JP2007249109A - 現像装置の調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ロールへ搬送するトナー量を適正に調整して安定した画像品位を維持できる現像装置の調整方法を提供する。
【解決手段】現像槽142に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤145をブラシ状に保持する磁気ロール143と、前記磁気ロール143から搬送されたトナーを保持して像担持体110に形成された静電潜像を現像する現像ロール144を備え、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の夫々に印加するバイアス電圧Vdc3、Vdc4を調整することにより前記磁気ロール143から前記現像ロール144へのトナーの搬送量を調整するバイアス電圧調整ステップを備えた現像装置の調整方法であって、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の回転速度差を調整することによりトナーの搬送量を調整する回転数調整ステップを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、現像槽に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤をブラシ状に保持する磁気ロールと、前記磁気ロールから搬送されたトナーを保持して像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ロールを備え、前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧を調整することにより前記磁気ロールから前記現像ロールへのトナーの搬送量を調整するバイアス電圧調整ステップを備えた現像装置の調整方法に関する。
電子写真方式の画像形成装置に組み込まれる現像装置として、特許文献1には、現像装置を複雑にすることなく、長期にわたって現像ローラ上のトナー層厚を常に安定させ、濃度変化のない安定した画像を維持することを目的として、像担持体上に、現像ロールに現像バイアスを印加し始めてから2周目に形成されたトナー層を用いたベタパターンと、次の1回転の間に形成されたトナー層を用いたハーフトーンパターンとを配したトナー層厚検知用パターンを顕像化させ、像担持体上のトナー層厚検知用パターン、または転写体に転写されたトナー層厚検知用パターンのトナー濃度を濃度センサにより検出し、検出したトナー濃度に基づいて磁気ロールと現像ロール間のバイアス電圧の差電圧、つまり、搬送バイアス電圧を制御する現像方法が提案されていた。
特開2005−55841号公報
しかし、上述した従来技術は、現像槽に充填されたトナーの帯電量が理想的な帯電量の範囲に制御されているという条件の下で調整されるものであり、トナーの帯電量が変動すると、適正に調整できないという問題があった。
例えば、ハーフトーンパターンの濃度を検知し、その検知結果に基づいて搬送バイアス電圧を設定しているが、トナーの帯電量によっては、調整される搬送バイアス値が高くなり過ぎ、現像ロールと磁気ロール間でリークが起こり、黒点等の画像不具合を起こすことがあった。また、現像ロールと磁気ロールの間隔が狭くなりトナーの搬送障害が起こり、トナー飛散や剤漏れが発生する虞があった。逆に搬送バイアス電圧が低くなりすぎると、現像ロールでのトナー消費量にトナー供給量が追いつかず前の現像履歴が次の現像に影響を与える現像ゴーストが発生する虞があった。
本発明は、上述の従来欠点に鑑み、現像ロールへ搬送するトナー量を適正に調整して安定した画像品位を維持できる現像装置の調整方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による現像装置の調整方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、現像槽に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤をブラシ状に保持する磁気ロールと、前記磁気ロールから搬送されたトナーを保持して像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ロールを備え、前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧を調整することにより前記磁気ロールから前記現像ロールへのトナーの搬送量を調整するバイアス電圧調整ステップを備えた現像装置の調整方法であって、前記磁気ロールと前記現像ロールの回転速度差を調整することによりトナーの搬送量を調整する回転数調整ステップを備えている点にある。
前記二成分現像剤に含まれるトナーの帯電量が適切でないとき等に、磁気ロールと現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧による調整では前記磁気ロールから前記現像ロールへのトナーの搬送量を十分に調整しきれないことがあるが、上述の構成によれば、前記磁気ロールと前記現像ロールの回転速度差を調整することにより前記トナーの搬送量を確実に調整することができる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記バイアス電圧調整ステップによりトナーの搬送量が所定の搬送量に調整できないときに前記回転数調整ステップが実行される点にある。
トナー飛散や、黒点または白点、現像ゴーストの発生防止による画像品位の維持、さらに省エネや部材の耐久等の経済性から、高すぎる、または低すぎるバイアス電圧を印加することは好ましくなく、実験などを通して求められる好ましい出力範囲で前記バイアス電圧を印加することが望ましいが、前記好ましい出力範囲では前記トナーの搬送量を所定の搬送量に調整できないことがある。上述の構成によれば、前記好ましい出力範囲で前記バイアス電圧を調整してトナーの搬送量を所定の搬送量とすることができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記バイアス電圧調整ステップは、少なくとも前記現像ロールに所定の低圧バイアス電圧を印加した状態で前記像担持体に形成されるベタパターンまたは転写体への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整する点にある。
前記現像ロールに所定の低圧バイアス電圧を印加した状態、つまり、現像効率が低い状態で、ベタパターンが所定濃度となるように、前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整、つまり、前記現像ロールと前記磁気ロールの双方に印加されるバイアス電圧の差電圧である搬送バイアス電圧を調整するために、過剰なトナーが現像ロールに搬送されるような条件を排除して現像ロールに形成されるトナーの層厚を適正に調整することができるようになる。
以上説明した通り、本発明によれば、現像ロールへ搬送するトナー量を適正に調整して安定した画像品位を維持できる現像装置の調整方法を提供することができるようになった。
以下に本発明による現像装置の調整方法を説明する。本発明による現像装置を備えた電子写真方式の画像形成装置の一例であるプリンタは、図2に示すように、外部機器から入力されたプリントジョブに基づいてMCYKの各色成分のトナー像を形成する画像形成部1と、記録媒体としての用紙を供給・搬送・排紙する用紙トレイや搬送ローラなどからなる給紙部2と、三本のローラ30に支持された無端状の転写体31と、前記転写体31に接触配置された複数の転写ローラ32、33等を備えて構成された転写部3と、トナー像が転写された記録媒体を定着処理する定着部4と、前記外部機器とのデータ送受信を行うインターフェース部5、該プリンタを統括制御するマイクロコンピュータを備えたシステム制御部6を備えて構成される。
前記画像形成部1は、前記転写体31の周方向に沿って配置されたM(マゼンダ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色に対応した4つの感光体ユニット100と、形成するトナー像の濃度が所定の濃度に維持されるように前記転写体31に担持された各色のトナーパターンからの反射光量に基づいて各色の濃度を検出するトナー濃度センサ11と、該画像形成部1を制御する制御部12で構成され、各感光体ユニット100は、図1に示すように、像担持体110と、前記像担持体110の周方向に沿って帯電チャージャー120、露光ヘッド130、現像装置140、クリーナ150、除電ランプ160等が配置されて構成されている。
前記像担持体110は、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有する感光体ドラムからなり、前記帯電チャージャー120により正帯電され、前記露光ヘッド130からの露光により露光部分の電荷はシリンダを経てアースされる構成となっている。
前記トナー濃度センサ11は、前記転写体31の周方向に沿って配置された前記感光体ユニット100の下流側に配置されている。前記トナー濃度センサ11について詳述すると、前記トナー濃度センサ11は、図3に示すように、前記転写体31の法線方向に対して所定の傾斜角度で単一の偏光光を投光する投光部13と、前記法線方向に対して前記投光部13と反対側に配置され、前記転写体31からの反射光を前記投光光と同一の第1の偏光光と前記投光光と異なる第2の偏光光とに分離する偏光分離部14と、前記第1及び前記第2の偏光光を受光する第1及び第2の受光部15とを備えて構成され、前記第1及び前記第2の偏光光の光量差からトナー濃度を検出する。
M(マゼンダ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色の前記感光体ユニット100に夫々備えられた前記現像装置140は、図1に示すように、夫々に対応した色のトナーを充填したトナーカートリッジ141と、前記トナーカートリッジ141から供給されるトナーとキャリアを撹拌する現像槽142と、前記現像槽142に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤145がブラシ状になった磁気ブラシ143lを保持する磁気ロール143と、前記磁気ロール143から搬送されたトナーをトナー薄層144lとして保持して前記像担持体110に形成された静電潜像を現像する現像ロール144を備えて構成されている。
前記磁気ロール143は、N極とS極を交互に着磁した固定マグネットローラを内包する回転スリーブで構成され、その回転軸にDCバイアス電圧(以下、「バイアス電圧」と言う)Vdc3を印加する高圧回路143vが接続され、さらに、前記磁気ロール143が所定の回転数で一方向に回転するように、前記回転軸はモータと減速機構からなる駆動機構146mに接続され、前記制御部12によりその回転速度が制御可能に構成されている。
前記現像ロール144は、均一な帯電性のアルミニウムで構成され、その回転軸にACバイアス電圧Vac4、バイアス電圧Vdc4を印加する高圧回路144vが接続され、さらに、前記現像ロール144が所定の回転数で一方向に回転するように、前記回転軸はモータと減速機構からなる駆動機構146sに接続され、前記制御部12によりその回転速度が制御可能に構成されている。
前記制御部12は、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の双方に印加するバイアス電圧の差電圧である搬送バイアス電圧ΔVcを調整することにより、前記磁気ロール143から前記現像ロール144へのトナーの搬送量を調整する。
前記制御部12は、予め設定された所定の周期、つまり、前記現像装置140の累積稼動時間が所定の時間に、または累積プリント枚数が所定のプリント枚数に達した時点で、キャリブレーション制御を実行するように構成されている。
即ち、少なくとも前記現像ロール144に所定の低圧バイアス電圧Vdc4(L)を印加した状態で前記像担持体110に形成されるベタパターンまたは前記転写体31への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロール143へ印加する前記バイアス電圧Vdc3を調整するバイアス電圧調整ステップを実行する。
ここで、前記バイアス電圧調整ステップにより前記トナーの搬送量が所定の搬送量に調整できないときに前記磁気ロール144と前記現像ロール143の回転速度差を調整することにより前記トナーの搬送量を調整する回転数調整ステップを実行し、その後、前記バイアス電圧調整ステップを再度実行することで、前記
トナーの搬送量を確実に所定の搬送量に調整する。
さらに、前記バイアス電圧調整ステップの実行後、前記像担持体110に形成される所定のハーフトーンパターンまたは前記転写体31への転写後の所定のハーフトーンパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロール143と前記現像ロール144の夫々に印加するバイアス電圧の差電圧である前記搬送バイアス電圧ΔVcを一定に維持しながら両バイアス電圧を調整する第二のバイアス電圧調整ステップを実行する。
なお、前記バイアス電圧調整ステップは、上述の調整方法に限定するものではなく、前記特許文献1による、前記像担持体110上に、前記現像ローラ144上のトナー層厚を検知するため、前記現像ローラ144の現像バイアスを印加し始めてから2周目に形成されたトナー層を用いたベタパターンと、次の1回転の間に形成されたトナー層を用いたハーフトーンパターンとを配したトナー層厚検知用パターンを顕像化させ、前記像担持体110上のトナー層厚検知用パターン、または前記像担持体110上のトナー層厚検知用パターンを転写された転写体31上のトナー層厚検知用パターンにおけるトナー濃度を前記トナー濃度センサ11により検出し、該検出したトナー濃度によって前記現像ローラ144上のトナー層を所定層厚に制御する調整方法など、他の調整方法を用いるものであっても良い。
以下に詳述する。前記制御部12は、前記現像装置140の累積稼動時間が所定の時間に、または累積プリント枚数が所定のプリント枚数に達した時点で、各色の感光体ユニット100毎に、所定の回転数Ns(R)で回転する前記現像ロール144に印加する前記ACバイアス電圧Vac4を変更せずに、前記バイアス電圧Vdc4を最小出力電圧に近い所定の低圧バイアス電圧Vdc4(L)に固定して、所定の回転数Nm(R)で回転する前記磁気ロール143に前記バイアス電圧Vdc3を数パターン印加し、夫々のパターンにおいてベタパターンとなるトナー像を前記像担持体110に形成して前記転写体31に担持させる。
前記磁気ロール143から前記現像ロール144へのトナーの搬送量をモニターすべく、前記トナー濃度センサ11により夫々の前記トナー像のトナー濃度値を検知し、前記検知したトナー濃度値が前記制御部12の図示しない記憶部に記憶されたベタパターン形成時の所定のトナー濃度値となる前記バイアス電圧Vdc3(O)を求め、前記トナーの搬送量を調整する。
前記像担持体110に形成されるベタパターンまたは転写体31への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となる前記バイアス電圧Vdc3(O)が求められないときには、前記磁気ロール143または前記現像ロール144の回転数を変更する、もしくは前記磁気ロール143の回転数と前記現像ロール144の回転数を共に変更することで、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の回転速度差を調整する前記回転数調整ステップを実行し、その後、改めて前記バイアス電圧調整ステップを実行し、前記トナーの搬送量を調整する。なお、本実施例では、前記磁気ロール143の回転数のみを変更するものとする。
さらに詳述すると、まず、前記バイアス電圧調整ステップの実行において、前記バイアス電圧Vdc4を最小出力電圧に近い所定のバイアス電圧Vdc4(L)に固定し、前記磁気ロール143に第1から第4までのパターンのバイアス電圧Vdc3を印加することで、前記像担持体110に4パターンのベタパターンのトナー像を形成し、図4に示すように、該トナー像を前記転写体31に担持させ、前記トナー濃度センサ11により前記4パターン夫々の前記トナー像のトナー濃度値を検知する。
前記バイアス電圧Vdc3と前記バイアス電圧Vdc4(L)の差である前記搬送バイアス電圧ΔVcと前記検知したトナー濃度値より得られる特性曲線から、図5に示すように、前記制御部12の図示しない記憶部に記憶されたベタパターン形成時の所定のトナー濃度値となる最適な搬送バイアス電圧ΔVc(O)を求め、前記最適な搬送バイアス電圧ΔVc(O)と前記バイアス電圧Vdc4(L)より、前記バイアス電圧Vdc3(O)を求め、夫々のバイアス電圧を印加することで前記トナーの搬送量が所定の搬送量となるように調整する。
ここで、前記現像槽142内の前記二成分現像剤145のトナー帯電量の増加や低下、キャリアコート剥れ等により、前記磁気ロール143から前記現像ロール144へ搬送するトナーの搬送特性が変化して、出力範囲を逸脱する前記バイアス電圧Vdc3を出力しなければ前記最適な搬送バイアス電圧ΔVc(O)を求めることができないときには、前記磁気ロール143の回転数Nm(R)を予め設定した値Nm(O)に変更する前記回転数調整ステップを実行することで前記搬送特性を変化させ、その後、改めて前記バイアス電圧調整ステップを実行して、前記最適な搬送バイアス電圧ΔVc(O)を求め、前記トナーの搬送量を調整する。
前記回転数調整ステップについて詳述すると、図6に示すように、前記二成分現像剤145のトナー帯電量が低くなると前記トナーの搬送特性は向上するため、最低の搬送バイアス電圧ΔVc(min)でも過剰なトナーが搬送されることとなる。逆に、前記トナー帯電量が高くなると前記トナーの搬送特性は低下するため、最高の搬送バイアス電圧ΔVc(max)でも十分なトナーが搬送されない。そこで、前記制御部12は、前記現像ロール144の回転数Ns(R)は一定のまま、前記バイアス電圧調整ステップを実行したときに得られた前記特性曲線に基づき、前記磁気ロール144の回転数Nm(R)を実験などを通して取得し、予め設定した値Nm(O)に変更し、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の回転速度差を前者の場合には低く、後者の場合には高く変更することで前記トナーの搬送特性を変化させ、その後、前記バイアス電圧調整ステップを再度実行し、前記最適な搬送バイアス電圧ΔVc(O)を求め、前記転写体31に転写したベタパターンの濃度が所定濃度となるように調整する。
さらに、前記像担持体110に形成される所定のハーフトーンパターンまたは前記転写体31への転写後の所定のハーフトーンパターンの濃度が所定濃度となるように前記最適な搬送バイアス電圧ΔVc(O)を維持しながら前記バイアス電圧Vdc3、Vdc4を調整する第二のバイアス電圧調整ステップを実行し、キャリブレーション制御を終了する。
以下、別実施形態を説明する。上述の構成では、前記像担持体110として、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有する感光体ドラムを採用したが、前記感光体が有機光導電体であるOPCドラムや、前記感光体がセレンなどであるその他の種類の光導電性半導体ドラムを採用する構成であっても良く、この場合、前記感光体の帯電特性に応じて、採用する二成分現像剤は適宜変更すれば良い。
上述の実施例では、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の前記回転速度差の調整について、前記制御部12は前記現像ロール143の回転数Nm(R)は一定に保ち、前記磁気ロール144の回転数Nm(R)を実験などを通して予め設定した値Nm(O)に変更する構成としたが、これに限定するものではなく、前記現像ロール144の回転数のみを変更する、もしくは前記磁気ロール143の回転数と前記現像ロール144の回転数を共に変更する構成でもよい。ただし、前記現像ロール144の回転数を変化させるときにおいては、少なくともその回転数を下げる時には、前記像担持体110等の回転数もこれに合わせて変化させる必要がある。これは、前記現像ロール144の回転数が変化すると、前記像担持体110へのトナーの搬送特性が変化するためであり、特に、前記現像ロール144の回転数を下げるときにおいて影響が大きいためである。
上述の実施例では、トナー濃度値の検知において4パターンのトナー像を形成したが、これに限定するものではなく、機器特性や使用条件、コストなどの諸条件に合わせ最適なパターンのトナー像を形成する構成であっても良く、夫々のパターンのトナー像のトナー濃度値を検知し、前記磁気ロール143及び前記現像ロール144に印加するバイアス電圧Vdc3、Vdc4の調整を行えば良い。
上述の構成では、回転数調整ステップは、前記現像ロール144の回転数Ns(R)は一定のまま、バイアス電圧調整ステップを実行したときに得られた前記特性曲線に基づき、前記磁気ロール144の回転数Nm(R)を実験などを通して取得し、予め設定した値Nm(O)に変更し、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の回転速度差を前者の場合には低く、後者の場合には高く変更することで前記トナーの搬送特性を変化させる構成としたが、前記搬送バイアス電圧ΔVcが所定の値となるように前記バイアス電圧Vdc3を調整し、該搬送バイアス電圧ΔVcにおいて、所定のトナーの搬送量が得られるように前記回転速度差をリニアに変更する構成としてもよく、この場合、前記回転数調整ステップ実行後に、再度バイアス電圧調整ステップを実行する必要は無い。
上述の構成では、回転数調整ステップは、前記現像ロール144の回転数Ns(R)は一定のまま、バイアス電圧調整ステップを実行したときに得られた前記特性曲線に基づき、前記磁気ロール144の回転数Nm(R)を実験などを通して取得し、予め設定した値Nm(O)に変更し、前記磁気ロール143と前記現像ロール144の回転速度差を前者の場合には低く、後者の場合には高く変更することで前記トナーの搬送特性を変化させる構成としたが、前記回転速度差を所定の値に変更した後、所定のトナーの搬送量が得られるように前記バイアス電圧Vdc3を調整する構成としてもよく、この場合、前記回転数調整ステップ実行後に、再度バイアス電圧調整ステップを実行する必要は無い。
上述の実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更することができることは言うまでもない。
現像装置の説明図 本実施例におけるプリンタの説明図 本実施例における転写体上のトナー濃度を検出するトナー濃度センサの説明図 転写体上に形成されるトナー像の説明図 搬送バイアス電圧と転写体上のベタパターンのトナー像のトナー濃度値(現像ロールへのトナー搬送量)の関係を示すグラフ 現像ロールへのトナー搬送量の搬送特性の説明に用いるグラフ
符号の説明
12:制御部
100: 感光体ユニット
140: 現像装置
141: トナーカートリッジ
142: 現像槽
143:磁気ロール
143l:磁気ブラシ
143v:高圧回路(磁気ロール用)
144:現像ロール
144l:トナー薄層
144v:高圧回路(現像ロール用)
145:二成分現像剤(トナーとキャリア)
146m:駆動機構(磁気ロール用)
146s:駆動機構(現像ロール用)

Claims (3)

  1. 現像槽に充填されたキャリアとトナーからなる二成分現像剤をブラシ状に保持する磁気ロールと、前記磁気ロールから搬送されたトナーを保持して像担持体に形成された静電潜像を現像する現像ロールを備え、前記磁気ロールと前記現像ロールの夫々に印加するバイアス電圧を調整することにより前記磁気ロールから前記現像ロールへのトナーの搬送量を調整するバイアス電圧調整ステップを備えた現像装置の調整方法であって、
    前記磁気ロールと前記現像ロールの回転速度差を調整することによりトナーの搬送量を調整する回転数調整ステップを備えている現像装置の調整方法。
  2. 前記バイアス電圧調整ステップによりトナーの搬送量が所定の搬送量に調整できないときに前記回転数調整ステップが実行される請求項1記載の現像装置の調整方法。
  3. 前記バイアス電圧調整ステップは、少なくとも前記現像ロールに所定の低圧バイアス電圧を印加した状態で前記像担持体に形成されるベタパターンまたは転写体への転写後のベタパターンの濃度が所定濃度となるように前記磁気ロールへ印加するバイアス電圧を調整するものである請求項1または2記載の現像装置の調整方法。
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