JP2007295242A - 車載アンテナ及びその搭載方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ループ型アンテナのエレメント3とモノポール型アンテナのエレメント4とが同一給電点で給電されると共に、無給電エレメント5がモノポール型アンテナのエレメント4との間で電磁結合を発生する位置に配置されている。無給電エレメント5とモノポール型アンテナのエレメント4との間で電磁結合が発生して無給電エレメント5に電流が流れ、UHF帯域及びVHF帯域の低周波側及び高周波側で共振する。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の第1の実施形態として、例えば車両のフロントウィンドウのコーナー部付近に貼付けられる車載フィルムアンテナに適用したものについて、図1及び図2を参照して説明する。
図2は、車載フィルムアンテナの正面図を示している。車載フィルムアンテナ1は、透明樹脂を材料としてなるフィルムシート2に、ループ型アンテナのエレメント3、モノポール型アンテナのエレメント4及び無給電エレメント5が形成されて構成されている。尚、図1及び図2では、説明の都合上、透明樹脂である旨をドットの集まりにて示している。
次に、本発明の第2の実施形態について、図3を参照して説明する。この第2の実施形態は、車載フィルムアンテナ21において、フィルムシート22に、無給電エレメント23がミアンダ形状で形成され、エレメント長(一端部23aから他端部23bまでの長さ)は、上記した第1の実施形態で説明した無給電エレメント5より短く形成されている。
この第2の実施形態によれば、無給電エレメント23をミアンダ形状で形成したので、無給電エレメント23の形状をコンパクト化することができると共にエレメント長をも短くすることができ、アンテナ全体としてのサイズを小型化することができ、フロントウィンドウ11に搭載された場合であっても視界を適切に確保することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について、図4及び図5を参照して説明する。この第3の実施形態は、車載フィルムアンテナ31において、フィルムシート32に、無給電エレメント33が車両ボデー12の天井部分12aに略平行に沿う形状で形成されている。この場合、無給電エレメント33のエレメント長(一端部33aから他端部33bまでの長さ)は、上記した第1の実施形態で説明した無給電エレメント5のエレメント長と略同じである。
図5は、上記した無給電エレメント33が及ぼす影響を示すもので、無給電エレメント33が配置されている場合と配置されていない場合とのVSWR(電圧定在波比)の測定結果を示している。図5から明らかなように、無給電エレメント33が配置されていることにより、VHF帯域で広帯域なアンテナ特性が確保されている。
この第3の実施形態によれば、無給電エレメント33を車両ボデー12の天井部分12aに略平行に沿う形状で形成したので、フロントウィンドウ11に搭載された場合であっても視界を適切に確保することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について、図6を参照して説明する。この第4の実施形態は、車載フィルムアンテナ41において、フィルムシート42に、互いに近接して略平行な箇所が長くなるようにモノポール型のエレメント43と無給電エレメント44とが形成されている。この場合、モノポール型のエレメント43のエレメント長(一端部43aから他端部43bまでの長さ)は、上記した第1の実施形態で説明したモノポール型のエレメント4のエレメント長と略同じであり、無給電エレメント44のエレメント長(一端部44aから他端部44bまでの長さ)は、上記した第1の実施形態で説明した無給電エレメント5のエレメント長と略同じである。
この第4の実施形態によれば、互いに近接して略平行な箇所が長くなるようにモノポール型のエレメント43と無給電エレメント44とを形成したので、アンテナ全体のサイズを小さくすることができる。
次に、本発明の第5の実施形態について、図7を参照して説明する。この第5の実施形態は、車載フィルムアンテナ51において、フィルムシート52に形成されている無給電エレメント53は、そのエレメント長(一端部53aから他端部53bまでの長さ)がVHF帯域の低周波側の電波の波長に略1/2を乗じ且つフロントウィンドウ11のガラスの誘電率による波長短縮率を乗じた長さに形成されており、その両端部53a,53bが開放端部とされている。
この第5の実施形態によれば、無給電エレメント53のエレメント長をVHF帯域の電波の波長に略1/2を乗じ且つフロントウィンドウ11のガラスの誘電率による波長短縮率を乗じた長さに形成し、その両端部53a,53bが開放されるように搭載したので、無給電エレメント53を車両ボデーに接地する構造を不要とすることができると共に、波長短縮率を考慮することにより、アンテナ特性を適切に確保することができる。
次に、本発明の第6の実施形態について、図8を参照して説明する。この第6の実施形態も、車載フィルムアンテナ61において、フィルムシート62に形成されている無給電エレメント63は、そのエレメント長(一端部63aから他端部63bまでの長さ)がVHF帯域の低周波側の電波の波長に略1/2を乗じ且つフロントウィンドウ11のガラスの誘電率による波長短縮率を乗じた長さに形成されており、その両端部63a,63bが開放端部とされている。
この第6の実施形態によれば、無給電エレメント63のエレメント長をVHF帯域の電波の波長に略1/2を乗じ且つフロントウィンドウ11のガラスの誘電率による波長短縮率を乗じた長さに形成し、その両端部63a,63bが開放されるように搭載したので、上記した第5の実施形態に記載したものと同様にして、無給電エレメント63を車両ボデーに接地する構造を不要とすることができると共に、波長短縮率を考慮することにより、アンテナ特性を適切に確保することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車載フィルムアンテナは、テレビ用アンテナに限らず、ラジオ用アンテナ、GPS用アンテナ、VICS用アンテナ及びETC用アンテナなどの他の用途に供されるアンテナであっても良く、また、その搭載箇所は、フロントウィンドウのコーナー部付近に限らず、リアウィンドウのコーナー部付近であっても良いし、コーナー部付近から離れた他の箇所であっても良い。
Claims (7)
- エレメント長が複数の周波数帯域のうち一の周波数帯域に対応する長さに形成されているループ型アンテナのエレメントと、エレメント長が複数の周波数帯域のうち他の周波数帯域の低周波側及び高周波側のうち一方側に対応する長さに形成されているモノポール型アンテナのエレメントと、エレメント長が他の周波数帯域の低周波側及び高周波側のうち他方側に対応する長さに形成されている無給電エレメントとを備え、前記ループ型アンテナのエレメントと前記モノポール型アンテナのエレメントとが同一給電点で給電されると共に、前記無給電エレメントが前記モノポール型アンテナのエレメントとの間で電磁結合を発生する位置に配置されて車両に搭載されることを特徴とする車載アンテナ。
- 請求項1に記載した車載アンテナにおいて、
前記ループ型アンテナのエレメントが一の周波数帯域として高周波数帯域に対応する長さに形成され、前記モノポール型アンテナのエレメントが他の周波数帯域として低周波数帯域に対応する長さに形成されていることを特徴とする車載アンテナ。 - 請求項1または2に記載した車載アンテナにおいて、
前記モノポール型アンテナのエレメントが他の周波数帯域の高周波側に対応する長さに形成され、前記無給電エレメントが他の周波数帯域の低周波側に対応する長さに形成されていることを特徴とする車載アンテナ。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載した車載アンテナにおいて、
前記無給電エレメントのエレメント長が他の周波数帯域の低周波側及び高周波側のうち他方側の電波の波長に略1/4を乗じ且つ搭載箇所の材質の誘電率による波長短縮率を乗じた長さに形成され、そのエレメントの一端部が開放されると共に他端部が車両ボデーに接地されて車両に搭載されることを特徴とする車載アンテナ。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載した車載アンテナにおいて、
前記無給電エレメントのエレメント長が他の周波数帯域の低周波側及び高周波側のうち他方側の電波の波長に略1/2を乗じ且つ搭載箇所の材質の誘電率による波長短縮率を乗じた長さに形成され、そのエレメントの両端部が開放されて車両に搭載されることを特徴とする車載アンテナ。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載した車載アンテナにおいて、
前記無給電エレメントがミアンダ形状で形成されていることを特徴とする車載アンテナ。 - エレメント長が複数の周波数帯域のうち一の周波数帯域に対応する長さに形成されているループ型アンテナのエレメントとエレメント長が複数の周波数帯域のうち他の周波数帯域の低周波側及び高周波側のうち一方側に対応する長さに形成されているモノポール型アンテナのエレメントとを同一給電点で給電すると共に、エレメント長が他の周波数帯域の低周波側及び高周波側のうち他方側に対応する長さに形成されている無給電エレメントを前記モノポール型アンテナのエレメントとの間で電磁結合を発生する位置に配置して車両に搭載することを特徴とする車載アンテナの搭載方法。
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| WO2010119856A1 (ja) * | 2009-04-16 | 2010-10-21 | 旭硝子株式会社 | 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス、並びに車両用ガラスアンテナの給電構造 |
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