JP2008196978A - 計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各フィードトラフに対して物品を均一的に供給することが可能であり、しかも、ゲートの開度を可変に制御することにより、分散テーブル上の物品量を一定範囲内に保つことが可能な物品供給装置を得る。
【解決手段】物品供給装置2は、開度を独立に設定可能な、対を成すゲート3A,3Bを有する。緩傾斜に設定されたゲート3Aに沿って滑走してきた物品が、急傾斜に設定された対向するゲート3Bに当たって、物品の滑走軌道が修正されることにより、物品が分散テーブル4の中心部に向かって落下させられる。組合せ計量装置は、分散テーブル4上の物品の重量を計測する計測部9A,9Bと、ゲート3A,3Bの開度をそれぞれ制御する制御部11とを備えている。制御部11は、計測部9A,9Bによって計測された分散テーブル4上の物品の重量に基づいて、ゲート3A,3Bの開度を可変に制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、計量装置に関し、特に、組合せ計量装置における物品供給装置に関する。
ゲートを開閉することによって分散テーブルへ物品を供給するための物品供給装置を備える従来の組合せ計量装置が、例えば下記特許文献1に開示されている。
図11は、従来の組合せ計量装置の構造の一部を模式的に示す上面図である。仕切り壁5を有する分散テーブル4の外周に沿って、複数個(この例では16個)のフィードトラフ601〜616が配設されており、分散テーブル4の上方には、物品を分散テーブル4上に落下投入するための物品供給装置102が配設されている。物品供給装置102は、独立に開閉自在な一対のゲート103A,103Bを備えている。
なお、円形傘状の受け板の上に、内部に物品が蓄積された円筒状の筒体を配設し、筒体を上昇又は下降させることによって、筒体の下端から受け板への物品の供給量を調整する分散供給装置が、下記特許文献2に開示されている。
実公平第6−2118号公報 特開平10−212016号公報
図12は、図10に示したゲート103Bが開かれた状態を示す側面図である。ゲート103Bが開かれることにより、物品供給装置102内に蓄積されていた物品は、閉じているゲート103Aの斜面を滑走した後、略放物線状に落下する。従って、図12に示すように、物品150は、ゲート103Aから見て分散テーブル4の中心よりもやや遠方に多く落下する。そのため、図10に示した右半分側のフィードトラフ601〜608のうち、端部に位置するフィードトラフ601,608への物品の供給量が他に比べて少なくなるとともに、中央部に位置するフィードトラフ604,605への物品の供給量が他に比べて多くなって、各フィードトラフ601〜608への物品の供給量にばらつきが生じる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度が低下したり稼働率が低下する等の問題がある。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、複数のフィードトラフの各々に対して物品を均一的に供給することが可能であり、しかも、ゲートの開度を可変に制御することにより、分散テーブル上の物品量を一定範囲内に保つことが可能な、物品供給装置を備える計量装置を得ることを目的とする。
第1の発明に係る計量装置は、仕切り部材によって複数の物品投入領域が規定された分散テーブルと、前記分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段と、各前記供給手段の下方にそれぞれ配設された計量手段と、前記分散テーブルの上方に配設され、物品を前記分散テーブル上に投入する投入手段とを備える計量装置において、前記投入手段は、開度を独立に設定可能な、対を成す第1及び第2のゲートを有し、緩傾斜に設定された前記第1のゲートに沿って滑走してきた前記物品が、急傾斜に設定された対向する前記第2のゲートに当たって、前記物品の滑走軌道が修正されることにより、前記物品が前記分散テーブルの中心部に向かって落下させられ、前記計量装置は、前記分散テーブル上の前記物品の重量を計測する計測手段と、前記第1及び第2のゲートの開度をそれぞれ制御する制御手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記計測手段によって計測された前記分散テーブル上の前記物品の重量に基づいて、前記第2のゲートの開度を可変に制御することを特徴とする。
第2の発明に係る計量装置は、第1の発明に係る計量装置において特に、前記制御手段は、第1のしきい値と、前記分散テーブル上の前記物品の重量との比較結果に基づいて、前記第1及び第2のゲートを開くか否かを制御し、前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値と、前記分散テーブル上の前記物品の重量との比較結果に基づいて、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい以上である場合は、前記第2のゲートの開度を第1の開度に設定し、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい未満である場合は、前記第2のゲートの開度を、前記第1の開度よりも大きい第2の開度に設定することを特徴とする。
第3の発明に係る計量装置は、第2の発明に係る計量装置において特に、前記制御手段が参照可能な制御データが記憶された記憶手段をさらに備え、前記制御データには、前記第2のしきい値と前記第2の開度とが、前記物品の種類に応じて記述されていることを特徴とする。
第4の発明に係る計量装置は、第2又は第3の発明に係る計量装置において特に、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい値未満となった時点からの経過時間を計測する計時手段をさらに備え、前記制御手段は、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい値未満である状態が所定時間以上継続した場合には、前記第2のゲートの開度を前記第2の開度に設定し、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい値未満である状態が前記所定時間未満で解消された場合には、前記第2のゲートの開度を前記第1の開度に設定することを特徴とする。
第1乃至第4の発明に係る計量装置によれば、制御手段は、計測手段によって計測された分散テーブル上の物品の重量に基づいて、第2のゲートの開度を可変に制御する。従って、分散テーブル上の物品の重量が比較的大きい場合には、第2のゲートの開度を小さく設定し、逆に、分散テーブル上の物品の重量が比較的小さい場合には、第2のゲートの開度を大きく設定することにより、分散テーブル上の物品の量を均一に保つことが可能となる。
特に第2の発明に係る計量装置によれば、ゲートを開く制御のための第1のしきい値のほかに、開いたゲートの開度を調整するための第2のしきい値を設け、当該第2のしきい値と分散テーブル上の物品の重量との比較結果に基づいて、第2のゲートの開度を第1及び第2の開度のいずれに設定するかを制御する。従って、第2のしきい値と重量値との比較という簡易な制御によって、第2のゲートの開度を簡易かつ確実に制御することが可能となる。
特に第3の発明に係る計量装置によれば、記憶手段に記憶されている制御データには、第2のしきい値と第2の開度とが、物品の種類に応じて記述されている。従って、制御手段が制御データを参照することにより、現在計量の対象となっている物品の種類に応じて、第2の開度を適切に設定することが可能となる。
特に第4の発明に係る計量装置によれば、制御手段は、分散テーブル上の物品の重量が第2のしきい値未満である状態が所定時間未満で解消された場合には、第2のゲートの開度を、第2の開度ではなく第1の開度に設定する。従って、分散テーブル上の物品の重量値が第2のしきい値付近で細かく変動する場合であっても、第2のゲートは第1の開度を保ったままであり、第2のゲートの開度が第1又は第2の開度に頻繁に変更されるという事態を回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置の全体構成を模式的に示す側面図である。フィーダ1の下方に物品供給装置2が配設されており、物品供給装置2の下方に分散テーブル4が配設されている。分散テーブル4の外周に沿って複数のフィードトラフ6(図1では符号605,613)が配設されており、各フィードトラフ6の下方には、プールホッパや計量ホッパ等を有する計量手段7(図1では符号705,713)がそれぞれ配設されている。また、計量手段7の下方には集合シュート8A,8Bが配設されている。ここで、フィードトラフ6は、計量手段7に物品を供給するための供給手段として機能する。また、物品供給装置2は、物品を分散テーブル4に落下投入するための投入手段として機能する。
図2は、16ヘッド円形配列の組合せ計量装置における複数のフィードトラフ6(図2における符号601〜616)の配置構成を示す上面図である。図2に示すように、16ヘッド円形配列の組合せ計量装置では、16個のフィードトラフ601〜616が放射状に整列して配設されている。
図3は、図2に分散テーブル4を重ねて示した上面図である。分散テーブル4の上面中央部には、仕切り壁5が形成されている。この仕切り壁5によって、分散テーブル4の上面領域が、紙面左側の物品投入領域4Aと、紙面右側の物品投入領域4Bとに仕切られている。そして、16個のフィードトラフ601〜616は、物品投入領域4Bに対応する8個のフィードトラフ601〜608と、物品投入領域4Aに対応する8個のフィードトラフ609〜616とに分類される。
図4は、図3に物品供給装置2を重ねて示した上面図である。図4中のラインI−Iに沿った位置に関する断面図が、図1に相当する。図1,4を参照して、物品供給装置2は、分散テーブル4の左半分に対応するゲート3Aと、右半分に対応するゲート3Bとを有している。対を成すゲート3A,3Bは、互いに独立して開閉自在である。ゲート3Aによって物品投入領域4Aへ物品が投入され、ゲート3Bによって物品投入領域4Bへ物品が投入される。
図5は、物品投入領域4Bに物品を投入する状況を示す側面図である。軸H2を中心として、図1の状態からゲート3Bが反時計回り方向に回転し、その姿勢を維持することにより、ゲート3Bの傾斜角度は、ゲート3Aの傾斜角度よりもきつくなっている。つまり、ゲート3Aが緩斜面となり、ゲート3Bが急斜面となる。そして、図5中の矢印V1,V2で示したように、物品供給装置2内に蓄積されていた物品50は、緩斜面側のゲート3Aに沿って滑走してきた勢いで、対向する急斜面側のゲート3Bに向かって放物線状に落下し、その後、ゲート3Bに当たって滑走軌道が内向きに修正される。そして、ゲート3Bに沿って滑走してきた勢いで、分散テーブル4の中心部に向かって放物線状に落下させられる。結果的に、図5に示すように、物品50は分散テーブル4の中心部に山状に積み上げられることとなる。
図6は、物品投入領域4Aに物品を投入する状況を示す側面図である。軸H1を中心として、図1の状態からゲート3Aが時計回り方向に回転し、その姿勢を維持することにより、ゲート3Aの傾斜角度は、ゲート3Bの傾斜角度よりもきつくなっている。つまり、ゲート3Aが急斜面となり、ゲート3Bが緩斜面となる。そして、図6中の矢印V3,V4で示したように、物品供給装置2内に蓄積されていた物品50は、緩斜面側のゲート3Bに沿って滑走してきた勢いで、対向する急斜面側のゲート3Aに向かって放物線状に落下し、その後、ゲート3Aに当たって滑走軌道が内向きに修正される。そして、ゲート3Aに沿って滑走してきた勢いで、分散テーブル4の中心部に向かって放物線状に落下させられる。結果的に、図6に示すように、物品51は分散テーブル4の中心部に山状に積み上げられることとなる。
本実施の形態に係る計量装置では、ゲート3Bの開度(図4に示した寸法Wと図5に示した寸法L1との積として与えられる物品投入口の開口面積)と、ゲート3Aの開度(図4に示した寸法Wと図6に示した寸法L2との積として与えられる物品投入口の開口面積)とを、互いに独立に設定可能である。ここで、寸法Wは固定値であるため、本実施の形態においては、図5に示した寸法L3Bによってゲート3Aの開度が設定され、図6に示した寸法L3Aによってゲート3Bの開度が設定される。
図7は、ゲート3A,3Bの開度を制御するための制御装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、制御装置は、物品投入領域4A上に載置されている物品の総重量を計測する計測部9Aと、物品投入領域4B上に載置されている物品の総重量を計測する計測部9Bと、しきい値S1〜S3及び寸法P1,P2が記憶された記憶部13と、ゲート3Aを駆動する駆動部12Aと、ゲート3Bを駆動する駆動部12Bと、装置全体の制御を司る制御部11とを備えている。
また、図8は、図7に示した制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。以下、図5,7,8を参照して、ゲート3Bの開度の設定手法について説明する。
まず、ステップSP01において、計測部9Bは、物品投入領域4B上に載置されている物品の総重量を計測する。計測部9Bによる計測の結果に関するデータTは、制御部11に入力される。
次に、ステップSP02において、制御部11は、計測部9Bから入力されたデータTと、記憶部13から読み出したしきい値S1とを比較する。しきい値S1は、物品供給装置2から分散テーブル4への物品の供給を開始するか否かを決定する境界の重量値であり、計量対象である物品の種類毎にしきい値S1の最適値が予め求められて、制御データの一つとして記憶部13に記憶されている。現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応するしきい値S1が、記憶部13から制御部11に自動で読み出される。一例として、物品投入領域4B上の物品の目標総重量に対して2割減の重量値が、しきい値S1として設定されている。
データTで表される重量値がしきい値S1以上である場合(つまりステップSP02における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップSP01に戻り、ゲート3A,3Bが開けられることなく、計測部9Bによる物品の重量の計測が再び行われる。
一方、データTで表される重量値がしきい値S1未満である場合(つまりステップSP02における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP03において、制御部11は、計測部9Bから入力されたデータTと、記憶部13から読み出したしきい値S2とを比較する。しきい値S2は、ゲート3Bの開度を小さく設定するか大きく設定するかを決定する境界の重量値であり、計量対象である物品の種類毎にしきい値S2の最適値が予め求められて、制御データの一つとして記憶部13に記憶されている。上記と同様に、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応するしきい値S2が、記憶部13から制御部11に自動で読み出される。一例として、物品投入領域4B上の物品の目標総重量に対して5割減の重量値が、しきい値S2として設定されている。
データTで表される重量値がしきい値S2以上である場合(つまりステップSP03における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP07において、制御部11は、ゲート3Bの開度を小さく設定する。例えば、図5に示した寸法L3Bを、記憶部13から読み出した寸法P1に設定する。寸法P1の値は、計量対象である物品の種類毎に予め最適値が求められて、制御データの一つとして記憶部13に記憶されている。上記と同様に、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応する寸法P1が、記憶部13から制御部11に自動で読み出される。一例として、物品の直径が50〜60mmである場合、寸法P1として80mmという値が設定されている。
駆動部12Bは、設定された寸法P1が実現されるように、ゲート3Bを駆動する。また、駆動部12Aは、ゲート3Aが緩斜面となるように、ゲート3Aを所定量だけ駆動する。これにより、物品供給装置2から物品投入領域4Bへの物品の投入が開始される。
一方、データTで表される重量値がしきい値S2未満である場合(つまりステップSP03における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP04において、制御部11は、ゲート3Bの開度を大きく設定する。例えば、図5に示した寸法L3Bを、記憶部13から読み出した寸法P2に設定する。寸法P2は寸法P1よりも大きく、寸法P2の値は、計量対象である物品の種類毎に予め最適値が求められて、制御データの一つとして記憶部13に記憶されている。上記と同様に、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応する寸法P2が、記憶部13から制御部11に自動で読み出される。一例として、物品の直径が50〜60mmである場合、寸法P2として120mmという値(寸法P1の1.5倍)が設定されている。
駆動部12Bは、設定された寸法P2が実現されるように、ゲート3Bを駆動する。また、駆動部12Aは、ゲート3Aが緩斜面となるように、ゲート3Aを所定量だけ駆動する。これにより、物品供給装置2から物品投入領域4Bへの物品の投入が開始される。
ステップSP04に引き続き、次にステップSP05において、計測部9Bは、物品投入領域4B上に載置されている物品の総重量を計測する。計測部9Bによる計測の結果に関するデータTは、制御部11に入力される。
次に、ステップSP06において、制御部11は、計測部9Bから入力されたデータTと、記憶部13から読み出したしきい値S2とを比較する。
データTで表される重量値がしきい値S2未満である場合(つまりステップSP06における判定の結果が「YES」である場合)は、ステップSP05に戻り、ゲート3Bの開度が大きく保たれたまま、物品供給装置2から物品投入領域4Bへの物品の供給が継続され、計測部9Bによる物品の重量の計測が再び行われる。
一方、データTで表される重量値がしきい値S2以上である場合(つまりステップSP06における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP07において、制御部11は、ゲート3Bの開度を小さく設定する。例えば、図5に示した寸法L3Bを、記憶部13から読み出した寸法P1に設定する。
ステップSP07に引き続き、次にステップSP08において、計測部9Bは、物品投入領域4B上に載置されている物品の総重量を計測する。計測部9Bによる計測の結果に関するデータTは、制御部11に入力される。
次に、ステップSP09において、制御部11は、計測部9Bから入力されたデータTと、記憶部13から読み出したしきい値S3とを比較する。しきい値S3は、物品供給装置2から分散テーブル4への物品の供給を停止するか否かを決定する境界の重量値であり、計量対象である物品の種類毎にしきい値S3の最適値が予め求められて、制御データの一つとして記憶部13に記憶されている。上記と同様に、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応するしきい値S3が、記憶部13から制御部11に自動で読み出される。一例として、物品投入領域4B上の物品の目標総重量に対して2割増の重量値が、しきい値S3として設定されている。
データTで表される重量値がしきい値S3未満である場合(つまりステップSP09における判定の結果が「NO」である場合)は、ステップSP08に戻り、ゲート3A,3Bが閉じられることなく、物品供給装置2から物品投入領域4Bへの物品の供給が継続され、計測部9Bによる物品の重量の計測が再び行われる。
一方、データTで表される重量値がしきい値S3以上である場合(つまりステップSP09における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP10において、制御部11は、ゲート3A,3Bを閉じる旨の制御信号を出力し、これを受けた駆動部12A,12Bは、ゲート3A,3Bを閉じる。
その後はステップSP01に戻り、上記の処理が繰り返し実行される。
なお、以上の説明では、ゲート3Bの開度を制御するために、ゲート3Bの寸法L3Bを寸法P1及び寸法P2の2段階で可変に制御したが、3段階以上の可変制御を行っても良い。
また、追加の機能として、例えば、物品の粘性の大きさに応じて緩斜面側のゲート3Aの傾斜角度を調整することもできる。粘性の高い物品の場合にはゲート3Aの傾斜角度をきつく設定し、粘性の低い物品の場合には緩やかに設定することにより、物品供給装置2から物品投入領域4Bへの物品の投入量を、物品の粘性に関わらずに均一にすることができる。例えば、緩斜面側のゲート3Aに関する最適な回転量を、粘性が異なる物品の種類毎に求めて予め記憶部13に登録しておき、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応する回転量を記憶部13から制御部11に自動で読み出して、緩斜面側のゲート3Aをその回転量に設定することができる。
さらに、以上の説明では、物品投入領域4Bへ物品を投入する際のゲート3Bの開度の設定について述べたが、物品投入領域4Aへ物品を投入する際のゲート3Aの開度の設定も基本的には上記と同様であるため、説明は省略する。
このように、本実施の形態に係る組合せ計量装置が備える物品供給装置2によれば、例えば図5に示したように、緩斜面側のゲート3Aに沿って滑走してきた物品50は、対向する急斜面側のゲート3Bに当たって滑走軌道が修正され、分散テーブル4の中心部に向かって落下させられる。従って、分散テーブル4の外周に沿って配設された複数のフィードトラフ6の各々に対して物品50を均一的に供給することができ、複数の計量手段7の各々に対しても物品50の均一的な供給が可能となる。その結果、組合せ計量装置全体として、計量精度や稼働率の向上を図ることができる。
しかも、図5〜8に示したように、制御部11は、計測部9A,9Bによって計測された分散テーブル4上の物品の重量に基づいて、ゲート3A,3Bの開度を可変に制御する。従って、分散テーブル4上の物品の重量が比較的大きい場合には、ゲート3A,3Bの開度を小さく設定し、逆に、分散テーブル4上の物品の重量が比較的小さい場合には、ゲート3A,3Bの開度を大きく設定することができる。その結果、分散テーブル4上の物品の量を均一に保つことが可能となる。
変形例.
図9は、図7に示した制御装置の変形例を示すブロック図である。図7に示した構成に加えて、時間の経過を計測する計時部14が設けられている。
また、図10は、図9に示した制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。以下、図5,9,10を参照して、ゲート3Aの開度の設定手法について説明する。
ステップSP01〜SP03の動作は、図8と同様である。また、ステップSP03における判定の結果が「NO」である場合の動作も、図8と同様である。
ステップSP03において、データTで表される重量値がしきい値S2未満である場合(つまりステップSP03における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP11において、計時部14は、データTで表される重量値がしきい値S2未満となった時点からの経過時間を計測する。計時部14による計測の結果は、データMとして制御部11に入力される。
次にステップSP12において、制御部11は、計時部14から入力されたデータMと、記憶部13から読み出したしきい値Nとを比較する。しきい値Nは、ゲート3Bの開度を小さく設定するか大きく設定するかを決定する境界の時間値であり、計量対象である物品の種類毎にしきい値Nの最適値が予め求められて、制御データの一つとして記憶部13に記憶されている。上記と同様に、現在計量対象となっている物品の種類を入力することで、その種類に対応するしきい値Nが、記憶部13から制御部11に自動で読み出される。一例として、しきい値Nとして「5秒」という時間が設定されている。
データMで表される時間値がしきい値N未満である場合(つまりステップSP12における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップSP07において、制御部11は、ゲート3Bの開度を小さく設定する。かかる状況は、物品投入領域4B上の物品の重量がしきい値S2未満である状態が、しきい値Nで与えられる所定時間未満で解消されたという状況であり、この場合には、制御部11はゲート3Bの開度を小さく設定する。
一方、データMで表される時間値がしきい値N以上である場合(つまりステップSP12における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップSP04において、制御部11は、ゲート3Bの開度を大きく設定する。かかる状況は、物品投入領域4B上の物品の重量がしきい値S2未満である状態が、しきい値Nで与えられる所定時間以上継続されたという状況であり、この場合には、制御部11はゲート3Bの開度を大きく設定する。
ステップSP04以降の動作は、図8と同様である。
本変形例に係る組合せ計量装置によれば、制御部11は、分散テーブル4上の物品の重量がしきい値S2未満である状態が所定時間内で解消された場合には、ゲート3Bの開度を、寸法P2ではなく寸法P1に設定する。従って、分散テーブル4上の物品の重量値がしきい値S2付近で細かく変動する場合であっても、ゲート3A,3Bは寸法P1の開度を保ったままであり、ゲート3A,3Bの開度が寸法P1又は寸法P2に頻繁に変更されるという事態を回避することができる。
また、ゲート3A,3Bの開度が寸法P1に設定されている場合は、寸法P2に設定されている場合よりも、物品を分散テーブル4の中央部に集める効果が高い。そのため、分散テーブル4上の物品の重量値がしきい値S2付近で細かく変動する場合であっても、ゲート3A,3Bの開度を寸法P1に保つことにより、物品を分散テーブル4の中央部により集めることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る組合せ計量装置の全体構成を模式的に示す側面図である。 複数のフィードトラフの配置構成を示す上面図である。 図2に分散テーブルを重ねて示した上面図である。 図3に物品供給装置を重ねて示した上面図である。 分散テーブルの右半分に物品を投入する状況を示す側面図である。 分散テーブルの左半分に物品を投入する状況を示す側面図である。 ゲートの開度を制御するための制御装置の構成を示すブロック図である。 図7に示した制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 図7に示した制御装置の変形例を示すブロック図である。 図9に示した制御装置における処理の流れを示すフローチャートである。 従来の組合せ計量装置の構造の一部を模式的に示す上面図である。 図11に示したゲートが開かれた状態を示す側面図である。
符号の説明
2 物品供給装置
3A,3B ゲート
4 分散テーブル
4A,4B 物品投入領域
6(601〜616) フィードトラフ
7 計量手段
9A,9B 計測部
11 制御部
12A,12B 駆動部
13 記憶部
14 計時部
50,51 物品

Claims (4)

  1. 仕切り部材によって複数の物品投入領域が規定された分散テーブルと、前記分散テーブルの外周に沿って配設された複数の供給手段と、各前記供給手段の下方にそれぞれ配設された計量手段と、前記分散テーブルの上方に配設され、物品を前記分散テーブル上に投入する投入手段とを備える計量装置において、
    前記投入手段は、開度を独立に設定可能な、対を成す第1及び第2のゲートを有し、
    緩傾斜に設定された前記第1のゲートに沿って滑走してきた前記物品が、急傾斜に設定された対向する前記第2のゲートに当たって、前記物品の滑走軌道が修正されることにより、前記物品が前記分散テーブルの中心部に向かって落下させられ、
    前記計量装置は、
    前記分散テーブル上の前記物品の重量を計測する計測手段と、
    前記第1及び第2のゲートの開度をそれぞれ制御する制御手段と
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計測手段によって計測された前記分散テーブル上の前記物品の重量に基づいて、前記第2のゲートの開度を可変に制御する、計量装置。
  2. 前記制御手段は、
    第1のしきい値と、前記分散テーブル上の前記物品の重量との比較結果に基づいて、前記第1及び第2のゲートを開くか否かを制御し、
    前記第1のしきい値よりも小さい第2のしきい値と、前記分散テーブル上の前記物品の重量との比較結果に基づいて、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい以上である場合は、前記第2のゲートの開度を第1の開度に設定し、前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい未満である場合は、前記第2のゲートの開度を、前記第1の開度よりも大きい第2の開度に設定する、請求項1に記載の計量装置。
  3. 前記制御手段が参照可能な制御データが記憶された記憶手段をさらに備え、
    前記制御データには、前記第2のしきい値と前記第2の開度とが、前記物品の種類に応じて記述されている、請求項2に記載の計量装置。
  4. 前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい値未満となった時点からの経過時間を計測する計時手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい値未満である状態が所定時間以上継続した場合には、前記第2のゲートの開度を前記第2の開度に設定し、
    前記分散テーブル上の前記物品の重量が前記第2のしきい値未満である状態が前記所定時間未満で解消された場合には、前記第2のゲートの開度を前記第1の開度に設定する、請求項2又は3に記載の計量装置。
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