JP2007227984A - 基板処理装置 - Google Patents

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勝司 吉岡
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Abstract

【課題】高い基板処理能力を保持しつつ平面占有面積が抑制された基板処理装置を提供する。
【解決手段】処理ユニットを配置した複数の処理経路を、往復することよって一連の処理が可能となるように、積層配置する。これにより平面占有面積の低減と基板処理能力の増大が図れる。また、役割および動作範囲が限定された移載ロボットR1、R3〜R10を同時かつ並行に動作させることにより、各処理ユニットにおいて間断なき処理が可能となり、処理効率を高めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板等(以下、「基板」と称する)に所定の処理を行う基板処理装置に関する。
周知のように、半導体や液晶ディスプレイなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製造されている。
こうした複数の工程を含む製造ラインにおける製造効率および製造能力を高めるために、従来から、それぞれの処理工程を担当する処理部を複数備えた基板処理装置の開発・実用化が行われてきた。
例えば、上述の諸処理のうち、レジスト塗布処理および現像処理を行う基板処理装置(いわゆるコータ&デベロッパ)においては、レジスト塗布、現像、加熱、冷却などの各処理を担うユニットをそれぞれ複数備えることにより、待ち時間を低減して製造効率および製造能力の向上を図ってきた。
そうした従来の基板処理装置においては、各処理部間の基板の授受を、多くの場合、1台の搬送ロボットにて担っていた。従って、処理部の数が増加するにつれ、搬送ロボットはより複雑な動作を要求され、それに伴ってその構造も複雑化せざるを得なくなってきた。その一方で、1台の搬送ロボットの搬送能力には限界があり、それを越える処理部の配置は、処理フローの停滞を招くだけであることから、従来の基板処理装置における装置構成では、処理効率および処理能力に限界があった。
また、上述のように処理部が増加することに伴って、基板処理装置は大型化せざるを得なくなってくるが、基板処理装置は、クリーンルームという面積が限られた空間に配置されることを踏まえると、基板処理装置の平面占有面積は、できるだけ小さいことが望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高い基板処理能力を保持しつつ平面占有面積が抑制された基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板処理装置であって、それぞれが複数の処理ユニットを含むユニット群を有し、所定の基板処理シーケンスに係る処理を行う複数のプロセス部が積層配置されてなり、前記複数のプロセス部が少なくとも、前記基板処理シーケンスとして薬液膜の形成を行う第1のプロセス部と基板に形成された露光パターンの現像を行う第2のプロセス部とを有してなり、前記複数のプロセス部がいずれも、それぞれにおいて前記ユニット群に含まれる少なくとも1つのユニットが配置された複数のユニット配置部と、前記複数のユニット配置部の間に設けられ、基板の受け渡しを行う受け渡し手段と、前記プロセス部において処理待ち状態の基板を収容可能な収容手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、基板処理装置の平面占有面積を抑制することができる。
<装置概要>
図1は、本発明の実施の形態に係る基板処理装置1の構成の概要を示す図である。図1に示すように、基板処理装置1は、装置外部との間で基板の授受を担うインデクサIDと、基板に対し所定の処理を施す複数の処理ユニットからなるプロセスモジュールPMと、露光装置であるステッパSTPとの間で基板を受け渡すインタフェースIFとを備える。なお、図1にはxyz3次元座標系を付しており、xyが水平面方向、zが鉛直方向を指し示している。以降の説明において、座標系は原則としてこれに従うものとする。
プロセスモジュールPMは、異なる処理が行われる上下2つのプロセス部からなる2段構造をとっている。以下、上段を上部プロセスモジュールUPM、下段を下部プロセスモジュールLPMとする。また、インデクサIDおよびインタフェースIFのいずれも、上部プロセスモジュールUPMおよび下部プロセスモジュールLPMのそれぞれとの間で基板を受け渡せる構造をとっている。よって、以降の説明の便宜上、インデクサIDにおいて上部プロセスモジュールに対応する部分を上部インデクサUID、下部プロセスモジュールLPMに対応する部分を下部インデクサLIDとし、インタフェースIFにおいて上部プロセスモジュールに対応する部分を上部インタフェースUIF、下部プロセスモジュールLPMに対応する部分を下部インタフェースLIFとする。さらに、上部インデクサUID、上部プロセスモジュールUPMおよび上部インタフェースUIFを上段部UFと、下部インデクサLID、下部プロセスモジュールLPMおよび下部インタフェースLIFを総じて下段部LFとそれぞれ総称することとする。
<装置各部の構成>
図2は、基板処理装置1の下段部LFの構成を示す図、図3は基板処理装置1の上段部UFの構成を示す図である。以下、図2および図3に基づいて、基板処理装置各部の構成を説明する。
インデクサIDは、複数の基板を多段に収納可能なカセットCを上部インデクサUIDおよび下部インデクサLIDのそれぞれに複数載置することができる。
いま、上部インデクサUIDに載置されるカセットCを上部カセットUC、下部インデクサLIDに載置されるカセットCを下部カセットLCとする。下部カセットLCには、基板処理装置1においてこれから処理がなされる未処理の基板Wが収納される。一方、上部カセットUCには、基板処理装置1において所定の処理がなされた基板Wが収納される。
また、下部インデクサLIDは、下部カセットLCからの基板の取り出しを担う移載ロボットR1を有している。移載ロボットR1には、アームAM1が備わっており、図示を省略する駆動機構によるy方向の水平移動、z軸方向の上下動、z軸を中心とした回転、アームAM1の伸縮などを適宜組み合わせることにより、基板Wの下部カセットLCからの取り出し、および後続の処理のためのプロセスモジュールPMに対する基板Wの受け渡しが可能となっている。一方、上部インデクサUIDは、上部カセットUCへの基板の収納を担う移載ロボットR21を有している。移載ロボットR2は、アームAM2を備えており、移載ロボットR1と同様の動作が可能で、プロセスモジュールPMにて所定の処理を終えた基板Wの受け取り、および上部カセットLCへの基板Wの収納が可能となっている。
プロセスモジュールPMは、前述のように、下部プロセスモジュールLPMと上部プロセスモジュールUPMとから構成される。
下部プロセスモジュールLPM(図2)は、露光前の薬液塗布処理等を担う箇所であり、8個の移載ロボットR3〜R10と、6個の多段熱処理部11〜16と、4個の反射防止膜塗布処理ユニットBARC1〜BARC4と、4個のレジスト塗布処理ユニットSC1〜SC4とを主として備える。
一方、上部プロセスモジュール(図3)は、露光後の現像処理等を担う箇所であり、8個の移載ロボットR11〜R18と、6個の多段熱処理部17〜22と、8個の現像処理ユニットSD1〜SD8とを主として備える。
なお、プロセスモジュールPMの中央部は閉空間になっており、上部プロセスモジュールUPMおよび下部プロセスモジュールLPMに共通したメンテナンスエリア41である。
下部プロセスモジュールLPMおよび上部プロセスモジュールUPMのいずれにおいても、3個の多段熱処理部と2個の移載ロボットとが交互に隣接配置された2つの列がx軸方向に形成されている。また、それぞれの列の両端の多段熱処理部において、y軸方向に列に垂直に移載ロボットがさらに隣接配置されている。また、後者の移載ロボットに隣接して、下部プロセスモジュールLPMにおいては反射防止膜塗布処理ユニットBARC1〜BARC4あるいはレジスト塗布処理ユニットSC1〜SC4のいずれか2個が、上部プロセスモジュールUPMにおいては現像処理ユニットSD1〜SD8が2個ずつ配置されている。
すなわち、下部プロセスモジュールLPMおよび上部プロセスモジュールUPMのいずれにおいても、2つの列における処理ユニット等の配置は全く同一であるので、それぞれの列において、同一の処理シーケンスが独立かつ並行して行われることが可能となっている。
移載ロボットR3〜R18には、それぞれにアームAM3〜AM18が備わっている。それぞれの移載ロボットR3〜R18はいずれも、図示を省略する駆動機構によるz軸方向の上下動、z軸を中心とした回転、アームAM3〜AM18の伸縮などを適宜組み合わせることにより、隣接配置された処理ユニット等との間で、基板Wの授受が可能となっている。ただし、移載ロボットR3〜R10は下部プロセスモジュールLPMの範囲内で、移載ロボットR11〜R18は上部プロセスモジュールUPMの範囲内でのみ上下動が可能である。移載ロボットR3〜R18は、水平面内を移動して基板Wを搬送することがないので、あるユニットにて基板Wを受け取ってから次のユニットに受け渡すまでの基板保持時間が短く、ユニット間にて基板を次々と移載することができる。また、水平方向の移動機構を要しないことから、構造を単純化することができる。なお、これらの移載ロボットR3〜R18については、同一の構造を持つものを用いてもよい。
多段熱処理部11〜22は、22個の加熱処理ユニットH1〜H22、16個の冷却処理ユニットC1〜C16、4個の疎水化処理ユニットA1〜A4、および基板Wの授受に用いられる12個のパスユニットP1〜P12のうちいくつかずつが組み合わされ、積層配置されることにより構成されている。それぞれの多段熱処理部11〜22によって、ユニットの組み合わされ方は異なっている。なお、それぞれの多段熱処理部11〜16において、各ユニットは実際には積層配置されているが、図2および図3においては、図示の都合上、個々の処理ユニットを平面的に配置されているがごとく示している。また、実際には積層配置されていることを強調するために、周囲に斜線を付している(以降も同様)。
また、図2および図3においてそれぞれの処理ユニットの符号の側に付している矢印等は、座標軸の表記方法に準じた表記によって、各処理ユニットの開口方向を表している。これは、矢印の先端側に位置する移載ロボットが有するアームが当該処理ユニットにアクセスし、各処理ユニットとの間で基板を授受することが可能であることを示している。例えば、多段熱処理部11の冷却処理ユニットC1に対しては、移載ロボットR3のアームAM3と移載ロボットR4のアームAM4とがアクセス可能であり、多段熱処理部14の冷却処理ユニットC5に対しては、移載ロボットR7のアームAM7と、移載ロボットR8のアームAM8とがアクセス可能である。また、例えば移載ロボットR3のアームAM3は、多段熱処理部11の全てのユニットと、多段熱処理部12のうち、パスユニットP2および加熱処理ユニットH3〜H4にアクセス可能である。
多段熱処理部11〜22を構成するそれぞれの処理ユニットのうち、パスユニットP1〜P12は、それぞれのパスユニットを含む多段熱処理部11〜22に隣接した2つの移載ロボット間にて基板Wの授受を行うために設けられている。パスユニットとしては、例えば、3点の支持ピンが設けられ、一方の移載ロボットのアームが当該支持ピン上に基板Wを載置し、もう一方の移載ロボットが当該基板Wを取り出すことによって基板を授受する態様などが考えられる。
加熱処理ユニットH1〜H22にはそれぞれ、基板Wを所定の温度にまで加熱し、あるいは高温度状態に維持する、いわゆるホットプレートが備わっている。冷却処理ユニットC1〜C16には、基板Wを所定の温度にまで冷却し、あるいは低温度状態に維持する、いわゆるクールプレートが備わっている。なお、冷却処理ユニットC1、C3〜C5、C7〜C9、C11、C14およびC16は、2方向からのアクセスが可能となっており、パスユニットとしての機能も兼ね備えている。
さらに、疎水化処理ユニットA1〜A4は、後の処理にて基板Wに塗布されるレジストあるいは反射防止膜と基板Wとの密着性強化を目的として、基板W表面を疎水化する処理を行うためのユニットである。
下部プロセスモジュールLPMにさらに備わる反射防止膜塗布処理ユニットBARC1〜BARC4は、ステッパSTPにおける露光時のUV光の反射を防止するための反射防止膜を基板表面に塗布するユニットである。レジスト塗布処理ユニットSC1〜SC4は、基板を回転させつつその基板主面にフォトレジストを滴下することによって均一なレジスト塗布を行う、いわゆるスピンコータである。
上部プロセスモジュールUPMにさらに備わる現像処理ユニットSD1〜SD8は、露光後の基板上に現像液を供給することによって現像処理を行う、いわゆるスピンデベロッパである。
インタフェースIFは、下部インタフェースLIFと上部インタフェースUIFとの間で上下動可能な2個の移載ロボットR19およびR20を備えているほか、下部インタフェースLIFに2個のエッジ露光部31および32と、バッファカセットBF1と、移載ロボットR21とを備えており、上部インタフェースUIFに、多段露光後熱処理部33および34と、バッファカセットBF2と、移載ロボットR22とを備えている。
移載ロボットR19およびR20は、プロセスモジュールPMにて用いられている移載ロボットR3〜R18と同様の構造および機能を有するロボットであるが、移載ロボットR3〜R18がいずれも上部プロセスモジュールUPMあるいは下部プロセスモジュールLPMの範囲内でのみ上下動が可能であるのに対して、インタフェースIFの移載ロボットR19およびR20は、上部インタフェースUIFと下部インタフェースLIFとの間で自在に上下動可能である点で相異している。すなわち、移載ロボットR19およびR20は、下部プロセスモジュールLPMにてレジスト塗布処理がされた露光前の基板Wを受け取る役割と、ステッパSTPにて露光処理された基板Wを上部プロセスモジュールUPMへ受け渡す役割とを兼ね備えている。
エッジ露光部31および32は、それぞれに2個のエッジ露光ユニットE1およびE2、E3およびE4を備えている。エッジ露光ユニットE1〜E4は、基板端縁部の不要なレジスト膜を除去するエッジ露光処理を行うためのユニットである。なお、エッジ露光部31には、移載ロボットR19のみにてアクセス可能であり、エッジ露光部32には、移載ロボットR20のみにてアクセス可能である。
バッファカセットBF1およびBF2は、後段の処理に際して処理待ちとなる基板Wを収納するためのものである。バッファカセットBF1には、ステッパSTPにおける露光処理待ちの基板Wが収納され、バッファカセットBF2には、ステッパSTPにおいて露光処理された後の基板Wが収納される。
移載ロボットR21およびR22は、ステッパSTPとの間で基板の授受を行うためのロボットであり、インデクサIDに備わる移載ロボットR1およびR2と同様の構造および機能を有している。移載ロボットR21は、バッファカセットBF1に収納されている露光処理前の基板WをアームAM21によって取り出し、y方向に適宜移動した後、ステッパSTPに当該基板Wを受け渡す。移載ロボットR22は、露光処理がされた基板WをステッパSTPから受け取り、これをバッファカセットBF2に収納する。
多段露光後熱処理部33および34は、ステッパSTPによって露光処理された基板Wに対しベーキング処理およびその後の冷却処理を行うために設けられている。多段露光後熱処理部33は、3つの露光後ベークユニットB1〜B3と3つの冷却処理ユニットC21〜C23とを備える。多段露光後熱処理部34は、同様に露光後ベークユニットB4〜B6と冷却処理ユニットC24〜C26とを備える。
露光後ベークユニットB1〜B6は、露光された基板Wのレジストの触媒反応を促進することを目的とするベーキング処理を行うユニットである。一方、冷却処理ユニットC21〜C26は、基板Wのベーキング処理を速やかに終了させるために、クールプレートにて基板Wを冷却するユニットである。これらの処理がなされた基板Wに対し、上部プロセスモジュールUPMにて現像処理が行われる。
なお、プロセスモジュールPMおよびインタフェースIFには、図示を省略するファンフィルタユニットが各処理ユニットごとに、あるいはいくつかの処理ユニットに共通に機能するように備わっており、これにより、各処理ユニットに清浄化空気が供給される。
以上に説明したような構成をとることで、基板処理装置1おいては、高い処理能力が具備されるとともに、平面占有面積の増大の抑制が図られている。
<基板処理フロー>
以下、上述のような構成をとる基板処理装置1において、どのような処理シーケンスにて基板Wにおける回路パターンの形成がなされるのか、および、その際に基板がどのように搬送されていくのかを説明する。図4は、基板処理装置1の下段部LFにおいてなされる、一連の処理についてのフローを示す図である。図5は、基板処理装置1の上段部UFにおいてなされる、一連の処理についてのフローを示す図である。なお、図4および図5においては、各処理ユニット間で移載を担う移載ロボットの符号を、矢印の近傍に付している。
図4に示す下段部LFにおける処理は、ステッパSTPにおける露光処理の前段になされる処理である。まず、移載ロボットR1が、下部インデクサLIDの下部カセットLCから基板を取り出し、パスユニットP1あるいはP4に載置する(ステップS1)。以降、基板Wがどちらのパスユニットに載置されたかによって、当該基板Wに対し処理を施す処理ユニットは異なるが、なされる処理そのものはどちらの場合でも全く同一であるので、移載ロボットR1がパスユニットP1に基板Wを載置した場合のみ説明する。
パスユニットP1に載置された基板Wは、移載ロボットR2によって疎水化処理ユニットA1あるいはA2に移載され、疎水化処理を施される(ステップS2)。疎水化処理を受けた基板Wは、冷却処理ユニットC1を経た後(ステップS3)、反射防止膜塗布処理ユニットBARC1あるいはBARC2に移載されて、裏面に反射防止膜を塗布される(ステップS4)。
反射防止膜を塗布された基板Wは、再び冷却処理ユニットC1を経て(ステップS5)、加熱処理ユニットH1〜H4のいずれかにおいて、レジストの密着性強化のための加熱処理(脱水ベーク)を受ける(ステップ6)。その後、パスユニットP2、および冷却処理ユニットC3あるいはC4を経て(ステップS7、S8)、レジスト塗布処理ユニットSC1あるいはSC2に載置され、レジスト塗布処理を施される(ステップS9)。
レジスト塗布処理がなされた基板Wは、再び冷却処理ユニットC3あるいはC4を経た後(ステップS10)、加熱処理ユニットH5〜H9のいずれかにおいて塗布膜中の溶剤除去やレジスト密着性強化を目的とした加熱処理(プリベーク)が施され(ステップS11)、さらに、冷却処理ユニットC2にて冷却処理がなされる(ステップS12)。
このようにしてレジスト塗布を施された基板Wは、パスユニットP3を介して下部インタフェースLIFに受け渡され(ステップS13)、エッジ露光ユニットE1あるいはE2にて、エッジ露光を施される(ステップS14)。エッジ露光がなされた基板Wは、いったんバッファカセットBF1に収納され(ステップS15)、その後、移載ロボットR21によってステッパSTPへと受け渡されて、露光処理を受けることとなる。
図5に示す上段部UFにおける処理は、ステッパSTPにおける露光処理の後段になされる処理である。移載ロボットR22がステッパSTPから受け取った露光処理後の基板Wは、まずバッファカセットBF2に収納される(ステップS21)。その後、移載ロボットR19あるいはR20が、バッファカセットBF2から基板Wを取り出す。以降、基板Wがどちらの移載ロボットにより取り出されたかによって、当該基板Wに対し処理を施す処理ユニットは異なるものの、なされる処理そのものはどちらの場合でも全く同一であるので、移載ロボットR19が基板Wを取り出した場合のみ説明する。
移載ロボットR19に取り出された基板Wは、露光後ベークユニットB1〜B3のいずれかにおける露光後ベークに供され(ステップS22)、さらに引き続き冷却処理ユニットにより冷却される(ステップS23)。
その後、基板WはパスユニットP7に載置された(ステップS24)基板Wは、現像処理ユニットSD1〜SD4のいずれかによって現像処理を施されることになるが、どの現像処理ユニットにて現像処理がなされるかによって、その後の処理フローが異なってくる。
現像処理ユニットSD1あるいはSD2のいずれかにて現像処理がなされる場合、移載ロボットR11によってパスユニットP7から取り出された基板Wは、冷却処理ユニットC9を経て(ステップS25)、現像処理ユニットSD1あるいはSD2に受け渡され、現像処理を施される(ステップS26)。
現像処理を施された基板Wは、再び冷却処理ユニットC9を経た後(ステップS27)、加熱処理ユニットH19において、レジスト硬化のための加熱処理(ポストベーク)を受ける(ステップS28)。
その後、冷却処理ユニットC10にて冷却処理を施された(ステップS29)基板Wは、パスユニットP8およびP9を経て(ステップS30、S31)上部インデクサUIDに受け渡され、移載ロボットR2によって上部カセットUCのいずれかに収納される(ステップS38)。
一方、基板Wに対する現像処理が、現像処理ユニットSD3あるいはSD4のいずれかにてなされる場合、移載ロボットR11によってパスユニットP7から取り出された基板Wは、さらにパスユニットP8および冷却処理ユニットC11を経て(ステップS32、S33)、現像処理ユニットSD3あるいはSD4に受け渡され、現像処理を施される(ステップS34)。そして、再び冷却処理ユニットC11を経た後(ステップS35)、加熱処理ユニットH20におけるポストベーク(ステップS36)、さらには冷却処理ユニットC12における冷却処理を経た後(ステップS37)、パスユニットP9を介して上部インデクサUIDに受け渡され、やはり上部カセットUCのいずれかに収納される(ステップS38)。
以上で説明したように、下段部LFおよび上段部UFにおける処理フローには、いずれも途中にて、2つの独立かつ同一の処理シーケンスを並行して行う処理フローが存在する。上段部UFにおいては、一部にてそれぞれがさらに並行した2つのフローに分岐している。これらにより、処理可能な側のフローにて基板Wを処理することが可能となり、基板Wの処理待ちを低減でき、単位時間あたりの処理能力を高めることができる。
また、各処理ユニット間にて基板を移載するそれぞれの移載ロボットは、個々配置箇所ごとにその役割および動作範囲が限定されており、その範囲内において独立した動作が可能であるので、処理が飽和しないという限度内において、同時かつ並行に動作し、間断なく基板Wの授受を行うことができる。これにより、各処理ユニットにおいて並行して間断なく処理を行うことができ、単位時間あたりの処理効率を高めることができる。
<変形例>
上段部UFと下段部LFの機能は、入れ替わってもよい。すなわち、上段部UFにてレジスト塗布処理等がなされ、下段部LFにて現像処理がなされる構成であってもよい。あるいは、処理経路をさらに備え、これらが多段に配置されていてもよい。
各処理ユニットおよび移載ロボットの個数および配置は、上述の例に限定されず、目的とする処理に合わせて適宜変更されてよい。あるいは、検査機能を備えた処理ユニットが配置されてもよい。
本発明の実施の形態に係る基板処理装置1の構成の概要を示す図である。 基板処理装置1の下段部LFの構成を示す図である。 基板処理装置1の上段UFの構成を示す図である。 基板処理装置1の下段部LFにおいてなされる、一連の処理についてのフローを示す図である。 基板処理装置1の上段部UFにおいてなされる、一連の処理についてのフローを示す図である。
符号の説明
1 基板処理装置
11〜22 多段熱処理部
31、32 エッジ露光部
33、34 多段露光後熱処理部
41 メンテナンスエリア
A1〜A4 疎水化処理ユニット
AM1〜AM22 アーム
B1〜B6 露光後ベークユニット
BARC1〜BARC4 反射防止膜塗布処理ユニット
BF1、BF2 バッファカセット
C カセット
C1〜C16、C21〜C26 冷却処理ユニット
E1〜E4 エッジ露光ユニット
H1〜H22 加熱処理ユニット
ID インデクサ
IF インタフェース
P1〜P12 パスユニット
PM プロセスモジュール
R1〜R22 移載ロボット
S1〜S38 ステップ
SC1〜SC4 レジスト塗布処理ユニット
SD1〜SD8 現像処理ユニット
W 基板

Claims (1)

  1. 基板処理装置であって、
    それぞれが複数の処理ユニットを含むユニット群を有し、所定の基板処理シーケンスに係る処理を行う複数のプロセス部が積層配置されてなり、
    前記複数のプロセス部が少なくとも、前記基板処理シーケンスとして薬液膜の形成を行う第1のプロセス部と基板に形成された露光パターンの現像を行う第2のプロセス部とを有してなり、
    前記複数のプロセス部がいずれも、
    それぞれにおいて前記ユニット群に含まれる少なくとも1つのユニットが配置された複数のユニット配置部と、
    前記複数のユニット配置部の間に設けられ、基板の受け渡しを行う受け渡し手段と、
    前記プロセス部において処理待ち状態の基板を収容可能な収容手段と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
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