JP2007146404A - コンテナハウスの連結機構 - Google Patents

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和浩 朝倉
Tadashi Kubota
忠 久保田
Yoshikazu Suzuki
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Abstract

【課題】 コンテナハウスを桁方向及び妻方向に連結できる連結機構を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は上記目的を達成するためにコンテナハウス1の端部に設けられる柱3の上下端部に固設せられ、且つ、桁方向及び妻方向の梁も固設されるブロック体2であって、該ブロック体2にはコンテナハウス1の桁方向及び妻方向の連結を可能にすべくボルト等による連結部8,9が設けられ、ボルト等の連結手段によりコンテナハウス1,1が桁方向及び又は妻方向にも連結されるように構成されたコンテナハウスの連結機構を提供するものである。
【選択図】図3

Description

この発明はコンテナハウスの連結機構に関するものであり、特に、コンテナハウスの柱及び梁の強度に関係なくコンテナハウスの連結力を確保でき、且つ、妻方向及び桁方向の連結を可能としたコンテナハウスの連結機構に関するものである。
従来の此種コンテナハウスの連結方式としては、隣接して相互に連結せられるべきコンテナハウスの接続部端部に固設せられている柱に切り欠きを設け、該切り欠きを相互に嵌合する等して双方のコンテナハウスを連結していた。この場合は連結力に制限があり、強固に連結すれば柱の強度が不足する。
又、隣接するコンテナハウスの端部内側縁に縦方向へ固設されている柱同志をつき合わせ、そして、該柱相互の所々に対向してボルトを挿通するための貫通孔を開穿し、該貫通孔にボルトを挿通し、ナット等を用いてボルト締めする等して隣接するコンテナハウスを相互に連結するものも知られている。(例えば、特許文献1参照)
特開平9−324541号公報(図3、図4)
従来の上記コンテナハウスの連結手段は、何れも、例えば桁方向の連結を実行したときは、妻方向の連結は他の連結手段を採択して連結せざるを得ないので、コンテナハウス端部内側縁に立設されている柱同志のつき合わせ及び切欠等の嵌合手段又はボルト締め等の連結手段を用いる場合は前述したように例えば桁方向のみの連結となり、妻方向の連結は不可能であった。而も、柱に直接切り欠き、又はボルトの挿通孔を開穿するのであるから、柱の強度が低下する等の欠陥もあった。
そこで、コンテナハウスを連結するとき、桁方向のみならず妻方向の連結も可能にし、且つ、連結によって柱、梁の構造体の強度には関係なくコンテナハウスの連結ができ、合わせて2階建の構築も容易、確実に実行できるようにするために解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
この発明は上記目的を達成するために提案せられたものであり、請求項1記載の発明は、コンテナハウスの端部に設けられる柱の上下端部に固設せられ、且つ、桁方向及び妻方向の梁も固設されるブロック体であって、該ブロック体にはコンテナハウスの桁方向及び妻方向の連結を可能にすべくボルト等による連結部が設けられ、ボルト等の連結手段によりコンテナハウスが桁方向及び又は妻方向にも連結されるように構成されたコンテナハウスの連結機構を提供するものである。
この構成によれば、上記ブロック体はコンテナハウスの四隅に立設される柱の上下端部に固設され、更に、桁方向及び妻方向の梁が固設される。梁間の水平方向の上下2面と鉛直方向の4面には夫々外壁材等が架設されてコンテナハウスが形成される。
そこで、該コンテナハウスは例えば桁方向を接続しようとするときは、該コンテナハウスを桁方向に並設し、そして、柱の上下に固設されているブロック体に設けられている桁方向の連結部を介し、例えばボルト等の連結手段によって隣接するコンテナハウスを桁方向に連結する。又、妻方向に連結しようとする際には前記ブロック体に設けられている妻方向の連結部を介し、ボルト等の連結手段によって隣接するコンテナハウスを妻方向に連結する。
又、請求項2記載の発明は、上記ブロック体は、桁方向及び妻方向を同時に夫々対峙する連結部を介して十字状に連結されることができるように構成されたコンテナハウスの連結機構を提供するものである。
この構成によれば、コンテナハウスの四隅に設けられているブロック体を桁方向及び妻方向を同時に隣接させて相互につき合わせ、そして、各ブロック体の夫々対峙する桁方向及び妻方向の連結部を介してボルト連結等の手段により連結すれば、平面視十字状の連結部分が形成される。
更に、請求項3記載の発明は上記ブロック体には天井側及び底部側にも連結部が設けられているコンテナハウスの連結機構を提供するものである。
この構成によれば、底部側に設けられている開穿孔を介して基礎に連結固設することができる。又、コンテナハウスを2階建に組立てる場合、前記基礎上に構築された下部のコンテナハウス上に他のコンテナハウスを載置し、そして、天井側の連結部と前記上部のコンテナハウスの底部側に設けられている連結部とをつき合わせて、ボルト等による連結手段を用いて連結し、2階建のコンテナハウスを構築する。
請求項1記載の発明は、主としてコンテナハウスの四隅に設けられている柱の上下端部にブロック体が固設され、そして、該ブロック体には桁方向及び妻方向の双方向に夫々ボルト挿通孔等より形成される連結部が設けられているので、例えばコンテナハウスを桁方向に連結する場合は桁方向にコンテナハウスを並置し、そして、隣接の柱同志をつき合わせ、双方のブロック体の桁方向に設けられている連結部を介して、例えばボルト等の連結手段によって連結する。斯くして、コンテナハウスは桁方向の連結が容易に実行される。
又、妻方向の連結も同様である。このとき、構造体としての柱及び梁とは別部材としての構造体の一部を形成しているので、前記連結するためのボルト締結力はブロック体に負荷されることになり、依って、柱、梁の構造体には前記負荷がかゝらないので柱、梁の強度を充分に維持できるとともに、前記連結力も充分に確保することが可能となる。更に又、柱に直接切り欠き等を設けず、或いは隣接の柱同志の任意の対峙する個所にボルト挿通孔を開穿して、該ボルト挿通孔にボルトを挿通して締結する従来方式に比し、柱の強度の低下を招くことなくコンテナハウスの桁方向及び又は妻方向の連結が強固且つ、確実なものとなる。
請求項2記載の発明は、桁方向及び妻方向の連結を同時に実行することにより、請求項1記載の発明の効果に加え、コンテナハウスを十字状に隣接して連結することができる。依って、十字状に形成されるコンテナハウスは桁方向及び妻方向において相互に隣接して連結されることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、底部側に設けてある連結部は基礎に直接、ボルト等の連結手段によって連結されてコンテナハウスを基礎上に立設することができる。又、天井側の連結部はコンテナハウスを2階建に組立てる場合、前記基礎上に構築された下部のコンテナハウス上に他のコンテナハウスを載置し、そして、該天井側の連結部と前記上部のコンテナハウスの底部側に設けられている連結部とをつき合わせてボルト等による連結手段を用いて連結し、2階建のコンテナハウスを構築することが可能となる。
更に又、前記天井側の連結部は、前記2階建の構築を実施しない場合においては、隣接する双方のブロック間に別途作製した連結用の鋼板を架設し、該鋼板の両端近傍にボルト挿通孔を開穿して、夫々天井側の前記連結部に対峙させてボルト等の連結手段によって該鋼板を天井側連結部に結合することにより、コンテナハウスを桁方向及び又は妻方向の何れにも連結することができる。このとき、作業者は天井面から連結作業を実施できるから、該連結作業が容易、確実且つ、強固なものとして実行できる。
本発明は、コンテナハウスを連結するとき、桁方向のみならず妻方向の連結も可能にし、且つ、該連結によって柱、梁等の構造体の強度には影響を及ぼすことなく、コンテナハウスの連結を可能にすると云う目的達成のために、コンテナハウスの端部に設けられる柱の上下端部に固設せられ、且つ、桁方向及び妻方向の梁も固設されるブロック体であって、該ブロック体にはコンテナハウスの桁方向及び妻方向の連結を可能にすべくボルト等による連結部が夫々双方向に設けられ、ボルト等の連結手段によりコンテナハウスが桁方向及び又は妻方向にも連結されるように構成されたことを特徴とするコンテナハウスの連結機構を提供することによって実現した。
以下、本発明の好適な実施例を図1乃至図7に従って詳述する。図1中、1はコンテナハウスを示し、同図(a)は単体としてのコンテナハウス1を示す。同図(b)はコンテナハウス1を桁方向及び妻方向を同時に十字状に連結した状態を示す。又、同図(c)はコンテナハウス1を妻方向に3棟連結した状態を示し、同図(d)は桁方向2連棟、及び妻方向2連棟に連結した状態を示す。
本発明はコンテナハウス1を桁方向及び又は妻方向に連結できるように構成されたものである。
図2はコンテナハウス1にブロック体2の取付位置を示す平面図である。同図(a)は単体としてのコンテナハウス1の四隅にブロック体2が夫々取付けられる。即ち、該ブロック体2は同図において、コンテナハウス1の左側上方隅部に取付けるものをブロック体2L1とし、同下方隅部に取付けるものをブロック体2L2とする。又、同図において右側上方隅部に取付けられるものを2R1とし、下方隅部に取付けられるものを2R2とする。
而して、上記ブロック体2L1と2R1及び2L2と2R2には夫々桁方向梁材4,4を結合するための第1ボス部5,5及び5,5が夫々対峙して突設され、そして、該桁方向梁材4,4を夫々ブロック体2L1と2R1及び2L2と2R2間に架設して固着できるように構成されている。
又、妻方向においては、上記ブロック体2L1と2L2及び2R1と2R2には夫々妻方向梁材6,6を結合するための第2ボス部7,7及び7,7が夫々対峙して突設され、そして、該妻方向梁材6,6を夫々ブロック体2L1と2L2及び2R1と2R2間に架設して固着できるように構成されている。斯くして、例えば図2(b)に示すように桁方向及び妻方向に夫々2連棟連結される場合は中心部に十字状部分Pの連結部が形成されて、各棟は同時に桁方向及び妻方向の連棟連結が可能となる。
次に、図3に従ってブロック体2の詳細について説明する。図中左側のブロック体2は図2(a)に示すコンテナハウス1の右側の両隅部に配設される前記ブロック体2R1及び2R2を示し、図中右側のブロック体2は図2(a)に示すコンテナハウス1の前記左側両隅部に配設されるブロック体2L1及び2L2を示す。而して、各ブロック体2L1,2L2,2R1,2R2を介して隣接のコンテナハウス1,1の桁方向及び妻方向にて連結されるときには、例えば図2(b)における十字状部分Pを例にとれば、左側上方のコンテナハウス1の隅部には前記2R2が配設され、そして、左側下方のコンテナハウス1には前記2R1が取付けられており、更に、右側上方のコンテナハウス1には前記2L2が配設され、右側下方のコンテナハウス1には前記2L1が配設される。斯くして、各ブロック体2には桁方向及び妻方向の双方向に桁方向梁4,4及び妻方向梁6,6が夫々架設される。
又、該ブロック体2は柱3の上下に溶接その他の手段によって固設される。図示例においては、上下のブロック体2,2は構造が異なるものを採択しているが、同一構造のものであってもよい。而して、上下のブロック体2は同一の作用効果を奏するのであり、双方相俟って桁方向及び妻方向の連結を可能とする。依って、上下のブロック体2,2の構成が共通している部分は同一の符号を付し、そして、下部ブロック体2の構成上の異なる部分は別途に符号を付して説明するものとする。
而して、柱3の上端部に固設されるブロック体2の上部本体2aは断面中空方形に形成されているが、之に限定せられるべきではなく、要は桁方向梁材4及び妻方向梁材6が固設される基部であって、構造体としての強度を保持するものであればよい。
更に又、柱3の上端部に固設されるブロック体2の上部本体2aには夫々桁方向連結部8及び妻方向連結部9が設けられている。即ち、桁方向の隣接面を開放した桝型の上部本体2aには桁方向連結部8としてリング状のボルト挿通ボスが桁方向に対峙して設けられ、そして、該桁方向連結部8,8をボルト(図示せず)にて締結すれば、隣接するコンテナハウス1,1が桁方向に連結される。
更に、前記妻方向連結部9は該上部本体2aの妻方向隣接面の壁部2c,2cに夫々ボルト孔が対峙して開穿されて成り、そして、該妻方向連結部9をボルト(図示せず)等の連結手段にて連結することにより、妻方向にコンテナハウス1,1が連結される。
又、柱3の下端部に固設されるブロック体2の下部本体2bには図3右側に示すように第1ボス部5,5、第2ボス部7,7が固着され、また、妻方向連結部9,9が設けられ、妻方向の連結は該妻方向連結部9,9をボルト(図示せず)等の連結手段にて行うか又は前記第1ボス部5,5の上面5a,5aに開穿孔12,12を設けると共に、該第1ボス部5,5の上面5a,5aに別途作成した連結用鋼板(図示せず)を架け渡し、該連結用鋼板の両端部近傍に前記各開穿孔12,12に対峙する個所にボルト孔を開穿し、ボルト(図示せず)により前記連結用鋼板を用いて、双方の下部本体2b,2bを妻方向に連結することにより行う。
一方、桁方向の連結は前記第2ボス部7,7の上面7a,7aに開穿孔13,13を設けると共に、該第2ボス部7,7の上面7a,7aに別途作成した連結用鋼板(図示せず)を架け渡し、該連結用鋼板の両端部近傍に前記各開穿孔13,13に対峙する個所にボルト孔を開穿し、ボルト(図示せず)により前記連結用鋼板を用いて、双方の下部本体2b,2bを桁方向に連結することにより行う。
又、前記下部本体2b,2bの夫々の底部2d,2dに開穿孔10,10が設けられ、該開穿孔10は夫々基礎(図示せず)に直接ボルト等の連結手段によって連設することにより、コンテナハウス1を基礎上に立設することもできる。更に又、前記上部本体2a,2aの天井部2e,2eにも連結部としてのボルト孔11,11を設け、そして、コンテナハウス1を2階建に築造する際には、該上部本体2a,2aに設けた前記ボルト孔11,11に他のコンテナハウス1の下部本体2b,2bの底部2d,2dに開穿された開穿孔10,10と対峙させて、ボルト等の連結手段によって連結することにより、2階建を構築することができる。勿論、該2階建は桁方向及び妻方向の何れにも連設することができる。
又、図4は図3の他の実施例を示すものであるが、構成は殆ど共通している。相違する部分は上下の本体部2a,2bに設けた桁方向連結部8の構成が少し異なっているが、作用効果は全く同一であり、その余の構成も一致している。
尚、下部本体2bの第1ボス部5の上板5a及び第2ボス部7の上板7aには夫々ボルト孔12,12…が開穿されているが、之は桁方向梁材4及び妻方向梁材6を結合するときに用いられる。
又、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
(a)単体としてのコンテナハウスの斜視図。
(b)コンテナハウスを十字状に連結した状態を示す斜視図。
(c)コンテナハウスを妻方向3連に連結した状態を示す斜視図。
(d)コンテナハウスを桁2連、妻2連に連結した状態を示す斜視図。
(a)コンテナハウスにブロック体を取付けた状態を示す解説平面図。
(b)コンテナハウスを十字状に連結した状態を示す解説平面図。
ブロック体を柱の上下端部に取付けた状態を示す分解斜視図。 図3の他の実施例を示す分解斜視図。 ブロック体を桁方向に連結した状態を示す斜視図。 ブロック体を妻方向に連結した状態を示す斜視図。 ブロック体を十字状に連結した状態を示す斜視図。
符号の説明
1 コンテナハウス
2 ブロック体
2a 上部本体
2b 下部本体
8 桁方向連結部
9 妻方向連結部
10 開穿孔
11 ボルト孔
P 十字状部分

Claims (3)

  1. コンテナハウスの端部に設けられる柱の上下端部に固設せられ、且つ、桁方向及び妻方向の梁も固設されるブロック体であって、該ブロック体にはコンテナハウスの桁方向及び妻方向の連結を可能にすべくボルト等による連結部が設けられ、ボルト等の連結手段によりコンテナハウスが桁方向及び又は妻方向にも連結されるように構成されたことを特徴とするコンテナハウスの連結機構。
  2. 上記ブロック体は、桁方向及び妻方向を同時に夫々対峙する連結部を介して十字状に連結されることができるように構成されたことを特徴とする請求項1記載のコンテナハウスの連結機構。
  3. 上記ブロック体には天井側及び底部側にも連結部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のコンテナハウスの連結機構。

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JP2022172729A (ja) * 2021-05-07 2022-11-17 株式会社パークホームズ コンテナハウス

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