JP2008535558A - 潤滑性を付与したタンポンアプリケータ - Google Patents

潤滑性を付与したタンポンアプリケータ Download PDF

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Abstract

【課題】体腔中に挿入可能デバイスを届けるためのアプリケータを提供する。
【解決手段】このアプリケータには、外面、挿入端部、その反対側に位置する把持端部を有する胴体部と;胴体部の外面の一部と流体連通した流体潤滑剤と;オプションで、胴体部内で移動することができ、挿入可能デバイスを胴体部から体腔内に放出するように配置および構成されているプランジャと、が含まれる。挿入可能デバイスを体腔中に届けるための方法も開示されている。
【選択図】図1A

Description

開示の内容
〔関連出願に対するクロスリファレンス〕
本発明は、同日付にて出願された、以下の同時係属中の出願:「新規なタンポンアプリケータ(Novel Tampon Applicator)」(Att'y Docket, J&J-5168)という名称の米国シリアル番号11/____に関する。
〔発明の分野〕
本発明は、哺乳類の体腔中に材料を届けるためのアプリケータに関するものである。このアプリケータは、膣管中に腟内デバイス、例えば生理用品等を届けるのに特に有用である。
〔発明の背景〕
体腔中に材料を届けるためのアプリケータは、一般的に、挿入端部およびこの挿入端部の反対側に位置する把持端部を有する管状挿入部材と、収容された材料を放出するために管状挿入部材内にスライド可能にはめ込まれた細長い放出用部材とを備える。
〔発明の概要〕
本発明は、体腔中に挿入可能デバイスを届けるためのアプリケータに関するものである。アプリケータには、胴体部、流体潤滑剤および、オプションで、挿入可能デバイスを胴体部から体腔内に放出するために胴体部内で移動可能なように配置および構成されているプランジャが含まれる。胴体部は、外面、挿入端部およびその反対側に位置する把持端部(opposed gripper end)を有する。流体潤滑剤は、胴体部の外面の少なくとも一部と流体連通して配置されている。流体潤滑剤は、胴体部内に配置されおよび/またはリザーバ中に収容されてもよい。好ましくは、胴体部は、少なくとも一つの流体導管を有し、この流体導管は、胴体部の外面と胴体部の内面との間に配置され、挿入可能デバイスに向けて配置されており、流体潤滑剤を胴体部の外面に届けるのに有用である。さらに、胴体部の外面は、この少なくとも一つの流体導管と流体連通する開口部を画定する。
さらに、本発明は、挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法に関するものである。例えば、プランジャを挿入部材中へ移動させるステップを含む方法により、挿入部材の外面に流体潤滑剤が分配される。あるいは、潤滑剤は、挿入部材の外面上でカプセル化されてもよい。体腔中への挿入に際し、カプセルが破裂して、潤滑剤を分配する。さらに他の一実施形態では、プランジャを挿入部材中へ移動させるステップにより、リザーバが破裂し、挿入部材の外面の方へ流体潤滑剤を移動させる。
〔発明の詳細な説明〕
本明細書と本クレームとに用いられる用語「直径」は、図形または物体の中心を通る弦、すなわち物体の中心を通る直線の長さ、を意味する。
本明細書および請求の範囲に用いられる用語「腟内デバイス」および関連する用語には、サポートデバイス、体液等の流れを阻止および/または収集するのに有用な妨害デバイス等が含まれる。この用語には、失禁デバイスおよび膣サポート、例えばペッサリー等、ならびに、月経収集カップおよび膨張可能または拡張可能な膣用遮断デバイス(それ自体は体液を吸収しないデバイス)等の妨害デバイスが含まれるが、それらに限られるわけではない。
本発明は、概して管状挿入部材を備えたアプリケータデバイスに関するものであるが、以下の詳細な説明では、具体的には、理解を容易にするためにタンポンアプリケータについて説明する。当業者ならば、他の生理用品、例えば収集カップ、膨張可能なプラグまたはカップ等、失禁デバイス;坐薬;鼻タンポン等のためのアプリケータを含むが、これらに限られるわけではない、本発明の他の用途を認識するであろう。
本発明は、体腔中に少なくとも部分的に挿入するための細長い挿入部材を備えた、体腔中に材料を届けるためのアプリケータに関するものである。この細長い挿入部材は、挿入端部とその反対側にある把持端部とを有する。
図面を参照するが、この場合に類似の参照番号は類似の要素を示す。図1は、アプリケータ10を示している。このアプリケータ10は、管状挿入部材12を備えている。この管状挿入部材12は、挿入端部14と、体腔への挿入可能デバイス18を収容するのに適した把持端部16とを有する。挿入端部14は、実質的に閉じた外観22を形成する、複数の内側に曲がった花弁状部20を有していてもよく、把持端部16は、使用者のアプリケータの把持を強化するための構造体17を有していてもよい。アプリケータ10は、放出用部材24をも含み、この放出用部材24は、管状挿入部材12に挿入可能であり、デバイス18に支持されることができる第1の端部26を有する。放出用部材24は、第1の端部26の反対側にあり、管状挿入部材12内で第1の端部26を移動させるように操作することもできる第2の端部28で終端する。放出用部材24の第1の端部26は、把持端部16を通して管状挿入部材12中にスライド可能に導入されるように配置および構成されている。
本発明のアプリケータ10またはその他の管状デバイスは、挿入されようとする対象物を収容するのに有用な管状の幾何学形状および断面を有することができる。収容される挿入可能デバイス18の形状は、しばしば、管状挿入部材12の形状を連想させるが、この通則から逸脱することも可能である。したがって、管状挿入部材12は、円形、楕円形、多角形(例えば、台形、長方形、三角形)等を含む多数の断面形状を取ってもよいが、これらに限られるわけではない。例えば、円柱形のタンポンを長方形の挿入部材内に収容することができ、(ヴァン・アイテン(Van Iten)等、米国特許第5,350,371号に開示されたような)台形状のタンポンおよび、(ベイリー(Bailey)、米国特許第2,330,257号に開示されたような)カップ形状のタンポンを、概ね円柱形の挿入部材に収容することもできる。さらに、挿入部材12は、実質的に、細長いか、湾曲しているか、または柔軟性の備えたものであることもでき、あるいは、当業者に明らかなその他の形状を取ることもできる。具体的な構造そのものは、本発明の実施にとって重要ではない。さらに、管状デバイスのエッジ(仕上げ加工されたものおよび仕上げ加工されていないものの両方)は、管状デバイスの長軸に対して垂直な面と一致する標準的な平坦なエッジであってもよい。
本発明のアプリケータデバイスは、当業者に公知の材料から作製することができる。通常、アプリケータはプラスチックまたは紙であってよい。プラスチック材料には、ポリオレフィン(例えばポリエチレンおよびポリプロピレン)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリカプロラクトン等)、ポリビニルアルコール、エチレン酢酸ビニルコポリマー、セロハン、ダビ(Dabi)等の米国特許第5,910,520号(参照によって本明細書に組み入れられる)に開示されたようなPHBV、澱粉ベースのポリマー(ダビ(Dabi)等の米国特許第5,910,520号に開示されたもの等)等が含まれるが、これらに限られるわけではない。放出用部材は、中実のまたはチューブ状の構成要素として形成することができる。
紙材料には、ペーパーボード、ボール紙、カップストック(cup stock)、紙等が含まれるが、これらに限られるわけではない。紙は、単層の材料でもよく、または、種々の層に関して複数の利益を与えるための複数の積層された層でもよい。積層紙材料には、プラスチック、ワックス、シリコーン、潤滑剤等の表面層またはコーティングが含まれてもよく、これは、挿入および取り出しの間に使用者に与える快適さを増大させるのに有用であり得る。プラスチックコーティングには、上にリストしたプラスチック材料が含んでもよいが、これらに限られるわけではない。積層紙材料には、接着層、結合層等の追加の層も含んでいてもよい。
このような表面層の一例は、ブランチャード(Blanchard)、米国特許第6,171,426号に開示されている。表面層として使用される有用な材料の代表的な非限定的リストには、ワックス、セロハン、ポリオレフィン、ポリエステル、エポキシ化合物等が含まれる。表面層には、熱安定剤、顔料、香料、界面活性剤、抗菌剤、医薬等も含まれ得る。
管状挿入部材および放出用部材のそれぞれの典型的な寸法には、約50〜約100mmの長さ、約8〜約16mmの直径および約0.4〜約0.6mmの厚さが含まれる。これら二つの伸縮自在配置を可能とするため、放出用部材の直径が管状挿入部材の直径より小さいことが好ましい。
本発明によって提供されるアプリケータの管状挿入部材は、その中に収納された材料の放出前は、好ましくは実質的に閉じられている。あるいは、アプリケータの挿入端部は、多少開いていることもできる。すなわち、管状挿入部材の長さに沿った直径が挿入端部の直径と実質的に等しい。現在、オハイオ州シンシナティのプロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble)社は、TAMPAX(登録商標)トイレに流すことができるアプリケータタンポン(flushable applicator tampons)の商品名で、開放端を有するタンポンアプリケータを販売のために提供している。
アプリケータの身体中への挿入と身体からの取り出しを容易にするためには、流体潤滑剤がアプリケータ表面に届けられることができ、このアプリケータ表面は、アプリケータに動作的に連結された潤滑剤キャリヤ(全般に「30」で示す)を有していてもよい。この流体潤滑剤は、使用者に洗浄感および/または新鮮さも与えることができる。本明細書と請求の範囲で用いられる用語「動作的に連結した」とは、直接または間接的に相互に接続された構成要素に関するものである。たとえば、アプリケータに取り付けられた潤滑剤キャリヤは動作的に連結されよう。あるいは、アプリケータに物理的に取り付けられていないが、アプリケータ内に収容された挿入可能デバイスに取り付けられている潤滑剤キャリヤもやはりアプリケータに動作的に連結していると言えよう。
図1Aおよび図1Bを参照して、潤滑剤キャリヤ30aは、テクスチャード加工された(textured)パイル織物(例えばタオル地またはその他のテクスチャード加工された繊維構造)であってよい。この実施形態では、潤滑剤キャリヤ30aは、管状挿入部材12の外面32に取り付けられている。図1Aに示すように、潤滑剤キャリヤ30aは、挿入端部から把持端部まで延在している(図示されているように、挿入端部および把持端部の両端部は、潤滑剤キャリヤ30aによって覆われない状態で残されている)。
本発明によれば、液体潤滑剤34は、潤滑剤キャリヤ30b上にも潤滑剤キャリヤ30b内にも配置されない。その代わりに、好ましくはリザーバ48b内に液体潤滑剤46が収容される。図2を参照して、リザーバ48b、たとえば圧搾球(squeeze bulb)が、管38bを介して挿入部材12に連結される。挿入部材12bには、その壁内に導管40bおよびマニホールド42bが形成されており、このマニホールド42bは、挿入部材12bの外面32bに形成された複数の開口部44bを介して流体潤滑剤34を分配する。液体潤滑剤34は、次いで、液体キャリヤ30bにしみ込みんでもよい。
潤滑剤キャリヤ30は、挿入と取り出しの両方の動作の間に、潤滑剤キャリヤを挿入される体腔の表面を「拭き取る(swab)」こともできる。この拭き取りまたは清拭活動は、使用者に清潔で新鮮な感触を与えるのに役立つ。したがって、潤滑剤には添加物を混合してもよい。そのような添加物の代表的な非限定的リストには、洗剤、エモリエント、抗炎症剤、プロバイオティックス(probiotics)、抗生物質等が含まれる。具体的な成分は、ブラウン―スクロボット(Brown-Skrobot)、米国特許第5,641,503号に開示されるグリセリルモノラウレート等の健康増進成分を含み、この特許の開示内容は、参照により本明細書に組み入れられる。
図3を参照して、リザーバ36cは、挿入部材12cとプランジャ24cとによって画定される。挿入部材12cは、把持端部16cに近い方の比較的大きな直径から、挿入端部14cに近い方のより小さい直径に向けて先細っている。プランジャ24cが、挿入部材12c中へ移動されると、弾性リング46cが、挿入部材12cの内面48に沿って流体潤滑剤34を移動させる。内面48とプランジャシリンダ50cとの間の環状スペースが減少するにつれて、流体潤滑剤34が押され、開口部44cを通って挿入部材12cの外面32cに至る。このようにして、アプリケータ10の構造に応じて、流体潤滑剤34により、外面32cがコーティングされるか、あるいは、潤滑剤キャリヤ30cが流体潤滑剤で飽和させられる。
図4A〜図4Cを参照して、リザーバ36dは、プランジャ24と挿入可能デバイス18との間に配置される。リザーバ36dは、挿入部材12dの外面32dと、例えば導管40dを介して、流体連通している。プランジャ24が挿入部材12d内を進むにつれて、このプランジャが、リザーバ36dから導管40d中へ、また、開口部44dを通って、潤滑剤キャリヤ30d中に、流体潤滑剤34を押し出し、少なくとも一つの、飽和した領域52dを形成する。プランジャシ24が、さらに挿入部材12d中へ移動すると、実質的に潤滑剤キャリヤ30d全体が飽和状態にされるようになり、プランジャは、リザーバ36dを破壊するか、あるいはリザーバを迂回するか、あるいはリザーバを通過し、挿入可能デバイス18を放出することができる。
図5A〜図5Bを参照して、リザーバ36eは、複数の個別の部分54eから形成されていてよく、それぞれの部分54eは、一つ以上の開口部44eに関連していてよい。図5Aは、使用前のアプリケータシステムを示している。開口部44eは、プランジャシリンダ50eから外側半径方向に向けて延在するプランジャ突起部56eによって閉じられる。個別の部分54eは、プランジャシリンダ50eと挿入部材48eの内面との間に配置されてよい。このようにして、プランジャ24eが、例えば時計方向(時計の針の方向)に、回転すると、突起部56eの斜面により、流体潤滑剤34が今や開放された状態になっている開口部44eを通って移動し、挿入部材12eの外面32eをコーティングできる。挿入部材12eの外面32e上には、オプションで、別の潤滑剤キャリア(図示されず)が配置しされてもよい。
本発明のアプリケータは、ボール紙やプラスチックから構成することができる。ボール紙のアプリケータは、単層の紙材料から構成することができる。または、種々の層に関して複数の利益を与えるために、複数の積層された層から作製することができる。アプリケータは、カンピオン(Campion)等、米国特許第5,346,468号に開示されているスパイラルワインディング、ホワイトヘッド(Whitehead)、米国特許第4,508,531号に開示されている渦巻型ワインディング、および、ヒンツマン(Hinzmann)、米国特許第4,755,164号に開示されている、マンドレルのまわりにシートを形成し、ついで、重なり合った継ぎ目を封止する方法、を含むがこれらに限られるわけではない、いくつかの処理方法を用いてシート状材料から作製することができる。
アプリケータが表層を備える場合、この層は、任意の有用な技術を用いて作製することができる。表層を作製するための多くの技術が公知である。そのような技術の代表的な非限定的リストには、スプレー、押出成型、スロット−コーティング、刷毛塗り、トランスファーコーティング等が含まれる。これらの表面処理物を使用可能な形態にまで硬化するためには、放射線やその他の形態のエネルギーを適用する等の、単純な空気硬化以外のさらなる処理工程が必要な場合がある。
本発明によって提供されるアプリケータの挿入部材は、好ましくは、このアプリケータ内に収容された材料の放出前には、実質的に閉じられている。アプリケータの挿入端部をほぼ閉じるための一技術に、複数の内向きにカーブした花弁状体を用いるやり方がある。この花弁状体は、アプリケータに収容された材料を放出するときに、開放位置へ曲がる、かつ/または、ヒンジ式に動く。花弁状体の数は、概して、約4から約6までの範囲である。アプリケータの挿入端部を実質的に閉じるための一代替技術には、挿入端部を襞付けるやり方がある。この技術は、ニールセン(Neilsen)等、米国特許第5,782,793号に開示されている。アプリケータが、二つ以上の材料層で構成される場合には、収容された材料を放出するために要する力を減少させるために、一つの層は挿入端部中に延在することができる。これの例は、フォックス(Fox)等、米国特許第5,827,214号に開示されている。これらの総体的な封鎖体は、球状あるいはその代わりに先細った形状であり得る。
プラスチック製アプリケータは任意の有用な技術を使用して作製することができる。プラスチック製アプリケータを製造するための多くの技術が知られている。そのような技術の代表的な非限定的リストには、射出成型、ブロー成型、押出成型、(紙について先に述べたように)一以上のシートからの成形等が含まれる。通常、少なくとも管状挿入部材は、射出成型プロセスにより形成されることができる。このプロセスは、管状挿入部材のいくつかの重要な特性のバランスを取る製造が可能になるため、しばしば使用される。成型インサートや成型コアを機械加工してわずかに先細りした製品を形成することができる。例えば、挿入および放出の使用ステップの間に構造の安定性を保つためには、把持端部の周りの壁厚を比較的厚くする一方、柔軟性と低い放出力とを与えるためには、挿入端部の厚さを最小にすることができる。射出成型によっても、独特の形状の管状挿入部材を作製することができる。上記のように、より高度でないおよび/またはより高価ではない技術、例えば押出成型およびブロー成型も使用することができる。
図8〜11に関して上述の壁内導管は、プラスチック製アプリケータ中に、より簡単に形成することができる。チャンネルの適切な数および形状が、当業者に公知の手順によって形成されることができる。成型中にチャンネルを形成することに加えて、挿入部材の外面の開放チャンネルを、フィルムまたはその他の外部材で覆い、チャンネルを囲むようにすることができる。
本発明のアプリケータは、対象物を哺乳類の体腔内に届けるために使用することができる。そのような対象物には、坐薬、吸収性デバイス等が含まれてもよく、これらの対象物は、口、鼻、膣および直腸を含む体腔中に届けられてもよい。これらの材料は、固形物、クリーム、フォーム、ゲル等の形状であてもよい。
好ましくは、アプリケータは、生理用品、例えば、タンポン、腟内収集デバイスおよび陰唇間パッド等;出生制御デバイス、例えばダイアフラムまたは子宮内避妊具(IUD)等;坐薬形状の組成物、例えば医薬、モイスチャライザー、ビタミンおよびミネラル、殺精子剤および匂い制御剤等;医療デバイスおよび失禁デバイスおよび膣支持物、例えばペッサリー等;ならびに、妨害デバイス等の腟内デバイスを届けるために使用される。妨害デバイスには、月経収集カップおよび膨張可能または拡張可能な遮断デバイスが含まれる。
使用時には、女性は、挿入端部を体腔開口部に置き、管状挿入部材から挿入可能デバイスが放出されるまで放出用部材を押すことにより体腔中に挿入可能デバイスを届け、挿入可能デバイスを体腔中に残して身体からアプリケータを取り出すことができる。
あるいは、使用者は、自分の身体に対して安定した状態に放出用部材を維持しつつ、管状挿入部材を放出用部材上へ引っ張ることができよう。これにより、挿入可能デバイスと使用者の身体との間の摩擦が実質的に取り除かれる。
〔実施の態様〕
本発明の好ましい実施態様は以下の通りである。
(1)挿入可能デバイスを体腔中に届けるためのアプリケータであって、
a.外面、挿入端部およびその反対側に位置する把持端部、を有する胴体部と、
b.前記胴体部の外面の少なくとも一部と流体連通して配置された流体潤滑剤と、
を備える、アプリケータ。
(2)実施態様(1)に記載のアプリケータにおいて、
挿入可能デバイスを前記胴体部から体腔中に放出するために、前記胴体部内で移動可能なように配置および構成されたプランジャ、
をさらに備える、アプリケータ。
(3)実施態様(1)に記載のアプリケータにおいて、
前記流体潤滑剤は、前記胴体部に配置されている、アプリケータ。
(4)実施態様(1)に記載のアプリケータにおいて、
前記流体潤滑剤は、リザーバ中に収容されている、アプリケータ。
(5)実施態様(1)に記載のアプリケータにおいて、
前記胴体部は、
少なくとも一つの流体導管であって、前記胴体部の前記外面と前記胴体部の内面との間に配置され、前記挿入可能デバイスに向けて配置されており、前記流体潤滑剤を前記胴体部の前記外面に届けるのに有用な、少なくとも一つの流体導管、
を有する、アプリケータ。
(6)実施態様(5)に記載のアプリケータにおいて、
前記胴体部の前記外面は、前記少なくとも一つの流体導管と流体連通する開口部を画定する、アプリケータ。
(7)挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法において、
a.プランジャを、挿入部材中へ移動させるステップであって、
前記挿入部材は、
i.前記挿入可能デバイスを収容し、
ii.外面を有し、流体潤滑剤を前記挿入部材の前記外面に分配する、
ステップと、
b.前記挿入部材を体腔中に挿入するステップと、
c.前記プランジャを移動させて、前記挿入可能デバイスを前記体腔中に届けるステップと、
を含む、方法。
(8)挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法において、
a.デバイスアプリケータの挿入部材部分を体腔中に挿入するステップであって、前記挿入部材部分は、前記挿入部材部分の外面上に設けられた、少なくとも一つのカプセルに収容された潤滑剤を有し、前記挿入可能デバイスを収容する、ステップと、
b.前記少なくとも一つのカプセルを破裂させて、潤滑剤を分配するステップと、
c.前記挿入可能デバイスを前記体腔中に届けるステップと、
を含む、方法。
(9)挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法において、
a.外面を有し、かつ前記挿入可能デバイスを収容する挿入部材中に、プランジャを移動させるステップと、
b.流体潤滑剤を収容するリザーバの少なくとも一部を破裂させるステップと、
c.前記流体潤滑剤を前記挿入部材の前記外面に向けて移動させるステップと、
d.前記挿入部材を体腔内に挿入するステップと、
e.前記プランジャを移動させて、前記挿入可能デバイスを前記体腔中に届けるステップと、
を含む、方法。
管状挿入部材とその上に配置された潤滑剤キャリヤとを備えた、本発明に係るアプリケータの斜視図である。 図1Aの線B−Bに沿った断面図である。 図1Aに描かれたような、挿入部材に連結されたリザーバを有するアプリケータの縦の断面図および、挿入部材の一部分の分解図である。 挿入部材とプランジャとの間に配置され、挿入部材とプランジャとによって画定されるリザーバを有する、図1Aに描かれたようなアプリケータの縦断面図、および、挿入部材の一部分の分解図である。 図1Aに描かれたような、プランジャと挿入可能デバイスとの間に配置されたリザーバを有するアプリケータの縦の断面図である。 図1Aに描かれたような、プランジャと挿入可能デバイスとの間に配置されたリザーバを有するアプリケータの縦の断面図および、挿入部材の一部分の分解図である。 図1Aに描かれたような、プランジャと挿入可能デバイスとの間に配置されたリザーバを有するアプリケータの縦の断面図である。 リザーバが、挿入部材とプランジャとの間に配置された複数の個別の部分から形成されている、アプリケータの横の断面図である。 リザーバが、挿入部材とプランジャとの間に配置された複数の個別の部分から形成されている、アプリケータの横の断面図である。

Claims (9)

  1. 挿入可能デバイスを体腔中に届けるためのアプリケータであって、
    a.外面、挿入端部およびその反対側に位置する把持端部、を有する胴体部と、
    b.前記胴体部の外面の少なくとも一部と流体連通して配置された流体潤滑剤と、
    を備える、アプリケータ。
  2. 請求項1に記載のアプリケータにおいて、
    挿入可能デバイスを前記胴体部から体腔中に放出するために、前記胴体部内で移動可能なように配置および構成されたプランジャ、
    をさらに備える、アプリケータ。
  3. 請求項1に記載のアプリケータにおいて、
    前記流体潤滑剤は、前記胴体部に配置されている、アプリケータ。
  4. 請求項1に記載のアプリケータにおいて、
    前記流体潤滑剤は、リザーバ中に収容されている、アプリケータ。
  5. 請求項1に記載のアプリケータにおいて、
    前記胴体部は、
    少なくとも一つの流体導管であって、前記胴体部の前記外面と前記胴体部の内面との間に配置され、前記挿入可能デバイスに向けて配置されており、前記流体潤滑剤を前記胴体部の前記外面に届けるのに有用な、少なくとも一つの流体導管、
    を有する、アプリケータ。
  6. 請求項5に記載のアプリケータにおいて、
    前記胴体部の前記外面は、前記少なくとも一つの流体導管と流体連通する開口部を画定する、アプリケータ。
  7. 挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法において、
    a.プランジャを、挿入部材中へ移動させるステップであって、
    前記挿入部材は、
    i.前記挿入可能デバイスを収容し、
    ii.外面を有し、流体潤滑剤を前記挿入部材の前記外面に分配する、
    ステップと、
    b.前記挿入部材を体腔中に挿入するステップと、
    c.前記プランジャを移動させて、前記挿入可能デバイスを前記体腔中に届けるステップと、
    を含む、方法。
  8. 挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法において、
    a.デバイスアプリケータの挿入部材部分を体腔中に挿入するステップであって、前記挿入部材部分は、前記挿入部材部分の外面上に設けられた、少なくとも一つのカプセル内に収容された潤滑剤を有し、前記挿入可能デバイスを収容する、ステップと、
    b.前記少なくとも一つのカプセルを破裂させて、潤滑剤を分配するステップと、
    c.前記挿入可能デバイスを前記体腔中に届けるステップと、
    を含む、方法。
  9. 挿入可能デバイスを体腔中に届ける方法において、
    a.外面を有し、かつ前記挿入可能デバイスを収容する挿入部材中に、プランジャを移動させるステップと、
    b.流体潤滑剤を収容するリザーバの少なくとも一部を破裂させるステップと、
    c.前記流体潤滑剤を前記挿入部材の前記外面に向けて移動させるステップと、
    d.前記挿入部材を体腔内に挿入するステップと、
    e.前記プランジャを移動させて、前記挿入可能デバイスを前記体腔中に届けるステップと、
    を含む、方法。
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