JP2009028014A - 刈払機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーシング22と、基端部はケーシング22の取付部30内に挿入され、先端部に回転刃が取り付けられるアウターパイプ10と、このアウターパイプ10内に挿通される駆動伝達軸6とを備えた刈払機であって、アウターパイプ10の基端部には、ジョイント部材40が外嵌され、ジョイント部材40よりも先端側でアウターパイプ10の周囲に止めリング70が配設されており、アウターパイプ10を取付部30内に挿入した状態では、ジョイント部材40及び止めリング70が取付部30内に内嵌され、止めリング70の外側突起部71が取付部30に形成された貫通孔34に挿入されることを特徴としている。
【選択図】図4
Description
そして、アウターパイプ10の基端部を取付部130内に挿入した状態では、ジョイント部材40及び止めリング170が取付部130内に内嵌され、止めリング170の外周縁が取付部130の内周面に形成された凹溝134に入り込むことで、止めリング170が取付部130内に係止される。これにより、止めリング170によって、取付部130内からのジョイント部材40の抜け止めが構成され、アウターパイプ10がケーシング22に取り付けられた状態となる(例えば、特許文献1参照)。
また、取付部の貫通孔内に止めリングの外側突起部が挿入された状態を、ケーシングの外部から確認することができるため、止めリングを組み付けるときの確実性を向上させることができる。
図1に示す刈払機1は、作業者が携帯可能な作業機械であり、作業者の前方で回転刃11を回転駆動させることによって草などを刈り払うものである。
刈払機1は、本体部2と、基端部が本体部2の先端側に取り付けられ、先端部には水平回転する回転刃11が取り付けられているアウターパイプ10と、このアウターパイプ10の中間位置よりも本体部2寄りの位置に設けられた片手ハンドル3と、本体部2と片手ハンドル3との中間位置でアウターパイプ10に設けられたスロットルレバー4と、このスロットルレバー4の近傍でアウターパイプ10に取り付けられた肩掛けバンド5と、を備えている。
この刈払機1では、作業者は肩掛けバンド5を肩に掛け、一方の手で片手ハンドル3を把持し、他方の手でスロットルレバー4を操作することで、回転刃11を回転させながら、回転刃11を移動させて草などを刈り払うように構成されている。
本体部2は、図2に示すように、エンジンである駆動装置21と、この駆動装置21を収容するケーシング22とを備えており、ケーシング22の下部には燃料タンク23が設けられている。なお、駆動装置21は、公知の小型エンジンを用いているため、その詳細な説明は省略する。
ケーシング22は、図3に示すように、駆動装置21を覆うようにして形成された合成樹脂製の箱体であり、その先端側(図3の右斜め下側)の外面には、アウターパイプ10の基端部が挿入される円筒状の取付部30が突設されている。
取付部30は、図3に示すように、ケーシング22の外面に立設された周壁部31を備えている。図4に示すように、取付部30の基端側の側面35には開口部35aが形成されており、この開口部35aはケーシング22の内部に通じている。
また、図3に示すように、取付部30の周壁部31の内周面には、軸方向に沿って延ばされた複数の係止突起部32・・・が、周方向に所定間隔で突設されている。
また、取付部30の先端側の開口縁の一部には、切り欠き部33が形成されている。この切り欠き部33は、後記するジョイント部材40に取り付けられたボルト62bと周壁部31との干渉を避けるために形成された部位である(図3参照)。
また、取付部30の周壁部31において、先端側の開口部の近傍には、三つの貫通孔34・・・が形成されている。この貫通孔34は、周方向に延ばされた長孔であり、周方向に90度間隔で三箇所に形成されている。
アウターパイプ10は、図1に示すように、円筒状の金属パイプであり、その基端部がケーシング22の外面に突設された取付部30に挿入されることで、本体部2の先端側に取り付けられる。
アウターパイプ10の先端部にはギヤケース11aが取り付けられている。ギヤケース11a内には、作業員が刈払機1を携帯した状態で軸方向が垂直に配置される回転軸(図示せず)が回転自在に設けられており、この回転軸の下端部には回転刃11の中心部が固着されている。また、ギヤケース11aには、後記する駆動伝達軸6の先端部が連結されており、駆動伝達軸6の回転力がギヤケース11a内の回転軸に伝達されることで、回転刃11が水平回転するように構成されている。
図4に示すように、アウターパイプ10の基端部には、円筒状のジョイント部材40が外嵌されている(図3参照)。このジョイント部材40は、円筒状の弾性部材50及び保持部材60が二重に組み合わされたものであり、アウターパイプ10の基端部を保持する部品である。
内側の弾性部材50は、駆動装置21からの振動を吸収するための柔軟な樹脂部品であり、ジョイント部材40内にアウターパイプ10が挿入されたときには、弾性部材50の内周面がアウターパイプ10の基端部の外周面に密着する。
外側の保持部材60は、ジョイント部材40をアウターパイプ10に締め付けるための金属部品(クランプ)であり、取付部30内にジョイント部材40が挿入されたときには、保持部材60の外周面が取付部30の内周面に密着する。
スリット溝62aの一方の縁部に取り付けられたボルト62bを、他方の縁部に形成されたねじ孔に締め込むことで、スリット溝62aの溝幅を狭くすることができ、締め付け部62を縮径させることができる。このように、締め付け部62を縮径させることで、締め付け部62内に挿通されたアウターパイプ10の基端部に締め付け部62が締め付けられ、アウターパイプ10の基端部がジョイント部材40に保持された状態となる。
図3に示すように、アウターパイプ10の基端部に外嵌されるジョイント部材40よりも先端側には、取付部30からのジョイント部材40の抜け止めを構成する止めリング70が配設される。
止めリング70を取付部30内に内嵌したときには、各外側突起部71・・・が、取付部30の周壁部31に形成された各貫通孔34・・・内にそれぞれ挿入されるように構成されている。このとき、図4に示すように、止めリング70の基端側の面は、ジョイント部材40の先端面に当接した状態となる。
止めリング70内にアウターパイプ10が挿通された状態では、内側突起部72とアウターパイプ10の外周面とは僅かに離れて配置される。具体的には、内側突起部72とアウターパイプ10の外周面との間隔L1が、外側突起部71の突出量L2よりも小さくなるように内側突起部72の突出量が設定されている。
図4に示す駆動装置21は、アウターパイプ10の先端部に取り付けられた回転刃11(図1参照)を回転駆動させるためのエンジンである。
この駆動装置21は、ケーシング22内に収容されており、駆動装置21の出力軸21aの先端部は、取付部30の基端側の開口部35aから取付部30内に挿入されている。
駆動伝達軸6は、図4に示すように、アウターパイプ10内に挿通された状態で、基端部が出力軸21aの先端部に取り付けられ、先端部はギヤケース11a(図1参照)内の回転軸(図示せず)を介して回転刃11に連結されている。
駆動伝達軸6の先端部は、図1に示すように、ギヤケース11a内の回転軸(図示せず)を介して回転刃11に連結されており、駆動伝達軸6(図4参照)の回転力は回転軸に伝達される。
次に、ケーシング22の取付部30にアウターパイプ10を取り付けるときの手順について説明する。
まず、図4に示すように、駆動装置21の出力軸21aには駆動伝達軸6が取り付けられた状態となっている。この駆動伝達軸6の周囲にジョイント部材40を配置し、ジョイント部材40をケーシング22の取付部30内に挿入して、ジョイント部材40を取付部30内に内嵌させる。なお、ジョイント部材40の基端面は、取付部30の基端側の側面35に当接させる。
このとき、ジョイント部材40の保持部材60の回転係止部61に形成された各係止溝61a・・・(図3参照)と、取付部30の周壁部31の内周面に形成された各係止突起部32・・・(図3参照)とが嵌合することで、取付部30内におけるジョイント部材40の回り止めが構成される。
拡径された止めリング70では、図5に示すように、外周面に形成された各外側突起部71・・・が、取付部30の周壁部31に形成された各貫通孔34・・・内にそれぞれ挿入され、止めリング70が取付部30内に内嵌された状態で係止される。
このように、ジョイント部材40よりも先端側で止めリング70が取付部30内に係止されるため、取付部30内からのジョイント部材40の抜け止めが構成される。
また、止めリング70は、ジョイント部材40の先端面に当接した状態で取付部30内に係止されるため、ジョイント部材40は取付部30内で軸方向に移動することができなくなり、ジョイント部材40は取付部30内に固定される。
そして、図2に示すように、ジョイント部材40の締め付け部62に取り付けられたボルト62bを締め込むことで、締め付け部62がアウターパイプ10の基端部に締め付けられる。
このようにして、アウターパイプ10の基端部がジョイント部材40に保持され、アウターパイプ10がケーシング22に取り付けられる。
なお、図5に示すように、止めリング70内に挿通されたアウターパイプ10の外周面と、内側突起部72とは僅かに離れており、内側突起部72とアウターパイプ10の外周面との間隔L1は、外側突起部71の突出量L2よりも小さくなっている。
以上のように構成された刈払機1では、次のような作用効果を奏する。
本実施形態の刈払機1では、図5に示すように、止めリング70の外側突起部71を取付部30に係止させるための部位が、取付部30の周壁部31の外面から内面に亘って形成された貫通孔34となっており、取付部30の周壁部31の厚みが薄くても、貫通孔34の深さを十分に確保することができるため、取付部30の周壁部31を薄くすることができ、ケーシング22を軽量化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、図5に示すように、止めリング70の外周面に三つの外側突起部71・・・を形成しているが、取付部30内に止めリング70を確実に係止させることができるのであれば、その個数は限定されるものではない。
また、止めリング70の内周面をアウターパイプ10の外周面に近づけた場合には、止めリング70の内周面に内側突起部72を形成しなくてもよい。
2 本体部
6 駆動伝達軸
10 アウターパイプ
11 回転刃
21 駆動装置
21a 出力軸
22 ケーシング
30 取付部
31 周壁部
34 貫通孔
40 ジョイント部材
50 弾性部材
60 保持部材
61 回転係止部
62 締め付け部
62a スリット溝
62b ボルト
70 止めリング
71 外側突起部
72 内側突起部
Claims (2)
- 駆動装置と、
前記駆動装置を収容するケーシングと、
基端部は前記ケーシングの外面に突設された筒状の取付部内に挿入され、先端部に回転刃が取り付けられるアウターパイプと、
前記アウターパイプ内に挿通された状態で、基端部が前記駆動装置の出力軸に取り付けられ、先端部は前記回転刃に連結される駆動伝達軸と、を備えた刈払機であって、
前記アウターパイプの基端部にはジョイント部材が外嵌されるとともに、
前記ジョイント部材よりも先端側で前記アウターパイプの周囲に止めリングが配設されており、
前記アウターパイプの基端部を前記取付部内に挿入した状態では、前記ジョイント部材及び前記止めリングが前記取付部内に内嵌され、前記止めリングの外周面に形成された外側突起部が、前記取付部の周壁部に形成された貫通孔に挿入されることを特徴とする刈払機。 - 前記止めリングの内周面には内側突起部が形成されており、前記内側突起部と前記アウターパイプの外周面との間隔が、前記外側突起部の突出量よりも小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の刈払機。
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