JP2008196680A - L型流路ジョイントの取付け構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】L型流路ジョイント(1)の流入側管部(1d)がベース部材(3)の流路孔(3b)内に挿入配置される。取付けプレート(10)はベース部材(3)の端面(3c)上に配置されるとともに嵌合孔(10d)がL型流路ジョイント(1)の嵌合突部(1h)に嵌合配置され、取付けプレート(10)がネジ部材によってベース部材(3)に螺着される。ネジ部材は、ボルト頭部(11a)と大径部(11b)とネジ部(11c)とにより形成され、大径部(11b)の軸心方向長さ(b)は取付けプレート(10)の板厚(a)と同一か若しくは大きく形成される。
【選択図】図4
Description
かかるL型流路ジョイントの取付け構造の一例は本件出願人の出願になる(特許文献1)に開示される。
かかる特許文献1に開示されるL型流路ジョイントの取付け構造を、特許文献1に基く図6、図7により説明する。図6はL型流路ジョイントの取付け構造を示す要部縦断面図。図7は図6の上部平面図。である。
1は、L型流路ジョイントであって以下により形成される。1aは上端1b、下端1cを有し、筒状をなす流路筒部であり、流路筒部1aの下端1cから軸心方向X−Xに沿い、下方に向かって流入側管部1dが連設される。
又、流路筒部1aの外側1eから外側方に向けて流出側管部1fが連設されるもので、流出側管部1fと流入側管部1dとはL型に形成される。
又、流入側管部1dの外側端1d1から流路筒部1aの内方を通り、流出側管部1fの外側端1f1に向けてL型の流路1gが穿設される。
更に、流路筒部1aの上端1bには、上方に向けてn個の頂角を有する正多角形よりなる嵌合突部1hが連設される。
図6、図7において、かかる嵌合突部1hは、4個の頂角を有する正四角形に形成される。
2は、平板材によって形成される取付けプレートであり、この取付けプレート2には、(n×2)個の頂角を有する正多角形よりなる嵌合孔2aと、ネジ挿通孔2bとが貫通して穿設される。図6、図7において、かかる嵌合孔2aは8個の頂角を有する正八角形に形成される。
そして、かかるL型流路ジョイント1は以下によってベース部材3に取付けられる。
ベース部材3には、上方に臨む端面3aに向けて流路孔3bが開口するもので、L型流路ジョイント1の流入側管部1dが前記流路孔に挿入配置される。このとき流路筒部1aの下端1cはベース部材3の端面3aに臨んで配置され、流出側管部1fは外側方に向かってL型に配置される。次いで、ベース部材3の他の端面3c上に取付けプレート2が当接配置されるもので、このとき取付けプレート2の嵌合孔2a内にL型流路ジョイント1の嵌合突部1hが嵌合配置される。
そして、かかる状態においてネジ挿通孔2bを介してベース部材3の端面3cに開口するメネジ孔3dに向けて頭部4a、オネジ4bよりなるネジ部材4が螺動挿入されるもので、ネジ部材4の頭部4aの下端4a1が、取付けプレート2の上端2cを介して取付けプレート2をベース部材3の端面3c上に押圧して螺着固定する。
以上によれば、L型流路ジョイント1の円周方向の位置決め、すなわち流出側管部1fの円周方向における開口位置は、取付けプレート2の嵌合孔2aに嵌合するL型流路ジョイント1の嵌合突部1hの嵌合位置によって決定される。又、L型流路ジョイント1の軸心方向X−Xの移動は、取付けプレート2の下端2dと流路筒部1aの上端1bが当接することにより抑止される。
そして、かかるL型流路ジョイント1は、特にn個の頂角を有する正多角形よりなる嵌合突部1hを、(n×2)個の頂角を有する正多角形よりなる嵌合孔2a内に嵌合し、かかる状態において取付けプレート2をベース部材3に螺着したので、流出側管部1fの円周方向への開口位置を(n×2)個の数において適宜選択できるので配管レイアウト性のすぐれたL型流路ジョイントを提供できたものである。
例えば、流出側管部1fに図7において反時計方向Aの回転力が加わった際、この回転力によりL型流路ジョイント1自体に反時計方向の回転が生ずるもので、この回転は、嵌合突部1hを介して取付けプレート2の嵌合孔2aに伝達され、取付けプレート2を反時計方向Aに回転させることになる。
ここで、ネジ部材4、取付けプレート2、ベース部材3の端面3cについて着目すると、取付けプレート2の上端2cはネジ部材4の頭部4aの下端4a1に押圧されて当接して配置されるもので、取付けプレート2の反時計方向Aへの回転は、取付けプレート2の上端2c、ネジ部材4の頭部4aの下端4a1を介してネジ部材4に伝達されるもので、ネジ部材4が一般的に使用される右ネジで形成された際、ネジ部材4に対しユルミ方向の力が加わることになり、ネジ部材4にユルミが生ずる恐れがある。かかる流出側管部1fに対して上記回転力が加わるのは、ベース部材3の搬送時、あるいは、流出側管部1fへの流路パイプの接続作業時等、であり、搬送時において流出側管部1fをクッション材等により保護すると、及び流路パイプの接続作業を注意深く行なうこと、等によって上記回転力が流出側管部1fに加わることを抑止できるものではあるが、梱包仕様が複雑となって製造コスト高を招来する及び接続作業に熟練を必要とする、等生産性が阻害されるものであった。又メンテナンス作業も注意深く行なわれる必要がありメンテナンス性が劣るものであった。
前記ネジ部材を、上端から下端に向けてボルト頭部、大径部、ネジ部とが連設されるショルダーボルトとするとともに前記大径部の軸心方向長さを、取付けプレートの板厚と同じか若しくは大きく形成し、前記取付けプレートの嵌合孔をL型流路ジョイントの嵌合突部に嵌合配置するとともに取付けプレートをベース部材の端面上に配置し、かかる状態において、取付けプレートのネジ挿通孔を介してショルダーボルトの大径部の下端をベース部材の端面上に螺着配置し、取付けプレートを、ショルダーボルトのボルト頭部の下端とベース部材の端面との間に挟持したことを特徴とする。
一方、取付けプレートは、ショルダーボルトによってベース部材の端面上に螺着配置されるもので、取付けプレートはショルダーボルトの頭部の下端とベース部材の端面との間にショルダーボルトにより挟持される。
ここでショルダーボルトの大径部の軸心方向長さを取付けプレートの板厚と同じか若しくは大きく形成したので、大径部の下端と取付けプレートの上端との押圧当接力を大きく弱めることができる。
以上によれば、取付けプレートがL型流路ジョイントの回転によって回転したとしても、取付けプレートの上端からショルダーボルトの大径部の下端に向けてかかる回転力を伝達することができないもので、もってネジ部材としてのショルダーボルトのユルミの発生を確実に抑止できたものである。
従って、搬送時において格別なクッション材等の保護部材を必要とするものでなく、又、L型流路ジョイントの流出側管部への配管接続作業に熟練を必要とするものでなく、更には、L型流路ジョイントの取付け、取外し等のメンテナンス作業性を大きく向上できたものである。尚、L型流路ジョイントの流出側管部の円周方向への位置の選択の自由度は依然として保護される。
尚、L型流路ジョイント及びベース部材は図6に示されるものと同一であるので同一符号を使用し、説明を省略する。
10は平板状をなす取付けプレートであり、取付けプレート10の上端10aから下端10cに向けて嵌合孔10dと、ネジ挿通孔10eとが貫通して穿設される。
嵌合孔10dは、図6に示される嵌合孔と同一なるもので、(n×2)個の頂角を有する正多角形よりなるもので、本実施例では8個の頂角を有する正八角形に形成される。
又、ネジ挿通孔10eは、後述するショルダーボルトの大径部を挿入しうる孔径を有する。
そして、かかる取付けプレート10の板厚は(a)ミリメートルをもって形成される。
例えば2.6±0.08ミリメートルに形成される。
ショルダーボルト11は、図において上端から下端に向けてボルト頭部11a、大径部11b、ネジ部11cが連設されるもので、ボルト頭部11aの下端11a1から下方に向けて筒状をなす大径部11bが連設され、大径部11bの下端11b1から更に下方に向けて大径部11bより小径をなすネジ部11cが連設される。
ここで大径部11bの軸心方向長さ(b)ミリメートルを前記取付けプレートの板厚(a)ミリメートルと同一か若しくは大きく形成する。
例えば2.80 +0.05ミリメートルに形成される。
尚、かかるボルト頭部、大径部、ネジ部よりなるショルダーボルト11自体は特開平10−274298号公報等に開示される。
L型流路ジョイント1の流入側管部1dがベース部材3の端面3a上に開口する流路孔3b内に挿入配置され、流路筒部1aの下端1cはベース部材3の端面3aに臨んで配置され、流出側管部1fは外側方にL型に折れ曲がって配置される。
次いでベース部材3の他の端面3c上に取付けプレート10が当接配置されるもので、このとき、取付けプレート10の嵌合孔10d内にL型流路ジョイント1の嵌合突部1hが嵌合配置され、取付けプレート10の下端10bがベース部材3の端面3c上に当接配置される。そしてかかる状態において取付けプレート10がショルダーボルト11によってベース部材3に向けて螺着配置される。
具体的には、ショルダーボルト11のネジ部11cがベース部材3のメネジ孔3dに螺着され、大径部11bが取付けプレート10のネジ挿通孔10e内に挿入されるとともに大径部11bの下端11b1がベース部材3の端面3cに当接して螺着される。
以上によると、取付けプレート10の上端10aがショルダーボルト11の下端11a1に臨んで配置されるとともに取付けプレート10の下端10bがベース部材3の端面3cに臨んで配置されるもので、取付けプレート10は、ショルダーボルト11によってベース部材3に螺着配置されるとともにショルダーボルト11のボルト頭部11aの下端11a1とベース部材3の端面3cとの間に挟持される。
而して、L型流路ジョイント1の流出側管部1fの円周方向における開口位置は、取付けプレート10の嵌合孔10dに嵌合するL型流路ジョイント1の嵌合突部1hの嵌合位置によって決定される。
又、L型流路ジョイント1の軸心方向X−Xの移動は、取付けプレート10の下端10bと流路筒部1aの上端1bが当接することによって抑止される。
これは以下の理由による。
L型流路ジョイント1の流出側管部1fに反時計方向(A)の回転力が加わると、この回転力によりL型流路ジョイント1自体反時計方向(A)の回転が生ずるもので、この回転は、嵌合突部1hを介して取付けプレート10の嵌合孔10dに伝達され、取付けプレート10を反時計方向(A)に回転させる。
ここで本発明にあっては、ショルダーボルト11の大径部11bの軸心方向長さ(b)を取付けプレート10の板厚(a)に等しいか若しくは大きく形成した、
(具体的にはa=2.6±0.08ミリメートル、b=2.80 +0.05ミリメートルとした)
ことにより取付けプレート10の上端10aとショルダーボルト11の大径部11bの下端11a1との当接力(いいかえると摩擦力)を無くすことができる、あるいは極めて小さくできる、ので取付けプレート10の回転がショルダーボルト11に伝達されることを抑止できたものである。以上によればショルダーボルト11に対してネジのユルミ方向に何等の力が付与されることがなく、ショルダーボルト11により長期に渡って安定的に取付けプレート10をベース部材3に向けて螺着保持できたものである。
尚、上記(a)、(b)の称呼寸法において、取付けプレート10の上端10aとショルダーボルト11の下端11a1との間には0.2ミリメートルの間隙が形成されることになるがL型流路ジョイント1の流入側管部1dがベース部材3の流路孔3b内に深く挿入されているので何等の問題となるものでない。
又、L型流路ジョイント1の前記嵌合突部と、取付けプレート10の前記嵌合孔とが嵌合されることによりL型流路ジョイントの流出側管部の円周方向における開口位置を従来通り自由に選択できたものである。
尚、取付けプレート自体は、全体が平板状をなさなくても、ベース部材3の端面3cに当接する部分及びL型流路ジョイント1の流路筒部1aの上端1bに当接する部分が平坦面をなせばよいものである。
1h 嵌合突部
3 ベース部材
3c 端面
10 取付けプレート
10d 嵌合孔
10e ネジ挿通孔
11 ショルダーボルト
11a ボルト頭部
11a1 下端
11b 大径部
11c ネジ部
Claims (1)
- 筒状をなす流路筒部と、流路筒部の下端から軸心方向(X)−(X)に沿って下方に突出して連設される流入側管部と、流路筒部の外側から側方に突出して連設される流出側管部と、によりL型に形成されるとともに流入側管部の外側端から流路筒部内を介して流出側管部の外側端に向けてL型に穿設される流路と、流路筒部の上端(1b)に突設され、n個の頂角を有する正多角形よりなる嵌合突部(1h)と、を備えるL型流路ジョイントと;(n×2)個の頂角を有する正多角形よりなる嵌合孔と、ネジ挿通孔と、が穿設される取付けプレートと;よりなり、前記L型流路ジョイントの流入側管部を、ベース部材の端面に開口する流路孔内に挿入配置し、一方、ベース部材の端面上に取付けプレートを当接配置するとともに嵌合孔をL型流路ジョイントの嵌合突部に嵌合配置し、かかる状態において、前記取付けプレートを、ネジ挿通孔に挿入配置されるネジ部材にてベース部材に螺着せるL型流路ジョイントの取付け構造において、
前記ネジ部材を、上端から下端に向けてボルト頭部(11a)、大径部(11b)、ネジ部(11c)とが連設されるショルダーボルト(11)とするとともに前記大径部の軸心方向長さ(b)を、取付けプレート(10)の板厚(a)と同じか若しくは大きく形成し、前記取付けプレートの嵌合孔(10d)をL型流路ジョイント(1)の嵌合突部(1h)に嵌合配置するとともに取付けプレート(10)をベース部材(3)の端面(3c)上に配置し、かかる状態において、取付けプレート(10)のネジ挿通孔(10e)を介してショルダーボルト(11)の大径部(11b)の下端(11b1)をベース部材(3)の端面(3c)上に螺着配置し、取付けプレート(10)を、ショルダーボルト(11)のボルト頭部(11a)の下端(11a1)とベース部材(3)の端面(3c)との間に挟持したことを特徴とするL型流路ジョイントの取付け構造。
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| JP2007035680A JP2008196680A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | L型流路ジョイントの取付け構造 |
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Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10274298A (ja) * | 1997-03-31 | 1998-10-13 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンガイドの取付構造 |
| JP2006226382A (ja) * | 2005-02-16 | 2006-08-31 | Tokai Rubber Ind Ltd | 燃料配管用クイックコネクタ |
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2007
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