JP2009008593A - 円すいころ軸受のトルク測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 軌道輪のつばと円すいころの大端面間のトルクを測定することができ、簡易な構成で安価な円すいころ軸受のトルク測定装置を提供する。
【解決手段】 被トルク測定物である円すいころ軸受30の内輪31に一体に嵌合する軸1と、前記円すいころ軸受30の外輪32に一体に嵌合するハウジング2とを備える。前記円すいころ軸受30の円すいころ33の大端側の端面に接するつば相当部分12を有する筒状体13を前記内輪31と別体で設け、この筒状体13を、転がり玉軸受14を介して前記軸1に支持させるとともに、拘束手段16Aにより前記軸1に対する回転を拘束し、前記筒状体13に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段20Aを設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 被トルク測定物である円すいころ軸受30の内輪31に一体に嵌合する軸1と、前記円すいころ軸受30の外輪32に一体に嵌合するハウジング2とを備える。前記円すいころ軸受30の円すいころ33の大端側の端面に接するつば相当部分12を有する筒状体13を前記内輪31と別体で設け、この筒状体13を、転がり玉軸受14を介して前記軸1に支持させるとともに、拘束手段16Aにより前記軸1に対する回転を拘束し、前記筒状体13に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段20Aを設ける。
【選択図】 図1
Description
この発明は、円すいころ軸受のころ端面とこのころ端面に接する軌道輪のつば間で発生するトルクを測定する円すいころ軸受のトルク測定装置に関する。
非特許文献1のFig.6に、内輪回転・外輪静止型の円すいころ軸受に作用する全体トルク、および内輪つばと円すいころの大端面間のトルクをそれぞれ分離して測定できる装置の概略図が示されている。また、同文献の第3章に、この装置の説明が記載されている。
Fig.6を一部描き変えたものが図11である。被トルク測定物である円すいころ軸受100は、内輪101と、外輪102と、これら内外輪101,102の軌道面間に介在する円すいころ103とを有する。
Fig.6を一部描き変えたものが図11である。被トルク測定物である円すいころ軸受100は、内輪101と、外輪102と、これら内外輪101,102の軌道面間に介在する円すいころ103とを有する。
外輪102の外周にはハウジング104が一体に嵌合し、そのハウジング104が静圧気体ジャーナル軸受105と静圧気体スラスト軸受106とにより、十分小さい摩擦力で非接触支持されている。したがって、円すいころ軸受100は、径方向および軸方向に浮いた状態となっている。外輪102の周方向の回転運動は力測定ゲージ107で拘束されており、この力測定ゲージ107により、外輪軌道面から外輪102側へ伝達される軸受全体に作用する回転方向のトルクが測定できる。
一方、内輪101の内周には回転軸108が固定状態で嵌合し、この回転軸108が静圧気体ジャーナル軸受105と静圧気体スラスト軸受106とにより、十分小さい摩擦力で非接触支持されている。本来の円すいころ軸受には、円すいころ103の大端側の端面に接する大つばが内輪101に設けられているが、この装置に組み込まれた試験用の円すいころ軸受100では上記大つばが除去されており、その代わりに、内輪101と別体の大つば相当部材109が設けられている。この大つば相当部材109は3本の支持アーム110により内輪101に連結されており、支持アーム110の歪みを歪みゲージ111で測定することで、内輪101の大つばに作用するトルクを測定することができる。
この構成によると、力測定ゲージ107と歪みゲージ111の出力から、軸受全体のトルクと大つばのトルクをそれぞれ知ることができる。また、軸受全体のトルクから大つばのトルクを差し引いたものが内外輪軌道面でのトルクとなる。
アール・エス・ジョー(R.S.Zhou),エム・アール・ホーイプリッチ(M.R.Hoeprich)共著,「トルク オブ タッパードローラーベアリング(Torque of Tapered Roller Bearings)」,トランザクション オブ ASME(Transactions of the ASME),ジャーナル オブ トライボロジー(Journal of Tribology),113巻,1991年7月,p.590−597
アール・エス・ジョー(R.S.Zhou),エム・アール・ホーイプリッチ(M.R.Hoeprich)共著,「トルク オブ タッパードローラーベアリング(Torque of Tapered Roller Bearings)」,トランザクション オブ ASME(Transactions of the ASME),ジャーナル オブ トライボロジー(Journal of Tribology),113巻,1991年7月,p.590−597
円すいころ軸受が他の形式の転がり軸受と異なる特徴は、軌道輪のつばでトルクが発生する点であり、円すいころ軸受を改良や新規で設計する上で、上記つばで発生するトルクを知ることが特に重要である。そこで、このトルクを測定する装置が必要となってきている。この種の装置としては、理想的には、つばのトルクの他に軸受全体のトルクも測定できるのが望ましいが、現実的には、つばのトルクが測定できれば十分な利用価値があることから、つばのトルクだけしか測定できない装置であっても、簡易で安価な装置であることが求められる場合がある。
非特許文献1に記載のトルク測定装置は、外輪102側を静止系に固定して、内輪101の大つばと円すいころ103の大端面間のトルクのみを測定する場合であっても、静圧気体ジャーナル軸受105と静圧気体スラスト軸受106とが必要となる。静圧気体軸受105,106はその摩擦トルクが極めて小さいという利点があるが、高価であり、外部からの給気装置を必要とする問題がある。
この発明は、上記背景下でなされたものであり、その目的は、軌道輪のつばと円すいころの大端面間のトルクを測定することができ、簡易な構成で安価な円すいころ軸受のトルク測定装置を提供することである。
この発明における第1の発明にかかる円すいころ軸受のトルク測定装置は、被トルク測定物である円すいころ軸受の内輪に一体に嵌合する軸と、前記円すいころ軸受の外輪に一体に嵌合するハウジングとを備え、前記円すいころ軸受の円すいころの大端側の端面に接するつば相当部分を有する筒状体を前記内輪と別体で設け、この筒状体を、転がり玉軸受を介して前記軸に支持させるとともに、拘束手段により前記軸に対する回転を拘束し、前記筒状体に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段を設けたことを特徴とする。ここで、一体に嵌合するとは、嵌合することで互いに一体に固定状態になるという意味である。
この構成の円すいころ軸受のトルク測定装置では、被トルク測定物である円すいころ軸受として、本来内輪に一体に設けられていて円すいころの大端側の端面に接するつばを除去したものが用いられる。そして、この内輪つばに相当するつば相当部分が、内輪と別体の筒状体に設けてある。軸またはハウジングが回転することにより、つば相当部分と円すいころの大端側の端面間にトルクが発生する。筒状体は拘束手段により軸に対する回転が拘束されているため、つば相当部分は常に軸受中心軸の周りに内輪と相対的に同位相に維持される。そのため、つば相当部分と円すいころの大端側の端面間に発生するトルクは、内輪につばが一体に設けられた本来の円すいころ軸受における内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクと同等である。前記トルクは、つば相当部分から筒状体に伝わり、筒状体に駆動力が作用する。この駆動力を駆動力測定手段で測定する。この駆動力測定手段の測定結果から、前記トルクを演算または推定することができる。
この構成によると、高価な静圧気体軸受を使用せずに、比較的安価な転がり軸受を用いた装置とすることができる。転がり軸受で発生するトルクは、静圧気体軸受で発生するトルクと比べれば大きいが、つば相当部分と円すいころの大端側の端面間に発生するトルクと比べれば十分小さい。通常は1/10以下であり、測定精度上で問題となるレベルではない。また、転がり軸受はグリース潤滑されているので、潤滑のための付帯設備を必要としない。これらのことから、このトルク測定装置は、簡易な構成で安価に製作できる。
上記第1の発明において、前記ハウジングは静止系に固定され、かつ前記軸は駆動回転させられるものとすることができる。
この場合は、内輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
この場合は、内輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
また、上記第1の発明において、前記ハウジングは静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記軸は駆動回転させられ、前記ハウジングに作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けたものとしてもよい
この場合も、内輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間で発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定結果より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。円すいころ軸受全体のトルクは、保持器に起因するトルクが十分小さければ、内外輪の軌道面のトルクと、内輪つばのトルクとの総和である。したがって、円すいころ軸受全体のトルクおよび内輪つばのトルクを測定することで、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
この場合も、内輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間で発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定結果より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。円すいころ軸受全体のトルクは、保持器に起因するトルクが十分小さければ、内外輪の軌道面のトルクと、内輪つばのトルクとの総和である。したがって、円すいころ軸受全体のトルクおよび内輪つばのトルクを測定することで、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
さらに、上記第1の発明において、前記軸は静止系に固定され、かつ前記ハウジングは回転駆動させられるものとしてもよい。
この場合は、外輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
この場合は、外輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
さらに、上記第1の発明において、前記軸は静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記ハウジングは駆動回転させられ、前記軸に作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けたものとしてもよい。
この場合も、外輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定結果より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。前記同様の理由から、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
この場合も、外輪が回転することによって生じる内輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定結果より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。前記同様の理由から、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
前記拘束手段は、前記軸と筒状体とを連結する弾性を有する連結板であり、前記駆動力測定手段は、前記連結板の歪みを測定する歪みゲージとするとよい。
拘束手段が軸と筒状体とを連結する弾性を有する連結板であると、筒状体に駆動力が作用したときに連結板に歪みが現れる。この連結板に現れた歪みを駆動力測定手段である歪みゲージで測定することにより、前記トルクを精度良く検出することができる。
拘束手段が軸と筒状体とを連結する弾性を有する連結板であると、筒状体に駆動力が作用したときに連結板に歪みが現れる。この連結板に現れた歪みを駆動力測定手段である歪みゲージで測定することにより、前記トルクを精度良く検出することができる。
この発明における第2の発明にかかる円すいころ軸受のトルク測定装置は、被トルク測定物である円すいころ軸受の内輪に一体に嵌合する軸と、前記円すいころ軸受の外輪に一体に嵌合するハウジングとを備え、前記円すいころ軸受の円すいころの大端側の端面に接するつば相当部分を有する筒状体を前記外輪と別体で設け、この筒状体を、転がり玉軸受を介して前記ハウジングに支持させるとともに、拘束手段により前記ハウジングに対する回転を拘束し、前記筒状体に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段を設けたことを特徴とする。
この構成の円すいころ軸受のトルク測定装置では、被トルク測定物である円すいころ軸受として、本来外輪に一体に設けられていて円すいころの大端側の端面に接するつばを除去したものが用いられる。そして、この外輪つばに相当するつば相当部分が、外輪と別体の筒状体に設けてある。軸またはハウジングが回転することにより、つば相当部分と円すいころの大端側の端面間にトルクが発生する。筒状体は拘束手段により軸に対する回転が拘束されているため、つば相当部分は常に軸受中心軸の周りに外輪と相対的に同位相に維持される。そのため、つば相当部分と円すいころの大端側の端面間に発生するトルクは、外輪につばが一体に設けられた本来の円すいころ軸受における外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクと同等である。前記トルクは、つば相当部分から筒状体に伝わり、筒状体に駆動力が作用する。この駆動力を駆動力測定手段で測定する。この駆動力測定手段の測定結果から、前記トルクを演算または推定することができる。
この第2の発明の構成も、前記第1の発明の構成と同様に、高価な静圧気体軸受を使用せずに、比較的安価な転がり軸受を用いた装置とすることができ、また潤滑のための付帯設備を必要としないため、簡易な構成で安価に製作できる。
上記第2の発明において、前記ハウジングは静止系に固定され、かつ前記軸は駆動回転させられるものとすることができる。
この場合は、内輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
この場合は、内輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
また、上記第2の発明において、前記ハウジングは静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記軸は駆動回転させられ、前記ハウジングに作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けたものとしてもよい。
この場合も、内輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間で発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定値より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。前記同様の理由から、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
この場合も、内輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間で発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定値より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。前記同様の理由から、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
さらに、上記第2の発明において、前記軸は静止系に固定され、かつ前記ハウジングは回転駆動させられるものとしてもよい。
この場合は、外輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
この場合は、外輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。
さらに、上記第2の発明において、前記軸は静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記ハウジングは駆動回転させられ、前記軸に作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けたものとしてもよい。
この場合も、外輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定値より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。前記同様の理由から、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
この場合も、外輪が回転することによって生じる外輪つばと円すいころの大端側の端面間に発生するトルクを測定できる。加えて、回転力測定手段の測定値より、円すいころ軸受全体に発生するトルクを測定できる。前記同様の理由から、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
前記転がり軸受はアンギュラ玉軸受とすることができる。アンギュラ玉軸受は、転がり軸受の中でも比較的大きなアキシアル荷重を支持でき、トルクも小さいため、トルク測定装置の構造を簡易化するのに適している。
この発明の円すいころ軸受のトルク測定装置は、被トルク測定物である円すいころ軸受の内輪に一体に嵌合する軸と、前記円すいころ軸受の外輪に一体に嵌合するハウジングとを備えたものであって、前記円すいころ軸受の円すいころの大端側の端面に接するつば相当部分を有する筒状体を前記内輪と別体で設け、この筒状体を、転がり玉軸受を介して前記軸に支持させるとともに、拘束手段により前記軸に対する回転を拘束し、前記筒状体に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段を設けるか、または前記円すいころ軸受の円すいころの大端側の端面に接するつば相当部分を有する筒状体を前記外輪と別体で設け、この筒状体を、転がり玉軸受を介して前記ハウジングに支持させるとともに、拘束手段により前記ハウジングに対する回転を拘束し、前記筒状体に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段を設けたため、軌道輪のつばと円すいころの大端面間のトルクを測定することができ、簡易な構成で安価に製作できる。
この発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は第1の発明の実施形態にかかる円すいころ軸受のトルク測定装置の全体構成を示す図である。この円すいころ軸受のトルク測定装置は、被トルク測定物である円すいころ軸受30の内輪31に一体に嵌合する軸1と、外輪32に一体に嵌合するハウジング2とを備える。軸1は鉛直方向を向いている。内輪31と軸1、および外輪32とハウジング2は、嵌合状態において互いに一体に固定されている。このトルク測定装置は、ハウジング2が静止系3に固定され、軸1が回転するようになっている。
軸1は、円すいころ軸受30の内輪31の内周に嵌合し下端部に内つば部1aaが形成された外筒部1aと、この外筒部1aの内周に嵌合し下端が前記外筒部1aの内つば部1aaに支えられた内筒部1bと、この内筒部1bの上端よりも上方に延びる駆動伝達部1cと、内筒部1bと駆動伝達部1cとを連結する肩部1dと、内筒部1bに対して駆動伝達部1cを芯出しする芯出し部1eとを有する。駆動伝達部1cは、静止系3と一体の軸支持部3aに、複数の転がり軸受4、例えばアンギュラ玉軸受により回転自在に支持され、ベルト伝動装置5により駆動回転させられるようになっている。ベルト伝動装置5は、駆動モータ6の出力軸に取付けたベルト車5aと、駆動伝達部1cの上端部に取付けたベルト車5bとに伝動ベルト5cを巻き掛けたものである。
図2(A)に示すように、被トルク測定物である円すいころ軸受30は、内輪31と、外輪32と、これら内外輪31,32間に介在する複数個の円すいころ33と、円すいころ33を保持する保持器34とを備えている。内輪31は、外周に円すい面からなる軌道面31aが形成されたものであり、軌道面31aの小径側に小つば31bを有する。本来の円すいころ軸受30の内輪31は、図2(B)のように、軌道面31aの大径側に大つば31cを有するが、このトルク測定装置には、試験用として図2(B)における切断線Lに沿って大つば31cを除去したものが使用されている。外輪32は、内周に内輪31の軌道面31aに対向する軌道面32aが形成されたものであり、つば無しとされている。円すいころ33は、外周が転動面33aとして形成され、上記両軌道面31a,32a間で転動自在となっている。各円すいころ33は、保持器34のポケット内に入れられ、円周方向に所定の間隔を隔てて保持されている。
円すいころ軸受30の内輪31は、上端面が軸外筒部1aの外周に形成された凸部1abに当接し、下端面が軸外筒部1aの外周下端に一体に嵌合する内輪支え7に当接することによって、軸方向の位置決めがされている。また、外輪32は、上下の外輪間座8,9によって軸方向の位置決めがされ、スペーサ10および押さえ部材11により上側から固定されている。
前記内輪31の大つば31cに相当するリング状のつば相当部分12が、内輪31とは別体で設けられている。このつば相当部分12は、筒状体13に固定状態で設けられていて、円すいころ33の大端面33bと直接接している(図2)。筒状体13は、一対の転がり軸受14により、前記軸1の内筒部1bに回転自在に支持されている。この実施形態では、一対の転がり軸受14は共にアンギュラ玉軸受である。転がり軸受14の内輪14aは、内筒部1bの上端に形成された拡径部1baと外筒部1aとにより軸方向の位置決めがされている。また、外輪14bは、筒状体13の下端に形成された内つば部13aと、筒状体13の上端に固定された軸受押さえ15とによって軸方向の位置決めがされている。
前記軸受押さえ15は、周方向の1箇所で、軸受中心軸Oを中心とするモーメントに対して弾性を有する連結板16Aを介して軸1と連結されている。連結板16Aの形状は、例えば上下方向の幅よりも前後方向の厚みの方が薄い短冊状とされている。連結板16Aは、軸1の肩部1dから芯出し部1eにわたって形成された切欠き1f、および軸受押さえ15に形成された切欠き15a内に配置され、結合ピン等の結合具17により、軸1および軸受押さえ15に結合されている。連結板16Aは、筒状体13の軸1に対する回転を拘束する拘束手段である。
連結板16Aの表面には、この筒状体13を軸1と同期回転させる駆動力を測定する駆動力測定手段としての歪みゲージ20Aが貼り付けられている。歪みゲージ20Aは、筒状体13に作用する駆動力を、連結板16Aの歪みとして検知するものである。歪みゲージ20Aには配線21が接続され、この配線21が、軸1の駆動伝達部1bの軸芯部に設けた通孔22内を通って、軸1の上端まで導かれている。軸1の上端に対向してスリップリング23が設けられ、歪みゲージ20Aの検出信号が配線21からスリップリング23へと伝達される。スリップリング23は、配線24を介して信号処理回路25に接続されている。信号処理回路25は、歪みゲージ20Aで検出した歪みの大きさと駆動トルクとの関係が設定された計算式またはテーブル等の関係設定手段(図示せず)を有していて、歪みゲージ20Aの検出信号を前記関係設定手段と照合することで、前記トルクを算出または推定する回路である。
この構成のトルク測定装置による円すいころ軸受30のトルク測定に際しては、駆動モータ6に出力して、軸1を駆動回転させる。このとき、静止系3に固定されたハウジング2は静止状態に維持される。軸1および内輪31の回転により、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間にトルクが発生する。つば相当部分12と一体の筒状体13は、連結板16Aを介して軸1に連結されているため、つば相当部分12が内輪31と同じ回転数で軸受中心軸O周りに公転する。換言すると、つば相当部分12は常に軸受中心軸Oの周りに内輪31と相対的に同位相に維持される。そのため、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間に発生したトルクは、内輪31に大つば31cが一体に設けられた本来の円すいころ軸受における内輪大つば31cと円すいころ33の大端側の端面33b間に発生するトルクと同等である。
前記トルクは、つば相当部分12から筒状体13を経由して連結板16Aに伝わり、連結板16Aに歪みが生じる。この連結板16Aの歪みを歪みゲージ20Aで測定する。この歪みゲージ20Aの検出信号を前記信号処理回路25で処理することにより、前記トルクを演算または推定することができる。
このトルク測定装置は、高価な静圧気体軸受を使用せずに、比較的安価な転がり軸受14を用いた装置とされている。転がり軸受14で発生するトルクは、静圧気体軸受で発生するトルクと比べれば大きいが、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間に発生するトルクと比べれば十分小さい。通常は1/10以下であり、測定精度上で問題となるレベルではない。また、転がり軸受14はグリース潤滑されているので、潤滑のための付帯設備を必要としない。これらのことから、このトルク測定装置は、簡易な構成で安価に製作できる。
図3は第1の発明の異なる実施形態を示す。この実施形態が前記実施形態(図1)と異なる点は、ハウジング2が水平な台座40の上に設置され、この台座40が静圧気体スラスト軸受41に支持されていることである。静圧気体スラスト軸受41は、台座40の下面と静圧気体スラスト軸受41の上面との間にノズル42から圧縮空気43を噴出することで、ハウジング2を台座40ごと非接触で下側から支持するものである。台座40の周方向の回転運動は回転力測定手段である力測定ゲージ44で拘束されており、この力測定ゲージ44により、ハウジング2の回転力、すなわち円すいころ軸受30全体に作用する回転方向のトルクが測定できるようになっている。他は、前記実施形態と同じ構成である。
この実施形態は、内輪31のつばと円すいころ33の大端側の端面33b間で発生するトルク、および円すいころ軸受30全体に発生するトルクの両方を測定できる。円すいころ軸受全体のトルクは、保持器34に起因するトルクが十分小さければ、内外輪の軌道面のトルクと、内輪つばのトルクとの総和であるから、円すいころ軸受全体のトルクおよび内輪つばのトルクを測定することで、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
この実施形態のトルク測定装置は、静圧気体スラスト軸受41が設けられているため、前記実施形態のものと比べて、構成が複雑でかつコスト高である。しかし、静圧気体スラスト軸受と静圧気体ジャーナル軸受の両方を設けたものと比べれば、簡易な構成で安価に製作できる。
この実施形態のトルク測定装置は、静圧気体スラスト軸受41が設けられているため、前記実施形態のものと比べて、構成が複雑でかつコスト高である。しかし、静圧気体スラスト軸受と静圧気体ジャーナル軸受の両方を設けたものと比べれば、簡易な構成で安価に製作できる。
上記図1の実施形態および図3の実施形態が、外輪側を静止させ内輪側を回転させるのに対し、図4の実施形態および図5の実施形態は、内輪側を静止させ外輪側を回転させる。図4の実施形態は、軸1を静止系3に固定したものである。また、図5の実施形態は、軸1を水平な台座40の上に設置し、この台座40を静圧気体スラスト軸受41で支持したものである。図4、図5いずれの実施形態も、ハウジング2に軸部2aが形成されており、この軸部2aを、複数のアンギュラ玉軸受4により回転自在に支持し、ベルト伝動装置5により駆動回転させるようになっている。他は、図1、図3の実施形態と比べ、天地が逆になっていることを除けば同じ構成である。
図4、図5の実施形態によるトルク測定に際しては、駆動モータ6に出力して、ハウジング2を駆動回転させる。このとき、軸1は静止状態に維持される。ハウジング2および外輪32の回転に伴い、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間にトルクが発生する。つば相当部分12が設けられた筒状体13は連結板16Aを介して軸1に連結されているため、つば相当部分12は常に軸受中心軸Oの周りに内輪31と相対的に同位相に維持される。そのため、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間に発生したトルクは、内輪31に大つば31cが一体に設けられた本来の円すいころ軸受における内輪大つば31cと円すいころ33の大端側の端面33b間に発生するトルクと同等である。このトルクを、前記同様に、連結板16Aの歪みとして歪みゲージ20Aで測定する。
図5の実施形態の場合は、前輪つばのトルクの他に、力測定ゲージ44により、ハウジング2の回転力、すなわち円すいころ軸受30全体に作用する回転方向のトルクが測定できる。また、円すいころ軸受全体のトルクおよび内輪つばのトルクから、内外輪の軌道面のトルクを知ることができる。
これらの実施形態も、前記実施形態と同様の作用効果が得られる。すなわち、図4の実施形態は、高価な静圧気体軸受を使用せずに、比較的安価な転がり軸受14だけを用いることで、簡易な構成とできる。また、図5の実施形態は、静圧気体スラスト軸受を使用する分だけ図4の実施形態よりは複雑で高価になるが、静圧気体スラスト軸受と静圧気体ジャーナル軸受の両方を設けた従来のものと比べれば、簡易な構成で安価に製作できる。
なお、これらの実施形態は、歪みゲージ20Aの検出信号が静止側である軸1の内部を通って外部に取り出されるため、スリップリング23は不要である。
なお、これらの実施形態は、歪みゲージ20Aの検出信号が静止側である軸1の内部を通って外部に取り出されるため、スリップリング23は不要である。
図6は第2の発明の実施形態にかかる円すいころ軸受のトルク測定装置の全体構成を示す図である。この円すいころ軸受のトルク測定装置は、被トルク測定物である円すいころ軸受30の内輪31に一体に嵌合する軸1と、外輪32に一体に嵌合するハウジング2とを備える。軸1は鉛直方向を向いている。内輪31と軸1、および外輪32とハウジング2は、嵌合状態において互いに一体に固定されている。このトルク測定装置は、ハウジング2が静止系3に固定され、軸1が回転するようになっている。
軸1は、円すいころ軸受30の内輪31の内周に嵌合する筒状部1a´と、この筒状部1a´よりも上方に延びる駆動伝達部1cと、筒状部1a´と駆動伝達部1cとを連結する肩部1dと、筒状部1a´に対して駆動伝達部1cを芯出しする芯出し部1eとを有する。駆動伝達部1cは、静止系3と一体の軸支持部3aに、複数の転がり軸受4、例えばアンギュラ玉軸受により回転自在に支持され、ベルト伝動装置5により駆動回転させられるようになっている。ベルト伝動装置5は、駆動モータ6の出力軸に取付けたベルト車5aと、駆動伝達部1cの上端部に取付けたベルト車5bとに伝動ベルト5cを巻き掛けたものである。
図7(A)に示すように、被トルク測定物である円すいころ軸受30は、内輪31と、外輪32と、これら内外輪31,32間に介在する複数個の円すいころ33と、円すいころ33を保持する保持器34とを備えている。内輪31は、外周に円すい面からなる軌道面31aが形成されたものであり、軌道面31aの小径側に小つば31bを有する。外輪32は、内周に内輪31の軌道面31aに対向する軌道面32aが形成されたものであり、つば無しとされている。本来の円すいころ軸受30の外輪32は、図7(B)のように、軌道面32aの大径側につば32bを有するが、このトルク測定装置には、試験用として図7(B)における切断線Lに沿って外輪つば32bを除去したものが使用されている。円すいころ33は、外周が転動面33aとして形成され、上記両軌道面31a,32a間で転動自在となっている。各円すいころ33は、保持器34のポケット内に入れられ、円周方向に所定の間隔を隔てて保持されている。
円すいころ軸受30の内輪31は、上端面が軸筒状部1a´の外周に形成された凸部1aa´に当接し、下端面が軸筒状部1a´の外周下端に一体に嵌合する内輪支え7に当接することによって、軸方向の位置決めがされている。また、外輪32は、下側の外輪間座8に接して軸方向の位置決めがされている。
前記外輪32のつば32bに相当するリング状のつば相当部分12が、外輪32とは別体で設けられている。このつば相当部分12は、筒状体13に固定して設けられていて、円すいころ33の大端面33bと直接接している(図7)。詳しくは、筒状体13は下端に外径側に拡がるフランジ部13bを有し、このフランジ部13bの下面外径端につば相当部分12が設けられている。筒状体13は、転がり軸受14により、ハウジング2の内周に回転自在に支持されている。この実施形態では、転がり軸受14はアンギュラ玉軸受である。転がり軸受14は、内輪14aの下端面が前記筒状体フランジ部13bに当接し、外輪14bの上端面がハウジング2上端の内つば部2bに当接することで、軸方向の位置決めがされている。
軸受押さえ15には、拘束手段としての拘束材16Bが固定状態に取付けられている。この拘束材16Bは、例えば棒状の部材であり、先端側が水平外向きに突出している。ハウジング2の上面に駆動力測定手段としての力測定ゲージ20Bが設置され、この力測定ゲージ20Bにより拘束材16Bの回転運動が拘束されている。拘束材16Bから受ける駆動力を力測定ゲージ20Bで測定することにより、筒状体13に作用する駆動力が測定できる。力測定ゲージ20Bは信号処理回路25に接続されている。信号処理回路25は、力測定ゲージ20Bで検出した駆動力の大きさと、つば相当部分12と円すいころ33の大端面33b間で発生するトルク(駆動トルク)との関係が設定された計算式またはテーブル等の関係設定手段(図示せず)を有していて、歪みゲージ20Bの検出信号を前記関係設定手段と照合することで、前記トルクを算出または推定する回路である。
この構成のトルク測定装置による円すいころ軸受30のトルク測定に際しては、駆動モータ6に出力して、軸1を駆動回転させる。このとき、静止系3に固定されたハウジング2は静止状態に維持される。軸1および内輪31の回転により、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間にトルクが発生する。つば相当部分12の設けられた筒状体13は、拘束材16B等の拘束手段により、ハウジング2に対する回転が拘束されているため、つば相当部分12は常に軸受中心軸Oの周りに外輪32と相対的に同位相に維持される。そのため、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間に発生したトルクは、外輪32のつば32bが一体に設けられた本来の円すいころ軸受における外輪つば32bと円すいころ33の大端側の端面33b間に発生するトルクと同等である。
前記トルクは、つば相当部分12から筒状体13に伝わり、筒状体13に駆動力が作用する。この筒状体13の駆動力を力測定ゲージ20Bで測定する。この力測定ゲージ20Bの検出信号を前記信号処理回路25で処理することにより、前記トルクを演算または推定することができる。
このトルク測定装置は、高価な静圧気体軸受を使用せずに、比較的安価な転がり軸受14を用いた装置とされている。転がり軸受14で発生するトルクは、静圧気体軸受で発生するトルクと比べれば大きいが、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間に発生するトルクと比べれば十分小さい。通常は1/10以下であり、測定精度上で問題となるレベルではない。また、転がり軸受14はグリース潤滑されているので、潤滑のための付帯設備を必要としない。これらのことから、このトルク測定装置は、簡易な構成で安価に製作できる。
図8は第2の発明の異なる実施形態を示す。この実施形態が前記実施形態(図6)と異なる点は、ハウジング2が水平な台座40の上に設置され、この台座40が静圧気体スラスト軸受41に支持されていることである。静圧気体スラスト軸受41は、台座40の下面と静圧気体スラスト軸受41の上面との間にノズル42から圧縮空気43を噴出することで、ハウジング2を台座40ごと非接触で下側から支持するものである。台座40の周方向の回転運動は回転力測定手段である力測定ゲージ44で拘束されており、この力測定ゲージ44により、ハウジング2の回転力、すなわち円すいころ軸受30全体に作用する回転方向のトルクが測定できるようになっている。他は、前記実施形態と同じ構成である。
この実施形態は、外輪32のつばと円すいころ33の大端側の端面33b間で発生するトルク、および円すいころ軸受30全体に発生するトルクの両方を測定できる。円すいころ軸受全体のトルクは、保持器34に起因するトルクが十分小さければ、内外輪の軌道面のトルクと、外輪つばのトルクとの総和であるから、円すいころ軸受全体のトルクおよび外輪つばのトルクを測定することで、内外輪の軌道面のトルクも知ることができる。
この実施形態のトルク測定装置は、静圧気体スラスト軸受41が設けられているため、前記実施形態のものと比べて、構成が複雑でかつコスト高である。しかし、静圧気体スラスト軸受と静圧気体ジャーナル軸受の両方を設けたものと比べれば、簡易な構成で安価に製作できる。
この実施形態のトルク測定装置は、静圧気体スラスト軸受41が設けられているため、前記実施形態のものと比べて、構成が複雑でかつコスト高である。しかし、静圧気体スラスト軸受と静圧気体ジャーナル軸受の両方を設けたものと比べれば、簡易な構成で安価に製作できる。
上記図6の実施形態および図8の実施形態が、外輪側を静止させ内輪側を回転させるのに対し、図9の実施形態および図10の実施形態は、内輪側を静止させ外輪側を回転させる。図9の実施形態は、軸1を静止系3に固定したものである。また、図10の実施形態は、軸1を水平な台座40の上に設置し、この台座40を静圧気体スラスト軸受41で支持したものである。図9、図10いずれの実施形態も、ハウジング2に軸部2aが形成されており、この軸部2aを、複数のアンギュラ玉軸受4により回転自在に支持し、ベルト伝動装置5により駆動回転させるようになっている。他は、図6、図8の実施形態と比べ、天地が逆になっていることを除けば同じ構成である。
図9、図10の実施形態によるトルク測定に際しては、駆動モータ6に出力して、ハウジング2を駆動回転させる。このとき、軸1は静止状態に維持される。ハウジング2および外輪32の回転に伴い、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間にトルクが発生する。つば相当部分12の設けられた筒状体13は、拘束材16B等の拘束手段により、ハウジング2に対する回転が拘束されているため、つば相当部分12は常に軸受中心軸Oの周りに外輪32と相対的に同位相に維持される。そのため、つば相当部分12と円すいころ33の大端側の端面33b間に発生したトルクは、外輪32につば32bが一体に設けられた本来の円すいころ軸受における外輪つば32bと円すいころ33の大端側の端面33b間に発生するトルクと同等である。このトルクを、前記同様に、力測定ゲージ20Bで測定する。
図10の実施形態の場合は、外輪つばのトルクの他に、力測定ゲージ44により、ハウジング2の回転力、すなわち円すいころ軸受30全体に作用する回転方向のトルクが測定できる。また、円すいころ軸受全体のトルクおよび外輪つばのトルクから、内外輪の軌道面のトルクを知ることができる。
これらの実施形態も、前記実施形態と同様の作用効果が得られる。すなわち、図9の実施形態は、高価な静圧気体軸受を使用せずに、比較的安価な転がり軸受14だけを用いることで、簡易な構成とできる。また、図10の実施形態は、静圧気体スラスト軸受を使用する分だけ図9の実施形態よりは複雑で高価になるが、静圧気体スラスト軸受と静圧気体ジャーナル軸受の両方を設けた従来のものと比べれば、簡易な構成で安価に製作できる。
1…軸
2…ハウジング
3…静止系
12…つば相当部分
13…筒状体
16A…連結板(拘束手段)
16B…拘束材(拘束手段)
20A…歪みゲージ(駆動力測定手段)
20B…力測定ゲージ(駆動力測定手段)
30…円すいころ軸受
31…内輪
31c…内輪大つば
32…外輪
32b…外輪つば
33…円すいころ
33a…大端面
41…静圧気体スラスト軸受
44…力測定ゲージ(回転力測定手段)
2…ハウジング
3…静止系
12…つば相当部分
13…筒状体
16A…連結板(拘束手段)
16B…拘束材(拘束手段)
20A…歪みゲージ(駆動力測定手段)
20B…力測定ゲージ(駆動力測定手段)
30…円すいころ軸受
31…内輪
31c…内輪大つば
32…外輪
32b…外輪つば
33…円すいころ
33a…大端面
41…静圧気体スラスト軸受
44…力測定ゲージ(回転力測定手段)
Claims (12)
- 被トルク測定物である円すいころ軸受の内輪に一体に嵌合する軸と、前記円すいころ軸受の外輪に一体に嵌合するハウジングとを備え、前記円すいころ軸受の円すいころの大端側の端面に接するつば相当部分を有する筒状体を前記内輪と別体で設け、この筒状体を、転がり玉軸受を介して前記軸に支持させるとともに、拘束手段により前記軸に対する回転を拘束し、前記筒状体に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段を設けたことを特徴とする円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項1において、前記ハウジングは静止系に固定され、かつ前記軸は駆動回転させられる円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項1において、前記ハウジングは静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記軸は駆動回転させられ、前記ハウジングに作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けた円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項1において、前記軸は静止系に固定され、かつ前記ハウジングは回転駆動させられる円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項1において、前記軸は静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記ハウジングは駆動回転させられ、前記軸に作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けた円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記拘束手段は、前記軸と筒状体とを連結する弾性を有する連結板であり、前記駆動力測定手段は、前記連結板の歪みを測定する歪みゲージである円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 被トルク測定物である円すいころ軸受の内輪に一体に嵌合する軸と、前記円すいころ軸受の外輪に一体に嵌合するハウジングとを備え、前記円すいころ軸受の円すいころの大端側の端面に接するつば相当部分を有する筒状体を前記外輪と別体で設け、この筒状体を、転がり玉軸受を介して前記ハウジングに支持させるとともに、拘束手段により前記ハウジングに対する回転を拘束し、前記筒状体に作用する駆動力を測定する駆動力測定手段を設けたことを特徴とする円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項7において、前記ハウジングは静止系に固定され、かつ前記軸は駆動回転させられる円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項7において、前記ハウジングは静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記軸は駆動回転させられ、前記ハウジングに作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けた円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項7において、前記軸は静止系に固定され、かつ前記ハウジングは回転駆動させられる円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項7において、前記軸は静止系に対して静圧気体スラスト軸受で回転自在に支持され、かつ前記ハウジングは駆動回転させられ、前記軸に作用する回転力を測定する回転力測定手段を設けた円すいころ軸受のトルク測定装置。
- 請求項1ないし請求項11のいずれか1項において、前記転がり軸受がアンギュラ玉軸受である円すいころ軸受のトルク測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007171929A JP2009008593A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 円すいころ軸受のトルク測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007171929A JP2009008593A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 円すいころ軸受のトルク測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009008593A true JP2009008593A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40323811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2007171929A Pending JP2009008593A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 円すいころ軸受のトルク測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009008593A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010204053A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Toyota Motor Corp | 摩擦トルク測定装置 |
| CN103217289A (zh) * | 2013-03-26 | 2013-07-24 | 洛阳轴研科技股份有限公司 | 模拟气象卫星扫描机构中角接触球轴承的动态检测方法 |
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-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007171929A patent/JP2009008593A/ja active Pending
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