JP2008538121A - 弾性膜形成ポリマーのコーティングを有する水吸収材料 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)Log(CS−SFC’/150)≦3.36−0.133×CS−CRC
以下の実験式によって記述されるものに対して吸収容量および浸透性に関して向上した特性を示す吸収性ポリマーを製造することは、さらにより困難である。
したがって、以下の式(3)または(4)、あるいは好ましくは(3)および(4)を満たす吸収性ポリマーを製造することが非常に望ましい。
(4)Log(CS−SFC’/150)>2.5−0.095×CS−CRC
上記のすべての式において、CS−SFC’=CS−SFC×107であり、150のディメンションは、[cm3s/g]である。しばしば、表面架橋水吸収ポリマー粒子は、表面架橋シェルによって拘束され、十分に吸収および膨潤することができず、ならびに/あるいは表面架橋シェルは、膨潤の応力または負荷の下での性能に関する応力に耐えるほど十分に強くない。
a)0℃から50℃の範囲の温度において水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度においてコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む方法によって得ることが可能な水吸収材料によって達成されることに気づいた。
b)50℃を超える温度でコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む方法が好ましい。
a)0℃から50℃、好ましくは45℃より低い範囲で、流動床反応器において、好ましくは連続方法において、水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度においてコーティングされた粒子を熱処理するステップからなる、水吸収材料を製造する方法をさらに提供する。本明細書において上記で特定され、かつ本明細書において以下でさらに記述される本発明の主題の特徴は、規定される特定の組合わせにおいてだけでなく、本発明の範囲内にある他の組合わせにおいても使用されることが理解されるであろう。
i)少なくとも1つのエチレン不飽和酸官能性モノマーと、
ii)少なくとも1つの架橋剤と、
iii)適切であれば、i)と共重合可能な1つまたは複数のエチレンならびに/あるいはアリル不飽和モノマーと、
iv)適切であれば、モノマーi)、ii)および適切であればiii)を少なくとも部分的に上にグラフトすることができる1つまたは複数の水溶性ポリマーとを備えるモノマー溶液を重合することによって得ることが可能なポリマー粒子であることが好ましく、
そのように得られた塩基性ポリマーは、乾燥、分類、および適切であればその後、乾燥および熱後架橋される(すなわち、表面架橋される)前に、
v)少なくとも1つの後架橋剤
で処置される。
R1は、C1−C12−アルキル、C2−C12−ヒドロキシアルキル、C2−C12−アルケニル、またはC6−C12−アリルであり、
R2は、XまたはOR6であり、
R3は、水素、C1−C12−アルキル、C2−C12−ヒドロキシアルキル、C2−C12−アルケニル、またはC6−C12−アリル、あるいはXであり、
R4は、C1−C12−アルキル、C2−C12−ヒドロキシアルキル、C2−C12−アルケニル、またはC6−C12−アリルであり、
R5は、水素、C1−C12−アルキル、C2−C12−ヒドロキシアルキル、C2−C12−アルケニル、またはC1−C12−アシル、またはC6−C12−アリルであり、
R6は、C1−C12−アルキル、C2−C12−ヒドロキシアルキル、C2−C12−アルケニル、またはC1−C12−アシル、またはC6−C12−アリルであり、
Xは、R2およびR3に共通のカルボニル酸素であり、
R1およびR4ならびに/あるいはR5およびR6は、架橋C2−C6−アルカンジイルとすることができ、上述された遊離基R1からR6は、依然として全部で1から2の自由原子価を有することができ、これらの自由原子価により、たとえば、2−オキサゾリドンおよびN−ヒドロキシエチル−2−オキサゾリドン、N−ヒドロキシプロピル−2−オキサゾリドン、N−メチル−2−オキサゾリドンなどの2−オキサゾリドン、N−アセチル−2−オキサゾリドン、2−オキソテトラヒドロ−1,3−オキサジンなどのN−アシル−2−オキサゾリドン、5−メチル−1−アザ−4,6−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、1−アザ−4,6−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、および5−イソプロピル−1−アザ−4,6−ジオキサビシクロ[3.3.0]オクタン、ビス−2−オキサゾリドン、およびポリ−2−オキサゾリドンなどの2環式アミドアセタールである、少なくとも1つの適切な塩基性構造に付着することができる]のカルバミンエステルであり;
あるいは多価アルコールであり、この場合、多価アルコールの分子量は、水酸基あたり好ましくは100g/モル未満、好ましくは90g/モル未満、より好ましくは80g/モル未満、最も好ましくは70g/モル未満であり、多価アルコールは、ビシナル、ジェミナル、2級水酸基、もしくは3級水酸基を有さず、多価アルコールは、一般的な化学式IIa
R6は、mを3から20、好ましくは3から12の整数として、化学式−(CH2)m−の非分枝ジアルキル遊離基であり、両方の水酸基とも、末端、もしくは非分枝、分枝、または環式のジアルキル遊離基である]のジオールであり、
あるいは一般的な化学式IIb
R7、R8、R9、およびR10は、独立して、水素、ヒドロキシル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチルオキシメチル、1−ヒドロキシプロプ−2−イルオキシメチル、2−ヒドロキシプロピルオキシメチル、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、1,2−ジヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、または4−ヒドロキシブチルであり、全部で2、3、または4、好ましくは2またはは3の水酸基が存在し、R7、R8、R9、およびR10のせいぜい1つがヒドロキシルであり、例は、それぞれ分子あたり1から3のエチレンオキシドを有する1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、および1,7−ヘプタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、および1,10−デカンジオール、ブタン−1,2,3−トリオール、ブタン−1,2,4−トリオール、グリセロール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール、グリセロール、それぞれ分子あたり1から3のエチレンオキシドを有するトリメチロールエタンまたはトリメチロールプロパン、それぞれ分子あたり1から3のプロピレンオキシドを有するプロポキシレート化グリセロール、トリメチロールエタン、またはトリメチロールプロパン、2−tuplyエトキシレート化またはプロポキシレート化ネオペンチルグリコールである]のポリオールであり、
あるいは一般的な化学式III
R11、R12、R13、R14、R15、およびR16は、独立して、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、セク−ブチル、またはイソブチルであり、nは0または1であり、例は、エチレンカーボネートおよびプロピレンカーボネートである]の環式カーボネートであり、
あるいは一般的な化学式IV
R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、およびR24は、独立に、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、セク−ブチル、またはイソブチルであり、R25は、一重結合、1から10のエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの単位で構築され、たとえばポリグリコールジカルボン酸からなる線形、分枝、もしくは環式のCl−C12−ジアルキル遊離基またはポリアルコキシジイル遊離基である]のビスオキサゾリンである。化学式IVの下でのの化合物の例は、2、2’−ビス(2−オキサゾリン)である。
この式で、CS−SEC’=CS−SFC×107であり、150のディメンションは、[cm3s/g]である。CCRCは、以下の試験方法のセクションにおいて述べられるように4時間膨潤した後のシリンダ遠心分離保持容量である。
a)好ましくは300から100000g/モル、特に500から30000g/モルの範囲の分子量を有する高分子量化合物、
b)低分子量化合物、および、
c)ポリエーテル基、特にポリエチレンオキシド基またはポリテトラヒドロフラン基を有し、200から20000g/モルの範囲の分子量を有する化合物があり、ポリエーテル基は反応基を有さない。
ポリプロピレングリコール、ジブチレングリコール、ポリブチレングリコール、ジメラートジオール、ヒドロキシレート化ビスフェノール、ポリエーテルグリコール、ハロゲン化ジオールなどの他のグリコール、またその混合物である。好ましいジオールには、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、およびネオペンチルグリコールがある。代替または追加として、等価なメルカプト化合物が使用されることも可能である。
ペンダントカルボキシル基を有するプレポリマーの随意選択の中和が、カルボキシル基をカルボキシレート陰イオンに変換し、それにより、水分散性の効果を向上させる。適切な中和剤には、3級アミン、金属水酸化物、アンモニア、および当業者に既知の他の作用剤がある。
a)0℃から50℃の範囲、好ましくは45℃未満で、流動床反応器において、好ましくは連続方法において、弾性膜形成ポリマーで水吸収ポリマー粒子を噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度でコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む、水吸収材料を製造する方法をさらに提供する。
b)脱凝集補助剤で、a)により得られた粒子を随意選択でコーティングするステップと、その後、
c)50℃を超える温度でコーティングされた粒子を熱処理するステップと、
d)熱処理した粒子を90℃未満に冷却するステップとを含む方法によって得ることが可能な水吸収材料が好ましい。
測定は、特に断りがない限り、23±2℃の周囲温度および50±10%の相対湿度において実施されるべきである。水吸収ポリマー粒子を測定前に完全に混合する。以下の方法の目的では、AGMは、「吸収性ゲル化材料」を意味し、水吸収ポリマー粒子ならびに水吸収材料に関係することがある。それぞれの意味は、以下の例において与えられるデータによって明確に定義される。
この方法は、ティーバッグにおける自由ヒドロゲルの膨潤性を決定する。CRCを決定するために、0.2000+/−0.0050gの乾燥ヒドロゲル(粒子サイズ割合106〜850μmまたは以下の例において具体的に示されるように)を、60×85mmのサイズのティーバッグの中に計量し、これをその後封止して閉鎖する。ティーバッグを、過剰な0.9質量%の塩化ナトリウム溶液に30分置く(ポリマー粉末の塩化ナトリウム溶液/1gの少なくとも0.83l)。その後、ティーバッグを250gで3分間遠心分離する。遠心分離したティーバッグを計量することによって、液体の量を決定する。手順は、EDANA推奨試験方法第441.2−02(EDANA=European Disposables and Nonwovens Association)の手順に対応する。ティーバッグの材料ならびにまた遠心分離および評価も、この試験方法において同様に定義されている。
CS−CRCをCRCと完全に同様に実施するが、サンプルの膨潤時間が30分から240分に延長されている点が異なる。
負荷の下における吸収性を、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)によって推奨される圧力試験方法第442.2−02の下での吸収と同様に決定するが、各サンプルについて、例において報告された粒子サイズ分布を有する実際のサンプルを測定する点が異なる。
AUL0.7psi[g/g]=[Wb−Wa]/[Wa−W0]
AUL0.3psiおよび0.5psiを適切なより低い圧力において同様に測定する。
CS−AUL0.7psiを決定するための測定セルは、内径が60mmおよび高さが50mmのプレキシガラス・シリンダである。その下面に、メッシュ・サイズ36μmを有するステンレス・スチールふるい底部が接着剤でつけられる(Steel1.4401、ワイヤ直径0.028mm、Weisse&Eschrichから)。測定セルは、59mmの直径を有するプラスチック・プレート、およびプラスチック・プレートと共に測定セルに配置することができる重りをさらに含む。プラスチック・プレートの質量およびその重りは、合わせて1345gである。AUL0.7psiを、空のプレキシガラス・シリンダおよびプラスチック・プレートの質量を決定し、それをW0として記録することによって決定する。次いで、0.900+/−0.005gのヒドロゲル形成ポリマー(粒子サイズ分布150〜800μmまたは以下の例において具体的に報告されるように)をプレキシガラス・シリンダ中で計量し、ステンレス・スチールふるい底部の上に一様に分布させる。次いで、プラスチック・プレートをプレキシガラス・シリンダに慎重に配置し、単位全体を計量し、質量をWaとして記録する。次いで、重りをシリンダのプラスチック・プレートの上に配置する。次いで、直径の90mmを有する丸いフィルタ・プレート(No.597、Schleicher&Schuellから)を、直径が115mm、高さが65mmの500mlの結晶皿(Schottから)の中央に配置する。次いで、200mlの0.9質量%の塩化ナトリウム溶液を導入し、次いで、ヒドロゲル−形成ポリマーを包含するプレキシガラス・シリンダをプラスチック・プレートおよび重りと共にフィルタ・ペーパの上に配置し、そこに240分置く。この期間の終了時、単位全体をフィルタ・ペーパからペトリ皿の外部に取り出し、次いで、接着している液体を5秒間排出する。次いで、重りをプレキシガラス・シリンダから取り出す。膨潤ヒドロゲルを保持するプレキシガラス・シリンダをプラスチック・プレートと共に計量し、質量をWbとして記録する。
AUL0.7psi[g/g]=[Wb−Wa]/[Wa−W0]
AUL0.3psiおよび0.5psiを、適切なより低い圧力において同様に測定する。
膨潤ゲル層の浸透性を決定する方法は、「ゲル層浸透性」としても既知の「食塩水流れ伝達性」であり、EPA640330に記載されている。この方法に使用した機器は、以下に記載されるように修正されている。図1は、空気取入れ用の開端管A、再充填用ストッパ付きベントB、一定静水的ヘッド・リザーバC、ラブ・ジャックD、送達管E、ストップコックF、リング・スタンド・サポートG、受けベセルH、計りI、およびSFC装置Lを有する浸透性測定機器を示す。
シリンダの内径:60.0mm
シリンダの高さ:60.5mm
シリンダリッドOの仕様の詳細は、以下の通りである。
SFCリッドの内径:70.5mm
SFCリッドの全体的な外部の高さ:12.7mm
カラーのないSFCリッドの高さ:6.35mm
中央に配置されたプランジャ・シャフトの穴の直径:22.25mm
SFCリッドの穴の直径:12.7mm
上述された2つの穴の距離の中央:23.5mm
金属重りMの仕様の詳細は、以下の通りである。
金属重りの直径:50.0mm
金属重りの高さ:39.0mm
図3は、プランジャ中央Pの仕様の詳細を示す。
SFCプランジャ中央の高さn:16.5mm
47.8mmのボルト・サークルの上に等間隔で配置された9.65mmの直径を有する14の穴o、および
26.7mmのボルト・サークルの上に等間隔で配置された9.65mmの直径を有する7の穴p
5/8インチのスレッドq
使用前、SFC装置のステンレス・スチール・スクリーンは、詰まり、穴、または過剰伸張について精密に検査され、必要であれば交換される。損傷したスクリーンを有するSFC装置は、誤ったSFC結果を送達することがあり、スクリーンを完全に交換するまで、使用してはいけない。
以下の作製は、標準的な1リットル容積を基準とする。1リットルを超える作製について、すべての原料を適宜計算しなければならない。
1L容積のフラスコを、その容積の80%まで脱イオン水で充填し、撹拌バーを撹拌プレートの上に配置する。別に、計量ペーパまたはビーカー(±0.01gまでの精度)を使用して、分析計りを使用して以下の乾燥原材料の量を計量し、それらを以下に列挙されるのと同じ順序で容積フラスコに追加する。すべての固体が溶解するまで混合し、次いで撹拌バーを取り除き、蒸留水で1L容積まで希釈する。再び撹拌バー使い、撹拌プレート上で数分以上混合する。作製された容積の導電率は、7.6±0.23mS/cmでなければならない。
塩化カリウム(KCl) 2.00g
硫酸ナトリウム(Na2SO4) 2.00g
リン酸ニ水素アンモニウム(NH4H2PO4) 0.85g
二塩基性リン酸水素アンモニウム((NH4)2HPO4) 0.15g
塩化カルシウム(CaCl2)0.19g(2H20) 0.25g
塩化マグネシウム(MgCl2)0.23g(6H20) 0.50g
より迅速に作製するために、次の塩を追加する前に各塩が完全に溶解するまで待機する。ジェイコは、清浄なガラス容器において2週間貯蔵することが可能である。溶液がにごっている場合、使用してはいけない。清浄なプラスチック容器での貯蔵寿命は、10日である。
計量ペーパまたはビーカーを使用して、6.90gの塩化ナトリウムを1L容積のフラスコの中に計量し(±0.01gまでの精度)、脱イオン水で容積まで充填する。撹拌バーを使って、すべての固体が溶解するまで、撹拌プレート上で混合する。作製した溶液の伝達性は、12.50±0.38mS/cmでなければならない。
基準金属シリンダ(40mmの直径;140mmの高さ)を使用して、ゼロを読み取るようにキャリパ・ゲージ(たとえば、Mitotoyo Digimatic Height Gage)を設定する。この動作は、滑らかで水平のベンチ・トップ上に置いて実施することが好都合である。キャリパ・ゲージの下にAGMを有さずにSFC装置を配置し、キャリパを0.01mmの単位までL1として記録する。
AGMサンプルは、閉鎖ボトルに貯蔵され、一定の低湿度環境において維持されるべきである。粒子サイズを一様に分布させるために、サンプルを混合する。スパチュラを使用して、試験される材料のそれぞれのサンプルを容器の中央から除去する。サンプル粒子サイズ分布の一様性を向上させるために、サンプル分割器の使用が推奨される。
計量漏斗を分析計りプレートの上に配置し、計りをゼロに合わせる。スパチュラを使用して、0.9g(±0.05g)のAGMを計量漏斗の中に計量する。SFCシリンダをベンチの上に配置し、計量漏斗を取り出し、穏やかに指でたたき、確実にAGMがスクリーン上に一様に分散するように、AGMをシリンダに移す。AGMを移す間、分散を容易にし、均一な分配を得るために、シリンダを徐々に回転させる。最高精度の結果を得るために、スクリーン上において粒子の一様な分配を有することが重要である。分配の終了時、AGM材料は、シリンダの壁に接着してはならない。プランジャ・シャフトをリッドの中央の穴に挿入し、次いでプランジャ中央をシリンダに数センチメートル挿入する。プランジャ中央をAGMから離して維持し、リッドをシリンダに挿入し、2つの間の位置あわせに到達するまで、リッドを回転させる。リッドとの位置合わせに到達するようにプランジャを慎重に回転させ、次いで、プランジャを下方に移動させ、プランジャが乾燥AGMの上に位置するようにする。ステンレス・スチール重りをプランジャのロッドに挿入し、リッドが自由に移動するかを確認する。リッドを適切に着座させることにより、結合が防止され、ゲル床上の重りが一様に分布する。
a)一定静水ヘッドリザーバのストップコックを開き、流体が5cmのマークに到達するのを可能にする。この流体レベルは、ストップコックを開いて10秒以内に得られるべきである。
SFC[cm3s/g]=(Fg(t=0)×L0)/(d×A×WP)、
上記で、Fg(t=0)は、g/sで表したNaCl溶液のスルーフラックスであり、これは、t=0に外挿することによってスルーフラックス決定のFg(t)データの線形回帰分析から得られ、L0は、cmで表したゲル層の厚さであり、dは、g/cm3で表したNaCl溶液の密度であり、Aは、cm2で表したゲル層の面積であり、WPは、dyn/cm2で表したゲル層より上の静水圧力である。
CS−SFCはSFCと完全に同様に決定されるが、以下が異なる:
SFCを修正するために、当業者は、供給線の流体力学的抵抗が、評価に実際に使用される測定時間の開始前に、SFC(5cm)の場合と同一の流体力学的圧力が達成され、かつまた評価に使用される測定時間の所要時間にわたって一様に維持されるように低くなるような方式で、ストップコックを含む供給線を設計する。
粒子サイズ分布を、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)が推奨する試験方法第420.2−02「Particle Size Distribution」によって決定する。
水吸収ポリマー粒子における抽出可能成分のレベルを、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)が推奨する試験方法第470.2−02「Determination of extractable polymer content by potentiometric titration」によって決定する。抽出時間は、16時間である。
水吸収ポリマー粒子のpHを、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)が推奨する試験方法第400.2−02「Determination of pH」によって決定する。
1.00g(=WI)の乾燥水吸収ポリマー粒子を25mlのガラス・ビーカーの中に計量し、ガラス・ビーカーのベースの上に一様に分布させる。次いで、20mlの0.9質量%塩化ナトリウム溶液を第2ガラス・ビーカーの中に分与し、このビーカーの含有物を第1ビーカーに迅速に追加し、ストップウォッチを始動させる。塩溶液の最後の液滴が吸収され、液体表面上の反射の消失によって確認されるとすぐに、ストップウォッチを停止する。第2ビーカーから注がれ、第1ビーカーのポリマーによって吸収された流体の精確な量を、第2ビーカー(=W2)を再び計量することによって精確に決定する。ストップウォッチで測定した吸収に必要な時間をtで表す。表面上の最後の液滴の消失を時間tとする。
しかし、塩基性ポリマーの含水量が3質量%を超えるとき、重りWIは、この含水量について訂正されなければならない。
水溶性抽出物の表面張力
0.50gの水吸収ポリマー粒子を小さいガラス・ビーカーの中に計量し、40mlの0.9質量%塩溶液と混和する。ビーカーの含有物を500rpmにおいて3分間磁気的に撹拌し、次いで、2分間沈殿させる。最後に、上澄み水溶性相の表面張力をK10−STデジタル張力計、または白金プレートを有する同等の装置(Kruessから)で測定する。測定を23℃で実施する。
水吸収ポリマー粒子の含水量を、EDANA(European Disposables and Nonwovens Association)が推奨する試験方法第430.2−02「Moisture content」によって決定する。
色測定をCIELAB手順(Hunterlab、volume8、1996年、第7版、1〜4ページ)により実施した。CIELABシステムでは、色は、3ディメンションシステムの座標L*、a*、およびb*により記述される。L*は光度を表し、L*=0は黒を表し、L*=100は白を表す。a*およびb*の値は、色軸上の色の位置、赤/緑および黄/青を表し、+a*は赤を表し、−a*は緑を表し、+b*は黄を表し、−b*は青を表す。
弾性膜形成ポリマーの膜の作製
本明細書において使用される弾性膜形成ポリマーについて、湿潤伸張試験を含めて以下の試験方法を実施するために、その前記ポリマーの膜を得ることが必要である。
本明細書の試験を受ける膜は、以下のように前記材料またはコーティングの溶液または分散液から膜をキャスティングすることによって作製することができる:
溶液または分散液を、水において、あるいはこれが可能でない場合はTHE(テトラヒドロフラン)において、あるいはこれが可能でない場合はジメチルホルムアミド(DMF)において、あるいはこれが可能でない場合はメチルエチルケトン(MEK)において、あるいはこれが可能でない場合は、ジクロロメタンにおいて、あるいはこれが可能でない場合はトルエンにおいて、あるいはこれが可能でない場合はシクロヘキサンにおいて、10質量%で弾性膜形成ポリマーを溶解または分散させることによって作製する(およびこれが可能でない場合は、以下のホットメルト押出し方法が膜を形成するために使用される)。次に、分散液または溶液をテフロン皿に注ぎ、蒸発を遅くするためにアルミニウム・フォイルで覆い、たとえば少なくとも48時間、またはさらには最高で7日など、長い時間、通常は約25℃であるポリマーの最低膜形成温度より高い温度においてゆっくり蒸発させる。次いで、あらゆる残りの溶媒が除去されることを保証するために、膜を25℃の真空オーブンに6時間配置する。
分散液を供給業者から受け取る際に使用することが可能であり、または、粘度が膜を引くように依然として十分高い限り(200〜500cps)、水で希釈することが可能である。分散溶液(5〜10ml)を、ドローダウン・テーブルのステージについているアルミニウム・フォイルの一部の上に配置する。ポリマー分散液を、乾燥後に50〜100ミクロンの厚さである膜を引くために、Gardner計測ロッド#30または#60を使用して引く。ポリマーの最低膜形成温度より高い温度において、通常は約25℃において、少なくとも48時間、またはさらには最高で7日などの長い時間、分散液をゆっくり蒸発させる。膜を真空オーブンにおいて最短で5分から2時間まで150℃で加熱し、次いで、膜を基板から除去するために、温水浴に5から10分浸すことによって、膜をフォイル基板から除去する。次いで、除去した膜をテフロン・シートの上に配置し、周囲条件下において24時間乾燥させる。次いで、試験を実施することができるようになるまで、乾燥した膜をプラスチック・バッグにおいて封止する。
溶媒キャスティング法が可能でない場合、本明細書の弾性膜形成ポリマーIの膜は、弾性膜形成ポリマーが流れることを可能にするように十分に高い温度において動作する回転単一スクリュー押出し機器セットを使用して、ホットメルトから押し出すことが可能である。ポリマーが融点Tmを有する場合、押出しは、前記Tmより少なくとも20K高い温度で行われるべきである。ポリマーがアモルファスである(すなわち、Tmを有さない)場合、ポリマーの秩序転移または無秩序転移、あるいは粘度が劇的に降下する温度を決定するために、定常剪断粘度測定を実施することができる。膜が押出し器から引かれる方向は、機械方向として定義され、引く方向に垂直な方向は、交差方向として定義される。
膜の熱処理は、以下の方法の目的では、使用される弾性膜形成ポリマーの最高Tgより約20K高い温度において膜を真空オーブンに配置することによって実施されるべきであり、これは、0.1トール未満の真空オーブンにおいて2時間行われるが、弾性膜形成ポリマーが融点Tmを有するとき、熱処理温度は、Tmより少なくとも20K低く、好ましくは最高Tgより20K(に近く)高いことを条件とする。Tgに到達するとき、温度は、膜において気泡をもたらす可能性がある気体放出を回避するために、最高Tgより高くゆっくり上昇されるべきである。たとえば、70℃の硬いセグメントTgを有する材料を90℃で10分間熱処理し、次いで、熱処理温度に到達するまで、温度を増分で上昇させることが可能である。
乾燥し、随意選択で熱処理した膜を膜形成基板から除去することが難しい場合、膜を基板から除去するために、膜を温水浴に30秒から5分配置することが可能である。次いで、膜を6〜24時間25℃において乾燥させる。
この試験方法は、1軸ひずみを平坦サなンプルに加え、サンプルを引き延ばすのに必要な力を測定することによって、本明細書において使用される弾性膜形成ポリマーの断裂における湿潤−伸び(=断裂における延長性)および引張り特性を測定するために使用される。膜サンプルは、本明細書では、適用可能であるとき、交差方向においてひずむ。
各乾燥試験片の厚さを、約0.1psiの圧力を使用してMitutoyo Caliper Gaugeなどの低圧力キャリパ・ゲージで0.001mmの精度まで測定する。サンプルの3つの異なる領域を測定し、平均キャリパを決定する。各試験片の乾燥質量を、標準的な分析計りを使用して0.001gの精度まで測定し、記録する。本明細書において使用される乾燥−伸び、乾燥−割線係数、および乾燥−引張り応力の値を決定するためにさらに作製はせずに、乾燥試験片を試験する。
ガラス転移温度(Tg)は、本発明の目的では、差分走査熱量測定法(DSC)によって決定される。熱量測定計は、たとえば−90℃から250℃の試験されるサンプルの予測Tgを含む温度範囲にわたって少なくとも20℃/分の加熱/冷却率が可能であるべきであり、熱量測定計は、約0.2μWの感度を有するべきである。TA Instruments Q 1000 DSCは、本明細書において言及されるTgを決定するのによく適している。対象の材料は、たとえば−90℃において平衡であり、20℃/分で120℃に上昇し、5分間等温を維持し、20℃/分で−90℃に降下し、5分間等温を維持し、20℃/分で250℃に上昇する、温度プログラムを使用して分析することができる。第2熱サイクルからのデータ(熱の流れ対温度)を使用して、標準的な半外挿熱容量温度アルゴリズムによりTgを計算する。通常、3〜5gのサンプル材料が、けん縮リッドを有するアルミニウムDSCパンの中に計量される(+/−0.1g)。
Multi−Angle Light Scattering Detection(GPC−MALS)によるGel Permeation Chromatographyを、本明細書の弾性膜形成ポリマーの分子量を決定するために使用することが可能である。本明細書において言及される分子量は、質量平均モル質量(Mw)である。これらの測定を実施するのに適切なシステムは、DAWN DSP Laser Photometer(Wyatt Technology)、Optilab DSP Interferometric Refractometer(Wyatt Technology)、およびWaters 600Eシステムなどの標準的なHPLCポンプからなり、すべて、ASTRAソフトウエア(Wyatt Technology)を介して実行される。
MVTR法は、特定の温度および湿度の下で膜を経て透過される水蒸気の量を測定する。透過した水蒸気は、CaCl2乾燥剤によって吸収され、重力測定により決定される。サンプルを、正の制御として使用される確立された浸透性を有する基準膜サンプル(たとえば、Exxon Exxaire微孔性材料#XBF−110W)と共に、3回評価する。
MVTR=Ma/(A×0.208日)
複製の結果を平均し、最も近い100g/m2/24時間に切り上げ、たとえば2865g/m2/24時間は本明細書では2900g/m2/24時間として与えられ、275g/m2/24時間が300g/m2/24時間として与えられる。
室温(25℃)において過剰な脱イオン水に3日間浸漬した後のポリマー試験片の質量をW1として取り入れる。乾燥前のこのポリマー試験片の質量をW0として取り入れる。次いで、水膨潤容量を以下のように計算する:
WSC[g/g]=(W1−W0)/W0
水膨潤容量は、1gの乾燥ポリマーあたりの水におけるポリマー試験片の水摂取量である。この試験方法では、穏やかに膨潤するポリマーについて通常1.0mmより薄いポリマー試験片を作製することが必要である。3日後に平衡膨潤を得るために、低膨潤ポリマーについて0.5mm未満の厚さのポリマー膜を作製することが必要である可能性がある。当業者なら、3日後に平衡膨潤条件を得るように、厚さおよび乾燥サンプルの質量を調節する。
シリンダ遠心分離保持容量(CCRC)法は、本明細書において吸収容量と呼ばれる、250gの加速度で遠心分離した後の水膨潤性材料またはポリマー(サンプル)の流体保持容量を決定する。遠心分離の前、サンプルは、メッシュ底部および開上部を有する剛性サンプル・シリンダの過剰な食塩水溶液において膨潤することが可能である。
mcs:遠心分離後のサンプルを有するシリンダの質量[g]
mcb:サンプルを有さない乾燥シリンダの質量[g]
ms:食塩水溶液を有さないサンプルの質量[g]
本明細書において言及されるCCRCは、0.01g/gの単位まで報告された2つのサンプルの平均である。
水吸収材料に備えられている膜形成ポリマーの量が既知である場合、以下のように理論的に等価なシェル・キャリパを決定することが可能である。この方法は、水吸収材料が単分散および球状であるという想定の下で(実際にはそうではない可能性がある)、本明細書の水吸収材料の上のコーティング層またはシェルの平均キャリパを計算する。不規則な形状の粒子の場合でも、この方法は、シェルの平均キャリパについて良好な推定を与えると考えられる。
実施例1−Permax 120を有するASAP 510 Z商用製品のコーティング
800〜850μmの割合を、以下の特性を有する市販製品ASAP 510 Z(BASF AG)でふるい落とし、次いで、本発明によるPermax 120でコーティングした。
CRC=29.0g/g
AUL0.7psi=24.5g/g
SFC=50×10−7[cm3s/g]
ASAP 510 Z(800〜850μm割合のみの特性):
CS−CRC=32.5g/g
CS−AUL0.7psi=26.4g/g
CS−SFC=66×10−7[cm3s/g]
Wurster実験室コーターを使用し、使用した吸収性ポリマー(ASAP 510 Z、この場合は800〜850μm)は500gであり、Wurster管は、直径が50mmおよび長さが150mmであり、ギャップ幅(ベースプレートからの距離)は15mmであり、Wurster装置は、300mmの上部の直径まで広がる150mmの底部の直径を有する円錐であり使用したキャリア気体は、24℃の温度を有する窒素であり、気体の速度は、Wurster管において3.1m/s、周囲の環状空間において0.5m/sであった。
800〜850μmの割合を、以下の特性を有する市販の製品ASAP 510 Z(BASF AG)からふるい落とし、次いで、本発明によるPermax 200でコーティングした。
Wurster実験室コーターを例1のように使用し、使用した吸収ポリマー(ASAP 510 Z、この場合は800〜850μm)は1000gであり、Wurster管は、直径が50mmおよび長さが150mmであり、ギャップ幅(ベースプレートからの距離)は15mmであり、Wurster装置は、300mmの上部の直径まで広がる150mmの底部の直径を有する円錐であり使用したキャリア気体は、24℃の温度を有する窒素であり、気体の速度は、Wurster管において2.0m/s、周囲の環状空間において0.5m/sであった。
以下の特性を有する市販の製品ASAP 510 Z(BASE AG)を、150〜850μmの完全に市販粒子サイズ分布において使用し、次いで、本発明によるPermax 200でコーティングした。
10%のPermax 200での例2の実行を繰り返したが、分散液でコーティングされたポリマーを実験室のタンブル・ミキサに移送し、ポリマーに基づいて1.0質量%の3リン酸カルシウム・タイプのC13−09(Budenheim(マインツ)から)を追加して、約10分間コーティング・ポリマーで混合乾燥した。その後、ポリマーを事前加熱した実験室の流動床乾燥器(直径70mm)に移送し、30分の滞留時間後、以下の特性を測定した:
CS−CRC=22.2g/g
CS−AAP=22.3g/g
CS−SFC=1483×10−7[cm3s/g]
熱処理中に流動床にしわは全く存在せず、それにより、1000μmのふるいによるその後のふるいによって実証されるように、流動床は依然として非常に安定であった。
10%のPermax 200で例2の実行を繰り返した。しかし、分散液でコーティングされたポリマーを実験室のタンブル・ミキサに移送し、ポリマーに基づいて1.0質量%のアエロジル90(Degussaより)を追加して、コーティング・ポリマーで約10分間混合乾燥した。その後、ポリマーを直径が5cmで高さが3cmの開ガラス5cmにおいて1.5〜2.0cmの層に配置し、強制空気乾燥キャビネットにおいて150℃で120分熱処理した。ポリマーは依然として非常に流動的であり、ケーキングまたは凝集を受けなかった。
CS−CRC=23.6g/g
CS−AAP=23.4g/g
CS−SFC=1,677×10−7[cm3s/g]
例5の実行を繰り返した。しかし、脱凝集補助剤を追加しなかったが、10分の均一化をタンブル・ミキサにおいて実施した。ポリマー粒子を、テフロン化トレイの上にわたってゆるい1粒子層で分散させ、強制空気乾燥キャビネットにおいて150℃で120分間処置した。
CS−CRC=23.5g/g
CS−AAP=21.6g/g
CS−SFC=1,889×10−7[cm3s/g]
例5のようにガラスにおいて熱処理する同等の実行は、不首尾であった。生成物にはしわがより、生成物は使用不能になった。
例1と同じWurster実験室コーターを使用し、使用した吸収性ポリマー(ASAP 510 Z、800〜850μmの割合)は1000gであり、Wurster管は、直径が50mm、長さが150mmであり、ギャップ幅(ベースプレートからの距離)は150mmであり、Wurster装置は、300mmの上部の直径まで広がる150mmの底部の直径を有する円錐であり、使用したキャリア気体は、22℃の温度を有する窒素であり、気体の速度は、Wurster管において0.5m/s、周囲の環状空間において2.0m/sであった。
例1と同じWurster実験室コーターを使用し、使用した吸収性ポリマー(ASAP 510 Z、800〜850μmの割合)は1000gであり、Wurster管は、この例では使用しなかった。使用したキャリア気体は、22℃の温度を有する窒素であり、気体の速度は、1.09〜1.26m/sであった。
ASAP 510 Zの完全な150〜850μmの割合を吸収性ポリマーとして使用して、例3を繰り返し、Permaxを以下のそれぞれの濃度の水分散液から表に与えられた量で追加した。コーティング材料をその後除去し、テフロン化トレイの上に一様に分布させ(共に焼結するのを回避するため)、150℃において2時間真空キャビネットにおいて乾燥した。粗いふるい(1000μm)によってクランプを除去し、ポリマーを以下のように特徴付けた。
比較例1−塩基性ポリマー
2メートル・トンの動作容量を有する2アーム半商用ニーダに36質量%の固体含有量を有する1326kgの部分中和水溶性ナトリウムアクリレート溶液を装填した。この場合、固体含有量は、全反応溶液のアクリル酸とアクリル酸ナトリウムの合計を指す。中和度は、69モル%であった。0.40質量%(アクリル酸モノマー)の18−tuplyエトキシレート化トリメチロールプロパントリアクリレート架橋剤を追加し、完全に混合し、その後、バッチを窒素で不活性化した。この溶液の温度は19℃であった。
CRC=34.2g/g
AUL0.3psi=12.4g/g
16時間抽出物=12質量%
残留アクリル酸モノマー=220ppm
pH=5.9
粒子サイズ分布
>850μm <0.1質量%
710〜850μm 8.0質量%
600〜710μm 16.1質量%
500〜600μm 17.9質量%
400〜500μm 15.0質量%
300〜400μm 17.0質量%
250〜300μm 8.8質量%
200〜250μm 8.5質量%
150〜200μm 8.1質量%
106〜150μm 0.6質量%
<106μm <0.1質量%
塩基性ポリマーを作製するために、比較例1を繰り返した。これをベルト乾燥器の上で乾燥し、その後、ロール・ミルの上で研削し、最後に150〜600マイクロメートルの割合をふるい落とすためにふるいにかける。得られたポリマー粉末は、以下の特性を有していた:
CRC=34.6g/g
AUL0.3psi=11.2g/g
16時間抽出物=12質量%
残留アクリル酸モノマー=240ppm
pH=5.9
粒子サイズ分布
>850μm 0.0質量%
710〜850μm 0.0質量%
600〜710μm 0.5質量%
500〜600μm 18.2質量%
400〜500μm 38.5質量%
300〜400μm 14.5質量%
250〜300μm 15.6質量%
200〜250μm 11.5質量%
150〜200μm 1.2質量%
106〜150μm <0.1質量%
<106μm 0.0質量%
比較例1の容器に作製した塩基性ポリマーを、微粉を除去するために、200マイクロメートルのふるいによりもう1回ふるいにかけた。得られたポリマー粉末は、以下の特性を有していた:
CRC=34.7g/g
AUL0.3psi=14.1g/g
16時間抽出物=12質量%
pH=5.9
粒子サイズ分布
>850μm <0.1質量%
710〜850μm 4.0質量%
600〜710μm 20.1質量%
500〜600μm 22.9質量%
400〜500μm 21.1質量%
300〜400μm 19.9質量%
250〜300μm 6.7質量%
200〜250μm 5.2質量%
150〜200μm 0.5質量%
106〜150μm <0.1質量%
<106μm <0.1質量%
容量が5LのLoedige VT 5R−MK プラウシェア・ニーダを比較例1からの1.2kgの塩基性ポリマーで装填した。以下の組成の後架橋剤混合物を製造し、撹拌しながら、窒素駆動2材料ノズルで塩基性ポリマーの上に噴霧した。混合物について報告したすべての量は、最初に装填した塩基性ポリマーに基づいて質量%で表す。
0.10質量%の1,2−プロパンジオール
0.10質量%の1,3−プロパンジオール
0.50質量%のリン酸カルシウム(Rhodia TCP 118)
0.20質量%の7−tuplyエトキシレート化トリメチロールプロパン(Perstorpポリオール TP70)
0.62質量%のイソプロパノール
2.38質量%の完全にイオンのない水
リン酸カルシウムをこの混合物に分散させた。
比較例4を繰り返したが、室温に冷却し、特性決定をする前に加熱期間を開始して50分後にのみ生成物を除去する。これらを第1表に表す。
パイロット・プラントにおいて、比較例2からの塩基性ポリマーを表面後架橋剤混合物と共に噴霧し、その後、熱処理した。
0.12質量%の1,2−プロパンジオール
0.10質量%の1,3−プロパンジオール
0.70質量%のリン酸カルシウム(Rhodia TCP 118)
0.40質量%の7−tuplyエトキシレート化トリメチロールプロパン(PerstorpポリオールTPの70)
0.33質量%のイソプロパノール
2.23質量%の完全にイオンのない水
リン酸カルシウムをこの混合物に分散させる。
比較例7を比較例6と完全に同様に作製し、再現を構成する。生成物の特性を表1に表す。
パイロット・プラントにおいて、比較例3からの塩基性ポリマーを表面後架橋剤と共に噴霧し、その後熱処理した。
0.10質量%の1,2−プロパンジオール
0.10質量%の1,3−プロパンジオール
0.50質量%のリン酸カルシウム(Rhodia TCP 118)
0.20質量%の7−tuplyエトキシレート化トリメチロールプロパン(PerstorpポリオールTPの70)
0.62質量%のイソプロパノール
2.38質量%の完全にイオンのない水
リン酸カルシウムをこの混合物に分散させる。
比較例9を比較例8と完全に同様に作製したが、乾燥器の出口の温度が、約179℃であったことのみが異なる。生成物の特性を第1表に表す。
Claims (39)
- a)0℃から50℃の範囲の温度において弾性膜形成ポリマーで水吸収ポリマー粒子を噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度でコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む方法によって得ることが可能な水吸収材料。 - a)0℃から50℃の範囲の流動床反応器において弾性膜形成ポリマーで水吸収ポリマー粒子を噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度でコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む方法によって得ることが可能な水吸収材料。 - コア・シェル遠心分離保持容量(CS−CRC)が、20g/g未満である、請求項1または2に記載の水吸収材料。
- CS−CRCおよびCS−SFC(コア・シェル食塩水流れ容量)が、以下の不等式:Log(CS−SFC’/150)>2.5−0.095×CS−CRCを満たし、CS−SFC’=CS−SFC×107であり、150のディメンションが[cm3s/g]である、請求項1から3までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 吸収性ポリマー粒子が後架橋される、請求項1から4までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 弾性膜形成ポリマーがポリウレタンである、請求項1から5までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 弾性膜形成ポリマーがポリエーテルポリウレタンである、請求項1から6までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- ポリエーテルポリウレタンが、ポリエーテルポリウレタンの全質量に基づいて10質量%から90質量%であるアルキレングリコール単位の割合を側鎖に有する、請求項7に記載の水吸収材料。
- ポリエーテルポリウレタンの側鎖におけるエチレンオキシド単位の割合が、12質量%未満であり、ポリエーテルポリウレタンの主鎖におけるエチレンオキシド単位の割合が、ポリエーテルポリウレタンの全質量に基づいて30質量%を超えない、請求項8に記載の水吸収材料。
- ポリエーテルポリウレタンのアルキレンオキシド単位の割合が、ポリエーテルポリウレタンの全質量に基づいて、90質量%を超えない、請求項7に記載の水吸収材料。
- 0.1〜25質量部(固体材料として計算)から100質量部の乾燥水吸収ポリマー粒子の量で弾性膜形成ポリマーを施与することによって得ることが可能である、請求項1から10までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- <5質量部(固体材料として計算)から100質量部の乾燥水吸収ポリマー粒子の量で弾性膜形成ポリマーを施与することによって得ることが可能である、請求項1から11までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 流動床反応器において連続方法で噴霧コーティングすることによって得ることが可能である、請求項1から12までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 0℃から45℃未満の範囲の温度において水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングすることによって得ることが可能である、請求項1から13までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 弾性膜形成ポリマーの水分散液で噴霧することによって水吸収ポリマー粒子をコーティングすることによって得ることが可能である、請求項1から14までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 水性ポリマー分散液の粘度が、500mPas未満である、請求項15に記載の水吸収材料。
- コーティングが、Wursterコーターにおいて、もしくはGlatt−Zellerコーターにおいて、または連続流動床反応器において、あるいは連続噴射床反応器において施与される、請求項1から16までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- Wursterコーターにおける気体流が、気体流の出口点における相対湿度が10%から90%の範囲にあるように選択される、請求項1から17までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 流動床において熱処理することによって得ることが可能である、請求項1から18までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 脱凝集補助剤が、熱処理の前に添加される、請求項1から19までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 熱処理が、100から200℃の範囲の温度において実施される、請求項1から20までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- 熱処理および適切であればコーティングが、不活性気体の下で実施される、請求項1から21までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- a)0℃から50℃の範囲で流動床反応器において水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングするステップと、
b)随意選択で、a)により得られた粒子を脱凝集補助剤でコーティングするステップと、その後、
c)50℃を超える温度で、コーティングされた粒子を熱処理するステップと、その後、
d)熱処理した粒子を90℃未満に冷却するステップとを含む方法によって得ることが可能な、請求項1から22までのいずれか1項に記載の水吸収材料。 - CS−CRCおよびCS−SFC(コア・シェル食塩水流れ容量)が、以下の不等式を満たし:Log(CS−SFC’/150)>3.36−0.133×CS−CRC、CS−SFC’=CS−SFC×107であり、150のディメンションが[cm3s/g]である、請求項1から23までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- a)0℃から50℃の範囲において流動床反応器において水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度で、コーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む、請求項1に記載の水吸収材料を製造する方法。 - 水吸収ポリマー粒子が、膜形成ポリマーの水分散液で噴霧コーティングされる、請求項25に記載の方法。
- 水性ポリマー分散液の粘度が、500mPas未満である、請求項26に記載の方法。
- コーティングが、Wursterコーターにおいて、もしくはGlatt−Zellerコーターにおいて、または連続流動床反応器において、あるいは連続噴射床反応器において施与される、請求項25から27までのいずれか1項に記載の方法。
- 流動床反応器における気体流が、気体流の出口点における相対湿度が10%から90%の範囲にあるように選択される、請求項28に記載の方法。
- 熱処理が、連続流動床において実施される、請求項25から29までのいずれか1項に記載の方法。
- 脱凝集補助剤が、熱処理前に添加される、請求項25から30までのいずれか1項に記載の方法。
- 熱処理が、100から200℃の範囲の温度において実施される、請求項25から31までのいずれか1項に記載の方法。
- 熱処理および適切であればコーティングが、不活性気体の下で実施される、請求項25から32までのいずれか1項に記載の方法。
- 弾性膜形成ポリウレタンでコーティングされた水吸収ポリマー粒子を備える水吸収材料であって、ポリウレタンが、ポリエチレンオキシド単位を有する側鎖だけでなく、ポリアルキレンオキシド単位を主鎖においても備える、水吸収材料。
- 水吸収ポリマー粒子のコア・シェル遠心分離保持容量(CS−CRC)が、20g/g未満ではない、請求項34に記載の水吸収材料。
- CS−CRCおよびCS−SFCが、以下の不等式を満たし:Log(CS−SFC’/150)>2.5−0.095×CS−CRC、その際、CS−SFC’=CS−SFC×107であり、150のディメンションが[cm3s/g]である、請求項34または35に記載の水吸収材料。
- 水吸収ポリマー粒子が後架橋される、請求項34から36までのいずれか1項に記載の水吸収材料。
- a)流動床反応器において連続方法で、水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度においてコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む方法によって得ることが可能な水吸収材料。 - a)流動床反応器において連続方法で、水吸収ポリマー粒子を弾性膜形成ポリマーで噴霧コーティングするステップと、
b)50℃を超える温度においてコーティングされた粒子を熱処理するステップとを含む、請求項38に記載の水吸収材料を製造する方法。
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