電気信号が出力されるまでの時間を測定することにより、超音波センサ1から被検出物までの距離を測定することができる。
この超音波センサ1では、ケース2の内部に発泡性樹脂4が充填されていることにより、ケース2全体の振動を抑制することができる。また、発泡性樹脂4内部に存在する多数の発泡孔によって、ケース2の内側に発生する超音波が散乱・吸収される。それにより、ケース2自体の振動、およびケース2内部にこもる超音波の双方を効率的に抑制することができ、残響特性を改善することができる(特許文献1参照)。
特開平11−266498号公報
ケース内に発泡性樹脂を充填するとき、ケースに基板を取り付ける前に、樹脂をケースに入れて発泡させると、発泡性樹脂がケースの開口部側に出てきて、ほとんど内部圧力がかからない。そのため、発泡性樹脂が、ケースの隅部まで均一に充填されない場合がある。ケース内における発泡性樹脂の充填むらが大きいと、残響特性が悪化してしまう。また、ケースに基板を取り付けた後に樹脂を入れて発泡させると、内部圧力が大きくなって発泡性樹脂がケースの内側から基板を押し、基板が変形して、発泡性樹脂が均一に充填されない場合がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ケース内に発泡性樹脂を均一に充填することができ、良好な特性を得ることができる構造の超音波センサを提供することである。
この発明は、有底筒状のケースと、ケース内部の底面に形成される圧電素子と、圧電素子を覆うようにしてケース内に充填される発泡性樹脂と、ケースの開口部に取り付けられる蓋部材と、圧電素子に電気的に接続されるようにして蓋部材に取り付けられる端子と、蓋部材に形成される貫通孔とを含む、超音波センサである。
蓋部材に貫通孔を形成することにより、圧電素子が形成されたケースに蓋部材を取り付けたのちに、貫通孔から樹脂をケース内に注入することができる。そして、ケース内の樹脂を発泡させることによって、ケース内に発泡性樹脂が充填され、余分な発泡性樹脂は蓋部材に形成された貫通孔から外部に押し出される。それにより、発泡性樹脂には適度な内部圧力がかかってケース内に押し広がり、ケース内に均一に発泡性樹脂を充填することができる。
このような超音波センサにおいて、ケースの開口部断面積をSc、蓋部材に形成される貫通孔の断面積をShとしたとき、Sh≦5(mm2)かつ0.02≦Sh/Sc≦0.3の範囲にあることが望ましい。
このような範囲とすることにより、樹脂を発泡させるときに適度な内部圧力がかかり、ケース内に均一に発泡性樹脂を充填することができる。貫通孔の断面積が大きすぎると、ケース内に注入した樹脂を発泡させたとき、貫通孔から発泡性樹脂が容易に押し出され、ケース内の圧力が小さくなって、ケースの隅部まで発泡性樹脂を均一に充填することができない。また、貫通孔の断面積が小さすぎると、ケース内に注入した樹脂を発泡させたとき、貫通孔から発泡性樹脂が押し出されず、内部圧力が大きくなって、蓋部材に変形が生じるとともに、発泡性樹脂が均一に充填されない場合がある。
また、蓋部材は、ケースに固定される軟質の固定部と、固定部内に形成される固定部より硬質の基板とで構成され、基板に端子が取り付けられた構成としてもよい。
蓋部材として硬質の材料を用いれば、端子の固定強度を強くすることができるが、ケースに固定する固定部を比較的軟質の材料で形成しても、端子を取り付ける基板を硬質の材料で形成することにより、端子の固定強度を強くすることができる。
固定部と基板とで蓋部材を構成した場合、ケースと固定部とは嵌合によって固定することができ、固定部と基板とは嵌合によって固定することができる。
ケースと固定部を嵌合によって固定し、固定部と基板とを嵌合によって固定することにより、これらの固定を容易に行うことができる。また、嵌合による固定によって、ケースに対する基板の位置を確定することができ、端子の位置精度を正確なものにすることができる。
また、固定部と基板とで蓋部材を構成した場合、ケースの開口部、固定部および基板を円形に形成し、ケースの開口部、固定部および基板を同心円状に配置することが好ましい。
ケースの開口部、固定部および基板を円形とし、これらを同心円状に配置することにより、固定部から基板に均等な応力が印加される。そのため、ケースおよび固定部に対して基板が位置ずれせず、基板に取り付けられた端子の位置精度が高くなり、設計通りの位置に端子を配置することができる。
この発明によれば、ケース内に樹脂を注入し、発泡させることによって、蓋部材に形成された貫通孔から余分な発泡性樹脂を外部に押し出しながら、適度な内部圧力で発泡性樹脂をケース内部に押し広げることができる。そのため、ケース内において、均一に発泡性樹脂を充填することができ、超音波センサの残響特性を良好なものとすることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための最良の形態の説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の超音波センサの一例を示す平面図であり、図2は図1のA−A断面図であり、図3は図1のB−B断面図である。超音波センサ10は、たとえば有底円筒状のケース12を含む。したがって、ケース12は、底面部12aと側壁12bとで構成される。ケース12は、たとえばアルミニウムなどの金属材料で形成される。ケース12の内側の空洞部14は、図4に示すように、たとえば両端が円弧状で、その間が直線状の細長い断面形状となるように形成される。したがって、ケース12の側壁12bの一方の対向部における壁厚は薄く、それと直交する向きの対向部における壁厚は厚くなっている。なお、空洞部14の形状によって、超音波センサ10から発せられる超音波の広がり方が決定されるため、所望の特性に応じて、空洞部14の形状が設計される。
ケース12の壁厚の厚い部分において、ケース12の側壁12bの外側に凹部16が形成される。凹部16は、ケース12の開口部側端部から底面部12a側に向かって形成される。凹部16は、ケース12の開口部側において浅く形成され、底面部12a側において深く形成される。したがって、凹部16には、ケース12の開口部側端部とほぼ平行な段差部16aが形成される。この凹部16は、後述の蓋部材を固定するためのものである。
ケース12の内部において、底面部12aの内面に圧電素子18が取り付けられる。圧電素子18は、たとえば円板状や角板状などの圧電体基板の両面に電極を形成したものである。そして、圧電素子18の一方面側の電極が、導電性接着剤などによって底面部12aに接着される。さらに、圧電素子18の他方面側の電極上には、接着剤層20を介して、フェルト22が接着される。フェルト22は、圧電素子18からケース12の内側へ向かう超音波を吸収するために用いられるとともに、後述の発泡性樹脂によって圧電素子18の振動が妨げられないようにする働きをする。
ケース12の開口部には、蓋部材24が取り付けられる。蓋部材24は、ケース12に固定するための固定部26と、固定部26の中間部に形成される基板28とで構成される。固定部26は、たとえばシリコンゴムなどの比較的軟質の樹脂材料で形成される。固定部26は、ケース12の外径とほぼ同じ外径を有する円板状に形成される。そして、円板状の固定部26の対向する部分において、固定部26の厚み方向に延びるようにして、凸部30が形成される。凸部30は、固定部26側が薄く形成され、固定部26から離れた部分が厚く形成される。したがって、凸部30の中間部に、段差部30aが形成される。
この固定部26は、ケース12の開口部に取り付けられる。このとき、固定部26をケース12の開口部に向かって押し当てることにより、固定部26の凸部30がケース12の凹部16に嵌合される。ここで、凹部16の段差部16aと凸部30の段差部30aとが噛み合うことによって、固定部26がケース12に固定される。このとき、固定部26をシリコンゴムなどの比較的軟質な樹脂材料で形成することにより、固定部26の凸部30とケース12の凹部16との嵌合が容易となる。
固定部26の中間部には、たとえば四角形の穴32が形成される。固定部26の厚み方向の中間部において、穴32の内壁部に凸条部26aが形成される。凸条部26aは、穴32の周囲を一周するように形成される。この穴32内に、基板28が嵌合される。基板28は、たとえばPPS(ポリフェニレンサルファイド)などのシリコンゴムより硬質の材料で形成される。基板28は、固定部26の穴32の形状に対応した四角形に形成される。そして、凸条部26aに対応して、基板28の周囲に凹条部28aが形成される。したがって、基板28を固定部26の穴32に押し込むことにより、固定部26の凸条部26aと基板28の凹条部28aとが嵌まり合い、基板28が固定部26に固定される。このような基板28と固定部26との嵌合についても、固定部26を比較的軟質の樹脂材料で形成することにより、容易に行うことができる。
基板28には、2つの端子孔34が形成され、これらの端子孔34に端子36a,36bが圧入される。端子36a,36bは、金属などの導電材料で形成され、蓋部材24の外側においてクランク状に折り曲げられる。端子36a,36bの折り曲げ部は、超音波センサ10をプリント基板などに実装するときに、プリント基板に形成された貫通孔に端子36a,36bが落ち込むことを防止し、ケース12部分がプリント基板から浮いた状態となるようにするためのものである。
ケース12の内部においては、一方の端子36aがワイヤ38aを介してケース12に接続され、ケース12を介して圧電素子18の一方面側の電極に電気的に接続される。また、他方の端子36bは、ワイヤ38bを介して、圧電素子18の他方面側の電極に電気的に接続される。ケース12、圧電素子18、端子36a,36bとワイヤ38a,38bとは、たとえば半田付けなどによって接続される。
さらに、固定部26には、基板28の両側に、たとえば円形の2つの貫通孔40が形成される。ここで、ケース12の開口部断面積をScとし、蓋部材24の固定部26に形成される貫通孔40の断面積をShとしたとき、Sh≦5(mm2)かつ0.02≦Sh/Sc≦0.3の範囲となるように形成される。
ケース12の内部および固定部26に形成された貫通孔40の内部には、たとえば発泡性シリコンなどの発泡性樹脂42が充填される。発泡性樹脂42は、発泡前の樹脂を貫通孔40の一方から注入し、加熱発泡硬化させることにより充填される。このとき、貫通孔40の断面積を上述のような範囲となるように形成しておくことにより、余分な発泡性樹脂42は貫通孔40から外側に押し出され、ケース12内部においては、適当な内部圧力で発泡性樹脂42が押し広げられる。そのため、ケース12内部の隅部まで、発泡性樹脂42を充填することができるとともに、ケース12内で均一に発泡性樹脂42を充填することができる。
なお、貫通孔40の断面積が大きすぎると、ケース12内に注入した樹脂を発泡させる際に、容易に発泡性樹脂42が貫通孔42から外部に押し出され、適当な内部圧力がかからないため、ケース12内の隅部まで発泡性樹脂42が充填されない場合がある。また、貫通孔42の断面積が小さすぎると、ケース12内に注入した樹脂を発泡させる際に、余分な発泡性樹脂42が貫通孔40から押し出されず、蓋部材24が持ち上げられたり、変形したりして、均一に発泡性樹脂42が充填されない場合がある。
この超音波センサ10を自動車のバックソナーなどとして用いる場合、端子36a,36bに駆動電圧を印加することにより、圧電素子18が励振される。このとき、圧電素子18の周囲が発泡性樹脂42で覆われていても、圧電素子18に接着されたフェルト22によって、圧電素子18の振動領域が確保されている。圧電素子18の振動により、ケース12の底面部12aも振動し、底面部12aに直交する向きに超音波が発せられる。超音波センサ10から発せられた超音波が被検出物で反射し、超音波センサ10に到達すると、圧電素子18が振動して電気信号に変換されて、端子36a,36bから電気信号が出力される。したがって、駆動電圧を印加してから電気信号が出力されるまでの時間を測定することにより、超音波センサ10から被検出物までの距離を測定することができる。
この超音波センサ10では、ケース12の内部に発泡性樹脂42が均一に充填されていることにより、ケース12全体の振動を抑制することができる。また、圧電素子18からケース12の内側に向かう超音波はフェルト22で吸収されるが、フェルト22を通り抜けた超音波は、発泡性樹脂42内部に存在する多数の発泡孔によって散乱・吸収される。それにより、ケース12自体の振動、およびケース12内部にこもる超音波の双方を効率的に抑制することができ、残響特性を改善することができる。
このような超音波センサ10において、図5(A)(B)(C)に示すように、ケース12の開口部を円形とし、この開口部に比較的軟質の固定部26を嵌め込むことにより、蓋部材24を取り付けてもよい。固定部26は円板状に形成され、周縁部とその内周側に、同心円状の嵌合用凸部26b,26cが形成される。嵌合用凸部26b,26cが同心円状に形成されることにより、これらの嵌合用凸部26b,26cの間に円形の溝が形成される。この溝にケース12の側壁12bの開口側端部を嵌め込むことにより、固定部26がケース12に取り付けられる。なお、ケース12内部の空洞部14が円形以外の形状である場合、円形のケース12の側壁12bの開口側端部から内部へ入り込んだ部分に空洞部14を形成することにより、ケース12の側壁12bの開口側端部の形状を円形にすることができる。したがって、空洞部14の形状にかかわらず、円形の固定部26をケース12に取り付けることができる。
さらに、固定部26の穴32および固定部26に取り付けられる基板28も円形に形成される。また、図5に示す超音波センサ10では、基板の中央部に貫通孔40が形成されている。そして、ケース12の開口部、固定部26および基板28が同心円状に配置される。
このように、ケース12の開口部、固定部26および基板28を円形に形成し、かつこれらを同心円状に配置することにより、固定部26から基板28にかかる応力が均等になる。そのため、ケース12および固定部26に対して基板28が位置ずれせず、基板28に取り付けられた端子36a,36bの位置精度が良好となる。したがって、端子36a,36bが設計通りの位置にある超音波センサ10を得ることができ、超音波センサ10の自動実装が可能となる。
なお、上述の例では、比較的軟質の固定部26と、固定部26より硬質の基板28とを組み合わせることにより蓋部材24を形成したが、1種類の材料で蓋部材24を構成してもよい。この場合、端子36a,36bの固定強度を強くするために、比較的硬質の材料で蓋部材24を形成することが望ましい。
図1ないし図4に示す構造の超音波センサを作製した。まず、アルミニウム製のケース12の内側底面に、圧電素子18を貼り付けた。そして、圧電素子18とケース12の側壁にワイヤ38a,38bの一端を半田付けした。また、圧電素子18には、フェルト22を接着した。一方、PPS製の基板28に形成した端子孔34に端子36a,36bを圧入し、基板28をシリコンゴム製の固定部26に嵌め込んだ。基板28に圧入した端子36a,36bにワイヤ38a,38bの他端を半田付けし、ケース12に固定部26を嵌め込んだ。そして、固定部26に形成した貫通孔40から発泡性シリコンをケース12内に注入し、60℃で加熱発泡硬化させた。このとき、貫通孔40から押し出された発泡性シリコンを取り除き、超音波センサを作製した。このような超音波センサについて、蓋部材24の固定部26に形成される貫通孔40の断面積を変えて、ケース12内における発泡性シリコンの充填状態を観察し、その良否を判定した。その結果を、表1に示す。
Figure 2006352829
表1の試料番号3,6,7からわかるように、貫通孔40の断面積Shが5(mm2)を超えたり、貫通孔40の断面積Shとケース12の開口部の断面積Scの比Sh/Scが0.3を超えると、発泡性シリコンを発泡させる際に、貫通孔40から発泡性シリコンが容易に押し出され、ケース12内の内部圧力が十分に得られないため、ケース12内において均一に発泡性シリコンを充填することができなかった。また、表1の試料番号1からわかるように、Sh/Scが0.02より小さくなると、余分な発泡性シリコンが貫通孔40から押し出されず、ケース12内の内部圧力が高くなって、発泡性シリコンの充填が不均一となり、蓋部材24の固定部26が変形した。それに対して、Sh≦5(mm2)、0.02≦Sh/Sc≦0.3の範囲では、ケース12内において、発泡性シリコンが均一に充填された。
図5に示す構造の超音波センサを作製した。ケース12の開口部、固定部26および基板28を円形に形成し、これらを同心円状に配置する以外は、実施例1と同様にして超音波センサを作製した。比較例として、基板28の形状を楕円形とし、基板28の長手方向に端子36a,36bを並べて配置した超音波センサを作製した。これらの超音波センサについて、端子36a,36bの位置精度について測定を行なった。端子36a,36bの位置精度については、ケース12の中心を基準とし、この基準からの端子36a,36bの設計位置に対するずれ量を測定した。ずれ量の測定は、端子36a,36bが並んだ向きと、それに直交する向きの2方向(X方向、Y方向)で行なった。測定のサンプル数としては、本発明の超音波センサおよび比較例とも10個とし、平均値および標準偏差(σn−1)を算出して、表2に示した。
Figure 2006352829
表2からわかるように、本発明の超音波センサでは、シリコンゴムで形成された固定部26に基板28を嵌め込むだけの簡易な組み立て方法であるにもかかわらず、非常に高い位置精度で端子36a,36bを配置することができた。
この発明の超音波センサの一例を示す平面図である。 図1に示す超音波センサのA−A断面図である。 図1に示す超音波センサのB−B断面図である。 図1に示す超音波センサの分解斜視図である。 (A)はこの発明の超音波センサの他の例を示す断面図であり、(B)はそれに用いられる固定部の平面図であり、(C)はそれに用いられる基板の平面図である。 従来の超音波センサの一例を示す図解図である。
符号の説明
10 超音波センサ
12 ケース
14 空洞部
16 凹部
18 圧電素子
24 蓋部材
26 固定部
28 基板
30 凸部
36a,36b 端子
40 貫通孔
42 発泡性樹脂

Claims (5)

  1. 有底筒状のケース、
    前記ケース内部の底面に形成される圧電素子、
    前記圧電素子を覆うようにして前記ケース内に充填される発泡性樹脂、
    前記ケースの開口部に取り付けられる蓋部材、
    前記圧電素子に電気的に接続されるようにして前記蓋部材に取り付けられる端子、および
    前記蓋部材に形成される貫通孔を含む、超音波センサ。
  2. 前記ケースの開口部断面積をSc、前記蓋部材に形成される前記貫通孔の断面積をShとしたとき、Sh≦5(mm2)かつ0.02≦Sh/Sc≦0.3の範囲にあることを特徴とする、請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 前記蓋部材は、前記ケースに固定される軟質の固定部と、前記固定部内に形成される前記固定部より硬質の基板とで構成され、
    前記基板に前記端子が取り付けられた、請求項1または請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記ケースと前記固定部とは嵌合によって固定され、前記固定部と前記基板とは嵌合によって固定される、請求項3に記載の超音波センサ。
  5. 前記ケースの開口部、前記固定部および前記基板は円形に形成され、前記ケースの開口部、前記固定部および前記基板が同心円状に配置された、請求項3または請求項4に記載の超音波センサ。
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