JP2009009202A - 電子文書の提供方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子文書閲覧者が必要な情報を容易に取得できる方法、および、電子文書閲覧者の興味を詳細に追跡する方法を提供する。
【解決手段】電子文書中に、識別子辞書、各識別子の特徴情報の種類と定義、特徴情報に対する閲覧者の操作に対する動作の種類および定義、文書閲覧者に各種情報の選択等を行わせるユーザインタフェース、制御の定義、を埋め込み、文書閲覧者に選択可能なインタフェースを提供するとともに、文書閲覧者による選択状況を、提供者に通知するとともに、操作と動作の定義が、閲覧者の希望するものでない場合に、提供者に通知するとともに、通知された情報をもとに、閲覧者による操作と動作の定義の統計を取ることが可能な形態で、電子文書を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子文書閲覧者が、当該文書において、情報を付与したい用語群(識別子辞書)の種類、および、各用語(識別子)に関する情報(特徴情報)の種類、特徴情報に対する閲覧者の操作に対応する動作の種類を、電子文書中に埋め込まれた候補の中から選択することで、電子文書中に、選択された用語群(識別子辞書)に含まれる用語(識別子)および、各用語(識別子)の特徴情報を表示することを特徴とする電子文書の提供方法、
当該電子文書閲覧者の、識別子辞書の種類、識別子の特徴情報の種類、特徴情報に対する閲覧者の操作に対応する動作の種類の選択状況を、電子文書の提供者、識別子辞書の提供者、各識別子の特徴情報の提供者、特徴情報に対する閲覧者の操作に対応する動作の仕組みの提供者に通知することを特徴とする電子文書の提供方法、および、通知された情報の統計情報にもとづいて、提供する電子文書の内容を変更することを特徴とする電子文書の提供方法及びコンピュータプログラムに関する。
インターネット、電子メールの普及により、一般の人々が利用する電子文書の流通量は、飛躍的に増大した。例えばダイレクトメールなどのような、企業が個々の消費者に提供する情報は、印刷媒体を利用する場合よりも、電子メールで送信したほうが低コストであるために、その利用は広く一般的に行われている。このような電子情報には、文書の閲覧者(消費者)が必要としている商品・サービスに関する各種情報が記載されている場合もあり、その情報を有効に伝達する方法が種々提案、実現されている。
例えば、文書提供者が強調したい情報に関して、目立つ配色や、大きな文字サイズ、段落、インデント、イラストなどを活用することで、文書閲覧者に提供者の意図を伝えやすい文章を作成すること(電子文書の装飾による方法)は、一般的な手法である。また、電子文書中の商品名やサービス名称にハイパーリンクを用意して、商品やサービスのより詳細な情報を記載した電子文書へ誘導する仕組み(ハイパーリンクによる方法)も普及している。
また、以下の特許文献1〜4に開示されているように、電子ダイレクトメールにポイント、キャンペーンなどを適用し、文書の閲覧者に興味をもって文書を読ませるような仕組み(インセンティブによる方法)や、ダイレクトメールの開封状況を追跡することにより提供情報に対する閲覧者の興味動向を調査し、提供情報に反映する仕組み(トラッキングによる方法)などが検討、実施されている。
特許公開2003−288308(インセンティブによる方法) 特許公開2006−72875(電子文書の装飾による方法) 特許公開2006−323797(トラッキングによる方法) 特許公開2002−63480(ハイパーリンクによる方法、トラッキングによる方法)
しかしながら、上記した従来の方法は、いずれも解決すべき課題が存在し、閲覧者が必ずしも必要ではない情報に、本当に必要としている情報が埋もれている、もしくは、本当に必要としている情報が提供されていない場合が多い。
例えば電子文書の装飾による方法においては、電子文書の提供者が伝えたい情報を一方的に提供する仕組みであり、文書の閲覧者が参照したい情報を分かりやすく表示する方法ではない。
ハイパーリンクによる方法においては、電子文書の閲覧者は、電子文書の提供者が準備をしているハイパーリンクしか利用できないため、必ずしも電子文書の閲覧者が参照したい情報が得られるわけではない。また、ページ遷移が生じることにより、閲覧者は電子文書を読むという作業を中断しなくてはならない。
インセンティブによる方法は、文書閲覧者に電子文書に対する興味を喚起することが目的であって、文書閲覧者の興味の対象を直接的に調査できる方法にはならない。また、トラッキングによる方法においては、文書提供者が準備を行った仕組み以外は調査対象とならないため、文書閲覧者の興味の対象が、文書提供者の想定外である場合には役に立たない。
以上のように、従来、検討、実施されてきた方法は、電子文書提供者が作成した静的な文書および情報を、文書閲覧者に提供する方法であり、電子文書提供者の都合により、電子文書閲覧者の情報アクセシビリティがおざなりにされている。また文章の開封状況や、静的な文書、情報からインターネットへのアクセス有無などを追跡する方法であり、閲覧者の興味を詳細に追跡することは困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電子文書の閲覧者自身が、文書と一緒に提供されている識別子辞書に対応した特徴情報を表示する仕組みによって、個々の閲覧者が必要とする情報へのアクセシビリティを高めることが可能な文書を提供することである。また、他の目的は、「識別子辞書の種類、特徴情報の種類、特徴情報に対する操作に対応した動作の種類」(以下、「各種提供情報の種類」とする)の選択状況を、「電子文書、識別子辞書、特徴情報、特徴情報に対する操作に対応した動作の仕組み」(以下、「各種提供情報」とする)、の提供者に対して通知するための仕組みを、電子文書とともに提供することで、閲覧者の興味の対象を、即時的かつ具体的に収集することが可能な文書を提供することである。さらに他の目的は、文書閲覧者が必要とする項目が「各種提供情報の種類」に存在しなかった場合、その情報を、閲覧者から受け付け、「各種提供情報」の提供者に通知する仕組みを電子文書に持たせることで、未提供かつ、閲覧者が希望する情報を容易にフィードバックすることが可能な文書を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明は、以下の特徴を有する電子文書提供システムを実現する。すなわち、電子文書中に、埋め込まれて、電子文書とともに配布されるシステムであり、文書閲覧者が「各種提供情報の種類」を選択し、また、オプションを設定して、電子文書中に発見された識別子の近傍に特徴情報を表示し、特徴情報に対する操作に対応した動作を実行するユーザインタフェースを提供する。また、電子文書中に埋め込まれた、「各種提供情報の種類」の、文書閲覧者による選択状況を、文書提供者、および/もしくは、「各種提供情報」の提供者に通知する。また、電子文書中に埋め込まれた、「各種提供情報の種類」に、閲覧者の希望するものが存在しない場合に、閲覧者の希望する、「各種提供情報の種類」を、「各種提供情報」の提供者に通知する。さらに、通知された情報を蓄積した情報をもとに「各種提供情報」を改変する。
「識別子辞書」としては、例えば、製品名、書籍名、特許番号、人名、サービス名などが該当する。
「各識別子」としては、例えば「識別子辞書」が製品名であれば、製品の名称、略称、製品番号などが該当する。識別子の記載は正規表現等の文字列パターン表記によって行うことも可能である。
「識別子の特徴情報の種類」とは、例えば「識別子辞書」が製品名であれば、製品の写真、製造日、製造国、構成部品、バリエーション、製品の価格、製品の性能、製品の評価などが該当する。
「識別子の特徴情報に対する操作」とは、例えばマウスクリック、シフトボタンを押しながらクリック、コントロールボタンを押しながらクリック、マウスの各種ボタンの操作、ドラッグアンドドロップ、マウスオーバーなどが該当する。
「識別子の特徴情報に対する操作に対応した動作」とは、例えば、特徴情報の拡大・縮小表示、特徴情報の詳細な情報の表示、特徴情報の移動、関連ウェブページの表示、などが該当する。
上記した構成によれば、電子文書について、閲覧者が興味のある「各種提供情報の種類」を選択することで、閲覧者が必要な情報に効率的にアクセスすることが可能になる。また、これら選択状況を、「各種提供情報」の提供者に通知することで、各提供者は、閲覧者が必要としている情報を迅速に知ることができる。同時に、閲覧者が希望する「各種提供情報の種類」が存在しなかった場合に、希望する情報を受け付け、各提供者に通知することで、閲覧者の希望する情報を、迅速に提供者に通知することが可能となる。
本発明によれば、電子文書とともに提供される識別子辞書、各識別子の特徴情報の種類、特徴情報に対する操作と動作の種類を、文書閲覧者が選択することで、参照したい情報を文章中に表示することができ、閲覧者の選択状況を、電子文書、識別子辞書、特徴情報、特徴情報に対する操作と動作の定義の提供者に通知することで、提供者は、閲覧者の必要とする情報を得ることができ、閲覧者が必要とする識別子辞書、特徴情報、特徴情報に対する操作と動作の種類が存在しない場合に、希望する情報を受け付け、提供者に通知することで、提供者は、閲覧者の希望する情報を迅速に得ることができるようになる。
以下、本発明の最良の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明を実施するためのシステム概略構成の一例である。本構成では、文書提供者サーバ101、識別子辞書提供者サーバ102、特徴情報提供者サーバ103、特徴情報に対する操作と動作の定義の提供者サーバ104、文書閲覧者端末A 105、文書閲覧者端末B 106、文書閲覧者端末C 107が、WWWなどの通信ネットワークを介して接続されている。
各種サーバ、文書閲覧者端末は、制御手段であるCPUに、RAM、HDDなどの記憶装置、入出力インタフェースとしてのディスプレイ装置、マウス、キーボードなどが接続されたハードウェア構成で、一般的なパーソナルコンピュータを利用することが可能である。本発明にかかるソフトウェアは記憶装置に格納されている。これらコンピュータ上でブラウザ、メーラー、ワープロ、表計算ソフトなどの既存のソフトウェアと本発明にかかるソフトウェアとを実行させることで、文書閲覧者は本発明にて提供される電子文書を利用することとなる。
図2は本発明に係る電子文書が含むデータ構造の例を示した図である。電子文書には、電子文書の閲覧者が閲覧する文書そのもののデータである文書201、インタフェースや動作などの各種制御に関する制御情報203、識別子辞書に関する各種定義情報207、特徴情報に関する各種定義情報213、特徴情報に対する操作に関する各種定義情報218、特徴情報への操作に対する動作に関する各種定義情報222、などの情報が含まれている。また、それぞれのデータや情報は、URLなどの場所の情報のみを電子文書中に記載しておき、必要に応じて、それら指定場所から情報を取得することも可能である。識別子辞書、特徴情報、特徴情報に対する操作と動作に関しては、各種定義情報に、文書表示時に標準で選択されているかどうかを定義しておくことで、情報の提供者が優先的に見せたい情報を指定することも可能である。
文書201には文書データ202が含まれる。
制御情報203には、インタフェース定義204、操作/動作定義205及び提供者通知URL206が含まれる。インタフェース定義204はユーザの文書に対する操作や、各種設定を受け付けるための、ユーザインタフェースの定義が記載されている。操作/動作定義205には、ユーザの操作に対する動作の定義が記載されている。提供者通知URL206には、ユーザの識別子辞書、特徴情報の種類などの選択操作などの通知先となる各種情報の提供者毎のURLが記載されている。ユーザインタフェースの定義はHTML、XMLなどの構造化されたテキストが適している。操作/動作の定義は、JavaScriptなどテキストデータの操作が容易なAPI群を持つスクリプト言語によって記述を行うことが好ましい。操作の例としては、閲覧者がボタンを押す行為、リストから項目を選択する行為などが含まれ、動作の例としては、解析の実行、閲覧者による項目選択の反映などが含まれる。
識別子辞書定義情報207には、名称208、識別子ID系列ID209、識別子210、識別子ID211、及び提供者通知URLが含まれる。名称208には識別子辞書の種類を表す名称の情報が記載されている。識別子ID系列ID209には、当該識別子辞書が保持している識別子IDの系列に付与されたIDが記載されており、当該識別子辞書を選択した際に文書閲覧者が選択できる特徴情報との対応付けに利用される。識別子210と識別子ID211は対になっており、一つの識別子辞書に1組以上が含まれる。識別子210とは、特定の事物を表す文字列もしくは文字列パターンなどである。例えば、識別子辞書の種類が動物の場合、含まれる事物として、人、犬、猫などが挙げられる。ここで特定の事物を人としたときに、識別子としては、「人」の他に「ひと」「ヒト」「人間」「にんげん」「ニンゲン」「Human」などが挙げられる。これに対し、識別子210と組になる識別子ID211は、特定の事物を一意に識別するためのIDが文字列もしくは文字列パターンなどで記載される。
例えば、特定の事物が「人」の場合には、「ひと」「ヒト」「人間」「にんげん」「ニンゲン」「Human」のいずれに対しても、同一のIDが付与される。これに対し、「はし」という識別子があった場合、「橋」「箸」という複数の事物を指し示す可能性があるため、複数のIDが記載されることとなる。識別子辞書の記述にはXML、JSONなどの構造化された形式のテキストが適している。提供者通知URLは当該識別子辞書に関して、閲覧者が何らかの通知を行う際に受付け先となるURLが記載されている。識別子辞書定義情報207は1つの文書中に1つ以上含まれ、閲覧者はそれらの中からインタフェース定義204によって提供されるユーザインタフェースを通じて、必要な辞書を選択することが可能である。
特徴情報定義情報213には、名称214、識別子ID系列ID215、特徴情報URL216、及び提供者通知URL217が含まれる。名称214には、特徴情報の種類を表す名称の情報が記載されている。識別子ID系列ID215は、当該特徴情報が対応している識別子IDの系列に付与されたIDが記載されており、上述のように、識別子辞書と特徴情報の対応付けに利用される。特徴情報URL216には、識別子IDと組み合わせて、特徴情報を取得する場所(URL)が記載されている。例えば、特徴情報URLが「http://www.bits.cc/cgi-bin/sample.cgi?ID=」で、識別子IDが「BITS0001」の場合には、「http://www.bits.cc/cgi-bin/sample.cgi?ID=BITS0001」というURLが生成され、このサイトから文書中に埋め込む特徴情報を取得することになる。提供者通知URL217は、当該特徴情報に関して、閲覧者が何らかの通知を行う際に受付け先となるURLが記載されている。特徴情報定義情報213は1つの文書中に1つ以上含まれ、閲覧者はそれらの中からインタフェース定義204によって提供されるユーザインタフェースを通じて、必要な特徴情報の種類を選択することが可能である。特徴情報の記述にはXML、JSONなどの構造化された形式のテキストが適している。
特徴情報に対する操作定義情報218には、名称219、操作定義220、及び提供者通知URL221が含まれる。名称219には特徴情報に対する操作の種類を表す名称の情報が記載されている。例えば、「特徴情報クリックによる拡大」などである。操作定義220には動作定義224が実行されるきっかけとなる、ユーザの操作を定義した情報が記載されている。例えば、「特徴情報のクリック」「特徴情報のシフトキーを押しながらのクリック」「特徴情報の右クリック」などである。提供者通知URL221は、当該操作定義に関して、閲覧者から何らかの通知を行う際に受付け先となるURLが記載されている。特徴情報に対する操作定義情報218は、1つの文書中に1つ以上含まれ、閲覧者はそれらの中からインタフェース定義204によって提供されるユーザインタフェースを通じて、必要な操作の種類を選択することが可能である。
特徴情報の動作定義情報222には、名称223、動作定義224、及び提供者通知URL225が含まれる。名称223には特徴情報への操作に対する動作の種類を表す名称の情報が記載されている。例えば「拡大」「縮小」「整列」などである。動作定義224には、閲覧者の選択した操作定義に合致する操作があった場合に行われる動作の定義が記載されている。例えば、「特徴情報の拡大」「特徴情報の縮小」「特徴情報の整列」などである。提供者通知URL225は、当該動作定義に関して、閲覧者から何らかの通知を行う際に受付け先となるURLが記載されている。特徴情報の動作定義情報222は、1つの文書中に1つ以上含まれ、閲覧者はそれらの中からインタフェース定義204によって提供されるユーザインタフェースを通じて、必要な動作の種類を選択することが可能である。
操作定義および動作定義は一つの項目で操作と動作を定義する実装も可能である。また、操作定義および動作定義に関しては、特徴情報を取得する際に、特徴情報だけでなく、特徴情報に対する操作と動作を含めて取得する方法によっても実装が可能である。
図3は、本発明の基本的な動作に関する流れを示した図である。ステップ301において電子文書およびユーザインタフェースを表示し、ステップ302の各種選択を受け付ける状態となる。文書閲覧者から識別子辞書の選択を受け付けた場合(ステップ303)には、識別子辞書の選択状況を電子文書提供者および/もしくは識別子辞書提供者に通知する(ステップ304)。次いで、識別子辞書に含まれている識別子を読み込み(ステップ305)、選択可能な特徴情報の更新を行い(ステップ306)、電子文書中から読み込まれた識別子を検索(ステップ307)し、検索された識別子を電子文書提供者および/もしくは識別子辞書提供者に通知する(ステップ308)。電子文書内の検索は、非可視的な文字列、例えばHTMLの各種タグなどを対象とすることも可能である。そのため、文書作成者があらかじめ文書データ中に埋め込んだ非可視的な文字列を識別するように、識別子辞書を設定して提供することも可能である。
文書閲覧者から特徴情報の種類の選択を受け付けた場合(ステップ309)には、特徴情報種類の選択状況を電子文書提供者および/もしくは特徴情報提供者に通知し(ステップ310)、特徴情報を取得(ステップ311)し、検索された識別子をもとに特徴情報を埋め込む(ステップ312)。
文書閲覧者から情報に対する操作と動作の種類の選択を受け付けた場合(ステップ313)には、操作と動作の種類の選択状況を電子文書提供者および/もしくは操作と動作の定義提供者に通知し(ステップ314)、特徴情報に対して、閲覧者が選択した操作を行うと(ステップ315)、閲覧者が選択した動作が実行される(ステップ316)。
図4は、閲覧者が希望する「各種提供情報の種類」が存在しない、もしくは、識別子辞書に含まれる識別子の過不足・誤り、特徴情報の誤りがある、といった場合に、文書閲覧者の希望する情報を、各種情報の提供者に通知するための流れの一例を示している。
まず、ステップ401では、電子文書中のインタフェース定義204で定義されたユーザインタフェースを通じて、閲覧者の希望する情報を通知する要求を受け付け、同様に定義されたユーザインタフェースを通じて、希望する情報の種別(ステップ402)と、希望する情報の内容(ステップ403)とを受け付ける。上記受け付けた情報の送信要求(ステップ404)の後に、希望情報を各提供者に通知する(ステップ405)。この際の要求通知先は、電子文書中に含まれる提供者通知URL206、212、217、221、225などから取得される。
図5は、本発明におけるユーザインタフェースの一例である。ユーザインタフェース501は、ユーザインタフェース定義204が、文書が表示されるアプリケーション(メーラ、ブラウザ)により解釈され、表示される。現在選択されている識別子辞書の種類を表示、および、選択可能な識別子辞書を選択するためのドロップダウンリスト502、現在選択されている特徴情報の種類を表示、および、選択可能な特徴情報の種類を選択するためのドロップダウンリスト503、選択と同時に文書内に特徴情報の埋め込みを行う機能のON/OFFを切り替えるためのチェックボックス504、文書内の以前の埋め込み結果を消さずに追加して特徴情報を埋め込んでいく機能のON/OFFを切り替えるためのチェックボックス505、現在選択されている識別子辞書と特徴情報の組み合わせで、表示中の文書に特徴情報の埋め込みを実行するボタン506、各種情報提供者への希望情報通知用インタフェースを表示するためのボタン507、及びオプション情報を設定するためのインタフェースを表示するためのボタン508が存在する。以前の埋め込み結果を消さずに追加して特徴情報を埋め込む場合には、埋め込まれた情報も識別子の検索対象とすることが可能である。
希望情報通知用インタフェース509には、識別子辞書に関する希望情報を通知する場合のラジオボタンと辞書名を設定するインタフェース510、特徴情報に関する希望情報を通知する場合のラジオボタンと特徴情報の種類を設定するインタフェース511、特徴情報に対する操作に関する希望情報を通知する場合のラジオボタンと操作の種類を設定するインタフェース512、操作に対する動作に関する希望情報を通知する場合のラジオボタンと動作の種類を設定するインタフェース513、希望する情報を記入するためのインタフェース514、閲覧者が選択、記入した希望情報を各種情報提供者に通知するボタン515、及び通知をキャンセルするボタン516が存在する。
オプション情報を設定するためのインタフェース517には、特徴情報に対する動作と操作のON/OFFを切り替えるためのチェックボックス518、特徴情報に対する操作の種類519、特徴情報への操作に対する動作を選択するインタフェース520、設定の変更を有効にするボタン521、設定の変更を無効にするボタン522が存在する。
図6は、本発明により文書中から識別子辞書に含まれる識別子を検索し、特徴情報を文書中に埋め込んだ例を示している。識別子として検索された文字列601はハイライトされ、特徴情報602は文書中に直接埋め込まれて表示される。
図7は、閲覧者の選択状況を各種情報提供者のサーバ101、102、103、104が受け取った際の処理の流れを示している。
まず、閲覧者からの情報通知(ステップ701)を受け付けると、受け取った情報から閲覧者識別情報を抽出する(ステップ702)。ここでの閲覧者識別情報は、例えばダイレクトメールのような電子文書であれば、個々の電子文書毎に提供者通知URL206、212、217、221、225の一部に異なる文字列などを含ませることによって、送信先のメールアドレスと一意に対応を付けることは容易であるし、ウェブサイト上の電子文書であれば、cookieなどの技術を利用することで、特定クライアントPC上の特定ユーザからの要求であるかどうかを判定することは可能である。またウェブサイト上の電子文書の場合にはあらかじめ閲覧者に会員登録などをさせるなどの方法で、cookieが利用できなくとも個々の閲覧者を一意に識別することが可能となる。
続いて、通知情報の種別を抽出(ステップ703)し、選択状態の情報を抽出(ステップ704)する。上記ステップにて抽出した情報をもとに、閲覧者識別情報をキーとしてサーバ側にあるデータベースを更新する(ステップ705)。この際データベースに登録する情報に、通知された種別、選択状態の他にも、情報通知のあった日時、閲覧された電子文書のURLなどの情報を含めることが、以後のデータマイニングの精度を上げるために好ましい。引き続いて、更新されたデータベースの情報に対してデータマイニングを行い(ステップ705)、配信すべき情報を決定する(ステップ707)。データマイニングの手法としては、アソシエーション分析など、一般的な手法が適用可能である。続いて、決定された配信情報を通知に対する応答として返す(ステップ708)ことで、閲覧者の興味に合致した情報を配信することが実現される。データマイニングの結果、配信すべき情報が見つからなければ、情報を配信しなくても問題は生じない。配信された情報が存在する場合には、電子文書再表示(図3のステップ317)の際に、電子文書とともに表示することで、閲覧者は有用な情報を得ることが可能となる。配信情報には、表示する情報だけでなく、特定ウェブサイトへのリンク情報などを含めることで、閲覧者にさらに有用な情報を提供するとともに、広告媒体として活用することも可能である。
例えば、文書閲覧者の選択している識別子辞書の種類が「書籍名」で、特徴情報の種類が「販売価格」であれば、書籍販売ECサイトへのリンクを含む広告を提供し、文書中に埋めこんで表示を行えば、まったくランダムに当該広告を配信するよりも、はるかに広告の効果は高くなる。また、識別子辞書の種類が「IT関連用語」で、特徴情報の種類が「意味」であれば、IT関係用語を収録したオンライン辞典サイトなどへのリンク、同様の内容の書籍販売ページへのリンクなどが配信情報の候補として挙げられる。さらに、「IT関連用語」が選択されていたとしても、検索された各種用語を適当なカテゴリ毎に分類して統計情報を蓄積することで、IT関連用語でも、通信関連、データベース関連、ソフトウェア関連など、さらに詳細な傾向をつかみ、それらの分野にマッチした情報を配信することが可能となる。また、識別子辞書の変更タイミング、時間やセッションを考慮に入れた統計情報の解析を行うことで、文書閲覧者が興味を示している対象分野が変化した場合でも、配信情報を追随して変化させることが可能である。ウェブにおける情報検索では、1つのウェブページ内で全てが完結することはまれであるため、閲覧者が閲覧している一連の文書において、識別子辞書の種類、特徴情報の種類、検索された識別子の情報を総合的に判断し、情報を提供することにより、より適した情報の配信が可能となる。
図8は、電子文書中に埋め込まれた特徴情報に対して、さらに識別子の検索および特徴情報の追加を行った例を示している。電子文書801は、インタフェース定義204を元に表示されたユーザインタフェースを通じて、閲覧者からの識別子辞書の種類、特徴情報の種類の選択を受け付け、特徴情報803が埋め込まれた状態の電子文書802へと遷移する。さらに、閲覧者からの識別子辞書の種類、特徴情報の種類の選択を受け付け、特徴情報803に含まれる識別子に対して、特徴情報805が埋め込まれた状態の電子文書804へと遷移する。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
発明を実施するためのシステム概略構成の例 電子文書が含むデータ構造の例 本発明における動作の流れ 閲覧者の希望情報通知の流れ ユーザインタフェースの例 本発明の動作結果例 閲覧者からの情報通知から配信情報を決定する流れ 特徴情報に対する特徴情報の追加動作例

Claims (8)

  1. 提供する電子文書中に、選択可能な識別子辞書の種類、当該識別子辞書に特有で前記識別子辞書に含まれる各識別子に対応する可視化された情報である特徴情報の種類、およびこの特徴情報に対する文書閲覧者の操作に対する動作の種類を、この文書閲覧者に選択させるためのユーザインタフェースと、このユーザインタフェースからの入力に応じて当該電子文書を加工するソフトウェア、または当該電子文書を加工するソフトウェアへ制御を渡す仕組みの何れかを挿入する工程と、
    前記ユーザインタフェースを通じて、文書閲覧者から何れかの識別子辞書及び特徴情報の種類の選択を受け付ける工程と、
    電子文書中から、前記選択された識別子辞書に含まれる識別子、または識別子の文字列パターンを検索する工程と、
    前記選択された特徴情報の種類に応じて、検索された識別子または識別子の文字列パターンの近傍に、各識別子に対応する特徴情報を表示する工程と、
    表示した特徴情報に対する文書閲覧者の操作の種類に応じて、対応した動作を実行する工程と
    をコンピュータシステムに実行させることを特徴とする電子文書の提供方法。
  2. 請求項1の方法において、
    さらに、前記選択された識別子辞書の種類、選択された識別子の特徴情報の種類、もしくは表示された特徴情報に対する文書閲覧者の操作および文書閲覧者が選択した動作の種類、のうちの少なくとも何れかを、電子文書の提供者、識別子辞書の提供者、特徴情報の提供者もしくは特徴情報に対する操作に対応した動作の提供者、の少なくとも何れかに通知する工程をコンピュータシステムに実行させることを特徴とする電子文書の提供方法。
  3. 請求項2の方法において、
    さらに、前記文書閲覧者が選択したい識別子辞書の種類・特徴情報の種類・もしくは特徴情報に対する閲覧者の操作に対応する動作の種類、の少なくとも何れかが存在しなかった場合に、電子文書の提供者、識別子辞書の提供者、識別子の特徴情報の提供者もしくは識別子の特徴情報に対する閲覧者の操作に対応する動作の提供者、の少なくとも何れかに通知する工程をコンピュータシステムに実行させることを特徴とする電子文書の提供方法。
  4. 請求項1〜3の何れかの方法において、
    さらに、通知された情報を蓄積して得られる統計情報にもとづき、提供する電子文書の内容を変更する工程をコンピュータシステムに実行させることを特徴とする電子文書の提供方法。
  5. 請求項1〜4の何れかの方法において、
    前記検索工程は、電子文書中に埋め込まれた特徴情報も対象として、識別子の検索を行うことを特徴とする電子文書の提供方法。
  6. 請求項1〜4の何れかの方法において、
    前記電子文書には、電子文書提供者があらかじめ識別子を検索して発見した識別子の存在情報が埋め込まれており、
    前記検索工程は、この存在情報を利用して識別子の検索を実行する
    ことを特徴とする電子文書の提供方法。
  7. 請求項1〜4の何れかの方法において、
    前記電子文書には、電子文書提供者が電子文書中に定義した、電子文書の閲覧者が最初に当該文書を閲覧する際に選択される識別子辞書、識別子の特徴情報の種類、若しくは閲覧者の特徴情報に対する操作に対応した動作の種類、の少なくとも何れかの情報が埋め込まれていることを特徴とする電子文書の提供方法。
  8. 文書閲覧者のディスプレイ装置に表示される電子文書中に、選択可能な識別子辞書の種類、当該識別子辞書に特有で前記識別子辞書に含まれる各識別子に対応する可視化された情報である特徴情報の種類、およびこの特徴情報に対する文書閲覧者の操作に対する動作の種類を、この文書閲覧者に選択させるためのユーザインタフェースと、このユーザインタフェースからの入力に応じて当該電子文書を加工するソフトウェア、または当該電子文書を加工するソフトウェアへ制御を渡す仕組みの何れかを挿入する手順と、
    前記ユーザインタフェースを通じて、文書閲覧者から何れかの識別子辞書及び特徴情報の種類の選択を受け付ける手順と、
    電子文書中から、前記選択された識別子辞書に含まれる識別子、または識別子の文字列パターンを検索する手順と、
    前記選択された特徴情報の種類に応じて、検索された識別子または識別子の文字列パターンの近傍に、各識別子に対応する特徴情報を表示する手順と、
    表示した特徴情報に対する文書閲覧者の操作の種類に応じて、対応した動作を実行する手順と
    をコンピュータシステムに実行させることを特徴とする電子文書を提供するためのコンピュータプログラム。
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