JP2007182006A - 製本システム - Google Patents

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Tetsuo Hirata
哲郎 平田
Motoi Nakamichi
基 中道
Norishige Kato
典成 加藤
Yasushi Saitsu
靖 才津
Takehiro Ogushi
岳大 小串
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Abstract

【課題】印刷された標題を背表紙の中心位置に合わせるように製本するとき、タイトル位置の補正を何回か行う必要であり、用紙を無駄に使うことになる。
【解決手段】本構成用紙と表紙が印刷された冊子を、コピーモードで画像形成し、くるみ製本するまでをインラインで処理することが可能とし、表紙原稿のセンターを基準として最初に読み込み、2頁以降は本構成用紙と判断して用紙の片側を基準として読み込むことにより、背表紙のタイトル位置が常に製本されたときセンターに配置されるようにした製本システムを提供することである。
【選択図】図1

Description

画像形成装置と製本装置を接続して製本を行う製本システムに関し、特に背表紙の印字位置に関する。
近年、複写機、プリンタ、これらの複合機等の画像形成装置により画像が記録された用紙に対して、ステイプル手段を使った綴じ処理、用紙束の一端面に接着剤を塗布し、一端面に表紙を接着し、用紙束を表紙用紙でくるんで製本するくるみ製本処理などの複数の後処理手段を有する製本装置が提供されている。
さらに製本する表表紙、背表紙、裏表紙には冊子内容を明記するために、標題などが印刷された表紙用紙が使用されことが多い。製本処理に際して印刷された表紙用紙を後処理装置側の表紙給紙手段から供給する方式が多く用いられている(例えば特許文献1)。
また印刷された表紙用紙を使用せず、後処理側に専用に設けた印刷手段等を使用して印刷する方法が提案されている(例えば特許文献2)。
特開2004−209869号公報 特開平8−85275号公報
しかしながら特許文献1に記載の画像形成システムの場合は、印刷された標題を背表紙の中心位置に合わせるように製本するとき、冊子の厚さが何mmになるか実際に試し刷りを行ない、かつ標題位置の補正を何回か行う必要であり、用紙を無駄に使うことになる。特許文献2では背表紙への印刷を入力するとき、予め画像形成装置の操作部画面から製本時の厚さを入力することによって、背表紙へのタイトルが適切になるように考えられている。
しかし製本時の厚さが実際には何mmになるかは、やはり実際に試し刷りを行わなければ、正確な厚さが判らず用紙を無駄に使うことになる。
また、特許文献1または特許文献2では、用紙に記録する手段としてパーソナルコンピュータ(以下パソコンPCという)等の文書作成機能を使って印字(プリント)出力し、複数枚の用紙の束を綴じて冊子を形成する方法であるが、しかし表紙等の原稿は内容を明確にするために特殊文字を使用したり、写真や手書きイラスト画などを使って、原稿用紙に印刷されていることが多い。
このように実際には、くるみ製本にて冊子を作成する場合、冊子内容を何度も校正した原稿や表紙原稿をコピーモードでコピーして製本処理する使い方が広くおこなわれている。
本発明の目的は、本構成用紙(本身ともいう)と表紙が印刷された冊子を、コピーモードで画像形成し、くるみ製本するまでをインラインで処理することが可能とし、特に背表紙の標題位置が、製本されたとき冊子束の中心に配置されるようにした製本システムを提供することである。
上記目的は、下記構成により達成することができる。
1.画像形成装置と、前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置から排出される用紙を集積部に順次送り込み、集積された用紙束の背面を表紙でくるんで製本するくるみ製本処理機能を有する後処理装置と、を備える製本システムにおいて、前記画像形成装置が有する操作手段から、原稿をコピーするコピーモードが選択され、かつ後処理はくるみ製本をおこなうことが選択されたとき、
原稿読込開始時に1頁目にセットされた用紙をくるみ用の表紙と判断し、原稿用紙の中心でかつ用紙搬送方向に対して垂直な方向を用紙のセンターとし、前記用紙のセンターをセンター基準として表紙原稿画像の読込を実行し、読み込んだ表紙原稿画像の情報をくるみ用の表紙のサイズ情報とともに第1のメモリに保存し、2頁目以降の原稿は本身と判断して、原稿用紙の片側を片側基準にして本身原稿画像の読込を実行し、各頁ごとの本身原稿画像の情報を頁番号とともに第2のメモリに保存する制御をおこなう画像形成制御手段を有することを特徴とする製本システム。
2.前記画像形成制御手段は、くるみ表紙を作成する場合、第1のメモリに保存されたデータに基づいて、前記用紙のセンターの位置と、前記読み込んだ表紙原稿画像の情報を印字する印字位置が一致するように制御し、
本身を作成する場合は、第2のメモリに保存されたデータに基づいて、用紙の片側を基準にして本身原稿画像の情報を印字するように制御することを特徴とする1に記載の製本システム。
3.前記表紙原稿画像の情報がくるみ表紙用紙の前記センターの位置に印字された画像を、前記本身原稿画像の情報を印字した用紙束の背面中央長手方向の位置と一致させて、くるみ製本をおこなうことを特徴とする1または2に記載の製本システム。
本発明によれば、原稿読込開始時に1頁目にセットされた用紙をくるみ用の表紙と判断し、原稿用紙の中心でかつ用紙搬送方向に対して垂直な方向を用紙のセンターとし、前記用紙のセンターをセンター基準として表紙原稿画像の読込を実行し、読み込んだ表紙原稿画像の情報をくるみ表紙情報とともに第1のメモリに保存し、2頁目以降の原稿は本身と判断して、原稿用紙の片側を片側基準にして本身原稿画像の読込を実行し、各頁ごとの本身原稿画像の情報を頁番号とともに第2のメモリに保存する制御をおこなう画像形成制御手段を有することにより、背表紙に標題印字する位置と用紙束のセンター位置とを一致させる制御が可能となる。
また、前記画像形成制御手段は、くるみ表紙を作成する場合第1のメモリに保存されたデータに基づいて、表紙用紙のセンター位置と画像データのセンター位置が一致するように制御し、本身を作成する場合は第2のメモリに保存されたデータに基づいて、用紙の片側位置と画像データの片側位置が一致するように制御することができるので、ユーザは操作部画面からくるみ製本を選択し、原稿の1枚目のセンターに背表紙用のタイトルを記載することにより、製本の背表紙にタイトル部がレイアウトされる。
さらに、この製本システムは、前記表紙原稿画像の情報がくるみ表紙用紙の前記センターの位置に印字された画像を、前記本身原稿画像の情報を印字した用紙束の背面中央長手方向の位置と一致させたくるみ製本をおこなうことが可能である。
次に、本発明の製本装置、画像形成装置、及び製本システムを図面に基づいて説明する。
〈画像形成装置A〉
図1は画像形成装置Aと製本装置Bとを備えた製本システムの全体構成図である。
画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、及びクリーニング手段6を配置した画像記録手段を有する。画像記録手段は、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。なお画像データはパソコンPCなどの外部機器としての画像データ作成手段などから作成され受信した受信画像情報でも良い。
また以下の説明において本構成用紙を用紙S1、複数枚の用紙S1で構成される用紙束を用紙束Sa、表紙用紙を表紙S2、用紙束Saに表紙S2が接合された冊子としての本を本S3という。
紙収容部は用紙S1を収容する用紙収容部7Aと表紙S2を収容可能な表紙用紙収容部7Fを備え、紙収容部から給紙された用紙S1は転写位置へと送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用紙S1上に転写される。その後に、用紙S1は除電手段5Bにより裏面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cから排出される。
なお紙収容部7Fは、用紙S1サイズの2倍の長さに背表紙厚み分の長さを加えた長さの表紙S2が収容可能になっている。具体的には紙収容部の大きさは、A3サイズ(297×420)より一回り大きなA3ノビサイズ(329×483)が収容できるようになっている。
原稿搬送装置A2は、原稿を1枚ずつ読み取り位置に搬送する。画像読み取り部A3は、原稿搬送装置A2により搬送された原稿または原稿台9に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。通信部A4は、ネットワーク機器と通信を行い、ネットワークから送信された画像形成指令を受けて画像情報としての画像信号を生成する。
用紙S1の両面に画像形成を行う場合には、用紙S1の表面に画像情報に基づく画像形成を行い、定着手段8により加熱定着された用紙S1を、搬送路切り替え板7Dにより排紙ローラ7Cに至る排紙通路から分岐し、反転搬送部7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部を通過し、用紙S1の裏面に画像を形成し、定着手段8を経て、排紙ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7Cから排出された用紙S1は、製本装置に送り込まれる。
表紙S2に画像形成を行う場合は、表紙S2の表面に画像情報に基づく画像形成を行い、定着手段8により加熱定着された表紙S2を、搬送路切り替え板7Dにより排紙ローラ7Cに至る排紙通路から分岐し、表紙S2の後端が分岐点を通過した時点で、表紙S2を挟持している各搬送ローラの回転方向を切り替え先行端を逆にして排紙ローラ7Cに向けて搬送し、排紙ローラ7Cにより装置外に排出される。このように印刷面を下側に反転させるのは、後述する糊付け製本装置Bにおいて、表紙を糊付けする際に表紙の印刷部が外側になるようにするためである。
像担持体1の画像処理後の表面は、クリーニング手段6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
DPは各種操作モードを選択し、かつ表示を行う操作部である。
つぎに第1の実施例として、製本手段に糊を用いたくるみ製本装置B(糊付け製本装置Bという)について説明するが、本発明は本実施の形態にこだわらない。
図2は製本装置Bの正面概略断面図である。
製本装置Bは画像形成装置Aから排出された用紙S1を排紙皿20または用紙反転部40に搬送する搬送部10、用紙反転部40から1枚ずつ送り込まれた用紙S1を集積する集積部50、接着剤を塗布するための塗布手段60、第2の表紙収容部としての表紙収容部80、第2の表紙S2Bを給紙する給紙ローラ83、表紙S2、S2Bを用紙S1の束に対応した長さに断裁する断裁手段としてのカッター81、表紙を支持する表紙支持部90及び本排出部100を有する。
なお第2の表紙S2Bとは、本発明の表紙S2の他に、初めから表紙として準備してある表紙のことで、製本装置の下部に設けられた表紙収容部80の給紙トレイ801に収容されている。
表紙S2Bは既に印刷された用紙を表紙として使う場合、または印刷する必要がないが表紙が必要な場合等のときに使用される。さらに表紙S2Bを使用することにより画像形成装置から排出される表紙S2を使用するよりも製本完成までの時間が短縮でき生産性が向上する利点がある。
切り替えゲートG1は画像形成装置Aから排出された用紙S1または表紙S2の搬送路の切り替えを行う。
画像形成装置Aから排出された用紙が用紙S1の場合、用紙S1は切り替えゲートG1によって搬送部10に送られ、搬送部10の途中に設けられた切り替えゲート11により排出路12を経て排紙皿20に排出されるか、又は用紙反転部40に搬送される。製本指定が操作部等で指定されていない場合、用紙S1は排紙皿20に排出される。
画像形成装置Aから排出された用紙が表紙S2の場合、表紙S2は搬送路切り替えゲートG1により搬送部H1に送られる。さらに表紙収容部80から送られる表紙S2Bとの切り替えを行う切り替えゲートG2によってカッター81を経て表紙支持部90に送られる。
なおカッター81は表紙S2のサイズの情報、用紙S1のサイズの情報、及び位置検知手段511(図3参照)において記憶されている用紙S1の束の厚さの情報に基づいた長さに表紙S2を裁断することが可能である。また、表紙S2の切り屑は収納箱83に収納される。
製本指定が操作部等で指定されている(製本処理モードという)場合、用紙S1は搬送路13を経て用紙反転部40に搬送され、用紙反転部40においてスイッチバックした後に、集積部50に搬送される。集積部50においては、設定された枚数の用紙S1が集積され、集積部50は設定枚数が集積した段階で挟持回転して、用紙S1の束(用紙束Sa)をほぼ垂直状態で保持する。
垂直状態で集積部50により保持された用紙束Saの背面に、塗布手段60により接着剤が塗布される。接着剤が塗布された用紙束Saの背面に表紙S2が接触し接着されて、本S3が作成され、本排出部100に排出される。
以下製本装置各部について図2により詳細に説明する。
搬送路13を搬送された用紙S1は、排紙ローラ14を介して揺動圧接ローラ401で搬送され、用紙S1が傾斜した反転皿402を上昇した後に、揺動圧接ローラ401が逆回転されることにより用紙S1を下方に搬送する。下方に搬送された用紙S1は集積部50に落下し集積する。
用紙反転部40を下降した用紙S1は集積部50において、支持板502及び受け板506からなる用紙支持手段により傾斜状態で支持される。
画像形成装置から順次排出された用紙S1は集積部50に集積され、用紙S1の束が形成される。束を形成する用紙S1の枚数は、画像形成装置に装着された自動原稿搬送装置を用いてカウントした原稿枚数や、パソコンPC等を介して送信された原稿画像情報から得られた原稿枚数の他、予め操作者によって入力された原稿枚数などにより設定されている。
504は集積された用紙S1の浮き上がりを抑える部材であり、用紙S1が集積部50に1枚供給される毎に接離して用紙S1を抑える。505は用紙の側縁を整合する整合板である。
設定された枚数の用紙S1が集積部50に集積された段階で、保持板503が作動して用紙S1の束を挟持保持する。
用紙束Saを挟持保持した状態で集積部50が軸501を軸にして時計方向に回転し、傾斜状態から垂直状態にする。
〈塗布工程〉
図3は用紙束Saを集積部50に垂直状態で保持し、接着剤を塗布する工程を示す。
まず、図3(a)にて保持板503による用紙の保持を説明する。
モータM4の駆動で保持板503が移動して、用紙S1の束を押圧し、押圧による駆動トルクが所定の値に達したことを検知して停止することにより、用紙S1の束が支持板502と保持板503により強固に保持される。保持板503の停止位置はエンコーダ509により検知され、位置検知手段511の記憶装置に記憶される。
次に図3(b)に示すように、用紙S1の束が保持された状態で、受け板506が反時計方向に90°回転して退避する。
図3(c)の状態では用紙束Saの下面SAが塗布ローラ63から離れている。
次に図3(d)に示すように、ホットメルト接着剤653が収容されている塗布手段60が上昇して、塗布ローラ63が用紙S1の束の図における下面に接触し、塗布ローラ63が図3の紙面に対し垂直な方向に移動して、接着剤653を下面SAに塗布する。
次に塗布工程を図4により詳細に説明する。
図4(a)において製本開始の段階では、塗布手段60はホームポジションである右端位置(第1位置)にある。塗布手段60は製本工程の開始時にホームポジションから左方向に移動するが、このホームポジションから左端位置(第2位置)への移動はモータM3で駆動されるベルト67(第2移動手段)の駆動で行われ、反転皿402(図2参照)の直ぐ下流に設けられた用紙センサSEにより集積部50に集積される用紙S1の最後の用紙S1の先端通過を検知した信号に基づいて行われる。塗布手段60が左端位置に移動する過程では、塗布ローラ63は用紙束Saの下面SAから離れている。
そして塗布手段60が左端位置から右端位置に向けて移動する図4(b)の段階で、塗布ローラ63がモータM2の駆動で上昇して用紙束Saの下面SAに接触して接着剤653の塗布を行う。
塗布手段60がホームポジションに移動した後に表紙S2の接合が行われる。
〈接合工程〉
次に用紙束Saと表紙S2の接合工程について図5を用いて説明する。
図5(a)は表紙を支持する表紙支持部90に関する概略断面図であり、表紙S2は画像形成装置Aから排出され搬送路切り替えゲートG1、G2によって表紙支持部90に収容される。
表紙S2は、表紙支持部90で整合された後、搬送ローラ84と搬送従動ローラ841に挟持され上ガイド板955と下ガイド板956の間に搬送挿入され、停止ガイド957に突き当たって停止する。なお停止ガイド957の動作機構については後述する。
1点鎖線で示す表紙支持手段901は、押圧部材91、92、押圧部材91、92を駆動するカム93、94等の複数の部材で構成されている。
さらに表紙S2は表紙搬送ローラ951と、表紙押さえ部材95,96の先端に設けられている従動ローラ952とにより搬送される。また表紙押さえ部材97は表紙の下に入り込み表紙を持ち上げる動作を行う。
表紙S2が押圧部材95,96により押しつけられた状態で、そのまま表紙支持部材901とともにモータM10の駆動により上昇し、表紙S2が糊付けされた用紙束下面SAに突き当たったことを検知する検知手段PS1と、検知手段PS1の信号を受信して制御をおこなう後処理制御手段300により、表紙支持部材901の停止位置が制御される。すなわち角背成形するときは、さらに数ミリ上昇して停止する。また平糊付け成形するときは検知後直ちに停止するように制御されている。
なお本実施例で使用する検知手段PS1は、発行部と受光部を有する光電式スイッチで、表紙S2が用紙束の下面SAの接触するときに、発信部側からの光が遮断されたことを検知してスイッチングを行う方式であるが、マイクロスイッチを用いた機械式スイッチのように、マイクロスイッチの接触子(アクチュエータ)がON/OFFすることによりスイッチングする方式であってもかまわない。
〈停止ガイド動作機構〉
前述した停止ガイド957の動作機構について図5(b)のC部拡大図と図6を用いて説明する。
停止ガイド957は、駆動ローラ959と従動ローラ960に張架されたベルト958に係止され、後処理制御手段300により制御されたモータM5により図5(b)に示す矢印方向に移動可能となっている。
図6において、支持板502は軸501を支点として時計回りに回転し垂直状態で停止する。このときの停止位置を第1の基準位置とし、第1の基準位置から停止ガイド957までの距離をmとし、その位置を第2の基準位置とすると、本発明のように背表紙の標題が、用紙束の中心になるようにするためには、Tを用紙束Saの厚さ、Lを表紙用紙の搬送方向の長さとすると、
m+T/2=L/2
となる位置に停止ガイド957を移動させなければならない。
ここで、用紙束Saの厚さTは、図3に示すエンコーダ509により検知され、位置検知手段511の記憶装置に記憶されており、用紙束厚みは算出可能である。また表紙用紙のサイズは、初期画像形成装置Aの操作部入力、または用紙サイズ検知手段により、算出可能であるので、後処理制御手段300からの支持により停止ガイド957を移動及び停止する位置については制御可能である。
〈角背成形〉
本実施例では角背成形を行う場合を示す。
図5(a)において、モータM10により、さらに数ミリ上昇したところで、表紙支持手段901は、押圧部材91,92とにより表紙S2を左右から押圧され、背表紙と表表紙の境界及び背表紙と裏表紙との境界に角を付与して、表紙S2を用紙S1に密着させ本S3が形成される。なお、押圧部材91,92が押圧している時間はおよそ5秒であり、押圧力は約200Nfである。
また押圧部材91,92の左右方向の移動手段はモータ(不図示)により駆動されるカム93,94により行われる。なお押圧部材91,92の移動は各部材にラックを設け、ラックに噛合するピニオンの回転により移動する構成であっても良い。
図7は、表紙S2の接合が完了するして、押圧部材91,92を解放し表紙支持手段901がベルト99A、99Bの駆動により下降してホームポジションに戻るところを示す。
保持板503が退避位置に移動するとともに押圧を解除する。これにより用紙束Sa及び表紙S2からなる本S3がベルト98A,98B上に落下する。ベルト98A,98Bを回転し、本S3を本排出部100側に排出する。
〈背表紙タイトル位置合わせ〉
ここで本発明の背表紙タイトル位置合わせについて図8を用いて説明する。
コピーモードの原稿読込において、糊付け製本モードが選択されたとき、原稿搬送装置A2、または原稿台9に載置された原稿の画像は、1頁目は表紙原稿と判断し、原稿の搬送方向長さの半分を基準として(図8a)原稿の読込を実行し、表紙原稿の画像情報を糊付け表紙情報と共に第1のメモリに保存する。
2頁目以降の原稿画像情報は、本身と判断し、画像片側を基準位置として(図8b)、各頁毎の原稿の読み込みを実行し、本身原稿の画像情報を本身情報と頁情報と共に第2のメモリに保存する。
このとき原稿の表紙用紙(仮表紙という)のサイズは、糊付け製本時の実際の表紙用紙(本表紙という)のサイズと必ずしも一致する必要は無く、タイトルを背表紙中心に合わせたいとき、仮表紙サイズの中心にタイトル等を記入、または印刷するだけでよい。
糊付け製本モードが開始されたとき、表紙用紙が画像形成装置の紙収容部7Fから給紙され、像露光手段3(書き込み手段)にて表紙印刷が通常の電子写真プロセスに沿って実行される。このときの表紙印刷は、第1のメモリに格納された表紙画像情報と、表紙用サイズ情報に基づいて画像形成装置Aが有する画像形成制御手段によって本表紙の中央位置が算出され、さらに文字サイズ等の最適化(プロポーショナル処理)が行われ、印字される。
2頁目以降の原稿読み取りは片側基準で行われるので、ユーザが指定する余白寸法にて印字される。
図9は上記糊付け接合が完了した時点で、冊子束端面Saの中心と背表紙のタイトル中心が一致しているところを示す斜視図である。
〈システムブロック〉
図10は本発明に係る製本システムを示すブロック図である。
画像形成装置Aは、画像形成制御手段200を有し、画像形成制御手段200は、紙有無検知手段と紙サイズ検知手段を有する記録紙収納手段7、給紙手段、紙を搬送する第1搬送手段、両面コピーするための第2搬送手段、入力と画面を表示する操作手段、画像形成手段、表紙画像情報を記憶する第1メモリと本身原稿情報を記憶する第2メモリからなる画像データ記憶手段と、これら各手段情報を後処理装置に送信するためのシリアル通信手段を制御する。
また後処理装置には、後処理制御手段300を有し、後処理制御手段300は、用紙搬送手段、用紙整合手段、用紙積載手段、糊塗布手段、糊塗布移動手段、表紙用紙積載手段とこれら各手段情報を画像形成装置に送信するシリアル通信手段を制御している。
〈フローチャート〉
図11は本発明に係る製本システムについての実施例を示すフローチャート図である。なお本フローチャートでは画像形成装置が開始からウオーミングアップを行い各手段の初期チェックが完了するまでの間は省略してある。
操作者は最初に、画像形成装置Aの操作部から糊付け製本をするかどうかの選択(ステップS101)を行い、ステップS101がYESのときはADFモードかの判定をおこなう(ステップS102)。
ステップS101がNOのときはその他の操作をおこなうサブルーチンに入る(ステップS103)。
ステップS102がYESのとき、ADFに原稿があるかどうかの判定をおこなう(ステップS104)。
ステップS102がNOのときは、原稿読込モードかどうかの判定(ステップS105)をおこないう。
ステップS105がYESのとき、プラテンに原稿がセットされているかどうかの判定(ステップS106)をおこなう。
ステップS104とステップS106がYESのとき、コピースタートの判定(ステップS107)をおこなう。
ステップS104がNOのときは、ステップS101に戻る。
コピースタート(ステップS107:YES)で原稿が一枚目かどうか(ステップS108)を判定する。ステップS107がNOのときは、S101にもどる。
ステップS108がYESのとき、表紙原稿と判断して原稿サイズを判定し、原稿読込を原稿のセンター基準で読込処理して(ステップS109)、画像データにくるみ表紙情報を付けて第1のメモリに保存する(ステップS110)。
ステップS108がNOのときは、本身原稿と判断し、原稿サイズを判定し、原稿読込を原稿用紙の片側基準で読込処理し(ステップS111)、画像データに本身情報と頁番号付けて第2のメモリに保存する(ステップS112)。
ステップS113はコピーシーケンスのサブルーチンで、図12にフロー図を示す。
ステップS113が終了しステップS114のコピーを完了するかどうかの判定をおこない、ステップS114がYESの場合、ステップS101のスタート状態にもどり、ステップS114がNOの場合は、ステップS108にもどる。
図12のコピーシーケンス(ステップS113)において、表紙情報かどうかを判定(ステップS201)し、ステップS201がYESのとき、ステップS202で第1のメモリに保存された画像データを取り出し、取り出したデータの画像センターと転写紙のセンター位置が一致するように印字処理をおこなう。
ステップS203では、くるみ製本機に対して、くるみ表紙として処理をおこない、ステップS114に戻る。
ステップS201がNOのとき、ステップS204では、第2のメモリに保存された頁毎の画像データを取り出し、画像データの片側位置と転写紙の片側基準位置が一致するように印字処理をおこなう。
ステップS205では、くるみ製本機に対し、本身として処理をおこない、ステップS114に戻る。
画像形成装置と糊付け製本装置とを備えた画像形成システムの全体構成図。 糊付け製本装置の断面図。 用紙S1の束を集積部に垂直状態で保持し、接着剤を塗布する工程を示す。 表紙貼付塗布工程を示す。 図5(a)は表紙を支持する表紙支持部に関する概略断面図である。図5(b)は停止ガイドを説明する拡大図である。 用紙束の中心と、表紙用紙中心の関係を示す図である。 表紙S2が接合後表紙押さえ部材が解除されるところを示す図である。 表紙原稿と本身原稿基準の関係を示す図である。 表紙と本身の関係を示す斜視図である。 画像形成装置と後処理装置のシステムブロック図である。 本発明の糊付け製本システムの実施例を示すフローチャート図である。 図11のサブルーチンフローチャート図である。
符号の説明
A 画像形成装置
B 製本装置
50 集積部
60 塗布手段
81 カッター
91、92 押圧部材
93,94 カム
95,96,97 表紙押さえ部材
98A,98B,99A,99B ベルト
140 ステイプル綴じ手段
511 位置検知手段
S1 用紙
S2 表紙
S3 本
SA 用紙S1の束の下面

Claims (3)

  1. 画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置から排出される用紙を集積部に順次送り込み、集積された用紙束の背面を表紙でくるんで製本するくるみ製本処理機能を有する後処理装置と、を備える製本システムにおいて、
    前記画像形成装置が有する操作手段から、原稿をコピーするコピーモードが選択され、かつ後処理はくるみ製本をおこなうことが選択されたとき、
    原稿読込開始時に1頁目にセットされた用紙をくるみ用の表紙と判断し、原稿用紙の中心でかつ用紙搬送方向に対して垂直な方向を用紙のセンターとし、前記用紙のセンターをセンター基準として表紙原稿画像の読込を実行し、読み込んだ表紙原稿画像の情報をくるみ用の表紙のサイズ情報とともに第1のメモリに保存し、
    2頁目以降の原稿は本身と判断して、原稿用紙の片側を片側基準にして本身原稿画像の読込を実行し、各頁ごとの本身原稿画像の情報を頁番号とともに第2のメモリに保存する制御をおこなう画像形成制御手段を有することを特徴とする製本システム。
  2. 前記画像形成制御手段は、くるみ表紙を作成する場合、第1のメモリに保存されたデータに基づいて、前記用紙のセンターの位置と、前記読み込んだ表紙原稿画像の情報を印字する印字位置が一致するように制御し、
    本身を作成する場合は、第2のメモリに保存されたデータに基づいて、用紙の片側を基準にして本身原稿画像の情報を印字するように制御することを特徴とする請求項1に記載の製本システム。
  3. 前記表紙原稿画像の情報がくるみ表紙用紙の前記センターの位置に印字された画像を、前記本身原稿画像の情報を印字した用紙束の背面中央長手方向の位置と一致させて、くるみ製本をおこなうことを特徴とする請求項1または2に記載の製本システム。
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