JP2007111702A - ツイストローラーガイド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ホルダー固定部7を設けてあるガイドボックス1と、ガイドボックスのホルダー固定部の挿入孔7aに挿入部2aが回転可能に挿入保持されているローラーホルダー2と、対のツイストローラー3と、ローラーホルダーの回転角を調整可能である捻転角調整機構5とを備え、ホルダー固定部7は上固定部8aと下固定部とに二分されていると共に上下の固定部間が第1の連結部及び第2の連結部8a2,8b2と第1の連結ボルト及び第2の連結ボルト11によって連結されており、上記挿入孔が上固定部の動作を通じて開放可能である。
【選択図】 図1
Description
当該多段式鋼片捻転ローラ装置はガイドボックスを備え、このガイドボックスにはパスラインの位置を被圧延材の送入ラインと一致させるように固定するガイドスリーブとローラーホルダーが取り付けられており、捻転ローラは被圧延材の捻転をもっぱら行い、捻転ローラにはパスラインを上下方向に調整できるように、上下方向調整装置と捻転角を調整できるように捻転角調整装置を取り付けてある。捻転角調整用として、円形プレートに歯溝が設けられている。捻転角の調整は、捻転角調整装置を回転させることにより、捻転ローラが回るようになっている。
この発明の目的は、耐久性、メンテナンス性及び捻転精度の向上を図ることにある。
この発明の第2の特徴は、第1の特徴を前提とし、結合手段が、上固定部及び下固定部の一側部にそれぞれ設けてある第1の連結部及び両第1の連結部間を結合する第1の連結ボルトと、他側部にそれぞれ設けてある第2の連結部及び両第2の連結部間を結合する第2の連結ボルトとからなり、上記第2の連結部間は隙間が開けられていることにある。
この発明の第3の特徴は、第1又は第2の特徴を前提とし、ホルダー固定部の挿入孔にはその開口縁に開口端に向けて上がり勾配の勾配部を設けてあり、ローラーホルダーの挿入部の端部には上記勾配部に当接可能な勾配部を設けてあることにある。
この発明の第4の特徴は、第1乃至第3のいずれかの特徴を前提とし、捻転角調整機構が、ローラーホルダーの挿入部の外側に設けてある調整板と、この調整板の上部に形成してあるギヤと、上記ホルダー固定部に設けてあって上記ギヤに噛み合っているツイストピニオンとからなることにある。
この発明の第5の特徴は、第1乃至第4のいずれかの特徴を前提とし、対のツイストローラーの面間を調整するための面間調整機構をローラーホルダーに取り付けてあり、上記面間調整機構が偏心軸と、この偏心軸と一体に設けてある支持軸と、この支持軸と一体に設けてあるギヤと、このギヤに噛み合っているセンターピニオンとを備えていることにある。
ホルダー固定部7は、図1及び図4に示すようにその中央部に図4の紙面に垂直方向に挿入孔7aを貫通してある。ホルダー固定部7の挿入孔7aの軸心方向の両側の開口縁部の全周にこの開口端に向けて上がり勾配の勾配部7b1,7b2を形成してある(図7)。またホルダー固定部7はその中央部から上下方向に二つ割り(二分)されており、上側を上固定部8aとし、下側を下固定部8bとしている。上固定部8aは、下固定部8bに対して結合手段を介して分離可能に接続されている。
結合手段について説明すると、図4〜図6に示すように、上固定部8a及び下固定部8bの一方(図4左方)の側部から第1の連結部8a1と第1の連結部8b1とが突出され、これらの連結部の上下の対向面が隙間なく接触されている。第1の連結部8a1と第1の連結部8b1は第1の連結ボルト10によって緊結状態に連結されており、このために上固定部8a及び下固定部8bの一側部が接続されている。また上固定部8a及び下固定部8bの他方(図4右方)の側部にも第2の連結部8a2と第2の連結部8b2が突出されており、これらの連結部の上下の対向面が隙間を開けて対向されている。第2の連結部8a2と第2の連結部8b2は第2の連結ボルト11によって連結されている。第2の連結ボルト11の締付操作によって、第1の連結部8a1,8b1を中心として上固定部8aと下固定部8bとの間を広げたり狭めたりして、挿入孔7aの内径を調整することができる。
またホルダー固定部7の挿入孔7aの上半分を開放するには、第1及び第2の両方の連結ボルト10,11の締付を緩めて、第1の連結部8a1を第1の連結部8b1から外して、第2の連結部8a2を第2の連結部8b2から外して、図4鎖線に示すように上固定部8aを持ち上げる。
ローラーホルダー2には、図7に示すように挿入部2aを設けてある。挿入部2aの両側には内方に向けて下がり勾配となっている勾配部2b1,2b2を設けてある。またローラーホルダー2には挿入部2aと一側(図7左側)で隣接するフランジ2cを形成してあり、このフランジを挟んで挿入部2aとは反対側(図7左側)に対のツイストローラー3を設けてある。ツイストローラー3は、図1及び図3に示すように、支持軸12に設けてある偏心軸12aを回転中心としてローラーホルダー2に取り付けられている。偏心軸12aは、その上部に支持軸12と一体的に形成されている。支持軸12はローラーホルダー2内に回転可能に配置されており、面間調整機構4と連動関係にある。
ローラーホルダー2の挿入部2aの外側(図7右側)の外周部には調整板13を一体に設けてあり、上側が扇形に形成されている。ローラーホルダー2の他側部にはガイドスリーブ14を挿入してある。
図1及び図7に示すようにローラーホルダー2の挿入部2aはホルダー固定部7の挿入孔7a内に回転可能に挿入されている。ローラーホルダー2のフランジ2cと調整板13とはホルダー固定部7をその両側から挟むように位置されている。
挿入部2aはホルダー固定部7の挿入孔7a内に挿入されている状態で、勾配部2b1,2b2は挿入孔7aの勾配部7b1,7b2にそれぞれ互いに当接されている(図7)。そして挿入部2aは、挿入孔7a内において、ホルダー固定部7の両側の第1及び第2の連結ボルト10,11の締付によって保持されている。
第2の連結ボルト11のボルト操作によって、上固定部8aは下固定部8bに対して第2の連結部8a2と第2の連結部8b2との間隔が調整され、ホルダー固定部7の挿入孔7a内に挿入されているローラーホルダー2の挿入部2aに対するホルダー固定部7による固定が調整される。固定時には、挿入孔7a内周の勾配部7b1,7b2は挿入部2aの勾配部2b1,2b2に対して負荷を与えるために、ローラーホルダー2はホルダー固定部7への固定が強化され、ガタ付きのない状態で保持されている。
各ギヤ15は各支持軸12に一体的に形成されており、ローラーホルダー2の外面より側方に露出されている。ぺデスタル16はローラーホルダー2上に取り付けられている。ぺデスタル16には互いに逆ねじ関係にあるセンターピニオン17a,17bが回転自在に取り付けられており、各センターピニオンがギヤ15にそれぞれ噛み合っている。
センターピニオン17a,17bを回転させることにより、ギヤ15の回転に伴って支持軸12を介して偏心軸12aは回転し、対のツイストローラー3の面間距離が調整可能となる。
捻転角調整機構5は、調整板13、ギヤ18及びツイストピニオン19を備えている。
調整板13は上述したようにローラーホルダー2の図1右側外周に設けてあり、ホルダー固定部7の外側に配置されている。ギヤ18は調整板13の上部外周に形成されている雄ねじからなる。ツイストピニオン19は、ホルダー固定部7の上部に取り付けてある軸受け20に軸受けされている操作軸21に保持されている。ツイストピニオン19はギヤ18に噛み合っている。
操作軸21を操作してツイストピニオン19を所定角度回転させることにより、ツイストピニオンに噛み合っているギヤ18を介して調整板13と一体となってローラーホルダー2が所定角度回転可能となり、同時にツイストローラー3の軸心方向が傾斜可能となる。この結果、ツイストピニオン19の回転操作を通じて捻転角の調整が可能となる。
予め、上固定部8aを下固定部8bの上方へ切り離して、挿入孔7aの上側を開放しておき、対のツイストローラー3を有するローラーホルダー2の挿入部2aを上記挿入孔にセットし、その後上固定部8aを下固定部8b上に被せて第1及び第2の連結ボルト10,11によって上固定部と下固定部との間を連結し、挿入部を挿入孔内に回転可能に保持する。
保持する際、第2の連結ボルト11のボルト操作によって、上固定部8aは下固定部8bに対して第2の連結部8a2と第2の連結部8b2との間隔を調整し、挿入孔7aの内径を調整して、この挿入孔内に挿入されている挿入部2aに対するホルダー固定部7による保持力を調整する。
ローラーホルダー2をホルダー固定部7に納めてから、面間調整機構4を用いて対のツイストローラー3の面間を調整する。すなわち、図1に示すように、一方のセンターピニオン17a,17bを回転操作し、ギヤ15の回転を通じて支持軸12及び偏心軸12aを介して対のツイストローラー3の面間距離を調整して最適な面間距離に設定する。
また圧延ロールから進行してくる圧延材S(図2)の捻れの程度を確認して、捻れ防止のために、捻転角調整機構5を用いて捻転角を調整する。
捻転角調整機構5による捻転角の調整は、ツイストピニオン19を所定角度回転させて、ギヤ18及び調整板13を介してローラーホルダー2を所定角度回転させ、ツイストローラー3の軸心を中心として傾斜させることにより行う。
面間及び捻転角調整作業を終えた後、圧延ロールから圧延された圧延材Sを図1左方向に誘導案内する。
誘導案内の段階において、圧延材Sはツイストガイド23及びガイドスリーブ14を経て図1左方に進行されるが、捻転角調整されている対のツイストローラー3によって抱合されながら案内される。
対のツイストローラー3の交換や整備時には、第1及び第2の連結ボルト10,11の締付を解除して、図4鎖線に示すようにホルダー固定部7の上固定部8aを下固定部8bから切り離して行う。
面間調整機構4による調整はパスラインを中心として中心振り分けによるものであったが、この種の中心振り分け機構に限定されない。
2a 挿入部
2 ローラーホルダー
2b1,2b2 勾配部
3 ツイストローラー
4 面間調整機構
5 捻転角調整機構
7 ホルダー固定部
7a 挿入孔
7b1,7b2 勾配部
8a 上固定部
8b 下固定部
8a1,8b1 第1の連結部(結合手段)
8a2,8b2 第2の連結部(結合手段)
10 第1の連結ボルト
11 第2の連結ボルト
12 支持軸
12a 偏心軸
13 調整板
15 ギヤ
17a,17b センターピニオン
18 ギヤ
19 ツイストピニオン
S 圧延材
Claims (5)
- ホルダー固定部を設けてあるガイドボックスと、このガイドボックスに取り付けてあるローラーホルダーと、対のツイストローラーと、上記ローラーホルダーの回転角を調整可能である捻転角調整機構とを備えており、
上記ホルダー固定部は挿入孔を有しており、上固定部と下固定部とに二分されていると共に上記上固定部と下固定部とが結合手段によって連結されており、上記挿入孔が上固定部の動作を通じて開放可能であり、
上記ローラーホルダーは挿入部を設けてあり、
上記対のツイストローラーは上記ローラーホルダーに偏心軸を回転中心として設けてあり、
上記ローラーホルダーの挿入部は上記ホルダー固定部の挿入孔に回転可能に挿入されている
ことを特徴とするツイストローラーガイド。 - 結合手段は、上固定部及び下固定部の一側部にそれぞれ設けてある第1の連結部及び両第1の連結部間を結合する第1の連結ボルトと、他側部にそれぞれ設けてある第2の連結部及び両第2の連結部間を結合する第2の連結ボルトとからなり、上記第2の連結部間は隙間が開けられていることを特徴とする請求項1記載のツイストローラーガイド。
- ホルダー固定部の挿入孔にはその開口縁に開口端に向けて上がり勾配の勾配部を設けてあり、ローラーホルダーの挿入部の端部には上記勾配部に当接可能な勾配部を設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のツイストローラーガイド。
- 捻転角調整機構は、ローラーホルダーの挿入部の外側に設けてある調整板と、この調整板の上部に形成してあるギヤと、上記ホルダー固定部に設けてあって上記ギヤに噛み合っているツイストピニオンとからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のツイストローラーガイド。
- 対のツイストローラーの面間を調整するための面間調整機構をローラーホルダーに取り付けてあり、上記面間調整機構が偏心軸と、この偏心軸と一体に設けてある支持軸と、この支持軸と一体に設けてあるギヤと、このギヤに噛み合っているセンターピニオンとを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のツイストローラーガイド。
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