JP2007281075A - プリント配線板の単板接続装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単板には位置決め用の基準穴が無くても次の後側の単板を単板移動搬送装置に位置決めできる。
【解決手段】単板接続装置1は、テープ貼付領域7の後方側で、前側の単板3Aの後端部と次の後側の単板3Bの前端部3BFの位置を検出する端部位置センサ33と、前記単板3Aを前方へ搬送する単板固定搬送装置15と、前記単板3Bを前方へ移動せしめる単板移動搬送装置37と、が設けられている。さらに、前記テープ貼付領域7の後部に、前記次の後側の単板3Bを前記単板移動搬送装置37に設置するときに前記次の後側の単板3Bの前端部3BFを位置決めするための前端部位置合わせ部材37を昇降自在に設けると共に、前記次の後側の単板3Bの側縁部3BSを位置決めするための側縁部位置合わせ部材51を前記単板移動搬送装置37に設けてなることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】単板接続装置1は、テープ貼付領域7の後方側で、前側の単板3Aの後端部と次の後側の単板3Bの前端部3BFの位置を検出する端部位置センサ33と、前記単板3Aを前方へ搬送する単板固定搬送装置15と、前記単板3Bを前方へ移動せしめる単板移動搬送装置37と、が設けられている。さらに、前記テープ貼付領域7の後部に、前記次の後側の単板3Bを前記単板移動搬送装置37に設置するときに前記次の後側の単板3Bの前端部3BFを位置決めするための前端部位置合わせ部材37を昇降自在に設けると共に、前記次の後側の単板3Bの側縁部3BSを位置決めするための側縁部位置合わせ部材51を前記単板移動搬送装置37に設けてなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、プリント配線板の単板接続装置に関し、特にプリント配線板を製造する工程の途中で、プリント配線板の素材としての例えば所定の幅を具備した長いシート状の銅張積層板(通常、「CCL」という)から所定の長さに切断された単板同士を互いに重ね合わせて同時に穿孔した後に、各単板同士を互いにつなげて次工程の回路形成加工を施すために、前記各単板同士を互いに接続用テープで貼り合わせるプリント配線板の単板接続装置に関する。
近年、プリント配線板、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)は生産量が急増している。従来、プリント配線板の製造方法としては、プリント配線板の素材としての例えば所定の幅を具備したシート状の銅張積層板(CCL)からなる薄い板状の部材の両面に回路を形成するものであり、長いシート状のCCL(ポリイミド等の薄い板状のベース部材の両面に薄い導体膜が形成されている部材)を所定の長さの単板に切断し、この切断された各単板を互いに重ね合わせて貫通孔を同時にあけ、この貫通孔にスルーホールメッキを施し、このスルーホールメッキが施された各単板の両面の導体膜に、エッチング等によって回路を形成する方法が知られている。
なお、上記のスルーホールメッキは、前記プリント配線板の両面に形成された回路同士を互いに電気的に接続するために行われるものである。
また、前記従来の方法では、前記スルーホールメッキが施された各単板に対して回路を設ける際に、1枚ずつ離されている各単板ごとに回路を形成している。
一方、前記従来の他の方法では、前記スルーホールメッキが施された各単板を接続用テープなどを用いて互いに接続して長く形成してロール状に巻かれる。この長く接続された各単板がロールから繰り出されてその進む方向に送られつつ、前記各単板の両面に回路を形成し、別のロールに巻き取られるロール・ツゥ・ロール(R−R)方式が採られる。この方法のメリットは、「生産コストの低減」、「厚みが薄い高付加価値製品の生産が可能となる」などである。
ここで、前記複数の単板を接続する単板接続装置としては、特許文献1に示されているように、搬送装置で所定の位置まで搬送された前側の単板の後端部と、次の後側の単板の先端部とを互いに突き合わせて、接続用テープで前記前側の単板と前記次の後側の単板とを互いに接続し、前記搬送装置で前記次の後側の単板を前記所定の位置まで搬送する動作を繰り返し、複数の単板が長くつながるように接続する装置が知られている。
なお、前記単板を接続する単板接続装置では、互いが対向しているローラで前記単板を挟み込み、前記各ローラを回転し、前記単板を搬送するようになっている。
また、前記単板を接続する単板接続装置では、接続用テープで前記前側の単板と前記次の後側の単板とが、作業者の手作業によって互いに接続されている。
ところが、前記単板を接続する単板接続装置では、作業者の手作業によって接続用テープを各単板の突き合わせ部に貼ることにより、各単板同士が接続されているので、効率良く接続することができないという問題があった。
そこで、本出願人は、上記の問題を解消するために、図7に示されているように、複数の単板を効率よく接続する単板接続装置101を開発している。
すなわち、単板接続装置101の図示しない基台には、図7に示されているように前側の単板103Aの進む方向の後端部103ARに、次の後側の単板103Bの進む方向の前端部103BFが近接して対向するように前記次の後側の単板103Bを位置決めして接続用テープ105を貼り付けるためのテープ貼付領域107が設けられている。
上記のテープ貼付領域107には、前記前側の単板103Aの後端部103ARと前記次の後側の単板103Bの前端部103BFとを位置決めするための貼合せテーブル109が設けられ、この貼合せテーブル109で位置決めされた前側の単板103Aと次の後側の単板103Bとを互いに接続するための接続用テープ105を収納したテープ貼付装置111が貼合せテーブル109の上方に設けられている。
また、上記のテープ貼付領域107に対して前記搬送方向の前方側には、前記前側の単板103Aを真空吸着しつつ図7に示す矢印の搬送方向の前方側へ移動せしめるためのサクションコンベアなどの単板固定搬送装置113が設けられている。したがって、前記前側の単板103Aとこの前側の単板103Aに接続された前記次の後側の単板103Bが搬送される。
また、上記の単板固定搬送装置113に対して前記搬送方向の前方側(図7において右側)には、前記テープ貼付装置111で接続されてから前記単板固定搬送装置113で搬送される接続された複数枚の単板103をリール115(ボビン)に巻き取る単板巻取装置117が設けられている。
また、上記のテープ貼付領域107に対して前記搬送方向の後方側(図7において左側)には、前記前側の単板103Aの後端部103ARの位置、あるいは前記次の後側の単板103Bの前端部103BFの位置を検出するための端部位置センサ119が設けられている。
上記の端部位置センサ119は、図7に示されているように前記搬送方向に対して直交する幅方向で単板103の両側端部が通過する位置付近の下方に配置されている。あるいは、投光部と受光部を上下に配置する場合もある。なお、前記端部位置センサ119は、前記前側の単板103Aの後端部103ARの位置、あるいは前記次の後側の単板103Bの前端部103BFの位置を検出した検出データを送るように図示しない制御装置に接続されている。
また、上記のテープ貼付領域107並びに端部位置センサ119に対して前記搬送方向の後方側(図7において左側)には、前記次の後側の単板103Bを載置可能な平面状の部位を備えた可動テーブル121が前記搬送方向でテープ貼付領域107の貼合せテーブル109へ接近及び離反するように往復動自在に設けられている。
なお、前記可動テーブル121は、前記搬送方向の往復移動位置(あるいは移動距離)を正確に作動できるように構成されており、図示しない制御装置に接続されている。さらに、上記の可動テーブル121の上面には、前記単板103A、103Bに設けられた位置決め用の基準穴103Hに挿入して係合される突起123が前記単板103A、103Bの位置決めのために可動テーブル121の上面から上方へ出没自在に設けられている。
また、前記可動テーブル121の上面には複数の小さな貫通孔125が設けられており、これらの各貫通孔125を介して可動テーブル121の上面で前側の単板103Aを真空吸着したり、あるいは前側の単板103Aをエアーフロートしたりすることができるように構成されている。
上記の図7の単板接続装置101における単板接続工程としては、前側の単板103Aが単板固定搬送装置113のサクションコンベアにより搬送方向の前方へ搬送される際に、図7の2点鎖線で示されているように前側の単板103Aの進む方向の後端部103ARの位置が端部位置センサ119で検出され、この検出されたデータが制御装置に送られる。制御装置では前側の単板103Aの後端部103ARの位置のデータに基づいて計算し、前記前側の単板103Aの後端部103ARをテープ貼付領域107の所定の位置で停止するように単板固定搬送装置113に指令が与えられる。
これにより、前記前側の単板103Aが図7の矢印で示されているように前記搬送方向の前方へ搬送され、かつ、単板巻取装置117も同期して回転駆動され、接続された複数の単板103が前方側のリール115に巻き取られ、前記前側の単板103Aの後端部103ARがテープ貼付領域107の所定の位置、すなわち、貼合わせ中央位置TCLで停止する。
次いで、図7の2点鎖線で示されている次の後側の単板103Bは、後側の単板103Bに設けられた位置決め用の基準穴103Hに可動テーブル121の上面に突出した突起123が挿入されて可動テーブル121の上面に位置決めされ、可動テーブル121の上面で真空吸着される。
その後、作動スイッチONにより、可動テーブル121が図7の矢印で示されているように前方へ前進し、前記次の後側の単板103Bの前端部103BFの位置が端部位置センサ119で検出され、この検出されたデータが制御装置に送られる。制御装置では前記後側の単板103Bの前端部103BFの位置のデータと、すでに停止している前記前側の単板103Aの後端部103ARの位置のデータに基づいて計算し、前記前側の単板103Aの後端部103ARと適正な間隔を介して近接する位置で停止するように可動テーブル121に指令が与えられる。
可動テーブル121は、前記前側の単板103Aの後端部103ARと前記後側の単板103Bの前端部103BFとの間隔が適正な位置で停止する。
次いで、テープ貼付装置111により、接続用テープ105が前記各単板103A、103Bの端部103AR、103BFを覆うように貼り付けられて前記各単板103A、103Bが接続される。
制御装置からの指令により、突起123が可動テーブル121の上面より下方へ没入し、可動テーブル121の上面の複数の小さな貫通孔125からエアが吹き出して前記後側の単板103Bがエアーフロートされるように切り替えられる。一方、単板固定搬送装置113が再び駆動して前側の単板103Aとこの前側の単板103Aに接続された後側の単板103Bが前記搬送方向の前方へ搬送されて、前述したように、前記後側の単板103Bの後端部103BRの位置が端部位置センサ119で検出され、前記後側の単板103Bの後端部103BRがテープ貼付領域107の貼合わせ中央位置TCLで停止する。これと同時に、前記可動テーブル121は後退して原位置へ復帰する。
以上のような動作が繰り返されることによって、複数枚の各単板103A、103Bが接続用テープ105で長く接続されることになる。
特開平7−99379号公報
ところで、図7に示されている単板接続装置101は、図7の2点鎖線で示されているように、次の後側の単板103Bを可動テーブル121の上面に位置決めする際には、前記単板103Bに設けられた位置決め用の基準穴103Hに可動テーブル121の上面に突出した突起123を挿入せしめた後に、単板103Bを後方側に引っ張って可動テーブル121の上面に位置決めする。このとき、前記単板103Bはシート状の銅張積層板(CCL)であるために柔らかいので、前記基準穴103Hが広がったり、破れたりするという問題点があった。
また、前記単板103Bの基準穴103Hに可動テーブル121の突起123を挿入せしめるのは難しいために作業上、時間がかかるという問題点があった。
また、前記単板103Bの基準穴103Hの位置精度は、基準穴103Hの穴開け加工によるために、例えば穿孔後に穴が収縮してしまうので、場合によっては突起123と基準穴103Hが合わないことがあるという問題点があった。
上記発明が解決しようとする課題を達成するために、この発明のプリント配線板の単板接続装置は、所定の長さと幅とを備えた板状の単板同士が接続されるときの前側の単板の進む方向の後端部に、次の後側の単板の進む方向の前端部が近接して対向するようにテープ貼付領域に位置決めされた前記前側の単板の後端部と前記次の後側の単板の前端部とに接続用テープを貼り付けて接続するテープ貼付装置と、
前記テープ貼付領域の後方側に設けられ、前記前側の単板の後端部と前記次の後側の単板の前端部の位置を検出する端部位置検出装置と、
この端部位置検出装置で検出された前記前側の単板の後端部の位置に基づいて前記前側の単板の後端部を前記テープ貼付領域に位置決めするように、前記前側の単板を前記進む方向の前方に搬送すべく、前記テープ貼付領域の前方側に固定して設けられた単板固定搬送装置と、
前記端部位置検出装置で検出された前記次の後側の単板の前端部の位置に基づいて前記次の後側の単板の前端部が前記テープ貼付領域に位置決めされた前記前側の単板の後端部に接近して対向するように、前記次の後側の単板を前記進む方向の前方に移動せしめて位置決めすべく、前記端部位置検出装置の後方側に設けられた単板移動搬送装置と、を備えているプリント配線板の単板接続装置において、
前記テープ貼付領域の後部に、前記次の後側の単板を前記単板移動搬送装置に設置するときに前記次の後側の単板の前端部を位置決めするための前端部位置合わせ部材を昇降自在に設けてなることを特徴とするものである。
前記テープ貼付領域の後方側に設けられ、前記前側の単板の後端部と前記次の後側の単板の前端部の位置を検出する端部位置検出装置と、
この端部位置検出装置で検出された前記前側の単板の後端部の位置に基づいて前記前側の単板の後端部を前記テープ貼付領域に位置決めするように、前記前側の単板を前記進む方向の前方に搬送すべく、前記テープ貼付領域の前方側に固定して設けられた単板固定搬送装置と、
前記端部位置検出装置で検出された前記次の後側の単板の前端部の位置に基づいて前記次の後側の単板の前端部が前記テープ貼付領域に位置決めされた前記前側の単板の後端部に接近して対向するように、前記次の後側の単板を前記進む方向の前方に移動せしめて位置決めすべく、前記端部位置検出装置の後方側に設けられた単板移動搬送装置と、を備えているプリント配線板の単板接続装置において、
前記テープ貼付領域の後部に、前記次の後側の単板を前記単板移動搬送装置に設置するときに前記次の後側の単板の前端部を位置決めするための前端部位置合わせ部材を昇降自在に設けてなることを特徴とするものである。
この発明のプリント配線板の単板接続装置は、プリント配線板の単板接続装置において。前記前記次の後側の単板の側縁部を位置決めするための側縁部位置合わせ部材を前記単板移動搬送装置に設けてなることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、単板には位置決め用の基準穴がなくなるので、単板の変形を無くすことができる。また、次の後側の単板を前記単板移動搬送装置に設置する際に、前記次の後側の単板の前端部を前端部位置合わせ部材で位置決めするので、位置決めの作業性が容易になり、短時間で位置決めできる。また、位置決め用の基準穴を単板に開ける必要がなくなるので1工程を減らすことができ、時間短縮を図る上で寄与する。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
この実施の形態に係るプリント配線板(プリント基板)は、薄い板状の部材の表面と裏面の両面に薄い導電膜(たとえば銅箔で形成されている導電膜)が予め設けられており、前記導電膜を加工して製造されるものである。前記薄い板状の部材(素材)は、例えば可撓性を備えているシート状の銅張積層板(通常、「CCL」という)であり、ポリイミド製ベースフィルムの両面に導電膜が密着して形成されている。
ここで、前記プリント配線板の製造方法について概略的に説明する。
図6を参照するに、まず、所定の幅を具備した長いシート状のCCLが前記幅方向に伸びた切断線で所定の長さに切断されて単板とされる。なお、上記のCCLの所定の幅は、通常、250〜500mmである(ステップS1)。
上記の複数枚の単板(20枚程度)が各端面を互いに一致するように重ね合わされてから、パンチやドリルを用いて前記複数枚の単板にほぼ同時に貫通孔があけられる。この貫通孔は両面の回路の導通をとるための穴である。このように複数枚の単板をまとめて穿孔することにより作業効率が向上する(ステップS2)。
次いで、前記貫通孔をあけた各単板はスルーホールメッキが施されて両面の回路の導通がとれる(ステップS3)。
次に、前記スルーホールメッキを施した各単板同士を互いに接続する単板接続工程が行われる。すなわち、前記各単板が厚さ方向で互いに重ならないように各単板の端部同士を互いに近接して(接触させてもしくは僅かに離して)互いに対向させて配置される。この近接している各単板の端部が所定の幅を備えた接続用テープにより前記各単板の厚さ方向の一方の面から前記互いに近接している端面の部位を覆うように貼り付けられて互いに接続されて長く形成され、例えばリール(ボビン)にロール状に巻かれる(ステップS4)。
次に、各単板の両面に回路を形成する回路形成工程が行われる。上記のように長く形成されてロール状に巻かれた各単板は、そのロールから繰り出しながら加工装置内に送り込まれ、各単板に加工した後の印刷配線板が別のロールに巻き取られるロール・ツゥ・ロール(R−R)方式が採られる。このとき、上記のロール状の単板が別のロールへ送られる際に、各単板の両面に薄い回路が形成される。すなわち、各単板の導電膜の表面をきれいにする整面処理、ドライフィルムラミネート、露光、現像、エッチング及び回路研磨等の工程を経て印刷回路が形成される。
より詳しく説明すると、まず、前記単板の両面(表面と裏面)に設けられている薄い導電膜の表面の酸化被膜を除去して油膜や微細なゴミを除去するための整面処理が行われる。
この整面処理された導電膜の表面にはドライフィルムが貼り付けられ、前記単板の両面に回路を形成するためのマスクが前記ドライフィルムに設置された状態で露光が行われる。
前記パターン基板(マスク)を取り除いて現像処理が行われ、前記ドライフィルムに前記パターン基板の回路形態が転写される。
続いて、エッチング処理によって上記の導電膜の一部が除去され、前記パターン基板の回路と同じ形態の回路が前記単板の両面に形成される。この後、前記基板の両面に残存している前記ドライフィルムが除去される。
以上のように、複数枚の単板が互いに重ね合わせて貫通孔があけられるので、スルーホールメッキのための貫通孔を効率よく形成できる。さらに、スルーホールメッキが施された各単板を接続してロール状に巻かれた後に、このロール状の各単板が繰り出されて別のロールへ送られる際に、各単板の両面に回路が形成されるので、ほぼ連続的に回路を効率良く形成することができる(ステップS5)。
続いて、上記の接続された各単板が分離され(ステップS6)、この分離後に、各単板の両面に薄いカバーレイが貼り付けられてから型抜きをして(ステップS7)、プリント配線板が製造される。
以上のように、製造されたプリント配線板は、両面に回路を備えていると共に、前記両面の各回路を互いに電気的に接続するためのスルーホールを有するものであり、このプリント配線板を従来よりも効率よく製造することができる。
また、上記のプリント配線板の製造方法によれば、単板同士の接続に接続用テープが使用されているので、単板に与える影響を少なくして(たとえば、接続部位で単板を傷つけることなく)、単板の接続を速やかに容易に行うことができ、接続された単板を分離することも容易になっている。
次に、上記プリント基板の製造方法のうちの単板接続装置1について図面を参照して説明する。この単板接続装置1は上述したステップS4の単板接続工程で用いられるものである。
図1を参照するに、単板接続装置1は、所定の幅と所定の長さとを備えて四角形状に形成され可撓性を具備した薄い板伏の単板3(たとえば、プリント配線板の素材)同士を接続するための装置である。
単板接続装置1の図示しない基台には、図1に示されているように前側の単板3Aの進む方向の後端部3ARに、次の後側の単板3Bの進む方向の前端部3BFが近接して対向するように前記次の後側の単板3Bを位置決めして接続用テープ5を貼り付けるためのテープ貼付領域7が設けられている。
上記のテープ貼付領域7には、前記前側の単板3Aの後端部3ARと前記次の後側の単板3Bの前端部3BFとを位置決めするための貼合せテーブル9が設けられており、この貼合せテーブル9で位置決めされた前側の単板3Aと次の後側の単板3Bとを互いに接続するための接続用テープ5を備えたテープ貼付装置11が貼合せテーブル9から離隔した上方に上下動自在に設けられている。
詳しく説明すると、テープ貼付装置11の本体部であるフレーム13の内部には、所定の幅を備えた接続用テープ5がリールに巻かれて格納されており、接続用テープ5が前記各単板3A,3Bの突き合わせ部と互いにほぼ一致する方向に繰り出され、フレーム13の下面より下方へ出た接続用テープ5の先端側がフレーム13内に備えた押し付けローラにより上から貼合せテーブル9へ押し付けられる構成である。なお、引き出された接続用テープ5の下面側に接着剤層が設けられている。
さらに、フレーム13が走行して接続用テープ5を各単板3A,3Bの端部3AR,3BFの突き合わせ方向に延伸せしめて前記端部3AR,3BFを覆うように貼り付けられると、この接続用テープ5がフレーム13内に備えたカッターなどからなるテープ切断部により切断される構成である。
また、上記のテープ貼付領域7に対して前記搬送方向の前方側には、前記前側の単板3Aを前記搬送方向の前方側へ移動せしめるための単板固定搬送装置15が設けられている。
この単板固定搬送装置15は、前記前側の単板3Aの厚さ方向の一方の面を真空吸着しつつ前記前側の単板3Aを進む方向の一方向(図1及び図2に示す矢印の搬送方向)に引いて搬送することにより、前記前側の単板3Aとこの前側の単板3Aに接続された前記次の後側の単板3Bとを搬送せしめるものである。
上記の単板固定搬送装置15について詳しく説明すると、単板固定搬送装置15はこの実施の形態ではベルトコンベヤ17で構成されており、ベルトコンベヤ17の無端環状に回転するベルト19には前側の単板3Aの搬送方向に並んだ複数の貫通孔21が複数列具備されている。さらに、上方側を走行するベルト19の内側には平板状のガイド部材23が設けられている。このガイド部材23には前記ベルト19の各貫通孔21に対応する位置で前記搬送方向に長く伸びて形成された図示しない複数の溝が複数列具備されている。
前記ガイド部材23の各溝を形成した面がベルト19の内側の面に近接又は接触しており、前記ベルト19におけるガイド部材23とは反対側の面で、ガイド部材23の溝とベルト19の各貫通孔21とを介してベルト19の上面にある前側の単板3Aを真空吸着できるように構成されている。
なお、単板固定搬送装置15は、ベルト19がサーボモータなど駆動装置により回転駆動されて正確な位置で停止できるように構成されており、さらに前記駆動装置は図示しない制御装置に接続されている。
また、上記の単板固定搬送装置15に対して前記搬送方向の前方側(図1、図2において右側)には、前記テープ貼付装置11で接続されてから前記単板固定搬送装置15で搬送される接続された複数枚の単板3をリール25(ボビン)に巻き取る単板巻取装置27が設けられている。なお、前記リール25は図示しない前記基台に対して回転自在に設けられており、図示しない電気モータ等のアクチュエータで前記接続された複数の単板3を巻き取るために回転駆動される構成である。
また、上記のテープ貼付領域7において前記搬送方向の後部(図1、図2において左部)、すなわち、貼合せテーブル9の後部には、次の後側の単板3Bの前端部3BFの垂れ下がり部分を貼合せテーブル9のテープ貼付高さ位置PLで載置する単板前端部載置領域29が設けられている。
図3(A)、(B)を併せて参照するに、上記の貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29の後端部には、この実施の形態では櫛歯形状をなす第1櫛歯部31を有している。この第1櫛歯部31には詳しくは後述する端部位置検出装置としての例えば端部位置センサ33を設けるためのセンサ用切欠き窓35が設けられている。
なお、センサ用切欠き窓35の位置は、単板前端部載置領域29に載置された後側の単板3Bの前端部3BFの位置より前方側に位置している。
また、上記の第1櫛歯部31の櫛歯形状は、前記次の後側の単板3Bの前端部3BFの幅方向の両端を載置可能に配置されている。これにより、前記後側の単板3Bの前端部3BFの幅方向の両端が幅方向に垂れ下がっていても第1櫛歯部31で必然的に矯正されるので、前記後側の単板3Bが何の支障なく前進できる。
また、上記のテープ貼付領域7において前記搬送方向の後部(図1、図2において左部)、この実施の形態ではセンサ用切欠き窓35の内部には、前記前側の単板3Aの後端部3ARの位置、あるいは前記次の後側の単板3Bの前端部3BFの位置を検出するための端部位置検出装置としての例えば端部位置センサ33が設けられている。この端部位置センサ33としては、反射ミラーと反射型光電センサの組合せのセンサ、透過型光電センサあるいはその他のセンサなどが用いられる。
この実施の形態の端部位置センサ33は、図1に示されているように前記搬送方向に対して直交する幅方向で単板3の両側端部が通過する位置付近の下方に配置されている。この実施の形態では、幅方向で4つの端部位置センサ33が配置されており、外側の2つの端部位置センサ33は幅が500mmの単板3の両側端部を検出するもので、内側の2つの端部位置センサ33は幅が250mmの単板3の両側端部を検出するものである。
なお、前記端部位置センサ33は、前記前側の単板3Aの後端部3ARの位置、あるいは前記次の後側の単板3Bの前端部3BFの位置を検出した検出データを送るように図示しない制御装置に接続されている。
なお、上記の端部位置センサ33は、スポット的な範囲を検出するのではなく、光線形状が例えば20mm×2.5mmの長方形状からなっており、光線形状が単板3に加工されている穴の2倍以上の長さを持つ長辺もので、単板3の検知する端部に対し、長辺が平行に配置されている。
また、この発明の実施の形態の主要部を構成する前端部位置合わせ部材37が、上記のテープ貼付領域7に対して前記搬送方向の後方側(図1、図2において左斜め下側)で、すなわち、貼合せテーブル9と詳しくは後述する可動テーブルとの間に、昇降自在に設けられている。
図3(A)、(B)を併せて参照するに、上記の前端部位置合わせ部材37としては、この実施の形態では水平片37Aと垂直片37Bとからなる断面L字形状をなしており、前記垂直片37Bが前記次の後側の単板3Bの前端部3BFを突き当てて位置決めするための前端部位置合わせ基準面37Cとなり、前記水平片37Aが基台になる。
また、前端部位置合わせ部材37の前端部には、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31の櫛歯形状に対応して嵌合するように切欠き部39が形成されている。すなわち、この切欠き部39は、前端部位置合わせ部材37の垂直片37Bが貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29に載置される後側の単板3Bの前端部3BFを位置決めするために、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31に入り込んで上昇可能とするように切り欠かれている。
また、前端部位置合わせ部材37は、図1に示されているように貼合せテーブル9より幅方向に長く延伸されており、この前端部位置合わせ部材37の両端側にはガイドピン41が下方へ延伸され、且つガイドピン41が装置本体に設けたガイド部43でガイドされて上下動するように構成されている。さらに、前端部位置合わせ部材37の長手方向のほぼ中央の下部は前端部位置合わせ部材37を上下動せしめるための前端部位置合わせ部材昇降駆動手段としての例えば昇降シリンダ45のシリンダシャフト45Aに連結されて昇降自在に設けられている。
また、上記のテープ貼付領域7、すなわち貼合せテーブル9並びに前端部位置合わせ部材37に対して前記搬送方向の後方側(図1、図2において左斜め下側)には、前記次の後側の単板3Bを載置可能な平面状の部位(前記テープ貼付領域7の貼合せテーブル9及び単板固定搬送装置15のベルト19の上面とほぼ同一平面上に配置された部位)を備えた単板移動搬送装置としての例えば可動テーブル47が前記搬送方向で貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29へ接近及び離反するように往復動自在に設けられている。
また、前記可動テーブル47としては、この実施の形態ではその前端部が前記貼合せテーブル9の後端部の第1櫛歯部31の櫛歯形状と嵌合する逆型櫛歯形状をなす第2櫛歯部49を有している。
また、可動テーブル47は、前記後側の単板3Bを設置する際の待機位置が前記後側の単板3Bの前端部3BFを前記貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29に載置可能な位置とする構成である。
なお、前記可動テーブル47は、例えばボールねじとナット部材、前記ボールねじを回転駆動するサーボモータなどで構成される図示しないテーブル駆動装置により可動テーブル47の前記搬送方向の往復移動位置(あるいは移動距離)を正確に作動できるように構成されている。また、テーブル駆動装置は図示しない制御装置に接続されている。
さらに、上記の可動テーブル47の上面には、前記次の後側の単板3Bの側縁部3BSを位置決めするための側縁部位置合わせ部材51が設けられている。この側縁部位置合わせ部材51は、図1に示されているように側縁部位置合わせ基準面51Aを備えており、可動テーブル47の上面にその幅方向に長く設けた2列のガイド溝53に沿って可動テーブル47の幅方向へ移動自在に設けられている。この側縁部位置合わせ部材51は、例えば図示しないボールねじ及びこのボールねじを回転するモータなどで構成される駆動装置により、幅が500mmあるいは250mmの次の後側の単板3Bに応じて図1〜図3において、左右方向へ移動される構成である。
また、前記可動テーブル47の上面には複数の小さな貫通孔55が設けられており、これらの各貫通孔55を介して可動テーブル47の上面で前側の単板3Aを真空吸着したり、あるいは前側の単板3Aをエアーフロートしたりすることができるように構成されている。
また、前記テープ貼付装置11で各単板3A,3Bを互いに接続する際には、可動テーブル47で前記次の後側の単板3Bを真空吸着すると共に、単板固定搬送装置15で前側の単板3Aを真空吸着するように構成されている。
また、前記各単板3A,3Bが接続された後に単板固定搬送装置15で前側の単板3Aと共に接続された後側の単板3Bを搬送するときは、可動テーブル47の上面でエアーフロートされるように構成されている。
次に、上記の単板接続装置1の動作について説明する。
単板接続装置1の単板接続工程としては、前側の単板3Aが単板固定搬送装置15のベルト19により搬送方向の前方へ搬送される際に、図1及び図4(A)の2点鎖線で示されているように前側の単板3Aの進む方向の後端部3ARの位置が端部位置センサ33で検出され、この検出されたデータが制御装置に送られる。制御装置では前側の単板3Aの後端部3ARの位置のデータに基づいて計算し、前記前側の単板3Aの後端部3ARをテープ貼付領域7の所定の位置で停止するように単板固定搬送装置15に指令が与えられる。
前記前側の単板3Aが図1及び図4(A)の矢印で示されているように前記搬送方向の前方へ搬送されて端部位置センサ33を通過すると、図5(A)に示されているように端部位置センサ33と貼合わせ中央位置TCLの間の距離Dだけ搬送され、前記前側の単板3Aの後端部3ARがテープ貼付領域7の所定の位置、すなわち図5(A)に示されているように貼合わせ中央位置TCLで停止する。
なお、この図5(A),(B)では、貼合せテーブル9が前方側に長く延伸され、この延伸された部分に前記前側の単板3Aを停止時に真空吸着するための真空吸着装置等が備えられた形態であり、貼合せテーブル9の内部にはヒータ9Aがテープ貼付領域7に位置して埋め込まれているが、前記真空吸着装置やヒータがなくてもよい。
上記の前側の単板3Aは単板固定搬送装置15のベルト19の上面で真空吸着される。なお、前記ベルト19が回転駆動されるときは単板巻取装置27も同期して回転駆動され、接続された複数の単板3が前方側のリール25に巻き取られる。
次いで、図1及び図5(A)に示されているように、前端部位置合わせ部材37が昇降シリンダ45で上昇し、前端部位置合わせ部材37の垂直片37Bの前端部位置合わせ基準面37Cが、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31の間からテープ貼付高さ位置PLより上方へ突出する。
そして、図4(A)の2点鎖線で示されている次の後側の単板3Bは、その前端部3BFが前端部位置合わせ部材37の垂直片37Bの前端部位置合わせ基準面37Cに突き当てられると共に、前記単板3Bの側縁部3BSが可動テーブル47の上面に設けた側縁部位置合わせ部材51の側縁部位置合わせ基準面51Aに突き当てられることにより、図1及び図4(B)に示されているように可動テーブル47の上面に位置決めされる。
このとき、図3(A),図4(B)及び図5(A)に示されているように、後側の単板3Bの前端部3BFが必然的に貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29に載置されることになる。なお、前記後側の単板3Bの前端部3BFが垂れ下がりの状態であっても、必然的に単板前端部載置領域29で矯正されて貼合せテーブル9のテープ貼付高さ位置PLに位置する。そして、前記次の後側の単板3Bは可動テーブル47の上面で真空吸着される。
ここで、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31と可動テーブル47の第2櫛歯部49の嵌合状態を説明する。
図3(A),図5(A)に示されているように、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31の後端と可動テーブル47の第2櫛歯部49の深さの後端面との距離をAとし、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31の深さの前端面と可動テーブル47の第2櫛歯部49の前端との距離をBとし、貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29に載置される前記後側の単板3Bの前端部3BFと貼合わせ中央位置TCLとの距離をCとし、端部位置センサ33と貼合わせ中央位置TCLの間の距離をDとし、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31の後端と可動テーブル47の第2櫛歯部49の前端との距離をEとし、第1櫛歯部31と第2櫛歯部49の深さをそれぞれほぼ同じ寸法Fとし、前記距離A、Bをほぼ同じ寸法(A≒B)とした場合、上記の距離A(≒B)は距離Cより大きい寸法である。また、上記の後側の単板3Bにおいて可動テーブル47の第2櫛歯部49の前端より前方へ突出した部分は、上記の距離Eより大きい寸法である。
次いで、作業者が可動テーブル47を作動するスイッチをONすることにより、前端部位置合わせ部材37が昇降シリンダ45で下降し、前端部位置合わせ部材37の垂直片37Bの前端部位置合わせ基準面37Cが、貼合せテーブル9の第1櫛歯部31の間からテープ貼付高さ位置PLより下方へ没入し、図5(B)に示されているように可動テーブル47が前進しても衝突しない位置まで下降する。
その後、可動テーブル47が図1及び図4(B)の矢印で示されているように前記次の後側の単板3Bの搬送方向の前方へ前進し、前記次の後側の単板3Bの進む方向の前端部3BFの位置が端部位置センサ33で検出され、この検出されたデータが制御装置に送られる。
制御装置では前記後側の単板3Bの前端部3BFの位置のデータと、すでにテープ貼付領域7の貼合せテーブル9の所定の位置で停止している前記前側の単板3Aの後端部3ARの位置のデータに基づいて計算し、テープ貼付領域7の所定の前記前側の単板3Aの後端部3ARと適正な間隔を介して近接する位置で停止するように可動テーブル47に指令が与えられる。
可動テーブル47が前進すると、図3(B)、図4(C)及び図5(B)に示されているように可動テーブル47の前端部に備えた第2櫛歯部49の逆型櫛歯形状が前記貼合せテーブル9の後端部の第1櫛歯部31の櫛歯形状と嵌合し、可動テーブル47は、前記前側の単板3Aの後端部3ARと前記後側の単板3Bの前端部3BFとの貼合わせ間隔が適正な位置で停止する。
なお、次の後側の単板3Bが可動テーブル47の上面に位置合わせされる際に、後側の単板3Bの前端部3BFが貼合せテーブル9の単板前端部載置領域29に載置されても、後側の単板3Bの前端部3BFの変形が大きいために上方へ膨らむようになる場合は、作業者が手で上から軽く押さえることにより上記の変形は矯正できる。この矯正状態で可動テーブル47を前進せしめれば、後側の単板3Bが貼合せテーブル9に接した状態で前進するので、前記後側の単板3Bの前端部3BFがテープ貼付領域7の貼合わせ中央位置TCLの所定位置で正確に停止することになる。すなわち、上記の貼合わせ間隔精度が向上する。
次いで、テープ貼付装置11のフレーム13が下降すると、予めフレーム13の内部のリールから繰り出された接続用テープ5の先端側がフレーム13の下面側に引き出されているので、接続用テープ5の先端側が押し付けローラにより上から前記貼合せテーブル9上の前記単板3A,3Bの各端部3AR,3BFの図2において左端側へ押し付けられて貼り付けられる。それからテープ貼付装置11のフレーム13が図2において右方へ移動することにより、接続用テープ5がリールから引き出されつつ押し付けローラにより押し付けられるので、接続用テープ5が前記各単板3A,3Bの端部3AR,3BFを覆うように貼り付けられて前記各単板3A,3Bが接続される。その後、接続用テープ5が図2において右端側でテープ切断部により切断される。前記フレーム13は原位置へ復帰する。
制御装置からの指令により、可動テーブル47の上面の複数の小さな貫通孔55からエアが吹き出して前記後側の単板3Bがエアーフロートされるように切り替えられる。一方、単板固定搬送装置15のベルト19が再び駆動して前側の単板3Aが前記搬送方向の前方へ搬送されるので、前側の単板3Aに接続された後側の単板3Bも共に前方へ搬送される。これと同時に、前記可動テーブル47は後退して原位置へ復帰すると共に複数の小さな貫通孔55からのエア吹き出しは停止する。
また、上記の前側の単板3Aと後側の単板3Bが搬送方向の前方へ搬送される際に、前述したように、前記後側の単板3Bの後端部3BRの位置が端部位置センサ33で検出され、この検出されたデータに基づいて前記後側の単板3Bの後端部3BRがテープ貼付領域7の所定の位置で停止し、図1及び図4(A)に示されるような初期状態になる。
以上のような動作が繰り返されることによって、複数枚の各単板3A、3Bが接続用テープ5で長く接続されることになる。
以上のことから、この実施の形態の単板接続装置1によれば、テープ貼付領域7の後方側で、前記前側の単板3Aの後端部3ARと前記次の後側の単板3Bの前端部3BFの位置を検出する端部位置センサ33と、前記前側の単板3Aを前方へ搬送する単板固定搬送装置15と、前記次の後側の単板3Bを前方へ移動せしめて位置決めする単板移動搬送装置としての可動テーブル47と、を設け、前記端部位置センサ33による前記前側の単板3Aの後端部3ARの位置データ、及び前記次の後側の単板3Bの前端部の位置データに基づいて、単板固定搬送装置15による前記前側の単板3Aの移動距離と、可動テーブル47による前記次の後側の単板3Bの移動距離と、を制御することにより、前記前側の単板3Aの後端部3ARと前記次の後側の単板3Bの前端部3BFとの間隔を適正な位置に接近させることができる。換言すれば、前記単板3A,3Bの突き合わせ部の間隔をできるだけ狭く(近接し)、決して単板3の厚み方向で重ならない位置へ制御することができる。
しかも、テープ貼付領域7の後部に、前記次の後側の単板3Bの前端部3BFを位置決めするための前端部位置合わせ部材37を昇降自在に設けると共に、可動テーブル47の上面に前記次の後側の単板3Bの側縁部3BSを位置決めするための側縁部位置合わせ部材51を設けたことから、単板3Bには位置決め用の基準穴がなくなるので、単板3Bの変形を無くすことができる。また、次の後側の単板3Bの前端部3BFを前端部位置合わせ部材37に突き当てて位置決めし、且つ前記次の後側の単板3Bの側縁部3BSを側縁部位置合わせ部材51に位置決めするので、位置決めの作業性が容易になり、短時間で前記次の後側の単板を単板移動搬送装置に位置決めすることができる。また、位置決め用の基準穴を単板に開ける必要がなくなるので1工程を減らすことができ、時間短縮を図る上で寄与する。
したがって、単板3A、3B同士を良好な状態で接続用テープ5を貼り付けて接続できるので、この接続された複数枚の単板3がロール状に巻かれてもしわや膨らみが生じないし、後工程で接続用テープ5の剥離作業が良好になるので、歩留まりを向上させることができる。
また、上記の各動作が自動的に行われることにより、複数枚の各単板3A、3Bの接続作業を効率よく行うことができる。
なお、この発明は前述した発明の実施の形態に限定されることなく、その他の態様で実施し得るものである。例えば、前述した発明の実施の形態では貼合せテーブル9の後端部には第1櫛歯部31が形成され、可動テーブル47の前端部には前記第1櫛歯部31の櫛歯形状と嵌合する逆型櫛歯形状をなす第2櫛歯部49が形成されているが、前記第1櫛歯部31及び第2櫛歯部49がない場合も適用できる。
1 単板接続装置
3、3A,3B 単板
5 接続用テープ
7 テープ貼付領域
9 貼合せテーブル
11 テープ貼付装置
13 フレーム
15 単板固定搬送装置
17 ベルトコンベヤ
25 リール
27 単板巻取装置
29 単板前端部載置領域
31 第1櫛歯部
33 端部位置センサ(端部位置検出装置)
35 センサ用切欠き窓(位置検出装置用切欠き部)
37 前端部位置合わせ部材
37A 水平片
37B 垂直片
37C 前端部位置合わせ基準面
39 切欠き部
45 昇降シリンダ
47 可動テーブル(単板移動位置決め装置)
49 第2櫛歯部
51 側縁部位置合わせ部材
51A 側縁部位置合わせ基準面
53 ガイド溝
TCL 中央位置
PL テープ貼付高さ位置
3、3A,3B 単板
5 接続用テープ
7 テープ貼付領域
9 貼合せテーブル
11 テープ貼付装置
13 フレーム
15 単板固定搬送装置
17 ベルトコンベヤ
25 リール
27 単板巻取装置
29 単板前端部載置領域
31 第1櫛歯部
33 端部位置センサ(端部位置検出装置)
35 センサ用切欠き窓(位置検出装置用切欠き部)
37 前端部位置合わせ部材
37A 水平片
37B 垂直片
37C 前端部位置合わせ基準面
39 切欠き部
45 昇降シリンダ
47 可動テーブル(単板移動位置決め装置)
49 第2櫛歯部
51 側縁部位置合わせ部材
51A 側縁部位置合わせ基準面
53 ガイド溝
TCL 中央位置
PL テープ貼付高さ位置
Claims (2)
- 所定の長さと幅とを備えた板状の単板同士が接続されるときの前側の単板の進む方向の後端部に、次の後側の単板の進む方向の前端部が近接して対向するようにテープ貼付領域に位置決めされた前記前側の単板の後端部と前記次の後側の単板の前端部とに接続用テープを貼り付けて接続するテープ貼付装置と、
前記テープ貼付領域の後方側に設けられ、前記前側の単板の後端部と前記次の後側の単板の前端部の位置を検出する端部位置検出装置と、
この端部位置検出装置で検出された前記前側の単板の後端部の位置に基づいて前記前側の単板の後端部を前記テープ貼付領域に位置決めするように、前記前側の単板を前記進む方向の前方に搬送すべく、前記テープ貼付領域の前方側に固定して設けられた単板固定搬送装置と、
前記端部位置検出装置で検出された前記次の後側の単板の前端部の位置に基づいて前記次の後側の単板の前端部が前記テープ貼付領域に位置決めされた前記前側の単板の後端部に接近して対向するように、前記次の後側の単板を前記進む方向の前方に移動せしめて位置決めすべく、前記端部位置検出装置の後方側に設けられた単板移動搬送装置と、を備えているプリント配線板の単板接続装置において、
前記テープ貼付領域の後部に、前記次の後側の単板を前記単板移動搬送装置に設置するときに前記次の後側の単板の前端部を位置決めするための前端部位置合わせ部材を昇降自在に設けてなることを特徴とするプリント配線板の単板接続装置。 - 前記次の後側の単板の側縁部を位置決めするための側縁部位置合わせ部材を前記単板移動搬送装置に設けてなることを特徴とする請求項1記載のプリント配線板の単板接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006103236A JP2007281075A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | プリント配線板の単板接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006103236A JP2007281075A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | プリント配線板の単板接続装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007281075A true JP2007281075A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38682242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006103236A Pending JP2007281075A (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | プリント配線板の単板接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007281075A (ja) |
-
2006
- 2006-04-04 JP JP2006103236A patent/JP2007281075A/ja active Pending
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