JP2007240848A - 表示プログラム、データ構造及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取得した命令が、ComplexGlyphかそれ以外の命令(EndOfCode等)かを判定し(ステップS305、S307、S308)、ComplexGlyphであると判定された場合には、そのComplexGlyphに続いて取得されるグリフインデックス、アフィンパラメータ、及びオフセット(パーツグリフに関する情報)に基づいてパーツグリフそれぞれを描画するようにした(ステップS306)。そのため、例えば、取得される全ての情報にパーツグリフに関する情報であるか否かを示すフラグを付加しておき、それら情報を取得するたびに前記フラグを読み出して当該情報がパーツグリフに関する情報であるか否かを判定する方法と異なり、パーツグリフに関する情報であるか否かを全ての情報について判定する必要がなく、処理速度を向上できる。
【選択図】図6
Description
このような表示装置にあっては、一般に、取得される全ての情報にパーツグリフ(複合グリフを構成するグリフ)に関する情報であるか否かを示すフラグを付加しておき、それら情報を取得するたびに前記フラグを読み出して当該情報がパーツグリフに関する情報であるか否かを判定し、パーツグリフに関する情報である場合には、その情報に基づいてパーツグリフそれぞれを描画して前記複合グリフを描画するようになっている。
本発明は、上記従来の技術の未解決の課題を解決することを目的とするものであって、描画処理の処理速度を向上可能な表示プログラム、データ構造及び表示装置を提供することを課題とする。
さらに、本発明のデータ構造は、文字を構成する各要素それぞれを描画するための命令を取得し、その命令に基づいて前記要素を描画して前記文字を表示する表示プログラムで用いられるデータ構造であって、前記文字のグリフとして複数のパーツグリフの組み合わせからなる複合グリフを用いることを示す複合グリフ命令を、そのパーツグリフに関する情報の前に配したことを特徴とする。
<表示装置の構成>
図1は、本実施形態の表示装置の内部構成を示すブロック図である。この図1に示すように、表示装置1は、入力手段2、入力手段コントローラ3、メモリ4、メモリコントローラ5、外部記憶6、外部記憶コントローラ7、CPU8、表示コントローラ9、表示体10、バスコントローラ11、及び電源コントローラ12を含んで構成される。
入力手段コントローラ3は、入力手段2とCPU8との間のデータ転送を制御する。 メモリ4は、CPU8がプログラムを実行するときに各種プログラムを展開するワークエリアを形成するとともに、CPU8により実行される各種プログラムに係るデータや、表示対象である情報のデータを記憶する記憶領域を形成する。
外部記憶6は、CPU8により実行される基本制御プログラムやアプリケーションプログラム等の各種プログラム及びこれら各種プログラムに係るデータを格納する。
外部記憶コントローラ7は、外部記憶6とCPU8との間のデータ転送を制御する。
CPU8は、外部記憶6に格納されている各種プログラムを読み込み、それらをメモリ4内に形成されるワークエリアに展開して各部2〜12を制御する。
ここで、ComplexGlyph以外のニーモニックとしては、図2に示すように、MoveTo_S、MoveTo_M、MovrTo_L(処理対象の座標移動コード)、HorLineTo_S、HorLineTo_M、HorLineTo_L(水平線描画コード)、VerLineTo_S、VerLineTo_M、VerLineTo_L(垂直線描画コード)、LineTo_S、LineTo_M、LineTo_L(任意の直線描画)、ConicCuraveTo_S、ConicCuraveTo_M、ConicCuraveTo_L(2次ベジエ曲線描画コード)、CubicCuraveTo_S、CubicCuraveTo_M、及びCubicCuraveTo_L(3次ベジエ曲線描画コード)が挙げられる。
さらに、EndOfCodeは、描画命令データを構成する最後のニーモニックであることを示すコードである。
表示コントローラ9は、CPU8でビットマップが生成されると、そのビットマップを表示体10に描画する。
バスコントローラ11は、CPU8と各部2〜12との間のデータ転送を制御する。
電源コントローラ12は、CPU8からの指令に従って、表示装置1の各部2〜12への電源供給を制御する。
図3は、CPU8の機能構成を示すブロック図である。この図3に示すように、CPU8は、上位関数13、文字列描画関数14、文字座標計算関数15、文字コード変換関数16、文字データ取得関数17、及び文字描画回路18を含んで構成される。
上位関数13は、入力手段2から文字列の描画指示が出力されると、その文字列の描画を要求する文字列描画要求を文字列描画関数14に出力する。
また、文字列描画関数14は、前記文字コード群の出力に対応して文字座標計算関数15から座標列が出力されると、その座標列を構成する座標と当該座標に対応する文字コードとを組み合わせて1つずつ文字コード変換関数16に出力する。
文字座標計算関数15は、文字列描画関数14から出力される文字コード群に含まれる文字コードそれぞれの描画位置の座標を算出し、その算出結果から構成される座標列を文字列描画関数14に出力する。
また、文字コード変換関数16は、文字データ取得関数17から終了ステータスが出力されると、文字列描画関数14に終了ステータスを出力する。
また、文字データ取得関数17は、文字描画回路18から終了ステータスが出力されると、文字コード変換関数16に終了ステータスを出力する。
また、文字描画回路18は、ビットマップを生成した後に、終了ステータスを文字データ取得関数17に出力する。なお、ComplexGlyphが取得された場合、ビットマップを生成せず、複合グリフ用異常終了ステータスを文字データ取得関数17に出力する。
次に、CPU8で実行されるビットマップ生成処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。
このビットマップ生成処理は、文字の描画指示があると実行される処理であって、まず、そのステップS101で、前記描画指示された文字の文字コードを取得し、その文字コードをフォントデータのグリフインデックスに変換する。
次にステップS102に移行して、前記ステップS101で変換されたグリフインデックスに基づいて、前記描画指示があった文字を表示体10に描画する第1の文字描画処理(後述)を実行してから、この演算処理を終了する。
このビットマップ生成処理は、まず、そのステップS201で、前記ステップS101で変換されたグリフインデックスに基づいて描画命令データを取得する。
次にステップS202に移行して、前記ステップS201で取得された描画命令データにアフィン変換を適用する。
次にステップS204に移行して、前記ステップS203でエラーが発生したか否か、又は前記ステップS203はパーツグリフに関する処理であったか否かを判定する。そして、エラーが発生した場合又はパーツグリフに関する処理であった場合には(Yes)ステップS205に移行し、エラーが発生していない場合又はパーツグリフに関する処理ではない場合には(No)この演算処理を終了する。
前記ステップS206では、後述するステップS302で取得されたComplexGlyphの次に配されているパーツグリフのグリフインデックス、アフィンパラメータ、及びオフセットを取得する。
次にステップS208に移行して、前記ステップS206で取得されたグリフインデックス等の次にパーツグリフのグリフインデックス、アフィンパラメータ、及びオフセットがあるか否かを判定する。そして、次のパーツグリフのグリフインデックス等がある場合には(Yes)前記ステップS206に移行し、次のパーツグリフのグリフインデックス等がない場合には(No)この演算処理を終了する。
次にステップS210に移行して、エラーが発生したことを示すエラーフラグを解除状態としてから、この演算処理を終了する。
次に、前記ステップS203で実行される第2の描画処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。
次にステップS302に移行して、前記ステップS202でアフィン変換された描画命令データからニーモニックを所定の順番に従って1つ取得する。
次にステップS303に移行して、前記ステップS302でニーモニックを取得できたか否かを判定する。そして、ニーモニックを取得できた場合には(Yes)ステップS305に移行し、ニーモニックを取得できなかった場合には(No)ステップS304に移行する。
一方、前記ステップS305では、前記ステップS302で取得されたニーモニックがComplexGlyphであるか否かを判定する。そして、ComplexGlyphである場合には(Yes)ステップS306に移行し、ComplexGlyphでない場合には(No)ステップS307に移行する。
一方、前記ステップS307では、前記ステップS302で取得されたニーモニックがEndOfCodeであるか否かを判定する。そして、EndOfCodeである場合には(Yes)ステップS311に移行し、EndOfCodeでない場合には(No)ステップS308に移行する。
次にステップS309に移行して、前記ステップS308でエラーが発生したか否かを判定する。そして、エラーが発生した場合には(Yes)ステップS310に移行し、エラーが発生していない場合には(No)前記ステップS302に移行する。
前記ステップS310では、輪郭データが生成できなかったことを報知する輪郭描画エラー通知を行ってから、この演算処理を終了する。
次にステップS312に移行して、前記ステップS311でエラーが発生したか否かを判定する。そして、エラーが発生した場合には(Yes)ステップS313に移行し、エラーが発生していない場合には(No)この演算処理を終了する。
前記ステップS313では、ビットマップが生成できなかったことを報知するビットマップ生成エラー通知を行ってから、この演算処理を終了する。
次に、本実施形態の表示装置1の動作を具体的状況に基づいて説明する。
まず、利用者が文字の描画を指示する操作を行い、入力手段2によって、文字の描画指示がCPU8に出力されたとする。すると、CPU8によって、ビットマップ生成処理が実行され、図4に示すように、まず、そのステップS101で、前記描画指示された文字の文字コードが取得され、その文字コードがフォントデータのグリフインデックスに変換され、ステップS102で、そのグリフインデックスに基づいて第1の文字描画処理が実行される。
そして、図5に示すように、ステップS208の判定が「Yes」となり、前記ステップS206で、複合グリフを構成する2つ目のパーツグリフのグリフインデックス(157)、アフィンパラメータ、及びオフセットが取得され、前記S207で、第1の文字描画処理が再帰的に実行され、前記ステップS201〜S207を経て、図9に示すように、そのグリフインデックス等に基づいて、前記パーツグリフ(○)のビットマップが生成された後、前記ステップS208の判定が「No」となり、この演算処理を終了する。
このように、本実施形態の表示装置にあっては、ComplexGlyphが取得された場合には、そのComplexGlyphに続いて取得されるグリフインデックス、アフィンパラメータ、及びオフセット(パーツグリフに関する情報)に基づいてパーツグリフそれぞれを描画するようにした。そのため、例えば、取得される全ての情報にパーツグリフに関する情報であるか否かを示すフラグを付加しておき、それら情報を取得するたびに前記フラグを読み出して当該情報がパーツグリフに関する情報であるか否かを判定する方法と異なり、全ての情報についてフラグの読み出しと判定とを行う必要はなく、構成を簡単なものすることができ、その結果、処理速度を向上することができる。
ちなみに、従来の表示装置にあっては、第1の描画処理で、図11に示すように、グリフインデックスからグリフデータを取得し(ステップS401)、グリフデータから複合グリフフラグを取得し(ステップS402)、その複合グリフフラグが「1」である場合には(ステップS403「Yes」)、次に配されているパーツのグリフインデックス等を取得し、文字描画処理が実行される(ステップS404〜406)。なお、第2の描画処理にあっては、図12に示すように、ComplexGlyphの場合に複合グリフエラー通知を行うステップ(前記ステップS305、S306)は存在しない。
上記実施形態では、文字「Å」を描画する際、ComplexGlyphの後に、パーツグリフ「A」を定義するグリフインデックス等と「○」を定義するグリフインデックス等とが配された描画命令データを用いる例を示したが、これに限られるものではない。例えば、図10に示すように、パーツグリフ「A」を定義するグリフインデックス等の後に、ComplexGlyphと「○」を定義するグリフインデックスとが配された描画命令データを用いてもよい。
Claims (4)
- 文字を構成する各要素それぞれを描画するための命令を取得し、その命令に基づいて前記要素を描画して前記文字を表示する表示プログラムであって、
取得した命令が、前記文字のグリフとして複数のパーツグリフの組み合わせからなる複合グリフを用いることを示す複合グリフ命令かそれ以外の命令かを判定する判定機能と、前記複合グリフ命令であると判定された場合には、その複合グリフ命令に続いて取得される前記パーツグリフに関する情報に基づいて前記パーツグリフそれぞれを描画する描画機能と、をコンピュータに実行させることを特徴とする表示プログラム。 - 前記パーツグリフに関する情報は、前記パーツグリフのグリフインデックスを含み、
前記描画機能は、前記パーツグリフのグリフインデックスが示す命令を取得するパーツグリフ取得機能と、その取得された命令に基づいて前記パーツグリフを描画する第1のパーツグリフ描画機能と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示プログラム。 - 文字を構成する各要素それぞれを描画するための命令を取得し、その命令に基づいて前記要素を描画して前記文字を表示する表示プログラムで用いられるデータ構造であって、
前記文字のグリフとして複数のパーツグリフの組み合わせからなる複合グリフを用いることを示す複合グリフ命令を、そのパーツグリフに関する情報の前に配したことを特徴とするデータ構造。 - 文字を構成する各要素それぞれを描画するための命令を取得し、その命令に基づいて前記要素を描画して前記文字を表示する表示装置であって、
取得した命令が、前記文字のグリフとして複数のパーツグリフの組み合わせからなる複合グリフを用いることを示す複合グリフ命令かそれ以外の命令かを判定する判定手段と、前記複合グリフ命令であると判定された場合には、その複合グリフ命令に続いて取得される前記パーツグリフに関する情報に基づいて前記パーツグリフそれぞれを描画する描画手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
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