JPH10319935A - 文字等発生装置 - Google Patents

文字等発生装置

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JPH10319935A
JPH10319935A JP9131535A JP13153597A JPH10319935A JP H10319935 A JPH10319935 A JP H10319935A JP 9131535 A JP9131535 A JP 9131535A JP 13153597 A JP13153597 A JP 13153597A JP H10319935 A JPH10319935 A JP H10319935A
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JP
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font
area
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JP9131535A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Onuki
芳明 大貫
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NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NEC Office Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウトライン輪郭線重複のあるアウトライン
フォントデータをアウトライン輪郭線重複のないアウト
ラインフォントデータに変換する際の効率化を図る。 【解決手段】 フォント格納メモリ101,形状合成手
段102,領域重複判定手段104,フルアウトライン
化手段105,フォント格納メモリ内の1文字毎の部品
合成情報内に、各々の文字合成部品が部品合成後にどの
文字合成部品と領域が重複するかの領域重複情報を予め
格納し、領域重複データを読み出し、どの合成部品とど
の合成部品との間で領域重複判定をするのかを選択指示
する領域重複弁別手段102とを備える。予めフォント
格納メモリに格納されている1文字毎の文字形状を構成
するのに必要な各々のアウトライン輪郭線にどのアウト
ライン輪郭線が領域重複するかの情報を持つことによ
り、アウトライン輪郭線重複判定を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字等発生装置、
特に、ワードプロセッサ,コンピュータシステムなどに
搭載される、アウトラインフォント方式により品位の高
い文字を発生するための文字等発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやコンピュータシステ
ムなどにおいては、文書を画面上に表示したりプリンタ
で印刷したりする場合にそのシステムに内蔵されたフォ
ントと呼ばれる文字集合が用いられる。これらのシステ
ムの上でのフォント格納方法は、大別してビットマップ
フォント方式とアウトラインフォント方式とがある。
【0003】ビットマップフォント方式は、文字図形を
点の集まりとして表現する方法である。このビットマッ
プフォント方式は、印字する際の展開が容易であるとい
う利点があるが、文字サイズが大きくなるとフォント格
納メモリが2乗に比例して増大するという欠点がある。
また、あるサイズのビットマップフォントを単純に拡大
すると、文字の輪郭にぎざぎざが生じ、文字の品位が低
下するという問題がある。したがって、ビットマップフ
ォントの場合には様々の大きさの同形フォントデータを
用意する必要がありフォント格納メモリが更に必要とな
る。
【0004】一方、アウトラインフォント方式は文字の
輪郭を規定するためのいくつかの点の座標をフォントデ
ータとして格納しておき、それらの点の間を線分や関数
曲線等で補間することによって文字の形状を表現し、必
要によりそのアウトライン輪郭線内を塗り潰すことによ
り印字、画面表示等に使うビットマップフォントに変換
する。アウトラインフォント方式では、ビットマップフ
ォント方式と異なり、フォント格納メモリに1つの文字
データを格納しておけば、これを拡大または縮小するこ
とにより任意のサイズのフォントを自由に得ることがで
きる。しかも文字の輪郭にぎざぎざが生じないために、
文字の品位が低下しないという利点がある。しかし、こ
のアウトラインフォント方式では、1つのフォントデー
タから所望のサイズの文字を得ようとするための演算の
処理時間がかかるという欠点がある。しかし、半導体技
術の進歩による、演算装置などの処理速度の向上に伴
い、こうした問題点は比較的小さくなりつつあり、ま
た、文字の品位がよいため、近年、ワードプロセッサ、
コンピュータシステムなどの発展とともに非常によく使
用されてきている。
【0005】アウトラインフォント方式は、このように
ビットマップフォント方式に比較してフォント格納メモ
リが少なくなるという利点がある。しかし、最近のワー
ドプロセッサ機種などにおいてはディスクトップパブリ
シングの普及の影響で文書作成上で使用されるフォント
の種類の要求が非常に多く、そのため多くの書体のフォ
ントを搭載するものが一般的になってきており、各製造
メーカーは多くの書体のフォントを搭載しながら原価低
減を図ることにしのぎを削ってきている。こうした状況
下において、アウトラインフォント方式でも更にフォン
ト格納メモリを小さくしようとする試みがなされ、部品
合成方式を採用する合成アウトラインフォント方式が考
え出された。この方式は文字を構成する片,旁,さらに
細かく分割した文字を構成する素片を合成部品として持
ち、これらを分解時とは逆に合成することによってアウ
トラインフォントを生成する方式である。
【0006】図6はこの部品合成方式によって生成する
アウトラインフォントを示す一例の図である。この例で
は、“正”の文字パターン610を形成する部品61
1,612,613,614,615を、3種の素片6
01,602,603により形成することを示してい
る。このように部品合成方式による文字イメージの生成
は、あらかじめフォント格納メモリ等に格納されている
合成部品を文字イメージを形成するための部品合成情報
に従って、合成部品の移動および拡大、あるいは、縮小
等を行って適正な位置に合成部品を配置することによ
り、目的とする文字イメージを生成するものであるが、
この例に限らず、図6の620に示す文字等に対しても
同様に、文字パターン620を形成する部品621,6
22,623を、素片601,603により形成する。
このようにして素片が活用される。この合成方式によっ
て構築されたフォントデータに要するフォント格納メモ
リは、合成方式でないアウトラインフォント方式のフォ
ント格納メモリに比較し合成部品の共有化が図れるため
に、一般的に20〜30%に圧縮できる。しかし、この
合成方式を採用したアウトラインフォント方式のフォン
トデータは合成部品を重ねて文字形状を構成しているた
めに厳密にはアウトラインデータにはならずアウトライ
ンの輪郭線形状に重複領域(図6のa,b,c,d,
e,f)が生じている。このアウトラインの輪郭線形状
に重複領域があるフォントデータは、以下に述べるよう
に2つのデータ処理上の問題を含んでいる。
【0007】まず、第一の問題としては、アウトライン
フォントはアウトライン輪郭線内の塗り潰しを行ってビ
ットマップフォントに変換するのであるが、このときこ
の塗り渡し処理が単純なイーブンオッドルール(Eve
n Odd Rule、以下EORと略す)を利用する
ことができず、EORに比較し処理が複雑なノンゼロワ
インディングルール(Non Zero Windin
g Rule、以下NZWRと略す)で塗り潰しを行っ
てビットマップフォントに変換することが必要となり、
パフォーマンス面で不利な面がある。
【0008】ここで、2つの塗り潰し方式に関し、アウ
トライン輪郭線内の塗り潰し動作について図7,図8を
参照して説明をする。
【0009】図7はEORによるアウトライン輪郭線内
の塗り潰し処理結果の期待を説明した図である。アウト
ライン輪郭線を描画した後、ラスタスキャンして塗り潰
しを行う場合に、本例では任意のビット数のカウンタを
備えており、このカウンタは任意の1ラインのラスタス
キャン開始時に0クリアされ、ラスタスキャン中に奇数
番目のアウトライン輪郭線に交わるとインクリメントさ
れ、偶数番目のアウトライン輪郭線に交わるとデクリメ
ントされる。塗り潰しはこのカウンタの値によって決定
され、カウンタ値が0以外の時に塗り潰すことを行う。
以上の塗り潰し処理動作を行うのがEORによるアウト
ライン輪郭線内の塗り潰し処理であり、アウトラインフ
ォントを構成するアウトライン輪郭線は必ず閉曲線にな
っており、図7に示すように輪郭の一部に輪郭線重複が
あると塗り潰し処理の結果に塗り潰されない箇所が生じ
不具合を発生してしまう。
【0010】一方、図8はNZWRによるアウトライン
輪郭線内の塗り潰し処理結果の期待を説明した図であ
る。アウトライン輪郭線を描画した後、ラスタスキャン
して塗り潰しを行う場合に、本例でも任意のビット数の
カウンタを備えており、このカウンタは任意の1ライン
のラスタスキャン開始時に0クリアされ、ラスタスキャ
ン中に本例ではY軸の増加する方向のアウトライン輪郭
線に交わるとインクリメントされ、Y軸の減少する方向
のアウトライン輪郭線に交わるとデクリメントされる。
塗り潰しはこのカウンタの値によって決定され、カウン
タ値が0以外の時に塗り潰すことを行う。以上の塗り潰
し処理動作を行うのがNZWRによるアウトライン輪郭
内の塗り潰し処理であり、アウトラインフォントを構成
するアウトライン輪郭線は必ず閉曲線となっており、図
8に示すように輪郭の一部に輪郭線重複がある場合にお
いても塗り潰し処理の結果に塗り潰されない箇所が生じ
ない塗り潰し処理を行うことができる。
【0011】次に、第二の問題としては、アウトライン
輪郭線形状に重複領域があるとこれらのデータ加工がし
ずらい面がありデータ加工用にはアウトライン輪郭線形
状に重複領域がないアウトラインデータが必要とされる
という問題がある。この問題について図9〜図12を参
照して説明する。
【0012】図9は、アウトラインフォントの輪郭線縁
取りの一例を示し、図10は、領域重複弁別処理の一例
を示す図であり、図11は、輪郭線重複領域のあるアウ
トラインフォントの輪郭線縁取りを行って白抜き文字を
作成した場合の一例を示し、図12は、輪郭線重複領域
のないアウトラインフォントの輪郭線縁取りを行って白
抜き文字を作成した場合の一例を示す図である。取得し
たアウトライン形状データそのものを加工、例えば、文
字修飾アプリケーションなどにおいては、図9に例を示
すように白抜き文字の作成を行うとする場合には、アウ
トライン輪郭線に沿って、もう一つのアウトライン輪郭
線を作成して、塗り潰し方式をEORで塗り潰すとアウ
トライン輪郭線の縁の部分のみが塗り潰されて白抜きの
文字を作成することができるが、これがアウトライン輪
郭線に重複領域がある図9の場合には図11に示すよう
に白抜き文字を作成することに不具合を生じてしまう。
しかし、アウトライン輪郭線に重複領域がない場合には
図12に示すように白抜き文字を作成することが可能と
なる。また、アウトラインフォントの文字に赤、白など
の色をつけたい場合乳カラー処理を行う場合においても
アウトライン輪郭線に重複領域があると不具合が生じて
しまう場合がある。また、図10に示すように、合成部
品の(ア)と(イ)、(ア)と(ウ)、(ア)と
(エ)、また、(イ)と(ア)、(イ)と(ウ)、
(イ)と(エ)、・・・のように全ての組み合せに対し
て輪郭線重複判定を行う必要がある。
【0013】以上のように、合成方式を採用したアウト
ラインフォント方式のフォントデータには、これら2つ
のデータ処理上の問題があるが、第一の問題はパフォー
マンス面で多少不利な面があるもののその影響は比較的
軽微であるためそれほど問題とはなっていない。しか
し、第二の問題はアウトライン輪郭線形状に重複領域が
ないフォントデータに変換することを要求している。
【0014】上述の部品合成方式のアウトラインフォン
トを採用し、かつ、合成時のアウトライン輪郭線重複を
取り除く文字等発生装置として、図2にその基本形の構
造ブロック図に示す装置が一般的に用いられている。こ
の文字等発生装置は部品合成方式のフォントデータから
文字パターンイメージのアウトラインフォントデータを
発生し、その後、合成時のアウトライン輪郭線重複を取
り除く文字等発生装置である。
【0015】次に、図2〜図5を参照して従来の文字等
発生装置の機能,動作を説明する。この装置は、図2に
示すように、フォント格納メモリ201,形状合成手段
202,領域重複判定手段203,フルアウトライン化
手段204からなる。フォント格納メモリ201には、
図3に一例を示すような文字形状301,302の合成
に必要な片,旁、或は、更に細かく分割した文字を構成
する素片などのアウトラインデータを合成部品として呼
び出せるように各々に合成部品コードを付加した文字合
成部品情報集合と、この各々の合成部品に合成部品コー
ドが付加された文字合成部品情報集合から、図4に一例
を示すように部品401,402の合成を行う場合に各
1文字毎にどの合成部品を使用するかの使用合成部品コ
ードを情報化した文字形状を組み立てるための部品合成
情報が格納される。形状合成手段202はフォント格納
メモリ201から合成情報化されたフォントデータを受
け取り、その部品合成情報に従って1文字毎の文字形状
合成を行う機能ブロックである。フォント格納メモリ2
01に格納された各1文字毎の部品合成情報には、フォ
ント格納メモリ201内の文字合成部品情報集合から呼
び出された合成部品を文字イメージを構成するためにど
の位置に配置するか、或は、その合成部品に対しては拡
大または縮小してから、あらかじめ定められた位置に配
置するかなどの部品合成情報に基づいて、形状合成手段
202は文字形状を組み立てる動作を行う。領域重複判
定手段203は、形状合成手段202によって文字形状
合成されたアウトライン輪郭線重複のあるアウトライン
データを調べ、どの合成部品がどの合成部品とアウトラ
イン輪郭線重複しているかをデータ上で判定し、その判
定信号をフルアウトライン化手段204に送る機能ブロ
ックである。一般に、この判定には合成部品を構成する
アウトライン輪郭線が他の合成部品のアウトライン輪郭
線と交点を持つか否かの判定をする方法がよく用いられ
る。フルアウトライン化手段204は、形状合成手段2
02によって文字形状合成されたアウトライン輪郭線重
複のあるアウトラインフォントデータのアウトライン輪
郭線重複領域を削除し、アウトライン輪郭線重複のない
アウトラインフォントデータに変換する機能ブロックで
あり、領域重複判定手段203からの判定信号を利用し
アウトライン輪郭線上で交点が算出された場合にはアウ
トライン輪郭線重複があるということになり、その交点
でアウトライン輪郭線を分割し、不要な線分は削除し、
そして、アウトライン輪郭線の構成を変えてアウトライ
ン輪郭線重複のないアウトラインデータにアウトライン
輪郭線を図5に示すように再構成する動作を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の文字等発生装置においては、アウトライ
ン輪郭線重複のあるアウトラインデータをアウトライン
輪郭線重複のないアウトラインデータに変換するフルア
ウトライン化処理を行う上で、アウトライン輪郭線重複
判定を1文字を構成する全ての合成部品に対して行うた
めに総合的な文字等発生効率が著しく悪化するという問
題がある。それはアウトライン輪郭線重複のないアウト
ラインデータとするフルアウトライン化処理の過程にお
いて、文字形状合成されたアウトライン輪郭線重複のあ
るアウトラインデータに対し、どの合成部品がどの合成
部品とアウトライン輪郭線重複しているかをその該当文
字を構成している全ての合成部品に対して重複判定をす
る必要があるが、この重複判定の手段としては一般に合
成部品を構成するアウトライン輪郭線が他の合成部品の
アウトライン輪郭線と交点を持つか否かの判定を用い
る。この交点を求める処理過経で合成部品を構成するア
ウトライン輪郭線同士の交差線分が直線線分同士の場合
には交点を求める計算量は比較的少ないが、アウトライ
ン輪郭線同士の交差線分に関数曲線(例えば、3次ベジ
ェ曲線)が含まれると直接に値を求めることができず数
値計算手法(例えば、ニュートン・ラプソン法)などの
計算手法に頼らざるを得ないため、その計算量は直線線
分同士の計算量と比較すると非常に多くなり、この交点
を求める計算量が総合的な文字等発生効率を著しく悪化
させる原因となっていた。
【0017】そこで、本発明の目的は上記欠点を解消す
るため、アウトライン輪郭線分同士の交点計算量の削減
を図り総合的な文字等発生効率を高めた文字等発生装置
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の文字等発生装置は、アウトラインフォント
方式の文字形状構成に必要な文字合成部品情報集合と、
文字合成部品情報集合から文字形状を組み立てるための
部品合成情報とを格納するフォント格納メモリと、フォ
ント格納メモリ内の部品合成情報に従って1文字毎の文
字形状合成を行う形状合成手段と、形状合成手段の形状
合成処理の結果生じるアウトライン輪郭線データの領域
重複判定を行なう領域重複判定手段と、延期アウトライ
ン輪郭線データの重複領域を削除して重複領域のないア
ウトライン輪郭線データに変換するフルアウトライン化
手段と、フォント格納メモリ内の1文字毎の部品合成情
報内に、各々の文字合成部品が部品合成後にどの文字合
成部品と領域が重複するかの領域重複情報をあらかじめ
領域重複データとして格納し、領域重複データを読み出
し、どの合成部品とどの合成部品との間で領域重複判定
をするのかを選択指示する領域重複弁別手段とを備え、
アウトライン輪郭線重複のあるアウトラインフォントデ
ータをアウトライン輪郭線重複のないアウトラインフォ
ントデータに変換する際の効率化を図ったことを特徴と
する。
【0019】また、文字合成部品情報集合が、文字形状
合成に必要な片,旁,さらに細かく分割した文字を構成
する素片を含むアウトラインデータを合成部品として呼
び出せるように、合成部品の各々に合成部品コードを付
加したのが好ましい。
【0020】さらに、部品合成情報が、合成部品コード
が付加された文字合成部品情報集合から各1文字毎にど
の合成部品を使用するかの使用合成部品コードを情報化
した文字形状を組み立てるのが好ましい。
【0021】またさらに、部品合成情報が、文字合成部
品情報集合から呼び出された合成部品をどの位置に配置
するか、あるいは、その合成部品を拡大または縮小する
かという部品合成情報を含んでいるのが好ましい。
【0022】また、領域重複弁別手段が、領域重複判定
を実行する場合には、形状合成手段によって文字形状合
成されたアウトライン輪郭線重複のあるアウトラインデ
ータを調べ、どの合成部品がどの合成部品とアウトライ
ン輪郭線重複しているかをデータ上で判定し、その判定
信号をフルアウトライン化手段に出力するのが好まし
い。
【0023】さらに、領域重複判定手段が、合成部品を
構成するアウトライン輪郭線が他の合成部品のアウトラ
イン輪郭線と交点を持つか否かによるのが好ましい。
【0024】またさらに、領域重複判定手段が、初めか
らアウトライン輪郭線が重複しないと判っているアウト
ライン輪郭線に対してはそのアウトライン輪郭線の重複
判定処理はしないのが好ましい。
【0025】また、フルアウトライン化手段が、アウト
ライン輪郭線重複のあるアウトラインフォントデータの
アウトライン輪郭線重複領域を削除し、アウトライン輪
郭線重複のないアウトラインフォントデータに変換する
のが好ましい。
【0026】本発明の文字等発生装置は、特に、アウト
ラインフォント方式の文字形状構成に必要な文字合成部
品情報集合とこの文字合成部品情報集合から文字形状を
組み立てるための部品合成情報とを格納するフォント格
納メモリと、フォント格納メモリ内の部品合成情報に従
って1文字毎の文字形状合成を行う形状合成手段と、形
状合成処理の結果生じるアウトライン輪郭線データの領
域重複判定を行なう領域重複判定手段と、アウトライン
輪郭線データの重複領域を削除して重複領域のないアウ
トライン輪郭線データに変換するフルアウトライン化手
段とを備える文字等発生装置において、フォント格納メ
モリ内の1文字毎の部品合成情報内に各々の文字合成部
品が部品合成後にどの文字合成部品と領域が重複するか
の領域重複情報をあらかじめ領域重複データとして格納
し、また、この領域重複データを読み出して、どの合成
部品とどの合成部品との間で領域重複判定をするのかを
選択指示する領域重複弁別手段とを備えることにより構
成される。
【0027】上述したように、輪郭線重複のないアウト
ラインデータに変換するフルアウトライン化処理過程に
おいて、あらかじめ格納してある領域重複情報を用いる
ことにより不要な領域重複判定を省くことができ、その
結果として、総合的な文字等発生効率が高められた文字
等発生装置が得られる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につき図面
を参照して説明する。
【0029】図1は本発明の文字等発生装置の実施例の
構成を示すブロック図である。この装置は、フォント格
納メモリ101,形状合成手段102,領域重複弁別手
段103,領域重複判定手段104,フルアウトライン
化手段105からなる。フォント格納メモリ101は、
部品合成アウトラインフォント方式の文字形状構成に必
要な文字合成部品情報集合と、この文字合成部品情報集
合から文字形状を組み立てるための部品合成情報と、部
品合成後の領域重複情報とを格納する。形状合成手段1
02は、フォント格納メモリ101内の部品合成情報に
従って1文字毎の文字形状合成を行う機能ブロックであ
り、従来例の形状合成手段202と同一のものである。
領域重複弁別手段103は、フォント格納メモリ101
に格納されている領域重複情報を読み出し、どの合成部
品とどの合成部品との間で領域重複判定処理をするのか
を選択指示する機能ブロックである。領域重複判定手段
104は、形状合成手段202によって文字形状合成さ
れたアウトライン輪郭線重複のあるアウトラインデータ
を調べ、どの合成部品がどの合成部品とアウトライン輪
郭線重複しているかをデータ上で判定し、その判定信号
をフルアウトライン化手段205に送る機能ブロックで
ある。フルアウトライン化手段105は、形状合成手段
102の結果生じるアウトライン輪郭線データの重複領
域を削除して重複領域のないアウトラインデータに変換
する機能ブロックであり、従来例のフルアウトライン化
手段204と同一のものである。
【0030】次に、この文字等発生装置の動作について
説明する。フォント格納メモリ101には、文字形状合
成に必要な片,旁,さらに細かく分割した文字を構成す
る素片などのアウトラインデータを合成部品として呼び
出せるように、各々に合成部品コードを付加した文字合
成部品情報集合と、この各々の文字合成部品に合成部品
コードが付加された文字合成部品情報集合から各1文字
毎にどの合成部品を使用するかの使用合成部品コードを
情報化した文字形状を組み立てるための部品合成情報
と、部品合成後の領域重複情報とが格納されている。形
状合成手段102はフォント格納メモリ101から合成
情報化されたフォントデータを受け取り、その部品合成
情報に従って1文字毎の文字形状合成を行う機能ブロッ
クであり、フォント格納メモリ101に格納された各1
文字毎の部品合成情報には、フォント格納メモリ101
内の文字合成部品情報集合から呼び出された合成部品を
文字イメージを構成するためにどの位置に配置するか、
あるいは、その合成部品に対しては拡大または縮小して
から、あらかじめ定められた位置に配置するかなどの部
品合成情報に基づいて、文字形状を組み立てる動作をし
て、文字イメージのアウトラインフォントデータを出力
する。領域重複弁別手段103は、1文字毎の文字形状
を構成する場合の部品合成後の領域重複情報信号を取得
し、各々の文字合成部品が部品合成後にどの文字合成部
品と領域が重複するかの領域重複情報に基づいて、領域
重複判定手段104の処理過程における各々の文字合成
部品に対するアウトライン輪郭線重複判定を実行するか
否かの選択指示信号を領域重複判定手段104に出力す
る。領域重複判定手段104は領域重複弁別手段103
からの信号により領域重複判定を実行するか否かの処理
を切り分け、領域重複判定を実行する場合には、従来の
技術の項で述べたのと同様に、形状合成手段102によ
って文字形状合成されたアウトライン輪郭線重複のある
アウトラインデータを調べ、どの合成部品がどの合成部
品とアウトライン輪郭線重複しているかをデータ上で判
定し、その判定信号をフルアウトライン化手段105に
出力する。一般的に、この判定には合成部品を構成する
アウトライン輪郭線が他の合成部品のアウトライン輪郭
線と交点を持つか否かの判定をする方法がよく用いられ
ることは従来の技術の項で述べた通りである。フルアウ
トライン化手段105は、形状合成手段102によって
文字形状合成されたアウトライン輪郭線重複のあるアウ
トラインフォントデータのアウトライン輪郭線重複領域
を削除し、アウトライン輪郭線重複のないアウトライン
フォントデータに変換する機能ブロックであり、領域重
複判定手段104からの判定信号を利用し、アウトライ
ン輪郭線上で交点が算出された場合にはアウトライン輪
郭線重複があるということになり、その交点でアウトラ
イン輪郭線を分割し、不要な線分は削除する。そして、
図5に示すように、アウトライン輪郭線の構成を変えて
アウトライン輪郭線重複のないアウトラインデータにア
ウトライン輪郭線を再構成する動作を行うことは従来の
技術の項で述べた通りである。領域重複判定手段104
では領域重複弁別手段103の選択指示信号に基づいて
該当合成部品のアウトライン輪郭線に対する交点算出動
作を実行するか否かの動作を切り分け、不要なアウトラ
イン輪郭線重複判定を省いた処理効率のよい動作をす
る。
【0031】この領域重複弁別手段103の出力する選
択指示信号による領域重複判定手段104の動作の関係
を図10を用いて説明する。上述したように、図10に
おいては、従来例では輪郭線重複があるか否かを判定す
るのに、合成部品の(ア)と(イ)、(ア)と(ウ)、
(ア)と(エ)、また、(イ)と(ア)、(イ)と
(ウ)、(イ)と(エ)、・・・のように全ての組み合
せに対して輪郭線重複判定を行う必要があるが、本発明
では、領域重複弁別手段103は、入力される領域重複
情報から、図10の合成部品の(ア)と(イ)、(イ)
と(ウ)の組み合せに対してのみ領域重複判定処理を行
う選択指示信号を領域重複判定手段104に出力する動
作を行う。
【0032】このようにして、従来例ではアウトライン
輪郭線が重複しない場合においても全てのアウトライン
輪郭線に対してアウトライン輪郭線重複の判定処理をし
ていたが、本発明では初めからアウトライン輪郭線が重
複しないと判っているアウトライン輪郭線に対してはそ
のアウトライン輪郭線の重複判定処理はしないことにな
る。したがって、本実施例で説明した機能ブロック図に
示すように、あらかじめフォント格納メモリ101内に
格納されている1文字毎の文字形状を構成するのに必要
な合成部品情報に1文字を文字形状合成した場合に、合
成部品がどの合成部品と領域重複するかの情報を持つこ
とにより、本発明の目的とする効果、即ち、アウトライ
ン輪郭線重複のないアウトラインフォントデータに変換
するフルアウトライン化処理過程における不要なアウト
ライン輪郭線重複判定を省くことができ、その結果とし
て、総合的な文字等発生効率が高められた文字等発生装
置を得ることができる。
【0033】以上の説明においては、一例例として、フ
ォント格納メモリ101に格納されるアウトラインフォ
ントデータは合成方式を採用したアウトラインフォント
データを格納するものとしたが、これに限られることは
なく、合成方式ではない一般のアウトラインフォントデ
ータにおいても、便宜上、形状デザインの容易さ等の関
係からアウトライン輪郭線重複のあるデザインを行って
いる場合等においても、あらかじめアウトライン輪郭線
重複情報を各々のアウトライン輪郭線に格納しておくこ
とにより本実施例と同様の効果が得られ、本発明の目的
を達成できることは明らかである。
【0034】
【発明の効果】本発明の文字等発生装置では、あらかじ
め1文字を文字形状合成する合成部品に領域重複情報を
格納しておき、この領域重複情報を用いることにより不
必要なアウトライン輪郭線重複判定を省くことができ
る。従って、合成方式を採用したアウトラインフォント
データにおいてはアウトライン輪郭線データにアウトラ
イン輪郭線重複領域が存在するが、このアウトライン輪
郭線重複領域の存在しないアウトラインフォントデータ
に効率よく変換できるという効果を奏する。
【0035】また、あらかじめ1文字を構成する各々の
アウトライン輪郭線に領域線重複情報を格納しておき、
この領域重複情報を用いることにより不必要なアウトラ
イン輪郭線重複判定を省くことができる。従って、合成
方式でない一般のアウトラインフォントデータの場合
で、アウトライン輪郭線データにアウトライン輪郭線重
複領域があるデザインを行っている場合に対しても、ア
ウトライン輪郭線重複領域の存在しないアウトラインフ
ォントデータに効率よく変換できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字等発生装置の実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【図3】フォント格納メモリに格納される文字形状合成
に必要な片,旁,さらに細かく分割した文字を構成する
素片などの文字合成部品の代表例を示す図である。
【図4】文字形状を組み立てるための部品合成情報に基
づいて合成部品を組み合わせた一例を示す図である。
【図5】輪郭線重複領域のあるアウトライン輪郭データ
を輪郭線重複のないアウトライン輪郭データに変換する
一例を示す図である。
【図6】部品合成アウトライン方式の部品合成の一例を
示す図である。
【図7】イーブンオッドルール(Even Odd R
ule)による塗り潰し方式の一例を示す図である。
【図8】ノンゼロワインディングルール(Non Ze
ro Winding Rule)による塗り激し方式
の一例を示す図である。
【図9】アウトラインフォントの輪郭線縁取りの一例を
示す図である。
【図10】領域重複弁別処理の一例を示す図である。
【図11】輪郭線重複領域のあるアウトラインフォント
の輪郭線縁取りを行って白抜き文字を作成した場合の一
例を示す図である。
【図12】輪郭線重複領域のないアウトラインフォント
の輪郭線縁取りを行って白抜き文字を作成した場合の一
例を示す図である。
【符号の説明】
101 フォント格納メモリ 102 形状合成手段 103 領域重複弁別手段 104 領域重複判定手段 105 フルアウトライン化手段 106 フォント格納メモリ 201 フォント格納メモリ 202 形状合成手段 203 領域重複判定手段 204 フルアウトライン化手段 301,302 合成部品の一例 401,402 合成位置に合成された合成部品 403 輪郭線領域重複 404,405 合成部品で合成された文字パターンの
一例

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトラインフォント方式の文字形状構成
    に必要な文字合成部品情報集合と、前記文字合成部品情
    報集合から文字形状を組み立てるための部品合成情報と
    を格納するフォント格納メモリと、 前記フォント格納メモリ内の前記部品合成情報に従って
    1文字毎の文字形状合成を行う形状合成手段と、 前記形状合成手段の形状合成処理の結果生じるアウトラ
    イン輪郭線データの領域重複判定を行なう領域重複判定
    手段と、 前記アウトライン輪郭線データの重複領域を削除して重
    複領域のないアウトライン輪郭線データに変換するフル
    アウトライン化手段と、 前記フォント格納メモリ内の1文字毎の部品合成情報内
    に、各々の文字合成部品が部品合成後にどの文字合成部
    品と領域が重複するかの領域重複情報をあらかじめ領域
    重複データとして格納し、前記領域重複データを読み出
    し、どの合成部品とどの合成部品との間で領域重複判定
    をするのかを選択指示する領域重複弁別手段と、 を備え、アウトライン輪郭線重複のあるアウトラインフ
    ォントデータをアウトライン輪郭線重複のないアウトラ
    インフォントデータに変換する際の効率化を図ったこと
    を特徴とする文字等発生装置。
  2. 【請求項2】前記文字合成部品情報集合が、文字形状合
    成に必要な片,旁,さらに細かく分割した文字を構成す
    る素片を含むアウトラインデータを合成部品として呼び
    出せるように、前記合成部品の各々に合成部品コードを
    付加したことを特徴とする、請求項1に記載の文字等発
    生装置。
  3. 【請求項3】前記部品合成情報が、前記合成部品コード
    が付加された文字合成部品情報集合から各1文字毎にど
    の合成部品を使用するかの使用合成部品コードを情報化
    した文字形状を組み立てることを特徴とする、請求項2
    に記載の文字等発生装置。
  4. 【請求項4】前記部品合成情報が、前記文字合成部品情
    報集合から呼び出された合成部品をどの位置に配置する
    か、あるいは、その合成部品を拡大または縮小するかと
    いう部品合成情報を含んでいることを特徴とする、請求
    項1〜3のいずれかに記載の文字など発生装置。
  5. 【請求項5】前記領域重複弁別手段が、前記領域重複判
    定を実行する場合には、前記形状合成手段によって文字
    形状合成されたアウトライン輪郭線重複のあるアウトラ
    インデータを調べ、どの合成部品がどの合成部品とアウ
    トライン輪郭線重複しているかをデータ上で判定し、そ
    の判定信号を前記フルアウトライン化手段に出力するこ
    とを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の文字
    等発生装置。
  6. 【請求項6】前記領域重複判定手段が、前記合成部品を
    構成するアウトライン輪郭線が他の合成部品のアウトラ
    イン輪郭線と交点を持つか否かによることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれかに記載の文字等発生装置。
  7. 【請求項7】前記領域重複判定手段が、初めからアウト
    ライン輪郭線が重複しないと判っているアウトライン輪
    郭線に対してはそのアウトライン輪郭線の重複判定処理
    はしないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに
    記載の文字等発生装置。
  8. 【請求項8】前記フルアウトライン化手段が、前記アウ
    トライン輪郭線重複のあるアウトラインフォントデータ
    のアウトライン輪郭線重複領域を削除し、前記アウトラ
    イン輪郭線重複のないアウトラインフォントデータに変
    換することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記
    載の文字等発生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157369A (en) * 1997-10-14 2000-12-05 Logitech, Inc. Optical-mechanical roller with ratchet
JP2007240848A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Seiko Epson Corp 表示プログラム、データ構造及び表示装置
JP2007248583A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Seiko Epson Corp 表示プログラム、データ構造及び表示装置
JP2011025647A (ja) * 2008-08-13 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 制御装置、レーザ照射装置、最適化フォントデータdb、記録方法、プログラム、記憶媒体

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