JP2008200904A - 靴の製造方法 - Google Patents
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Abstract
爪先部分を含めて靴内全体に裏布が表出し、かつ製造時においてコア金型に装着した先芯が脱落することなくコア金型に固定される靴の製造方法等を提供すること。
【解決手段】
靴の内側を形成するコア金型と靴の外形を形成するキャビティ金型によって形成される靴の製造方法であって、前記コア金型の爪先部に装着される先芯を有し、当該先芯の内側面に、前記コア金型の甲面および底面との間に隙間を形成しつつコア金型に設けられた被係合手段と係合する係合手段を設け、射出成形時に熱可塑性樹脂が前記先芯とコア金型によって形成された隙間にも充填されるようになっていること。
【選択図】図4
Description
靴の内側を形成するコア金型と靴の外形を形成するキャビティ金型によって形成される靴の製造方法であって、
前記コア金型の爪先部に装着される先芯を有し、
当該先芯の内側面に、前記コア金型の甲面および底面との間に隙間を形成しつつコア金型に設けられた係合手段と係合する被係合手段を設け、
射出成形時に熱可塑性樹脂が前記先芯とコア金型によって形成された隙間にも充填されるようになっていることを特徴とする靴の製造方法。
前記先芯が合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の靴の製造方法。
また、前記先芯と金型の嵌合に用いる係合手段は、金型と先芯内面との間に隙間を形成するためのスペーサーとしても作用するので、成形後の靴の内側に先芯の内面が表出することがないという効果を有する。
さらに、本願発明に係る靴の製造方法は、金型に裏布を被せた後に先芯を装着すること
ができるので、足に接触する靴の内面全体に裏布を配置することができ、履き心地のよい靴を提供することができるという効果を有する。
図1および図2は、本願発明に係る靴の製造方法を適用する射出成形装置1の概略図である。本実施の形態では、靴の製造方法の一例として長靴2を製造する場合について説明する。
射出成形装置1に用いる金型は、長靴2の内面を形成するコア金型3と、当該コア金型3を取り囲むキャビティ金型によって構成される。キャビティ金型は、左右方向に2分割されたサイドモールド4、5と、主として靴底を形成するボトムモールド6によって構成される。
工程としては、第1に熱可塑性樹脂注入の前に、ストッキングのような靴下形状の裏布7をコア金型3に被せ、当該裏布7をさらに覆いつつ先芯8をコア金型3の爪先部に装着する。先芯8とコア金型3との係合については後に詳細に説明する。当該裏布7および先芯8を装着したコア金型3の周囲をサイドモールド4、5およびボトムモールド6によって囲んだ後に熱可塑性樹脂を充填し、冷却して所定形状の長靴2を得る。
図2(a)は、裏布7および先芯8を装着したコア金型3を、サイドモールド4、5によって囲んだ状態を表している。なお、図1、図2(a)に示した装置は、説明のために簡略化して記載したものであり、形状、熱可塑性樹脂の射出口等の詳細を省略した図となっている。
先芯8は、合成樹脂を材料として形成された所謂樹脂先芯であり、足入れ側に設けられた開口9と足底側に設けられた開口10を有する殻体として形成されている。なお、図示した先芯8は、ガラス繊維等の強化素材を含まないポリカーボネートを射出成形することで形成したものであるが、ガラス繊維を混練したポリプロピレン(PP)等によって形成してもよい。その場合には、素材が有する強度等の物性に応じて肉厚等の形状は適宜変更されるものである。その他の素材としては、ナイロン、ポリブチレンテレフタレート、ポリオキシメチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの合成樹脂や、これらの合成樹脂にガラス繊維を加えたもの、または前記合成樹脂にミネラル等を混ぜて強度を高めたものやポリマーアロイによって形成してもよい。
先芯8は、足入れ側開口9の上部を最高位置として、爪先側および周囲の側面に亘ってなだらかに下降する湾曲面を有した椀状体(偏平させた半球状のドーム体)であり、内側面に足先全体を覆う程度の容積を有した収容空間12を形成したものである。
当該下辺折曲げ部13を図3(c)に示した底面図で説明すると、外形は殻体の下端形状と同じく靴先としての先細形状になっており、足底側開口10の形状はM型に似た形状を成している。当該下辺折曲げ部13の肉厚は、約1〜2mmである。
また、足入れ側開口9の近傍の左右の下辺折曲げ部(突出片15、16)上面には、それぞれ2個づつの三角錐状の突起17(17a、17b、17c、17d)が設けられている。当該突起17の高さは約1mm程度であり、頂点から開口2側に向かって緩やかな傾斜縁を有するとともに、頂点から先端側に向かう部分は比較的角度が急な傾斜面を有した形状になっている(図3(d)参照)。
当該突起17は、靴型に対する先芯8の装着時に、コア金型底面の係合部に食い込むようになっており、緩やかな傾斜縁によって装着時の抵抗が少なく、鋭角な側面によって抜け出ないように作用するものである。なお、当該突起17の形状は図示した形状に限るわけではなく、装着時には抵抗が少なく、脱落方向には抵抗が大きくなるような形状であることが好ましい。
先芯8が装着されるコア金型3の爪先部には、先芯8との間隙tを形成し、かつ先芯8との係合を行う係合手段が設けられている。当該係合手段の一例は、甲側表面に突出させた甲部突起18と、底面側表面に突出させた底部突起19である。甲部突起18は、コア金型3の爪先部甲面に複数個設けられ、先芯8内面とコア金型3との間に間隔tを設けつつ、先芯8の弾性に伴う押圧力によって摩擦力を生じさせ先芯8を固定する作用を有している。
なお、甲部突起18も次に述べる底部突起19と同様に、先芯8との間に構造的な嵌合構造を採用することができる。この場合には、先芯8内面にも甲部突起18に対応する係合手段が形成される。
底部突起19の形状は、先端面(頂面)の中央に窪み20を形成した4角柱状であり、窪み20に下辺折曲げ部13に設けた突起17の突出端を係合させることで、コア金型3に装着した先芯8が抜け落ちないようになっている。
また、コア金型3の爪先部先端にも、突起(先端突起)21が設けられており、前述した各突起とともに、コア金型3と先芯8との間隙tを適切に保つことができるようになっている。
なお、先芯8は合成樹脂によって形成されているとともに、突出片15,16は先芯3の開口端付近に形成されているため、先芯8をコア金型3に固定させる際、先芯8の突出片15,16は底部突起19から離れる方向に弾性変形しやすく、人力によって容易に固定させることができる。
図5は、第1乃至第6の例を、それぞれ先芯側の被係合部の形状を左欄、金型側の係合部形状を中欄、互いの係合部の嵌め合わせ時の状態を簡略的に表した断面図を右欄にそれぞれ掲載したものである。また、各例に示す被係合部と係合部との係合は、靴の内面を構
成する裏布を介在した状態で行われるものであり、被係合部と係合部の形状は裏布の介在を前提として設計されるものであるが、以下の説明では裏布についての説明を省略する。
両凸状24、25の傾斜面は、対向した状態でほぼ同一の角度を成すようになっており、先芯8の装着時には先芯8の突条24がコア金型の凸条25を乗り越え、乗り越えた後は先芯8が戻ろうとすると互いの傾斜面が互いを引き寄せるように作用して、先芯8がコア金型から抜け落ちるのを防止するようになっている。
なお、図示した例は凸状24および凸条25がそれぞれ1本の場合を示しているが、同様の凸条を複数本設けた構成としてもよい。
両凸条26、27の傾斜面は、対向した状態でほぼ同一の角度を成すようになっており、先芯8の装着時には先芯8の凸条26がコア金型3の凸27を乗り越え、乗り越えた後には互いの傾斜面同士が係合し先芯8がコア金型3から抜け落ちるのを防止するようにな
っている。
大型の射出成形装置では、コア金型が図4に示す天地の向きで配置されているものがある。すなわち、爪先が下を向いているわけであるが、この状態で先芯をコア金型の爪先部に装着する場合、適当な係合手段がないと先芯は落下してしまう。鉄製の先芯の場合には、コア金型表面にネオジウム磁石を設けることで先芯を吸着しておくことができるが、合成樹脂製の先芯では磁石による吸着方法を採用することはできない。本願発明は、このような爪先が下を向くような成形装置においても、コア金型に先芯を保持させることができるものである。
また、射出成形装置はメーカーによって射出口の位置が異なるが、例えば踵部付近に射出口が設けられている場合には、成形材料が踵側から爪先側へ向かって流れるため、先芯8は成形材料によって爪先側へ押圧されコア金型3から脱落するおそれがある。こういった不具合を防止するため、図6のように射出口30を爪先側に配置し、射出材料によって先芯8を踵方向に向かって押圧するように射出すれば、先芯8が脱落することを防止できる。
また、本願発明は、先芯を設けた爪先部分においても、靴の内面に裏布を配置することができるものである。長靴の裏布としてよく用いられるのは、女性用パンティーストッキングで代表されるような線径の細い合成繊維の編物である。当該裏布は網目が細かいために、射出された樹脂は裏布をコア金型に押し付けた状態のまま固形化するので、結果として靴の内面に裏布が表出することになる。また、当該線径の細い合成繊維の編物は、薄くて柔らかく柔軟性があるために、前記コア金型の係合部と先芯の被係合部との係合を阻害しにくいという性質があり、本願発明においても最適の裏布となっている。
成形された長靴は、図7のように踵部分をコア金型3底面32から離れる方向(矢印Aの方向)に引っ張るようにして脱型される。このため、長靴の内底31は、踵に近い側ほど底面32から離れ易く、爪先に近い側ほど底面32から離れにくい。したがって、先芯8の突起17はなるべく踵に近い側に配置した方が脱型し易く、本実施形態のように下辺折曲げ部13,15に突起17を設ける構成が適しているということが言える。
2 長靴
3 コア金型
4、5 サイドモールド
6 ボトムモールド
7 裏布
9 開口
10 開口
13 下辺折曲げ部
14、15、16 突出片
17(17a、17b、17c、17d) 突起
19 底部突起
20 窪み
21 凸条
22 突起
23 突起
24 凸条
25 凸条
26 凸条
27 凸条
28 円錐
29 凹部
Claims (2)
- 靴の内側を形成するコア金型と靴の外形を形成するキャビティ金型によって形成される靴の製造方法であって、
前記コア金型の爪先部に装着される先芯を有し、
当該先芯の内側面に、前記コア金型の甲面および底面との間に隙間を形成しつつコア金型に設けられた係合手段と係合する被係合手段を設け、
射出成形時に熱可塑性樹脂が前記先芯とコア金型によって形成された隙間にも充填されるようになっていることを特徴とする靴の製造方法。 - 前記先芯が合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の靴の製造方法。
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